JP2005122504A - Webアプリケーション開発支援装置及び開発支援方法 - Google Patents

Webアプリケーション開発支援装置及び開発支援方法 Download PDF

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Abstract

【課題】 Webアプリケーションによりプログラムロジックが実行されて生成された出力HTMLとデザインHTMLとの適切な比較処理を行うことにより、確認作業における作業効率を向上させるとともに、エラー箇所の見落としを無くすことを可能とするWebアプリケーション開発支援装置及び方法を提供する。
【解決手段】 Webアプリケーション開発支援装置100は、デザイン部分抽出処理部101と、HTML比較処理部102と、比較結果レポート生成処理部103とを備えるとともに、情報記憶部として、抽出ルールテーブル104と、比較ルールテーブル105と、マッピングテーブル106と、レポートメッセージテーブル107とを備え、Webデザイナにより作成されたデザインHTML110について、動的レイアウト部分におけるデザイン部分を抽出した抽出HTMLと、サーバ120より出力された出力HTML121との比較処理を行う。
【選択図】 図1

Description

本発明は、Webアプリケーション開発支援装置及び方法に関し、特に、開発対象となるWebアプリケーションが生成するHTMLファイルと、Webデザイナの作成した画面レイアウトを示すHTMLファイルとについて比較処理を行う装置及び方法に関する。
近年、Webアプリケーションの開発では、レイアウト部分と業務処理部分を分担して開発することが一般的に行われている。この場合、レイアウト部分と業務処理部分とを分担して開発するために、Webアプリケーションを、業務処理部分(モデル)と、ブラウザに表示するためのレイアウト部分(ビュー)と、業務部分とレイアウト部分を制御する制御部分(コントローラー)とに分けるMVC(モデル−ビュー−コントローラー)モデルが採用されている。例えば、サーバサイドJava技術(「Java」は、サンマイクロシステムズ社の登録商標)を使用したWebアプリケーションの場合には、表示レイアウトの作成にJSP技術を用いることにより、Javaで開発された業務処理を行うコンポーネントに処理要求を出すことが可能であるため、表示レイアウトにJSP(Java Server Pages)技術を採用し、業務処理部分にJavaBeansやEJB(Enterprise JavaBeans)を採用することで、レイアウト部分と業務処理部分とを明確に分散して開発することができる。
上記の技術を採用することにより、Webアプリケーション開発を行う企業では、レイアウト部分の作成については見栄えの良いレイアウトの作成のため、専門のWebデザイナに依頼することが多い。しかし、このWebデザイナはデザインを専門とするため、論理の実装やプログラムロジックを組み立てるプログラムの生成など、技術的な知識、テクニックを持つ人が少なく、例えば、HTML形式データ中にJavaコードを埋め込んだJSPに代表されるような動的なWebページのための仕組みを使用することはできない。
また、Webデザイナが業務処理結果の取得、繰返し等のプログラムロジックを記述することができる場合であっても、Web開発者の期待するプログラムロジックを記述できるとは限らない。
従って、WebデザイナはHTML形式データである静的なWebページのみを作成し、Web開発者がWebページに表示する業務処理結果を得るため業務処理を行う業務層コンポーネントと、デザイナが作成したレイアウトにプログラムロジックを埋め込んだ表示層コンポーネントとをそれぞれ分けて、独立して作成することが多かった。
ここで、表示層コンポーネントを作成する作業においては、表示層コンポーネントが実際に生成するHTMLについて、Webデザイナの作成したレイアウト(以下、「デザインHTML」とする。)通りであるか否かを確認することが必要となっていた。
この場合の確認方法としては、Webアプリケーションによりプログラムロジックが実行され、動的に生成されたHTML(以下、「出力HTML」とする。)とデザインHTMLとを目視により比較する方法があり、この方法を支援する装置として、従来、デザインHTMLと出力HTMLとに基づき、それぞれビットマップ画像を生成して表示する手段を備えた構成が公知となっている(例えば、特許文献1参照。)
