JP2005140281A - 固定装置、並びに、固定構造 - Google Patents

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正二 湯山
Hiroyuki Yuyama
裕之 湯山
Toshio Baba
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Abstract

【課題】 吸着力に優れ、被固定物をしっかりと支持可能な固定装置、および、当該固定装置をもって構成される固定構造の提供を目的とする。
【解決手段】 固定装置1は、大別して座部2と吸盤部3、係合部5から構成されている。座部2は、外観が扁平な形状を有し、他部材7の表面に面接触する接触面10側に開口した凹部12を有する。吸盤部3は、凹部12内に収納されている。吸盤部3は、常時は外縁部21が接触面10よりも外側に突出しているが、固定装置1を他部材7に吸着させると吸着面20全体が接触面10と略面一となる。またこの時、凹部12は、吸着部3によって開口全体が閉塞され、空気の出入りが阻止される。そのため、固定装置1は、空気の膨張・収縮に伴う吸着力の低下や脱落を起こさない。
【選択図】 図1

Description

本発明は、他部材に対して被固定物を固定する固定装置、並びに、当該固定装置によって被固定物を他部材に固定する被固定物の固定構造に関する。
従来より、装置類を設置台に設置するために下記特許文献1のような固定構造を採用したものがある。特許文献1に開示されている固定構造は、装置類の底面に設けられたゴム脚に吸盤を装着した構成である。装置類を設置台上に配置すると、装置類の自重によって吸盤が設置台に押しつけられ、吸着する。そのため、下記特許文献1のような固定構造によれば、吸盤の吸着力によって装置類の位置ズレを防止できる。
実開昭64−50474号公報
上記した特許文献1に開示されているように、吸盤の吸着力を利用した固定構造は、吸盤の吸着力が継続する限り装置類の位置ズレを防止できる。吸盤は、吸着面と設置台等の被吸着面との間をほぼ真空状態とすることで固定されるものであるため、外力の作用により吸着面の一部が持ち上がるなどして吸着面と被吸着面との間の真空状態が解除されると、直ちに吸着力がなくなる。そのため、上記特許文献1のような固定構造を採用した場合、装置類に対して側面方向から押す力が作用して吸着面の一端が持ち上がるなどすると、位置ズレ等を起こしてしまうという問題があった。
また、吸盤は、吸着固定時に吸着面と被吸着面との間に空気がわずかに残存することがある。この場合、外気温の変動や、吸着面と被吸着面との間のわずかな空間と吸盤部の外部との温度差等に起因して吸着面と被吸着面との間で空気が膨張すると、吸着力が低下するばかりか、場合によっては吸盤が吸着面から剥離してしまう。そのため、従来技術で採用されている吸盤やこれを用いた固定構造では、経時的に吸盤の吸着力が低下してしまうという問題があった。
また、上記特許文献1に開示されているような固定構造では、卓上機器を揺さぶる方向に外力が作用すると、その外力が吸盤に作用してしまい、卓上機器がぐらついたり、吸盤が机等から剥がれてしまうという問題があった。
本発明は、吸着力に優れ、被固定物をしっかりと支持可能な固定装置、および、当該固定装置をもって構成される固定構造の提供を目的とした。
上記したように、吸盤は、吸着面と、吸着面が吸着している他部材の表面との間に残存する空気が気温等の変化に伴って膨張・収縮を繰り返すことにより他部材の表面から剥がれ落ちることがある。従って、吸盤の吸着力を長期にわたって維持させるためには、吸盤の吸着面と他部材の表面との間に形成される僅かな隙間に含まれている空気、並びに、吸盤の外部空間にある空気の温度変化が少ないことが望ましい。
かかる知見に基づいて提供される請求項1に記載の発明は、他部材に対して被固定物を固定する固定装置であって、被固定物に固定され、他部材に対して面接触する接触面、並びに、収納部を具備した座部と、他部材に対して吸着する吸盤部とを有し、当該吸盤部は、前記収納部内に存在していることを特徴とする固定装置である。
本発明の固定装置は、座部の収納部内に吸盤部が存在しており、吸盤部を被固定物に吸着させると、座部の接触面と他部材とが面接触して収納部と座部の外部雰囲気とが遮断される。従って、本発明の固定装置では、外部雰囲気の温度変化等が起こっても収納部内の空気の膨張・収縮が殆ど起こらない。
