JP2005119243A - 印刷物および印刷物の製造方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】 被印刷物上にベース画像、絵柄画像を順に形成し、絵柄画像をベース画像と重ねることにより、重なった領域の絵柄画像の印刷層を盛り上げた印刷物であって、ース画像は、絵柄画像を視覚的に得やすい色の印刷材料(インク)を硬化させた印刷層で形成され、絵柄画像は、色の異なる複数の印刷材料(インク)を硬化させた印刷層からなる着色層で形成されており、前記各印刷材料(インク)は、紫外線硬化インクであり、ベース画像および絵柄画像は、それぞれの印刷材料(インク)をインクジェット方式により印刷して硬化形成したものである。
【選択図】 図1
Description
また、特開平8- 176651号公報や特開平8- 52929号公報に記載されるような、高粘度のインクをスクリーン印刷等により複数印刷して絵柄形成する方法もあるが、これらの方法の場合、手間がかかり問題となっていた。
本発明は、これに対応するもので、その作製に手間がかからず作業性の面、コストの面で有利で、被印刷物から絵柄を盛り上がって形成した印刷物を提供しようとするものであり、具体的には、インクジェット法による印刷で、絵柄の印刷層を盛り上がって見せる印刷物を提供しようとするものである。
同時に、そのような印刷物の製造方法を提供しようとするものである。
そして、上記の印刷物であって、前記絵柄画像を視覚的に得やすい色のベース画像の印刷材料(インク)は、無色透明なもの、あるいは被印刷物と同色のもの、あるいは被印刷物と同系色で且つ透明なものであることを特徴とするものである。
そしてまた、上記のいずれかの印刷物であって、ベース画像の層厚に変化を持たせていることを特徴とするものである。
また、上記のいずれか1に記載の印刷物であって、絵柄画像の層厚に変化をもたせていることを特徴とするものである。
ここでは、被印刷物に対して、印刷材料である紫外線硬化インクがにじまないことが好ましく、さらに、各紫外線硬化インク同士もにじまないことが好ましいため、これらをふまえて、被印刷物と刷材料である紫外線硬化インクは選択される。
紙、フィルム等が被印刷物に供せられるが、これらに限定はされない。
尚、絵柄画像を形成する、色の異なる複数の印刷材料(インク)とは、例えば、シアン(C)、マゼンタ(M)、イエロー(Y)、墨(K)のプロセスカラーの印刷材料(インク)からなる組が挙げられるが、これに限定はされない。
また、ここでの印刷層は、印刷材料(インク)を用いて印刷して、更に硬化された絵柄を形成する層を言う。
また、紫外線硬化は、紫外線照射によりインクを重合あるいは結晶化させる架橋による。
架橋は、インクを固化し、それを媒体(被印刷物のこと)の表面とあるいは他の紫外線硬化インクの固化物に固着させる。
尚、当然ではあるが、ポリマー性のインクの場合、ポリ塩化ビニル(PVC)、ポリエチレン(PE)、ポリ・エチル・テトラエチレン(PET)、ポリ炭酸塩(PC)、アクリロニトリル・ブタジエン・スチレン(ABS)などのプラスチック材料、およびその他の有機ポリマーで構成された媒体(被印刷物)は、印刷に適する。
あるいは、本発明の印刷物の製造方法は、被印刷物上にベース画像、絵柄画像を順にインクジェット方式により印刷して硬化形成し、絵柄画像をベース画像と重ねることにより、重なった領域の絵柄画像の印刷層を盛り上げた印刷物を製造するための、印刷物の製造方法であって、順に、(a1)絵柄画像を視覚的に得やすい色の紫外線硬化インクからなる印刷材料(インク)を用い、インクジェット方式により印刷形成し、引き続いて紫外線硬化処理を行い、ベース画像を形成する、ベース画像形成工程と、(b1)絵柄画像形成用の、色の異なる複数の紫外線硬化インクからなる印刷材料(インク)を用い、各印刷材料(インク)をインクジェット方式により所定順に印刷形成し、その後に一括して各印刷材料(インク)の紫外線硬化処理を行い、絵柄画像を形成する、絵柄画像形成工程とを、行うことを特徴とするものである。