また、他の確認方法としては、デザインHTMLと出力HTMLとのそれぞれのソースコードの文字列比較を行う方法が行われていた。
特開平11−282840号公報
しかし、特許文献1に記載された構成では、ビットマップ画像により比較を行うため、例えば、検索ページのように検索結果によってレイアウトが動的に変化する場合には利用できないという問題があった。
また、一般にレイアウトを目視により確認する方法では、細かい相違を判別することが困難な場合があるとともに、レイアウトの相違に対応するソースコードの相違点の判別に手間を要することとなっていた。
一方、ソースコードの文字列を比較する方法では、動的に変化する部分か、静的な部分かを判別して比較する必要がある。
さらに、動的に変化する部分については、ロジック部分が異なるのか、デザイン部分が異なるのかを判別することが必要となっていた。
従って、機械的な比較処理を行うことが困難であり、Web開発者がソースコードの相違部分について目視による確認を行っているので多大な手間を要するとともに、見落とし等が生じ易いものとなっていた。
本発明は前記課題を解決することを目的とし、動的に変化するレイアウト部分を含む出力HTMLと、Webデザイナの作成したデザインHTMLとについて、適切な文字列比較処理を行うことにより、確認作業における作業効率を向上させるとともに、エラー箇所の見落としを無くすことを可能とするWebアプリケーション開発支援装置及び方法を提供することを目的とする。
前記課題を解決するため、本発明は、開発対象となるWebアプリケーションの実行結果としてブラウザに表示される画面レイアウトについて、予め静的なレイアウトを定義したデザインHTMLと、前記Webアプリケーションの実行結果として生成された動的レイアウト部分を含む出力HTMLとについて比較処理を行うWebアプリケーション開発支援装置であって、前記デザインHTMLを読込み、当該デザインHTMLについて、プログラムロジックを埋め込む部分として任意に指定された動的レイアウト部分を、予め定義された抽出ルールに基づき変換して、抽出HTMLを生成するデザイン部分抽出処理部と、前記表示層コンポーネントにより生成された出力HTMLと、前記抽出HTMLとを一行ずつ読込み、予め定義された比較ルールに基づき各HTMLのソースコードの文字列比較処理を行い、比較結果情報を出力するHTML比較処理部とを備えることを特徴とする。
また、前記比較ルールとして、比較対象として取扱わない文字列が定義されたことを特徴とする。
また、前記HTML比較処理部の出力した比較結果情報に含まれる属性情報に基づき、各属性情報に応じて予め定義されたメッセージテンプレートを参照して、前記各比較結果に応じたレポートメッセージを生成する比較結果レポート生成処理部をさらに備えることを特徴とする。
また、本発明の開発支援方法は、開発対象となるWebアプリケーションの実行結果としてブラウザに表示される画面レイアウトについて、予め静的なレイアウトを定義したデザインHTMLと、前記Webアプリケーションの実行結果として生成された動的レイアウト部分を含む出力HTMLとについて比較処理を行うWebアプリケーション開発支援装置が行う開発支援方法であって、前記デザインHTMLを読込み、当該デザインHTMLについて、プログラムロジックを埋め込む部分として任意に指定された動的レイアウト部分を、予め定義された抽出ルールに基づき変換して、抽出HTMLを生成する第1のステップと、前記表示層コンポーネントにより生成された出力HTMLと、前記抽出HTMLとを読込み、予め定義された比較ルールに基づき、各HTMLのソースコードの文字列比較処理を行い、比較結果情報を出力する第2のステップとを有することを特徴とする。
また、前記比較ルールとして、比較対象として取扱わない文字列が定義されたことを特徴とする。
また、前記第2のステップで出力した比較結果情報に含まれる属性情報に基づき、各属性情報に応じて予め定義されたメッセージテンプレートを参照して、前記各比較結果に応じたレポートメッセージを生成する第3のステップをさらに有することを特徴とする。