また、本発明の固定装置では、吸盤部が収納部内にあるため、固定装置を他部材に吸着させた際に吸盤部と他部材との間に形成される僅かな隙間は、座部の外部雰囲気から遮断された状態になる。また、本発明の固定装置では、収納部内の空間が、吸盤部の外部雰囲気に相当する。上記したように、収納部は、座部の外部雰囲気から遮断された状態となるため、収納部内の温度は外気温等の変動の影響をさほど受けない。そのため、本発明の固定装置では、上記した隙間にある空気と、吸盤部の外部雰囲気との温度差が極めて小さく、前記隙間内における空気の膨張・収縮が殆ど起こらない。従って、本発明の固定装置は、外気温の変動等があっても他部材から剥がれたり吸着力が低下したりせず、被固定物を他部材に強固に固定できる。
また、本発明の固定装置は、吸盤部が収納部内にあり、吸盤部を他部材に対して吸着させると座部の接触面が他部材に対して面接触する。そのため、本発明の固定装置は、被固定物を揺さぶる方向に外力が作用したとしても、この外力の大部分は座部の接触面に作用し、吸盤部には殆ど作用しない。よって、本発明の固定装置では、被固定物を揺さぶる外力が作用しても吸盤部は他部材の表面から剥がれず、吸着状態を維持する。従って、本発明の固定装置によれば、被固定物のぐらつきやがたつきを最小限に抑制できる。
さらに、本発明の固定装置は、吸盤部が収納部内にあり、座部によって包囲され保護された状態となっている。従って、本発明の固定装置は、外側から吸盤部に直接触れたり外力を作用させたりすることができず、これによる脱落や剥離が起こらない。また、本発明の固定装置では、吸盤部が外部雰囲気に直接晒されないため材質の劣化が起こりにくい。そのため、本発明の固定装置は、吸盤部の吸着力が長年にわたって維持され、被固定物の固定状態を長期にわたって維持できる。
また、同様の課題を解決すべく提供される請求項2に記載の発明は、他部材に対して被固定物を固定する固定装置であって、被固定物に固定され、他部材に対して面接触する接触面、並びに、収納部を具備した座部と、他部材に対して吸着する吸着面を具備した吸盤部とを有し、当該吸盤部は、収納部内に存在し、他部材に吸着することにより吸着面と接触面とが面一になることを特徴とする固定装置である。
本発明の固定装置は、吸盤部を他部材に吸着させると、吸盤部の吸着面と座部の接触面とが面一になる。そのため、本発明の固定装置を他部材に吸着固定させると、吸盤部の周囲が他部材の吸着面によってシールすることができる。従って、本発明の固定装置は、他部材に対して吸着固定させると、吸着面と他部材の表面との間に形成される僅かな隙間が、吸盤部と座部とによって構成される2重構造によって外部雰囲気から隔離された状態となる。また、通常、吸着面と他部材の表面との間に形成される隙間はごく僅かなものであるため、この隙間に含まれる空気もごく微量である。そのため、吸着面と他部材の表面との隙間に残存する空気は、外気温の変動等の影響を受けにくく、膨張・収縮を殆ど起こさない。従って、本発明の固定装置によれば、外気温の変動等の外部雰囲気の影響を受けることなく被固定物を他部材に対してしっかりと固定できる。
また、本発明の固定装置は、吸盤部を吸着固定した際に座部の接触面が他部材の表面に面接触する。そのため、本発明の固定装置では、被固定物を揺さぶる方向に作用する外力の大部分が座部の接触面で支持され、吸盤部には殆ど作用しない。従って、本発明の固定装置は、吸盤部が他部材の表面から剥がれにくく、被固定物のぐらつきやがたつきを確実に抑制できる。
本発明の固定装置は、吸盤部が収納部内に収納され、座部によって保護された状態となっている。そのため、本発明の固定装置は、ひとたび他部材に固定すると、吸盤部に対して外側から直接触れたり外力を作用させたりすることができない。そのため、本発明の固定装置は、吸盤部に対して直接作用する外力これによる脱落や剥離が起こらない。また、本発明の固定装置は、吸着部が座部によって保護され、外部雰囲気に直接晒されない。そのため、本発明の固定装置は、吸着部の経年劣化が極めて少ない。従って、本発明によれば、吸盤部の吸着力が長年にわたって維持され、被固定物の固定状態を長期にわたって維持可能な固定装置を提供できる。
請求項3に記載の発明は、他部材に対して被固定物を固定する固定装置であって、被固定物に固定され、他部材に対して面接触する接触面、並びに、収納部を具備した座部と、収納部内に存在し、他部材に対して面接触する吸着面を具備した吸盤部とを有し、他部材側への外力を受けて吸盤部の吸着面が座部の接触面と面一になることを特徴とする固定装置である。
