JP2005120569A - 走行する糸を蒸気状の処理媒体によって処理する装置および方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】 蒸気処理後に装置から出てくる糸の品質を良好に維持可能な、走行する糸を蒸気状の媒体によって処理する装置を提供する。
【解決手段】 糸進入および糸排出通路を備え且つ互いに重ねて配置された複数の室からなる柱状部を有し、それらの室の少なくとも1つが、蒸気入口と復水出口とを有する蒸気処理室(5)であり、その蒸気処理室の前段に混合室(4)が接続され、後段には比較的大きい容積の冷却室(6)が接続されており、糸進入および糸排出通路は、一方で空気による糸の挿通を可能にし、他方では室間の空気と蒸気の交換を、蒸気処理室(5)内または混合室(4)と冷却室(6)内への蒸気および空気の供給を制御する制御装置によって制御されて、蒸気処理室(5)内への空気の進入をほぼ阻止する蒸気−空気−混合雰囲気が、蒸気処理室(5)の前段と後段に接続されている室内に形成されるように制御する、開口断面を有している、装置。
【選択図】 図1

Description

本発明は、圧力がかけられた蒸気状の処理媒体によって、走行する糸を処理する装置に関する。この装置は、たとえば熱固定装置(thermal fixation device)として用いられ、同装置においては走行する糸が蒸気処理ゾーン内で加熱されて、次に冷却および乾燥ゾーン内で、糸が蒸気処理ゾーン内で得られた状態を維持するように、冷却されて、乾燥される。
”蒸気”という概念は、他のガス状の媒体も表している。
この種の処理の目的は、定められた収縮または伸張によって、織物糸の体積ないし密度を調節して制御することであり、たとえば所望の収縮によって織物糸の体積、いわゆる膨らみを増大させることができる。その場合に重要なことは、蒸気処理ゾーン内で糸に付与され保存された最適な物理的特性を、処理された糸を冷却して乾燥することによって、特に糸をボビンに巻き取る時とその後においても、できるだけ完全に維持することである。
欧州特許EP1348785には、走行する糸を蒸気状の処理媒体によって処理する装置が記載されている。この装置は、柱状に互いに重ねて配置された複数の糸処理区間および室を有している。この装置の重要な要素は、蒸気入口を有する蒸気処理区間であり、その蒸気処理区間の前段と後段に分離室が接続されており、それら分離室は空気入口と復水出口とを有している。これらの室の糸進入通路および糸排出通路は、これらの分離室内に、蒸気処理室内への空気の流入をほぼ阻止する蒸気−空気−混合雰囲気が形成されるように、室間の空気と蒸気との交換を制御する、開口断面を有している。蒸気処理室の後段に接続されている分離室には、比較的狭い糸走行通路の形式の冷却区間が接続されており、その中へ冷却空気を吹き込むことができる。この既知の装置の欠点は、冷却空気供給が蒸気処理区間の後方で比較的大きい距離をもって行われ、さらに冷却が極めて狭い通路内で行われるので、冷却および乾燥効果が極めて小さいことにある。これは、供給される冷却空気が比較的大きい間隔にわたって糸走行方向に抗して蒸気処理区間の方向に流れなければならないので、蒸気処理区間の後方で糸を即座に冷却ないし急冷することがもたらされないことによる。その場合に、蒸気処理区間の後段に接続されている分離および混合室内でそもそもどのような範囲で復水形成とそれに伴って復水分離が可能であるのか、が問題となる。というのは、冷却空気入口が比較的大きい距離にわたって、比較的狭い糸走行通路を通してのみ、この分離室と接続されているからである。特に、冷却プロセスの間に形成される復水すなわち蒸気から復元される液体が、ほぼ狭い糸走行通路の壁に接してしか結露することができないので、この復水がまた乾燥すべき糸によってほとんど引きさらわれることが、欠点となる。その結果、装置を出る糸は、熱固定処理によって意図され且つ達成された状態を維持できない。
