JP2005126103A - ブリスターケース - Google Patents

ブリスターケース Download PDF

Info

Publication number
JP2005126103A
JP2005126103A JP2003362913A JP2003362913A JP2005126103A JP 2005126103 A JP2005126103 A JP 2005126103A JP 2003362913 A JP2003362913 A JP 2003362913A JP 2003362913 A JP2003362913 A JP 2003362913A JP 2005126103 A JP2005126103 A JP 2005126103A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
blister case
case
blister
cutting
fitting
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2003362913A
Other languages
English (en)
Inventor
Koichi Fukukawa
浩市 福川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Electric Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sanyo Electric Co Ltd filed Critical Sanyo Electric Co Ltd
Priority to JP2003362913A priority Critical patent/JP2005126103A/ja
Publication of JP2005126103A publication Critical patent/JP2005126103A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Packages (AREA)

Abstract

【課題】ブリスターケースを開封して容易に商品を取り出しでき、さらに開封した後も収納ケースとして再利用可能とする。
【解決手段】ブリスターケースは、第1面と、第1面と略等しい形状に第1面と一体に成形された第2面とが、境界部分4で折曲されて対向し、第1面と第2面との間に形成される空間で収納部5を構成し、少なくとも収納部5の一部を透明もしくは半透明とする。ブリスターケースはさらに、第1面と第2面との境界部分4から離間した位置に切断部17を第1面と第2面との接合部分に設け、第1面と第2面との境界部分4と対向する端部と、切断部17との間に、第1面と第2面とを接合するよう固定する接着領域15を設け、境界部分4と切断部17の間で、第1面及び第2面の端縁近傍に沿って嵌合部16を形成している。
【選択図】図4

