JP2005136106A - 単結晶サファイア基板とその製造方法及び半導体発光素子 - Google Patents

単結晶サファイア基板とその製造方法及び半導体発光素子 Download PDF

Info

Publication number
JP2005136106A
JP2005136106A JP2003369679A JP2003369679A JP2005136106A JP 2005136106 A JP2005136106 A JP 2005136106A JP 2003369679 A JP2003369679 A JP 2003369679A JP 2003369679 A JP2003369679 A JP 2003369679A JP 2005136106 A JP2005136106 A JP 2005136106A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
sapphire substrate
single crystal
light emitting
gan
crystal sapphire
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2003369679A
Other languages
English (en)
Inventor
Kenichi Watanabe
健一 渡辺
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kyocera Corp
Original Assignee
Kyocera Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kyocera Corp filed Critical Kyocera Corp
Priority to JP2003369679A priority Critical patent/JP2005136106A/ja
Publication of JP2005136106A publication Critical patent/JP2005136106A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Exposure Of Semiconductors, Excluding Electron Or Ion Beam Exposure (AREA)
  • Recrystallisation Techniques (AREA)
  • Led Devices (AREA)
  • Drying Of Semiconductors (AREA)

Abstract

【課題】従来のステッパーのような複雑な光学系を持つ高価な設備を使うことなく、ナノインプリント法による簡便で量産に適し、しかも安価な設備を用いて、サファイア基板の表面にミクロンからサブミクロンオーダーの凹凸を形成する。さらに、この様にして作製した凹凸を形成したサファイア基板を用いて光り取り出し効率の高い半導体発光素子を作製する。
【解決手段】主面上に複数の凹凸を有する半導体素子用単結晶サファイア基板において、該凹凸の形成にリソグラフィー法として、ナノインプリント法を用いる。
【選択図】図1

