JP2005131320A - 医療装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】容易に可搬装置を設置装置に接続し易い医療装置を実現する。
【解決手段】医療装置である挿入支援装置は、少なくとも1つ以上の医療用周辺機器と接続手段を有する第1の医療装置である医局用設置装置3及び検査用設置装置5と、所定の処理機能を有し、医局用設置装置3及び検査用設置装置5と着脱自在に接続可能な第2の医療装置である支援装置本体1と、医局用設置装置3又は検査用設置装置5に設けられた第1のコネクタ部であるコネクタ部31と、このコネクタ部31と接続可能な、且つコネクタ部31に対して位置決めするように、支援装置本体1に設けられた第2のコネクタ部であるコネクタ部25と、これらコネクタ部31とコネクタ部25とが嵌合される際に、コネクタ部25を支援装置本体1の外装部材であるリヤパネル101に対してスライドさせるスライド機構110と、を具備して構成されている。
【選択図】図20
【解決手段】医療装置である挿入支援装置は、少なくとも1つ以上の医療用周辺機器と接続手段を有する第1の医療装置である医局用設置装置3及び検査用設置装置5と、所定の処理機能を有し、医局用設置装置3及び検査用設置装置5と着脱自在に接続可能な第2の医療装置である支援装置本体1と、医局用設置装置3又は検査用設置装置5に設けられた第1のコネクタ部であるコネクタ部31と、このコネクタ部31と接続可能な、且つコネクタ部31に対して位置決めするように、支援装置本体1に設けられた第2のコネクタ部であるコネクタ部25と、これらコネクタ部31とコネクタ部25とが嵌合される際に、コネクタ部25を支援装置本体1の外装部材であるリヤパネル101に対してスライドさせるスライド機構110と、を具備して構成されている。
【選択図】図20
Description
本発明は、複数の医療用周辺機器との接続手段を有する設置装置に対して、各種処理機能を有する可搬装置を着脱自在に接続する医療装置に関する。
近年、画像による診断が広く行われるようになっており、例えばX線CT( Computed Tomography )装置等により被検体の断層像を撮像することにより被検体内に3次元画像データを得て、該3次元画像データを用いて患部の診断が行われるようになってきた。
CT装置では、X線照射・検出を連続的に回転させつつ被検体を体軸方向に連続送りすることにより、被検体の3次元領域について螺旋状の連続スキャン(ヘリカルスキャン: helical scan )を行い、3次元領域の連続するスライスの断層像から、3次元画像を作成することが行われる。
CT装置では、X線照射・検出を連続的に回転させつつ被検体を体軸方向に連続送りすることにより、被検体の3次元領域について螺旋状の連続スキャン(ヘリカルスキャン: helical scan )を行い、3次元領域の連続するスライスの断層像から、3次元画像を作成することが行われる。
そのような3次元画像の1つに、肺の気管支の3次元像がある。気管支の3次元像は、例えば肺癌等が疑われる異常部の位置を3次元的に把握するのに利用される。そして、異常部を生検によって確認するために、気管支内視鏡を挿入して先端部から生検針や生検鉗子等を出して組織のサンプル( sample )を採取することが行われる。
気管支のように、多段階の分岐を有する体内の管路では、異常部の所在が分岐の末梢に近いとき、内視鏡の先端を短時間で正しく目的部位に到達させることが難しいために、例えば特開2000−135215号公報等では、被検体の3次元領域の画像データに基づいて前記被検体内の管路の3次元像を作成し、前記3次元像上で前記管路に沿って目的点までの経路を求め、前記経路に沿った前記管路の仮想的な内視像を前記画像データに基づいて作成し、前記仮想的な内視像を表示することで、気管支内視鏡を目的部位にナビゲーションする装置が提案されている。
特開2000−135215号公報
気管支内視鏡を目的部位にナビゲーションする装置(以下、挿入支援装置と記す)においては、仮想的な内視像を生成するために検査前に医局室に配置したり、実際の検査時に支援するために検査室に配置されるが、複数の挿入支援装置をそれぞれの部屋に配置するには、コスト面で問題があるため、一般には、必要に応じてそれぞれの部屋に挿入支援装置を移動させている。
しかしながら、挿入支援装置を移動させる際に、その都度、各周辺機器との切り離しと接続作業を行う必要があるため、準備作業が繁雑化するといった問題がある。
このため、医局室や検査室に複数の周辺機器との接続手段を有する設置装置を設置し、この設置装置に、例えば、内視鏡挿入を支援する支援画像を処理するための各種処理機能を有する可搬装置を着脱自在に接続するような構成が考えられる。
このため、医局室や検査室に複数の周辺機器との接続手段を有する設置装置を設置し、この設置装置に、例えば、内視鏡挿入を支援する支援画像を処理するための各種処理機能を有する可搬装置を着脱自在に接続するような構成が考えられる。
通常、各医療装置は、トロリーや検査カート等の棚に集中的に配置されており、これら各医療装置は、フロントパネルのみ見えるようになっている。
このため、可搬装置を設置装置に接続する際には、正面から接続面を合わせることが困難であり、また、接続面をある程度合わせることができても死角となるコネクタ部同士を接続する際にコネクタ部の位置が合わせづらく、煩雑である。
このため、可搬装置を設置装置に接続する際には、正面から接続面を合わせることが困難であり、また、接続面をある程度合わせることができても死角となるコネクタ部同士を接続する際にコネクタ部の位置が合わせづらく、煩雑である。
