JP2005118952A - 魚の活き締め用ワンタッチ電動カッター - Google Patents

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Abstract

【課題】駆動手段や摺動体は確実にスムーズに且つ安定的に動作し、構成が簡素で、耐久性に優れ、切断刃も確実にスムーズに且つ安定的に往復動し、取扱い簡単で、使い勝手が良く、量産に適し、低廉で、経済的な電動カッターを提供する。
【解決手段】駆動手段A1は、従動ギャ7と、回転板11と、回転中心に対して偏移した位置に配するピン9と、ローラ10とを備え、摺動体15は、摺動軸部16と連繋部17と刃取付部18とからなり、連繋部17は、長孔20を穿設すると共に、その長軸方向両端部にガイド溝21を夫々凹設し、一対のガイド軸25の間に連繋部17を介装すると共に、ガイド軸25をガイド溝21が夫々摺接自在となるよう構成し、ローラ10が長孔20内周面を摺接し、モーター5の回転で従動ギャ7と回転板11が同期回転し、ピン9及びローラ10が移動し、摺動体15が前後方向に往復動するよう構成する。
【選択図】図2

Description

本発明は、主に、漁師や釣り人等が釣り上げた魚を、その場で簡単に活き締めできるように工夫した魚の活き締め用ワンタッチ電動カッターに関するものである。
従来、釣り上げた魚を活き締めする場合、包丁やナイフ等の刃物が利用され、例えば、刃物の切っ先を釣り上げた魚のエラの間から刺し込み、目の内側少し上に向って突き刺すようにして、魚の背骨(脊椎)の神経を切ると共に血抜きをするようにしていた。
しかしながら、包丁やナイフ等の刃物によって魚の背骨(脊椎)の神経を切る場合、一方の手で魚を押えながら他方の手で刃物を操作することとなり、活き締め作業自体が非常に難しく、これを確実に且つ瞬時に行えるようになるには、かなりの熟練を要する等の難点があった。特に、背骨(脊椎)が太い魚を処理する場合は、かなりの腕力を要し、処理に時間がかかり、上手に活き締めできない等の難点があった。
そのため、これらの難点等を解消できるように、例えば、特許文献1に示すような魚の活き締め用ワンタッチ電動カッターが提案された。
特開2003−189788
ところが、前述の電動カッターにあっては、例えば、適宜駆動手段についての具体的な構成や、刃取付片についての具体的な構成等が示されておらず、この電動カッターに最適となるようなこれらの具体的な構成を開発することが急務となっていた。
そこで、本発明は、前述の如き電動カッターに於いて、最適となるような駆動手段等を提供できるようにするのは勿論のこと、具体的には、確実で、スムーズで、安定的な動作が期待でき、構成が簡素で、耐久性に優れたものとなるようにし、ひいては、魚の背骨(脊椎)の神経を熟練を要することなく簡単に且つ短時間で切れるようにし、誰でも最良の活き締め処理が行え、特に、背骨(脊椎)が太い魚であっても、腕力が不要で、短時間での処理が行え、しかも、取扱いが簡単で、使い勝手が良く、量産に適し、低廉で、経済的な魚の活き締め用ワンタッチ電動カッターを提供できるようにすべく創出されたものである。
しかして、請求項1記載の魚の活き締め用ワンタッチ電動カッターにあっては、魚を活き締めする際に使用される電動カッターであって、適宜駆動手段A1を内蔵すると共に、適宜バッテリー収納部A2を設けてなるカッター本体Aと、このカッター本体Aの先端部に設けた摺動体15の刃取付部18に互換可能に装着される切断刃Bとを備え、摺動体15は、駆動手段A1に連繋されて前後方向に往復動可能となるように形成され、切断刃Bは、刃取付部18に装着される取付部30と、刃先が略鋸刃状となるような刃部31とを有し、カッター本体Aに設けた作動ボタン3によって、駆動手段A1が作動して、摺動体15と共に切断刃Bが前後方向に往復動し、刃部31で魚の背骨を切断できるようにした電動カッターに於いて、前記駆動手段A