本発明の固定装置は、他部材側に向かう外力の作用を受けて、吸盤部の吸着面と座部の接触面とが面一となる。そのため、例えば他部材の表面がざらついている場合のように、吸着部の吸着力が十分発揮できない場合や、吸着しない場合であっても、座部の接触面側が面一となり被固定部材をしっかりと支持できる。従って、本発明によれば、他部材の表面状態がいかなる状態であっても被固定部材を確実に支持可能な固定装置を提供できる。
また、吸盤部の吸着力が十分発揮される場合、本発明の固定装置は、上記請求項2の固定装置と同様に吸着面と他部材の表面との間に形成される僅かな隙間が、吸盤部と座部とによって構成される2重構造によって外部雰囲気から隔離された状態となる。さらに、この場合は吸着面と他部材の表面との隙間に含まれる空気もごく微量である。そのため、本発明の固定装置は、吸着面と他部材の表面との隙間に残存する空気の膨張・収縮の影響を殆ど受けず、被固定部材をしっかりと他部材に固定できる。
また、本発明の固定装置は、吸盤部が他部材に対して吸着すると、座部の接触面が他部材の表面に面接触するため、被固定物を揺さぶる方向に作用する外力の大部分は接触面で支持され、吸盤部には殆ど作用しない。従って、本発明の固定装置は、吸盤部が他部材の表面から剥がれにくく、被固定物のぐらつきやがたつきを確実に抑制できる。
本発明の固定装置は、吸盤部が収納部内に存在し、座部によって保護された状態となっている。そのため、本発明の固定装置は、紫外線や太陽光線等の外部雰囲気の影響に伴う経年劣化が殆ど起こらない。
請求項4に記載の発明は、吸盤部が、他部材に吸着することにより前記開口の略全体を閉塞することを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の固定装置である。
本発明の固定装置は、他部材に対して吸着固定した時に開口の略全体が吸盤部によって閉塞され、これにより収納部内の空間が外部雰囲気から略完全に遮断された状態となる。即ち、本発明の固定装置は、他部材に対して吸着固定した際に座部の内側にある全ての部位が外部雰囲気から遮断された状態になる。よって、本発明の固定装置では、外気温等の変動が起こっても、収納部の内部空間にある空気や、吸盤部と他部材との間に残存するごく僅かな隙間にある空気の膨張・収縮が殆ど起こらない。従って、本発明によれば、外部雰囲気の変動に伴う他部材からの脱落が殆ど起こらない固定装置を提供できる。
請求項5に記載の発明は、座部および吸盤部が一体的に成型されていることを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載の固定装置である。
かかる構成によれば、固定装置の構成を簡素化でき、製造コストを最小限に抑制できる。
また、上記請求項1乃至5のいずれかに記載の固定装置は、座部および吸盤部を同一の材質で作製したものであってもよい。(請求項6)
かかる構成によれば、固定装置の製造に要する手間を簡略化でき、製造コストを最小限に抑制できる。
請求項7に記載の発明は、座部が、接触面側に開口した収納部と、当該収納部を取り巻く外郭部とを有し、当該外郭部の肉厚は前記収納部の肉厚よりも厚いことを特徴とする請求項1乃至6のいずれかに記載の固定装置である。
本発明の固定装置は、座部の接触面側に開口した収納部を外郭部が取り巻いた構成となっている。そのため、本発明の固定装置は、収納部の内部空間が他部材に対して吸着固定した時に外郭部によってシールされた状態となり、外部雰囲気から略完全に遮断された状態となる。よって、本発明の固定装置では、外気温の変動等に伴う収納部の内部空間にある空気や、吸盤部と他部材との間に残存するごく僅かな空気の膨張・収縮が殆ど起こらない。従って、本発明によれば、外部雰囲気の変動に伴う他部材からの脱落が殆ど起こらない固定装置を提供できる。
また、本発明の固定装置は、外郭部の肉厚が前記収納部の肉厚よりも厚くなっている。そのため、本発明の固定装置は、外郭部が硬く、被固定物を揺さぶる方向に多少大きな外力が作用しても、座部の厚み方向に殆ど変形しない。従って、本発明の固定装置は、被固定物を揺さぶる方向に外力が作用しても、これによって他部材からめくれ上がったり、他部材から剥ぎ取られず、被固定物を他部材にしっかりと固定することができる。
請求項8に記載の発明は、座部に座部の厚み方向への変形を阻止する変形阻止部材が装着されていることを特徴とする請求項1乃至7のいずれかに記載の固定装置である。
かかる構成によれば、被固定物を揺さぶる方向に外力が作用しても、座部は厚み方向に変形しない。そのため、本発明の固定装置は、他部材に対して固定された状態からめくれ上がったり、他部材から剥ぎ取られることがなく、被固定物を他部材にしっかりと固定することができる。