以上の構成により、本発明では、予め定義された抽出ルールに基づき動的レイアウト部分についてデザイン部分を抽出して変換した抽出HTMLを生成することにより、出力HTMLとの適切な文字列比較処理が可能となる。従って、動的に変化するレイアウト部分を含む出力HTMLが、Webデザイナの作成したデザインHTML通りか否かを確認する場合において、目視による確認が不要となるため、作業効率を向上させるとともに、エラー箇所の見落としを無くすことが可能となる。
また、予め比較を行わない文字列を定義した比較ルールを定義し、当該比較ルールに基づき比較処理を行うことにより、出力HTMLにおいて、デザインHTMLに対応しない行が含まれる場合であっても、適切な文字列比較処理を行うことが可能となる。
また、比較結果情報に含まれる属性情報に応じて予め定義されたメッセージテンプレートを用いて、比較結果レポートを生成することにより、Web開発者に対しエラー箇所及びエラー内容を容易に把握させることが可能となる。
以下、本発明の一実施の形態に係るWebアプリケーション開発支援装置について、図面に基づき説明する。
図1は、本発明の一実施の形態に係るWebアプリケーション開発支援装置の概略構成を示すブロック図である。
本実施の形態では、Webアプリケーション開発支援装置100は、各処理部として、デザイン部分抽出処理部101と、HTML比較処理部102と、比較結果レポート生成処理部103とを備えるとともに、情報格納部として、抽出ルールテーブル104と、比較ルールテーブル105と、マッピングテーブル106と、レポートメッセージテーブル107とを備え、Webデザイナにより作成されたデザインHTML110と、サーバ120より出力された出力HTML121との比較処理を行う。ここで、出力HTML121とは、例えば、テスト用のサーバ120に実装された開発対象としてのWebアプリケーションにより、クライアント端末130のブラウザ131からの処理要求に応じて生成されるものを示す。
デザイン部分抽出処理部101は、Webデザイナにより作成されたデザインHTML110を読込み、抽出ルールテーブル104に予め格納された抽出ルールに基づき、動的レイアウト部分についてデザイン部分を抽出した抽出HTML111を生成するとともに、マッピングテーブル105に、抽出HTML情報を格納する。
HTML比較処理部102は、抽出HTML111と、出力HTML121とを読込み、比較ルールテーブル106に予め格納された比較ルールを参照して、各HTMLのソースコードの文字列比較処理を行い、エラー箇所及び当該エラー箇所の属性情報を含む比較結果ファイル112を生成する。
比較結果レポート生成処理部103は、比較結果ファイル112を読込み、エラー箇所の属性情報に基づき、レポートメッセージテーブル107に予め格納されたメッセージテンプレート情報を参照して、比較結果レポート113を生成し、Web開発者の使用するクライアント端末130のブラウザ131に表示させる。
図2は、開発対象となるWebアプリケーションの概略構成を示すブロック図である。
サーバ200には、クライアント端末210のブラウザ211からの要求を受信するWebサーバ220と、Webサーバ220の受信した要求に基づく処理を行うアプリケーションサーバ230とを備える。
アプリケショーンサーバ230は、開発対象となるWebアプリケーション240の実行環境を備えるものである。
Webアプリケーション240は、本発明の開発支援対象となる表示層コンポーネント241と、ユーザ認証処理やデータベース250にアクセスしてデータを取得する処理を行う業務層コンポーネント242と、業務層コンポーネント242からの呼び出しに応じて、既に実装されたC#等の実行を行うコンポーネント243とを備える。
表示層コンポーネント241は、業務層コンポーネント242から処理結果を受取って、出力HTML260を生成し、Webサーバ220を介してクライアント端末210に送信し、ブラウザ211に表示させる。出力HTML260は、業務層コンポーネント242により処理された結果として、例えば、ユーザIDを使用して、データベース250から取得したユーザ情報や、認証処理結果,検索処理結果の一覧等を含む。