そして、上記のいずれかの印刷物の製造方法であって、ベース画像あるいは絵柄画像を形成する際に、所望領域を、インクジェット法により重ね滴下して印刷することを特徴とするものである。
尚、ここで言う、「インクジェット法により重ね滴下して印刷する」とは、通常、印刷位置毎に1滴だけインクを滴下するが、1滴でなく2滴以上を連続して、重なるように滴下することを意味している。
これは、インクジェット法の滴下制御をこのように制御することにより行うことができる。
ここでの、絵柄画像形成用の、色の異なる複数の紫外線硬化インク印刷材料(インク)とは、例えば、シアン(C)、マゼンタ(M)、イエロー(Y)、墨(K)のプロセスカラーの印刷材料(インク)からなる組が挙げられるが、これに限定はされない。
本発明の印刷物は、このような構成にすることにより、その作製に手間がかからず作業性の面、コストの面で有利で、被印刷物から絵柄を盛り上がって形成した印刷物の提供を可能としている。
詳しくは、紫外線硬化インクを用いたインクジェット法による印刷、および印刷された紫外線硬化インクの紫外線硬化で、絵柄画像の印刷層が盛り上がった印刷物の提供を可能とし、これにより、立体的な視覚での絵柄画像の盛り上がり効果が得られるものとしている。
具体的には、ベース画像は、絵柄画像を視覚的に得やすい色の印刷材料(インク)を硬化させた印刷層で形成され、絵柄画像は、色の異なる複数の印刷材料(インク)、例えば、シアン(C)、マゼンタ(M)、イエロー(Y)、墨(K)等のプロセスカラーの印刷材料(インク)を硬化させた印刷層からなる着色層で形成されており、前記各印刷材料(インク)は、紫外線硬化インクであり、ベース画像および絵柄画像は、それぞれの印刷材料(インク)をインクジェット方式により印刷して紫外線硬化形成したものであることにより、これを達成している。
そして、絵柄画像を視覚的に得やすい色のベース画像の印刷材料(インク)は、無色透明なもの、あるいは被印刷物と同色のもの、あるいは被印刷物と同系色で且つ透明なものである場合には、特に、被印刷物から絵柄画像が盛り上がって見えるようなる。
さらに、ベース画像の層厚に変化を持たせていることにより、また、絵柄画像の印刷層の層厚に変化をもたせていることにより、絵柄画像の盛り上がりに、種々の変化をつけることを可能としている。
詳しくは、紫外線硬化インクを用いたインクジェット法による印刷で、絵柄の印刷層を盛り上がって見せる印刷物の提供およびそのような印刷物の製造方法の提供を可能とした
本発明の印刷物の製造方法によれば、印刷工程のみで、絵柄画像に盛り上がりのある印刷物の提供を可能にしている。
特に、ベース画像あるいは絵柄画像を形成する際に、所望領域を、インクジェット法により重ね滴下して印刷することにより、絵柄画像の盛り上がりに、種々の変化をつけることを可能としている。
図1(a)は本発明の印刷物の実施の形態の第1の例を示す平面図で、図1(b)は図1(a)のA1- A2における断面図で、図1(c)は図1(a)において絵柄画像を透視してベース画像をみた図で、
図2(a)は本発明の印刷物の実施の形態の第2の例を示す平面図で、図2(b)は図2(a)のB1- B2における断面図で、図2(c)は図2(a)において絵柄画像を透視してベース画像をみた図で、図3はベース画像あるいは絵柄画像の層厚を部分的に厚くした印刷物を説明するための図で、図4は本発明の印刷物の製造方法の実施の形態の1例を説明するための図である。
尚、図1〜図3の絵柄画像12は絵柄を代表したもので、文字に限定はされない。