本発明の課題は、蒸気処理後に装置から出てくる糸を、ボビンに巻く時とその後において、糸品質を悪化させる状態変化がほとんど排除されているように、EP1348785A1に記載されている種類の装置を改良することである。
この課題は、特許請求項1の装置によって解決される。
この課題を解決するために、請求項1の特徴を有する装置と、請求項17の特徴を有する方法が用いられる。
以下、装置の全体構成および動作機能を、図面を用いて詳細に説明する。
本発明に基づく装置は、特に垂直に重ね合わされて配置された、蒸気または加圧空気あるいは圧縮空気を供給可能な複数の室からなり、隣接する室は、それぞれ中央に重ねて配置された糸進入通路および糸排出通路によって互いに接続されており、それらの通路の開口断面は、一方で、すべての室の糸進入通路および糸排出通路に空気等の気体によって糸を挿通させることが可能であって、他方では蒸気処理室に隣接する室からの空気の進入がほぼ排除されるように、形成されている。
本装置は、上方の前室3を有しており、その中には糸Fのための供給装置11が収容されている。前室3に続いて、好ましくは熱絶縁性の材料、特にセラミック材料からなる混合室4が設けられており、その混合室は空気入口4.1と復水出口4.2とを有している。混合室4に続いて、蒸気処理室5が設けられており、その蒸気処理室は蒸気入口5.1と閉鎖可能な復水出口5.2とを有している。蒸気処理室5に続いて、好ましくはセラミック材料からなる比較的容積の大きい冷却室6が設けられており、その冷却室は圧力がかけられた加圧空気あるいは圧縮空気のための空気入口6.1と復水出口6.2とを有している。70mmから90mmの領域内、好ましくは約80mmの内径と、25mmから35mmの領域、好ましくは約30mmの高さを有する冷却室6内では、冷却の際に全体として発生する復水の90%以上が室壁に結露して、復水出口6.2を通して搬出されるようにして、蒸気の主要な復水とそれに伴って糸の乾燥が行われる。空気入口6.1を通して糸走行路の近傍で終了するノズル13が案内されており、そのノズルに、図2に示すように、好ましくは糸走行路の側方に位置するシールドプレート14が連続している。冷却室6には、他の冷却および乾燥室7が連続しており、その中に冷却空気が、2つの室6と室7とを接続する糸通路を通して流入し、その冷却および乾燥室は復水出口7.2を有している。冷却および乾燥室7には、終端室8が連続しており、その終端室の端部に第2の糸供給装置12が収容されている。
2つの供給装置11と12は、糸に張力あるいは応力をかけることなく、あるいはできるだけわずかな張力あるいは応力で、装置を通して糸を自由に走行させるために、用いられる。
復水がそれぞれその下にある室内へ流入することを排除するために、室4、室5および室6の底または糸排出通路の領域に、上方へ向かって突出する支援堰4.5、5.5、6.5または7.5が配置されている。それに対して上方の前室3の底には、場合によっては、復水を前室から流出させるために、糸流出通路を取り囲む湾入部3.1が設けられる。
図3に示すように、前室3の前段には、概略化して示す糸ロック30が接続されており、下方の終端室8に続いて同様に糸ロック31が設けられている。2つの糸ロック30、31は、細長い、互いに対して移動する糸ガイド部材からなり、それら糸ガイド部材が糸通路を画成し、糸通路は通過する糸によって充填されて、糸自体がシール要素としての役割を果たし、それによって処理媒体が装置から流出することが実質的に阻止される。
前室3と冷却および乾燥室7とには、温度センサTKが設けられており、それら温度センサは制御機構21aあるいは21bにそれぞれ接続されており、それら制御機構は室4と室6の前段に接続されている弁4.4あるいは弁6.4をそれぞれ介して室4と6内への空気供給を制御する。