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであり、容易に可搬装置を設置装置に接続し易い医療装置を提供することを目的としている。
本発明による第1の医療装置は、少なくとも1つ以上の医療用周辺機器と接続手段を有する第1の医療装置と、所定の処理機能を有し、前記第1の医療装置と着脱自在に接続可能な第2の医療装置と、前記第1の医療装置に設けられた第1のコネクタ部と、前記第1のコネクタ部と接続可能な、且つ前記第1のコネクタ部に対して位置決めするように、前記第2の医療装置に設けられた第2のコネクタ部と、前記第1のコネクタ部と前記第2のコネクタ部とが嵌合される際に、前記第2のコネクタ部を前記第2の医療装置の外装部材に対してスライドさせるスライド機構と、を具備したことを特徴としている。
また、本発明による第2の医療装置は、前記第1の医療装置において、前記第1のコネクタ部に設けられたガイド部材と、前記第2のコネクタ部に設けられ、前記ガイド部材と位置決め可能に係合可能なガイド部材係合部と、を有し、前記スライド機構は、前記第1のコネクタ部と前記第2のコネクタ部とが接続される際に、前記ガイド部材と前記ガイド部材係合部とが嵌合されることにより、前記第2のコネクタ部を前記外装部材に対して所定の方向にスライドさせることを特徴としている。
また、本発明による第3の医療装置は、前記第2の医療装置において、前記所定の処理機能を実行するための回路が設けられた回路基板と、前記ガイド部材と前記ガイド部材係合部とが嵌合されることにより、前記第2のコネクタ部がスライドする際に、前記第2のコネクタ部と共にスライドするように前記回路基板を取り付ける取り付け部と、を具備したことを特徴としている。
また、本発明による第2の医療装置は、前記第1の医療装置において、前記第1のコネクタ部に設けられたガイド部材と、前記第2のコネクタ部に設けられ、前記ガイド部材と位置決め可能に係合可能なガイド部材係合部と、を有し、前記スライド機構は、前記第1のコネクタ部と前記第2のコネクタ部とが接続される際に、前記ガイド部材と前記ガイド部材係合部とが嵌合されることにより、前記第2のコネクタ部を前記外装部材に対して所定の方向にスライドさせることを特徴としている。
また、本発明による第3の医療装置は、前記第2の医療装置において、前記所定の処理機能を実行するための回路が設けられた回路基板と、前記ガイド部材と前記ガイド部材係合部とが嵌合されることにより、前記第2のコネクタ部がスライドする際に、前記第2のコネクタ部と共にスライドするように前記回路基板を取り付ける取り付け部と、を具備したことを特徴としている。
本発明の医療装置は、容易に可搬装置を設置装置に接続し易いという効果を有する。
以下、図面を参照して本発明の1実施例を説明する。
図1ないし図23は本発明の1実施例に係わり、図1は挿入支援装置の構成を示す構成図、図2は図1の支援装置本体の外観を示す第1の外観図、図3は図1の支援装置本体の外観を示す第2の外観図、図4が図1の支援装置本体の移動の際の設置状況を示す図、図5は図1の支援装置本体と医局用設置装置あるいは検査用設置装置の接続を説明する図、図6は図1の医局用設置装置あるいは検査用設置装置の外観を示す第1の外観図、図7は図1の医局用設置装置あるいは検査用設置装置の外観を示す第2の外観図、図8は図1の挿入支援装置が支援する気管支の構造を説明する図、図9は図1の挿入支援装置が生成する挿入支援画面を示す図、図10は図1の内視鏡装置からの内視鏡画像を表示するモニタの表示形態を示す図、図11は図9の挿入支援画面の変形例を示す図、図12は図1の支援装置本体の構成を示すブロック図、図13は図12の支援装置本体の情報処理部の機能構成を示すブロック図、図14は図1の医局用設置装置の構成を示すブロック図、図15は図1の検査用設置装置の構成を示すブロック図、図16は図1の医局用設置装置あるいは検査用設置装置の外観を示す第3の外観図、図17は図1の医局用設置装置あるいは検査用設置装置の設置台部に支援装置本体が設置される際の様子を示す第1の説明図、図18は図1の医局用設置装置あるいは検査用設置装置の設置台部に支援装置本体が設置される際の様子を示す第2の説明図、図19は支援装置本体のコネクタ部付近を示す正面拡大図、図20は図19の支援装置本体のコネクタ部付近のA−A線断面図、図21は図19の支援装置本体のコネクタ部付近のB−B線断面図、図22は図19の支援装置本体のコネクタ部付近の上面図、図23は図19の支援装置本体のコネクタ部付近の分解斜視図である。
本実施例は、内視鏡の挿入を支援する挿入支援装置に本発明を適用している。
図1に示すように本発明の1実施例の医療装置は、可搬装置として内視鏡挿入を支援する支援画像を処理するための各種処理機能を有する可搬で移動可能な支援装置本体1と、この支援装置本体1が接続自在で医局2に設置される医局用設置装置3と、前記支援装置本体1が接続自在で検査室4に設置される検査用設置装置5とを有して構成されている。
図1に示すように本発明の1実施例の医療装置は、可搬装置として内視鏡挿入を支援する支援画像を処理するための各種処理機能を有する可搬で移動可能な支援装置本体1と、この支援装置本体1が接続自在で医局2に設置される医局用設置装置3と、前記支援装置本体1が接続自在で検査室4に設置される検査用設置装置5とを有して構成されている。
前記医療装置は、支援装置本体1及び医局用設置装置3の組み合せあるいは支援装置本体1及び検査用設置装置5の組み合わせて挿入支援装置の機能が構築されるようになっている。即ち、支援装置本体1は、第2の医療装置を構成し、医局用設置装置3及び検査用設置装置5は第1の医療装置を構成している。
医局用設置装置3は、キーボード及びポインティングデバイス(トラックボール、マウス等)備えた操作装置6と、挿入支援画像等を表示するモニタ7とを接続している。
