JP2005127430A - ガス充填装置 - Google Patents

ガス充填装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2005127430A
JP2005127430A JP2003364220A JP2003364220A JP2005127430A JP 2005127430 A JP2005127430 A JP 2005127430A JP 2003364220 A JP2003364220 A JP 2003364220A JP 2003364220 A JP2003364220 A JP 2003364220A JP 2005127430 A JP2005127430 A JP 2005127430A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
gas
filling
flow rate
gas supply
control valve
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2003364220A
Other languages
English (en)
Inventor
Satoshi Sakauchi
聡 坂内
Tatsuya Renbutsu
達也 蓮仏
Shigeru Sakurai
茂 櫻井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Tokico System Solutions Co Ltd
Original Assignee
Tokico Technology Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Tokico Technology Ltd filed Critical Tokico Technology Ltd
Priority to JP2003364220A priority Critical patent/JP2005127430A/ja
Publication of JP2005127430A publication Critical patent/JP2005127430A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Vehicle Cleaning, Maintenance, Repair, Refitting, And Outriggers (AREA)
  • Filling Or Discharging Of Gas Storage Vessels (AREA)

Abstract

【課題】 本発明はガス充填温度が高温にならないよう充填制御することを課題とする。
【解決手段】 ガス充填装置10の制御部58は、設定された充填流速に基づき、制御弁34の弁開度を制御する制御プログラムが格納されている。設定器19には、燃料タンク14に供給されるガスの充填流速を任意の値に設定するための操作部19aが設けられている。また、制御部58は、被ガス供給体の容量、表面積、形状に応じて設定された充填流速に基づき、制御弁34の弁開度を制御するため、制御弁34の弁開度を制御して充填流速を燃料タンク14の容量に応じた流速に保ち、燃料タンク14の温度上昇を抑えながら燃料タンク14の温度上昇度合いに応じた流速で効率良く充填する。
【選択図】 図1

