JP2005123815A - 機能端末装置、メールサーバおよび通信システム、ならびに端末制御プログラムおよびサーバ制御プログラム - Google Patents

機能端末装置、メールサーバおよび通信システム、ならびに端末制御プログラムおよびサーバ制御プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】購入後すぐに使用開始でき、インターネット対応機能のない簡易な通信端末からのアクセスも可能な簡易で安価な機能端末装置等を提供する。
【解決手段】 メールサーバ4は、携帯電話10等から受信した電子メールの内容に応じた処理要求を無線電話網3を介して監視カメラ9に対して行う。監視カメラ9は、メールサーバ4からの処理要求を無線電話網3を介して受け付け、その処理要求に応じて撮影をし、得られた画像データを無線電話網3を介してメールサーバ4に送信する。メールサーバ4は、監視カメラ9から受信した画像データを電子メールに添付して携帯電話10に転送する。ウェブサイトにアクセスする必要がなく、単に電子メールを送るだけで、遠隔地の監視画像が得られる。監視カメラ9は、PHSカードを装着して設定ボタンを押すだけで使用開始できる。ISPとの間の利用契約やIPアドレス取得は不要である。
【選択図】 図1

Description

本発明は、無線電話網に接続可能な機能端末装置およびそのための端末制御プログラム、電子メールの送受信を行うメールサーバおよびそのためのサーバ制御プログラム、ならびに、そのような機能端末装置およびメールサーバを含んで構成される通信システムに関する。
近年のインターネットの普及に伴い、インターネットを利用したウェブ(Web)カメラと呼ばれる監視カメラを用いて、その撮影画像を監視地点から隔れた場所でインターネットを通じて監視することができる監視システムが登場している。そのような監視システムの一例が、例えば特許文献1に記載されている。
特開2002−218291号公報
この特許文献1に記載された監視カメラは、アンテナを介して、ネットワーク相互接続装置(ルータ)との間で局所無線通信を行う機能を有しており、同様の無線通信機能を有する他の監視カメラや、ルータにイーサネット(登録商標)ケーブル等で接続されるパーソナルコンピュータ等と共に、無線LAN(Local Area Network)を構成する。各監視カメラは、自己の無線通信用の識別情報として、TCP/IP(Transmission Control Protocol / Internet Protocol)網における自己のIPアドレスを有し、このIPアドレスに基づいて無線ネットワークにおける通信端末として機能する。したがって、インターネットに接続可能な他の通信端末においてWebブラウザを起動し、所望の監視カメラのIPアドレスを指定することにより、インターネットを利用して無線LANにアクセスし、監視カメラによる監視情報を外部から閲覧することができるようになっている。
しかしながら、従来のウェブカメラでは、上記のように各ウェブカメラごとにIPアドレスの割り当てを必要としている。このIPアドレスには、固定IPアドレスと、ダイナミックDNS(Dynamic Domain Name System)に対応したIPアドレスとがある。固定IPアドレス方式の場合には、ウェブカメラを購入したユーザが、インターネットサービスプロバイダ(Internet Service Provider :ISP)と個別に契約して、ウェブカメラに固定IPアドレスを設定する必要がある。また、ダイナミックDNS方式の場合には、ウェブカメラが接続されるルータへのグローバルIPアドレスの割り当てが必要であり、ISPとの契約が必要である。このため、機器(ウェブカメラ)の購入後における手続きや初期設定等が煩雑であり、購入してからすぐに使用開始をすることは困難であった。特に、例えばお年寄りや女性等のように、インターネットに関する知識や経験が乏しいユーザにあっては、自分自身で使用開始できるようにすることは困難な場合が多く、多くの場合には、販売店のサポータの手を必要としていた。
また、従来のシステムでは、上記したように、画像を見るためには、例えば、iモード(商標)対応の携帯電話やパーソナルコンピュータのようなインターネット対応型通信端末(すなわち、インターネットに接続可能であってWebブラウザを起動可能な通信端末)を必要としていた。しかしながら、この種の通信端末は、据置型(デスクトップ型)であるにせよ、あるいは携帯型であるにせよ、それ相応のハードウェアやソフトウェアを備えなければならないことから、一般に高価である。また、そのようなインターネット対応機能を持たない簡易な通信端末では、画像を見ることができないという問題もあった。
本発明はかかる問題に鑑みてなされたもので、その目的は、購入後すぐに使用開始することが容易であると共に、インターネット対応機能のない簡易な通信端末からのアクセスも可能な簡易で安価な機能端末装置およびそのための端末制御プログラム、そのような機能端末装置に対応してその機能を発揮させることができるメールサーバおよびサーバ制御プログラム、ならびに、そのような機能端末装置およびメールサーバを用いて構築される通信システムを提供することにある。
本発明の第1の観点における機能端末装置は、任意の端末機器からの電子メールを受け付けるメールサーバとの間で無線電話網を介して通信を行う無線通信機能と、物理情報を取得する情報取得機能または所定の機器を制御する機器制御機能と、を備えた機能端末装置であって、端末機器からの電子メールを受け付けたメールサーバがその電子メールの内容に応じて発した処理要求を、無線電話網を介して受け付ける要求受付手段と、処理要求に応じて、情報取得機能または機器制御機能の少なくとも一方を実行する機能実行手段とを備えている。
この機能端末装置では、端末機器からの電子メールの内容に応じてメールサーバから発せられた処理要求が無線電話網を介して受け付けられ、この処理要求に応じて、情報取得機能または機器制御機能の少なくとも一方が実行される。
上記第1の観点における機能端末装置では、要求受付手段が、メールサーバが受け付けた端末機器からの電子メールに応じてメールサーバから無線電話網を介して音声通話のための着呼があったとき、その呼を一旦切断すると共に、更めて無線電話網を介してメールサーバに対してデータ送受信モードでの接続要求を行い、データ送受信モードでの接続完了後、無線電話網を介してメールサーバから発せられた処理要求を受信するように構成することができる。また、機能実行手段による機能実行結果としての処理結果情報を無線電話網を介してメールサーバに送信する送信手段を備えるようにするのが好ましい。
上記の送信手段を備える場合には、機能実行手段が情報取得機能を実行するためのものであるように構成し、送信手段が機能実行手段の取得した物理情報を処理結果情報としてメールサーバに送信するように構成することが可能である。この場合の物理情報が、画像、音声、文字情報、温度、湿度、液量、容積、重量、振動、および物体の動き、のうちの少なくとも1つの情報を含むものであるようにすることができる。機能実行手段は、物理情報として動画像または静止画像の少なくとも一方を取得するカメラを含んで構成することができる。