蒸気処理室5には、温度センサTDが設けられており、該温度センサは制御機構22を介して蒸気処理室5内への蒸気供給を制御する。2つの制御機構21aと21bは、個々の室内のそれぞれの圧力値とそれに伴って温度値とを、共通に調節あるいは制御するために、制御機構22と接続されている。
冷却室6内には、ノズル13の上方に好ましくはベル状(bell-shaped)に上方へ湾曲して、室内壁まで達する底9が配置されており、底9は中央に位置する糸開口部9.1と、その下方にあって室7の内壁に隣接する端縁の領域に、少なくとも1つの復水排出開口部9.2を有している。この室6においては、混合ゾーンは底9のほぼ上方に位置しており、冷却ゾーンはこの底の下方に位置している。ベル状の底9が、この底の下方にある冷却ゾーンを蒸気流入に対してほぼ遮蔽することをもたらす。というのは、糸によって持ち込まれる蒸気粒子が開口部9.1の領域内で糸から除去されるからである。この底9の上方において第1の蒸気復水が行われ、その際に形成される復水は室6の内壁領域に設けられた復水排出開口部9.2を通って復水出口6.2へ流れる。
冷却および乾燥室7は、好ましくはベル状に上方へ向かって湾曲して室内壁まで達する少なくとも1つの底10を有しており、該底10は中央に配置された糸開口部と、その下方の、室7の内壁に隣接する端縁の領域に、少なくとも1つの復水排出開口部10.1を有している。好ましくはベル状の底10を4つまで、あるいはそれより多く設けることもできる。
蒸気処理室5の復水出口5.2は、復水導管5.3を介して復水容器15に接続されており、該復水容器の出口は制御可能な弁16によって閉鎖可能であって、弁16の弁体16.1は、ばね17の力に抗して調整可能である。
室4および室6と、冷却および乾燥室7との復水出口4.2、6.2および7.2は、導管4.3、6.3あるいは7.3のそれぞれを介して復水排出装置23の排出通路18、19あるいは20のそれぞれに接続されており、それら排出通路はそれぞれ絞り18.1、19.1あるいは20.1を有している。
空気入口4.1を通して加圧空気あるいは圧縮空気が供給される、上方の混合室4は、蒸気処理室5を遮蔽するために用いられ、混合室4内へ流入する空気の適当な制御により、混合室4内に蒸気/空気/混合雰囲気が形成されることによって、空気が蒸気処理室5内へ進入することが防止される。
蒸気処理室5に続く冷却室6は、上方の混合室4と同様に、下からの空気の進入に対して蒸気処理室5を遮蔽するために用いられる。冷却室6内で冷却空気が、ノズル13/シールドプレートシステム14によって、できるだけ糸に密着して案内されることにより、糸の急速な冷却が行われ、それによってできるだけ高い熱固定効果がもたらされる。冷却室6の内部では、同時に糸によって持ち込まれる水分が糸から押し出され、すなわち糸は所定の範囲において乾燥される。システム13/14の上方にあるベル状の底9も、蒸気を”除去する(stripping out)"ことによって、蒸気分離をもたらす。
セラミック材料を使用することによって、2つの室4あるいは室6は、蒸気処理室5に対して熱的に絶縁される。従ってこれらの室は、接続されている蒸気処理室によってはほとんど加熱されないので、この室4あるいは室6はエネルギ損失としてわずかな熱エネルギ量しか許さない。蒸気室5とそれに続く室6の間の糸通過通路は、比較的長く形成されており、それによって蒸気処理室5の機械的な遮蔽がもたらされる。
冷却空気は、好ましくは熱的に絶縁する材料からなるノズル13を通して、走行する糸に対して横方向に直接混合室6内へ吹き込まれる。冷却空気は、そばを通過する糸に直接作用し、わずかな空気流量において、極めて大きな冷却効果と、乾燥効果ももたらす。冷却空気によって、糸の糸毛管の間に残留する蒸気粒子が糸からほとんど押し出されるので、糸が乾燥される。冷却空気流は、ノズル出口を適切に選択することによって、糸の旋回が防止されるように調節されなければならない。