Description

本発明は、商品を梱包して展示、販売などに使用されるブリスターケースに関する。
商品の梱包と陳列にブリスターケースが使用されている。ブリスターケースは一般に、台紙上に配置された商品が外部から見えるように、透明な硬質プラスチックなどで商品を覆うように収納部を構成したパッケージである。ブリスターケースに収納された商品をフックなど吊り下げて陳列し、ブリスターケースごと商品が販売される。このようなブリスターケースの一例として、図1に特許文献1に係るブリスターケース1Aを示す。このブリスターケース1Aは、表部2と裏部3とが一体的に形成され、表部2と裏部3との境界部分4Aで折り曲げて表部2と裏部3と合わせることにより、内部に収納部5Aが形成される。
このブリスターケース1Aは、境界部分4Aを除く周囲を溶着して表部と裏部を固定する。この構成は、ブリスターケース1Aを強固に構成できる反面、購入した商品をブリスターケース1Aから取り出す際にブリスターケース1Aを容易に破断できないという問題がある。この問題を解決するために、図2に示すようにブリスターケース1Bにミシン目6を設け、ミシン目6に沿ってケースを破断して収納部5Bを開放する構造が開発されている(特許文献2)。このブリスターケースは、ブリスターケースをミシン目6で破断して購入された商品を取り出した後も、商品を出し入れ自在な収納ケース7としてブリスターケースを使用できる。
しかしながら、この構成では図3に示すようにブリスターケースの上方を破断して取り除いた収納ケース7となるため、上面の開口部8が開口されたままで閉塞することができない。このため、収納ケース7を斜めや逆さにした場合に収納された物が抜け落ちてしまう。また常に開口している構造のため、埃やゴミなど異物の侵入を阻止することもできない。さらに、開口部8でのショックをブリスターケースで吸収することができず、開口部8の上方から異物が落下した場合に内部の収納物が破損する。あるいはブリスターケース自体を落下させた場合に収納物がショックで開口部8から飛び出し、破損するといった問題があった。
加えて、上記の構成ではブリスターケースの上部のみを開口する構成であるため、商品の取り出しは上方からしか行うことができないという問題もあった。図3に示すように上方の開口部8は面積が大きくないため、商品の形状や配置によっては取り出し難いことがある。構造的には、上面よりも両側面を開放する方が取り出しが容易であるが、図3の構成ではブリスターケースを再利用するためには側面を開放できないという問題があった。
特開2003−252370号公報 実開平6−49386号公報
本発明は、このような問題点を解決するためになされたものである。本発明の主な目的は、ブリスターケースを開封して商品を取り出す作業が容易で、さらに開封した後も収納ケースとして十分に再利用可能なブリスターケースを提供することにある。
上記の目的を達成するために、本発明のブリスターケースは、第1面と、前記第1面と略等しい形状に前記第1面と一体に成形された第2面とが、境界部分4で折曲されて対向し、前記第1面と第2面との間に形成される空間で収納部5を構成し、少なくとも収納部5の一部を透明もしくは半透明とする。このブリスターケースはさらに、前記第1面と第2面との境界部分4から離間した位置に切断部17を前記第1面と第2面との接合部分に設け、前記第1面と第2面との境界部分4と対向する端部と、前記切断部17との間に、前記第1面と第2面とを接合するよう固定する接着領域15を設け、前記境界部分4と前記切断部17の間で、前記第1面及び第2面の端縁近傍に沿って嵌合部16を形成している。
この構成によって、破断部で破断して開封したブリスターケースは、第1面と第2面を境界部分4で左右に分離して大きく開放でき、内部に収納された収納物の取り出しが容易である。さらに、破断後であっても第1面と第2面とを嵌合部16で嵌合できるので、ブリスターケースで収納物の周囲を覆って収納ケースとして再利用できる。
またブリスターケースは、前記嵌合部16が前記境界部分4に交差する方向に沿って、前記第1面及び第2面の端縁近傍に設ける。これによって、境界部分4と交差する方向で第1面と第2面を嵌合部16で勘合し、確実に保持できる。
さらにブリスターケースは、前記嵌合部16が断面を矩形状とする凸条に、前記第1面と第2面にそれぞれ一体形成され、前記第1面及び第2面の境界部分4に沿って、かつ境界部分4の両端縁近傍で略直交して前記切断部17近傍まで連続して延長されている。これによって、嵌合部16を安価にかつ容易に構成でき、第1面と第2面を連続して囲むようにして嵌合して確実に保持できる。
さらにまたブリスターケースは、切断部17を第1面と第2面が略接触した面に設けることができる。この構成によって、切断部17で第1面と第2面が離間しないので、第1面と第2面とを重ねた状態で同時にスムーズに切断できる。
本発明においては、切断部にて分離したとき、接着領域を含む部分より、切り離された収納部側を収納ケースと呼ぶとする。本発明のブリスターケースによれば、開封作業が容易で、しかも開封後にブリスターケースを収納ケースとして再利用できるという優れた特長が実現される。それは本発明のブリスターケースが、切断部に対して、接着領域を収納ケースの範囲外に、嵌合部を収納ケースの範囲内に位置させているからである。この構成によって、開封前は接着領域で確実に第1面と第2面を固定状態としてブリスターケースの収納部に収納される収納物を確実に保護できる。一方、ブリスターケースの開封後は、接着領域が収納ケースから排除されるのでブリスターケースの固定状態が解除され、また収納ケースに含まれる嵌合部によってケースの開放、閉塞が自在となる。これによって、ブリスターケースの開封後も収納物を周囲から保護できる収納ケースとして再利用でき、ブリスターケースを破棄することなく資源の再利用、有効利用が図られ、環境保護や資源のリサイクルに寄与する。また上記の構成は安価に実現でき、低コストで既存のブリスターケースの有効利用を図ることができる。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。ただし、以下に示す実施の形態は、本発明の技術思想を具体化するためのブリスターケースを例示するものであって、本発明はブリスターケースを以下のものに特定しない。