Description

本発明は、半導体素子用単結晶サファイア基板とその製造方法及び半導体発光素子に関する物であり、特にその半導体発光素子が青色LED、紫外LED、白色LED等のLED素子を含むGaN系半導体結晶からなるものに関する。
GaNは光デバイスのみならず、最近では高温エレクトロニクス、耐環境デバイス等への応用が注目されている。GaN系化合物半導体結晶のエピタキシャル成長は、一般的にはサファイアを結晶成長用基板として用いている。元来、単結晶サファイア基板は、特定の結晶面を表面に露出させた後、機械研磨及び、化学研磨によって鏡面状態に研磨され、この上に発光デバイス等に使用される3族窒化物系化合物半導体素子が成膜される。
しかし、化学研磨を行っただけでは結晶成長用基板とGaN系化合物半導体結晶との格子不整合がまだ存在し、そのため転位が発生する(特許文献1参照)。
例えば、低温CVDのエピタキシャル成長によってバッファ層として作用するGaN膜やAlN膜を形成し、その上に特にAlを必須成分として含有するAlxGayInzN膜をエピタキシャル成長すると転位が非常に多くなる。このようなAlxGayInzN膜の転位密度は例えば109 cm2にも達するものである。
このように転位密度が高いと、これが光の吸収センタを構成するので、デバイスの特性が劣化することになる。特に、レーザダイオードなどの高効率が要求される光デバイスにおいては重大な問題となる。また、こうした転位はpn接合の劣化を招くため、電子デバイスを制作する場合においても、転位の低減が重大な問題となる。
したがって、結晶成長用基板と成膜結晶との格子定数差に起因する転位を極力少なくする研究が種々行われている。
その結果、製膜用基板表面上にストライプ状の溝を有する基板が窒化ガリウム系半導体化合物のエピタキシャル成長に有利であることが明らかになってきた(特許文献1、特許文献2参照)。
この基板に窒化ガリウム系化合物をエピタキシャル成長させると、前記ストライプ状の溝を埋めるように選択横方向成長に成長し、転位密度の小さな領域を含む膜を作成することが可能になる。
この様にして作製した転位密度の小さい結晶層を用いて作製したLED素子はLEDの発光層で発生する光の量を増やすこと、即ちその内部量子効率を高めることにより発光効率を高めることができる。
また、サファイア基板の表面に凹凸を形成し、その上に窒化ガリウム系化合物をエピタキシャル成長させ、LED素子を作製することにより、LEDの発光層で発光した光の取り出し効率、いわゆる外部量子効率を高めることにより発光効率を高めることが出来ることが分かって来た(特許文献3、非特許文献1参照)。
一方近年、シリコンやガリウムヒ素などの半導体基板のサブミクロンのリソグラフィー法として、ステッパーを用いたフォトリソグラフー法に代わって、ナノリソグラフィー法が提案されている。(特許文献4参照)
しかし、サファイア基板にサブミクロンからミクロンオーダーの凹凸を形成する技術としては従来のフォトリソグラフィー法が用いられており、サファイアの加工に非常に複雑な設備を必要とし、コスト的にも高価な物であった。
特開2001-210598号 特開2001-274093号 特開2002-280611号 特開2002-289560号 日経エレクトロニクス2003年3月31日号p128〜p133
この為、より簡便な設備で安価にサファイア基板の表面にミクロンからサブミクロンオーダーの凹凸を形成する技術の確立が重要となってきており、特にリソグラフィー技術の確立が必要である。
一般的に工業用にはリソグラフィー技術として、これまで紫外線光源を用いた縮小露光装置(ステッパー)が主に用いられており、光源の波長を超高圧水銀のg線の436nm、i線の365nm、KrFエキシマレーザーの248nmと短くすることにより解像度が向上してきた。さらに波長の短いArFエキシマレーザー(波長193nm)も開発された。しかし、これらのステッパーには非常に複雑な光学系が必要であり、また設備価格も非常に高価となりコスト的にも適用できない。このため、より簡便な設備を用い、しかも量産性が高く、コスト的にも安価にサファイア基板の表面にミクロンからサブミクロンオーダーの凹凸を形成するリソグラフィー技術の確立が必要である。
本発明者は上記問題を解決すべく研究を行った結果、サファイアの表面にミクロンからサブミクロンオーダーの凹凸を形成する微細加工としてインプリント法が適していることを見出した。
インプリント法は、あらかじめパターンを凹凸形状に加工したモールド(=版)を基板上に形成したレジスト膜にプレスしてパターン転写を行う方法であり、微細パターンを安価に一括転写できるパターン転写技術として注目されている。特に、パターンサイズがナノメーターレベルの微細なパターンも転写が出来るため、ナノインプリント法とも呼ばれている。
即ち本発明は、主面上に複数の凹凸を有する単結晶サファイア基板の製造方法において、リソグラフィー法としてインプリント法を用いることにより上記凹凸に合致したパターンのマスクを形成する工程を含む単結晶サファイア基板の製造方法であることを特徴とする。
また、前記ナノインプリント法は、熱サイクル・ナノインプリント・リソグラフィ法または光ナノインプリント・リソグラフィ法または室温ナノインプリント・リソグラフィ法の何れかであることを特徴とする。
さらに、前記インプリント法に用いるモールドの材料が石英、サファイア、シリコンの何れかであることを特徴とする。
さらに、前記インプリント法に用いるモールドの形状が三次元的であることを特徴とする。
さらに、前記ナノインプリント法によって作成したパターンをマスクとして、ドライエッチング法により凹凸を形成することを特徴とする。
さらに、前記マスクの材料として、ニッケルまたはSiO2またはフォトレジストを用いることを特徴とする
さらに、前記単結晶サファイア基板は、EFG法、チョクラルスキー法、カイロポーラス法、TGT法またはHEM法の何れかの方法で作製することを特徴とする
さらに、前記マスクの内、ニッケルまたはSiO2をECRスパッター法によって形成することを特徴とする。
さらに、前記の何れかに記載の方法で製造した単結晶サファイア基板であることを特徴とする。
さらに、前記凹凸がストライプ状の溝である単結晶サファイア基板であることを特徴とする。
さらに、前記ストライプ状の溝の側面と主面とのなす角度が10°以上、90°未満である単結晶サファイア基板であることを特徴とする。
さらに、前記凹凸が三角形、四角形、五角形、六角形などの多角形状のパターンであり、少なくとも側面あるいは底面を有する単結晶サファイア基板であることを特徴とする。
さらに、前記多角形状のパターンの側面と主面のなす角度が10°以上、90°未満である単結晶サファイア基板であることを特徴とする。
さらに、前記の何れかに記載の単結晶サファイア基板であって、前記ストライプ状の溝または多角形状のパターンの繰り返し周期が基板上に形成するGaN系半導体発光素子の発光波長の1/20以上かつ20倍以下である単結晶サファイア基板であることを特徴とする。