請求項9に記載の発明は、変形阻止部材が、座部よりも硬質であることを特徴とする請求項8に記載の固定装置である。
かかる構成によれば、被固定物を揺さぶる方向に多少大きな外力が作用しても、座部の厚み方向への変形を阻止できる。従って、本発明によれば、被固定物を他部材にしっかりと固定でき、被固定物のぐらつきやがたつきを最小限に抑制可能な固定装置を提供できる。
請求項10に記載の発明は、変形阻止部材が、座部の接触面に対して略平行に装着されていることを特徴とする請求項8または9に記載の固定装置である。
かかる構成によれば、被固定物への外力の作用による、座部の厚み方向への変形を確実に阻止できる。従って、本発明の固定装置は、被固定物のぐらつきやがたつきを最小限に抑制できる。
請求項11に記載の発明は、座部が、接触面に対して対向する装着面を有し、当該装着面には、被固定物に対して係合する係合手段が設けられていることを特徴とする請求項1乃至10のいずれかに記載の固定装置である。
かかる構成によれば、固定装置を容易かつ確実に被固定物に装着できる。
請求項12に記載の発明は、座部が、扁平形状であることを特徴とする請求項1乃至11のいずれかに記載の固定装置である。
本発明の固定装置は、座部が扁平形状であるため、重心が低い位置にある。そのため、本発明の固定装置は、被固定物を揺さぶる方向に外力が作用しても、この外力をしっかりと受け止め、被固定物のがたつきやぐらつきを最小限に抑制できる。
請求項13に記載の発明は、一又は複数の面を有し、他部材に固定される被固定物の固定構造であって、被固定物の一又は複数の面には、請求項1乃至12のいずれかに記載の固定装置が装着されており、当該固定装置は、座部の接触面に対向する装着面を被固定物側に向けて装着されていることを特徴とする被固定物の固定構造である。
本発明の被固定物の固定構造は、被固定物の一又は複数の面に上記した固定装置を設けた構成とされている。そのため、本発明によれば、被固定物を他部材にしっかりと固定可能な固定構造を提供できる。
本発明によれば、被固定物を他部材に対してしっかりと固定可能な固定装置、並びに、固定構造を提供できる。
続いて、本発明の一実施形態である固定装置および固定構造について図面を参照しながら詳細に説明する。図1(a)は、本発明の一実施形態である固定装置を示す正面図であり、同(b),(c)は、同(a)に示す固定装置を示す斜視図である。また、図2(a)は、図1に示す固定装置を他部材に固定する前の状態を示す断面図であり、同(b)は、図1に示す固定装置を他部材に固定した状態を示す断面図である。図3(a)は、図1に示す固定装置の変形例を示す断面図であり、同(b)は同(a)のA部を拡大した断面図である。
図1において、1は本実施形態の固定装置である。固定装置1は、大別して座部2と吸盤部3、係合部5とを有する。座部2、吸盤部3および係合部5は、いずれも天然ゴム製であり、一体的に成型されている。固定装置1は、シャーカステン等の医療用機械や医療用器具をはじめとする装置や器具等の被固定物6の底面等に係合部5を係合させ、吸盤部3を机や壁面等の他部材7に吸着させて使用される。
座部2は、図1に示すように外観が扁平で略円盤形となっている。座部2は、吸盤部3側に、他部材7に面接触する接触面10があり、これに対向する位置に、被固定物6に面接触する装着面11を有する。座部2は、接触面10側の中央部に、開口形状が略円形で装着面11側に向かってテーパー状に窪んだ凹部12(収納部)があり、その周囲が外郭部13によって包囲されている。外郭部13の肉厚d1(座部2の厚み方向の長さ)は、凹部12の肉厚d2や肉厚d3よりも厚い。そのため、座部2の外郭部13に相当する位置は、凹部12に相当する位置よりも硬く、座部2の厚み方向への押圧力に対して変形しにくい。
凹部12の底面に相当する位置には、図2に示すようにドーナツ状の補強板15が埋め込まれている。補強板15は、外周部16が座部2の外郭部13に埋め込まれており、装着面11に対して水平な姿勢を取っている。補強板15は、肉薄になっている凹部12に相当する位置の厚み方向への変形を最小限に抑制すると共に、装着面11に作用する応力を外郭部13側に分散させる効果を有する。そのため、座部2に対して作用する応力は、接触面10全体に略均等に作用する。
座部2の接触面10側であって、凹部12に相当する位置には、椀状の吸盤部3が設けられている。吸盤部3は、机等の他部材7に対して吸着する吸着面20を有する。吸盤部3は、可撓性を有し、座部2の装着面11側から固定装置1の厚み方向に作用する力を受けて弾性変形する。
