JP2005133201A - 加工性に優れた高張力鋼板およびその製法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】 母相組織と第2相組織とを有し、前記母相組織は少なくとも焼戻しマルテンサイトまたは焼戻しベイナイトを構成組織とし、前記第2相組織は残留オーステナイトを構成組織とする鋼板およびその亜鉛めっき品であって、(1)C:0.10〜0.6質量%、Si:1.0質量%以下、Mn:1.0〜3質量%、Al:0.3〜2.0質量%を満たす鋼からなり、(2)残留オーステナイトの体積率が5〜40%で、(3)鋼中の炭素量(C:質量%)、残留オーステナイトの体積率(fγR)および該残留オーステナイト中の炭素濃度(CγR)の関係が、下記式(I)の関係を満たす加工性に優れた高張力鋼板およびそのめっき品を開示する。
(fγR×CγR)/C≧50……(I)
【選択図】 図1
Description
(1)C:0.10〜0.6質量%、Si:1.0質量%以下、Mn:1.0〜3質量%、Al:0.3〜2.0質量%、P:0.02質量%以下、S:0.03質量%以下、を満たす鋼からなり、
(2)飽和磁化測定法によって求められる残留オーステナイトの体積率が5〜40面積%(視野全体を100%とする)であり、且つ
(3)鋼中の炭素量(C:質量%)、残留オーステナイトの体積率(fγR)および該残留オーステナイト中の炭素濃度(CγR)の関係が、下記式(I)の関係を満たすものであるところに要旨を有している。
(fγR×CγR)/C≧50……(I)
焼戻しマルテンサイトまたは焼戻しベイナイト:20〜90面積%
フェライト:0〜60面積%
前記残留オーステナイトは、長軸/短軸比が3以上であるラス状残留オーステナイトを、全残留オーステナイトに対して60面積%以上含むことが望ましい。
TS×El≧22,000、TS×λ≧20,000
[式中、TSは引張強さの測定結果(単位:MPa)、Elは全伸びの測定結果(単位:%)、λは穴広げ率の測定結果(単位:%)を示す]
本発明の鋼板は、組織と成分によって特徴づけられる。まず本発明を特徴づける組織について説明する。
焼戻しマルテンサイトまたは焼戻しベイナイト:20面積%以上(例えば25面積%以上、または30面積%以上)、90面積%以下(例えば65面積%以下、または50面積%以下)
フェライト:0面積%以上(例えば10面積%以上、または15面積%以上)、60面積%以下(例えば50面積%以下、または40面積%以下)
次に、本発明鋼板の化学成分について説明する。以下、化学成分の単位は全て質量%を意味する。
Cは高強度を確保し、且つ残留オーステナイトを確保するために必須の元素である。詳細には、オーステナイト相中に十分なCを固溶させ、室温でも所望のオーステナイト相を残留させる為に重要な元素であり、強度−伸びフランジ性のバランスを高めるのに有用である。C量は0.10%以上、好ましくは0.13%以上、さらに好ましくは0.15%以上である。しかしCが過剰になると、その効果が飽和するのみならず、鋳造段階で中心偏析による欠陥を生じ易くなるので、C量は0.6%以下、好ましくは0.5%以下、さらに好ましくは0.4%以下とする。なおC量が0.3%を超えると溶接性が低下傾向を示すので、溶接性も考慮するならば、C量は0.3%以下、好ましくは0.28%以下、さらに好ましくは0.25%以下とすることが推奨される。
Siは、固溶強化元素としても有用である他、残留オーステナイトが分解して炭化物が生成するのを抑えるのに有効な元素であるが、多過ぎると、表面処理性(リン酸処理性や亜鉛めっき性など)を劣化させる他、加工性(伸びフランジ性および全伸び)にも悪影響を及ぼすので、多くとも1.0%以下、より好ましくは0.8%以下に抑えることが望ましい。
Alは、特に残留オーステナイトが分解して炭化物が生成するのを抑えるのに有効な元素であり、0.3%以上、より好ましくは0.5%以上含有させる。但し、多過ぎると熱間脆化を起こし易くなるので、2.0%以下、より好ましくは1.8%以下とする。前掲の特許文献を含めて従来のTRIP鋼板の殆どは、Al含量が0.1%以下であり、本願発明者らが知る限り実施例レベルでAl含量を積極的に0.3%以上に高めたTRIP鋼板は存在しない。これは、Alが加工性や熱間脆性に悪影響を及ぼす酸化物系介在物源になると考えられていたためと思われる。ところが本発明者らの研究によると、追って詳述する如くAl含有率を0.3〜2.0%レベルにまで高めた鋼材は、その他の成分組成や組織制御などとも相俟って、高強度を維持しつつ全伸びや伸びフランジ性においても高い値を示すTRIP鋼板を与えることが明らかにされた。