さらに、前記ストライプ状の溝または多角形状のパターンの深さが場所により異なる単結晶サファイア基板であることを特徴とする。
さらに、前記主面は、サファイアのC面±2°以内、A面±2°以内、R面±2°以内、M面±2°以内またはM面から30°±2°以内のいずれかを満たす単結晶サファイア基板であることを特徴とする。
さらに、前記の何れかに記載の単結晶サファイア基板を用いてGaN系半導体層を形成して成る半導体発光素子であって、前記ストライプ状の溝または多角形状のパターンの繰り返し周期が当該半導体発光素子の発光波長の1/20以上かつ20倍以下である半導体発光素子であることを特徴とする。
さらに、前記ストライプ状の溝または多角形状のパターンの深さが場所により異なる半導体発光素子であることを特徴とする。
さらに、前記いずれかの単結晶サファイア基板の凹凸を有する主面上に、単結晶サファイア基板とは異なる屈折率を有する半導体材料からなる第二の結晶層が成長しており、その中に発光層を含む半導体結晶層が積層された素子構造を有する半導体発光素子であることを特徴とする。
さらに、前記第二の結晶層が、AlXGaYN(X+Y=1,X≧0,Y≧0)のバッファ層とその上のGaN系の半導体結晶層からなる前記の半導体発光素子で有ることを特徴とする。
さらに、前記単結晶サファイア基板の凹凸を有する主面から、第二の結晶層が実質的にファセット構造を形成しながら成長した前記半導体発光素子で有ることを特徴とする。
さらに、前記発光層から発せられる光の波長における、単結晶サファイア基板の屈折率と第二の結晶層の屈折率との差が0.05以上である前記の半導体発光素子で有ることを特徴とする。
さらに、前記単結晶サファイア基板の凹凸を有する主面上に、第一のGaN系半導体結晶が上記凹凸を覆って凹凸をなすように成長し、該凹凸の少なくとも一部を覆って、第一のGaN系半導体結晶とは異なる屈折率を有する第二のGaN系半導体結晶が成長し、さらに第三のGaN系半導体結晶が前記凹凸を平坦化するまで成長し、その上に発光層を含む半導体結晶層が積層された素子構造を有する前記の半導体発光素子で有ることを特徴とする。
さらに、前記単結晶サファイア基板の凹凸を有する主面上に、第一のGaN系半導体結晶が上記凹凸を覆って凹凸をなすように成長し、該凹凸の少なくとも凸部を膜状に覆って第二のGaN系半導体結晶が成長し、さらにこれを覆って第三のGaN系半導体結晶が前記凹凸を平坦化するまで成長し、その上に発光層を含む半導体結晶層が積層された素子構造を有し、前記第二のGaN系半導体結晶が多層膜構造を有する前記半導体発光素子で有ることを特徴とする。
以上のように本発明は、従来のステッパーのような複雑な光学系を持つ高価な設備を使うことなく、インプリント法による簡便でしかも安価な設備を用いて、サファイア基板の表面にミクロンからサブミクロンオーダーの凹凸を効率良く形成する事が出来、かつ量産性にも優れている。
さらに、この様にして作製した凹凸を形成したサファイア基板を用いて光り取り出し効率の高い半導体発光素子を作製することが出来る。
以下、GaN系材料を用いたLED(GaN系LED)を例として挙げ、本発明の実施の形態を説明する。
図1に示すように本発明のサファイア基板1は主面1a上に、凹凸としてストライプ状の溝1bを形成したものである。なお、上記溝1 b の代わりに三角形、四角形、五角形、六角形などの多角形状の凹凸を複数形成した物であっても良い。この様な複数のストライプ状あるいは多角形状の凹凸を形成したサファイア基板上にGaN系発光素子を作製することにより、LEDの光取り出し効率を高める事が出来るので、高効率で輝度の高いLEDを実現することが出来る。
この様な単結晶サファイア基板1は、初めにEFG法などによって面方位、軸方位の定まったサファイア素材を引き上げ、次に、この素材を適宜切断、研削加工、研磨加工、洗浄を施し、窒化物半導体を成膜するための基板を作製する。なお、サファイアの結晶育成法としては、金型を用いて引き上げを行うEFG法の他に、種結晶を回転させながら引き上げを行うチョクラルスキー法等の他、カイロポーラス法、TGT法またはHEM法などの方法で行うことも出来る。
引き続き、基板の主面1aにフォトレジスト、NiまたはSiO2を主成分とする保護膜を密着して積層し、該保護膜をインプリント法を用いてストライプ状または、三角形、四角形、五角形、六角形などの所定のパターン状に加工し、残された保護膜をマスクとして、RIE法などのドライエッチング法を用いて該サファイア基板1の主面をエッチングすることにより凹凸を形成するものである。なおこの時、ニッケルまたはSiO2の形成には一般的にはスパッター法を用いるが、耐プラズマ性が高い、より緻密なニッケル膜またはSiO2膜を形成するには、ECRスパッター法を用いる事が、より好ましい。
なお前記主面1aは、サファイアのC面±2°以内、A面±2°以内、R面±2°以内、M面±2°以内またはM面から30°±2°以内のいずれかを満たすことが好ましいが、これはGaN系半導体を適正な結晶性でエピタキシャル成長させるために必要な範囲である。なおこの時、前記主面はそれぞれの面方位から微傾斜していても良い。
図2以下に具体的なインプリントの工程を示す。図2に示すようにインプリント用のモールドとして石英モールド2を用いた。石英モールド2の作成方法は、先ずインプリントのモールド用の材料として紫外線の透過率の良い石英を用意し、次に石英基板上にレジストを塗布し、通常のフォトリソグラフィーまたは電子線描画によりストライプ状または多角形状のパターンを露光し現像した。次に、Alを100nm程度蒸着し、リフトオフした。さらに、AlをマスクとしてCHF3を用いたRIEで石英を所定の深さまでエッチング加工を行った。加工後に残った不要なAlはリン酸で除去した。最後に純水で洗浄し乾燥させ、石英モールド2を完成させた。
次に図2のサファイア基板1にスパッター法などでNi層4を積層し、その上に紫外線硬化型のフォトレジスト5を塗布した。
次に図3に示すように、石英モールド2をフォトレジスト5に押しつけ、図4のように加圧してフォトレジスト5を変形させ、ストライプ状とした。
次に図5に示すように、石英モールド2をストライプ状のフォトレジスト5に押しつけたまま、石英モールド2を通して紫外線7を照射してストライプ状のフォトレジスト5を硬化させた。
この時紫外線7を照射する方向は石英モールド2側からとしたが、サファイア基板1は透明体であるので、サファイア基板1側から紫外線を照射しても構わない。なお、この場合はモールドの材質は必ずしも透明体である必要はないので、石英以外の材質、例えばシリコンなどの不透明体を用いても構わない。また、透明な材料としてサファイアをモールドに使うことも出来る。また、モールドの形状は通常は二次元のパターンを持つ物を用いるが、必要に応じて三次元のパターン形状を持つ物を作成して用いることも出来る。これにより、サファイア基板を三次元的に加工し、溝の深さを場所によって変えることも出来るの。これによって例えば、当該基板上に作成したLEDから取り出す光の方向を制御することも出来る。
