JP2005120692A - 電動ロック装置の手動解除機構 - Google Patents

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Abstract

【課題】 全ての電動ロック装置に予め装着する必要がなく、且つ操作性がよく確実に電動ロック装置に取り付けることができる電動ロック装置の手動解除機構を提供する。
【解決手段】 係止状態を保持する着脱可能な鈎形状部26を備えると共に、可撓性を有するベルト17を備え、前記鈎形状部をドアロック装置4の解除レバー11に係止し、前記ベルトを引くことによって前記ドアロック装置4を解除することを特徴とする。
【選択図】 図4

Description

この発明は、電動ロック装置の手動解除機構に関するものである。
自動車等の車両の中には例えば車体後部開口部を開閉するテールゲートを電動で開閉するものがある。このようなテールゲートの電動ロック装置は通常モータを用いてロック装置の解除レバーを解除する構造になっているため、工場組み立てラインなどで電装系の組み立てがなされていない場合においてはテールゲートが閉じた状態でロック装置によりロックされていると、このテールゲートを開くために車体の前側から作業者が中に入り、この解除レバーを手動で操作する必要がある。このような作業は作業者の負担となり、タクトタイムを長くする原因となる。そのため、従来から、前述したロック装置の解除レバーに紐を通し、この紐に結び目を付けてこの結び目を係止させた状態で、紐をテールゲートと車体との隙間から車外に伸ばし、必要がある場合に作業者がこの紐を引くことでテールゲートの開閉を行うようにしたものがある。(例えば、特許文献1参照。)
特開2000−179210号公報
しかしながら、上述した従来の技術においては、すべての車両のロック装置に予め紐を通しておく必要があるため、ロック装置の製造コストを上昇させてしまうと共に、このロック装置を取り扱う際に紐が抜けてしまう虞があるという問題があった。
そこで、この発明は、全ての電動ロック装置に予め装着する必要がなく、且つ操作性がよく確実に電動ロック装置に取り付けることができる電動ロック装置の手動解除機構を提供するものである。
上記課題を解決するために、請求項1に記載した発明は、係止状態を保持する着脱可能な係止手段(例えば、実施の形態における係止具16,34)を備えると共に、この係止手段に取り付けられ可撓性を有する操作部材(例えば、実施の形態におけるベルト17,35)を備え、前記係止手段をロック装置(例えば、実施の形態におけるドアロック装置4)の解除レバー(例えば、実施の形態における解除レバー11,39)に係止し、前記操作部材を引くことによって前記ロック装置を解除することを特徴とする。
このように構成することで、作業者が必要な時に操作部材を取り付けることが可能となり、前記操作部材を何度でも繰り返し使用することができる。
請求項2に記載した発明は、前記係止手段は、前記操作部材が取り付けられると共に解除レバーに当接する係止プレート(例えば、実施の形態における第一係止プレート19,係止具34)を有し、前記操作部材を引くことによって前記係止プレートが解除レバーを回動させることを特徴とする。
このように構成することで、操作部材からの入力を係止プレートを介して前記解除レバーに効率よく伝えることができる。
請求項3に記載した発明は、前記操作部材はベルト状部材であることを特徴とする。
このように構成することで、容易に電動ロック装置を有する開閉体内外に前記操作部材を挿通させることができると共に、確実に操作力を解除レバーに伝達することが可能となる。
請求項4に記載した発明は、前記係止手段は鈎形状部を有していることを特徴とする。
このように構成することで、解除レバーと係止手段との係止状態を確実にすることが可能となる。
請求項5に記載した発明は、前記係止手段の鈎形状部は、解除レバーに対する係止状態を保持する弾発性を有していることを特徴とする。
このように構成することで、解除レバーと係止手段との係止、係止解除をワンタッチで行うことが可能となる。
請求項1に記載した発明によれば、作業者が必要な時に操作部材を取り付けることが可能となり、前記操作部材を何度でも繰り返し使用することができるため、コストダウンを図ることができるという効果がある。
請求項2に記載した発明によれば、請求項1の効果に加え、操作部材からの入力を係止プレートを介して前記解除レバーに効率よく伝えることができるため、少ない力で確実に開閉体ロックを解除することができるという効果がある。
請求項3に記載した発明によれば、請求項1または請求項2の効果に加え、容易に開閉体内外に前記操作部材を挿通させることができると共に、確実に操作力を解除レバーに伝達することが可能となるため、車室外からの操作部材の操作性が向上するという効果がある