Description

本発明はガス充填装置に係り、特に流量計により計測された流量計測値に基づいて制御弁の弁開度を制御して被ガス供給体にガスを充填するガス充填装置に関する。
天然ガスを圧縮した圧縮天然ガス(CNG)を燃料にして走行する自動車(CNG車)の開発と共に圧縮天然ガスを自動車の燃料タンクに供給するガス供給装置の実用化が進められている。この種のガス供給装置では、圧縮されたガスをガス蓄圧器に貯蔵しておき、ガス充填ホースの接続カプラをCNG車の接続カプラに接続し、ガス充填ホースの先端部に連通された三方弁を切り替え操作することによりガス蓄圧器に貯蔵されたガスをCNG車の燃料タンクに充填するように構成されている。
そして、従来のガス供給装置では、充填側カプラと被充填側カプラとを連通させた後、ガス充填ホースのホース容量以上の流量のガスを被ガス供給体(燃料タンク)に供給し、そのときの圧力値をガス充填前の初期圧力値として記憶し、この初期圧力値に基づいて被ガス供給体の容量を演算することにより、被ガス供給体の容量を推定してガス充填を行っている(例えば、特許文献1参照)。
特開平10−103595号公報
しかしながら、ガス充填装置においては、被ガス供給体へのガス充填が進むにつれて被ガス供給体の温度が上昇する。一方、被ガス供給体には、様々な容量、表面積、形状のものが存在しており、これに起因して、ガス充填速度を被ガス供給体の種類に拘らず、一定とした場合には、被ガス供給体によりその温度上昇度合いが異なる。被ガス供給体の温度が上昇すると、被ガス供給体に充填されたガスが膨張してタンク内圧力が上昇してしまい、実際に充填された充填圧力が見かけ上増大して充填誤差が生ずることになる。従って、圧縮されたガスを充填する際には、被ガス供給体の温度上昇を考慮して充填速度(流量)を設定することが望ましい。
ところが、従来のガス充填装置では、被ガス供給体への充填時間を短縮するため、温度上昇の小さい被ガス供給体に合わせて充填速度を高く設定すると、温度上昇の高い被ガス供給体の温度は、大きく上昇することになる。また、被ガス供給体の温度上昇を抑制するため、温度上昇の大きい被ガス供給体に合わせて充填速度を低く設定すると、温度上昇の低い被ガス供給体の温度上昇は、より抑えられることとなるが、その分充填時間が長くかかるという問題がある。
そこで、本発明は上記課題を解決したガス充填装置を提供することを目的とする。
請求項1記載の発明は、圧縮されたガスを供給するガス供給経路に流量計、制御弁、圧力検出器が配置され、前記流量計により計測された流量計測値及び前記圧力検出器によって検出された圧力計測値に基づいて前記制御弁の弁開度を制御して被ガス供給体にガスを充填するガス充填装置において、前記被ガス供給体に供給されるガスの充填流速を任意の値に設定するための設定手段と、前記設定手段により設定された充填流速に基づき、前記制御弁の弁開度を制御する流量制御手段と、を備えたことを特徴とする。
請求項2記載の発明は、前記設定手段が、前記被ガス供給体を特定するための特定手段と、前記被ガス供給体を特定するためのデータに対応させて当該被ガス供給体への充填流速を記憶する充填流速記憶手段と、前記特定手段により特定された前記被ガス供給体への充填流速を該充填流速記憶手段より読み出し、当該充填流速に設定する充填流速設定手段と、を備えたことを特徴とする。
請求項3記載の発明は、圧縮されたガスを供給するガス供給経路に流量計、制御弁、圧力検出器が配置され、前記流量計により計測された流量計測値及び前記圧力検出器によって検出された圧力計測値に基づいて前記制御弁の弁開度を制御して被ガス供給体にガスを充填するガス充填装置において、前記ガス供給経路に設けられ、前記制御弁から吐出されたガスの一部を貯留する容器と、該容器の温度変化を計測する温度検出器と、該温度検出器により計測された温度が所定の温度以上に達した場合、前記制御弁の弁開度を制御して前記被ガス供給体に供給される流量を制限する制御手段と、を備えたことを特徴とする
請求項1記載の発明によれば、被ガス供給体の容量、表面積、形状に応じて設定された充填流速に基づき、制御弁の弁開度を制御するため、被ガス供給体の温度上昇を抑えながら被ガス供給体の温度上昇度合いに応じた流速で効率良く充填することができる。
請求項2記載の発明によれば、特定された被ガス供給体への充填流速を充填流速記憶手段より読み出し、当該充填流速に設定するため、被ガス供給体の温度上昇を抑えながら被ガス供給体の温度上昇度合いに応じた流速で効率良く充填することができる。
請求項3記載の発明によれば、温度検出器により計測された温度が所定の温度以上に達した場合、制御弁の弁開度を制御して被ガス供給体に供給される流量を制限するため、被ガス供給体の温度上昇を抑えながら被ガス供給体の温度上昇度合いに応じた流速で効率良く充填することができる。