また、上記の送信手段を備える場合には、機能実行手段が機器制御機能を有するためのものものであるように構成し、送信手段が、機能実行手段による機器制御の結果を示す情報を処理結果情報としてメールサーバに送信するように構成することも可能である。
上記第1の観点における機能端末装置では、さらに、機能端末装置固有の識別情報を記憶する識別情報記憶手段と、電話番号情報を保持し無線通信機能を司る通信カード、を装着可能な装着部と、識別情報記憶手段に記憶された識別情報と装着部に装着された通信カードが保持する電話番号情報とを読み取り、これらの情報を通信カードの無線通信機能を利用して無線電話網を介してメールサーバに送信する初期設定手段とを備えるようにしてもよい。この場合には、さらに操作スイッチを設け、この操作スイッチに対する操作をトリガとして初期設定手段が起動するようにしてもよい。
本発明の第2の観点における機能端末装置は、無線電話網を介して通信を行う無線通信機能と、物理情報を取得する情報取得機能または所定の機器を制御する機器制御機能とを備えた機能端末装置であって、任意の端末機器からの電子メールを無線電話網を介して受け取るメール受取手段と、メール受取手段が受け取った電子メールの内容を解読する解読手段と、解読手段による解読結果に応じて情報取得機能または機器制御機能の少なくとも一方を実行する機能実行手段と、機能実行手段による機能実行結果としての処理結果情報を電子メールを利用して無線電話網を介して端末機器に返信するメール返信手段とを備えている。
この機能端末装置では、任意の端末機器から受け取った電子メールの内容が解読され、その解読結果に応じて情報取得機能または機器制御機能の少なくとも一方が実行される。その実行結果としての処理結果情報は、電子メールを利用して無線電話網を介して端末機器に返信される。
本発明のメールサーバは、物理情報を取得する情報取得機能または所定の機器を制御する機器制御機能を有する機能端末装置との間で無線電話網を介した通信が可能なメールサーバであって、任意の端末機器から電子メールを受信するメール受信手段と、メール受信手段が受信した電子メールの内容に応じた処理要求を無線電話網を介して機能端末装置に対して行う処理要求手段とを備えている。
このメールサーバでは、任意の端末機器から受信した電子メールの内容に応じた処理要求が、無線電話網を介して機能端末装置に送られる。
本発明のメールサーバでは、メール受信手段が端末機器から電子メールを受信したとき、無線電話網を介して機能端末装置に対して音声通話のための発呼を行うと共に、その呼が切断されたか否かを監視し、呼が切断され、かつ、機能端末装置から無線電話網を介してデータ送受信モードでの接続要求があったとき、処理要求を無線電話網を介して機能端末装置に送信するように、処理要求手段を構成することができる。この場合、処理要求手段は、呼が切断されたのち、いずれかの機能端末装置からデータ送受信モードでの接続要求があったとき、登録内容を参照して、その接続要求をした機能端末装置が登録済みのものであるか否かを認証するようにするのが好ましい。
本発明のメールサーバでは、さらに、処理要求に応じて機能端末装置から送られてきた処理結果情報を電子メールを利用して端末機器に転送する情報転送手段を備えるのが好ましい。この情報転送手段は、処理結果情報を電子メールに添付して端末機器に転送するようにしてもよいし、あるいは、結果記憶手段における処理結果情報の記憶場所を示すアドレス情報を電子メールにより端末機器に転送するようにしてもよい。
本発明のメールサーバでは、メール受信手段が受信した電子メールの内容を解読して処理要求を得る解読機能を有するように、処理要求手段を構成することができる。また、機能端末装置から電話番号情報と機能端末装置固有の識別情報とを含む端末情報を受信したとき、この端末情報に基づいて機能端末装置のメールアカウントを設定して端末情報と共に登録し、予め定められた端末機器にメールアカウントを通知する端末登録手段を備えるようにすることができる。また、いずれかの端末機器から電子メールを受信したときに端末登録手段による登録内容を参照してその電子メールの宛て先を判別する判別手段を備えて、この判別手段によって宛て先として判別された機能端末装置に対して処理要求手段が処理要求を行うようにすることができる。
本発明の通信システムは、メールサーバと、メールサーバとの間で無線電話網を介して通信を行う無線通信機能と物理情報を取得する情報取得機能または所定の機器を制御する機器制御機能とを備えた機能端末装置とを含む通信システムであって、メールサーバが、任意の端末機器から電子メールを受信するメール受信手段と、メール受信手段が受信した電子メールの内容に応じた処理要求を無線電話網を介して機能端末装置に対して行う処理要求手段とを備え、機能端末装置が、メールサーバからの処理要求を無線電話網を介して受け付ける要求受付手段と、処理要求に応じて情報取得機能または機器制御機能の少なくとも一方を実行する機能実行手段とを備えるようにしたものである。
この通信システムでは、メールサーバにおいて、任意の端末機器から受信した電子メールの内容に応じた処理要求が無線電話網を介して機能端末装置に対して行われる一方、機能端末装置において、メールサーバからの処理要求が無線電話網を介して受け付けられ、この処理要求に応じて情報取得機能または機器制御機能の少なくとも一方が実行される。
本発明の通信システムでは、機能端末装置が、機能実行手段による機能実行結果としての処理結果情報を無線電話網を介してメールサーバに送信する送信手段をさらに備え、メールサーバが、機能端末装置から受信した処理結果情報を電子メールを利用して端末機器に転送する情報転送手段をさらに備えるようにするのが好ましい。
本発明の端末制御プログラムは、任意の端末機器からの電子メールを受け付けるメールサーバとの間で無線電話網を介して通信を行う無線通信機能と、物理情報を取得する情報取得機能または所定の機器を制御する機器制御機能とを備えた機能端末装置に適用されるプログラムであって、端末機器からの電子メールを受け付けたメールサーバがその電子メールの内容に応じて発した処理要求を無線電話網を介して受け付ける要求受付ステップと、処理要求に応じて情報取得機能または機器制御機能の少なくとも一方を実行する機能実行ステップとを機能端末装置に実行させるようにしたものである。
本発明のサーバ制御プログラムは、物理情報を取得する情報取得機能または所定の機器を制御する機器制御機能を有する機能端末装置との間で無線電話網を介した通信が可能なメールサーバに適用されるプログラムであって、任意の端末機器から電子メールを受信するメール受信ステップと、メール受信手段が受信した電子メールの内容に応じた処理要求を無線電話網を介して機能端末装置に対して行う処理要求ステップとをメールサーバに実行させるようにしたものである。
本発明における文言の意義は次の通りである。
「情報取得機能」とは、例えばカメラを用いた撮影、マイクロフォンを用いた集音、あるいは各種のセンサ等を用いた温度や湿度等の検出または計測等、物理情報を取得するためのすべての機能を意味する。「物理情報」とは、物理的、化学的、生物的または機械的手法によって検知または計測され得るすべての情報を意味する。「機器制御機能」とは、機器の動作を制御する機能をいい、例えば、照明のオン/オフ制御や明るさ調整、エアコンのオンオフ制御や温度調節、ペット用給餌器の制御、ビデオレコーダの制御、風呂の給湯制御や湯温調節等、機器の種類や制御の内容は問わない。
