JP2005133576A - ディーゼルエンジン - Google Patents

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道博 畠
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Abstract

【課題】本発明は、予備噴射を排気行程域で行なうことで、すぐには着火せずに十分な予混合時間を得ることにより、予混合燃焼を促進し、温度昇温した燃焼室で主噴射燃料が速やかに気化して燃焼してNOxの生成量とスモーク(PM)の排出量を共に低減できるディーゼルエンジンを提供することにある。
【解決手段】 燃焼室7に高圧燃料を圧縮上死点の近傍において主噴射Jmすると共にこの主噴射に先立ち予備噴射Jsを行なう燃料噴射装置Mと、運転状態に応じて上記燃料噴射装置Mを制御するコントローラ27と、を備えたディーゼルエンジン1において、コントローラ27は予備噴射を排気行程後期で吸気弁開位置前tintopに行なうように噴射制御することを特徴とする。
【選択図】図1

Description

本発明は、主噴射に先立ち予備噴射を行なうディーゼルエンジンに係り、特に、NOxの生成を抑制しつつ黒煙の排出量を低減できるディーゼルエンジンに関するものである。
ディーゼルエンジンではその排気中に含まれるNOxの低減、燃焼時の騒音の低減を目的とし、燃料の噴射時期を遅らせることが行なわれていたが、このようなタイミングリタードを行なうと黒煙の排出量が増加する。そこで高圧噴射を実施して燃料の微粒化を向上させることで黒煙の排出量を改善している。しかし、この場合には燃焼温度が上昇してNOxの排出量が増加してしまう。
このように、ディーゼルエンジンにおいてはNOxの生成を抑制することと黒煙の排出量を低減することはトレードオフの関係にあり、両者とも改善することは困難とされていた。そこで、主噴射に先立ち圧縮上死点前20〜60°CAのタイミングでパイロット噴射(予備噴射)を別途行なうことで、希薄混合気を形成してNOxの低減、スモーク(PM)の排出量の低減を図ることが行なわれている。
例えば、燃料噴射系がコモンレールの場合は、エンジンコントローラで高圧インジェクタの駆動タイミング(噴射時期)、電磁弁コイルへの通電時間(燃料噴射量)をそれぞれ制御して、主噴射およびそれに先立ちパイロット噴射を実現している。
更に、燃料噴射系が分配型ポンプの場合はプランジャーとノズルの間の噴射管経路上に開閉電磁弁を設けておき、この開閉電磁弁のコイルへの通電時間(燃料噴射量)をパイロット噴射(予備噴射)と主噴射の各タイミングでそれぞれ開閉制御して、主噴射およびそれに先立ちパイロット噴射を実現している。
なお、特開平10−141124号公報(特許文献1)には、燃料噴射装置がコモンレールを用い、図8に示すように、吸入行程の初期における第1の予備噴射Jsと、圧縮行程の中期または後期における第2の予備噴射であるパイロット噴射Jpと、圧縮上死点近傍の主噴射Jmとを行なう燃料噴射装置が開示される。
ここでは圧縮行程の進行に応じて第1の予備噴射Jsによる希薄混合気(熱容量大のため着火しない)を形成し、この状態でパイロット噴射Jpが成されることでパイロット噴射燃料が速やかに気化して一部自己着火する。その後の主噴射時Jmにおいて両予備噴射で昇温した燃焼室で主噴射燃料が速やかに気化し燃焼し、両予備噴射による希薄混合気も一気に燃焼する。この場合、第1の予備噴射量Jsとパイロット噴射量Jpと主噴射量Jmを調整することで、NOxの生成を抑制し、スモーク(PM)の排出量を低減できるとしている。
特開平10−141124号公報
ところで、本発明者等は、主噴射およびそれに先立つ予備噴射を行ない圧縮行程で希薄混合気を形成する予混合圧縮着火方式のディーゼルエンジンにおいて、NOxの生成量、スモーク(PM)の排出量の増減特性を明らかにするため、予備噴射時期を進角、遅角変位させて、各運転状態での特性を調査した。
