JP2005137105A - キャンド・リニアモータ電機子およびキャンド・リニアモータ - Google Patents

キャンド・リニアモータ電機子およびキャンド・リニアモータ Download PDF

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透 鹿山
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Abstract

【課題】 冷媒が純水や水であっても絶縁破壊が生じず、キャン部等の温度上昇を極めて低減できるキャンド・リニアモータ電機子およびキャンド・リニアモータを提供する。
【解決手段】 固定子100aは、電機子巻線108を額縁状に囲むように形成してなる筐体101aと、筐体101aの開口部を密閉すると共に筐体101aおよび電機子巻線108の両側面を保持してなる巻線固定枠109aと、巻線固定枠109aを間に挟み筐体101aの両側面に設けられた額縁状の筐体101bと、筐体101bの開口部を密閉するキャン102aと、巻線固定枠109a、筐体101bおよびキャン102aで囲まれた空間に形成された冷媒通路110aと、押え板104、キャン102a、筐体101b、巻線固定枠109aおよび筐体101aを貫通するキャン固定用ボルト103を介して、これらの部材を結合して、電機子を構成する。
【選択図】 図2

Description

本発明は、半導体製造装置や工作機のテーブル送りに使われると共に、リニアモータ本体の低温度上昇が要求されるキャンド・リニアモータ電機子およびキャンド・リニアモータに関する。
従来、半導体製造装置や工作機のテーブル送りに用いられると共に、リニアモータ本体の低温度上昇が要求されるキャンド・リニアモータは、例えば図5のようになっている(特許文献1、特許文献2を参照)。
図5は従来技術を示すキャンド・リニアモータの全体斜視図である。
図5において、1xはキャンド・リニアモータ、100xは固定子、101xは筐体、102xはキャン、103はキャン固定用ボルト、104は押え板、105は端子台、106は冷媒供給口、107は冷媒排出口、200は可動子、201は界磁ヨーク支持部材、202は界磁ヨーク、203は永久磁石である。
可動子200は、上下に対向する2つの界磁ヨーク202と、該界磁ヨーク202の間に配置されると共にその四隅に設けられた界磁ヨーク支持部材201と、該界磁ヨーク202の互いの対向面に夫々取り付けられた永久磁石203とから構成されており、界磁ヨーク202と界磁ヨーク支持部材201の組立後の形状は、進行方向の断面で見ると、ちょうど中空空間を有した略ロの字状の断面形状となっている。そして、可動子200の中空空間内に固定子100が挿入され、その場合、永久磁石203が固定子100の電機子108と対向するように配置される。可動子200は、図示しないリニアガイド等によって支持されている。
図6は、図5のA−A線に沿うキャンド・リニアモータの正断面図である。また、図7は図6のキャン102xを取り除いた状態を示す固定子内部構造を説明するための側面図である。
図6、図7において、固定子100xは、内部を中空とする額縁状の金属製筐体101xと、この筐体101xの中空部分を覆うための、筐体101xの外形を象った板状のキャン102と、キャン102xを筐体101xに固定するためのキャン固定用ボルト103の通し穴を持ちキャンを均等な荷重でもって押えるための押え板104と、筐体101xの中空内に配置された3相の電機子巻線108と、電機子巻線108を固定してなる平板状の巻線固定枠109xと、筐体101xとキャン102xの縁より少し大き目に象られたOリング111と、巻線固定枠109xと筐体101xを固定するための巻線固定用ボルト113xにより構成されている。キャン102xおよび巻線固定枠109xの材質は樹脂製であり、例えばエポキシ樹脂あるいはポリフェニレンサルファイド(PPS)などの熱可塑性樹脂が用いられる。筐体101xの空洞部の形状は、電機子巻線108の外周を囲うように象られている。電機子巻線108は板状に形成された巻線固定枠109xの両面に配置されている。電機子巻線108と一体になった巻線固定枠109xは、筐体101xの中空内に配置され、巻線固定用ボルト112で筐体109xと固定される。