「端末機器」とは、例えば携帯電話、PHS(Personal Handy-phone System) あるいはノート型パーソナルコンピュータのような可搬型の情報機器のほか、例えばデスクトップ型パーソナルコンピュータのような通常は固定されて使用される情報処理装置や、カーナビゲーションシステムのような車載型の機器も含む。「無線電話網」とは、いわゆるキャリアによって運営される無線方式による公衆電話回線であり、例えば携帯電話用の公衆電話回線やPHS用の公衆電話回線が該当する。
「音声通話のための発呼(着呼)」とは、通常の通話を行うために電話番号を入力して電話をかけること(または、そのようにして電話がかかってくること)をいう。「データ送受信モードでの接続要求」とは、音声通話のための接続形態ではなく、ディジタルデータを例えばパケット形式で伝送するために設定される接続形態をいう。
「処理結果情報」とは、機能実行手段がその機能を実行した結果生ずる情報をいう。例えば、機能実行手段が情報取得機能を実行した場合には、主として、それにより取得された物理情報を意味するが、このほか、その情報取得過程で生じた付随情報(例えば、バッテリ不足情報や、カメラ撮影の場合の露出不足情報)等も含む。また、機能実行手段が機器制御機能を実行した場合には、主として、その制御がうまくいったか否かを示す情報を意味するが、このほか、その制御過程で生じた付随情報(例えば、各種の警告情報)等も含まれる。
「電話番号情報」とは電話番号を示す情報であり、例えばPHSであれば「070…」で始まる電話番号である。「識別情報」とは、個々の機能端末装置を識別するために付与されたユニークな情報であり、例えば製造番号等が該当する。
「通信カード」とは、例えばPHSカードのように、予め無線電話網に接続するためのハードウェアおよびソフトウェアを備えたカード型デバイスであり、通常は、ユーザが入手した時点で既に電話番号が設定されている。「操作スイッチ」とは、主として、例えば押しボタンスイッチのように、ワンアクションでの操作が可能なスイッチをいうが、これには限られず、複数のキーを備えたキースイッチも含む。
「電子メールを利用して」とは、電子メールの本文に処理結果情報そのものを書いて送る場合や、電子メールに処理結果情報のファイルを添付して送る場合がある。さらに、電子メールの本文または添付ファイルに、メールサーバにおける処理結果情報格納アドレスを書いて送り、受け手側でこれをクリックすることにより、メールサーバから処理結果情報がダウンロードされる場合も含む。
「メールアカウント」とは、電子メールのユーザを識別するために設けられる文字情報であり、通常は、メールアドレスのうち、「@(アットマーク)」とドメイン名とを除いた部分である。
「端末登録手段による登録内容」とは、端末登録手段によって登録された内容であり、ここでは、電話番号情報、識別情報およびメールアカウントを含む内容を意味する。
本発明の第1の観点における機能端末装置または本発明の端末制御プログラムによれば、端末機器からの電子メールの内容に応じてメールサーバから発せられた処理要求を無線電話網を介して受け付け、この処理要求に応じて情報取得機能または機器制御機能の少なくとも一方を実行するようにしたので、インターネット対応機能(例えばウェブ閲覧機能等)を持たない簡易で安価な通信端末(例えば携帯電話や簡易携帯電話等)であっても、遠隔操作によって情報取得または機器制御を行うことができる。特に、無線電話機能を利用してメールサーバとの通信を行うようにしたので、インターネットサービスプロバイダとの利用契約や、機能端末装置についてのIPアドレスの取得が不要であり、導入後すぐに使用開始することが容易である。
本発明の第2の観点における機能端末装置によれば、任意の端末機器から受け取った電子メールの内容を解読し、その解読結果に応じて情報取得機能または機器制御機能の少なくとも一方を実行し、その実行結果としての処理結果情報を、電子メールを利用して無線電話網を介して端末機器に返信するようにしたので、上記第1の観点における機能端末装置の場合とは異なり、メールサーバがメール解読機能を持たなくてもよく、多数の機能端末装置に対応しなければならないサーバとしての負担が軽減される。
本発明のメールサーバまたはサーバ制御プログラムによれば、任意の端末機器から受信した電子メールの内容に応じた処理要求を無線電話網を介して機能端末装置に送るようにしたので、インターネット対応機能(例えばウェブ閲覧機能等)を持たない簡易で安価な通信端末からの電子メールに応じて機能端末装置を制御し、情報取得や機器制御を行うことができる。
本発明の通信システムによれば、メールサーバが、任意の端末機器から受信した電子メールの内容に応じた処理要求を無線電話網を介して機能端末装置に対して行う一方、機能端末装置が、メールサーバからの処理要求を無線電話網を介して受け付け、この処理要求に応じて情報取得機能または機器制御機能の少なくとも一方を実行するようにしたので、ユーザにとって機能端末装置の導入後の使用開始が容易であると共に、インターネット対応機能のない簡易な通信端末からのアクセスも可能な通信システムを構築することができる。
以下、本発明を実施するための最良の形態(以下、単に実施の形態という。)について、図面を参照して詳細に説明する。
[第1の実施の形態]
図1は、本発明の一実施の形態に係る機能端末装置およびメールサーバを含んで構築された通信システムの構成を表すものである。この通信システムは、インターネット1と、ISPサーバ2を介してインターネット1に連結された無線電話網3とを通信インフラ(Infrastructure)として構築されるものであり、メールサーバ4と、機能端末装置としての監視カメラ9とを含んで構成される。
メールサーバ4は、ワークステーションやパーソナルコンピュータ等のコンピュータを利用して構成される。このメールサーバ4は、インターネット1に常時接続された環境にあると同時に、有線または無線の電話網11に接続可能になっている。なお、このメールサーバ4は、本実施の形態で対象としている通信サービス(遠隔監視サービス)の運営主体によって運用されるようになっている。
監視カメラ9は、基地局8Aを介して無線電話網3に接続可能な無線通信機能を備え、監視対象の近傍に設置される。なお、監視カメラ9は、既にこの通信サービスに加入済(登録済)のユーザが保有するものであるとして説明する。
無線電話網3は、例えば、デジタル・コードレス電話をベースにした簡易型携帯電話であるPHSに対応した無線電話回線であり、いわゆるキャリアと呼ばれる電気通信事業者によって運用される。この無線電話網3は、電話網11にも連結されている。ISPサーバ2は、無線電話網3をインターネット1に接続させるために設けられるもので、インターネットサービスプロバイダ(ISP)によって運用される。但し、上記のキャリアがインターネットサービスプロバイダを兼ねる場合も多い。
メールサーバ4は、監視カメラ9との間で無線電話網3およびインターネット1を介した通信が可能なメールサーバであって、任意の端末機器から発せられた電子メールを受信するメール受信機能と、受信した電子メールの内容に応じた処理要求を、インターネット1および無線電話網3を介して監視カメラ9に送信する処理要求機能とを備えている。その詳細は後述する。