医局用設置装置3は、キーボード及びポインティングデバイス(トラックボール、マウス等)備えた操作装置6と、挿入支援画像等を表示するモニタ7とを接続している。
また、検査用設置装置5は、キーボード及びポインティングデバイス(トラックボール、マウス等)を備えた操作装置8と、内視鏡検査を行う内視鏡装置10と、内視鏡検査にて必要な信号を入力するフットスイッチ9と、内視鏡装置10からの内視鏡画像を表示するモニタ11と、挿入支援画像等を表示するモニタ12とを接続している。また、前記モニタ12には、表示部にポインティングデバイスであるタッチパネル13が設けられている。
図2に示すように、支援装置本体1の前面には、3次元画像データであるCT画像データを取り込むための、例えばMO( Magnetic Optical )ディスク、CD−RやDVD( Digital Versatile Disk )、フラッシュメモリ等の可搬型の記憶媒体を装置内にローディングする媒体ローディング部21と、装置の状態を表示するLED22a,22bと、各種周辺機器が接続可能な汎用インターフェースであるUSB端子23a,23bと、可搬時に把時するための取手部24とが設けられている。なお、上記CT画像データは、被験者である患者のX線断層像を撮像した図示しない公知のCT装置で生成されるようになっている。
また、図3に示すように、支援装置本体1の背面には、医局用設置装置3あるいは検査用設置装置5と接続する際に嵌合するコネクタ部25と、コネクタ部25の背面突出高さよりも高い3つの脚部26a,26b,26cが設けられている。
また、図3のように、支援装置本体1の底面には、医局用設置装置3あるいは検査用設置装置5の後述する設置台部に安定して設置するように4隅にフット部28a,28b,28c,28dが設けられている。
また、図3のように、支援装置本体1の底面には、医局用設置装置3あるいは検査用設置装置5の後述する設置台部に安定して設置するように4隅にフット部28a,28b,28c,28dが設けられている。
図4に示すように、支援装置本体1は、取手部24を把時して移動させる際に、前記3つの脚部26a,26b,26cにより、床27等に置かれたときにコネクタ部25が床27に接触することなく、安定して背面を下に床27に置くことができるようになっている。
図5に示すように、医局用設置装置3あるいは検査用設置装置5の前面には、支援装置本体1のコネクタ部25と嵌合するコネクタ部31が設けられている。また、医局用設置装置3あるいは検査用設置装置5の前面には、前面下部より支援装置本体1を搭載する設置台部32が延出しており、この設置台部32の延出方向の側面断面形状が略L字形状をなしている。
また、設置台部32に対した鉛直部分35には、後述する電源及びインターフェイス部(I/F部)が内蔵されている。また、設置台部32の前面には、電源のオン・オフを制御するパワースイッチ33が設けられている。設置台部32の上面には、支援装置本体1のフット部28c,28dをガイドするガイド部材34a,34bが設けられている。これらガイド部材34a,34bの詳細構成については、後述する。
医局用設置装置3あるいは検査用設置装置5は、支援装置本体1を接続するために、設置台部32上で支援装置本体1のフット部28c,28dが沿うようにして支援装置本体1を移動させる。すると、これらフット部28c,28dがガイド部材34a,34bにより左右移動が規制されて、支援装置本体1は、背面が医局用設置装置3あるいは検査用設置装置5の前面と接触するようになっている。
ここで、医局用設置装置3あるいは検査用設置装置5には、コネクタ部31近傍にガイドピン36a,36bが突出して設けられている。
これらガイドピン36a,36bが支援装置本体1のコネクタ部31近傍に形成された後述のガイドピン孔部に挿入されることで、後述のスライド機構が動作しコネクタ部25とコネクタ部31との位置決めが行われ、これらコネクタ部同士が容易に接続できるようになっている。なお、スライド機構の構成については、後述する。
これらガイドピン36a,36bが支援装置本体1のコネクタ部31近傍に形成された後述のガイドピン孔部に挿入されることで、後述のスライド機構が動作しコネクタ部25とコネクタ部31との位置決めが行われ、これらコネクタ部同士が容易に接続できるようになっている。なお、スライド機構の構成については、後述する。
図7に示すように、検査用設置装置5の背面には、操作装置8と接続するためのUSB端子41a及び予備のUSB端子41bと、モニタ12と接続されるモニタ端子42と、タッチパネル13と接続されるパネル端子43と、フットスイッチ9と接続されるフットスイッチ端子44と、内視鏡装置10からの操作信号の送受を行うための操作信号端子45と、内視鏡装置10からの映像信号を入力すると共に、該映像信号をモニタ11に出力するための映像入出力端子46と、電源コード(図示せず)を接続するインレット47と、図示しない院内LAN等と接続可能なLANポート48とが設けられている。また、検査用設置装置5の底面には、安定して検査カート(図示せず)配置するように4隅にフット部49a,49b,49c,49dが設けられている。
なお、図示はしないが、医局用設置装置3の背面には、パネル端子43、フットスイッチ端子44、操作信号端子45、映像入出力端子46は必要ないので、USB端子41a及び予備のUSB端子23b、モニタ端子42、インレット47、LANポート48のみが設けられている。
図8に示すように、気管支50は基端から末梢に至る経路が複数の分岐点を経ることになる。このため、本実施例では、検査前に医局2に配置されている医局用設置装置3に支援装置本体1を接続した後、挿入支援開始点51及び挿入支援終了点である生検部位52を指定することで、挿入支援ルート53の設定を行うようになっている。