吸盤部3は、常時は吸着面20の周縁部21が接触面10よりも外側に突出しており、外縁部21と外郭部13との間に所定の隙間22が形成されている。その一方で、図2に矢印Fで示すように固定装置1の厚み方向に力を作用させると、吸盤部3は弾性変形し、接触面10と略面一となり、隙間22を略閉塞する。これにより、隙間22から凹部12内への空気の流出入が阻止される。そのため、固定装置1を他部材7に吸着固定すると、凹部12内に閉じこめられた空気は、外気温等の変動があっても殆ど膨張や収縮を起こさない。
また、固定装置1を他部材7に吸着固定させると、吸盤部3全体が凹部12内に収納され、外気や凹部12内の空気と殆ど接触しない。そのため、図2(b)のように、固定装置1の固定時に他部材7の表面との間に残存する僅かな空隙23に空気が残存していても、この空気は外気温の変動等に伴う膨張を殆ど起こさない。従って、固定装置1は、凹部12内や吸盤部3と他部材7の表面との間に残存している空気の膨張による剥離が殆ど起こらない。
さらに、固定装置1は、他部材7に吸着固定させると、吸盤部3全体が凹部12内に収納され、保護される。そのため、固定装置1は、ひとたび他部材7に吸着固定すると、吸盤部3に対して座部2の外側から直接触れたり、外力を作用させたりすることができない状態となり、外力の作用等による脱落が起こりにくい。また、吸盤部3は、外部雰囲気に直接晒されないため、紫外線や太陽光線等の影響を殆ど受けず、劣化の進行が遅い。そのため、固定装置1は、吸盤部3の吸着力が長年にわたって維持される。
係合部5は、図1等に示すように、座部2の装着面11側に突出した突起状の部分である。係合部5は、先端側がテーパー状の形状となった差込部25と、軸部26とから成る。係合部5は、被固定物6の固定面27に設けられた装着孔28に被固定物6の外側から挿通される。係合部5は、装着孔28を乗り越えて嵌入した差込部25と座部2の装着面11との間に被固定物6の固定面27が挟まれ、密着した状態となる。
上記したように、固定装置1は、座部2をはじめとする全体形状が扁平であるため、重心が他部材7近傍にある。そのため、固定装置1は、被固定物6を揺さぶる方向に外力が作用してもこの外力をしっかりと受け止め、被固定物6のがたつきを確実に防止できる。
固定装置1は、座部2、吸盤部3および係合部5がゴムを用いて一体的に成型されている。そのため、固定装置1は、構成が簡略で製造に要する手間が少なく、製造コストを最小限で済む。
固定装置1は、座部2の中心にある凹部12の周囲を外輪部13で取り囲んだ構成となっている。そのため、固定装置1は、他部材7に吸着させると、外輪部13によって凹部12がシールされた状態となり、凹部12への空気の出入りがほぼ阻止される。そのため、固定装置1は、他部材7に吸着させると、凹部12内の空気や、吸盤部3と他部材7との隙間22に残存するごく僅かな空気の膨張や収縮が殆ど起こらない。従って、固定装置1は、外気温が変動するなどしても他部材7から脱落せず、被固定物6を他部材7に対してしっかりと固定できる。
上記したように、固定装置1は、外輪部13の肉厚が前記収納部の肉厚よりも厚くなっているため外郭部13が硬い。これに加えて、固定装置1は、肉厚の薄い凹部12に相当する位置を補強板15で補強した構成となっている。被固定物6に対してこれを揺さぶる方向に多少大きな外力が作用しても殆ど変形しない。従って、固定装置1は、被固定物6を揺さぶるような外力が作用しても、これによって吸着部3が他部材7の表面からからめくれ上がったり剥がれたりせず、被固定物6をしっかりと固定することができる。
本実施例の固定装置1は、補強板15を除く部分が天然ゴム製であるため、免震効果を有する。そのため、固定装置1を被固定部材6に装着した構成とすれば、被固定物6を揺さぶるような外力を他部材7側に効率よく分散することができ、被固定物6のがたつきを最小限に抑制できる。
上記した固定装置1において採用されている吸盤部3は、他部材7の表面が平滑であり、吸着面20との隙間22をほぼ真空状態とすることで吸着力が発生するものである。そのため、他部材7の表面がざらついている場合は、吸着力が不十分となったり吸着しない場合がある。しかし、被固定物6の自重等で他部材7側に固定装置1に対して外力が作用すると、吸盤部3の吸着面20が座部2の接触面10と略面一になる。そのため、固定装置1は、吸着部3の吸着力が十分発揮できない場合であっても、接触面10および吸着面20全体で被固定物6をしっかりと支持できる。
上記した固定装置1は、係合部5を差込部25および軸部26を具備した構成であったが、本発明はこれに限定されるものではなく、例えば座部2の装着面11から突出したネジ軸等のような連結構造を採用できる。また、固定装置1は、係合部5に代わって、被固定物6側からボルトやネジを装着可能なネジ孔を設けた構成とすることも可能である。