上記の端末機器としては、例えば、ADSL(Asymmetric Digital Subscriber Line)や光ファイバのようなブロードバンド通信路(図示せず)等を介してインターネット1に接続可能なパーソナルコンピュータ(PC)5や、無線基地局6を介してインターネット1に接続可能なカーナビゲーションシステム7、あるいは基地局8Bを介して無線電話網3に接続可能な携帯電話10等が該当する。これらの端末機器は、特に、インターネットに対応した機能、例えばウェブ閲覧機能等を必要としない。もちろん、そのようなインターネット対応機能を備えていてもよいが、本実施の形態では、そのような機能を用いないので、基本的に不要である。なお、これらの端末機器のユーザは、通常は監視カメラ9のユーザ(この通信サービスの加入者)と同一であるが、異なっていてもよい。
監視カメラ9は、メールサーバ4との間で無線電話網3およびインターネット1を介して通信を行う無線通信機能と、画像情報を取得する画像情報取得機能とを備え、携帯電話10等の端末機器からの電子メールを受け付けたメールサーバ4がその電子メールの内容に応じて発した処理要求を無線電話網3を介して受け付けると共に、その処理要求に応じて画像情報を取得するようになっている。その詳細は後述する。
このような構成の通信システムにより実現される通信サービス(遠隔監視サービス)の運営主体は、メールサーバ4の運用(保守管理等)を行い、それに見合った対価をユーザ(監視カメラ9等の保有者)から得ることができる。具体的には、例えば、ユーザが携帯電話10等から送信した電子メールをメールサーバ4が受信するごとに、これを利用回数としてカウントしておき、その利用回数に応じてユーザに課金する方法がある。但し、この課金の仕方には様々な方法があり、例えば、一定回数までは基本料金とし、それを超えるごとに課金するようにしてもよいし、1回目から回数に応じて課金するようにしてもよい。あるいは、利用回数にかかわらず一定料金とする完全定額制にしてもよい。
図2は、メールサーバ4の概略構成を表すものである。このメールサーバ4は、サーバ全体を制御するCPU(中央処理装置)41と、通信インタフェイス(I/F)42と、電話網接続インタフェイス(I/F)43と、メモリ44と、ハードディスクドライブ(以下、HDDという。)45とを備えている。通信I/F42、電話網接続I/F43、メモリ44およびHDD45は、内部バス(図示せず)によってCPU41に接続され、このCPU41によって制御されるようになっている。
通信I/F42は、インターネット1への接続を可能にするもので、例えばADSLモデムや光通信モデム等が該当する。電話網接続I/F43は、電話網11への接続を可能にするものであり、通常は、音声モデムが該当する。
HDD45には、このメールサーバ4の全体動作を司るサーバ制御プログラム451と、端末管理データベース(DB)452と、受信メール格納部453と、画像データ格納部454とが格納されるようになっている。
サーバ制御プログラム451は、メール受信モジュールM1、解読モジュールM2、発呼モジュールM3、コマンド発行モジュールM4、データ受信モジュールM5,メール送信モジュールM6および端末管理モジュールM7という7つのソフトウェアモジュールを含んで構成されている。これらのモジュールのうちの必要な部分が適宜、メモリ44に読み出され、CPU41によって実行されるようになっている。
メール受信モジュールM1は、端末機器(ここでは、携帯電話10)から発せられた電子メールを通信I/F42を介して受信する機能を有するものである。解読モジュールM2は、メール受信モジュールM1によって受信した電子メールの内容を解読するためのものである。発呼モジュールM3は、携帯電話10等からの電子メールの受信に応じ、その宛て先である監視カメラ9に対して、電話網接続I/F43を介した音声による発呼処理を行う機能を有する。コマンド発行モジュールM4は、解読された電子メールの内容に応じたコマンドを生成し、電子メールの宛て先の監視カメラ9に対して通信I/F42を介して送信するモジュールである。データ受信モジュールM5は、送信したコマンドに応じて監視カメラ9から送られてきたデータ(ここでは、画像データ)を、通信I/F42を介して受信するモジュールである。メール送信モジュールM6は、監視カメラ9から受信した画像データ等を画像ファイルとして電子メールに添付して、電子メールの送信元の端末機器(ここでは、携帯電話10)に向けて送出する機能を有する。端末管理モジュールM7は、監視カメラ9等の機能端末装置を一括管理するためのもので、例えば監視カメラ9の設置時における初期設定動作(メールアカウント設定等)や、画像データ取得動作時の端末認証等を行うようになっている。
端末管理データベース452は、この通信サービスに加入しているユーザが保有する機能端末装置(監視カメラ9等)を管理するためのデータベースであり、具体的には、端末電話番号、端末IDおよびメールアカウント等の端末情報をデータベース化したものである。端末電話番号は、機能端末装置(監視カメラ9等)の電話番号であり、端末IDは機能端末装置(監視カメラ9等)が有する識別情報であり、メールアカウントは機能端末装置(監視カメラ9等)に設定されたメールアカウントである。
受信メール格納部453は、携帯電話10等の端末機器から受信した電子メールを一時的に格納する領域であり、画像データ格納部454は、監視カメラ9等の機能端末装置から受信した画像データを一時的に格納する領域である。
ここで、主として、通信I/F42およびメール受信モジュールM1が、本発明における「メール受信手段」の一具体例に対応し、主として、通信I/F42,電話網接続I/F43,発呼モジュールM3およびコマンド発行モジュールM4が、本発明における「処理要求手段」の一具体例に対応する。また、主として、通信I/F42およびデータ受信モジュールM5が、本発明における「情報転送手段」の一具体例に対応し、HDD45が、本発明における「結果記憶手段」の一具体例に対応し、主として、通信I/F42およびメール送信モジュールM6が、本発明における「端末登録手段」の一具体例に対応する。
図3は、監視カメラ9の概略構成を表すものである。この監視カメラ9は、カメラ全体を制御するCPU91と、ワークメモリとして機能するRAM(Random Access Memory)93と、不揮発メモリ94と、画像変換部95および撮像レンズ96と、入出力(I/O)ポート97とを備えている。これらの各部は、内部バス(図示せず)によって互いに接続されている。
不揮発メモリ94は、例えばフラッシュメモリ(商標)を用いて構成可能であり、この監視カメラ9に予め設定されている識別情報としての端末ID941を記憶するほか、端末制御プログラム942を記憶している。端末ID941は、例えば監視カメラ9自体の製造番号が相当する。
端末制御プログラム942は、受信モジュールTM1、キャプチャモジュールTM2、計測モジュールTM3、機器制御モジュールTM4、送信モジュールTM5および初期設定モジュールTM6を含む。受信モジュールTM1は、メールサーバ4からの音声モードの着呼に対する応答処理や、メールサーバ4からのコマンド受信処理等を行うものである。キャプチャモジュールTM2は、撮像レンズ96および画像変換部95による画像キャプチャ処理を制御するモジュールである。計測モジュールTM3は、後述する温度センサ98Dによる温度計測等を制御するためのモジュールである。機器制御モジュールTM4は、後述する照明制御用発光部98Eによる照明制御等を行うためのものである。送信モジュールTM5は、撮像レンズ96により取得した画像データをメールサーバ4に送信するものである。初期設定モジュールTM6は、ユーザが監視カメラ9の購入後に行う初期設定動作を制御するモジュールである。