具体的には、術者は、被験者である患者に対して予めCT装置によりCT検査を実施し、このCT検査により得られた被験者の3次元画像データであるCT画像データを挿入支援装置に取り込む。そして、術者は、取り込んだCT画像データよりMPR画像(多断面再構築画像:図示せず)を生成させ、操作装置6及びモニタ7を用い該MPR画像上で挿入支援開始点51及び挿入支援終了点である生検部位52を指定する。これにより、挿入支援装置は、CT画像データに基づいて挿入支援ルート53の設定が行われる。
そして、挿入支援ルート53の設定がなされると、医局2のモニタ7には、図9に示すような挿入支援画面54が表示される。
この挿入支援画面54は、CT画像データにより構築された仮想内視鏡画像であるVBS画像像55aを表示するVBS画像表示エリア55と、挿入支援ルート53の全ての分岐点でのVBS画像像55aを縮小して分岐サムネイルVBS画像56(a)〜56(j)として表示する分岐サムネイルVBS画像エリア56とを有している。そして、挿入支援画面54には、内視鏡挿入部の先端部が位置する分岐点に対応したVBS画像像55aがVBS画像表示エリア55に表示される。
この挿入支援画面54は、CT画像データにより構築された仮想内視鏡画像であるVBS画像像55aを表示するVBS画像表示エリア55と、挿入支援ルート53の全ての分岐点でのVBS画像像55aを縮小して分岐サムネイルVBS画像56(a)〜56(j)として表示する分岐サムネイルVBS画像エリア56とを有している。そして、挿入支援画面54には、内視鏡挿入部の先端部が位置する分岐点に対応したVBS画像像55aがVBS画像表示エリア55に表示される。
挿入支援画面54では、VBS画像表示エリア55に表示されるVBS画像55aと同じ分岐サムネイルVBS画像の枠は太枠あるいはカラー表示され、他の分岐サムネイルVBS画像と識別可能となっている。術者は、VBS画像表示エリア55に表示されるVBS画像55aがどの分岐点の画像かを容易に認識できるようになっている。
術者は、この挿入支援画面54により検査前に内視鏡挿入に関するシミュレーションを行うことができる。
医局2で設定した挿入支援ルート53及び該挿入支援ルート53のVBS画像55aの画像データは、支援装置本体1の後述するハードディスクに格納され、ナビゲーション情報として活用されるようになっている。
医局2で設定した挿入支援ルート53及び該挿入支援ルート53のVBS画像55aの画像データは、支援装置本体1の後述するハードディスクに格納され、ナビゲーション情報として活用されるようになっている。
そして、術者は、検査時において、支援装置本体1を検査室4に移動し、支援装置本体1と検査用設置装置5とを接続する。そして、術者は、モニタ12に挿入支援画面54を表示させ、実際の検査時の内視鏡挿入のナビゲーション情報として活用する。
なお、内視鏡挿入が開始されると、モニタ11には、図10に示すような内視鏡画像57が表示される。モニタ12の挿入支援画面54において、図11に示すように、実際のライブの内視鏡画像を画面重畳してVBS画像表示エリア55と並列させた内視鏡ライブ画像表示エリア57にライブの内視鏡画像を表示させようにしてもよい。
支援装置本体1は、図12に示すように、媒体ローディング部21にローディングされたMO、CD−RやDVD、フラッシュメモリ等の可搬型の記憶媒体60よりCT装置で生成された3次元画像データであるCT画像データを取り込むCT画像データ取り込み部61と、CT画像データ取り込み部61によって取り込まれたCT画像データを格納するCT画像データ格納部62と、CT画像データ格納部62に格納されているCT画像データに基づきMPR画像(多断面再構築画像)を生成するMPR画像生成部63と、MPR画像生成部が生成したMPR画像を有するルート設定画面を生成し内視鏡装置10の気管支への支援ルートを設定するルート設定部64と、CT画像データ格納部62に格納されているCT画像データに基づきルート設定部64によって設定されたルートの連続したVBS画像をフレーム単位で生成する仮想画像生成手段としてのVBS画像生成部65と、VBS画像生成部65が生成したVBS画像を格納するVBS画像格納部66と、挿入支援画面54を生成すると共にルート設定画面及び挿入支援画面54をモニタ12あるいはモニタ7に表示させる情報処理部67と、LED22a,22bを駆動するLEDドライバ68とを備えて構成されている。
なお、例えば、MPR画像生成部63、ルート設定部64、VBS画像生成部65及び情報処理部67は、1チップのCPU70で実現されており、CT画像データ格納部62及びVBS画像格納部66はハードディスク69上に構築されるようになっている。
情報処理部67は、各部を制御すると共に、コネクタ部25を介して医局用設置装置3あるいは検査用設置装置5と映像信号及び各種のデータ信号の送受を行うようになっている。
情報処理部67は、各部を制御すると共に、コネクタ部25を介して医局用設置装置3あるいは検査用設置装置5と映像信号及び各種のデータ信号の送受を行うようになっている。
また、支援装置本体1は、コネクタ部25を介して医局用設置装置3あるいは検査用設置装置5より電力の供給を受けるようになっている。
上記の支援装置本体1の情報処理部67は、図13に示すように、画像信号処理機能71、メモリ制御機能72、HDD制御機能73、画像出力機能74、USBI/F機能75、LEDドライブ機能76、PinP機能77を少なくとも備え、さらに操作装置制御機能78、フットスイッチ制御機能79、内視鏡スイッチ制御機能80、CD−Rドライブ機能81、MOドライブ機能82、DVDドライブ機能83、フラッシュメモリドライブ機能84等の各種機能を有している。