1は、モーターハウジング2に回転自在に装着されると共に、モーター5の回転力が伝達される従動ギャ7と、モーターハウジング2に回転自在に装着されると共に、従動ギャ7に対向して所定間隔隔てた状態に配される回転板11と、従動ギャ7と回転板11にその両端部分が夫々固定されると共に、従動ギャ7と回転板11の回転中心に対して偏移した位置に配されるピン9と、このピン9に外装されるローラ10とを備え、摺動体15は、モーターハウジング2に固定したガイド筒26に摺動自在に保持される摺動軸部16と、この摺動軸部16の基端部分に連設されると共に、従動ギャ7と回転板11の間に介装される連繋部17と、摺動軸部16の先端部分に連設される刃取付部18とからなり、連繋部17は、前後方向に対して直交するような長軸を有する長孔20が穿設されると共に、その長軸方向両端部にガイド溝21が夫々凹設され、更に、モーターハウジング2に固定した一対の平行なガイド軸25の間に連繋部17が介装されると共に、一対のガイド軸25をガイド溝21が夫々摺接自在となるよう構成され、前記ピン9のローラ10は、連繋部17の長孔20内周面を摺接可能となるよう形成され、モーター5の回転によって、従動ギャ7と回転板11が同期回転すると共に、ピン9及びローラ10が移動し、このローラ10の移動によって摺動体15が前後方向に往復動するように構成する手段を採用した。
また、請求項2記載の魚の活き締め用ワンタッチ電動カッターにあっては、前記摺動体15の摺動軸部16の先端寄り部分と、モーターハウジング2の先端部分との間に、複数のシール27を介装する手段を採用した。
更に、請求項3記載の魚の活き締め用ワンタッチ電動カッターにあっては、前記回転板11は、その回転中心を含む線を境として、ローラ10が配されるがわより、その反対がわの部分の重量が大きくなるように構成する手段を採用した。
従って、本発明の請求項1記載の魚の活き締め用ワンタッチ電動カッターによれば、駆動手段A1や摺動体15等が、確実に、スムーズに、且つ安定的に動作するようになると共に、これらの構成が簡素で、耐久性に優れたものとなる。
そのため、摺動体15の刃取付部18に取付けられる切断刃Bも確実に、スムーズに、且つ安定的に往復動するようになり、ひいては、魚の背骨(脊椎)の神経を熟練を要することなく簡単に且つ短時間で切れるようになり、誰でも最良の活き締め処理が行え、特に、背骨(脊椎)が太い魚であっても、腕力が不要で、短時間での処理が行えるようになる。しかも、取扱いが簡単で、使い勝手が良く、量産に適し、低廉で、経済的な魚の活き締め用ワンタッチ電動カッターとなる。
また、摺動体15は、モーターハウジング2に固定したガイド筒26に摺動自在に保持される摺動軸部16と、この摺動軸部16の基端部分に連設されると共に、従動ギャ7と回転板11の間に介装される連繋部17と、摺動軸部16の先端部分に連設される刃取付部18とからなり、連繋部17は、前後方向に対して直交するような長軸を有する長孔20が穿設されると共に、その長軸方向両端部にガイド溝21が夫々凹設され、更に、モーターハウジング2に固定した一対の平行なガイド軸25の間に連繋部17が介装されると共に、一対のガイド軸25をガイド溝21が夫々摺接自在となるよう構成されるので、摺動体15を、ガイド筒26と一対のガイド軸25とによってバランス良く安定的に支持できるようになると共に、摺動体15が、確実に、スムーズに、且つ安定的に往復動できるようになる。
加えて、前記駆動手段A1は、モーターハウジング2に回転自在に装着されると共に、モーター5の回転力が伝達される従動ギャ7と、モーターハウジング2に回転自在に装着されると共に、従動ギャ7に対向して所定間隔隔てた状態に配される回転板11と、従動ギャ7と回転板11にその両端部分が夫々固定されると共に、従動ギャ7と回転板11の回転中心に対して偏移した位置に配されるピン9と、このピン9に外装されるローラ10とを備え、前記ピン9のローラ10は、連繋部17の長孔20内周面を摺接可能となるよう形成され、モーター5の回転によって、従動ギャ7と回転板11が同期回転すると共に、ピン9及びローラ10が移動し、このローラ10の移動によって摺動体15が前後方向に往復動するように構成したので、モーター5の回転力を摺動体15の連繋部17に確実に、スムーズに、且つバランス良く伝達できるようになる。