なお、このインプリントの一連の工程は、フォトレジスト内に気泡が取り込まれないように真空雰囲気中で行った。なお、ここではインプリント法として光ナノインプリント法による例を示したが、この他に熱によってレジストを硬化させる熱ナノインプリント法やSOGを用いて室温で硬化させる室温ナノインプリント法を用いることも出来る。
次に図6に示すようにストライプ状のフォトレジスト5を硬化させた後、石英モールド2を引き離し、ストライプ状のフォトレジスト5以外の石英モールド2の凸部に相当する部分のNi層4上に薄く残った不要なフォトレジストを酸素RIEで除去した。
その後、図7に示すようにストライプ状のレジスト5をマスクとしてNi層4をガスプラズマ8によるドライエッチングにより除去し、ストライプ状とし、その後残った不要なレジストを除去した。なお、ストライプ状のNiの形成は、先にレジストを塗布してレジストをインプリント法によりストライプ状とし、その上からNiを積層し、その後不要なNiをレジストごと除去する、いわゆるリフトオフ法で行っても良い。
次に図8に示すように、このストライプ状のNi層4をマスクとしてサファイア基板3をリアクティブイオン10によりエッチングを行い、ストライプ状の凹凸を形成する。この時RIEには少なくとも塩素、フッ素、硼素、臭素の何れかを含む塩素系のガスまたはこれらの複数のガスの混合ガスを用いた。
最後にNi層4をウェットエッチングにより除去し、図1に示すストライプ状の溝1bを備えた単結晶サファイア基板1を得ることができる。
以上のように本発明の製造方法によれば、ナノインプリント法を用いることにより、ステッパーのような非常に複雑な光学系に較べ、より簡便な設備でしかもコスト的にも安価にサファイア基板上にサブミクロンからミクロンオーダーの凹凸を作製することが出来る。
このとき作製したストライプ状の溝1bまたは多角形のパターンの繰り返し周期は、その上に形成するGaN系半導体発光素子の発光波長の1/20以上かつ20倍以下、より好ましくは1/10以上かつ10倍以下であることが望ましい。これは、ストライプ状の溝1bまたは多角形のパターンの繰返し周期が発光素子の発光波長に近いことにより、光の回折または散乱の効果が大きくなり、発光素子からの光取り出し効率が高くなるためである。
次に本発明のストライプ状の溝1bまたは多角形のパターンの凹凸を備えたサファイア基板1を用いた半導体発光素子について説明する。
上記ストライプ状の溝1bまたは多角形のパターンの凹凸を備えたサファイア基板の主面1a上に窒化物半導体をエピタキシャル成長させると、窒化物半導体の縦方向の成長と横方向の成長が合体して平坦な表面を有する窒化物半導体膜が形成される。この窒化物半導体を成膜した基板を用いて発光素子を作製する。
この時、ストライプ状の溝1bまたは多角形のパターンの凹凸は窒化物半導体で完全に埋まっていても良く、あるいはストライプ状の溝1bまたは多角形状のパターンの凹凸と窒化物半導体の間に空洞が有っても構わないが、特にLED用途で光り取り出し効率を高める必要がある場合は、好ましくは凹凸が窒化物半導体で完全に埋まっている方が良く、他方、レーザ用途でGaNの結晶性を高める必要がある場合は、好ましくは凹凸と窒化物半導体との間に空洞が有る方が良い。
このようにして作製されたLEDの例を図9に示す。ストライプ状の溝1bを形成した単結晶サファイア基板1の主面上に、AlGaN低温バッファ層14を介してn型GaNコンタクト層15、n型AlGaNクラッド層16、GaN系半導体発光層(MQW構造)17、p型AlGaNクラッド層18、p型GaNコンタクト層19を形成し、この上に上部電極(通常はp型電極)20を、上記n型GaNコンタクト層15上に下部電極(通常はn型電極)21を形成したものである。
上記ストライプ状の溝1bまたは多角形状のパターンの凹凸を有する主面1aは光散乱層を形成し、これにより、発光層17から出た光の内、下方に向かう光は主面の光散乱層で散乱され、サファイア基板1から横方向に光を取り出すことが出来る。これにより、発光層17から出た光はGaN層内で反射を繰り返して減衰することが無く、LED全体の光取り出し効率の改善が出来る。なお、このストライプ状の溝1bまたは多角形の凹凸と主面1aのなす角度は10°以上90°未満であることが好ましいが、これは光を効率良く散乱させるためにこの角度が適しているためである。
なお、GaNの結晶成長モードとしては、前記単結晶サファイア基板1の主面1aから、第二の結晶層であるn型GaNコンタクト層15等が実質的にファセット構造を形成しながら成長していることが好ましい。これは、ファセット構造を形成することによりGaN結晶中の転位を横方向に曲げることが出来るので、より結晶性の高いGaN膜を形成する事が出来、LEDの発光効率をより高めることが出来るためである。
また、前記GaN系半導体発光層17から発せられる光の波長における、単結晶サファイア基板1の屈折率と第二の結晶層であるn型GaNコンタクト層15等の屈折率は異なることが好ましく、さらに屈折率の差が0.05以上であることがより好ましい。これは、屈折率に差があり、より好ましくは0.05以上の差があることによって界面での乱反射が起こり易くなり、光取り出し効率が向上するためである。
なお、上記バッファ層14としてはAlXGaYN(X+Y=1,X≧0,Y≧0)を含むGaN系またはAlN系のいずれかを用い、その上に形成する半導体結晶層としてはGaN系を用いる。この時、ストライプ状または多角形状の凹凸を持つ単結晶サファイア基板上にGaN膜を成長させる場合にも、バッファ層としてAlXGaYN(X+Y=1,X≧0,Y≧0)を用いることにより、結晶性の良いGaN膜を成長させることが出来る。
さらに他の実施形態として、図示していないが、前記単結晶サファイア基板の主面上に、第一のGaN系半導体結晶がストライプ状の溝を覆って凹凸をなすように成長し、該凹凸の少なくとも一部を覆って、第一のGaN系半導体結晶とは異なる屈折率を有する第二のGaN系半導体結晶が成長し、さらに第三のGaN系半導体結晶が前記凹凸を平坦化するまで成長し、その上に発光層を含む半導体結晶層が積層された素子構造とすることもできる。この様な構造とすることによって、上記凹凸を含む界面からの光の散乱を効率的に起こし、光取り出し効率の高い半導体発光素子を形成することが出来る。
あるいは、単結晶サファイア基板の主面上に、第一のGaN系半導体結晶がストライプ状の溝を覆って凹凸をなすように成長し、該凹凸の少なくとも凸部を膜状に覆って第二のGaN系半導体結晶が成長し、さらにこれを覆って第三のGaN系半導体結晶が前記凹凸を平坦化するまで成長し、その上に発光層を含む半導体結晶層が積層された素子構造を有し、前記第二のGaN系半導体結晶が多層膜構造を有するようにしても良い。この多層膜構造はMWQ構造を含む。このことにより発光効率の高い半導体発光素子を形成することが出来、高い発光効率と高い光取り出し効率の両方を同時に実現できるものである。