表示層コンポーネント241は、Webデザイナ270により作成されたデザインHTML280に基づき、Web開発者290がプログラムロジックを記述することにより生成される。
図3は、Webアプリケーション開発支援装置の処理を含む、表示層コンポーネントの開発作業手順を示すフローチャートである。
表示層コンポーネントの開発作業では、まず、WebデザイナによりデザインHTML110の作成が行われる(ステップ301)。
次に、Web開発者により、Webデザイナの作成したデザインHTML110に基づきプログラムロジックが記述されることにより、表示層コンポーネントの編集が行われた後(ステップ302)、Webアプリケーション開発支援装置を用いたレイアウトチェック処理を行う(ステップ303〜305)。なお、表示層コンポーネントの編集作業と並行して、業務層コンポーネント等の作成作業が行われる。
レイアウトチェック処理では、デザインHTML110からのデザイン部分抽出処理(ステップ303),出力HTML121との比較処理(ステップ304)、比較結果レポートの生成処理(ステップ305)の各処理を行う。
最後にWeb開発者に、比較結果レポートを確認させ、修正が必要であれば(ステップ306)、再度、表示層コンポーネントの編集,レイアウトチェックを行わせ(ステップ302〜305)、修正の必要がなくなれば、開発作業の終了となる。
図4は、図3のステップ303に示すデザイン部分抽出処理の手順を示すフローチャートである。
Webアプリケーション開発支援装置100のデザイン部分抽出処理部101は、Web開発者により入力されたデザインHTML110を読込むとともに(ステップ401)、Web開発者からのプログラムロジックを埋め込む部分(以下、「動的レイアウト部分」とする。)の指定を受付ける(ステップ402)。
次に、デザイン部分抽出処理部101は、Web開発者により指定された動的レイアウト部分について、抽出ルールテーブル104に格納された抽出ルールに基づき、抽出HTML111を生成する(ステップ403)。
最後に、デザイン部分抽出処理部101は、抽出HTML情報として、デザインHTML110のファイルパスと、抽出HTML111のファイルパスと、Web開発者により入力された表示コンポーネントのファイル名とを、マッピングテーブル105に格納して(ステップ404)、処理を終了する。
図5は、図3のステップ304,305に示すHTML比較処理及び比較結果レポート生成処理の手順を示すフローチャートである。
Webアプリケーション開発支援装置100のHTML比較処理部102は、サーバ端末130から出力HTMLを取得するとともに(ステップ501)、サーバ端末130からのHTTPレスポンスのヘッダに含まれるURLの情報から表示層コンポーネントのファイル名を取得する(ステップ502)。
取得したファイル名に基づき、マッピングテーブル105を参照して、抽出HTML111のファイルパスに基づき抽出HTML111を取得する(ステップ503)。
出力HTML121から一行取得し(ステップ504)、比較ルールとの照合を行う(ステップ505)。比較ルールの照合では、比較ルールテーブル106を参照して、一致する情報があるか否かを確認する。ここで、比較ルールとは、比較対象から除外する行を定義したものである。
比較ルールテーブル106に一致する情報がある場合には、取得した一行を無視して、出力HTML121から次の一行を取得する(ステップ504,505)。
比較ルールテーブル106に一致する情報が無い場合には、抽出HTML111から一行取得して(ステップ506)、比較処理を行う(ステップ507)。
出力HTML121の全ての行について、比較処理を行った後(ステップ508,504〜507)、相違する文字列について比較結果ファイル112を出力する(ステップ509)。この場合、比較結果ファイル112には、相違する文字列を特定するためのエラー箇所に関する情報及び当該エラー箇所の属性情報が含まれる。
比較結果レポート生成処理部103は、比較結果ファイル112を取得し、レポートメッセージテーブル107を参照して、比較結果レポート113を生成する(ステップ510)。
以上の各処理について、具体例に基づき説明する。