また、本明細書は特許請求の範囲に示される部材を、実施の形態の部材に特定するものでは決してない。特に実施の形態に記載されている構成部品の寸法、材質、形状、その相対的配置等は特に特定的な記載がない限りは、本発明の範囲をそれのみに限定する趣旨ではなく、単なる説明例にすぎない。なお、各図面が示す部材の大きさや位置関係等は、説明を明確にするため誇張していることがある。さらに以下の説明において、同一の名称、符号については同一もしくは同質の部材を示しており、詳細説明を適宜省略する。さらに、本発明を構成する各要素は、複数の要素を同一の部材で構成して一の部材で複数の要素を兼用する態様としてもよいし、逆に一の部材の機能を複数の部材で分担して実現することもできる。
図4〜図9に、本発明の一実施の形態に係るブリスターケースを示す。これらの図では、二次電池の充電器9、ACアダプタ10および二次電池11、11を収納するブリスターケース1を示している。図4はブリスターケース1の正面図、図5は背面図、図6は図4において右側面図、図7は左側面図、図8は底面図、図9は上面図を、それぞれ示している。これらの図に示すブリスターケース1は、第1面、第2面を構成する表面12と裏面13が一体に成形されており、図4において底辺にあたる境界部分4で折曲されて、略正面視矩形である。図10に示すように表面12と裏面13との間で収納部5を構成している。収納部5は、図4〜図9に示すように表面12と裏面13をそれぞれ所定の形状に凹凸を設け、これら凹凸が表面12と裏面13で組み合わされて、収納物を所定の配置状態に収納する収納スペースが構成される。したがって、表面12と裏面13は外形をほぼ同じ大きさとし、各凹凸部分がそれぞれ対応して所定の収納部5を構成するように、凹凸の形成位置も予め位置決めされる。図4〜図9に示すように、収納物である二次電池の充電器9、ACアダプタ10、二次電池11、11を収納するブリスターケース1がバランス良く配置されるよう、それぞれの収納スペース5a、5b、5cが形成される。なお収納物は、各収納物の配置位置をくり抜いた台紙14に配置された状態で、図10に示すように境界部分4を折曲線として表面12と裏面13を折曲して挟持される。なお本明細書では第1の面と第2の面を、表面12と裏面13として説明するが、これらを入れ替えても良いことはいうまでもない。
[ブリスターケース1]
ブリスターケース1は、透明な硬質プラスチックで構成される。例えば透明性の優れたPVC(塩化ビニル樹脂)や、A−PET(ポリエチレンテレフタレート)、PP(ポリプロピレン)、PS(ポリスチレン)、低密度ポリエチレン樹脂や非晶性線状ポリエステル樹脂等が使用される。また台紙14は紙製であり、その表面12や裏面13に、商品名や仕様、仕様説明などの情報が印刷される。
ブリスターケース1は、図10に示すように収納物を挟持する状態で、表面12と裏面13とが接着領域15で接着される。接着領域15は境界部分4から離間した位置とし、好ましくは対向してほぼ平行する位置に設ける。図4および図5の例では、上方の縁端近傍を帯状に接着領域15とする。これによってブリスターケース1は上端付近を接着領域15で固定し、さらに下端は一体成形で連続した境界部分4であるため、上下端が固定されてブリスターケース1の意図しない開放が阻止される。さらに、両側面を嵌合部16で勘合することによって、左右側面でも表面12と裏面13が保持されてブリスターケース1が確実に閉塞状態に保持される。
[接着領域15]
また接着領域15は、切断部17よりも上面に位置するように配置される。言い換えると、ブリスターケース1の全周を接着しない。これによって、ブリスターケース1開封後にブリスターケース1が収納ケースを構成する際、収納ケースから接着領域15を排除し、収納ケースを開放自在とできる一方、ブリスターケース1の開封前は、接着領域15によって確実にブリスターケース1を閉塞できる。図4および図5の例では、表面12と裏面13の上辺を緩やかな曲線とし、この曲線に沿って端縁付近に接着領域15を設けている。接着領域15では、熱融着等の溶着で表面12と裏面13とが固定される。なお本明細書において接着には、温度や高周波、超音波による溶着の他、接着材を使った接着も含む。
また接着領域15の下方には、接着領域15に沿うように接着領域嵌合部18が形成される。接着領域嵌合部18は表面12と裏面13が正確に重なった状態で保持されるよう位置決めの役割を果たし、表面12と裏面13に略同一形状の曲面や凸条が形成される(図6参照)。
[嵌合部16]
嵌合部16は、好ましくは表面12と裏面13の左右に設けられる。図4および図5の例では、左右に加えて下方にも嵌合部16を設けている。嵌合部16はさらに上部で切断部17より下方に設けても良く、またスポット的に表面12と裏面13とが接触する任意の位置に設けることもできる。図4および図5の嵌合部16は、切断部17を除く左右と下辺で連続するコ字状に配置される。この嵌合部16は断面を矩形状とし、表面12と裏面13に同一方向に突出する凸条を形成している。凸条は表面12と裏面13のシートにプレス成形で形成される。この構成は、プレス成形で嵌合部16を形成できるので極めて安価に実現できる。図4の例では、紙面の手前側に突出する方向に表面12の凸条を形成しており、裏面13の対応する位置に表面12の凸条とほぼ同じか若干小さい裏面13の凸条を形成している。これによって、表面12の凸条に裏面13の凸条を嵌合して、凸条が相互に弾性的に押圧して嵌合部16が安定に保持される。
嵌合部16は、表面12と裏面13とを分離し、また接合した保持状態とできる構成が適宜利用できる。例えば、嵌合部16を設ける領域を上辺を除くコ字状とする構成の他、図11に示すように表面12と裏面13の左右部分にのみバー状の嵌合部16Aを設け、下辺に設けない配置としても良い。下辺は本来表面12と裏面13が境界部分4で連続しているため、左右のバー状嵌合部16Aのみでも十分な嵌合が得られる。
同様に嵌合部の断面形状を矩形状として連続した溝状とする構成の他、図12に示すように複数のブロック16Bに分割しても良い。この構成は、接触面積を大きくして嵌着の強度を高めることができる。
また図13に示すように、略円柱状の打ち出し16Cを複数形成して、各打ち出し16Cをそれぞれ嵌合することで嵌合部を構成することもできる。この場合、円柱状の打ち出し16Cは、円の断面積が突出部で大きくなるように形成することで、ロック効果が得られる。打ち出し16Cの形状は円柱状に限られず、三角柱状、四角柱状、多角柱状などとすることもできる。さらに図示しないが、切断部の下方で切断部に沿って嵌合部を形成することもできる。切断部の位置に嵌合部を設けることで、上辺の嵌合で保持がより確実となる。ただ、上辺に嵌合部を位置させると、台紙が障害となって表面と裏面の嵌合ができなくなるので、予め嵌合部を挿入する挿入孔を台紙に形成する。特に円柱状の打ち出しを嵌合部とすれば、台紙に形成される挿入孔が小さくできる。