画像変換部95は、撮像レンズ96により撮像された画像に対してA/D(アナログ・ディジタル)変換や、画像圧縮等の処理を行うものである。撮像レンズ96により撮像される画像は、静止画、動画のいずれでもよい。
監視カメラ9はまた、カード装着部98A、設定ボタン98B、状態表示ランプ98C、温度センサ98Dおよび照明制御用発光部98E等を備えている。これらの各部は入出力(I/O)ポート97に接続されている。カード装着部98Aは、PHSカード99を装着するためのものである。なお、PHSカード99Aには、予め電話番号991が記憶されている。設定ボタン98Bは、監視カメラ9の初期設定を行う際のトリガボタンであり、ユーザがこれを押すことによって初期設定が自動的に開始されるようになっている。状態表示ランプ98Cは、監視カメラ9の状態を表示するものである。温度センサ98Dは、監視カメラ9の置かれた環境温度を計測するためのものである。照明制御用発光部98Eは、監視カメラ9の近傍にある図示しない照明器具の点灯および消灯を制御するためのIR光(赤外光)を発する部分である。
ここで、主としてPHSカード99および受信モジュールTM1が、本発明における「要求受付手段」の一具体例に対応し、主として、撮像レンズ96,画像変換部95,温度センサ98D,照明制御用発光部98E,キャプチャモジュールTM2,計測モジュールTM3および機器制御モジュールTM4が、本発明における「機能実行手段」の一具体例に対応する。また、主として、PHSカード99および送信モジュールTM5が、本発明における「送信手段」の一具体例に対応し、不揮発メモリ94が、本発明における「識別情報記憶手段」の一具体例に対応する。また、主として、PHSカード99および初期設定モジュールTM6が、本発明における「初期設定手段」の一具体例に対応し、設定ボタン98Bが、本発明における「操作スイッチ」の一具体例に対応する。
次に、図4〜図6を参照して、以上のような構成の通信システムにおけるメールサーバ4および監視カメラ9の動作を説明する。
まず、図4を参照して、監視カメラ9およびメールサーバ4の初期設定時の動作を説明する。監視カメラ9を購入したユーザが、図示しないバッテリを装填したあと、PHSカード99を監視カメラ9のカード装着部98Aに装着し、設定ボタン98Bを押すと(図4のステップS101;Y)、CPU91は、初期設定モジュールTM6に基づいて、状態表示ランプ98Cを青色点灯状態から青色点滅状態へと変化させ、初期設定中の状態であることを表示する(ステップS102)。次に、CPU91は、メールサーバ4との回線接続処理を行う(ステップS103)。具体的には、PHSカード99を介して接続要求メッセージを送ると、これが基地局8A、無線電話網3、ISPサーバ2およびインターネット1という経路を経てメールサーバ4に達する。これを受けたメールサーバ4は、回線接続許可メッセージを、上記とは逆の経路で監視カメラ9に返送する。これにより、両者間のネットワーク接続が確立する。
次に、CPU91は、PHSカード99から電話番号991を読み取ると共に、不揮発メモリ94から端末ID941を読み取り(ステップS104)、これらをメールサーバ4に送信する(ステップS105)。
メールサーバ4では、監視カメラ9から電話番号および端末IDを受信すると(ステップS106)、CPU41が端末管理モジュールM7に基づいて、HDD45の端末管理DB452を参照し、その受信した電話番号および端末IDに対応するメールアカウントが登録済みであるか否かを判断する(ステップS107)。登録済みでない場合(ステップS107;N)、CPU41は、新たにメールアカウントを設定し、受信した電話番号および端末IDと共に端末管理DB452に登録する(ステップS108)。なお、メールアカウントとしては、通常、電話番号自体が用いられる。このメールアカウントが定まることにより、監視カメラ9のメールアドレスが決定する。
メールアカウントの登録が完了した場合、または登録済みであった場合には(ステップS107;Y)、CPU41は設定完了通知を監視カメラ9に送出する(ステップS109)。この後、CPU41は、初期設定が完了したことと、登録された監視カメラ9のメールアドレスとを通知するメールを作成し、予め登録された端末機器(例えば、携帯電話10、PC5、カーナビゲーションシステム7等)に送る。これにより、これらの端末機器は、監視カメラ9のメールアドレスを知ることができる。
監視カメラ9では、メールサーバ4から設定完了通知を受け取ると(ステップS111)、CPU91が、状態表示ランプ98Cを青色点滅状態から赤色点灯状態に変化させる。これで初期設定が完了し、監視カメラ9としての動作が可能な状態となる。
次に、図5および図6を参照して、監視カメラ9およびメールサーバ4の画像監視動作を説明する。ここでは、端末機器としての携帯電話10を用いて監視カメラ9による画像監視を行うものとして説明する。
ユーザはまず、携帯電話10の図示しない機能キーを操作して、監視カメラ9宛ての電子メールを作成する(図5のステップS201)。メールには、例えばタイトルに「画像」とだけ書く。こうして作成された電子メールは、携帯電話10から送出され(ステップS202)、基地局8B、無線電話網3、ISPサーバ2およびインターネット1を順に経由してメールサーバ4に達する。メールサーバ4のCPU41は、サーバ制御プログラム451のメール受信モジュールM1に基づいて、その電子メールを受信する(ステップS203)。
次に、メールサーバ4では、CPU41が、サーバ制御プログラム451のメール解読モジュールM2に基づいて、受信した電子メールの解読を行う(ステップS204)。具体的には、電子メールのタイトル部分にある「画像」という文字情報を解読することにより、そのメールが画像キャプチャの要求であることを認識すると共に、そのメールのヘッダ部分から、その電子メールの宛て先(ここでは監視カメラ9)を抽出し、端末管理DB452を参照して、監視カメラ9の電話番号を認識する。メール解読の結果、そのメールが、いわゆるスパムメール(迷惑メール)であったと判断したときは(ステップS205;Y)、処理を終了する。スパムメールか否かの判断は、タイトル部分の文字列が、予めスパムメールメッセージとして登録された一群のメッセージのいずれかに該当するか否かによって行う。なお、スパムメールではないが、タイトルの文字が解読不可能な(登録されていない)ものであった場合には、例えば、「メッセージの文法に間違いがある」という内容のエラーメッセージを発信元(ここでは、携帯電話10)に返信するようにしてもよい。一方、スパムメールでなかったときは(ステップS205;N)、CPU41は、発呼モジュールM3に基づいて監視カメラ9の電話番号をダイヤルし、電話網接続I/F43を介して、音声による発呼を試みる(ステップS206)。