上記の支援装置本体1の情報処理部67は、図13に示すように、画像信号処理機能71、メモリ制御機能72、HDD制御機能73、画像出力機能74、USBI/F機能75、LEDドライブ機能76、PinP機能77を少なくとも備え、さらに操作装置制御機能78、フットスイッチ制御機能79、内視鏡スイッチ制御機能80、CD−Rドライブ機能81、MOドライブ機能82、DVDドライブ機能83、フラッシュメモリドライブ機能84等の各種機能を有している。
医局用設置装置3は、図14に示すように、コネクタ部31を介して入力される支援装置本体1からの映像信号をモニタ7に出力すると共に、操作装置6からの操作信号をコネクタ部31を介して支援装置本体1に出力するI/F部92と、支援装置本体1にコネクタ部31を介して電力を供給する電源91とを備えて構成されている。
また、検査用設置装置5は、図15に示すように、上記I/F部92及び電源91と、バッファ部93とを有して構成されている。バッファ部93は、内視鏡装置10からの映像信号をI/F部92に出力すると共に、モニタ11にも内視鏡装置10からの映像信号を出力する分配回路を備えて構成されている。
検査用設置装置5のI/F部92は、
(1)コネクタ部31を介して入力される支援装置本体1からの映像信号をモニタ12に出力する
(2)コネクタ部31を介してタッチパネル13からの操作信号を支援装置本体1に出力する
(3)コネクタ部31を介してフットスイッチ9からの操作信号を支援装置本体1に出力する
(4)コネクタ部31を介して操作装置8からの操作信号を支援装置本体1に出力する
(5)コネクタ部31を介して内視鏡装置10からの映像信号及び操作信号を支援装置本体1に出力する
等の信号中継機能を行うようになっている。
(1)コネクタ部31を介して入力される支援装置本体1からの映像信号をモニタ12に出力する
(2)コネクタ部31を介してタッチパネル13からの操作信号を支援装置本体1に出力する
(3)コネクタ部31を介してフットスイッチ9からの操作信号を支援装置本体1に出力する
(4)コネクタ部31を介して操作装置8からの操作信号を支援装置本体1に出力する
(5)コネクタ部31を介して内視鏡装置10からの映像信号及び操作信号を支援装置本体1に出力する
等の信号中継機能を行うようになっている。
なお、内視鏡装置10は、CCU(カメラコントロールユニット)95と、気管支内視鏡96とから構成され、CCU95は気管支内視鏡96で撮像された気管支内視鏡像を信号処理して内視鏡画像として検査用設置装置5に出力する。また、CCU95は気管支内視鏡96の操作状態を示す操作データ(例えば、静止画記録のためのレリーズ操作データ、気管支内視鏡96の挿入部の挿入量を検出する挿入量検出装置(図示せず:気管支内視鏡96の挿入部の基端部分に配置され挿入部の外側面の移動量を検出するエンコーダ等から構成される装置)の挿入量検出データ等)を検査用設置装置5に出力する。
このように本実施例では、医局用設置装置3あるいは検査用設置装置5では、支援に必要な各種周辺器機をそれぞれの応じた接続ケーブルを背面に設けた複数の接続端子(USB端子41a、41b、モニタ端子42、パネル端子43、フットスイッチ端子44、操作信号端子45、映像入出力端子46、インレット47、LANポート48:図7及び図15参照)に接続した状態で設置しておくことが可能であって、支援装置本体1と医局用設置装置3あるいは検査用設置装置5との間で入出力される映像信号及びデータ信号の送受、医局用設置装置3あるいは検査用設置装置5からの電力供給は、医局用設置装置3あるいは検査用設置装置5に設けられた1つのコネクタ部31と支援装置本体1に設けられた1つのコネクタ部25の嵌合による電気的な接続により達成されるので、繁雑な接続作業を回避すると共に、目的の移動場所で所望の処理を容易に行うことが可能となる。
また、本実施例では、MPR画像生成部63やVBS画像生成部を実現しているCPU70と、CT画像データ格納部62及びVBS画像格納部66を果たすハードディスク69が同一の装置内に設けられている。従って、医局2もしくは検査室4のいずれの場所で画像処理を行う際でも、一定の処理能力を保持する装置で画像処理することができる。
ここで、上述したように医局用設置装置3あるいは検査用設置装置5は、設置台部32上で支援装置本体1のフット部28c,28dがガイド部材34a,34bにより左右移動が規制され、前面に支援装置本体1の背面が接触するようになっている。
図16に示すようにガイド部材34a,34bは、支援装置本体1のフット部28c,28dが設置台部32から外れないように、支援装置本体1を押し込む方向に対して直交するように先端側に垂直面を形成している。なお、ガイド部材34a,34bは、垂直面の代わりに、対向する傾斜面としてもよい。
また、ガイド部材34a,34bは、基端側の平面上部に対して支援装置本体1のフット部28c,28dを段階的にガイドするための稜線部分をR形状に形成している。ここで、ガイド部材34a,34bは、設置台部32の横幅aに対して対向するR形状部同士の幅bが、基端側の平面上部同士の幅cと段階的に移行するようになっている。なお、2点鎖線の円は、支援装置本体1のフット部28c,28dを表している。
基端側の平面上部同士の幅cは、図18に示すように支援装置本体1が設置台部32に設置された際に、支援装置本体1のフット部28c,28d間の幅よりもクリアランスとして例えば、3mm程度長くなるように形成されている。ここで、段階的とは、設置台部32の幅がa→b→cと徐々に狭くなっていくことを示している。なお、ガイドピン36a,36bが後述のガイド孔部114に導入され始める前に、フット部28d及び28cが、幅bの部分を既に通過し、平面上部同士の幅cの位置に設置されるような位置関係にある。(幅cのときの3mmは、ガイドピン36a,36bで吸収されるようになっている。)