図1〜図3中、11は被印刷物、12は絵柄画像、12aは絵柄画像の印刷層(着色層とも言う)、13はベース画像、13aはベース画像の印刷層、111はベース画像形成用のインクジェットヘッド部、112はシアン(C)用インクジェットヘッド部、113はマゼンタ(M)用インクジェットヘッド部、114はイエロー(Y)用インクジェットヘッド部、115は墨(K)用インクジェットヘッド部、121〜125は紫外線ランプ、130は印刷基材搬送装置、131、132は搬送ロール、135はコンベアベルト、140はエンコーダ信号、150はインクジェット制御部、160は画像データ処理部である。
第1の例の印刷物は、図1に示すように、被印刷物上にベース画像13、絵柄画像12を順に形成し、絵柄画像12をベース画像13と重ねることにより、重なった領域の絵柄画像12の印刷層を盛り上げた印刷物で、ベース画像13は、絵柄画像12を無色透明の1種の印刷材料(インク)を硬化させた印刷層13aで形成され、絵柄画像12は、シアン(C)、マゼンタ(M)、イエロー(Y)、墨(K)のプロセスカラーの複数の印刷材料(インク)を硬化させた印刷層12aからなる着色層で形成されている。
そして、ベース画像13および絵柄画像12の印刷材料(インク)は紫外線硬化インクで、インクジェット方式により印刷して硬化形成されたものである。
第1の例においては、ベース画像13の層厚および絵柄画像12の層厚は、それぞれ、ほぼ一定の厚に形成され、場所による差はない。
そして、ベース画像13は、図1(c)のように絵柄画像12の絵柄部の形状に合わせて、形成されている。
このような構成にすることにより、絵柄画像12の絵柄部のみが、被印刷物11から盛り上がって形成される。
紙、フィルム等が被印刷物に供せられるが、これらに限定はされない。
紫外線硬化インクとしては、光重合タイプを一般的に用い、光重合性オリゴマー、光重合成モノマー、光重合開始剤、有機又は無機の顔料からなる色材等を主要な組成とする。 このような紫外線硬化インクは、紫外線照射によって光重合開始剤からラジカルが発生し、反応性モノマーやオリゴマーを攻撃し活性化させる。その後、活性化した反応性モノマーやオリゴマー同士が反応し高分子化され、これによって記録媒体に定着される。
このため、水分を吸収しにくい記録媒体に対しても、確実な定着が得られ、ポリ塩化ビニル(PVC)、ポリ・エチル・テトラエチレン(PET)、アクリロニトリル・ブタジエン・スチレン(ABS)への印刷も可能となる。
使用樹脂としては、アクリレート系が一般的である。
開始剤としては、ベンゾイン,ベンゾフエノン等を用いる。
尚、ポリマー性のインクの場合、ポリ塩化ビニル(PVC)、ポリエチレン(PE)、ポリ・エチル・テトラエチレン(PET)、ポリ炭酸塩(PC)、アクリロニトリル・ブタジエン・スチレン(ABS)などのプラスチック材料、およびその他の有機ポリマーで構成された媒体(被印刷物)は、印刷に適する。
第2の例も、第1の例の印刷物と同様、図2に示すように、被印刷物上にベース画像13、絵柄画像12を順に形成し、絵柄画像12をベース画像13と重ねることにより、重なった領域の絵柄画像12の印刷層に厚みを持たせている印刷物で、ベース画像13は、絵柄画像12を無色透明の1種の印刷材料(インク)を硬化させた印刷層13aで形成され、絵柄画像12は、シアン(C)、マゼンタ(M)、イエロー(Y)、墨(K)のプロセスカラーの複数の印刷材料(インク)を硬化させた印刷層12aからなる着色層で形成されている。
第2の例は、ベース画像13を絵柄を含む領域でベタ状にほぼ領域内、ほぼ同じ層厚に形成しており、その上に絵柄画像12を、場所によらずほぼ同じ層厚に形成している。
勿論、被印刷物、各印刷材料(インク)は、第1の例と同様のものが用いられる。
第2の例は、ほぼ絵柄外形形状に沿いベース画像がベタ状に形成されているため、ベース画像の形成は比較的に楽で、被印刷物11から絵柄画像12が盛り上がっているようになる。
第2の例は、完全に絵柄画像の絵柄にベース画像の絵柄を合わせていないため、第1の例に比べ、立体的な視覚での盛り上がり効果は若干劣る。