また、本発明の請求項2記載の魚の活き締め用ワンタッチ電動カッターによれば、複数のシール27によって、摺動体15の摺動軸部16の先端寄り部分と、モーターハウジング2の先端部分との間の水密性が良好となり、この部分からの水等の侵入を確実に防止できるようになる。
更に、本発明の請求項3記載の魚の活き締め用ワンタッチ電動カッターによれば、回転板11の回転時に生じる慣性力が、ピン9及びローラ10を介して摺動体15にバランス良く伝えられるようになり、摺動体15の往復動がよりスムーズに実現できるようになる。
以下、本発明を図示例に基づいて説明すると、次の通りである。
本発明は、主に、漁師や釣り人等が釣り上げた魚を、その場で活き締めする(例えば、魚の背骨(脊椎)を切断して神経を切ると共に、魚の血を抜く)ときに使用される魚の活き締め用ワンタッチ電動カッターであって、この魚の活き締め用ワンタッチ電動カッターは、モーター5駆動による適宜駆動手段A1を内蔵すると共に、モーター5を作動せしめるための適宜バッテリー(例えば、二次電池や一次電池等)が収納されるバッテリー収納部A2を設けてなるカッター本体Aと、このカッター本体Aの先端部に設けた摺動体15の刃取付部18に互換可能に装着される切断刃Bとを備えたものである。尚、この切断刃Bをカバーするキャップ体を設けても良い。
そして、摺動体15は、前記駆動装置A1に連繋されて前後方向に往復動可能となるように形成され、切断刃Bは、刃取付部18に装着される取付部30と、刃先が略鋸刃状となるような刃部31とを有し、カッター本体Aに設けた作動ボタン3によって、駆動手段A1が作動して、摺動体15と共に切断刃Bが前後方向に往復動し、刃部31で魚の背骨(脊椎)を切断できるよう構成されたものである。すなわち、漁師や釣り人等が釣り上げた魚の背骨(脊椎)の神経を、その場で、簡単に、確実に、且つ迅速に切ることができるように構成されている。
それから、駆動手段A1は、モーターハウジング2に回転自在に装着されると共に、モーター5の回転力が伝達される従動ギャ7と、モーターハウジング2に回転自在に装着されると共に、従動ギャ7に対向して所定間隔隔てた状態に配される回転板11と、従動ギャ7と回転板11にその両端部分が夫々固定されると共に、従動ギャ7と回転板11の回転中心に対して偏移した位置に配されるピン9と、このピン9に外装されるローラ10とを備えている。
更に、摺動体15は、モーターハウジング2に固定したガイド筒26に摺動自在に保持される摺動軸部16と、この摺動軸部16の基端部分に連設されると共に、従動ギャ7と回転板11の間に介装される連繋部17と、摺動軸部16の先端部分に連設される刃取付部18とからなっている。
加えて、連繋部17は、前後方向に対して直交するような長軸を有する長孔20が穿設されると共に、その長軸方向両端部にガイド溝21が夫々凹設され、しかも、モーターハウジング2に固定した一対の平行なガイド軸25の間に連繋部17が介装されると共に、一対のガイド軸25をガイド溝21が夫々摺接自在となるよう構成されている。
また、ピン9のローラ10は、連繋部17の長孔20内周面を摺接可能となるよう形成され、モーター5の回転によって、従動ギャ7と回転板11が同期回転すると共に、ピン9及びローラ10が移動し、このローラ10の移動によって摺動体15が前後方向に往復動するよう構成されている。
前記カッター本体Aは、適宜合成樹脂材や適宜金属材等によって本体ケース1を構成し、この本体ケース1内先端がわに駆動手段A1を配し、本体ケース1内基端がわにバッテリー収納部A2を設け、本体ケース1先端部分に摺動体15を配し、本体ケース1の握り部の先端寄り外表面に作動ボタン3を配して構成されている。