固定装置1は、他部材7に対する吸着力が強く、その強度が長期にわたって維持されるため、他部材7への着脱を繰り返すと座部2と吸盤部3との接続部分30に大きな負荷が作用し、座部2と吸盤部3境界部分にひび割れや亀裂が生じる可能性がある。この場合、座部2と吸盤部3との接続状態が不安定になるばかりか、場合によっては吸着部3の吸着力にも影響を与えるおそれがある。かかる問題に対応すべく、固定装置1は、図3に示すように接続部分30を座部2と吸盤部3との境界部分を湾曲させるなどしてなだらかに繋いだ構成とすることが望ましい。かかる構成によれば、固定装置1を頻繁に着脱しても接続部分30に作用する外力が分散され、当該部位のひび割れや亀裂が起こらず、これに起因する吸着不良を防止できる。
また、被固定物6を揺さぶる方向への外力が頻繁に作用する場合は、被固定物6に装着された係合部5の軸部26と座部2との境界部分にひび割れや亀裂が発生する可能性がある。この場合、被固定物6と固定装置1との接続状態が不安定になるおそれがある。かかる問題に対応すべく、図3のように係合部5の軸部26と座部2との境界部分をなだらかに繋がるように成型しても良い。かかる構成によれば、接続部分31におけるひび割れy亀裂を最小限に抑制し、被固定物6をしっかりと支持可能な固定装置1を提供できる。
固定装置1は、補強板15を除く部位が天然ゴム(NR)製であったが、本発明はこれに限定されるものではなく、例えば天然ゴムと同様に機械的強度が大きく、弾力性に優れたスチレンブタジエンゴム(SBR)等を好適に使用できる。
続いて、上記実施形態の固定装置1を用いて構成される固定構造の一実施例を図面を参照しながら詳細に説明する。図4は、本発明の一実施例であるシャーカステン装置を示す正面図である。図5は、図4のA−A断面図であり、図6は、図4のB−B断面図である。
図4において、50は本実施例のシャーカステン装置である。シャーカステン装置50は、上記実施形態における被固定物6に相当するものであり、図5および図6に示すように、筐体51の正面側にスクリーン52を嵌め込んだ枠体53を装着した構成となっている。筐体51の内部には、スクリーン52側に向けて光を照射する照射装置55等の機器類が内蔵されている。筐体51の底面56側には、机や設置台等の他部材7に面接触する脚部材57が装着されている。
筐体51は、図6のように断面視が略「コ」字形であり、正面側に開口した箱状の部材である。筐体51は、天面63側に幅方向に直線状に延伸した被係合溝58を有する。また、筐体51の底面56側には、正面側の開口端を内側に向けて略「コ」字形折り返して成型された被係合部59がある。被係合溝58および被係合部59は、いずれも後述する枠体53の端部が係合する部分である。
筐体51の内部には、照射装置55と、反射板60とが内蔵されている。照射装置55は、筐体51の正面に装着されたスクリーン52に対して幅方向に複数(本実施例では8本)の蛍光灯61と、当該蛍光灯61のそれぞれに接続され、電力を供給するソケット62a,62bとから構成されている。蛍光灯61は、筐体51の天面63側に固定された
ソケット62aと、底面56側に固定されたソケット62bとの間に挟持されている。ソケット62a,62bは、いずれも後述する電源スイッチ78に電気的に接続されている。
反射板60は、図5および図6に示すように、スクリーン52の幅方向両端部にある蛍光灯61sに隣接する位置にある側部反射板65,65と、筐体51の天面63側にある上部反射板66と、底面56側にある下部反射板67とから構成されている。反射板60は、いずれも蛍光灯61の放つ光を筐体51の正面側に反射するものであり、スクリーン52全体をくまなく照射可能な角度に調整されている。
枠体53は、天面63側にある天面係合部75を筐体51の被係合溝58に係合させると共に、底面56側にある底面係合部76を筐体51の被係合部59に嵌め込むことにより筐体51の正面側に装着されている。枠体53は、例えばアクリル板のような透光性を有する素材で作製された板状のスクリーン52によって筐体51の正面を閉塞した構造となっている。スクリーン52は、筐体51に内蔵された照射装置55の発する光を受けて発光する。枠体53は、スクリーン52上にレントゲンフィルム等の被照射物(図示せず)を挟持する挟持部77を有する。また、枠体53の底面56側には、照射装置55をオンオフするための電源スイッチ78が設けられている。