以下、図面と共に本発明の一実施例について説明する。
図1は本発明になるガス充填装置の一実施例を示す概略構成図である。
図1に示されるように、ガス充填装置10は、例えば自動車12の燃料タンク(被ガス供給体)14に都市ガスを所定圧力に圧縮した圧縮天然ガス(CNG)を供給するガス供給ステーションなどに設置されている。
ガス充填装置10は、大略、都市ガスを所定圧力に圧縮し加圧されたガスを生成する圧力発生ユニット16と、圧力発生ユニット16により圧縮されたガスを燃料タンク14に供給するためのディスペンサユニット18と、充填前に自動車12に搭載された燃料タンク14を設定するための設定器(設定手段)19とよりなる。
自動車12に搭載された燃料タンク14は、車種によって大きさが異なり、充填容量、充填圧力も異なる。そのため、設定器19には、充填開始前に燃料タンク14の種別(型式)あるいは容量を選択するための操作部19aが設けられている。操作部19aは、例えば、タッチパネル式であり、表示された操作釦を押圧することにより燃料タンク14の種別(型式)あるいは容量を設定することができる。また、自動車12の接続カプラ45と燃料タンク14とを連通する連通管路15には、脱圧操作時の逆流を防止するための逆流防止弁17が設けられている。
圧力発生ユニット16は、都市ガスの中圧管路(図示せず)から分岐された分岐管路20に配設された多段式のコンプレッサ22と、コンプレッサ22から吐出されたガスが蓄圧されるガス蓄圧器24とが設けられている。
また、圧力発生ユニット16とディスペンサユニット18との間は、ガス供給管路28を介して接続されている。そして、ディスペンサユニット18内に延在するガス供給管路28には、上流側から順に、ガス供給管路28を流れるガスの供給量を計測する流量計30と、電磁弁よりなりガス供給管路28を連通又は遮断する遮断弁32と、下流側(被充填側)へ給送されるガスを制御する制御弁34と、温度測定用タンク(容器)35と、制御弁34により制御された2次圧力を検出する圧力センサ(圧力検出器)36とが配設されている。
温度測定用タンク35は、燃料タンク14に似せた擬似タンクであり、燃料タンク14の圧力上昇に伴う温度上昇をシミュレーションするための容器である。この温度測定用タンク35には、タンク内の圧力変化に応じた温度を測定するための温度センサ37が設けられている。制御弁34は、温度センサ37により測定されたタンク温度に応じて弁開度が調整され、タンク温度が予め設定された設定温度に達すると、タンク温度がそれ以上高くならないように弁開度が一定に制限されガス充填速度を制限する。
上記流量計30は、センサチューブと呼ばれる管路を振動させるコリオリ式質量流量計からなり、この振動する管路内を流れるガス流量に応じたコリオリ力による管路の流入側と流出側との位相差が流量に比例することを利用して流量計測を行うように構成されている。従って、流量計30は、高圧に圧縮されたガスの質量流量を正確に計測することができ、ガス充填動作時は単位時間当たりの流量計測値(又は単位時間当たりの流量パルス数)を制御部58に出力する。
また、遮断弁32は、電磁弁などからなり、制御部58からの指令により自動的に開弁または閉弁する。
また、制御弁34は、制御部58からの指令により弁開度を調整して充填圧力及び流量を制御して燃料タンク14へ供給されるガス充填量(流量は圧力×時間により求まる)を制御する。すなわち、制御弁34は、充填開始時には充填圧力が徐々に増圧するように制御弁34の弁開度を制御して各機器が急激な圧力変化により破損することを防止し、充填終了直前には、流量制御可能領域まで流量を減少させて燃料タンク14への充填量を満圧モードあるいはプリセットモードに対応させて正確に充填する。
三方弁40は手動操作により切り換えられる構成であり、ガス充填前及びガス充填後は、排気ポートbと充填ポートcとが連通されて流入ポートaが遮断されている。また、ガス充填時は、流入ポートaと充填ポートcとが連通するとともに排気ポートbが遮断するように切り換え操作される。
ガス供給管路28の下流側端部には、ガス充填ホース38が連通されており、ガス充填ホース38の下流側端部には、手動式の三方弁40が接続されている。三方弁40は、ガス充填ホース38が接続された流入ポートaと、排気管42が接続された排気ポートbと、接続カプラ44に連通された充填ポートcとを有する。この三方弁40は、ガス充填時流入ポートaと充填ポートcとが連通された状態に操作され、ガス充填完了後の脱圧操作を行う際に排気ポートbと充填ポートcとが連通するように切替えられて接続カプラ44内の圧力を減圧する。