尚、本体ケース1は、手指で確実に且つ安定的に握持できると共に、手指が滑り難くなるような形状、寸法に形成されている。
また、作動ボタン3は、バッテリー収納部A2に収納されるバッテリーの電流を駆動手段A1のモーター5に任意に供給できるようにしたもので、本体ケース1を手指で握持したときに、例えば、親指等によって押圧し易い位置に配置されている。尚、作動ボタン3は、ゴムキャップ等による防水機能を備えたものが望ましい。
前記バッテリー収納部A2は、駆動手段A1のモーター5に電流を供給するための適宜バッテリーが収納されており、このバッテリーは、充電式のものを内蔵せしめるように構成してあっても良いし、或いは、乾電池や、充電式の電池を交換可能に収納できるように構成してあっても良い。また、バッテリー収納部A2は、適宜バッテリーの寸法、形状、数等に対応して構成される。ところで、比較的重量のあるバッテリーを収納するバッテリー収納部A2は、本体ケース1の基端がわに配してあることにより、電動カッター全体のバランスが良くなり、手指で持ち易く、取扱い易いものとなっている。
前記駆動手段A1は、例えば、本体ケース1の先端がわに内装、固定される合成樹脂製或いは金属製のモーターハウジング2内に収まるように構成されており、このモーターハウジング2の基端がわに固定されるモーター5と、このモーター5の駆動回転軸に固定される略傘歯車状の駆動ギャ6と、モーターハウジング2にベアリング8を介して回転自在に装着されると共に、モーター5の駆動ギャ6に歯合する傘歯車状の従動ギャ7と、モーターハウジング2にベアリング12を介して回転自在に装着されると共に、従動ギャ7に対向して所定間隔隔てた状態に配される回転板11と、従動ギャ7と回転板11にその両端部分が夫々固定されると共に、従動ギャ7と回転板11の回転中心に対して偏移した位置に配されるピン9と、このピン9に外装される略ベアリング状のローラ10とで構成されている。
すなわち、モーター5が回転すると、駆動ギャ6を介して従動ギャ7が減速回転すると共に、ピン9を介して回転板11が従動ギャ7と同期回転し、ピン9及びローラ10が従動ギャ7と回転板11の回転軸の回りをバランス良く且つスムーズに公転するよう構成されている。
ところで、回転板11は、その回転中心を含む線を境として、ローラ10が配されるがわより、その反対がわの部分の重量が大きくなるように構成しても良い。すなわち、回転板11の回転時に生じる慣性力が、ピン9及びローラ10を介して摺動体15にバランス良く伝えられるようになって、摺動体15の往復動がよりスムーズとなるように構成しても良い。
前記摺動体15は、例えば、モーターハウジング2の先端部分に固定した略円筒状のガイド筒26に摺動自在に保持される略丸軸棒状の摺動軸部16と、この摺動軸部16の基端部分に連設されると共に、従動ギャ7と回転板11の間で摺接するように(或いは、摺接しなくても良い)介装される略T字厚板状の連繋部17と、摺動軸部16の先端部分に連設される略帯板状の刃取付部18とからなっている。
前記摺動軸部16は、その先端寄り部分と、モーターハウジング2の先端部分との間に、複数(或いは1個でも良い)の略Oリング状のシール27が介装されており、この部分の隙間に於ける防水処理が確実に行えるように構成してある。
前記連繋部17は、その長孔20が、前後方向に対して直交するような長軸を有する長円状に形成され、その長孔20の幅がローラ10の外径に略一致するように形成されている。
また、連繋部17の両端部(長孔20の長軸方向にある両端部)に夫々凹設されたガイド溝21は、例えば、略円弧溝状を呈し、略丸軸状のガイド軸25の外表面に合致するように形成されている。すなわち、ガイド溝21は、ガイド軸25との摺接方向以外への移動が確実に阻止できて、連繋部17が前後方向に安定して往復動できるように構成してある。