なお、通常はこの半導体発光素子は上記ストライプ状の溝1bまたは多角形のパターンの凹凸を有するサファイア基板1上に作製され、サファイア基板と共にダイシングなどの切断を行い、パッケージングを行い半導体発光素子としての機能を果たす。しかし、半導体発光素子部分をサファイア基板から剥離してさらに高効率のLEDとする場合もある。その様な場合にも当該ストライプ状の溝または多角形のパターンの凹凸を有するサファイア基板は、ストライプ状の溝または多角形のパターンの凹凸と窒化物半導体膜との間に空洞を有する構造とすることにより、半導体発光素子をサファイア基板から剥離することが容易であるという特徴も有する。
さらに、本発明のストライプ状の溝または多角形のパターンの凹凸を有するサファイア基板1は、半導体発光素子の製造以外の用途として、当該ストライプ状の溝または多角形のパターンの凹凸を有するサファイア基板上に低転転位の窒化物半導体層を100μm以上の厚さに形成した後、サファイア基板から低転位の窒化物半導体を剥離して独立した窒化物半導体基板を作製する場合にも剥離が容易であるという特徴も有する。
さらに、本発明のストライプ状の溝または多角形のパターンの凹凸を有するサファイア基板は、半導体発光素子用の基板としてだけでなく、窒化物半導体を用いた電子デバイス用の基板として用いることも出来る。
さらに、本発明のストライプ状の溝または多角形のパターンの凹凸を有するサファイア基板は、光学部品として用いることも出来、例えば回折格子やフォトニクス結晶用の部材として用いることも出来る。
本実施例では半導体発光素子用のストライプ状の溝または多角形のパターンの凹凸を有するサファイア基板の製造方法を説明する。
初めにEFG法によって面方位、軸方位の定まったサファイア素材を引き上げた。本実施例では特にサファイア基板の主面がC面となるようにしたが、主面の面方位はC面だけでなく、A面、M面、R面、M面から30度回転した面などにも適応できる。また、これらの面から±2°以内でオフアングルしていても良い。
次に、この素材を適宜切断、研削加工、研磨加工、洗浄を施し、窒化物半導体を成膜するためのサファイア基板を作製した。
引き続き、ナノインプリント法により上記サファイア基板上にストライプ状のNiのパターンを形成した。
ここで、ナノインプリント法についてさらに詳しく説明するが、本実施例では、光インプリントリソグラフィー法に依る場合について述べる。
先ず、インプリント用のモールドとして紫外線の透過率の良い石英を用いた。石英基板上にレジストを塗布し、通常のフォトリソグラフィーによりストライプ状のパターンを露光し、現像した。
次に、Alを100nm程度蒸着し、リフトオフした。さらに、AlをマスクとしてCHF3を用いたRIEで石英を所定の深さまでエッチング加工を行った。加工後に残ったAlはリン酸で除去した。最後に完成した石英モールドを純水で洗浄し乾燥させた。
次にスパッター法などでNiを積層したサファイア基板に紫外線硬化型のフォトレジストを塗布した後、上記石英モールドをフォトレジストに接触させて加圧し、フォトレジストを変形させ、石英モールドを通して紫外線を照射し、フォトレジストを硬化させた。このインプリントの一連の工程は、フォトレジスト内に気泡が取り込まれないように真空雰囲気中で行った。
フォトレジストを硬化させた後、石英モールドを引き離し、Niを積層したサファイア基板上の石英モールドの凸部に相当する部分に薄く残った不要なフォトレジストを酸素RIEで除去した。その後、残ったレジスト膜をマスクとしてNiをドライエッチングにより除去し、サファイア基板上にストライプ状のNiのパターンを形成した。
次に、このストライプ状にNiのパターンを形成したサファイア基板をRIE法により、塩素系のガスを用いてドライエッチングすることにより該サファイア基板の主面上に凹凸を形成した。
最後にNiをウェットエッチングにより除去し、GaN系半導体発光素子用のサファイア基板を作成した。
本実施例では、ファセット成長法によってサファイア基板のストライプ状の溝または多角形のパターンの凹凸を埋め込んで光散乱面とし、GaN系LEDを製作した。
先ず、実施例1の工程により、C面サファイア基板上にストライプ状の溝または多角形のパターンの凹凸を形成した。当該基板を洗浄後、MOVPE装置に基板を装着し、窒素ガス主成分雰囲気下で1100℃まで昇温し、サーマルクリーニングを行った。温度を500℃まで下げ、周期率表第3族原料としてトリメチルガリウム(以下TMG)を、N原料としてアンモニアを流し、厚さ30nmのAlGaN低温バッファ層を成長させた。
続いて温度を1000℃に昇温し原料としてTMG、アンモニアを、ドーパントとしてシランを流しn型GaN層(コンタクト層)を成長させた。このときのGaN層の成長は、凸部の上面、凹部の底面から、断面山形でファセット面を含む尾根状の結晶として発生した後、凹部内に空洞を形成することなく、全体を埋め込む成長であった。
ファセット構造成長において、GaN結晶のC面が完全に消滅し頂部が尖った凸状となった時点で、成長条件を横方向成長が優勢になる条件(成長温度を上昇させるなど)に切り替え、サファイア基板の上面から厚さ5μmまでGaN結晶を成長させた。上面が平坦な埋め込み層を得るためには5μmの厚膜成長が必要であった。
続いて、n型AlGaNクラッド層、InGaN発光層(MQW構造)、p型AlGaNクラッド層、p型GaNコンタクト層を順に形成し、発光波長370nmの紫外線LED用エピ基板とし、さらに、n型コンタクト層を表出させるためのエッチング加工、電極形成、素子分離を行い、LED素子とした。
本発明は、半導体発光素子用単結晶サファイア基板とその製造方法及び半導体発光素子に関する物であり、半導体発光素子用サファイア基板を簡易な設備で安価に製造することに寄与することが出来るものである。
本発明の単結晶サファイア基板を示しており、(a)は斜視図、(b)は(a)中のA部の拡大図、(c)はA部の断面図である。 本発明の単結晶サファイア基板の製造方法に用いるナノインプリント法を説明する図である。 本発明の単結晶サファイア基板の製造方法に用いるナノインプリント法を説明する図である。 本発明の単結晶サファイア基板の製造方法に用いるナノインプリント法を説明する図である。 本発明の単結晶サファイア基板の製造方法に用いる光ナノインプリント法を説明する図である。 本発明の単結晶サファイア基板の製造方法に用いるナノインプリント法を説明する図である。 本発明の単結晶サファイア基板の製造方法におけるニッケル層のドライエッチングを説明する図である。 本発明の単結晶サファイア基板の製造方法におけるサファイア基板のドライエッチングを説明する図である。 本発明の半導体発光素子を示す図である。
符号の説明
1:単結晶サファイア基板
1a:主面
1b:溝
2:石英モールド
4:ニッケル層
5:フォトレジスト
7:紫外線
8:ガスプラズマ
10:リアクティブイオン
14:AlGaN低温バッファ層
15:n型GaNコンタクト層
16:n型AlGaNクラッド層
17:GaN系半導体発光層(MQW構造)
18:p型AlGaNクラッド層
19:p型GaNコンタクト層
20:上部電極
21:下部電極