接続カプラ44は、燃料タンク14の接続カプラ45に接続されて結合されると、燃料タンク14と連通される。また、接続カプラ44,45は、夫々結合されると開弁する逆流防止弁(図示せず)が内蔵されており、分離された状態では逆流防止弁の閉弁によりガス流出が防止される。
このように、例えばガス充填終了した後、次のガス充填まで時間がある場合に開弁されて、ガス充填ホース38内のガスを大気中に放出してガス充填ホース38の圧力を満タン圧力以下に減圧する。
また、ディスペンサユニット18の側面には、接続カプラ44を掛止するカプラ掛止部46が取り付けられており、このカプラ掛止部46には接続カプラ44の有無を検出するカプラ掛けスイッチ48が設けられている。さらに、ディスペンサユニット18には、充填開始スイッチ釦50、充填停止スイッチ釦52が配設されている。
充填開始スイッチ釦50は、接続カプラ44が燃料タンク14の接続カプラ45に接続された後、遮断弁32を開弁させるために操作されるスイッチ釦である。充填停止スイッチ釦52は、ガス充填中に遮断弁32及び制御弁34を閉弁させるために操作されるスイッチ釦である。
制御ユニット54は、ガス充填に関する情報(例えば、ガス充填量、ガス充填圧力、単価など)を表示する表示器56と、各機器を制御する制御部58とを有する。また、制御部58は、後述するように、充填開始釦50からの信号により起動し、充填停止釦52からの信号により停止し、流量計30及び圧力センサ36からの信号により燃料タンク14に充填された充填量及び充填圧力を演算する。
制御部58のメモリ(ROM)には、設定された充填流速に基づき、制御弁34の弁開度を制御する制御プログラム(流量制御手段)が格納されている。そのため、制御部58は、制御弁34の弁開度を制御して充填流速を燃料タンク14の容量に応じた流速に保ち、燃料タンク14の温度上昇を抑えながら燃料タンク14の温度上昇度合いに応じた流速で効率良く充填することができる。
図2は制御部58のメモリに格納された最大流速データベースを模式的に示す図である。
図2に示されるように、最大流速データベース(充填流速記憶手段)60には、車両毎の燃料タンク14の形状、容量等の差違に応じた流量選択釦番号、ID番号、車両コード、最大流速値A〜Dが登録されている。
従って、設定器19の操作部19aで流量選択釦番号、ID番号、車両コードの何れかが入力されると、制御部58において、最大流速データベース60を検索して最大流速値A〜Dのうち入力された流量選択釦番号、ID番号、車両コードの何れかに対応する最大流速値が自動的に設定される。
次に上記構成になるガス充填装置10におけるガス充填作業について説明する。
上記自動車12の燃料タンク14にガスを充填する際、作業者は、先ず、ディスペンサユニット18のカプラ掛止部46から接続カプラ44を外して自動車12の接続カプラ45に結合させる。そして、作業者は、三方弁40の流入ポートaと充填ポートcとが連通するように切り換え操作する。
次に、作業者が設定器19の操作部19aにより流量選択釦番号、ID番号、車両コードの何れかを入力すると、対応する最大流速値が自動的に設定される。そして、充填開始スイッチ釦50をオンに操作すると、制御部58は遮断弁32を開弁させるとともに、制御弁34を開弁させる。これにより、ガス蓄圧器24に蓄圧された高圧ガスは、ガス供給管路28、流量計20、遮断弁32、制御弁34、ガス充填ホース38、三方弁40、接続カプラ44,45を介して燃料タンク14に充填される。
充填開始されると、制御部58は、設定された最大流速値を維持するように制御弁34の弁開度を制御する。そして、燃料タンク14にガスが充填されて満タン状態になると、燃料タンク14の圧力はほぼ200kgf/cmとなる。
ガス供給管路28を通過したガス充填量は、流量計30により計測され、ガス充填量に応じた電圧値(流入側と流出側との位相差)が流量計測信号として制御部58に出力される。制御部58は、圧力センサ36により検出された充填圧力と、流量計30からの流量パルスを積算して、燃料タンク14に充填されたガス充填量を表示器56に表示する。
また、燃料タンク14へのガス充填が完了すると、作業者は、三方弁40の排気ポートbと充填ポートcとを連通させるとともに流入ポートaを遮断させるように切り換え操作する。三方弁40と自動車12に設けられた逆流防止弁17との間に残留するガスは、排気ポートbから排気管42へ排出され、接続カプラ44,45内の圧力が大気圧に減圧される。これにより、作業者は、軽い力で接続カプラ44,45を分離させることが可能になる。
その後、作業者は、ディスペンサユニット18の接続カプラ44を自動車12の接続カプラ45から分離させ、カプラ掛止部46に掛止させる。そして、充填停止スイッチ釦52がオンに操作されると、一連のガス充填作業が完了する。