筐体101xの表裏の縁には、周回した溝121が設けられており、そこにOリング111が配置される。そして、筐体101xにふたをするようにキャン102が筐体101xの表裏に配置される。キャン102xの上から筐体101xの縁に沿って押え板104が敷かれ、キャン固定用ボルト103にて締め付けられ、キャン102xと筐体101xは固定される。電機子巻線108は、複数の集中巻コイルを3相分用意したもので構成され、平板状の巻線固定枠109xの左右両側に貼り付けられている。電機子巻線108への電力供給は、筐体101xに取り付けられた端子台105から行われる。端子台105と電機子巻線108はリード線(図示しない)で各々電気的に接続されている。また、冷媒は筐体101xに設けた冷媒供給口106より供給され、冷媒排出口107より排出される。その間に、冷媒は電機子巻線108とキャン102xの間にある冷媒通路110xを流れ、発熱する電機子巻線108を冷却する。
このように、従来のキャンド・リニアモータは、可動子200と固定子100xの電気的相対位置に応じた所定の電流を電機子巻線108に流すことにより、永久磁石203の作る磁界と作用して可動子200に推力が発生し、可動子200は矢印で示す進行方向に移動することとなる。この際、銅損によって発熱した電機子巻線108は冷媒通路を流れる冷媒により冷却されるので、キャン102xの表面温度上昇を抑えることができる。
特開2002−27730号公報 特開2000−4572号公報
ところが、従来のキャンド・リニアモータは、冷媒通路110xを通る冷媒が電機子巻線108の表面を流れることにより、以下のような問題が起きた。
(1)一般に電機子巻線を構成する導線には絶縁のための被覆層を有するエナメル線を使用するが、巻線作業時や電機子巻線固定時に起こる導線と他物体間との接触により、導線の被服層には微小なキズ(ピンホール)が生じる。導電率の大きい冷媒、例えば導電率が1(μS/m)を超える純水や水を使用した場合、大きなピンホール箇所から絶縁破壊が生じた。さらに、ピンホールの穴径や深さが微小なものであっても、電機子巻線にかかる推力の反作用や温度上昇などの外的ストレスによって、ピンホールが大きくなるように進行し、絶縁破壊が生じた。
(2)導電率の小さい冷媒(例えば住友3M製ハイドロフルエーテル(HFE):導電率2×10−3(μS/m))を使用した場合、上記(1)の問題を防ぐことができるが、導電率の大きい冷媒である水に比べ冷却能力が低く、キャン表面の温度上昇を低減することができなかった。HFEの熱伝導率は0.07(W/(m・k))であるのに対し、水は約8倍の0.6(W/(m・k))である。HFEの動粘性係数は4×10−7(m/sec)であるのに対し、水は約2倍の1×10−6(m/sec)である。HFEは水に比べ、動粘性係数が小さいので冷媒の乱れの大きさを表すレイノルズ数を大きくすることができるが、熱伝導率が圧倒的に小さい。この結果、HFEの電機子巻線と冷媒間の熱伝達率は水に比べ小さくなる。HFEは水に対し、電機子巻線から冷媒への熱移動量が少なく、キャン表面への熱移動量が多くなり、キャン表面温度上昇が高くなる。
本発明は、このような問題点を鑑みてなされたものであり、冷媒に対する電機子巻線の耐絶縁信頼性を高めることで冷却能力の極めて高い水による冷却を可能としたキャンド・リニアモータ電機子およびキャンド・リニアモータを提供することを目的とする。
上記問題を解決するため、本発明は、次のように構成したのである。
請求項1に記載の発明は、電機子巻線をキャンにより密封し、密閉空間内に配置された該電機子巻線を冷媒により冷却するキャンド・リニアモータ電機子において、前記電機子は、前記電機子巻線を額縁状に囲むように形成してなる第1筐体と、前記第1筐体の開口部を密閉すると共に前記第1筐体および前記電機子巻線の両側面を保持してなる平板状の巻線固定枠と、前記巻線固定枠を間に挟み前記第1筐体の両側面に設けられた額縁状の第2筐体と、前記第2筐体の開口部を密閉するキャンと、前記巻線固定枠、前記第2筐体および前記キャンで囲まれた空間に形成された冷媒通路と、前記キャンの外側面に設けられた押さえ板と、前記第2筐体の両側面の縁に周回するように形成した溝に配置されたOリングとを備え、前記押え板、前記キャン、前記第2筐体、前記巻線固定枠および前記第1筐体を貫通するキャン固定用ボルトを介して、前記押え板、前記キャン、前記第2筐体、前記巻線固定枠および前記第1筐体とを結合して前記電機子を構成するものである。