監視カメラ9では、メールサーバ4からの音声による着呼があると(ステップS207;Y)、CPU91は、受信モジュールTM1に基づいて、自己宛の電子メールがメールサーバ4に届いているものと判断し、一旦、その呼を切断すると共に(ステップS208)、更めて、データ送受信モードでメールサーバ4への接続要求(インターネットへのダイヤルアップ接続)を行う(図6のステップS209)。
メールサーバ4では、CPU41が発呼モジュールM3に基づいて、音声による発呼処理の後、その呼が切断されたか否かを一定時間にわたって監視する(ステップS210、ステップS211)。その結果、呼が一定時間にわたって切断されなかったときは(ステップS211;Y)、監視カメラ9の応答がない(例えば電源が入っていない等)と判断して、応答なしを通知する電子メールを作成する(ステップS212)。一方、一定時間内に呼が切断され(ステップS210;Y)、かつ、その後に監視カメラ9からデータ送受信モードでの接続要求があったときは(ステップS213;Y)、CPU41は端末管理モジュールM7に基づいて、接続相手(ここでは、監視カメラ9)の認証処理を行う(ステップS214)。この認証処理は、接続相手からのダイヤルアップ接続時に送られてきた電話番号をCPU41が抽出し、これを基に端末管理DB452を参照することにより行う。具体的には、その電話番号が端末管理DB452に登録されていないものであったときは(ステップS215;N)、例えば、間違い電話またはサービス対象外のものからの不正アクセスであると判断し、処理を中止する。一方、その電話番号が端末管理DB452に登録されていたときは(ステップS215;Y)、CPU41がコマンド発行モジュールM4に基づいて、既に受信した電子メールから解読して得た処理要求コマンド(ここでは「画像」要求コマンド)を監視カメラ9に送る(ステップS216)。
監視カメラ9では、CPU91が受信モジュールTM1に基づいて、メールサーバ4からの処理要求コマンドを受信すると(ステップS217)、キャプチャモジュールTM2に基づいて、撮像レンズ96および画像変換部95を制御し、画像を撮影して圧縮することにより、画像データを取得する(ステップS218)。さらに、CPU91は、送信モジュールTM5に基づいて、取得した画像データをメールサーバ4に送信する(ステップS219)。
メールサーバ4では、CPU41がデータ受信モジュールM5に基づいて、監視カメラ9からの画像データを受信すると(ステップS220)、さらに、メール送信モジュールM6に基づいて、この画像データを電子メールに添付し(ステップS221)、電子メールの送信元である携帯電話10に送信する(ステップS222)。携帯電話10では、メールサーバ4からの電子メールを受信し、これに添付された画像を見ることができる(ステップS223)。なお、画像データを電子メールに添付するのではなく、画像データをメールサーバ4のHDD45に格納しておき、その格納アドレス(リンク先アドレス)だけを電子メールに書いて携帯電話10に送るようにしてもよい。この場合には、携帯電話10に表示されたリンク先アドレスをクリックすることにより、メールサーバ4から画像データをダウンロードすることができる。
このように、本実施の形態によれば、メールサーバ4が、携帯電話10等から受信した電子メールの内容に応じた処理要求を無線電話網3を介して監視カメラ9に対して行うと共に、監視カメラ9が、メールサーバ4からの処理要求を無線電話網を介して受け付け、その処理要求に応じて撮影をし、得られた画像データを無線電話網3を介してメールサーバ4に送信し、メールサーバ4が、監視カメラ9から受信した画像データを電子メールに添付して携帯電話10に転送するようにしたので、従来のようにウェブサイトにアクセスする必要がなく、単に電子メールを送るだけで遠隔地から監視画像を得ることができる。したがって、インターネット対応機能のない簡易な通信端末からのアクセスも可能となり、簡易で安価に利用できるシステムを構築することができる。
また、監視カメラ9を購入したユーザは、監視カメラ9にPHSカード99を装着して設定ボタン98Bを押すだけで使用を開始できるので、従来のようにインターネットサービスプロバイダとの間で利用契約をしてIPアドレスを取得するという手間が不要となり、老若男女、だれでも簡単に使用することができる。
特に、メールサーバ4が、携帯電話10から電子メールを受信したとき、無線電話網3を介して監視カメラ9に対して音声通話のための発呼を行う一方、監視カメラ9が、メールサーバ4から無線電話網3を介して音声通話のための着呼があったとき、その呼を一旦切断すると共に、更めて無線電話網3を介してメールサーバ4に対してデータ送受信モードでの接続要求を行い、メールサーバ4が、データ送受信モードでの接続完了後、無線電話網3を介して監視カメラ9に処理要求を送信するという、いわゆる「ワン切り」の手法を採用したので、メールサーバ4と監視カメラ9との間の通信費用をユーザ負担とすることができる。但し、一般に、監視カメラ9にセットするPHSカード99には一定の基本使用量(基本料金だけで利用できる通信量)が設定されていることが多いので、その基本使用量の範囲内で利用する限り特別の通信料金が発生することはなく、ユーザにとって不利益となることは少ない。
しかも、この場合メールサーバ4は、呼が切断されてからデータ送受信モードでの接続要求があったとき、端末管理DB452の登録内容を参照して、その接続要求をした相手が登録済みのものであるか否かを認証するようにしたので、正規ユーザ以外の者(この通信サービスに加入していない未登録者)による利用を排除することができる。
以上、実施の形態およびいくつかの変形例をあげて説明したが、本発明は、上記実施の形態および各変形例に限定されず種々の変形実施が可能である。例えば、上記実施の形態では、携帯電話10から監視カメラ9の映像を取得する場合について説明したが、他の端末機器(PC5やカーナビゲーションシステム7等)から同様の手順で監視カメラ9の映像を取得することができるのはもちろんである。
また、上記実施の形態では、取得される物理情報が画像データである場合について説明したが、これに代えて、またはこれに加えて、マイクロフォンによって音声データを取得するようにしてもよい。
画像データ等の情報を取得する場合には、その情報取得過程で生じた付随情報(例えば、バッテリ不足情報や、カメラ撮影の場合の露出不足情報)等も含めて返信するようにしてもよい。
また、物理情報を計測する計測センサとして温度センサをあげたが、他の様々なセンサを設けることも考えられる。例えば、湿度センサ、液量センサ、容積センサ、重量センサ、振動センサ、圧力センサ、モーションセンサ等を設け、これらから得られる湿度、液量、容積、重量、振動、圧力、動き等の物理情報を送信するようにしてもよい。文字情報でもよい。
また、機器制御としては、照明器具の点灯、消灯を制御する場合について説明したが、これに代えて、またはこれに加えて、照明の明るさ調節等を行うようにしてもよい。さらに、空調機のオンオフ制御や温度調節、ペット用給餌器の制御、ビデオレコーダの制御、風呂の給湯制御や湯温調節等、様々な機器制御への適用も可能である。なお、機器制御の場合には、その制御がうまくいったか否かを示す情報を返信するようにしてもよい。さらに、その制御過程で生じた付随情報(例えば、各種の警告情報)等も含めて返信するようにしてもよい。