請求項4に記載した発明によれば、請求項1から請求項3の何れかの効果に加え、解除レバーと係止手段との係止状態を確実にすることが可能となるため、作業効率を向上させることができるという効果がある。
請求項5に記載した発明によれば、請求項4の効果に加え、解除レバーと係止手段との係止、係止解除をワンタッチで行うことが可能となるため、作業時間を短縮することができるという効果がある。
この発明の第一の実施の形態を、図面を参照して以下に説明する。
図1に示すように、車体1の後部開口部2にはテールゲート3が開閉自在に支持されている。このテールゲート3の下辺中央部にはドアロック装置4(ロック装置)が設けられ、車体1の後部開口部2の下辺中央部にこのドアロック装置4に対応してストライカ5が設けられている。これによってテールゲート3が開閉自在にロックされる。
図2に示すように、ドアロック装置4はケーシング6を有しており、このケーシング6の上部に取付ブラケット7と駆動用モータ8が設けられている。上記取付ブラケット7によって前述したテールゲート3の下部にドアロック装置4が固定されている。駆動用モータ8はケーシング6内に設けられた図示しない駆動機構を介してケーシング6の下部に設けた凹部9に受容されるストライカ5をラッチ、アンラッチするもので、この第一の実施の形態ではドアロック装置4がストライカ5に対してアンラッチされた状態でテールゲート3が電動で開閉するものである。尚、ドアロック装置の駆動機構については後述する第二の実施の形態も同様である。
上記ケーシング6内にはヒンジピン10を中心にして解除レバー11(解除レバー)が回動自在に設けられている。この解除レバー11は略L型に形成され、上端には車室内側に突出する係止片12が設けられている。そして、この係止片12に対応してケーシング6の側壁に開口部13が設けられている。この解除レバー11は、前述した図示しないケーシング6内の駆動機構を手動で操作して前記ストライカ5に対する係合状態を解除するもので、具体的には前述した開口部13から作業者が係止片12を図2矢印方向に操作することで解除レバー11を車幅方向に回動させて前述したストライカ5との係合を解除するものである。
したがって、通常、車体1の組み立てラインなどにおいて、テールゲート3を取り付けた状態で様々な組み立て作業をする場合に、テールゲート3を開く必要がある度毎に作業者は閉鎖状態にあるテールゲート3を車両に乗り込んで車室内側からこの解除レバー11を操作してテールゲート3を開き必要な作業を行うようにしていた。
図4に示すように、前記解除レバー11の係止片12の基部14には係合孔15が設けられている。この係合孔15に係止具16(係止手段)を取り付け、この係止具16に取り付けられたベルト17(操作部材)を図3に示すようにB方向に引っ張ることで解除レバー11を操作してドアロック装置4の解除を行うものである。
図5に示すように、この係止具16は、基部側をピン18で支持された一対の第一係止プレート19と第二係止プレート20とをトーションスプリング21で開き方向に付勢したものである。これら第一係止プレート19(係止プレート)と第二係止プレート20は、図6に示すようにプレス成型により形成された金属製の部材で各々ベース部22と立ち上げ部23を有しており、前記ピン18によって連結されていて、ピン18に巻回されたトーションスプリング21により開き方向に付勢されている。前記第一係止プレート19の基部側にはベルト17の挿通孔24が設けられ、先端側には略三角形の係止突起25を有している。
この係止突起25は内側に括れた鈎形状部26(鈎形状部)を有して、この鈎形状部26は前述した解除レバー11の係合孔15の上下縁に係止するようになっている。また、第二係止プレート20は基部側が前記ピン18に沿うように弧状に形成され、先端側に第一係止プレート19と同様に係止突起25を有しており、この係止突起25にも同様な鈎形状部26が形成されている。そして、これら二つの係止突起25,25が前記トーションスプリング21の付勢力により互いに離反する方向にある場合に解除レバー11の係合孔15に係止し、第一係止プレート19と第二係止プレート20を互いに近接する方向にトーションスプリング21に抗して押し縮めた場合に図5に一点鎖線で示すようにその外縁が前記解除レバー11の係合孔15の高さ寸法より小さく設定されている。
ここで、各係止突起25,25は、外側に先端側にいくほど互いに近づく傾斜面27,27を有しており、この係止具16を解除レバー11の係合孔15に押し込めばそのまま係合孔15内に挿入され、鈎形状部26,26がトーションスプリング21の付勢力で押し広げられてワンタッチで係合孔15に係止するようになっている。