筐体51は、厚み方向の長さ(奥行きd)が高さhや幅wよりも極端に短い。また、シャーカステン装置50は、正面部分の面積に比べて底面56の面積が極端に小さい。そのため、シャーカステン装置50は、筐体51の底面56を下方に向けた状態における設置状態を安定化すべく底面56側に筐体51の奥行き方向に伸びる脚部材57を装着した構成とされている。
脚部材57は、机や壁面等の他部材7側に向く固定面70を有し、図4等に示すように、角度θを任意に調整可能なように筐体51を側面71,71側から支持するものである。固定面70は、上記実施形態における固定面27に相当する面であり、脚部材57の長手方向の両端部に装着孔72,72を有する。固定面70には、各装着孔72に差込部25を差し込むことにより固定装置1が装着されている。固定装置1は、装着面11が脚部材57の固定面70に面接触し、接触面10が他部材7の表面側に向いた状態で装着されている。
シャーカステン装置50を机等の被固定物6上に配置すると、脚部材57の固定面70に装着された固定装置1の接触面10が被固定物6の表面に接触する。脚部材57,57に装着された各固定装置1には、シャーカステン装置50の重量が略均等に作用する。固定装置1は、被固定物6側に押しつけられ、図2(b)のように吸着面20が被固定物6の表面に吸着する。この時、吸着面20が座部2の接触面10と略面一となると共に、吸着面20の外縁部21が吸盤部3と座部2の外縁部21との隙間22を閉塞する。また、吸盤部3は、凹部12の内部に収納される。吸盤部3と被固定物6との間に形成されるごく僅かな空隙23および隙間22は、固定装置1の外側の領域から遮断される。従って、本実施例に示すシャーカステン装置50の固定構造では、空隙23や隙間22内に閉じこめられた空気は、外気温等が変動しても殆ど膨張せず、固定装置1の剥離が殆ど起こらない。
また、上記したように、固定装置1は、吸盤部3が凹部12内に収納された構造となっている。さらに、固定装置1の座部2は硬質の補強板15によって補強されている。そのため、固定装置1は、被固定物6から剥離する方向への外力(図2中矢印P方向)を受けても殆ど変形しない。従って、固定装置1は、座部2の一端側に被固定物6から剥離する方向への外力が作用しても、被固定物6から剥離しない。そのため、シャーカステン装置55は、例えばフィルムを装着する際に手などが当たってシャーカステン装置55の奥行き方向に多少大きな外力が作用しても、脚部材57が被固定物6から離れない。
シャーカステン装置50は、他部材7の表面が平滑であれば吸盤部3の吸着力により他部材7にしっかりと固定できる。これに加えて、固定装置1は、万一他部材7の表面状態がざらついていたり、凹凸を有するなどして吸盤部3をしっかりと吸着できない場合であっても、吸盤部3がシャーカステン装置50の自重で他部材7側に押しつけられて座部2の接触面10と略面一になる。そのため、シャーカステン装置50は、吸盤部3の吸着力が期待できない場合場所に設置されても、接触面10および吸着面20全体で被固定物6をしっかりと支持できる。
上記実施例のシャーカステン装置55は、脚部材57の固定面70に固定装置1を装着した構成であったが、本発明はこれに限定されるものではなく、例えば図7(a)のように筐体51の底面56に固定装置1を装着すると共に、筐体51の背面64の任意の位置にも固定装置1を装着し、この固定装置1を机等の被固定物6に隣接する壁面に吸着させた構成とすることが可能である。かかる構成によれば、シャーカステン装置55を脚部材57の固定面70および筐体51の背面64の2面で固定する強固な固定構造を形成できる。
また、上記したように底面56側と背面64側の2面に固定装置1を装着してシャーカステン装置55を固定する場合は、固定強度が高いため、例えば図7(b)のように上記した脚部材57に代わってこれよりも奥行き方向の長さが短い脚部材80を採用してもよい。かかる構成によれば、シャーカステン装置55の設置領域を大幅に縮小できる。
また、上記実施形態では、シャーカステン装置55のスクリーン52を任意の角度に設定すべく筐体51を脚部材57に装着した例を例示したが、本発明はこれに限定されるものではなく、例えば図7(c)のように筐体51の底面56に直接固定装置1を装着した構成としてもよい。かかる構成によれば、シャーカステン装置55の設置領域を大幅に縮小でき、製造コストの低減や製造工程の簡略化を行える。