これにより、操作者は、最初は大雑把に支援装置本体1を医局用設置装置3あるいは検査用設置装置5に位置決めしてこれらの設置台部32の上に載せてその後少しずつ精度を上げて徐々に位置決めでき、位置決めし易い。なお、ここで、設置台部32が最初からcの幅しかなければ、医局用設置装置3あるいは検査用設置装置5の設置台部32上に載せるのに苦労し、逆にガイド部材34a,34bが設けられてなく、設置台部32全ての幅がaだと、支援装置本体1のコネクタ部25を医局用設置装置3あるいは検査用設置装置5のコネクタ部31に位置決めするのが困難である。
これにより、操作者は、最初は大雑把に支援装置本体1を医局用設置装置3あるいは検査用設置装置5に位置決めしてこれらの設置台部32の上に載せてその後少しずつ精度を上げて徐々に位置決めでき、位置決めし易い。なお、ここで、設置台部32が最初からcの幅しかなければ、医局用設置装置3あるいは検査用設置装置5の設置台部32上に載せるのに苦労し、逆にガイド部材34a,34bが設けられてなく、設置台部32全ての幅がaだと、支援装置本体1のコネクタ部25を医局用設置装置3あるいは検査用設置装置5のコネクタ部31に位置決めするのが困難である。
従って、図6で示したように医局用設置装置3あるいは検査用設置装置5は、設置台部32上で支援装置本体1を押し込む際に、支援装置本体1のフット部28c,28dがガイド部材34a,34bにより左右移動が段階的に規制されてガイドされ、図18に示したように左右方向が位置合わせされて支援装置本体1が設置可能となる。
ここで、本実施例では、医局用設置装置3あるいは検査用設置装置5のガイドピン36a,36bが支援装置本体1のコネクタ部31近傍に形成されたガイドピン孔部に挿入されることで、スライド機構が動作しコネクタ部25とコネクタ部31との位置決めが行われるようになっている。
図19乃至図23に示すように支援装置本体1は、外装部材であるリヤパネル101の外表面に突出したコネクタ部25近傍に医局用設置装置3あるいは検査用設置装置5のガイドピン36a,36bが挿入されるガイドピン孔部102a,102bを形成している。
ガイドピン孔部102a,102bは、医局用設置装置3あるいは検査用設置装置5のガイドピン36a,36bが挿入されて回路基板103に設けたコネクタ部25をスライド機構110により所定位置に導くように先端側開口がテーパー状に形成されている。
次に、スライド機構110を説明する。
コネクタ部25は、回路基板103上に突設して設けられている。回路基板103は、上述した内視鏡挿入を支援する支援画像を処理するための各種処理機能を行うための回路を設けている。
コネクタ部25は、回路基板103上に突設して設けられている。回路基板103は、上述した内視鏡挿入を支援する支援画像を処理するための各種処理機能を行うための回路を設けている。
回路基板103は、スペーサー部材111を介してリヤパネル101にねじ止めされている。スペーサー部材111が挿通する回路基板103の挿通孔103aは、回路基板103が上下方向にスライド可能な大きさに形成されている。即ち、スペーサー部材111と回路基板103の挿通孔103aとは、基板取り付け部を構成している。
回路基板103のコネクタ部25は、リヤパネル101の開口101aを介して突出し、コネクタ取り付け部材112がガイドピン孔部102a,102bによりねじ止め固定されて一体的に形成されている。このことにより、コネクタ取り付け部材112は、コネクタ部25とガイドピン孔部102a,102bとで挟み込まれる構造となっている。
リヤパネル101の開口101aは、回路基板103のコネクタ部25が上下方向にスライド可能な大きさに形成されている。回路基板103のコネクタ部25は、コネクタ取り付け部材112の開口112aを介して外面側に突出している。
そして、コネクタ取り付け部材112は、リヤパネル101にねじ止め固定されている固定部材113に両端側を覆われてリヤパネル101に取り付けられ、この固定部材113の開口113aを介してコネクタ部25を外表面に突出している。即ち、コネクタ取り付け部材112は、リヤパネル101と固定部材113との間に形成されるガイド孔部114に両端側が挿入され、上下方向にスライド可能になっている。
従って、医局用設置装置3あるいは検査用設置装置5のガイドピン36a,36bが支援装置本体1のガイドピン孔部102a,102bに挿入されることで、このテーパー状の先端側開口により力がガイドピン孔部102a,102bに伝達される。そして、ガイドピン孔部102a,102bにガイドピン36a,36bが入り込んだときに発生する上下方向の力は、ガイドピン孔部102a,102bを介してコネクタ部25とコネクタ取り付け部材112に同時に発生する。
すると、コネクタ部25は、上下方向にスライドし所定位置に導かれて医局用設置装置3あるいは検査用設置装置5のコネクタ部31との位置決めが行われると共に、回路基板103が上下にスライドし所定位置に導かれる。
このとき、コネクタ取り付け部材112は、両端側がリヤパネル101と固定部材113との間に形成されるガイド孔部114内を上下方向にスライドして当接し、コネクタ部25が受けた力を固定部材113又はリヤパネル101に伝達して逃がすようになっている。なお、スペーサー部材111と回路基板103との間隔は、固定部材113、リヤパネル101及びコネクタ取り付け部材112が形成する隙間より大きくなっている。このため、コネクタ部25が受ける力は、固定部材113又はリヤパネル101には伝達されるが、回路基板103には伝達されない。