Claims (24)

  1. 主面上に複数の凹凸を有する単結晶サファイア基板の製造方法において、リソグラフィー法としてインプリント法を用いることにより上記凹凸に合致したパターンのマスクを形成する工程を含む単結晶サファイア基板の製造方法。
  2. 前記インプリント法は、熱サイクル・ナノインプリント・リソグラフィ法または光ナノインプリント・リソグラフィ法または室温ナノインプリント・リソグラフィ法の何れかであることを特徴とする請求項1記載の単結晶サファイア基板の製造方法。
  3. 前記インプリント法に用いるモールドの材料が石英、サファイア、シリコンの何れかであることを特徴とする請求項1〜2の何れかに記載の単結晶サファイア基板の製造方法。
  4. 前記インプリント法に用いるモールドの形状が三次元的であることを特徴とする請求項1〜3の何れかに記載の単結晶サファイア基板の製造方法。
  5. 前記インプリント法によって作成したパターンをマスクとして、ドライエッチング法により凹凸を形成することを特徴とする請求項1〜4の何れかに記載の単結晶サファイア基板の製造方法。
  6. 前記マスクの材料として、ニッケルまたはSiO2またはフォトレジストを用いることを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載の単結晶サファイア基板の製造方法。
  7. EFG法、チョクラルスキー法、カイロポーラス法、TGT法またはHEM法の何れかの方法で作製することを特徴とする請求項1〜6の何れかに記載の単結晶サファイア基板の製造方法。
  8. 前記マスクの内、ニッケルまたはSiO2をECRスパッター法によって形成することを特徴とする請求項1〜7の何れかに記載の単結晶サファイア基板の製造方法。
  9. 請求項1〜8の何れかに記載の方法で製造したことを特徴とする単結晶サファイア基板。
  10. 前記凹凸がストライプ状の溝であることを特徴とする請求項9に記載の単結晶サファイア基板。
  11. 前記ストライプ状の溝の側面と主面とのなす角度が10°以上、90°未満であることを特徴とする請求項10に記載の単結晶サファイア基板。
  12. 前記凹凸が三角形、四角形、五角形、六角形などの多角形状のパターンであり、少なくとも側面あるいは底面を有することを特徴とする請求項9に記載の単結晶サファイア基板。
  13. 前記多角形状のパターンの側面と主面のなす角度が10°以上、90°未満であることを特徴とする請求項12記載の単結晶サファイア基板。
  14. 請求項9〜13の何れかに記載の単結晶サファイア基板であって、前記ストライプ状の溝または多角形状のパターンの繰り返し周期が、基板上に形成するGaN系半導体発光素子の発光波長の1/20以上かつ20倍以下であることを特徴とする単結晶サファイア基板。
  15. 前記ストライプ状の溝または多角形状のパターンの深さが場所により異なることを特徴とする請求項14に記載の単結晶サファイア基板。
  16. 前記主面は、サファイアのC面±2°以内、A面±2°以内、R面±2°以内、M面±2°以内またはM面から30°±2°以内のいずれかを満たすことを特徴とする請求項9〜15のいずれかに記載の単結晶サファイア基板。
  17. 請求項9〜16の何れかに記載の単結晶サファイア基板を用いてGaN系半導体層を形成して成る半導体発光素子であって、前記ストライプ状の溝または多角形状のパターンの繰り返し周期が当該半導体発光素子の発光波長の1/20以上かつ20倍以下であることを特徴とする半導体発光素子。
  18. 前記ストライプ状の溝または多角形状のパターンの深さが場所により異なることを特徴とする請求項17に記載の半導体発光素子。
  19. 請求項9〜16のいずれかに記載の単結晶サファイア基板の凹凸を有する主面上に、単結晶サファイア基板とは異なる屈折率を有する半導体材料からなる第二の結晶層が成長しており、その中に発光層を含む半導体結晶層が積層された素子構造を有することを特徴とする半導体発光素子。
  20. 前記第二の結晶層が、AlXGaYN(X+Y=1,X≧0,Y≧0)のバッファ層とその上のGaN系の半導体結晶層からなることを特徴とする請求項19記載の半導体発光素子。
  21. 前記単結晶サファイア基板の凹凸を有する主面から、第二の結晶層が実質的にファセット構造を形成しながら成長したことを特徴とする請求項17〜20のいずれかに記載の半導体発光素子。
  22. 前記発光層から発せられる光の波長における、単結晶サファイア基板の屈折率と第二の結晶層の屈折率との差が0.05以上であることを特徴とする請求項17〜21のいずれかに記載の半導体発光素子。
  23. 前記単結晶サファイア基板の凹凸を有する主面上に、第一のGaN系半導体結晶が上記凹凸を覆って凹凸をなすように成長し、該凹凸の少なくとも一部を覆って、第一のGaN系半導体結晶とは異なる屈折率を有する第二のGaN系半導体結晶が成長し、さらに第三のGaN系半導体結晶が前記凹凸を平坦化するまで成長し、その上に発光層を含む半導体結晶層が積層された素子構造を有することを特徴とする請求項20に記載の半導体発光素子。
  24. 前記単結晶サファイア基板の凹凸を有する主面上に、第一のGaN系半導体結晶が上記凹凸を覆って凹凸をなすように成長し、該凹凸の少なくとも凸部を膜状に覆って第二のGaN系半導体結晶が成長し、さらにこれを覆って第三のGaN系半導体結晶が前記凹凸を平坦化するまで成長し、その上に発光層を含む半導体結晶層が積層された素子構造を有し、前記第二のGaN系半導体結晶が多層膜構造を有することを特徴とする請求項23に記載の半導体発光素子。
JP2003369679A 2003-10-29 2003-10-29 単結晶サファイア基板とその製造方法及び半導体発光素子 Pending JP2005136106A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003369679A JP2005136106A (ja) 2003-10-29 2003-10-29 単結晶サファイア基板とその製造方法及び半導体発光素子