また、上記実施の形態では、携帯電話10等の端末機器と監視カメラ9との間でメールサーバ4が介在してメールの解読等の処理を行うようにしたが、監視カメラ9が電子メールの解読機能を有するようにしてもよい。この場合、機能端末装置としての監視カメラ9は、端末機器としての携帯電話10等からの電子メールを無線電話網3を介してメールサーバ経由で受け取り、その受け取った電子メールの内容を解読し、その解読結果に応じて、情報取得(画像データの取得等)または機器制御(照明のオンオフ制御等)の少なくとも一方を実行し、その実行結果としての処理結果情報(画像データまたは制御完了通知等)を電子メールによって無線電話網3を介してメールサーバ4経由で携帯電話10に返信するようにすればよい。この場合には、上記実施の形態の場合とは異なり、メールサーバ4がメール解読機能を持たなくてもよいので、多数の機能端末装置(監視カメラ9等)に対応しなければならないサーバとしての負担が軽減される。
なお、本実施の形態の通信システムにより実現される通信サービス(遠隔監視サービス)では、ユーザの費用負担および利用料金の流れは、次のようになる。
ユーザが負担する費用は、(A)無線電話網3の利用料金(例えばPHS回線使用料)、(B)本通信サービスの利用料、(C)インターネットサービス利用料、の3つである。このうち、(A)は無線電話網3の運営主体であるキャリアに支払うべきものであり、(B)は本通信サービスの運営主体であるサービス提供業者に支払うべきものである。但し、ユーザの便宜を考慮して、ユーザがキャリアに(A)および(B)をまとめて支払い、これを受け取ったキャリアが(B)をサービス提供業者に支払うようにしてもよい。また、(C)は、ユーザが、携帯電話10やPC5の利用者としてインターネットサービスプロバイダに支払うべきものである。但し、通常は、本通信サービスの利用を希望するような者は、既にインターネットサービスプロバイダとの利用契約をしている場合が多いので、(C)は、本通信サービスへの加入に際して更めて必要となる費用ではない。
[応用例]
本発明は、例えば以下のような用途に適用可能である。
機能端末装置(監視カメラ9等)のユーザと端末機器(携帯電話10等)のユーザとが通常一致するケースとして、例えば次のようなものがある。
(1)電子商取引を行う企業からサーバを預かりその企業のインターネット事業を運用代行する施設であるIDC(Internet Data Center)における監視や情報提供。
(2)警備員のヘルメットに監視カメラを装着し、不審者や物を監視する業務。
(3)福祉施設、老後施設、病室、あるいはナースセンタ等における被養護者の管理。
(4)海外を含む遠隔地で販売された機器に対する維持管理作業(メインテナンス)の確認。
(5)危険施設内の作業員のヘルメットに監視カメラを装着して現場状況を把握する用途。
(6)一般家庭、法人施設、あるいは公共施設等の建物の窓や出入り口等を監視するセキュリティ用途。
(7)アナログ機器やメータの遠隔監視。
(8)高級自動車や高級二輪車の盗難防止のための監視、あるいは盗難後における位置把握による追跡。
(9)自宅の施錠確認。
(10)小売店舗における万引き監視やレジ監視。
(11)建売住宅、車庫、倉庫内の現況監視。
(12)在宅のペットの監視。
また、機能端末装置(監視カメラ9等)のユーザと端末機器(携帯電話10等)のユーザとが通常一致しないケースとしては、公衆(不特定多数者)に画像や音声を広く提供するコンテンツ提供業務として、例えば次のようなものがある。
(13)観光地の現況案内。例えば、ホテルやゴルフコース等のレジャー施設や道路の混雑状況の実況映像提供。
(14)幼稚園、保育園および各種の教育施設における実況映像や音声の提供。
(15)田舎で暮らす両親の映像や音声の提供。
(16)スーパーマーケットにおける特売品の実況映像や音声の提供。
(17)河川や海の現況の情報提供。
(18)コンサートやスポーツの実況中継。
(19)駐車場や貸し倉庫等の実況映像提供。
但し、以上の用途に限定されるものではない。
本発明の一実施の形態に係る通信システムの全体構成を表すブロック図である。 図1に示したメールサーバの概略構成を表すブロック図である。 図1に示した監視カメラ(機能端末装置)の概略構成を表すブロック図である。 図1の通信システムにおける初期設定時の動作を表す流れ図である。 図1の通信システムにおける画像取得および送信動作を表す流れ図である。 図5に続く流れ図である。
符号の説明
1…インターネット、3…無線電話網、4…メールサーバ、5…PC、7…カーナビゲーションシステム、9…監視カメラ、10…携帯電話、41,91…CPU、42…通信I/F、43…電話網接続I/F、44…メモリ、45…HDD、94…不揮発メモリ、95…画像変換部、96…撮像レンズ、98A…カード装着部、98B…設定ボタン、98C…状態表示ランプ、98D…温度センサ、98E…照明制御用発光部、99A…PHSカード、451…サーバ制御プログラム、452…端末管理データベース、941…端末ID、942…端末制御プログラム。

Claims (23)

  1. 任意の端末機器からの電子メールを受け付けるメールサーバとの間で無線電話網を介して通信を行う無線通信機能と、物理情報を取得する情報取得機能または所定の機器を制御する機器制御機能と、を備えた機能端末装置であって、
    前記端末機器からの電子メールを受け付けた前記メールサーバがその電子メールの内容に応じて発した処理要求を、前記無線電話網を介して受け付ける要求受付手段と、
    前記処理要求に応じて、前記情報取得機能または機器制御機能の少なくとも一方を実行する機能実行手段と
    を備えたことを特徴とする機能端末装置。
  2. 前記要求受付手段は、
    前記メールサーバが受け付けた前記端末機器からの電子メールに応じて前記メールサーバから前記無線電話網を介して音声通話のための着呼があったとき、その呼を一旦切断すると共に、更めて、前記無線電話網を介して前記メールサーバに対してデータ送受信モードでの接続要求を行い、
    前記データ送受信モードでの接続完了後、前記無線電話網を介して前記メールサーバから発せられた前記処理要求を受信する
    ことを特徴とする請求項1に記載の機能端末装置。
  3. 前記機能実行手段による機能実行結果としての処理結果情報を、前記無線電話網を介して前記メールサーバに送信する送信手段
    をさらに備えたことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の機能端末装置。
  4. 前記機能実行手段は、前記情報取得機能を実行するためのものであり、
    前記送信手段は、前記機能実行手段が取得した物理情報を、前記処理結果情報として前記メールサーバに送信する
    ことを特徴とする請求項3に記載の機能端末装置。
  5. 前記物理情報は、画像、音声、文字情報、温度、湿度、液量、容積、重量、振動、および物体の動き、のうちの少なくとも1つの情報を含む
    ことを特徴とする請求項4に記載の機能端末装置。
  6. 前記機能実行手段は、前記物理情報として動画像または静止画像の少なくとも一方を取得するカメラを含んで構成されている
    ことを特徴とする請求項4に記載の機能端末装置。
  7. 前記機能実行手段は、前記機器制御機能を有するものであり、
    前記送信手段は、前記機能実行手段による機器制御の結果を示す情報を、前記処理結果情報として前記メールサーバに送信する