Mnはオーステナイトを安定化し、所定量以上の残留オーステナイトを確保するのに有効な元素である。従ってMnは1.0%以上、好ましくは1.2%以上、さらに好ましくは1.3%以上とする。一方、Mnが過剰になると鋳片割れの原因になるので、3%以下、好ましくは2.5%以下、さらに好ましくは2.0%以下とする。
Pは、所望の残留オーステナイトを確保するのに有効な元素であり、その効果は0.001%以上、より好ましくは0.005%以上とすることで有効に発揮される。しかし、Pが過剰になると二次加工性が劣化するので、0.02%以下、好ましくは0.015%以下に制限すべきである。
SはMnSなどの硫化物系介在物を形成し、割れの起点となって加工性を劣化させる有害な元素であり、極力低減するのが望ましい。従ってSは0.03%以下、好ましくは0.01%以下、さらに好ましくは0.005%以下とする。
これらCaおよびREM(希土類元素)は、いずれも鋼中硫化物の形態を制御し、加工性向上に有効な元素である。希土類元素としては、Sc、Y、ランタノイドなどが挙げられる。上記作用を有効に発揮させるには、それぞれ、0.0003%以上(特に0.0005%以上)含有させることが推奨される。但し過剰に添加しても効果が飽和し不経済となるので、それぞれ、0.003%以下(特に0.002%以下)に抑えるのがよい。
これらNb、TiおよびVは、析出強化および組織微細化効果を有しており、高強度化に有用な元素である。この様な作用を有効に発揮させるには、それぞれ、0.01%以上(特に0.02%以上)含有させることが推奨される。但し過剰に添加しても効果が飽和し経済性が低下するため、それぞれ、0.1%以下(好ましくは0.08%以下、さらに好ましくは0.05%以下)とする。
これらMo、Ni、CuおよびCrは、鋼の強化元素として有用であると共に、残留オーステナイトを安定化するのに有効な同効元素である。こうした作用を有効に発揮させるには、各々0.05%以上(特に0.1%以上)含有させるのがよい。但し、過剰に添加しても効果が飽和し不経済となるので、MoおよびCrはそれぞれ2%以下(好ましくは1%以下、より好ましくは0.8%以下)、NiおよびCuはそれぞれ1%以下(好ましくは0.5%以下、より好ましくは0.4%以下)とする。
(fγR×CγR)/C≧50……(I)
TS×El≧22,000、TS×λ≧20,000
[式中、TSは引張強さの測定結果(単位:MPa)、Elは全伸びの測定結果(単位:%)、λは穴広げ率の測定結果(単位:%)を示す]
上述した本発明のTRIP鋼板は、マルテンサイト組織(焼き戻されていないマルテンサイト組織;焼入れマルテンサイト組織)またはベイナイト組織(焼き戻されていないベイナイト組織)が導入された鋼板(成分組成はTRIP鋼板と共通する)を、30%以下の圧下率で冷間圧延し、または冷間圧延を行うことなく、フェライト−オーステナイト2相域温度で均熱した後、450〜550℃の温度域で10〜500秒間保持することによって製造できる。
下記表1に記載の成分組成の供試鋼(表中の単位は質量%)を真空溶製し、厚さ20〜30mmの実験用スラブとした後、図1に示す熱間圧延−1段階(単調)冷却パターン、または図2に示す熱間圧延−2段階冷却パターンによって板厚2.5mmの熱延板とし、さらに冷間圧延して板厚2.0mmの冷延板を製造した。この冷延板をフェライト−オーステナイト2相域温度(830℃)に加熱して120秒間保持して均熱し、所定温度まで急冷して所定時間保持する熱処理を行ってTRIP鋼板を製造した。なお上記図1および図2中の記号の意味は、次の通りである。
SRT:熱間圧延加熱温度
FDT:熱間圧延仕上げ温度
CR1:第1段目の冷却速度
CTN:第1段目の冷却後の保持温度
CR2:第2段目の冷却速度
CT:巻取り温度
上記熱間圧延−1段階または2段階冷却の条件、熱間圧延板の組織、冷間圧延の圧下率、均熱温度、保持温度と保持時間を下記表2,4,6に示す。また得られたTRIP鋼板の組織、前記式(I)の値、引張強さ(TS)、全伸び(El)、伸びフランジ性(穴広げ率:λ)、およびリン酸処理性を下記表3,5,7に示す。
43℃のリン酸塩処理液(日本パーカライジング社製商品名「LB−L3020」)に、各供試鋼板を2分間浸漬してから引き揚げて乾燥した後、表面をSEM(倍率;2000倍)観察し、リン酸塩結晶の付着状況を調べる。また、リン酸塩処理の施された供試鋼板を、[重クロム酸アンモニウム20g+アンモニア水490g+水490g]の溶液に室温で15分間浸漬した後、引き揚げて乾燥し、浸漬前後の重量差からリン酸塩の付着量を求める。上記の試験結果から、下記の基準でリン酸塩処理性を3段階評価する。