ここでは、予備噴射時期を進角、遅角変位させるにあたり、多気筒ディーゼルエンジンを2000rpmで、平均有効圧を0.6MPaとし、主噴射時期を上死点前0.6°として、EGRオンで運転した。ここで予備噴射時期の変化に応じてNOx生成量と、スモーク(PM)の排出量とを測定し、その測定値の特性を、図5、図6に一例として示した。
ここで、予備噴射時期が排気行程にある間は吸気弁開時期の前後でNOxが減少し、予備噴射時期が吸気上死点TDC後の吸気行程では上死点後で排気弁閉位置近傍までの領域でNOxが多少増加し、その後低減しているが、吸気上死点TDC前後域で予備噴射時期を変化させた場合、NOx生成量の変化は比較的小さい。
一方、予備噴射時期の変化に応じたスモーク(PM)発生量は、予備噴射時期が排気行程にあり、吸気弁開時期の前後で大きく増減変化し、予備噴射時期が上死点TDC後の吸気行程では排気弁閉位置近傍より後の領域で急増している。
このように、吸気上死点TDC前後域で予備噴射時期を変化させた場合、スモーク(PM)発生量は吸気行程の排気弁閉位置近傍より後の領域で急増し、排気行程で吸気弁開時期前に大きく低減することが判明した。
このため、主噴射および予備噴射を行なう予混合圧縮着火方式のディーゼルエンジンにおいて、NOxの生成量とスモーク(PM)の排出量を共に低減させるためには、予備噴射を排気行程であって吸気弁開時期の前の領域である吸気TOP領域Einで行なうことが有効と推測される。
なお、特許文献1に開示の予混合圧縮着火方式のディーゼルエンジンにおいては、第1予備噴射Ts、パイロット噴射Tpおよび主噴射Tmをそれぞれ所定噴射量で行なうことで、NOxと、スモーク(PM)の排出量を低減しているが、第1予備噴射Tsが吸気行程初期で排気弁閉弁直後(図8で符号p1位置)で行なわれており、図6の特性を考慮すると、本来スモーク(PM)の排出量を十分に低減できるとは思われない。
本発明は上述の経緯に応じて成されたものであり、予備噴射を排気行程域で行なうことで、すぐには着火せずに十分な予混合時間を得ることにより、予混合燃焼を促進し、温度昇温した燃焼室で主噴射燃料が速やかに気化して燃焼してNOxの生成量とスモーク(PM)の排出量を共に低減できるディーゼルエンジンを提供することを目的とする。
この発明の請求項1に係るディーゼルエンジンは、燃焼室に高圧燃料を圧縮上死点の近傍において主噴射すると共にこの主噴射に先立ち予備噴射を行なう燃料噴射装置と、運転状態に応じて上記噴射装置を制御するコントローラと、を備えたディーゼルエンジンにおいて、上記コントローラは上記予備噴射を排気行程後期で吸気弁開前に行なうように噴射制御することを特徴とする。
請求項2に係るディーゼルエンジンは、ピストン頂部のキャビティーに高圧燃料を圧縮上死点の近傍において主噴射すると共にこの主噴射に先立ち予備噴射を行なう燃料噴射装置と、運転状態に応じて上記噴射装置を制御するコントローラと、を備えたディーゼルエンジンにおいて、上記コントローラは上記予備噴射を排気行程後期で吸気弁開前で上記キャビティー内壁に燃料が全て到達する時期に行なうよう噴射制御することを特徴とする。
この発明の請求項1によれば、予備噴射をこのような噴射開始時期に行なうことにより、予備噴射燃料がピストン頂部のキャビティー内壁や頂壁面に噴射され、この際、比較的筒内温度が低い状態で燃料が供給されるため、すぐには着火せず、十分な予混合時間が得られることとなり、予混合燃焼が促進され、温度昇温した燃焼室で主噴射燃料が速やかに気化して燃焼するのでNOxとスモーク(PM)の発生量が減少する。しかも、予備噴射燃料によって十分な予混合が成され予混合燃焼が促進されるので、主噴射期間での予混合燃焼域が減少して拡散燃焼に至るのでNOxも減少する上にPMも低減し、即ち、PM−NOxのトレードオフが改善される。