図6は、Webアプリケーションの画面レイアウトの一例として、検索結果表示画面の画面構成を示す図であり、図7は、検索結果表示画面を示すHTMLファイルとして、Webデザイナにより作成されたデザインHTMLを示す図である。ここで、デザインHTMLとは、検索結果表示画面を静的なレイアウトで示したものであり、プログラムロジックが埋め込まれることにより、サーバが受信した要求の内容に応じて出力HTMLが動的に変化する動的レイアウト部分と、変化をしない静的レイアウト部分とを有する。
図6に示す検索結果表示画面600は、ユーザにより入力された検索条件を示す検索条件表示部601と、検索条件に一致した情報をテーブル形式で表示する検索結果表示部602と、送信ボタン603とを有する。
図7に示すデザインHTML700は、静的レイアウト部分701,703,705,707と、検索条件表示部601,検索結果表示部602,送信ボタン603に対応する動的レイアウト部分702,704,706とを有する。
本例では、検索条件表示部601は、入力された文字列により動的に変化するデザイン部分となり、検索結果表示部602は、検索結果として取得した情報により表示する内容,行数が動的に変化するデザイン部分となり、対応する動的レイアウト部分702,704には、プログラムロジックが埋め込まれる。また、送信ボタン603に対応する動的レイアウト部分706にもプログラムロジックが埋め込まれる。
図8は、図7に示すデザインHTML700に基づき、Web開発者により作成された表示層コンポーネントを示す図であり、図9は、図8の表示層コンポーネントにより生成された出力HTMLを示す図である。
表示層コンポーネント800は、動的レイアウト部分702,704,706にプログラムロジック801〜803が埋め込まれる。
出力HTML900では、図7のデザインHTML700の静的レイアウト部分701,703,705に対応する静的レイアウト部分901,903,905,907と、動的レイアウト部分702,704,706に対応する動的レイアウト部分902,904,906とを有する。なお、行908,909は、表示層コンポーネント800により追加される行を示す。
動的レイアウト部分902,904,906は、表示層コンポーネント800に埋め込まれたプログラムロジック801〜803により生成される。
本例では、表示層コンポーネント800のプログラムロジック802において、デザインHTMLの動的レイアウト部分704の一行目に含まれる「width=“300”」の記述が不足しているため、出力HTML900の動的レイアウト部分904の一行目においても、「width=“300”」が不足している状態を示している。
図10は、デザイン部分抽出処理部の参照する抽出ルールが格納された抽出ルールテーブルの一例を示す図であり、図11は、図7に示すデザインHTML700について、デザイン部分抽出処理部101が抽出処理を行った結果としての抽出HTMLを示す図である。
抽出ルールテーブル1000は、変換の対象となる文字列を示す対象1001と、変換後文字列1002との各データ項目を有する。
抽出ルールテーブル1000中、レコード1010は、Web開発者により指定された動的レイアウト部分が、タグを含まない任意の文字列の場合に、任意の文字列を示す「*」に変換することを表している。
レコード1011は、Web開発者により指定された動的レイアウト部分がテーブル形式の場合に、tableタグ中のtr,tdタグの繰返しについて、テーブルのヘッダ部分と最初の一行のみを抽出することを表している。
レコード1012は、Web開発者により指定された動的レイアウト部分がテーブル形式の場合に、tableタグ中のテーブルのヘッダ部分以外のtr,tdタグ内の文字列について、任意の文字列を示す「*」に変換することを表している。
抽出HTML1100は、静的レイアウト部分701,703,705,707に対応する静的レイアウト部分1101,1103,1105,1107と、動的レイアウト部分702,704,706について、抽出ルールに基づき変換した動的レイアウト部分1102,1104,1106とを有する。