ここで、制御部58が実行する充填処理について図2を参照して説明する。
図3は制御部58が実行する充填処理を説明するためのフローチャートである。
図3に示されるように、制御部58は、S11において、作業者が接続カプラ44,45を接続した後、自動車12に搭載された燃料タンク14の形状、容量等の差違に応じた流量選択釦番号、ID番号、車両コードの何れかを設定器19の操作部19aより入力すると、図2に示す最大流速データベース60より入力データに対応する最大流速値A〜Dの何れかが選択される。
次のS12では、充填開始スイッチ釦50をオンに操作されたかどうかを確認する。S12において、充填開始スイッチ釦50をオンに操作されると、S13に進み、遮断弁32及び制御弁34を開弁させる。これにより、ガス蓄圧器24に蓄圧された高圧ガスは、ガス供給管路28、流量計20、遮断弁32、制御弁34、温度測定用タンク35、ガス充填ホース38に充填される。そして、作業者が三方弁40の流入ポートaと充填ポートcとが連通するように切り換え操作することで、ガス蓄圧器24に蓄圧された高圧ガスは、燃料タンク14に充填される。
次のS14では、温度センサ37により測定されたタンク温度Tを読み込む。続いて、S15では、タンク温度Tと予め設定された上限温度Taとを比較し、タンク温度Tが上限温度Ta以下かどうかを確認する。S15において、タンク温度Tが上限温度Ta以下であれば、S16に進み、流量計30により計測された流量値とS11で選択された設定値(最大流量A〜Dの何れか)とを比較する。また、S15において、タンク温度Tが上限温度Ta以上であれば、S16〜S18の流量制御を省略してS19に進む。従って、タンク温度Tが上限温度Taを超えた場合には、制御弁34の弁開度が一定に維持され、燃料タンク14の温度上昇が防止される。
S16において、流量値がS11で選択された設定値よりも小さい場合は、S17に進み、制御弁34の弁開度を開方向に所定値(例えば、弁開度を+5%開放)だけずらす。これにより、燃料タンク14へ充填されるガスの流量が増大する。
また、S16において、流量値がS11で選択された設定値よりも大きい場合は、S18に進み、制御弁34の弁開度を閉方向に所定値(例えば、弁開度を−5%絞る)だけずらす。これにより、燃料タンク14へ充填されるガスの流量が減少する。
このように、制御弁34の弁開度を制御して流量値がS11で選択された設定値になるように流量制御するため、当該燃料タンク14の形状、容量等の差違に応じた最大流速で燃料タンク14へのガス充填を効率良く短時間で行えると共に、燃料タンク14の温度上昇を抑制して熱膨張による誤差もできるだけ小さくして充填精度を確保することが可能になる。
また、S16において、流量値がS11で選択された設定値と等しい場合は、S19に進む。S19では、圧力センサ36により検出された圧力値が目標圧力に達したかどうかを確認する。
S19において、圧力センサ36により検出された圧力値が目標圧力に達していないときは、上記S14に戻り、S14以降の処理を繰り返す。また、S19において、圧力センサ36により検出された圧力値が目標圧力に達したときは、燃料タンク14へのガス充填圧力が目標圧力に達したため、S20に進み、制御弁34を全閉にしてガス充填を終了する。続いて、S21では、遮断弁32を閉弁させる。これで、燃料タンク14のガス充填制御が終了する。
尚、上記実施例では、都市ガスを圧縮した圧縮天然ガス(CNG)を供給する場合を一例として挙げたが、これに限らず、例えばブタン、プロパン等のガス、あるいは燃料電池車で消費される水素ガスを供給するのにも適用できるのは勿論である。
また、上記実施例では、自動車の燃料タンク14に圧縮されたガスを充填する場合を一例として挙げたが、これに限らず、他の容器等に圧縮されたガスを供給する装置にも適用でき、あるいは単に圧縮されたガスを他の場所に給送するための管路途中に設置する構成の装置にも適用できるのは勿論である。
本発明になるガス充填装置の一実施例を示す概略構成図である。 制御部58のメモリに格納された最大流速データベースを模式的に示す図である。 制御部58が実行する充填処理を説明するためのフローチャートである。
符号の説明
10 ガス充填装置
14 燃料タンク
16 圧力発生ユニット
18 ディスペンサユニット
24 ガス蓄圧器
28 ガス供給管路
30 流量計
32 遮断弁
34 制御弁
35 温度測定用タンク
36 圧力センサ
37 温度センサ
40 三方弁
44,45 接続カプラ
48 カプラ掛けスイッチ
50 充填開始スイッチ釦
52 充填停止スイッチ釦
56 表示器
58 制御部
60 最大流速データベース