この発明の請求項2によれば、予備噴射をこのような噴射開始時期に行なうことにより、予備噴射燃料がピストン頂部のキャビティー内壁内に燃料が全て到達するように噴射され、この際、比較的筒内温度が低い状態で燃料が供給されるため、すぐには着火せず、十分な予混合時間が得られることとなり、予混合燃焼(均一燃焼)が促進され、温度昇温した燃焼室で主噴射燃料が速やかに気化して燃焼するのでスモーク(PM)が減少し、しかも、予備噴射燃料が全てキャビティー内壁に到達するので、噴射燃料のシリンダ内壁への付着を確実に防止でき、オイル稀釈(オイルダイリューション)を抑制できる。
図1にはこの発明の実施の形態としてのディーゼルエンジン1と、同ディーゼルエンジン(以後単にエンジンと記す)1の本体2に搭載される燃料噴射装置Mの全体構成を示す。
エンジン1の本体2はその上部にシリンダブロック3とその上側に一体結合されたシリンダヘッド4と、不図示のヘッドカバーを備える。エンジン1は同一構成の気筒を複数有する多気筒エンジンであるが、ここでは重複説明を避けるため、1つの気筒を主に説明する。ここでシリンダブロック3は内部のシリンダ5内にピストン6を上下摺動可能に配備し、シリンダ5、ピストン6、シリンダヘッド4の下壁間に燃焼室7を容積可変に形成している。
シリンダヘッド4の下壁には燃焼室7に対向して燃料噴射弁8が取り付けられ、しかも、燃料噴射弁8と干渉しない位置に吸気弁9で開閉される吸気ポート11と、排気弁12で開閉される排気ポート13が形成される。吸排気弁9、12はエンジンクランクシャフトの回転を不図示の動弁系を介し受けて開閉駆動する。
吸気ポート11は吸気路IN側よりのエアを吸気弁9の開時に燃焼室7に導入させる。尚、吸入空気量Qaを調整するスロットル弁17を配置しても良い。排気ポート13は排気弁12の開時に燃焼室7の排気を不図示の排気ガス浄化装置を備える排気路EX側に排出させるように形成される。なお、排気ガス浄化装置は酸化触媒とパティキュレートフィルタを直列配備した周知の連続再生式排気ガス浄化装置等を利用できる。
吸気ポート11と排気ポート13間には中間部にEGR制御弁19を備えたEGR通路21が配備され、これらにより、排気ポート13の排気ガスを吸気ポート11に還流させてNOx排出量を抑制する排気ガス再循環装置(EGR装置)16を形成している。
ピストン6はその頂壁にキャビティー22を凹設され、ピストンが上死点近傍に達した際にキャビティーの内周壁221に向けて燃料噴射弁8の複数の噴口よりの燃料粒を噴霧可能に形成されている。
ここで、燃料噴射弁8の複数の噴口よりの燃料粒の噴射角βとキャビティー22の開口形状とに関連して、図3、4に示すように、クランク角領域がEinにおいて、噴射燃料がキャビティー22の内壁に全て到達でき、同領域を外れた上死点離隔領域Eoutでは、噴射燃料が一部あるいは全てキャビティー22外に達するように設定されている。
図1に示すように、この燃料噴射弁8とコモンレール24と燃料ポンプ25は燃料噴射装置Mの要部を成す。ここで、燃料タンク38の燃料は燃料供給管18及び燃料ポンプ25を介してコモンレール24に供給される。コモンレール24に供給された燃料は各噴射管23を介して燃料噴射弁8に供給される。コモンレール24には内部の燃料圧を検出するための燃料圧センサ26が取付けられ、同燃料圧センサ26の出力信号(レール圧)Prはエンジンコントローラ(以後、単にECUと記す)27に出力される。ECU27のレール圧制御回路はコモンレール24内のレール圧Prが目標燃料圧となるように燃料ポンプ25の吐出量を制御している。
なお、図1には第1気筒の燃料噴射弁8及びその燃料供給系を示したが、その他の気筒も同様構成の燃料噴射弁及びその燃料供給系を備え、それらの各電磁アクチュエータも各々ECU27に接続される。
ECU27はデジタルコンピュータからなり、双方向性バス28によって互いに接続されたROM(リードオンリメモリ)29、RAM(ランダムアクセスメモリ)31、CPU(マイクロプロセッサ)32、入力ポート33および出力ポート34を備え、ここでは、特に、燃料供給制御手段としての機能を備える。