◎:表面全域にリン酸塩結晶が隙間なく付着しており、リン酸塩付着量が4g/m2以上である、
○:表面のほぼ全域にリン酸塩結晶が隙間なく付着しており、リン酸塩付着量が3g/m2以上4g/m2未満である、
×:表面の一部にリン酸塩結晶が付着していない部分が観察され、リン酸塩付着量が3g/m2未満である。
各供試鋼板を溶融亜鉛浴に浸漬した後、550℃で60秒の処理を施す。得られた合金化亜鉛めっき鋼板のめっき層を塩酸で溶解し、ICPにより溶液中のZnとFe含量を定量分析することにより、合金化亜鉛めっき中のFe濃度を求める。Fe濃度が8〜13%の範囲であるものは正常であり、合金化が十分に進んでいる(良好)と判断し、8%未満であるものは不良と判断する。
下記表8に記載の成分組成の供試鋼(表中の単位は質量%)を真空溶製し、厚さ20〜30mmの実験用スラブとした後、前記図1に示す熱間圧延−1段階(単調)冷却パターンによって板厚2.5mmの熱延板とし、更に冷間圧延して板厚2.0mmの冷延板を製造した。この冷延板を、930℃で120秒間均熱処理した後、図7に示すパターンで冷却、等温保持、空冷の連続焼鈍を行なうことにより、冷延鋼板を得る。
Claims (13)
- 母相組織と第2相組織とを有し、前記母相組織は少なくとも焼戻しマルテンサイトまたは焼戻しベイナイトを構成組織とし、前記第2相組織は残留オーステナイトを構成組織とする鋼板であって、
(1)該鋼板はC:0.10〜0.6質量%、Si:1.0質量%以下、Mn:1.0〜3質量%、Al:0.3〜2.0質量%、P:0.02質量%以下、S:0.03質量%以下、を満たす鋼からなり、
(2)飽和磁化測定法によって求められる残留オーステナイトの体積率が5〜40%であり、
(3)鋼中の炭素量(C:質量%)、残留オーステナイトの体積率(fγR)および該残留オーステナイト中の炭素濃度(CγR)の関係が、下記式(I)の関係を満たすものであることを特徴とする加工性に優れた高張力鋼板。
(fγR×CγR)/C≧50……(I) - さらにCa:0.003質量%以下および/またはREM:0.003質量%以下を含有する請求項1に記載の高張力鋼板。
- さらにNb:0.1質量%以下、Ti:0.1質量%以下、およびV:0.1質量%以下よりなる群から選択される少なくとも1種を含有する請求項1または2に記載の高張力鋼板。
- さらにMo:2質量%以下、Ni:1質量%以下、Cu:1質量%以下、およびCr:2質量%以下よりなる群から選択される少なくとも1種を含有する請求項1〜3のいずれかに記載の高張力鋼板。
- 前記母相組織は前記焼戻しマルテンサイトおよび焼戻しベイナイトに加えてフェライトを含んでいてもよく、光学顕微鏡写真で組織の面積率を測定したとき、焼戻しマルテンサイト、焼戻しベイナイト、およびフェライトの面積率(写真全体の面積を100%とする)が、下記の通りである請求項1〜4のいずれかに記載の高張力鋼板。
焼戻しマルテンサイトまたは焼戻しベイナイト:20〜90面積%
フェライト:0〜60面積% - 前記残留オーステナイトは、長軸/短軸比が3以上であるラス状残留オーステナイトを、全残留オーステナイトに対して60面積%以上含むものである請求項1〜5のいずれかに記載の高張力鋼板。
- 表面に亜鉛めっきが施されたものである請求項1〜6のいずれかに記載の高張力鋼板。
- 前記亜鉛めっきが溶融亜鉛めっきである請求項7に記載の高張力鋼板。
- 前記亜鉛めっきが更に合金化熱処理されている請求項8に記載の高張力鋼板。
- C:0.10〜0.6質量%、Si:1.0質量%以下、Mn:1.0〜3質量%、Al:0.3〜2.0質量%、P:0.02質量%以下、S:0.03質量%以下、を満たす鋼からなり、マルテンサイト組織またはベイナイト組織が導入された鋼板を、30%以下の圧下率で冷間圧延し、または冷間圧延を行うことなく、フェライト−オーステナイト2相域温度に加熱した後、450〜550℃の温度域で10〜500秒間保持することを特徴とする加工性に優れた高張力鋼板の製法。
- 更に溶融亜鉛めっき処理を行い、あるいは更に合金化熱処理を行って亜鉛めっき鋼板を製造する請求項10に記載の製法。
- 前記2相域温度での加熱及び/又は450〜550℃の温度域での保持を含めて、溶融亜鉛めっき処理、あるいは更に合金化熱処理を行って亜鉛めっき鋼板を製造する請求項10に記載の製法。
- 請求項1〜9のいずれかに記載の高張力鋼板を加工することによって得られる鋼部品。
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