Claims (3)

  1. 圧縮されたガスを供給するガス供給経路に流量計、制御弁、圧力検出器が配置され、前記流量計により計測された流量計測値及び前記圧力検出器によって検出された圧力計測値に基づいて前記制御弁の弁開度を制御して被ガス供給体にガスを充填するガス充填装置において、
    前記被ガス供給体に供給されるガスの充填流速を任意の値に設定するための設定手段と、
    前記設定手段により設定された充填流速に基づき、前記制御弁の弁開度を制御する流量制御手段と、
    を備えたことを特徴とするガス充填装置。
  2. 前記設定手段は、
    前記被ガス供給体を特定するための特定手段と、
    前記被ガス供給体を特定するためのデータに対応させて当該被ガス供給体への充填流速を記憶する充填流速記憶手段と、
    前記特定手段により特定された前記被ガス供給体への充填流速を該充填流速記憶手段より読み出し、当該充填流速に設定する充填流速設定手段と、
    を備えたことを特徴とする請求項1記載のガス充填装置。
  3. 圧縮されたガスを供給するガス供給経路に流量計、制御弁、圧力検出器が配置され、前記流量計により計測された流量計測値及び前記圧力検出器によって検出された圧力計測値に基づいて前記制御弁の弁開度を制御して被ガス供給体にガスを充填するガス充填装置において、
    前記ガス供給経路に設けられ、前記制御弁から吐出されたガスの一部を貯留する容器と、
    該容器の温度変化を計測する温度検出器と、
    該温度検出器により計測された温度が所定の温度以上に達した場合、前記制御弁の弁開度を制御して前記被ガス供給体に供給される流量を制限する制御手段と、
    を備えたことを特徴とするガス充填装置。