さらには、図14に示すように特別な溝状や打ち出しを形成することなく、収納部5を構成するブリスターケース1の凸部の垂直面に突起19を設け、これを表面12と裏面13で勘合する構成によっても嵌合部が実現できる。この構成は、嵌合構造を設けるスペースを別途設ける必要がないので、ブリスターケースのスペースを率効よく利用できるメリットがある。
以上の嵌合部16はいずれもブリスターケース1のプレス形成により形成できるので、極めて安価に実現できる。ただ嵌合部はこの構成に限られず、例えば面ファスナやホックなど、係止状態を維持できる他の構造も適宜採用できる。
[切断部17]
切断部17は、接着領域15よりも下方で、かつ嵌合部16よりも上方に設けられる。接着領域15よりも下方に設けることで、切断部17でブリスターケース1を横断するように切断してブリスターケース1から接着部分を分離するのみでブリスターケース1を開封できる。特に従来のブリスターケースでは周囲をすべて溶着あるいは固定している構成であったため、ブリスターケース自体の強度が高いことと相俟って開封が困難であるという問題を生じていた。これに対し、一部分のみ、例えば一辺のみを接着する本実施の形態の構成では、接着領域15のみをブリスターケース1から分離することでブリスターケース1の表面12と裏面13を容易に、しかも完全に開放して、収納物を容易に取り出すことができる。
また嵌合部16よりも上方で切断することにより、接着領域15を分離したブリスターケース1の残りの部分で構成される収納ケースに嵌合部16を残し、嵌合部16でもって収納ケースの閉塞状態を保持することができる。嵌合部16を利用すれば一旦開封したブリスターケース1を再度閉塞でき、しかも簡単に開放できるので、収納物の出し入れが容易な収納ケースとして好適に利用できる。このように、本実施の形態は、切断部17と嵌合部16、接着領域15の位置関係を特定することにより、ブリスターケース1の開封を容易に行え、さらに開封後は嵌合部16で収納ケースの開閉を自在として、ブリスターケース1の再利用を実現できる。
切断部17は、表面12と裏面13の接合部分、好ましくはこれらが接した位置に設ける。これによって表面12と裏面13を重ねて、切断部17で同時に切断できる。切断位置が収納部等の凹凸にかかっていたりして離間していると切断すべき距離が長くなる。切断位置を重ねることで、鋏などで一気に切断でき、短時間で容易に分離することができる。
切断部17は、切断線に沿ってブリスターケース1を構成するプラスチックを鋏や手などで容易に破断できるようにするものであり、例えばミシン目などの破断線とする。あるいは切断線の部分でブリスターケース1の肉厚を薄くしたり微細な傷を施した弱化線として破断を容易としたり、折損して切断する方式や切り込み、切り取り線、あるいは切断線に沿ってテープや糸等の紐状体を固定して、紐状体を引くことでブリスターケース1の引き裂きながら切断する構成など、ブリスターケース1を破断できるすべての構成が適宜利用できる。図4および図5の例では、表面12と裏面13の同じ位置にミシン目を入れている。また、台紙14にも対応する位置にミシン目17Bを設けておき、ブリスターケース1と共に台紙14も容易に分離できるようにする。
さらにブリスターケース1は、切断部17を形成する第1面及び第2面の端部に、切り欠き20を形成してもよい。これによって、手などで切断する際に切断部17に最初の切り込みを容易に行うことができる。また、切断部17は破断線等とすることなく、この部分を、別途、用意されるハサミ等で切断してもよい。
[貫通穴21]
さらに、切断部17と接着領域15の間に、ブリスターケース1を吊り下げるための貫通穴21を形成する。貫通穴21に吊り下げ式の陳列ケースのフックを通して、ブリスターケース1を吊り下げて陳列する。これによって、表面12と裏面13を貫通する貫通穴21の上面が接着領域15によって接着されるため、貫通穴21の近辺が強固に固定される。このため、例えば裏面13側から挿入したフックが貫通穴21の途中で表面12に引っかかって、フックを押し込もうとする力で裏面13と表面12が剥離されそうになっても、貫通穴21の近傍に設けられた接着領域15で強固に固定されているため、意図せぬ表面12と裏面13の分離が防止される。このように、貫通穴21の部分でブリスターケース1を破損することなく、貫通穴21にフックなどを挿入しブリスターケース1を吊り下げて商品の陳列等が容易に行える。
以上のようにして、ブリスターケースは販売時の展示や陳列に適し、かつ開封後にも収納物を出し入れ自在な収納ケースとして使用できるので、不燃ゴミを低減して環境に配慮し、省資源化にも寄与する。しかも破断部や嵌合部16の構成は安価に実現できるので、コスト上昇を抑えてブリスターケースの有用性を高めることができる。
本発明のブリスターケースは、携帯電気機器やパック電池等の商品を収納して陳列するパッケージとして好適に適用できる。
従来のブリスターケースを示す斜視図である。 従来の他のブリスターケースを示す斜視図である。 図2のブリスターケースをミシン目で破断した状態を示す斜視図である。 本発明の一実施の形態に係るブリスターケースを示す正面図である。 図4に示すブリスターケースの背面図である。 図4に示すブリスターケースの右側面図である。 図4に示すブリスターケースの左側面図である。 図4に示すブリスターケースの底面図である。 図4に示すブリスターケースの上面図である。 ブリスターケースを構成する表面と裏面の間に形成される収納部を開いた状態を示す斜視図である。 本発明の他の実施の形態に係るブリスターケースを示す正面図である。 本発明のさらに他の実施の形態に係るブリスターケースを示す正面図である。 本発明のさらに他の実施の形態に係るブリスターケースを示す正面図である。 本発明のさらに他の実施の形態に係るブリスターケースを示す正面図である。
符号の説明
1、1A、1B…ブリスターケース
2…表部
3…裏部
4、4A…境界部分
5、5A、5B…収納部
5a、5b、5c…収納スペース
6…ミシン目
7…収納ケース
8…開口部
9…充電器
10…ACアダプタ
11…二次電池
12…表面
13…裏面
14…台紙
15…接着領域
16…嵌合部
16A…バー状嵌合部
16B…ブロック
16C…打ち出し
17…切断部
17B…ミシン目
18…接着領域嵌合部
19…突起
20…切り欠き
21…貫通穴

