JP2005122907A - 蛍光ランプ - Google Patents

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JP2005122907A
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益規 徳永
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Abstract

【課題】 口金部に発光ダイオードを具備した蛍光ランプを提供する。
【解決手段】 上記問題を解決する為,蛍光ランプの口金内部に具備された発光ダイオード点灯回路にも電力を供給し,点灯回路に具備された蓄電池あるいは電力を蓄えておくことのできる電子部品に電力を蓄えておくことで,蛍光ランプ消灯後も発光ダイオードが点灯できるようにしたもの。
【選択図】 図３

Description

本発明は,口金を有する直管形および環形蛍光ランプに関する。
蛍光ランプ消灯後に,そのランプ部分より明りを得るものとして,残光形の蛍光体をハロリン酸塩蛍光体,希土類蛍光体などの通常の蛍光体に混合した物や,これらの蛍光体を二重に塗布した,残光形の蛍光ランプがある。
特開平１１-１１１２２７号公報
しかし,従来の残光形の蛍光ランプでは,蛍光体の一部に残光形の蛍光体を用いる為,ランプ点灯時に発光する蛍光体の発光強度が低下する為,光束が低下する上に,残光形の蛍光体の発光だけでは輝度が低い為,認視性が低くランプ下方の物の識別も困難であった。
本発明は,口金とガラス管の間の空隙部分に発光ダイオードを点灯させる為の電気回路を具備し,口金部分に設置した発光ダイオードを発光させることで,蛍光ランプ消灯後にランプ下方の物の識別及び適度な輝度を有している為,火災や地震等の非常時の非照明状態には遠方からでも認視性があり,家庭内はもとより大型店舗等の避難誘導路上にランプを配置していることで,避難誘導灯の補助灯として利用できる蛍光ランプの提供を目的としたものである。
上記目的を達成する為に,現在の環形蛍光ランプの口金内部あるいは,直管形蛍光ランプのガラス管端をモールドした部分を覆う口金内部に発光ダイオードを点灯させることのできる電気回路を具備し口金部分に発光ダイオードの発光部分が外部に露出するようにしたものである。
本発明によれば,蛍光ランプを点灯させる為の照明器具を変更させることなく,ほとんどのランプに具備でき通常の蛍光ランプとして使用できると共に,停電時などの非常時に発光ダイオード点灯により,非常灯あるいは誘導灯などの避難照明として利用できる蛍光ランプを提供する。
本発明に係る３０W形の環形蛍光ランプ及び４０W形の直管形蛍光ランプの実施例を図1,図2,図3に挙げて,添付図面を参照しながら以下詳細に説明する。
図1を参照すると,本発明の一実施の形態による環形蛍光ランプ１が示されている。蛍光ランプ１は,ガラス管２とガラス管２内の両端に設けられた電極３，４は,管２の内部に設けられたタングステン等のコイル５と管２の封止された各端を貫通してそれぞれの対応するコイル５に接続された1対の導入線６，７から成る。管２の内壁には蛍光体８が塗布されており,更に内部に水銀とアルゴン,ネオンなどの希ガスが封入されている。
本発明は,このような構造を有する環形蛍光ランプの両端あるいは一方の導入線６，７の両方あるいは片方より,蛍光ランプに電力を供給すると共に口金内部に具備された発光ダイオード点灯回路８にも電力を供給することの出来るように配線されて蛍光灯を点灯することで,この点灯回路８にも電力が供給され,口金９に具備された発光ダイオード１０を点灯させることができる。
図２を参照すると,本発明の一実施の形態による直管形蛍光ランプ１１が示されている。直管形においては,両端に具備された口金１２,１３（図２には口金１２のみを示している。）この口金の内部に発光ダイオード点灯回路８が具備されていて,実施例１と同様にランプ点灯時に導入線６,７より電力を供給し,口金に設けられた発光ダイオード１０を点灯できる。
図３を参照すると,本発明の一実施の形態による環形蛍光ランプ１が示されている。導入線６，７より蛍光ランプに電力を供給すると共に口金内部に具備された発光ダイオード点灯回路８にも電力を供給し, 口金内部に具備された蓄電池あるいは電力を蓄えておくことのできる電子部品１４に電力を蓄えておくことで,蛍光ランプ消灯後も発光ダイオードが点灯できるようにしたものである。
本発明の実施例１の拡大概略図である。 本発明の実施例２の拡大概略図である。 本発明の実施例３の拡大概略図である。
符号の説明
１環形蛍光ランプ
２ガラス管
３，４電極
５コイル
６，７導入線
８点灯回路
９口金
１０発光ダイオード
１１直管形蛍光ランプ
１２直管用口金
１４蓄電池。

Claims (6)

  1. 透光性気密容器とこの気密容器の管端部に設けられた一対の電極と上記気密容器内に封入された水銀および希ガスを含む放電媒体と透光性気密容器の両端部に口金を有している蛍光ランプまたは,両端部を覆う形状の口金を有している環形蛍光ランプにおいて,上記気密容器の口金部分に発光ダイオードを具備していることを特徴とする直管形および環形蛍光ランプ。
  2. 上記の蛍光ランプは, 口金の内部に発光ダイオードを点灯させる電気回路を具備していることを特徴とする請求項１に記載の蛍光ランプ。
  3. 上記の蛍光ランプは,蛍光ランプ点灯時あるいは,蛍光ランプ点灯から消灯後,数秒から十数秒間あるいは,蛍光ランプ消灯後数秒から十数秒間,発光ダイオードが点灯していることを特徴とする請求項１,２に記載の蛍光ランプ。
  4. 上記の蛍光ランプは,口金部分に発光ダイオードを1個から十数個具備していることを特徴とする請求項１,２,３に記載の蛍光ランプ。
  5. 上記の蛍光ランプは,ガラス管の封止された管端を貫通してそれぞれに対応するコイルに接続された一対の導入線より電力を得て,上記電気回路により発光ダイオードを点灯するのに必要な電力を得ることを特徴とする請求項１,２,３,４に記載の蛍光ランプ。
  6. 上記蛍光ランプは,電気回路部分に蓄電池あるいは電力を蓄えておくことのできる電子部品を具備することで,その電力でランプ消灯後,発光ダイオードを点灯させることを特徴とする請求項１,２,３,４,５に記載の蛍光ランプ。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007123225A (ja) * 2005-09-30 2007-05-17 Toshiba Lighting & Technology Corp 補助光源付き蛍光ランプ
JP2014135215A (ja) * 2013-01-11 2014-07-24 Koji Abu 直管型ｌｅｄランプに接続する簡易非常灯カートリッジ

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