前記刃取付部18は、本体ケース1の外方(先端がわ)に突出するように形成されており、例えば、先端がわに穿設した取付孔22と係止孔23とによって、切断刃Bが互換装着可能となるように構成されている。尚、取付孔22は、連結用のボルトが挿通可能に形成され、係止孔23は、後述する切断刃Bの係止突部33が係止可能となるように形成されている。すなわち、刃取付部18は、切断刃Bが簡単に且つ確実に互換装着でき、しかも、その装着状態が安定的となるように構成されている。
前記ガイド軸25は、例えば、適宜金属材によって略丸軸状に形成され、その両端部分がモーターハウジング2に保持されるように構成しいある。しかも、前後方向に対して平行となるように配されており、摺動体15の連繋部17を前後方向にのみスムーズにガイドできるよう構成してある。
一方、前記切断刃Bは、例えば、適宜金属材(例えば、ステンレス材)や、適宜セラミック材や、適宜複合材や、その他腐食し難い適宜材料によって構成され、その基端がわが前記摺動体15の刃取付部18に装着される取付部30となり、その先端がわが刃部31となったものである。
そして、取付部30に穿設した取付孔32と、取付部30に突設せしめたダボ状の係止突部33と、ボルトと、刃固定金具35とによって、切断刃Bの取付部30を摺動体15の刃取付部18に互換可能に装着できるよう構成されている。すなわち、取付孔32は、連結用のボルトが挿通可能に形成され、係止突部33は、摺動体15の係止孔5に係止可能となるように形成されている。
更に、切断刃Bの刃部31は、その刃先が、切断刃Bの前進時に切断できるような鋸刃状に構成されている。すなわち、魚のエラの間から切断刃Bの切っ先を刺し込んで、魚の背骨(脊椎)を切断する際に、刃先が背骨(脊椎)に対して滑り難く、確実な切断が可能となるように構成してある。
また、切断刃Bの切っ先がわ外縁部分は、外縁に行くに従って厚みが漸次薄くなるように構成されている。すなわち、切断刃Bの切っ先部分を魚のエラから内部にスムーズに刺し込み易くなるように構成してある。
そして、切断刃Bの刃部31の刃先稜線部分は、切断刃Bの往復動方向に沿う見掛け上の中心線に対して、基端がわに行くに従って中心線から漸次離れるような傾斜状態に構成されている。すなわち、カッター本体Aを握持したままで動かさなくても、切断刃Bの前進動作だけによって魚の背骨(脊椎)を適宜深さにカット(切断)できるように構成してある。
尚、切断刃Bは、活き締めしようとする魚の種類や、大きさ等に応じて、その寸法や、形状や、刃先の形状や寸法等が異なるものを複数用意しておき、必要に応じてこれらを互換装着して使用できるように構成されている。
ところで、電動カッターの具体的構成、形状、寸法、材質、カッター本体Aの具体的構成、形状、寸法、材質、駆動手段A1の具体的構成、形状、寸法、配設位置、バッテリー収納部A2の具体的構成、形状、寸法、配設位置、本体ケース1の具体的構成、形状、寸法、材質、モーターハウジング2の具体的構成、形状、寸法、材質、作動ボタン3の具体的構成、形状、寸法、配設位置、モーター5の具体的構成、形状、寸法、駆動ギャ6の具体的構成、形状、寸法、材質、従動ギャ7の具体的構成、形状、寸法、材質、ベアリング8の具体的構成、形状、寸法、材質、配設位置、ピン9の具体的構成、形状、寸法、材質、配設位置、ローラ10の具体的構成、形状、寸法、材質、配設位置、回転板11の具体的構成、形状、寸法、材質、配設位置、ベアリング12の具体的構成、形状、寸法、材質、配設位置、摺動体15の具体的構成、形状、寸法、材質、配設位置、摺動軸部16の具体的構成、形状、寸法、材質、連繋部17の具体的構成、形状、寸法、材質、刃取付部18の具体的構成、形状、寸法、材質、長孔20の具体的構成、形状、寸法、配設位置、ガイド溝21の具体的構成、形状、寸法、配設位置、取付孔22の具体的構成、形状、寸法、配設位置、数、係止孔23の具体的構成、形状、寸法、配設位置、数、ガイド軸25の具体的構成、形状、寸法、材質、配設位置、ガイド筒26の具体的構成、形状、寸法、材質、配設位置、シール27の具体的構成、形状、寸法、材質、配設位置、数、取付部30の具体的構成、形状、寸法、材質、刃部31の具体的構成、形状、寸法、材質、取付孔32の具体的形状、寸法、配設位置、数、係止突部33の具体的構成、形状、寸法、配設位置、数、刃固定金具35の具体的構成、形状、寸法、材質等は、図示例等に限定されることなく適宜自由に設定、変更できるものである。