それに続く冷却および乾燥室7が、さらに冷却と乾燥をもたらす。冷却および乾燥室7の中へ室6から冷却空気が、これら2つの室を接続する糸通路を通して流入する。糸によって冷却および乾燥室7内へ持ち込まれる残留蒸気は、ベル状に上方へ向かって湾曲した底10の領域において糸から押し出され、残留復水は復水出口7.2と導管7.3を通して排出される。
冷却および乾燥室7は、リブによって幾何学的に、最大の熱遮蔽が行われるように形成されており、すなわち冷却室7は、糸によって持ち込まれる残留蒸気によっては、極めて僅かな範囲でしか加熱されない。
蒸気が処理室5内へ流入する際の加熱サイクルの間に発生する復水は、復水容器15内に集められて、室5内で作業温度TDに達した後に、必要に応じて弁16を短く開放することにより放出される。
本方法の実行における主要な特徴は、処理区間の内部で次の特徴が注意されることにある:
・糸に張力がかからないガイド;
・正確な温度ガイド;
・蒸気またはガス処理ゾーンを通る糸ルートの正確な長さ;
・熱固定の目的で蒸気で処理された糸を、糸に再び機械的負荷が加えられる前に、十分かつ即座に冷却;
・マルチポジション機械(multi-position machine)のすべての処理区間の温度、速度および冷却の均一なあるいは同時的な作用;
・システムの確実かつ安価な実施;
・蒸気処理における復水搬出を考慮しながら、個々の処理区間の清潔で完全な開始と終了。
本方法は、熱固定方法として説明され、本方法においては、蒸気処理室5には、蒸気導管36を通して約135℃の温度を有する飽和蒸気が供給され、蒸気導管36は蒸気中央導管33に接続されており、蒸気中央導管33には、図3に示すように、個別接続導管36a−36xを介して他の処理区間が接続されている。
同様な方法で、室4と室6とは、個別接続導管35または個別接続導管37のそれぞれを介して中央導管32または中央導管34のそれぞれに接続されている。2つの中央導管32、34には、個別接続導管35a−xまたは個別接続導管37a−xがそれぞれ接続されている。加圧空気導管35または加圧空気導管37のそれぞれには、遮断弁4.4または遮断弁6.4が設けられており、蒸気導管36は遮断弁5.4を有している。
本発明によれば、各個別糸Fは、実質的に張力がかけられることなく、すなわち自由に、上述した装置を通って走行する。
蒸気温度および、加圧空気あるいは圧縮空気温度を制御するために、蒸気処理室5の領域内の蒸気温度センサTDと、上方の室4の前段に接続されている前室3内と冷却および乾燥室7内との空気温度センサTKとが用いられる。求められた温度は、中央導管32、33、34に接続されている制御機構(中央制御器)21a、22および21bのための制御パラメータとなる。”制御”ブロックは、図示されていない導線を介して温度センサTKと温度センサTDおよび供給装置11と供給装置12とに接続されている。特に室3と室7内で、予め定められた温度許容範囲を下回り、あるいは上回った場合には、個々の糸処理区間が弁4.4、5.4および6.4によって中央導管32から遮断され、装置を通る糸Fの通過は供給装置11、12のオフ(遮断)によって中断される。糸がなくなった場合、あるいは糸が切れた場合、あるいは供給装置が故障した場合には、同様に”制御”ブロックを介して弁4.4、5.4および6.4の閉鎖が行われ、それらの弁は制御導線4.6、5.6ないし6.6によってこのブロックに接続されている。加熱フェーズの間に蒸気処理室5は必要な処理温度に加熱され、温度が蒸気温度センサTDによって測定される。加熱フェーズの間、室5の前後に接続されている室4と室6には、これらの室4および室6内に所定の空気−蒸気−混合雰囲気が構築された後に、室5からこれらの室内へ蒸気が実質的に流入できないように、加圧空気あるいは圧縮空気が供給される。その場合に重要なことは、室4および室6内で形成される復水が、室5内に形成される復水と同様に、連続的に搬出されることである。
それぞれの空気および蒸気圧力の制御は、以下のモードに従って中央で行われる。