請求項2に記載の発明は、電機子巻線をキャンにより密封し、密閉空間内に配置された該電機子巻線を冷媒により冷却するキャンド・リニアモータ電機子において、前記電機子は、平板の上下端をそれぞれ内側に凸状に折り曲げ成形してなる段差部および前記上下端にそれぞれ設けた段差部の間に形成された直線部を有する巻線固定枠と、平板の上下端をそれぞれ外側に凸状に折り曲げ成形してなる段差部および前記上下端に設けた段差部の間に形成された直線部を有すキャンと、前記巻線固定枠の直線部間に保持された電機子巻線と、前記キャンの段差部と前記巻線固定枠の段差部との間に保持されると共に額縁状に囲むように形成してなる筐体と、前記キャンの直線部、前記巻線固定枠の直線部および前記筐体の間の空間に形成された冷媒通路と、前記キャンの外側面に設けられた押さえ板と、前記筐体の両側面の縁に周回するように形成した溝に配置されたOリングとを備え、前記押え板、前記キャン、前記筐体および前記巻線固定枠を貫通するキャン固定用ボルトを介して、前記押え板、前記キャン、前記筐体および前記巻線固定枠とを結合して前記電機子を構成するものである。
また、請求項3に記載の発明は、キャンド・リニアモータに関するものであり、請求項1または2に記載の電機子と、前記電機子と磁気的空隙を介して対向配置されると共に交互に極性が異なる複数の永久磁石を隣り合わせて並べて配置した界磁ヨークとを備え、前記電機子と前記界磁ヨークの何れか一方を固定子に、他方を可動子として、前記界磁ヨークと前記電機子を相対的に走行するようにしたものである。
請求項1記載の発明によると、電機子巻線と冷媒との接触を全く無くすことができる。つまり、導電率の低い冷媒である水を使用したとしても、巻線固定枠によって電機子巻線が水と隔離されるため、電機子巻線の導線にピンホールが生じていたとしても、水による絶縁破壊を防ぐことができる。冷媒を水にすることにより冷却能力が高まるので、キャン表面の温度上昇を低減することができる。
また、請求項2記載の発明によると、請求項1と同様に、巻線固定枠によって電機子巻線が水と隔離されるため、電機子巻線の導線にピンホールが生じていたとしても、水による絶縁破壊を防ぐことができる。冷媒を水にすることにより冷却能力が高まるので、キャン表面の温度上昇を低減することができる。
また、請求項3記載の発明によると、電機子巻線の冷媒に対する耐絶縁性が高く、冷却能力の高い水を冷媒として使用することでキャン表面温度上昇の小さい電機子が得られ、これに界磁ヨークを対向配置させることで発熱のないキャンド・リニアモータを得ることができる。
以下、本発明の実施の形態について、図を参照して説明する。
図1は本発明のキャンド・リニアモータの斜視図、図2は図1のA−A線に沿うキャンド・リニアモータの正断面図、図3は図2のキャンを取り除いた状態を示す固定子内部構造を説明するための側面図である。以下、本発明の構成要素が従来技術と同じものについては同一符号を付してその説明を省略し、異なる点のみ説明する。
図において、1aはキャンド・リニアモータ、100aは固定子、102aはキャン、101a、101bは筐体、109aは巻線固定枠、110aは冷媒通路である。
本発明の特徴は以下のとおりである。
すなわち、固定子100aとなる電機子は、電機子巻線108を内部を中空とする額縁状に囲むように形成してなる筐体101aと、筐体101aの開口部を密閉すると共に筐体101aおよび電機子巻線108の両側面を保持してなる巻線固定枠109aと、巻線固定枠109aを間に挟み筐体101aの両側面に設けられた額縁状の筐体101bと、筐体101bの開口部を密閉するキャン102aと、巻線固定枠109a、筐体101bおよびキャン102aで囲まれた空間に形成された冷媒通路110aと、キャン102aの外側面に設けられた押さえ板104と、押え板104、キャン102a、筐体101b、巻線固定枠109aおよび筐体101aにそれぞれ形成された通し穴104―h、102a―h、101b―h、109a―hおよび101a―hと、該通し穴を貫通するキャン固定用ボルト103と、キャン固定用ボルト103と螺合するナット120とを備え、キャン固定用ボルト103を介して、押え板104、キャン102a、筐体101b、巻線固定枠109aおよび筐体101aとを結合して、電機子を構成するようにした点である。