上記実施例で例示した固定構造は、机等の他部材7に対する吸着力が強く、耐震性やクッション強度が高い。そのため、本発明の固定構造は、上記実施例のシャーカステン装置55のような医療用機械・器具に加えて、例えばオートクレーブ等に代表される医療機器や、台所用品や事務用品等に代表される日用品、テレビ、ビデオ、オーディオ機器等の電気機器類をはじめとして他のあらゆる装置・機器類の固定にも好適に使用できる。
また、本発明の固定装置、並びに、固定構造は、吸着力に優れ、免震効果も有するため精密機器等の振動を嫌う装置・機器類や電気ストーブのように転倒するおそれがあるものの固定に好適に使用できる。上記した固定構造は、卓上に設置する装置・機器類の固定に好適に使用できるが、壁面等のように水平面に対して所定の傾斜を有する壁面への装置・機器類の固定にも使用できる。
(a)は、本発明の一実施形態である固定装置を示す正面図であり、同(b),(c)は、同(a)に示す固定装置を示す斜視図である。 (a)は、図1に示す固定装置を他部材に固定する前の状態を示す断面図であり、同(b)は、図1に示す固定装置を他部材に固定した状態を示す断面図である。 (a)は、図1に示す固定装置の変形例を示す断面図であり、同(b)は、同(a)の要部拡大図である。 本発明の一実施例であるシャーカステン装置を示す正面図である。 図3のA−A断面図である。 図3のB−B断面図である。 図3に示すシャーカステン装置の変形例を示す斜視図である。
符号の説明
1 固定装置
2 座部
3 吸盤部
5 係合部
6 被固定物
7 他部材
10 接触面
11 装着面
12 凹部(収納部)
13 外輪部(外郭部)
15 補強板
16 外周部
20 吸着面
21 外縁部
22 隙間
23 空隙
50 シャーカステン装置(被固定物)
57 脚部材

Claims (13)

  1. 他部材に対して被固定物を固定する固定装置であって、被固定物に固定され、他部材に対して面接触する接触面、並びに、収納部を具備した座部と、他部材に対して吸着する吸盤部とを有し、当該吸盤部は、前記収納部内に存在していることを特徴とする固定装置。
  2. 他部材に対して被固定物を固定する固定装置であって、被固定物に固定され、他部材に対して面接触する接触面、並びに、収納部を具備した座部と、他部材に対して吸着する吸着面を具備した吸盤部とを有し、当該吸盤部は、収納部内に存在し、他部材に吸着することにより吸着面と接触面とが面一になることを特徴とする固定装置。
  3. 他部材に対して被固定物を固定する固定装置であって、被固定物に固定され、他部材に対して面接触する接触面、並びに、収納部を具備した座部と、収納部内に存在し、他部材に対して面接触する吸着面を具備した吸盤部とを有し、他部材側への外力を受けて吸盤部の吸着面が座部の接触面と面一になることを特徴とする固定装置。
  4. 吸盤部は、他部材に吸着することにより前記開口の略全体を閉塞することを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の固定装置。
  5. 座部および吸盤部は、一体的に成型されていることを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載の固定装置。
  6. 座部および吸盤部は、同一の材質で作製されていることを特徴とする請求項1乃至5のいずれかに記載の固定装置。
  7. 座部は、接触面側に開口した収納部と、当該収納部を取り巻く外郭部とを有し、当該外郭部の肉厚は前記収納部の肉厚よりも厚いことを特徴とする請求項1乃至6のいずれかに記載の固定装置。
  8. 座部には、座部の厚み方向への変形を阻止する変形阻止部材が装着されていることを特徴とする請求項1乃至7のいずれかに記載の固定装置。
  9. 変形阻止部材は、座部よりも硬質であることを特徴とする請求項8に記載の固定装置。
  10. 変形阻止部材は、座部の接触面に対して略平行に装着されていることを特徴とする請求項8または9に記載の固定装置。
  11. 座部は、接触面に対して対向する装着面を有し、当該装着面には、被固定物に対して係合する係合手段が設けられていることを特徴とする請求項1乃至10のいずれかに記載の固定装置。
  12. 座部は、扁平形状であることを特徴とする請求項1乃至11のいずれかに記載の固定装置。
  13. 一又は複数の面を有し、他部材に固定される被固定物の固定構造であって、被固定物の一又は複数の面には、請求項1乃至12のいずれかに記載の固定装置が装着されており、当該固定装置は、座部の接触面に対向する装着面を被固定物側に向けて装着されていることを特徴とする被固定物の固定構造。
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