室5内の温度センサTDが、前もって制御機構(中央制御器)22において中央で調節されている、所望の処理温度、たとえば飽和蒸気温度としての約135°に達したことを示す。この温度は、ガイドパラメータを形成し、所定の許容誤差範囲内になければならない。同様なコントロールが、蒸気導管36内の温度センサTLによって行われる。
室7内の温度センサTKによって、この室内が、物理的効果によってもたらされる、蒸気温度TDよりも低い所定の温度で支配しているか、が検出される。室7内の温度が所定の、たとえば約50℃から70℃の、許容範囲を上回った場合には、室7内の空気圧は、それに応じて小さいステップで中央で高められなければならず、それによって冷却効果が強化され、温度TDに達してはならない。
処理室内の温度TDを著しく下回った場合には、たとえば非気密性による技術的故障が存在するので、個々の処理区間が停止されなければならない。
TKの下方の温度限界を下回った場合には、それに応じて冷却ゾーン内の空気圧が中央で小刻みに低下され、混合ゾーン内の蒸気は、より大きい重量を有し、室7内の冷却空気温度が、少しずつ高くされる。
導管35および導管37内と、それに伴って室4および室6内との冷却空気圧力は、互いに独立してそれぞれ制御器21aまたは21bのそれぞれによって制御することができなければならない。というのは、室5を通過する糸が蒸気媒体を室6内に持ち込み、それに伴って糸走行方向に温度ゾーンを移動させ、それが室6内に室4とは異なる温度をもたらすからである。
この制御の利点は、中央の空気導管と蒸気導管が大きく、それに対して個々の処理区間の領域内の個別接続導管35、37、37が小さく、市場で一般的な中央制御器のみを必要とすることにある。従って中央の処理区間は、極めて簡単な構造を有する。
接続されている復水搬出装置と共に示す本装置の軸方向断面図である。 冷却室の領域における水平断面図である。 マルチポジション機械の制御および調整システムに糸処理区間を接続する略正面図である。
符号の説明
3 前室
4 混合室
4.1 空気入口
4.2 復水出口
4.3 導管
4.4 弁
4.5 支援堰
4.6 制御導線
5 蒸気処理室
5.1 蒸気入口
5.2 復水出口
5.3 復水導管
5.4 弁
5.5 支援堰
5.6 制御導線
6 混合室
6.1 空気入口
6.2 復水出口
6.3 導管
6.4 弁
6.5 支援堰
6.6 制御導線
7 冷却室
7.2 復水出口
7.3 導管
7.5 支援堰
8 終端室
9 ベル状の底
9.1 糸開口部
9.2 復水排出開口部
10 底
10.1 復水排出開口部
11 糸供給装置
12 糸供給装置
13 ノズル
14 シールドプレート
15 復水貯蔵容器
16 弁
16.1 弁体
18 排出通路
18.1 絞り
19 排出通路
19.1 絞り
20 排出通路
20.1 絞り
TK 温度センサ
TD 温度センサ
21a 制御機構
21b 制御機構
22 制御機構
23 復水排出装置
30、31 糸ロック
32、33、34 中央導管
35、36、37 個別接続導管

Claims (25)

  1. 走行する糸を蒸気状の処理媒体で処理する装置において、
    糸進入通路および糸排出通路を備え且つ互いに重ねて配置された複数の室からなる柱状部を有し、前記複数の室の少なくとも1つが、蒸気入口と復水出口とを備えた蒸気処理室(5)であり、前記蒸気処理室の前段に混合室(4)が接続され、後段には大きい容積の冷却室(6)が接続されており、
    前記混合室および前記冷却室はそれぞれ、空気入口(4.1;6.1)と復水出口(4.2;6.2)とを有しており、
    前記糸進入通路および前記糸排出通路は、一方で空気による糸の挿通を可能にし、他方では、前記蒸気処理室(5)内への蒸気供給、または前記混合室(4)および前記冷却室(6)内への空気供給を制御する制御装置によって制御されて、前記蒸気処理室(5)内への空気の進入を実質的に阻止する蒸気−空気−混合雰囲気が前記蒸気処理室(5)の前段と後段に接続されている室内に生じるように、室間の空気と蒸気の交換を制御する、開口断面を有しており、