静的レイアウト部分1101,1103,1105,1107では、checkタグのid属性を「static」とし、動的レイアウト部分1102,1104,1106では、checkタグのid属性を「daynamic」とするとともに、targetid属性にデザインHTMLのテーブル、ボタンといった要素を特定するid属性を抽出する。動的レイアウト部分が1つの要素でない、またはid属性を含まない1つの要素である場合は「None」をtargetid属性として抽出する。具体例では、動的レイアウト部分1102では「None」、動的レイアウト部分1104では「Table1」、動的レイアウト部分1106では「Button1」をtargetid属性として抽出している。
また、動的レイアウト部分1102において文字列「あああ」が「*」に変換され、動的レイアウト部分1104においてテーブルのヘッダ部分と一行目のみが抽出されるとともに、文字列が「*」に変換されている。
図12は、抽出HTML情報を格納するマッピングテーブルのデータ構造の一例を示す図である。
マッピングテーブル1200は、デザインHTMLの格納場所を示すファイルパス1201と、デザインHTMLに対応する表示層コンポーネントのファイル名1202と、抽出HTMLの格納場所を示すファイルパス1203との各データ項目を有する。
HTML比較処理部102は、出力HTMLを取得するとともに、サーバ120からのHTTPレスポンスのヘッダに含まれるURLの情報から表示層コンポーネントのファイル名「Sample.aspx」を取得し、マッピングテーブル1200から、表示層コンポーネントのファイル名に対応する抽出HTMLファイルパス「C:\\…\Sample.target」を取得する。
図13は、HTML比較処理部の参照する比較ルールが格納された比較ルールテーブルの一例を示す図である。
比較ルールテーブル1300では、出力HTMLと抽出HTMLとを比較する際に、比較対象としない条件を比較ルール1301に定義している。
本例では、条件として、レコード1310でformタグの場合を、また、レコード1311でinputタグのname属性が「_VIEWSTATE」の場合を定義している。
従って、図9に示す出力HTML900と、図11に示す抽出HTMLとの比較処理を行う場合、出力HTML900の行908,909は比較ルール1310,1320と一致するため、比較対象として取扱わないものとする。
なお、比較ルールテーブルにおいては、他の取扱いを定義することとしてもよい。
図14は、HTML比較処理部が出力する比較結果ファイルの一例を示す図である。
比較結果ファイル1400は、表示層コンポーネントのファイル名1401と、比較結果でエラーになった箇所を示す情報及び当該エラー箇所の属性情報として、エラーとなった行を示すLine1402,エラーとなったタグのtargetid属性を示すid1403,エラーとなったタグ名を示すタグ1404,エラーとなった属性値を示す属性1405と、エラー箇所について抽出HTML1100に記述された正しい値を示すcollect1406と、表示層コンポーネントにより出力HTML900に記述された値を示すresult1407と、エラー発生箇所について、動的なレイアウト部分か静的なレイアウト部分かを識別するcheckid1408の各データ項目を有する。
本例では、図9に示す出力HTML900と、図11に示す抽出HTML1100とを比較した結果として、動的レイアウト部分904,1104において、tableタグのwidth属性が一致していないため、比較結果ファイル1400にエラー箇所,エラー内容等を示す各種の情報が格納される。
この場合、比較結果ファイル1400の各データ項目1402〜1407は、出力HTML900の11行目におけるidがTableのテーブルタグのwidth属性の値について、デザインHTML700では「300」に設定されているが出力HTML900では設定されていないことを示している。また、checkid1408により、動的レイアウト部分にエラーが発生していることを示しており、プログラムロジックを追加した際にエラーが発生していることを表している。
図15は、比較結果レポート生成処理部103が参照するレポートメッセージテーブルの一例を示す図であり、図16は、比較結果レポート生成処理部103が生成する比較結果レポートの一例を示す図である。