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003369679A JP2005136106A (ja) 2003-10-29 2003-10-29 単結晶サファイア基板とその製造方法及び半導体発光素子

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2005136106A true JP2005136106A (ja) 2005-05-26

Family

ID=34646924

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2003369679A Pending JP2005136106A (ja) 2003-10-29 2003-10-29 単結晶サファイア基板とその製造方法及び半導体発光素子

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2005136106A (ja)

Cited By (38)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007072374A (ja) * 2005-09-09 2007-03-22 Tokyo Ohka Kogyo Co Ltd ナノインプリント用の膜形成組成物およびパターン形成方法
JP2007088277A (ja) * 2005-09-22 2007-04-05 Matsushita Electric Works Ltd 半導体発光素子およびその製造方法
JP2007088273A (ja) * 2005-09-22 2007-04-05 Matsushita Electric Works Ltd 半導体発光素子およびその製造方法
JP2007101799A (ja) * 2005-10-03 2007-04-19 Nippon Sheet Glass Co Ltd 透過型光学素子
JP2007150053A (ja) * 2005-11-29 2007-06-14 Kyocera Corp 光インプリント用スタンパおよびそれを用いた発光装置の製造方法
JP2007194550A (ja) * 2006-01-23 2007-08-02 Toppan Printing Co Ltd インプリント用モールド及びその製造方法
JP2007227890A (ja) * 2005-12-21 2007-09-06 Asml Netherlands Bv インプリントリソグラフィ
JP2007287951A (ja) * 2006-04-18 2007-11-01 Canon Inc 基板の加工方法、パターン領域を有する部材の製造方法
WO2008114685A1 (ja) * 2007-03-14 2008-09-25 Omron Corporation 太陽電池の製造方法および該太陽電池
JP2009009978A (ja) * 2007-06-26 2009-01-15 Panasonic Electric Works Co Ltd 化合物半導体素子およびそれを用いる照明装置ならびに化合物半導体素子の製造方法
JP2009054882A (ja) * 2007-08-28 2009-03-12 Univ Of Tokushima 発光装置の製造方法
JP2009226660A (ja) * 2008-03-21 2009-10-08 Fujifilm Corp ドライエッチングによるパターニング方法及びそれに用いるモールド並びにインクジェットヘッドの製造方法
EP2136390A2 (en) 2008-06-19 2009-12-23 Nanogan Limited Production of semiconductor material and devices using oblique angle etched templates
KR100957570B1 (ko) 2008-07-25 2010-05-11 이헌 고효율 발광 다이오드용 기판의 제조방법
US7781790B2 (en) 2006-12-21 2010-08-24 Nichia Corporation Method for manufacturing substrate for semiconductor light emitting element and semiconductor light emitting element using the same
JP2010263236A (ja) * 2006-12-22 2010-11-18 Showa Denko Kk Iii族窒化物半導体発光素子の製造方法
WO2011021753A1 (ko) * 2009-08-18 2011-02-24 우리엘에스티 주식회사 3족 질화물 반도체 발광소자 및 그 제조방법
US8118934B2 (en) 2007-09-26 2012-02-21 Wang Nang Wang Non-polar III-V nitride material and production method
JP2013058767A (ja) * 2012-10-19 2013-03-28 Dainippon Printing Co Ltd パターンの形成方法およびテンプレートの製造方法
US8652947B2 (en) 2007-09-26 2014-02-18 Wang Nang Wang Non-polar III-V nitride semiconductor and growth method
JP2014078653A (ja) * 2012-10-12 2014-05-01 Waseda Univ Iii族窒化物半導体層の製造方法
US8828849B2 (en) 2007-01-19 2014-09-09 Nanogan Limited Production of single-crystal semiconductor material using a nanostructure template
JP2014197693A (ja) * 2014-05-29 2014-10-16 大日本印刷株式会社 パターンの形成方法およびテンプレートの製造方法
JP2015076512A (ja) * 2013-10-09 2015-04-20 株式会社トクヤマ パターンの形成方法
JP2015515145A (ja) * 2012-04-18 2015-05-21 ヒューネット プラス カンパニー リミテッドHunet Plus Co., Ltd. ナノレベルのパターンが形成された高効率窒化物系発光ダイオード用基板の製造方法(MethodForFabricatingNanoPatternedSubstrateForHighEfficiencyNitridebasedLightEmittingDiode)
US9154678B2 (en) 2013-12-11 2015-10-06 Apple Inc. Cover glass arrangement for an electronic device
KR20150119180A (ko) * 2013-02-11 2015-10-23 코닌클리케 필립스 엔.브이. 발광 디바이스 및 발광 디바이스를 제조하기 위한 방법
US9225056B2 (en) 2014-02-12 2015-12-29 Apple Inc. Antenna on sapphire structure
US9221289B2 (en) 2012-07-27 2015-12-29 Apple Inc. Sapphire window
US9232672B2 (en) 2013-01-10 2016-01-05 Apple Inc. Ceramic insert control mechanism
JP2016027658A (ja) * 2015-09-07 2016-02-18 エルシード株式会社 エッチング方法
JP2016155962A (ja) * 2015-02-25 2016-09-01 株式会社Flosfia 蛍光体組成物の製造方法および発光装置
US9472736B2 (en) 2011-11-15 2016-10-18 El-Seed Corporation Etching method
JP2017063099A (ja) * 2015-09-24 2017-03-30 国立研究開発法人情報通信研究機構 凹凸構造を含む基板の製造方法及び半導体発光素子の製造方法
US9632537B2 (en) 2013-09-23 2017-04-25 Apple Inc. Electronic component embedded in ceramic material
US9678540B2 (en) 2013-09-23 2017-06-13 Apple Inc. Electronic component embedded in ceramic material
US10052848B2 (en) 2012-03-06 2018-08-21 Apple Inc. Sapphire laminates
US10406634B2 (en) 2015-07-01 2019-09-10 Apple Inc. Enhancing strength in laser cutting of ceramic components