    前記冷却室(6)内の前記空気入口(6.1)が、前記冷却室を自由に通過する糸上に流出する加圧空気ビームが実質的に直接あたるように、構成されている、
    走行する糸を蒸気状の処理媒体で処理する装置。
  2. 前記冷却室の前記空気入口(6.1)は、糸走行路の近傍で終了するノズルであって好ましくは熱的に絶縁する材料からなるノズル(13)を有し、前記ノズルのノズル開口部に、糸走行路の側方に位置するシールドプレート(14)が接続されている、
    ことを特徴とする請求項1に記載の装置。
  3. 前記混合室(4)と前記冷却室(6)とが、熱伝導性が小さい材料、好ましくはセラミックからなる、
    ことを特徴とする請求項1に記載の装置。
  4. 前記冷却室(6)は、70mmから90mmの領域の、好ましくは約80mmの内径を有している、
    ことを特徴とする請求項1に記載の装置。
  5. 前記冷却室(6)は、25mmから35mmの領域の、好ましくは約30mmの高さを有している、
    ことを特徴とする請求項4に記載の装置。
  6. 前記冷却室(6)内に、前記ノズル(13)の上方において少なくとも1つの好ましくはベル形状に上方へ向かって湾曲された、室内壁まで達する底(9)が配置されており、該底(9)は、中央に配置された糸開口部(9.1)と、その下方に位置し室内壁に隣接する端縁の領域に、少なくとも1つの復水排出開口部(9.2)とを有している、
    ことを特徴とする請求項2に記載の装置。
  7. 前記蒸気処理室(5)に続く前記冷却室(6)に、復水出口(7.2)を有する冷却および乾燥室(7)が接続されており、前記冷却および乾燥室が少なくとも1つの好ましくはベル形状に上方へ向かって湾曲した、室内壁まで達する底(10)を有しており、該底(10)が中央の糸開口部と、その下の、前記冷却および乾燥室(7)の内壁に隣接する端縁の領域に、少なくとも1つの復水排出開口部(10.1)とを有している、
    ことを特徴とする請求項1に記載の装置。
  8. 上方と下方の端部の領域内に糸供給装置(11、12)が配置されている、
    ことを特徴とする請求項1に記載の装置。
  9. 一方の前記糸供給装置(11)は、上方の前記混合室(4)の前段に配置された前室(3)内に配置され、他方の前記糸供給装置(12)は、冷却および乾燥室(7)に連続する終端室(8)内に配置されている、
    ことを特徴とする請求項8に記載の装置。
  10. 前記蒸気処理室(5)の復水出口(5.2)は、閉鎖可能である、
    ことを特徴とする請求項1に記載の装置。
  11. 前記蒸気処理室(5)の復水出口(5.2)は、復水導管(5.3)を介して復水容器(15)に接続されており、前記復水容器の出口は、制御可能な弁(16)によって閉鎖可能である、
    ことを特徴とする請求項10に記載の装置。
  12. 前記弁(16)の弁体(16.1)は、ばね(17)の力に抗して調整可能である、
    ことを特徴とする請求項11に記載の装置。
  13. 混合および冷却/乾燥室(4;6;7)の復水出口(4.2;6.2;7.2)は、導管(4.3;6.3;7.3)を介して排出通路(18;19;20)に接続されており、該排出通路は、それぞれ絞り(18.1;19.1;20.1)を有している、
    ことを特徴とする請求項1から請求項12のいずれか一つの請求項に記載の装置。
  14. 復水出口を有する室の底は、前記糸排出通路の領域に、該糸排出通路を包囲する支援堰を有している、
    ことを特徴とする請求項1から請求項13のいずれか一つの請求項に記載の装置。
  15. 前記前室(3)の底は、前記糸排出通路の領域に、該糸排出通路を包囲する湾入部を有している、
    ことを特徴とする請求項9に記載の装置。