Claims (4)

  1. 第1面と、前記第1面と略等しい形状に前記第1面と一体に成形された第2面とが、境界部分(4)で折曲されて対向し、前記第1面と第2面との間に形成される空間で収納部(5)を構成し、少なくとも収納部(5)の一部を透明もしくは半透明とするブリスターケースであって、
    前記第1面と第2面との境界部分(4)から離間した位置に切断部(17)を前記第1面と第2面との接合部分に設け、
    前記第1面と第2面との境界部分(4)と対向する端部と、前記切断部(17)との間に、前記第1面と第2面とを接合するよう固定する接着領域(15)を設け、
    前記境界部分(4)と前記切断部(17)の間に、前記第1面及び第2面を閉塞状態に保持するための嵌合部(16)を形成してなることを特徴とするブリスターケース。
  2. 請求項1に記載のブリスターケースであって、
    前記嵌合部(16)が前記境界部分(4)に交差する方向に沿って、前記第1面及び第2面の端縁近傍に設けられてなることを特徴とするブリスターケース。
  3. 請求項2に記載のブリスターケースであって、
    前記嵌合部(16)が断面を矩形状とする凸条に、前記第1面と第2面にそれぞれ一体形成され、前記第1面及び第2面の境界部分(4)に沿って、かつ境界部分(4)の両端縁近傍で略直交して前記切断部(17)近傍まで連続して延長されてなることを特徴とするブリスターケース。
  4. 請求項1から3のいずれかに記載のブリスターケースであって、
    切断部(17)が第1面と第2面が略接触した面に設けられていることを特徴とするブリスターケース。
JP2003362913A 2003-10-23 2003-10-23 ブリスターケース Pending JP2005126103A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003362913A JP2005126103A (ja) 2003-10-23 2003-10-23 ブリスターケース