尚、前述した立ち上げ部23により第一係止プレート19と第二係止プレート20の強度剛性が確保され、後述するように作業者がベルト17を引っ張った場合に十分な強度剛性を確保している。
上記第一の実施の形態によれば、前述した係止具16を予めテールゲート3の開閉作業のある車体1の組み立てラインに搬送されてくる車両に順次装着する。この状態では前記第一係止プレート19に取り付けられたベルト17を車体1の後部開口部2とテールゲート3の間から車外に伸ばした状態にしておく。
このようにドアロック装置4を取り付けた車両の例えば車室内に必要部品を組付ける場合には、車外からベルト17を引けば解除レバー11が解除方向に回動し、これによってドアロック装置4がアンラッチ状態となるため、作業者は手動でテールゲート3を開くことができ、車室内での必要な作業を行うことができる。
そして、ここでの作業が終わりこの車両が車室内の作業が必要のない組み立てラインに搬送される手前で前記係止具16の第一係止プレート19と第二係止プレート20を摘んで係止状態を解除した後、引っ張れば各々の係止突起25,25は簡単に解除レバー11の係合孔15から抜けるため、ワンタッチでこの取り外し作業を行うことができる。そして、取り外された係止具16は、再度この組み立てラインに搬送されてくる車両のドアロック装置4の解除レバー11に装着されて再利用される。
したがって、組み立て作業者が必要な時に必要な数の係止具16を取り付けることができるので、全ての車両に紐を取り付けていた従来と比較して大幅にドアロック装置4のコストを削減することができる。また、この脱着作業はワンタッチで行えるため、作業を短時間で行うことができ、紐を使って通していた場合に比較して製造工数を大幅に削減できる。
また、この係止具16は前述したように、必要な個数のみ製造すればよいため、その点でも大幅に製造コストを削減できる。
さらに、ベルト17を引っ張ることによって、梃子の原理で係止プレート20(19)を回動させるので、少ない操作力で確実に解除レバーの係止片12を回動させることができる。
そして、前記係止具16は解除レバーの係止片12を支持部として、ベルト17の挿通孔24が前記ケーシング6の開口部13から車室内側に向かって突出するように取り付けられるため、作業者がベルト17を引っ張る際に、このベルト17がケーシング6などに干渉して生ずる摩擦等が低減されるため、作業者にかかる解除レバー11の操作の操作力も小さくなり、作業者にかかる負担を軽減することができる。
また、使用されたベルト17は、その性質上薄いものであるため、紐のようなものを使用した場合に比較して引っ掛かりがなく、車体1に傷を付けることもなく小さな操作力で解除操作を行うことができる点で有利である。
そして、前述した係止突起25,25には鈎形状部26,26が設けられているため、解除レバー11の係合孔15に対する係止状態が確実になり作業の途中で脱落することがないなど信頼性も向上する。
尚、この係止状態はトーションスプリング21によってその係止力を自由に設定できるため、設計自由度が高いと共に、トーションスプリング21の弾性力によって適正な弾発力を設定してより一層係止状態を確実なものとすることができる。
次に、図7から図9に基づいて、この発明の第二の実施の形態を説明する。
この第二の実施の形態の係止具と解除レバー側の係合孔が第一の実施の形態と異なる構成となっている。
尚、第一の実施の形態では第一係止プレート19と第二係止プレート20とで係止プレートが構成されていたためこれらを合わせて係止具16としたが、この第二の実施の形態では後述する係止具34は前記係止プレートに相当する。
前述した第一の実施の形態では、解除レバー11の上端に係合孔15が設けられていたが、第二の実施の形態では解除レバー39(解除レバー)の係止片30には、その基部側には大径部31、先端側には小径部32を備えただるま状の係合孔33が形成されている。一方、この係合孔33に係止状態を保持する係脱可能な係止具34(係止手段)は、その基部側に前述した第一の実施の形態と同様のベルト35(操作部材)の挿通孔36を有すると共に、先端側にはピン37を介して係止板38が取り付けられたものである。この係止板38は前記大径部31よりも径が小さく、この係止板38を支持する前記ピン37は前記係止片30の小径部32よりも径が小さいものとなっている。
尚、小径部32に対してピン37は適度な嵌め合いをもって係止状態が保持可能な直径に形成されている。