Cited By (49)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007072374A (ja) * 2005-09-09 2007-03-22 Tokyo Ohka Kogyo Co Ltd ナノインプリント用の膜形成組成物およびパターン形成方法
JP2007088277A (ja) * 2005-09-22 2007-04-05 Matsushita Electric Works Ltd 半導体発光素子およびその製造方法
JP2007088273A (ja) * 2005-09-22 2007-04-05 Matsushita Electric Works Ltd 半導体発光素子およびその製造方法
JP2007101799A (ja) * 2005-10-03 2007-04-19 Nippon Sheet Glass Co Ltd 透過型光学素子
JP2007150053A (ja) * 2005-11-29 2007-06-14 Kyocera Corp 光インプリント用スタンパおよびそれを用いた発光装置の製造方法
JP2007227890A (ja) * 2005-12-21 2007-09-06 Asml Netherlands Bv インプリントリソグラフィ
JP4694463B2 (ja) * 2005-12-21 2011-06-08 エーエスエムエル ネザーランズ ビー.ブイ. インプリントリソグラフィ
JP2007194550A (ja) * 2006-01-23 2007-08-02 Toppan Printing Co Ltd インプリント用モールド及びその製造方法
JP2007287951A (ja) * 2006-04-18 2007-11-01 Canon Inc 基板の加工方法、パターン領域を有する部材の製造方法
US7781790B2 (en) 2006-12-21 2010-08-24 Nichia Corporation Method for manufacturing substrate for semiconductor light emitting element and semiconductor light emitting element using the same
US9054271B2 (en) 2006-12-21 2015-06-09 Nichia Corporation Method for manufacturing substrate for semiconductor light emitting element and semiconductor light emitting element using the same
US8686457B2 (en) 2006-12-21 2014-04-01 Nichia Corporation Method for manufacturing substrate for semiconductor light emitting element and semiconductor light emitting element using the same
US8394652B2 (en) 2006-12-21 2013-03-12 Nichia Corporation Method for manufacturing substrate for semiconductor light emitting element and semiconductor light emitting element using the same
JP2010263236A (ja) * 2006-12-22 2010-11-18 Showa Denko Kk Iii族窒化物半導体発光素子の製造方法
US8492186B2 (en) 2006-12-22 2013-07-23 Toyoda Gosei Co., Ltd. Method for producing group III nitride semiconductor layer, group III nitride semiconductor light-emitting device, and lamp
US8828849B2 (en) 2007-01-19 2014-09-09 Nanogan Limited Production of single-crystal semiconductor material using a nanostructure template
JPWO2008114685A1 (ja) * 2007-03-14 2010-07-01 オムロン株式会社 太陽電池の製造方法および該太陽電池
WO2008114685A1 (ja) * 2007-03-14 2008-09-25 Omron Corporation 太陽電池の製造方法および該太陽電池
JP2009009978A (ja) * 2007-06-26 2009-01-15 Panasonic Electric Works Co Ltd 化合物半導体素子およびそれを用いる照明装置ならびに化合物半導体素子の製造方法
JP2009054882A (ja) * 2007-08-28 2009-03-12 Univ Of Tokushima 発光装置の製造方法
US8652947B2 (en) 2007-09-26 2014-02-18 Wang Nang Wang Non-polar III-V nitride semiconductor and growth method
US8118934B2 (en) 2007-09-26 2012-02-21 Wang Nang Wang Non-polar III-V nitride material and production method
JP2009226660A (ja) * 2008-03-21 2009-10-08 Fujifilm Corp ドライエッチングによるパターニング方法及びそれに用いるモールド並びにインクジェットヘッドの製造方法
EP2136390A2 (en) 2008-06-19 2009-12-23 Nanogan Limited Production of semiconductor material and devices using oblique angle etched templates
KR100957570B1 (ko) 2008-07-25 2010-05-11 이헌 고효율 발광 다이오드용 기판의 제조방법
WO2011021753A1 (ko) * 2009-08-18 2011-02-24 우리엘에스티 주식회사 3족 질화물 반도체 발광소자 및 그 제조방법
US9472736B2 (en) 2011-11-15 2016-10-18 El-Seed Corporation Etching method
US10052848B2 (en) 2012-03-06 2018-08-21 Apple Inc. Sapphire laminates
JP2015515145A (ja) * 2012-04-18 2015-05-21 ヒューネット プラス カンパニー リミテッドHunet Plus Co., Ltd. ナノレベルのパターンが形成された高効率窒化物系発光ダイオード用基板の製造方法(MethodForFabricatingNanoPatternedSubstrateForHighEfficiencyNitridebasedLightEmittingDiode)
US9221289B2 (en) 2012-07-27 2015-12-29 Apple Inc. Sapphire window
JP2014078653A (ja) * 2012-10-12 2014-05-01 Waseda Univ Iii族窒化物半導体層の製造方法
JP2013058767A (ja) * 2012-10-19 2013-03-28 Dainippon Printing Co Ltd パターンの形成方法およびテンプレートの製造方法
US9232672B2 (en) 2013-01-10 2016-01-05 Apple Inc. Ceramic insert control mechanism
KR102120264B1 (ko) * 2013-02-11 2020-06-09 루미리즈 홀딩 비.브이. 발광 디바이스 및 발광 디바이스를 제조하기 위한 방법
KR20150119180A (ko) * 2013-02-11 2015-10-23 코닌클리케 필립스 엔.브이. 발광 디바이스 및 발광 디바이스를 제조하기 위한 방법
US9678540B2 (en) 2013-09-23 2017-06-13 Apple Inc. Electronic component embedded in ceramic material
US9632537B2 (en) 2013-09-23 2017-04-25 Apple Inc. Electronic component embedded in ceramic material
JP2015076512A (ja) * 2013-10-09 2015-04-20 株式会社トクヤマ パターンの形成方法
US10324496B2 (en) 2013-12-11 2019-06-18 Apple Inc. Cover glass arrangement for an electronic device
US9154678B2 (en) 2013-12-11 2015-10-06 Apple Inc. Cover glass arrangement for an electronic device
US10386889B2 (en) 2013-12-11 2019-08-20 Apple Inc. Cover glass for an electronic device
US9225056B2 (en) 2014-02-12 2015-12-29 Apple Inc. Antenna on sapphire structure
US9461357B2 (en) 2014-02-12 2016-10-04 Apple Inc. Antenna on sapphire structure
US9692113B2 (en) 2014-02-12 2017-06-27 Apple Inc. Antenna on sapphire structure
JP2014197693A (ja) * 2014-05-29 2014-10-16 大日本印刷株式会社 パターンの形成方法およびテンプレートの製造方法
JP2016155962A (ja) * 2015-02-25 2016-09-01 株式会社Flosfia 蛍光体組成物の製造方法および発光装置
US10406634B2 (en) 2015-07-01 2019-09-10 Apple Inc. Enhancing strength in laser cutting of ceramic components
JP2016027658A (ja) * 2015-09-07 2016-02-18 エルシード株式会社 エッチング方法
JP2017063099A (ja) * 2015-09-24 2017-03-30 国立研究開発法人情報通信研究機構 凹凸構造を含む基板の製造方法及び半導体発光素子の製造方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2005136106A (ja) 単結晶サファイア基板とその製造方法及び半導体発光素子
KR101897481B1 (ko) 결정학적으로 이완된 구조에 기초한 고체 상태 발광 디바이스
US7122827B2 (en) Monolithic light emitting devices based on wide bandgap semiconductor nanostructures and methods for making same
JP2005064492A (ja) 単結晶サファイア基板とその製造方法及び半導体発光素子
JP4471726B2 (ja) 単結晶サファイア基板の製造方法
JP5666164B2 (ja) 発光素子の製造方法
KR101436077B1 (ko) 발광소자 및 그 제조방법
JP3471685B2 (ja) 半導体基材及びその製造方法
CN101606248B (zh) 锥形光子晶体发光器件
US9748441B2 (en) Dry etching method of manufacturing semiconductor light emitting device substrate
JP4593890B2 (ja) 半導体発光素子の製造方法
WO2010109750A1 (ja) サファイア基板の製造方法、および半導体装置
US10622515B2 (en) Patterned layer design for group III nitride layer growth
KR20160037948A (ko) 반도체 발광 소자 및 그 제조 방법
CN110797442A (zh) 一种图形化衬底、led外延片及图形化衬底制备方法
JP5306779B2 (ja) 発光素子及びその製造方法
US9355840B2 (en) High quality devices growth on pixelated patterned templates
KR101023135B1 (ko) 이중요철구조의 기판을 갖는 반도체 발광소자 및 그 제조방법
Ironside et al. Review of lateral epitaxial overgrowth of buried dielectric structures for electronics and photonics
JP6429626B2 (ja) 層成長のためのパターンを有する基板の設計
TW201904086A (zh) 發光二極體
JP3471687B2 (ja) 半導体基材及びその製造方法
JP2009043895A (ja) 発光素子
US8653500B1 (en) Volume-scalable high-brightness three-dimensional visible light source
CN114300503A (zh) 包覆式多量子阱nled阵列结构及其制作方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20061012

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20090424

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20090512

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20090707

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20100202