本発明の魚の活き締め用ワンタッチ電動カッターを例示する正面図である。 本発明の魚の活き締め用ワンタッチ電動カッターの駆動手段を例示する部分切欠正面図である。 本発明の魚の活き締め用ワンタッチ電動カッターの駆動手段を例示する概略分解斜視図である。
符号の説明
A カッター本体 B 切断刃
A1 駆動手段 A2 バッテリー収納部
1 本体ケース 2 モーターハウジング
3 作動ボタン
5 モーター 6 駆動ギャ
7 従動ギャ 8 ベアリング
9 ピン 10 ローラ
11 回転板 12 ベアリング
15 摺動体 16 摺動軸部
17 連繋部 18 刃取付部
20 長孔 21 ガイド溝
22 取付孔 23 係止孔
25 ガイド軸 26 ガイド筒
27 シール
30 取付部 31 刃部
32 取付孔 33 係止突部
35 刃固定金具

Claims (3)

  1. 魚を活き締めする際に使用される電動カッターであって、適宜駆動手段を内蔵すると共に、適宜バッテリー収納部を設けてなるカッター本体と、このカッター本体の先端部に設けた摺動体の刃取付部に互換可能に装着される切断刃とを備え、摺動体は、駆動手段に連繋されて前後方向に往復動可能となるように形成され、切断刃は、刃取付部に装着される取付部と、刃先が略鋸刃状となるような刃部とを有し、カッター本体に設けた作動ボタンによって、駆動手段が作動して、摺動体と共に切断刃が前後方向に往復動し、刃部で魚の背骨を切断できるようにした電動カッターに於いて、前記駆動手段は、モーターハウジングに回転自在に装着されると共に、モーターの回転力が伝達される従動ギャと、モーターハウジングに回転自在に装着されると共に、従動ギャに対向して所定間隔隔てた状態に配される回転板と、従動ギャと回転板にその両端部分が夫々固定されると共に、従動ギャと回転板の回転中心に対して偏移した位置に配されるピンと、このピンに外装されるローラとを備え、摺動体は、モーターハウジングに固定したガイド筒に摺動自在に保持される摺動軸部と、この摺動軸部の基端部分に連設されると共に、従動ギャと回転板の間に介装される連繋部と、摺動軸部の先端部分に連設される刃取付部とからなり、連繋部は、前後方向に対して直交するような長軸を有する長孔が穿設されると共に、その長軸方向両端部にガイド溝が夫々凹設され、更に、モーターハウジングに固定した一対の平行なガイド軸の間に連繋部が介装されると共に、一対のガイド軸をガイド溝が夫々摺接自在となるよう構成され、前記ピンのローラは、連繋部の長孔内周面を摺接可能となるよう形成され、モーターの回転によって、従動ギャと回転板が同期回転すると共に、ピン及びローラが移動し、このローラの移動によって摺動体が前後方向に往復動するように構成したことを特徴とする魚の活き締め用ワンタッチ電動カッター。
  2. 前記摺動体の摺動軸部の先端寄り部分と、モーターハウジングの先端部分との間に、複数のシールを介装したことを特徴とする請求項1記載の魚の活き締め用ワンタッチ電動カッター。
  3. 前記回転板は、その回転中心を含む線を境として、ローラが配されるがわより、その反対がわの部分の重量が大きくなるように構成したことを特徴とする請求項1または請求項2記載の魚の活き締め用ワンタッチ電動カッター。
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