車両のアクセルペダル35にはアクセルペダル36の踏込み量(アクセル開度)θaに比例した出力電圧を発生する負荷センサ37が接続され、負荷センサ37の出力電圧は不図示のAD変換器を介して入力ポート33に入力される。更に入力ポート33には不図示のクランクシャフトが例えば30°回転する毎に出力パルスδθ(エンジン回転数信号)を発生するクランク角センサ39が接続される。しかもクランク角センサ39には気筒判別装置42が併設され,これにより、多気筒エンジンの個々のシリンダの判別信号δcを出力する。一方、出力ポート34は噴射弁駆動回路D2(図2参照)を介して燃料噴射弁8に,ポンプ駆動回路D1(図2参照)を介して燃料ポンプ25に、不図示の駆動回路を介してEGR制御弁19にそれぞれ接続されている。
ECU27はクランク角センサ39、負荷センサ37及び燃料圧センサ26より各検出信号を取り込み、燃料噴射弁8、燃料ポンプ25及びEGR制御弁19等を制御する。
ここで、ECU27は燃料供給制御手段として機能し、図2に示すような各機能を備える。
即ち,燃料供給制御手段はエンジン回転数Neとエンジン負荷としてのアクセル開度θaとレール圧Prを取込み、噴射量演算部A1とレール圧演算部A2と噴射時期演算部A3とを駆動する。
燃料供給制御手段の噴射量演算部A1はメインおよび予備噴射量Qm、Qsをマップmp1で演算するもので、この噴射量マップmp1はエンジン回転数Neとアクセル開度θaに基づくエンジンの全運転域を所定数の領域eqに区分して、各区分運転域毎に最適なメインおよび予備噴射量Qm、Qsを設定する。
燃料供給制御手段のレール圧演算部A2はレール圧Prをレール圧マップmp2で演算するもので、このレール圧マップmp2は噴射量Qf(=Qm+Qs)を3つの大中小の量で区分し、これをパラメータとして、エンジン回転数Ne相当のレール圧Prを設定する。この目標燃料圧となるレール圧Prはポンプ駆動回路D1に入力され、ここではコモンレール24内のレール圧Prが目標燃料圧となるように燃料ポンプ25の吐出量を制御する。
更に、上述の噴射量演算部A1は、レール圧演算部A2からのレール圧Prを3つの大、中、小の圧力域に区分し、即ち、Pra以下、Prb(>Pra)以下、Prc(>Prb)以下に区分する。ここでは区分したレール圧Prの該当域毎に、メインおよび予備噴射量Qm、Qs相当のメインおよび予備噴射期間Tm、Ts(図3参照)を演算するマップmp3a〜mp3c(図2参照)を備える。噴射量演算部A1は区分したレール圧Prの該当域に対応するマップmp3a〜mp3cを求め、そのマップに沿って最適なメインおよび予備噴射期間Tm、Tsを演算する。これらメインおよび予備噴射期間Tm、Tsは噴射弁駆動回路D2の噴射期間制御部に入力される。
燃料供給制御手段の噴射時期演算部A3はメイン噴射時期tm及び予備噴射時期tsをマップmp4で演算する。ここで、噴射時期マップmp4はエンジン回転数Neとアクセル開度θaに基づくエンジンの全運転域を所定数の領域etに区分して各区分運転域毎に最適なメイン噴射時期tm及び及び予備噴射時期tsを設定できる。
更に、噴射時期演算部A3は求めたメイン噴射時期tm及び予備噴射時期tsを噴射弁駆動回路D2の噴射時期制御部に入力する。
ここでメイン噴射時期tmは高回転高負荷域を比較的進角させ、中回転中負荷域及び低回転低負荷域を比較的遅角させるような特性に設定する。
一方、予備噴射時期tsは排気行程後期(吸気上死点前)での吸気弁開位置前tintop(図4参照)で、しかも、キャビティー22の内壁に燃料が全て到達することができる時期であるクランク角領域Ein(図3、4参照)に行なうように設定される。