また、筐体101bの両側面の縁には、周回した溝121にOリング111が配置されている。
なお、キャン102aおよび巻線固定枠109aの材質は樹脂製としており、例えばエポキシ樹脂あるいはポリフェニレンサルファイド(PPS)などの熱可塑性樹脂を使用すると良い。また、筐体101a、101bは金属もしくは熱硬化性樹脂を使用している。
また、筐体101bには、冷媒供給口106および冷媒排出口107が設けられており、冷媒が冷媒供給口106より供給され、冷媒排出口107より排出される途中、冷媒は巻線固定枠109aとキャン102aの間にある冷媒通路110aを流れ、発熱する電機子巻線108を冷却するようになっている。
このような構成により、従来技術で問題となっていた冷媒と電機子巻線の接触を無くすことができる。第1の実施例によれば、導電率の低い冷媒である水を使用したとしても、巻線固定枠とOリングによって電機子巻線が水と隔離されるため、電機子巻線の絶縁破壊を防ぐことができる。そして、冷媒を水にすることにより冷却能力が高まるので、キャン表面の温度上昇を低減することができる。
図4は第2の実施例を示すキャンド・リニアモータの正断面図である。以下、本発明の構成要素が第1実施例と同じものについては同一符号を付してその説明を省略し、異なる点のみ説明する。
図において、100bは固定子、102bはキャン、101cは筐体、109bは巻線固定枠、110bは冷媒通路である。
第2実施例が第1実施例と異なる点は以下のとおりである。
すなわち、固定子100bとなる電機子は、平板の上下端をそれぞれ内側に凸状に折り曲げ成形してなる段差部109b―dおよび上下端にそれぞれ設けた段差部109b―dの間に形成された直線部109b―sを有する巻線固定枠109bと、平板の上下端をそれぞれ外側に凸状に折り曲げ成形してなる段差部102b―dおよび該上下端に設けた段差部102b―dの間に形成された直線部102b―sを有すキャン102bと、巻線固定枠109bの直線部109b―s間に保持された電機子巻線108と、キャン102bの段差部102b―dと巻線固定枠109bの段差部109b―dとの間に保持されると共に額縁状に囲むように形成してなる筐体101cと、キャン102bの直線部102b―s、巻線固定枠109bの直線部109b―sおよび筐体101cの間の空間に形成された冷媒通路110bと、キャン102bの外側面に設けられた押さえ板104と、押え板104、キャン102b、筐体101cおよび巻線固定枠109bにそれぞれ形成された通し穴104―h、キャン102b―h、筐体101c―hおよび巻線固定枠109b―hと、該通し穴を貫通するキャン固定用ボルト103と、キャン固定用ボルト103と螺合するナット120とを備え、キャン固定用ボルト103を介して、押え板104、キャン102b、筐体101cおよび巻線固定枠109bとを結合して、電機子を構成するようにした点である。
また、筐体101cの両側面の縁には、周回した溝にOリング111が配置されている。
このような構成により、従来技術で問題となっていた冷媒と電機子巻線の接触を無くすことができる。第1実施例同様、導電率の低い冷媒である水を使用したとしても、巻線固定枠とOリングによって電機子巻線が水と隔離されるため、電機子巻線の絶縁破壊を防ぐことができる。そして、冷媒を水にすることにより冷却能力が高まるので、キャン表面の温度上昇を低減することができる。
なお、以上の実施例では、固定子に電機子巻線、可動子に界磁とした永久磁石を持つ構造で説明したが、固定子に永久磁石、可動子に電機子巻線を持つ逆の構造としても良い。また、可動子の形状を断面が略口の字形としたが、凹形や片側に永久磁石を並べるだけの構造としても、本発明が成り立つことは言うまでもない。
本発明のキャンド・リニアモータは、極めて絶縁性の高い巻線固定枠を介在させ、冷媒と電機子巻線の接触を無くすことによって冷媒を水にすることができるので、洗浄液などとして純水を使用する半導体製造装置の位置決め機構にも適用することができる。