レポートメッセージテーブル1500は、エラー箇所から取得された属性情報としてのタグ名1501,属性1502,checkid1503と、各属性情報に応じたメッセージテンプレート1504の各データ項目を有する。メッセージテンプレート1504には、比較結果ファイルに含まれるtargetid属性を示す「コントロールID」,抽出HTMLに記述された「正しい値」,出力ファイルに「出力された値」,「エラー箇所」の行を示す情報を記述する。
比較結果レポート1600は、表示層コンポーネントのファイル名1601と、比較処理結果メッセージを示す比較結果1602とを有する。
比較結果1602は、HTML比較処理部102の処理結果として出力された比較結果に基づき、比較結果レポート生成処理部103がレポートメッセージテーブル1500に定義されたメッセージテンプレート1504を用いて生成する。
本例では、比較結果レポート1600として、テーブルの幅が異なっている旨のメッセージと、「コントロールID」,「正しい値」,「出力された値」,「エラー箇所」等を表示する。
以上のように、本実施の形態では、予め定義された抽出ルールに基づき、動的レイアウト部分についてデザイン部分を抽出して変換した抽出HTMLを生成することにより、出力HTMLとの適切な文字列比較処理が可能となる。従って、例えば、テーブル形式での表示等、検索処理の結果により表示件数,行数等が動的に変化するレイアウト部分を含む出力HTMLについて、Webデザイナの作成したデザインHTML通りか否かを確認する場合においても目視による確認が不要となるため、作業効率を向上させるとともに、エラー箇所の見落としを無くすことが可能となる。
また、予め比較を行わない文字列を定義した比較ルールを定義し、当該比較ルールに基づき比較処理を行うことにより、出力HTMLにおいてデザインHTMLに対応しない行が含まれる場合であっても、適切な文字列比較処理を行うことが可能となる。
さらに、エラー箇所について取得した属性情報に基づき、各属性情報に応じて予め定義されたメッセージテンプレートを用いて、比較結果レポートを生成することにより、Web開発者に対しエラー箇所及びエラー内容を容易に把握させることが可能となる。
この場合、抽出HTMLから取得した正しい値と、出力HTMLに出力された値とを比較結果レポートに含めることにより、修正内容をWeb開発者に把握させることができ、修正作業を容易なものとすることができる。特に、テーブル幅等について「300」と設定されている値が「200」となっているような微細な誤りについては、エラー内容の把握が困難となる場合があるが、本実施の形態では、比較結果レポートにエラー箇所,エラー内容及び正しい値等を示すメッセージを含めているため、微細な誤りについてもWeb開発者に対し容易に把握させることが可能となり、修正作業を容易なものとすることができる。
なお、本発明のWebアプリケーション開発支援装置の構成としては、前記実施の形態に示すものには限られず、同様の処理を可能とするものであれば、各処理部の構成及び各情報格納部におけるデータ構造等を変更してもよい。また、各処理部及び各情報格納部は、複数の端末により構成することとしてもよい。
本発明の一実施の形態に係るWebアプリケーション開発支援装置の概略構成を示すブロック図である。 本発明において、開発対象となるWebアプリケーションの概略構成を示すブロック図である。 本発明の一実施の形態に係るWebアプリケーション開発支援装置の処理を含む、表示層コンポーネントの開発作業手順を示すフローチャートである。 本発明の一実施の形態に係るWebアプリケーション開発支援装置によるデザイン部分抽出処理手順を示すフローチャートである。 本発明の一実施の形態に係るWebアプリケーション開発支援装置によるHTML比較処理及び比較結果レポート生成処理手順を示すフローチャートである。 Webアプリケーションにより表示される検索結果表示画面の画面構成の一例を示す図である。 図6の検索結果表示画面に対応するデザインHTMLの一例を示す図である。 図7のデザインHTMLに基づき、Web開発者の作成する表示層コンポーネントの一例を示す図である。 デザインHTMLの比較対象となる出力HTMLの一例を示す図である。 抽出ルールテーブルのデータ構造の一例を示す図である。 図7のデザインHTMLに基づき抽出された抽出HTMLの一例を示す図である。 マッピングテーブルのデータ構造の一例を示す図である。 比較ルールテーブルのデータ構造の一例を示す図である。 比較結果ファイルのデータ構造の一例を示す図である。 レポートメッセージテーブルのデータ構造の一例を示す図である。 比較結果レポートの一例を示す図である。