なお、この予備噴射時期tsより予備噴射が所定噴射期間Ts行なわれるが、この所定噴射期間Tsが吸気弁開位置前tintopより遅角側(図3、4で右側)にずれ込む運転域が生じないよう、予め、予備噴射時期tsbは十分に進角設定される。
この場合、予備噴射時期tsbは、キャビティー22の内壁に燃料が全て到達することができる時期であるクランク角領域Einで行なうよう設定されるが、基本的には、予備噴射の燃料粒がシリンダ内壁側に飛散して付着することを確実に防止して、オイル稀釈(オイルダイリューション)を抑制できるのであればよい。このため、一部の燃料粒がピストン頂壁のキャビティー22の周縁部a(図1参照)近傍に飛散するような運転域においては、燃料粒はシリンダ内壁側までは到達しないことより、キャビティー22の内壁に燃料が全て到達することがなくてもよく、この点より、上述の予備噴射時期tsを進角設定する上での許容幅を拡大できる。
このようなエンジンの駆動時に、ECU27の燃料供給制御手段は図7の燃料供給制御ルーチンを実行する。
ECU27は不図示のメインルーチンでNOx排出量を抑制する排気ガス再循環装置(EGR装置)16を駆動し,その他の周知のエンジン制御を実行し、その途中で図7の燃料供給制御ルーチンのステップs1に達する。ステップs1では、エンジン回転数Ne、エンジン負荷であるアクセル開度θa、その他の不図示のエンジン運転情報を取り込む。ステップs2ではエンジン回転数Ne及びアクセル開度θa相当のエンジン運転域eq(図2のmp1参照)を求め、同エンジン運転域eqに応じたメインおよび予備噴射量Qm、Qsを演算する。ステップs3ではメインおよび予備噴射量Qm、Qsの加算値を噴射量Qf(=Qm+Qs)として算出し、次いで、ここでの噴射量Qfが、レール圧マップmp2において、3つの大、中、小の量で区分された何れかの噴射量領域に相当するか演算し、同演算された噴射量領域に対応する特性線(mp2において大中小と付記)と、エンジン回転数Neに相当する目標値であるレール圧Proを演算する。
ステップs4に達すると、演算した目標値であるレール圧Proが3つの大(Prc以上)、中(Prc>Prb>Pra)、小(Pra以下)の圧力域のいずれのレール圧域に入るか演算する。次いで、レール圧域に対応するレール圧マップmp3a〜mp3c2(図2参照)の一つを選択し、選択したレール圧マップを用い、メインおよび予備噴射量Qm、Qs相当のメインおよび予備噴射期間Tm、Tsをそれぞれ演算する。
ステップs5に達するとエンジン回転数Ne及びアクセル開度θa相当のエンジン運転域etを求め、同エンジン運転域et相当のメインおよび予備噴射時期tm、tsを演算する。
この後、ステップs6ではメインおよび予備噴射期間Tm、Tsを噴射弁駆動回路D2の噴射期間制御部d2−1に入力し、メイン噴射時期tm及び予備噴射時期tsを噴射時期制御部d2−2に入力する。これにより、噴射弁駆動回路D2は判別信号δcおよび出力パルスδθ(単位クランク角信号)をカウントし、予備噴射時期tsより予備噴射期間Tsの予備噴射Jsを実行し、メイン噴射時期tmよりメイン噴射期間Tmのメイン噴射Jmを実行する。
更に、ステップs7では、演算した目標値のレール圧Proをポンプ駆動回路D1に入力する。これにより、ポンプ駆動回路D1は現在のレール圧Prnが目標値Proに一致するように燃料ポンプ25を駆動制御する。
これにより、予備噴射が排気行程後期(吸気上死点前)で、吸気弁開位置前tintop(図4参照)で、しかも、キャビティー22の内壁に燃料が全て到達することができる時期であるクランク角領域Ein(図3、4参照)に燃料噴射制御することができる。
この時、予備噴射Jsされた燃料粒は、比較的筒内温度が低い状態のため、すぐには着火せず、十分な予混合時間が得られることとなり、予混合燃焼が(均一燃焼)が促進され、温度昇温した燃焼室7で主噴射Jmされた燃料が速やかに気化して燃焼するのでNOxとスモーク(PM)の発生量が減少する。