例えば、第1の例の場合(図3(a)がその平面図で、図1(a)と同じ)、図3(a)のA3- A4における断面は図3(b)のようになるが、ベース画像の印刷層13aの層厚を部分的に変えて、この断面形状を図3(c)に示すように、部分的に厚くする形態のものや、絵柄画像の印刷層12aの層厚を部分的に変えて、この断面形状を図3(d)に示すように、部分的に厚くする形態のものが挙げられる。
本例は、被印刷物180上にベース画像、絵柄画像を順に印刷して硬化形成し、絵柄画像をベース画像と重ねることにより、重なった領域の絵柄画像の印刷層に厚みを持たせている印刷物を製造するための、印刷物製造方法で、被印刷物180を、図4の搬送ロール131側から搬送ロール132側にベルトコンベア135に載せて搬送しながら、順次、ベース画像、絵柄画像を形成するものである。
図4は本例を実施するための装置を簡略化して示してあるが、エンコーダ140は、搬送ロール131から位置信号を把握するもので、これにより得られた位置信号情報は、各インクジェットヘッド部111〜115のインク滴の吐出を制御するインクジェット制御部150へと送られる。
インクジェット制御部150は、前述の位置信号情報に対応した所定の位置において、画像データ処理部160からの印刷する絵柄に対応した制御情報を基に、各インクジェットヘッド部111〜115のインク滴の吐出を制御する所定の制御信号を発生する。
画像データ処理部160は、元の絵柄情報から各色絵柄の情報を抽出し、さらに、各インクジェットヘッド部111〜115のインク滴の滴下を制御するための、制御情報を作成する。
これにより、インクジェットヘッド部は、制御信号に基づき、決められた所定位置毎に、所定量のインク滴を印刷する。
インクジェットの方式としては、ドロップ・オン・デマンド(DOD)方式、連続型のの各方式、いずれでも良い。
本例の印刷物の製造方法は、被印刷物上にベース画像、絵柄画像を順にインクジェット方式により印刷して硬化形成し、絵柄画像をベース画像と重ねることにより、重なった領域の絵柄画像の印刷層に厚みを持たせている印刷物を製造するものである。
先ず、無色透明の紫外線硬化インクからなる印刷材料(インク)を用い、インクジェット制御部150の制御の下、ベース画像用のインクジェットヘッド部111により、ベース画像の絵柄を印刷し、引き続いて紫外線ランプ121により紫外線硬化処理を行い、ベース画像13を形成する。(図1(c)に相当)
次いで、被印刷物180を搬送させながら、シアン(C)用の紫外線硬化インクからなる各印刷材料(インク)を用い、インクジェット制御部150の制御の下、インクジェットヘッド部112により、その絵柄を印刷し、引き続いて紫外線ランプ122にて紫外線硬化処理を行う。
さらに、被印刷物180を搬送させながら、マゼンタ(M)用の紫外線硬化インクからなる各印刷材料(インク)を用い、インクジェット制御部150の制御の下、インクジェットヘッド部113により、その絵柄を印刷し、引き続いて紫外線ランプ123にて紫外線硬化処理を行う。
さらにまた、被印刷物180を搬送させながら、イエロー(Y)用の紫外線硬化インクからなる各印刷材料(インク)を用い、インクジェット制御部150の制御の下、インクジェットヘッド部114により、その絵柄を印刷し、引き続いて紫外線ランプ124にて紫外線硬化処理を行う。
次いで、被印刷物180を搬送させながら、墨(K)用の紫外線硬化インクからなる各印刷材料(インク)を用い、インクジェットヘッド部115により、その絵柄を印刷し、引き続いて紫外線ランプ125にて紫外線硬化処理を行う。
このようにして、ベース画像の上に絵柄画像が形成される。(図1(a)、図1(b)に相当)
また、図3(c)に示す、絵柄画像12の印刷層12aの層厚を部分的に変化させる印刷物、図3(d)に示す、ベース画像13の印刷層13aの層厚を部分的に変化させる印刷物の作成は、絵柄画像12あるいはベース画像13を形成する際に、所望の領域を、インクジェット法により重ね滴下して印刷するが、これは、例えば、インク滴の吐出の制御において、所望領域範囲においてのみ、インク滴の滴下量を2倍にすることにより、得られる。