したがって、この係止具34により、係止具34を係止片30の係合孔33に取り付ける場合には、係止具33の先端側に設けた係止板38をまず係止片30の大径部31に挿入した状態で手前側に引っ張って係止具34のピン37を係止片30の小径部32に嵌め込んで取り付ける。ここで、図9に示すように、前記ピン37の係止板38と反対側の端部には、前記ピン37を係止片30の小径部32に位置した状態で係止具を解除レバー39に対して離反する方向に付勢するスプリング40が取り付けられている。このスプリング40は図8に示すように、略L字状に形成されたもので、その先端の折れ曲がり部分が前記解除レバー39の縦壁41に弾性的に当接し係止具34の係止片30に対する係止状態を保持するようになっている。
したがって、図9に示すように係止具34を係止片30の係合孔33に取り付けるためには、まず、解除レバー39の縦壁41にスプリング40を押しつけ折り曲げた状態で、係止具34の係止板38を係止片30の大径部31に挿入し、その状態で手を離せば、ワンタッチでスプリング40の力により係止具34のピン37が図9のDに示す方向に弾性力で押圧されピン37は自動的に小径部32に係止した状態となる。
したがって、この第二の実施の形態においても前述した第一の実施の形態と同様に、組み立て作業者が必要な時に必要な数の係止具34を取り付けることができるので、従来と比較して大幅にドアロック装置4のコストを削減することができる。また、この脱着作業はワンタッチで行えるため、作業を短時間で行うことができる。
そして、前記係止具34は解除レバー39の係止片30を支持部として、ベルト35の挿通孔36が前記ケーシング6の開口部13から車室内側に向かって突出するように取り付けられ、作業者がベルト35を引っ張る際のケーシング6などに干渉して生ずる摩擦等が低減されるため、作業者にかかる解除レバー39操作の操作力も小さくなり、作業者にかかる負担を軽減することができる。
また、使用されたベルト35は、この性質上薄いものであるため、車体に傷を付けることもなく小さな操作力で解除操作を行うことができる点で有利である。
そして、前述したスプリング40は略L字形状を有するため、係止片30の係合孔33に対する係止状態が確実になり作業の途中で脱落することがないなど信頼性も向上する。
特に第二の実施の形態では、前述した第一の実施の形態に比較して、二つの係止プレート19,20を用いるような構造ではなく単純な構造であるので故障が少なく、低コストで製造できるメリットがある。
尚、この第二の実施の形態では係止片30に対する係止具34にピンを中心とした曲げ方向の力が働くが、このような力は前述したL型のスプリング40によって保持することで回動を規制できるため、作業に支障が生ずることはない。
尚、この発明は上記各実施の形態に限られるものではなく、例えば、解除レバー11,39に係合孔15,33を設け、係止具16,34に係止突起25または係止板38を設けたが、解除レバー11,39に係止突起25または係止板38を設け、係止具16,34に係合孔15,33を設けてもよい。
本発明の第一の実施の形態における車両の背面図である。 本発明の第一の実施の形態における電動ロック装置の斜視図である。 本発明の第一の実施の形態の手動解除装置の取り付け斜視図である。 本発明の第一の実施の形態の解除装置と解除レバーの斜視図である。 本発明の第一の実施の形態の平面図である。 図5のA−A線に沿う断面図である。 本発明の第二の実施の形態における図2に相当する斜視図である。 本発明の第二の実施の形態における図3に相当する斜視図である。 図8のC−C線に沿う断面図である。
符号の説明
4 ドアロック装置(ロック装置)
11,39 解除レバー(解除レバー)
16,34 係止具(係止手段)
17,35 ベルト(操作部材)
19 第一係止プレート(係止プレート)
34 係止具(係止プレート)
26 鈎形状部

Claims (5)

  1. 係止状態を保持する着脱可能な係止手段を備えると共に、この係止手段に取り付けられ可撓性を有する操作部材を備え、前記係止手段をロック装置の解除レバーに係止し、前記操作部材を引くことによって前記ロック装置を解除することを特徴とする電動ロック装置の手動解除機構。
  2. 前記係止手段は、前記操作部材が取り付けられると共に解除レバーに当接する係止プレートを有し、前記操作部材を引くことによって前記係止プレートが解除レバーを回動させることを特徴とする請求項1に記載の電動ロック装置の手動解除機構。
  3. 前記操作部材はベルト状部材であることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の電動ロック装置の手動解除機構。
  4. 前記係止手段は鈎形状部を有していることを特徴とする請求項1から請求項3の何れかに記載の電動ロック装置の手動解除機構。
  5. 前記係止手段の鈎形状部は、解除レバーに対する係止状態を保持する弾発性を有していることを特徴とする請求項4に記載の電動ロック装置の手動解除機構。
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