しかも、予備噴射燃料が全てキャビティー22の内壁に到達するので、噴射燃料のシリンダ5側の内壁への付着を確実に防止でき、オイル稀釈(オイルダイリューション)を確実に抑制できる。
更に、予備噴射Js燃料によって十分な予混合が成され予混合燃焼が促進されるので、主噴射期間での予混合燃焼域が相対的に減少して拡散燃焼に至るのでNOxも減少する上にPMも低減し、即ち、PM−NOxのトレードオフが改善される。
上述のところにおいて、メイン噴射Jmに先立つ排気行程で予備噴射Jsのみを行なっていたが、場合により、予備噴射Js後でメイン噴射Jmの直前にパイロット噴射Jp(図3の2点鎖線参照)を行なってNOx低減を図ってもよく,メイン噴射Jmの直後の所定クランク角位置で後噴射Ja(図3の2点鎖線参照)を行なってもよく、これらによってNOxやスモーク(PM)の発生量をより減少させるようにしてもよい。
上述のところにおいて、運転域メイン噴射時期tmと予備噴射時期tsをエンジンの運転域etに応じて設定するものとしたが、これに加え、運転域etに応じてメイン噴射時期tmを遅角設定し、これと予備噴射時期tsを排気行程後期で吸気弁開位置前tintopに設定することとを組み合せることによって、更なるNOx低減が可能である。
上述のところにおいて、排気路EX側には不図示の排気ガス浄化装置を備えるとしたが、この排気ガス浄化装置を選択還元型NOx触媒としてもよい。その上で、予備噴射Jsを排気行程後期で行なうにあたり、予備噴射時期tsと予備噴射期間Tsを調整することで、特に、一部未燃HCの排出を生じさせ、この未燃HCを選択還元型NOx触媒の還元剤として利用するようにし、フィルタのNOxを還元処理することもできる。
上述のところにおいて、ディーゼルエンジンは予混合圧縮着火方式のディーゼルエンジンで燃料噴射弁は複数の噴口を有するものとして説明したが、単一噴口の燃料噴射弁を用いるディーゼルエンジンにも同様に適用できる。
本発明の一実施形態としてのディーゼルエンジンの全体概略構成図である。 図1のディーゼルエンジンの燃料供給制御手段の機能ブロック図である。 図1のディーゼルエンジンの燃料噴射装置の予備噴射および主噴射の作動特性線図である。 図1のディーゼルエンジンの燃料噴射装置の予備噴射域での作動特性線図である。 ディーゼルエンジンの主噴射に先立つ予備噴射を、噴射時期を可変した場合におけるNOx排出量の特性図である。 ディーゼルエンジンの主噴射に先立つ予備噴射を、噴射時期を可変した場合におけるスモーク排出量の特性図である。 図1のディーゼルエンジンのECUが行なう燃料供給制御ルーチンのフローチャート化特性説明線図である。 従来のディーゼルエンジンのECUが行なう予備噴射域、パイロット噴射および主噴射Jmの作動特性線図である。
符号の説明
1 ディーゼルエンジン
7 燃焼室
22 キャビティー
221 キャビティー内壁
27 ECU(コントローラ)
tintop 吸気弁開位置前
Jm 主噴射
Js 予備噴射
M 燃料噴射装置

Claims (2)

  1. 燃焼室に高圧燃料を圧縮上死点の近傍において主噴射すると共にこの主噴射に先立ち予備噴射を行なう燃料噴射装置と、運転状態に応じて上記噴射装置を制御するコントローラと、を備えたディーゼルエンジンにおいて、
    上記コントローラは上記予備噴射を排気行程後期で吸気弁開前に行なうように噴射制御することを特徴とするディーゼルエンジン。
  2. ピストン頂部のキャビティーに高圧燃料を圧縮上死点の近傍において主噴射すると共にこの主噴射に先立ち予備噴射を行なう燃料噴射装置と、運転状態に応じて上記噴射装置を制御するコントローラと、を備えたディーゼルエンジンにおいて、
    上記コントローラは上記予備噴射を排気行程後期で吸気弁開前で上記キャビティー内壁に燃料が全て到達する時期に行なうよう噴射制御することを特徴とするディーゼルエンジン。
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