本発明の第1実施例を示すキャンド・リニアモータの全体斜視図 図1のA−A線に沿うキャンド・リニアモータの正断面図 図2のキャンを取り除いた状態を示す固定子内部構造を説明するための側面図 本発明の第2実施例を示すキャンド・リニアモータの固定子の正断面図 従来技術を示すキャンド・リニアモータの全体斜視図 図5のA−A線に沿うキャンド・リニアモータの正断面図 図6のキャンを取り除いた状態を示す固定子内部構造を説明するための側面図
符号の説明
1a、1x キャンド・リニアモータ
100a、100b、100x 固定子
101a 筐体(第1筐体)
101b 筐体(第2筐体)
101c、101x 筐体
101a―h、101b―h、101c―h 通し穴
102a、102b、102x キャン
102a―h、102b―h 通し穴
103 キャン固定用ボルト
104 押え板
104―h 通し穴
105 端子台
106 冷媒供給口
107 冷媒排出口
108 電機子巻線
109a、109b、109x 巻線固定枠
109a―h、109b―h 通し穴
110a、110b、110x 冷媒通路
102a―h、102b―h、104―h、109a―h、109b―h 通し穴
111 Oリング
112 巻線固定用ボルト
120 ナット
121 溝
200 可動子
201 界磁ヨーク支持部材
202 界磁ヨーク
203 永久磁石

Claims (3)

  1. 電機子巻線をキャンにより密封し、密閉空間内に配置された該電機子巻線を冷媒により冷却するキャンド・リニアモータ電機子において、
    前記電機子は、前記電機子巻線を額縁状に囲むように形成してなる第1筐体と、
    前記第1筐体の開口部を密閉すると共に前記第1筐体および前記電機子巻線の両側面を保持してなる平板状の巻線固定枠と、
    前記巻線固定枠を間に挟み前記第1筐体の両側面に設けられた額縁状の第2筐体と、
    前記第2筐体の開口部を密閉するキャンと、
    前記巻線固定枠、前記第2筐体および前記キャンで囲まれた空間に形成された冷媒通路と、
    前記キャンの外側面に設けられた押さえ板と、
    前記第2筐体の両側面の縁に周回するように形成した溝に配置されたOリングとを備え、
    前記押え板、前記キャン、前記第2筐体、前記巻線固定枠および前記第1筐体を貫通するキャン固定用ボルトを介して、前記押え板、前記キャン、前記第2筐体、前記巻線固定枠および前記第1筐体とを結合して前記電機子を構成することを特徴とするキャンド・リニアモータ電機子。
  2. 電機子巻線をキャンにより密封し、密閉空間内に配置された該電機子巻線を冷媒により冷却するキャンド・リニアモータ電機子において、
    前記電機子は、平板の上下端をそれぞれ内側に凸状に折り曲げ成形してなる段差部および前記上下端にそれぞれ設けた段差部の間に形成された直線部を有する巻線固定枠と、
    平板の上下端をそれぞれ外側に凸状に折り曲げ成形してなる段差部および前記上下端に設けた段差部の間に形成された直線部を有すキャンと、
    前記巻線固定枠の直線部間に保持された電機子巻線と、
    前記キャンの段差部と前記巻線固定枠の段差部との間に保持されると共に額縁状に囲むように形成してなる筐体と、
    前記キャンの直線部、前記巻線固定枠の直線部および前記筐体の間の空間に形成された冷媒通路と、
    前記キャンの外側面に設けられた押さえ板と、
    前記筐体の両側面の縁に周回するよう形成した溝に配置されたOリングとを備え、
    前記押え板、前記キャン、前記筐体および前記巻線固定枠を貫通するキャン固定用ボルトを介して、前記押え板、前記キャン、前記筐体および前記巻線固定枠とを結合して前記電機子を構成することを特徴とするキャンド・リニアモータ電機子。
  3. 請求項1または2に記載の電機子と、前記電機子と磁気的空隙を介して対向配置されると共に交互に極性が異なる複数の永久磁石を隣り合わせて並べて配置した界磁ヨークとを備え、前記電機子と前記界磁ヨークの何れか一方を固定子に、他方を可動子として、前記界磁ヨークと前記電機子を相対的に走行するようにしたことを特徴とするキャンド・リニアモータ。
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