この結果、挿入支援装置は、支援装置本体1を医局用設置装置3あるいは検査用設置装置5に接続する際に、スライド機構110が動作して支援装置本体1のコネクタ部25と医局用設置装置3あるいは検査用設置装置5のコネクタ部31との位置決めが行われ、これらコネクタ部同士が容易に接続できる。
従って、本実施例の医療装置は、可搬装置を設置装置に接続することが容易である。
尚、本発明は、以上述べた実施例のみに限定されるものではなく、発明の要旨を逸脱しない範囲で種々変形実施可能である。
尚、本発明は、以上述べた実施例のみに限定されるものではなく、発明の要旨を逸脱しない範囲で種々変形実施可能である。
[付記]
(付記項1)
少なくとも1つ以上の医療用周辺機器と接続手段を有する第1の医療装置と、
所定の処理機能を有し、前記第1の医療装置と着脱自在に接続可能な第2の医療装置と、
前記第1の医療装置に設けられた第1のコネクタ部と、
前記第1のコネクタ部と接続可能な、且つ前記第1のコネクタ部に対して位置決めするように、前記第2の医療装置に設けられた第2のコネクタ部と、
前記第1のコネクタ部と前記第2のコネクタ部とが嵌合される際に、前記第2のコネクタ部を前記第2の医療装置の外装部材に対してスライドさせるスライド機構と、
を具備したことを特徴とする医療装置。
(付記項1)
少なくとも1つ以上の医療用周辺機器と接続手段を有する第1の医療装置と、
所定の処理機能を有し、前記第1の医療装置と着脱自在に接続可能な第2の医療装置と、
前記第1の医療装置に設けられた第1のコネクタ部と、
前記第1のコネクタ部と接続可能な、且つ前記第1のコネクタ部に対して位置決めするように、前記第2の医療装置に設けられた第2のコネクタ部と、
前記第1のコネクタ部と前記第2のコネクタ部とが嵌合される際に、前記第2のコネクタ部を前記第2の医療装置の外装部材に対してスライドさせるスライド機構と、
を具備したことを特徴とする医療装置。
(付記項2)
前記第1のコネクタ部に設けられたガイド部材と、前記第2のコネクタ部に設けられ、前記ガイド部材と位置決め可能に係合可能なガイド部材係合部と、を有し、
前記スライド機構は、前記第1のコネクタ部と前記第2のコネクタ部とが接続される際に、前記ガイド部材と前記ガイド部材係合部とが嵌合されることにより、前記第2のコネクタ部を前記外装部材に対して所定の方向にスライドさせることを特徴とする付記項1に記載の医療装置。
前記第1のコネクタ部に設けられたガイド部材と、前記第2のコネクタ部に設けられ、前記ガイド部材と位置決め可能に係合可能なガイド部材係合部と、を有し、
前記スライド機構は、前記第1のコネクタ部と前記第2のコネクタ部とが接続される際に、前記ガイド部材と前記ガイド部材係合部とが嵌合されることにより、前記第2のコネクタ部を前記外装部材に対して所定の方向にスライドさせることを特徴とする付記項1に記載の医療装置。
(付記項3)
前記所定の処理機能を実行するための回路が設けられた回路基板と、
前記ガイド部材と前記ガイド部材係合部とが嵌合されることにより、前記第2のコネクタ部がスライドする際に、前記第2のコネクタ部と共にスライドするように前記回路基板を取り付ける取り付け部と、
を具備したことを特徴とする付記項2に記載の医療装置。
前記所定の処理機能を実行するための回路が設けられた回路基板と、
前記ガイド部材と前記ガイド部材係合部とが嵌合されることにより、前記第2のコネクタ部がスライドする際に、前記第2のコネクタ部と共にスライドするように前記回路基板を取り付ける取り付け部と、
を具備したことを特徴とする付記項2に記載の医療装置。
(付記項4)
前記第2のコネクタ部を前記外装部材に対してスライド可能に固定する固定部材を設けたことを特徴とする付記項2又は3に記載の医療装置。
前記第2のコネクタ部を前記外装部材に対してスライド可能に固定する固定部材を設けたことを特徴とする付記項2又は3に記載の医療装置。
(付記項5)
前記外装部材と前記固定部材との間に形成される空間は、前記取り付け部と前記回路基板との間に形成される空間よりも大きいことを特徴とする付記項3又は4に記載の医療装置。
前記外装部材と前記固定部材との間に形成される空間は、前記取り付け部と前記回路基板との間に形成される空間よりも大きいことを特徴とする付記項3又は4に記載の医療装置。
(付記項6)
複数の医療用周辺機器との接続手段を有する設置装置に対して、各種処理機能を有する可搬装置を着脱自在に接続する医療装置であって、
前記設置装置は、前記可搬装置を設置するための設置台部を有し、この設置台部は、前記可搬装置の左右移動を規制して段階的に案内するためのガイド部材を設けていることを特徴とする医療装置。
複数の医療用周辺機器との接続手段を有する設置装置に対して、各種処理機能を有する可搬装置を着脱自在に接続する医療装置であって、
前記設置装置は、前記可搬装置を設置するための設置台部を有し、この設置台部は、前記可搬装置の左右移動を規制して段階的に案内するためのガイド部材を設けていることを特徴とする医療装置。
(付記項7)
前記ガイド部材は、前記可搬装置のフット部が前記設置台部から外れないように先端側に前記可搬装置を押し込む方向に対して直交する垂直面又は対向する傾斜面を形成していると共に、基端側に前記可搬装置のフット部を段階的に案内するための稜線部分をR形状に形成して前記設置台部の幅を徐々に狭く形成していることを特徴とする付記項6に記載の医療装置。
前記ガイド部材は、前記可搬装置のフット部が前記設置台部から外れないように先端側に前記可搬装置を押し込む方向に対して直交する垂直面又は対向する傾斜面を形成していると共に、基端側に前記可搬装置のフット部を段階的に案内するための稜線部分をR形状に形成して前記設置台部の幅を徐々に狭く形成していることを特徴とする付記項6に記載の医療装置。