    ことを特徴とする請求項3に記載の機能端末装置。
  8. 機能端末装置固有の識別情報を記憶する識別情報記憶手段と、
    電話番号情報を保持し前記無線通信機能を司る通信カード、を装着可能な装着部と、
    前記識別情報記憶手段に記憶された前記識別情報と、前記装着部に装着された通信カードが保持する前記電話番号情報とを読み取り、これらの情報を、前記通信カードの無線通信機能を利用して、前記無線電話網を介して前記メールサーバに送信する初期設定手段と
    をさらに備えたことを特徴とする請求項1ないし請求項7のいずれか1項に記載の機能端末装置。
  9. 操作スイッチをさらに備え、
    前記初期設定手段は、前記操作スイッチに対する操作をトリガとして起動する
    ことを特徴とする請求項8に記載の機能端末装置。
  10. 無線電話網を介して通信を行う無線通信機能と、物理情報を取得する情報取得機能または所定の機器を制御する機器制御機能とを備えた機能端末装置であって、
    任意の端末機器からの電子メールを無線電話網を介して受け取るメール受取手段と、
    前記メール受取手段が受け取った電子メールの内容を解読する解読手段と、
    前記解読手段による解読結果に応じて、前記情報取得機能または前記機器制御機能の少なくとも一方を実行する機能実行手段と、
    前記機能実行手段による機能実行結果としての処理結果情報を、電子メールを利用して、前記無線電話網を介して前記端末機器に返信するメール返信手段と
    を備えたことを特徴とする機能端末装置。
  11. 物理情報を取得する情報取得機能または所定の機器を制御する機器制御機能を有する機能端末装置との間で無線電話網を介した通信が可能なメールサーバであって、
    任意の端末機器から電子メールを受信するメール受信手段と、
    前記メール受信手段が受信した電子メールの内容に応じた処理要求を、前記無線電話網を介して前記機能端末装置に対して行う処理要求手段と
    を備えたことを特徴とするメールサーバ。
  12. 前記処理要求手段は、
    前記メール受信手段が前記端末機器から電子メールを受信したとき、前記無線電話網を介して前記機能端末装置に対して音声通話のための発呼を行うと共に、その呼が切断されたか否かを監視し、
    前記呼が切断され、かつ、前記機能端末装置から前記無線電話網を介してデータ送受信モードでの接続要求があったとき、前記処理要求を前記無線電話網を介して前記機能端末装置に送信する
    ことを特徴とする請求項11に記載のメールサーバ。
  13. 前記処理要求手段は、前記メール受信手段が受信した電子メールの内容を解読して前記処理要求を得る解読機能を有する
    ことを特徴とする請求項11または請求項12に記載のメールサーバ。
  14. 前記処理要求に応じて前記機能端末装置から送られてきた処理結果情報を、電子メールを利用して前記端末機器に転送する情報転送手段
    をさらに備えたことを特徴とする請求項11ないし請求項13のいずれか1項に記載のメールサーバ。
  15. 前記情報転送手段は、前記処理結果情報を電子メールに添付して前記端末機器に転送する
    ことを特徴とする請求項14に記載のメールサーバ。
  16. 前記処理結果情報を記憶する結果記憶手段をさらに備え、
    前記情報転送手段は、前記結果記憶手段における前記処理結果情報の記憶場所を示すアドレス情報を、電子メールにより前記端末機器に転送する
    ことを特徴とする請求項14に記載のメールサーバ。
  17. 前記機能端末装置から、電話番号情報と機能端末装置固有の識別情報とを含む端末情報を受信したとき、この端末情報に基づいて前記機能端末装置のメールアカウントを設定して前記端末情報と共に登録し、予め定められた端末機器に前記メールアカウントを通知する端末登録手段
    をさらに備えたことを特徴とする請求項12に記載のメールサーバ。
  18. いずれかの端末機器から電子メールを受信したとき、前記端末登録手段による登録内容を参照して、その電子メールの宛て先を判別する判別手段
    をさらに備え、
    前記処理要求手段は、前記判別手段によって宛て先として判別された機能端末装置に対して前記処理要求を行う
    ことを特徴とする請求項17に記載のメールサーバ。
  19. 前記処理要求手段は、
    前記呼が切断されたのち、いずれかの機能端末装置から前記データ送受信モードでの接続要求があったとき、前記登録内容を参照して、その接続要求をした機能端末装置が登録済みのものであるか否かを認証する
    ことを特徴とする請求項18に記載のメールサーバ。
  20. メールサーバと、
    前記メールサーバとの間で無線電話網を介して通信を行う無線通信機能と、物理情報を取得する情報取得機能または所定の機器を制御する機器制御機能とを備えた機能端末装置と
    を含む通信システムであって、
    前記メールサーバが、
    任意の端末機器から電子メールを受信するメール受信手段と、
    前記メール受信手段が受信した電子メールの内容に応じた処理要求を、前記無線電話網を介して前記機能端末装置に対して行う処理要求手段と
    を備え、
    前記機能端末装置が、
    前記メールサーバからの前記処理要求を、前記無線電話網を介して受け付ける要求受付手段と、
    前記処理要求に応じて、前記情報取得機能または機器制御機能の少なくとも一方を実行する機能実行手段と
    を備えた
    ことを特徴とする通信システム。
  21. 前記機能端末装置が、
    前記機能実行手段による機能実行結果としての処理結果情報を、前記無線電話網を介して前記メールサーバに送信する送信手段
    をさらに備え、
    前記メールサーバが、
    前記機能端末装置から受信した前記処理結果情報を、電子メールを利用して前記端末機器に転送する情報転送手段
    をさらに備えた
    ことを特徴とする請求項20に記載の通信システム。
  22. 任意の端末機器からの電子メールを受け付けるメールサーバとの間で無線電話網を介して通信を行う無線通信機能と、物理情報を取得する情報取得機能または所定の機器を制御する機器制御機能とを備えた機能端末装置に適用されるプログラムであって、
    前記端末機器からの電子メールを受け付けた前記メールサーバがその電子メールの内容に応じて発した処理要求を、前記無線電話網を介して受け付ける要求受付ステップと、
    前記処理要求に応じて、前記情報取得機能または機器制御機能の少なくとも一方を実行する機能実行ステップと
    を前記機能端末装置に実行させることを特徴とする端末制御プログラム。
  23. 物理情報を取得する情報取得機能または所定の機器を制御する機器制御機能を有する機能端末装置との間で無線電話網を介した通信が可能なメールサーバに適用されるプログラムであって、
    任意の端末機器から電子メールを受信するメール受信ステップと、
    前記メール受信手段が受信した電子メールの内容に応じた処理要求を、前記無線電話網を介して前記機能端末装置に対して行う処理要求ステップと
    を前記メールサーバに実行させることを特徴とするサーバ制御プログラム。
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