12 絵柄画像
12a 絵柄画像の印刷層
13 ベース画像
13a ベース画像の印刷層
111 ベース画像形成用のインクジェットヘッド部
112 シアン(C)用インクジェットヘッド部
113 マゼンタ(M)用インクジェットヘッド部
114 イエロー(Y)用インクジェットヘッド部
115 墨(K)用インクジェットヘッド部
121〜125 紫外線ランプ
130 印刷基材搬送装置
131、132 搬送ロール
135 コンベアベルト
140 エンコーダ信号
150 インクジェット制御部
160 画像データ処理部
Claims (7)
- 被印刷物上にベース画像、絵柄画像を順に形成し、絵柄画像をベース画像と重ねることにより、重なった領域の絵柄画像の印刷層を盛り上げた印刷物であって、ベース画像は、絵柄画像を視覚的に得やすい色の印刷材料(インク)を硬化させた印刷層で形成され、絵柄画像は、色の異なる複数の印刷材料(インク)を硬化させた印刷層からなる着色層で形成されており、前記各印刷材料(インク)は、紫外線硬化インクであり、ベース画像および絵柄画像は、それぞれの印刷材料(インク)をインクジェット方式により印刷して紫外線硬化形成したものであることを特徴とする印刷物。
- 請求項1に記載の印刷物であって、前記絵柄画像を視覚的に得やすい色のベース画像の印刷材料(インク)は、無色透明なもの、あるいは被印刷物と同色のもの、あるいは被印刷物と同系色で且つ透明なものであることを特徴とする印刷物。
- 請求項1ないし2のいずれか1に記載の印刷物であって、ベース画像の層厚に変化を持たせていることを特徴とする印刷物。
- 請求項1ないし3のいずれか1に記載の印刷物であって、絵柄画像の層厚に変化をもたせていることを特徴とする印刷物。
- 被印刷物上にベース画像、絵柄画像を順にインクジェット方式により印刷して硬化形成し、絵柄画像をベース画像と重ねることにより、重なった領域の絵柄画像の印刷層を盛り上げた印刷物を製造するための、印刷物の製造方法であって、順に、(a)絵柄画像を視覚的に得やすい色の紫外線硬化インクからなる印刷材料(インク)を用い、インクジェット方式により印刷形成し、引き続いて紫外線硬化処理を行い、ベース画像を形成する、ベース画像形成工程と、(b)絵柄画像形成用の、色の異なる複数の紫外線硬化インクからなる印刷材料(インク)を用い、所定順に、それぞれ、各印刷材料(インク)毎に、インクジェット方式により印刷形成し、引き続いて紫外線硬化処理を行い、絵柄画像を形成する、絵柄画像形成工程とを、行うことを特徴とする印刷物製造方法。
- 被印刷物上にベース画像、絵柄画像を順にインクジェット方式により印刷して硬化形成し、絵柄画像をベース画像と重ねることにより、重なった領域の絵柄画像の印刷層を盛り上げた印刷物を製造するための、印刷物の製造方法であって、順に、(a1)絵柄画像を視覚的に得やすい色の紫外線硬化インクからなる印刷材料(インク)を用い、インクジェット方式により印刷形成し、引き続いて紫外線硬化処理を行い、ベース画像を形成する、ベース画像形成工程と、(b1)絵柄画像形成用の、色の異なる複数の紫外線硬化インクからなる印刷材料(インク)を用い、各印刷材料(インク)をインクジェット方式により所定順に印刷形成し、その後に一括して各印刷材料(インク)の紫外線硬化処理を行い、絵柄画像を形成する、絵柄画像形成工程とを、行うことを特徴とする
印刷物製造方法。 - 請求項5ないし6のいずれか1に記載の印刷物の製造方法であって、ベース画像あるいは絵柄画像を形成する際に、所望領域を、インクジェット法により重ね滴下して印刷することを特徴とする印刷物の製造方法。
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