1 支援装置本体(第2の医療装置)
3 医局用設置装置(第1の医療装置)
5 検査用設置装置(第1の医療装置)
25 コネクタ部(第2のコネクタ部)
31 コネクタ部(第1のコネクタ部)
32 設置台部
34 ガイド部材
36a,36b ガイドピン
101 リヤパネル(外装部材)
102a,102b ガイドピン孔部
103 回路基板
103a 挿通孔
110 スライド機構
111 スペーサー部材
112 コネクタ取り付け部材
113 固定部材
114 ガイド孔部
代理人 弁理士 伊藤 進
3 医局用設置装置(第1の医療装置)
5 検査用設置装置(第1の医療装置)
25 コネクタ部(第2のコネクタ部)
31 コネクタ部(第1のコネクタ部)
32 設置台部
34 ガイド部材
36a,36b ガイドピン
101 リヤパネル(外装部材)
102a,102b ガイドピン孔部
103 回路基板
103a 挿通孔
110 スライド機構
111 スペーサー部材
112 コネクタ取り付け部材
113 固定部材
114 ガイド孔部
代理人 弁理士 伊藤 進
Claims (3)
- 少なくとも1つ以上の医療用周辺機器と接続手段を有する第1の医療装置と、
所定の処理機能を有し、前記第1の医療装置と着脱自在に接続可能な第2の医療装置と、
前記第1の医療装置に設けられた第1のコネクタ部と、
前記第1のコネクタ部と接続可能な、且つ前記第1のコネクタ部に対して位置決めするように、前記第2の医療装置に設けられた第2のコネクタ部と、
前記第1のコネクタ部と前記第2のコネクタ部とが嵌合される際に、前記第2のコネクタ部を前記第2の医療装置の外装部材に対してスライドさせるスライド機構と、
を具備したことを特徴とする医療装置。 - 前記第1のコネクタ部に設けられたガイド部材と、前記第2のコネクタ部に設けられ、前記ガイド部材と位置決め可能に係合可能なガイド部材係合部と、を有し、
前記スライド機構は、前記第1のコネクタ部と前記第2のコネクタ部とが接続される際に、前記ガイド部材と前記ガイド部材係合部とが嵌合されることにより、前記第2のコネクタ部を前記外装部材に対して所定の方向にスライドさせることを特徴とする請求項1に記載の医療装置。 - 前記所定の処理機能を実行するための回路が設けられた回路基板と、
前記ガイド部材と前記ガイド部材係合部とが嵌合されることにより、前記第2のコネクタ部がスライドする際に、前記第2のコネクタ部と共にスライドするように前記回路基板を取り付ける取り付け部と、
を具備したことを特徴とする請求項2に記載の医療装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003373811A JP2005131320A (ja) | 2003-10-31 | 2003-10-31 | 医療装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2003373811A JP2005131320A (ja) | 2003-10-31 | 2003-10-31 | 医療装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2005131320A true JP2005131320A (ja) | 2005-05-26 |
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ID=34649720
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2003373811A Withdrawn JP2005131320A (ja) | 2003-10-31 | 2003-10-31 | 医療装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2005131320A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2011125149A1 (ja) * | 2010-04-01 | 2011-10-13 | オリンパス株式会社 | 内視鏡装置及び内視鏡装置用接続ユニット |
CN106455934A (zh) * | 2015-01-16 | 2017-02-22 | 奥林巴斯株式会社 | 外套管和机械手*** |
-
2003
- 2003-10-31 JP JP2003373811A patent/JP2005131320A/ja not_active Withdrawn
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2011125149A1 (ja) * | 2010-04-01 | 2011-10-13 | オリンパス株式会社 | 内視鏡装置及び内視鏡装置用接続ユニット |
US8317680B2 (en) | 2010-04-01 | 2012-11-27 | Olympus Corporation | Endoscope apparatus and connection unit therefor |
JP5551765B2 (ja) * | 2010-04-01 | 2014-07-16 | オリンパス株式会社 | 内視鏡装置及び内視鏡装置用接続ユニット |
CN106455934A (zh) * | 2015-01-16 | 2017-02-22 | 奥林巴斯株式会社 | 外套管和机械手*** |
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