JP2003364220A 2003-10-24 2003-10-24 ガス充填装置 Pending JP2005127430A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003364220A JP2005127430A (ja) 2003-10-24 2003-10-24 ガス充填装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003364220A JP2005127430A (ja) 2003-10-24 2003-10-24 ガス充填装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2005127430A true JP2005127430A (ja) 2005-05-19

Family

ID=34643262

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2003364220A Pending JP2005127430A (ja) 2003-10-24 2003-10-24 ガス充填装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2005127430A (ja)

Cited By (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008281108A (ja) * 2007-05-10 2008-11-20 Tokiko Techno Kk ガス供給装置
WO2011061584A1 (en) 2009-11-18 2011-05-26 Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha Gas filling system, gas filling method, and vehicle
US8708005B2 (en) 2009-07-30 2014-04-29 Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha Gas filling system
US9765930B2 (en) 2012-01-31 2017-09-19 J-W Power Company CNG fueling system
US10018304B2 (en) 2012-01-31 2018-07-10 J-W Power Company CNG fueling system
US10087042B2 (en) 2014-05-14 2018-10-02 Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha Tank manufacturing method, helical winding device, and filament winding apparatus
US10443784B2 (en) 2014-06-26 2019-10-15 Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha System for controlling gas supply unit
US10551001B2 (en) 2015-09-03 2020-02-04 J-W Power Company Flow control system
US10851944B2 (en) 2012-01-31 2020-12-01 J-W Power Company CNG fueling system

Cited By (13)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008281108A (ja) * 2007-05-10 2008-11-20 Tokiko Techno Kk ガス供給装置
US8708005B2 (en) 2009-07-30 2014-04-29 Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha Gas filling system
DE112010004462B8 (de) * 2009-11-18 2016-05-12 Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha Gasfüllsystem und gasfüllverfahren
DE112010004462T5 (de) 2009-11-18 2012-08-30 Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha Gasfüllsystem, gasfüllverfahren und fahrzeug
US9016329B2 (en) 2009-11-18 2015-04-28 Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha Gas filling system, gas filling method, and vehicle
DE112010004462B4 (de) * 2009-11-18 2016-03-03 Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha Gasfüllsystem, gasfüllverfahren und fahrzeug
WO2011061584A1 (en) 2009-11-18 2011-05-26 Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha Gas filling system, gas filling method, and vehicle
US9765930B2 (en) 2012-01-31 2017-09-19 J-W Power Company CNG fueling system
US10018304B2 (en) 2012-01-31 2018-07-10 J-W Power Company CNG fueling system
US10851944B2 (en) 2012-01-31 2020-12-01 J-W Power Company CNG fueling system
US10087042B2 (en) 2014-05-14 2018-10-02 Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha Tank manufacturing method, helical winding device, and filament winding apparatus
US10443784B2 (en) 2014-06-26 2019-10-15 Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha System for controlling gas supply unit
US10551001B2 (en) 2015-09-03 2020-02-04 J-W Power Company Flow control system

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2007092927A (ja) ガス供給装置
JP2005127430A (ja) ガス充填装置
JP5461791B2 (ja) ガス充填方法及びガス充填装置
JP3828219B2 (ja) ガス供給装置
JP5108081B2 (ja) ガス供給装置
JP3628752B2 (ja) ガス供給装置
JP3688824B2 (ja) ガス供給装置
JP4751014B2 (ja) ガス充填装置
JP5466118B2 (ja) 液化ガス充填装置
JP3538236B2 (ja) ガス供給装置
JP4361744B2 (ja) ガス供給装置及びその制御方法
JP4707427B2 (ja) ガス供給装置
JP3904078B2 (ja) ガス充填装置
JP6429085B2 (ja) ガス供給装置
JP3589753B2 (ja) ガス供給装置
JP4878809B2 (ja) ガス供給装置
JP3628765B2 (ja) ガス供給装置
JP4688539B2 (ja) ガス供給装置
JP5147164B2 (ja) ガス供給装置
JP2006105307A (ja) ガス供給装置
JPH08100888A (ja) ガス供給装置
JP4077900B2 (ja) ガス供給装置
JP2010174951A (ja) ガス充填装置
JP5706813B2 (ja) ガス供給装置
JPH08100897A (ja) ガス供給装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20060824

A521 Written amendment

Effective date: 20060825

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20080708

A131 Notification of reasons for refusal

Effective date: 20090908

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20100112