符号の説明
100 Webアプリケーション開発支援装置、101 デザイン部分抽出処理部、102 HTML比較処理部、103 比較結果レポート生成処理部、104 抽出ルールテーブル、105 マッピングテーブル、106 比較ルールテーブル、107 レポートメッセージテーブル、110 デザインHTML、111 抽出HTML、112 比較結果ファイル、113 比較結果レポート、121 出力HTML。

Claims (6)

  1. 開発対象となるWebアプリケーションの実行結果としてブラウザに表示される画面レイアウトについて、予め静的なレイアウトを定義したデザインHTMLと、前記Webアプリケーションの実行結果として生成された動的レイアウト部分を含む出力HTMLとについて比較処理を行うWebアプリケーション開発支援装置であって、
    前記デザインHTMLを読込み、当該デザインHTMLについて、プログラムロジックを埋め込む部分として任意に指定された動的レイアウト部分を、予め定義された抽出ルールに基づき変換して、抽出HTMLを生成するデザイン部分抽出処理部と、
    前記表示層コンポーネントにより生成された出力HTMLと、前記抽出HTMLとを一行ずつ読込み、予め定義された比較ルールに基づき各HTMLのソースコードの文字列比較処理を行い、比較結果情報を出力するHTML比較処理部と
    を備えることを特徴とするWebアプリケーション開発支援装置。
  2. 前記比較ルールとして、比較対象として取扱わない文字列が定義されたことを特徴とする請求項1に記載のWebアプリケーション開発支援装置。
  3. 前記HTML比較処理部の出力した比較結果情報に含まれる属性情報に基づき、各属性情報に応じて予め定義されたメッセージテンプレートを参照して、前記各比較結果に応じたレポートメッセージを生成する比較結果レポート生成処理部をさらに備えることを特徴とする請求項1又は2のいずれかに記載のWebアプリケーション開発支援装置。
  4. 開発対象となるWebアプリケーションの実行結果としてブラウザに表示される画面レイアウトについて、予め静的なレイアウトを定義したデザインHTMLと、前記Webアプリケーションの実行結果として生成された動的レイアウト部分を含む出力HTMLとについて比較処理を行うWebアプリケーション開発支援装置が行う開発支援方法であって、
    前記デザインHTMLを読込み、当該デザインHTMLについて、プログラムロジックを埋め込む部分として任意に指定された動的レイアウト部分を、予め定義された抽出ルールに基づき変換して、抽出HTMLを生成する第1のステップと、
    前記表示層コンポーネントにより生成された出力HTMLと、前記抽出HTMLとを読込み、予め定義された比較ルールに基づき、各HTMLのソースコードの文字列比較処理を行い、比較結果情報を出力する第2のステップと
    を有することを特徴とするWebアプリケーション開発支援方法。
  5. 前記比較ルールとして、比較対象として取扱わない文字列が定義されたことを特徴とする請求項4に記載のWebアプリケーション開発支援方法。
  6. 前記第2のステップで出力した比較結果情報に含まれる属性情報に基づき、各属性情報に応じて予め定義されたメッセージテンプレートを参照して、前記各比較結果に応じたレポートメッセージを生成する第3のステップをさらに有することを特徴とする請求項4又は5のいずれかに記載のWebアプリケーション開発支援方法。

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2010003090A (ja) * 2008-06-19 2010-01-07 Fujitsu Telecom Networks Ltd 通信制御装置およびメッセージ生成方法
JP2011215851A (ja) * 2010-03-31 2011-10-27 Yahoo Japan Corp 確認システム及び方法
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