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003362913A JP2005126103A (ja) 2003-10-23 2003-10-23 ブリスターケース

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2005126103A true JP2005126103A (ja) 2005-05-19

Family

ID=34642379

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2003362913A Pending JP2005126103A (ja) 2003-10-23 2003-10-23 ブリスターケース

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2005126103A (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008254799A (ja) * 2007-04-06 2008-10-23 Brother Ind Ltd 包装容器
JP2012504533A (ja) * 2008-10-02 2012-02-23 コーニンクレッカ フィリップス エレクトロニクス エヌ ヴィ 破られるべき弱くされた領域を持つブリスター型パッケージユニット
JP2013233976A (ja) * 2012-05-09 2013-11-21 Taihei Kogyo Kk 歯間ブラシの包装容器
JP2018177277A (ja) * 2017-04-10 2018-11-15 デンタルプロ株式会社 歯間ブラシ用パッケージ
WO2023074772A1 (ja) * 2021-10-29 2023-05-04 アース製薬株式会社 吊下げ式容器

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008254799A (ja) * 2007-04-06 2008-10-23 Brother Ind Ltd 包装容器
JP2012504533A (ja) * 2008-10-02 2012-02-23 コーニンクレッカ フィリップス エレクトロニクス エヌ ヴィ 破られるべき弱くされた領域を持つブリスター型パッケージユニット
US8915370B2 (en) 2008-10-02 2014-12-23 Koninklijke Philips N.V. Blister-type packaging unit having a weakened region to be torn
JP2013233976A (ja) * 2012-05-09 2013-11-21 Taihei Kogyo Kk 歯間ブラシの包装容器
JP2018177277A (ja) * 2017-04-10 2018-11-15 デンタルプロ株式会社 歯間ブラシ用パッケージ
WO2023074772A1 (ja) * 2021-10-29 2023-05-04 アース製薬株式会社 吊下げ式容器

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP2158141B1 (en) Lithium battery package
JP2000281129A (ja) 電池パッケージ
JP2008254799A (ja) 包装容器
EP3564150B1 (en) Battery packaging body
JP2010168073A (ja) 包装形態
JP2005324820A (ja) 包装箱
JP2005126103A (ja) ブリスターケース
JP5784493B2 (ja) 破られるべき弱くされた領域を持つブリスター型パッケージユニット
JP2008001390A (ja) リパックブリスター
JP4885601B2 (ja) 包装品および商業用製品
JP2022013702A (ja) エネルギー貯蔵要素のための視認性包装
JP2004051133A (ja) クラムシェルパック
JP2022526712A (ja) ボタン電池のためのブリスターカード小売り用電池包装
JP3131745B2 (ja) ブリスターパック容器
JP3673446B2 (ja) 商品陳列可能な商品収納ケース及びこのケースとして組み立て可能な組立材料
JPH0740530U (ja) 包装容器
JP5572472B2 (ja) 連結容器
JP2000007024A (ja) 吊り下げ式のディスプレイパッケージ
JP2005093334A (ja) 乾電池収容体
JP2006103743A (ja) 包装容器及び包装体
JP2004291971A (ja) 容器ホルダー及びその容器収納ケース
JP2022077090A (ja) ラベル付き物品
JP2004010074A (ja) 包装および保管に好適な容器
JP5470230B2 (ja) 連結容器
JP2011031967A (ja) ブリスターパック

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20060509

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20081113

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20081118

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20090324