  16. 前記蒸気処理室(5)内、前記混合室(4)内および前記冷却室(6)内の温度に依存して、”制御”ブロックによって制御される、前記蒸気処理室(5)、前記混合室(4)および前記冷却室(6)のそれぞれへ通じる空気および蒸気導管(35、36、37)内の遮断弁(4.4;5.4;6.4)を有する、
    ことを特徴とする請求項1に記載の装置。
  17. マルチポジション機械の走行する個別糸を蒸気で処理する方法において、
    各個別糸(F)を、張力をかけることなく、加圧空気を供給可能な混合室(4)と、該混合室に続く、蒸気を供給可能な蒸気処理室(5)と、該蒸気処理室に続く、加圧空気を供給可能で比較的大きな容積の好ましくは熱的に絶縁する材料からなる冷却室(6)とを有する処理区間を通過させ、
    前記混合室(4)内および前記冷却室(6)内への加圧空気流入圧力と、前記蒸気処理室(5)内への蒸気流入圧力とを、これらの室と場合によっては他の室と互いに接続する糸通路の断面および長さに従って、前記混合室(4)および前記冷却室(6)内への蒸気の流入が、前記混合室(4)および前記冷却室(6)内に前記蒸気処理室(5)を空気の流入に対して遮蔽する蒸気−空気−混合雰囲気が形成されるような範囲でのみ行われるように、制御し、
    前記混合室(4)および前記冷却室(6)内で形成される復水を絞って連続的にこれらの室から搬出し、かつ前記蒸気処理室(5)内の作業温度と前記蒸気処理室に隣接する室(4、6)内の温度とを測定し、これらの温度を加圧空気と蒸気の供給のための制御パラメータとして中央制御器へ供給する、
    個別糸を蒸気で処理する方法。
  18. 所望の処理目的を達成するために、糸に張力をかけることなく、糸を十分に長い前記蒸気処理室(5)を自由に通過させる、
    ことを特徴とする請求項17に記載の方法。
  19. 前記蒸気処理室(5)に連続する前記冷却室(6)の後方で、糸を、冷却および乾燥室(7)を通過させ、該冷却および乾燥室(7)内に形成される復水を絞って連続的に搬出する、
    ことを特徴とする請求項17または請求項18に記載の方法。
  20. 個々の糸処理区間の前記蒸気処理室(5)とその前段および後段に接続されている室(4、6)に、マルチポジション機械の中央導管(32、33、34)と中央制御器(38、39、40)から始まって、遮断弁(4.4;5.4;6.4)を備えた接続個別導管(35、36、37)を介して加圧空気または蒸気を供給する、
    ことを特徴とする請求項17から請求項19のいずれか一つの請求項に記載の方法。
  21. 蒸気、たとえば135℃の飽和蒸気が供給される前記蒸気処理室(5)の加熱フェーズの間、前記蒸気処理室に形成される復水を搬出し、前記蒸気処理室(5)が作業温度に達した後に、復水出口(6.2)を遮断する、
    ことを特徴とする請求項17に記載の方法。
  22. 温度センサを備えた室内の予め定められた温度値を下回り、または上回った場合に、それぞれ個々の糸処理区間を遮断して、糸処理区間を通る糸の通過を中断する、
    ことを特徴とする請求項21に記載の方法。
  23. 前記蒸気処理室(5)内の作業温度と、前記蒸気処理室の前段に接続されている室(3)内および冷却室(7)内の温度を測定し、これらの温度を加圧空気および蒸気供給のための制御パラメータとして、中央制御機構(21a;21b;22)へ供給する、
    ことを特徴とする請求項22に記載の方法。
  24. 温度センサを有する室内の予め定められた温度値を下回り、あるいは上回った場合に、それぞれ個々の糸処理区間を遮断して、糸処理区間を通る糸の通過を中断する、
    ことを特徴とする請求項23に記載の方法。
  25. 少なくとも4つ、好ましくは8つまで、あるいはそれより多い、前記冷却および前記乾燥室の底(10)が設けられている、
    ことを特徴とする請求項7に記載の装置。
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