JP2005117402A - 録画予約方法および録画予約装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】 録画開始/録画終了する特徴画面の指定を容易に行うことができ、また、既録画映像を利用して録画予約を簡易に行うことのできる録画予約装置および録画予約方法を提供する。
【解決手段】 視聴中の映像の番組情報に基づいて、録画予約する電子番組表データを取得し、予約番組情報として、予約情報記憶手段40に格納する番組情報取得手段20と、視聴中の映像から指定された録画開始映像および録画終了映像を設定し、予約映像情報として、予約情報記憶手段40に格納する予約映像入力手段30と、予約情報記憶手段40に格納された予約番組情報および予約映像情報を録画予約情報として、予約番組情報による録画予約処理時に、受信映像と予約映像情報との比較を行い、予約映像情報に設定された範囲の映像を録画する予約録画手段50とを備えた。
【選択図】 図1
【解決手段】 視聴中の映像の番組情報に基づいて、録画予約する電子番組表データを取得し、予約番組情報として、予約情報記憶手段40に格納する番組情報取得手段20と、視聴中の映像から指定された録画開始映像および録画終了映像を設定し、予約映像情報として、予約情報記憶手段40に格納する予約映像入力手段30と、予約情報記憶手段40に格納された予約番組情報および予約映像情報を録画予約情報として、予約番組情報による録画予約処理時に、受信映像と予約映像情報との比較を行い、予約映像情報に設定された範囲の映像を録画する予約録画手段50とを備えた。
【選択図】 図1
Description
本発明は、TV番組などの録画予約を行う、録画予約方法および録画予約装置に関し、特に、番組視聴時に録画予約を行う場合に有効な技術に関するものである。
旧来からあるVCRや、近年普及の兆しのあるDVD/HDDレコーダなどのTV番組録画装置には、EPG(電子番組表)により、番組予約を行う機能が搭載され、予め予約設定を行うことで、TV番組録画を自動的に行うことができる。
EPGで提供される番組情報は、番組の大枠の情報であり、番組内の特定の放送内容について細かな放送時間の情報は提供されていなかった。
また、EPGで提供される番組の放送時間は、災害情報が途中で挿入されたり、前の番組の延長などにより、録画予定の番組用に提供された時間情報が変わる可能性があった。
そこで、従来、録画予約した番組の開始時刻が遅れた場合でも、正しく録画することができるものとして、予め録画したい番組の特徴画像を特徴画像記憶手段に記憶し、テレビ画面と特徴画面を比較して、番組の開始を認識すると、録画装置に対して番組録画を開始させる制御信号を出力するTV番組録画予約システムがあった(例えば、特許文献1参照)。
特開2001−309293号公報
しかしながら、特許文献1に記載のTV番組録画予約システムは、特徴画面により番組の開始を認識しているが、特徴画面の取得方法については、考慮されていないという問題があった。
本発明の目的は、録画開始/録画終了する特徴画面の指定を容易に行うことができ、また、既録画映像を利用して録画予約を簡易に行うことのできる録画予約装置および録画予約方法を提供することにある。
本発明による録画予約方法は、TV放送の視聴中あるいは録画映像の視聴中に、その視聴中の映像の番組情報に基づいて、録画予約する電子番組表データを取得して、予約番組情報とし、視聴中の映像から指定された録画開始映像および録画終了映像を設定して、予約映像情報とし、予約番組情報および予約映像情報を録画予約情報として、予約番組情報による録画予約処理時に、予約映像情報に設定された範囲の映像を録画するために、受信映像と予約映像情報との比較を行うものである。
また、本発明による録画予約方法は、TV放送の視聴中あるいは録画映像の視聴中に、その視聴中の映像の番組情報に基づいて、録画予約する電子番組表データを取得して、予約番組情報とし、視聴中の映像の音声から指定された録画開始音声および録画終了音声を設定して、予約映像情報とし、予約番組情報および予約映像情報を録画予約情報として、予約番組情報による録画予約処理時に、予約映像情報に設定された範囲の映像を録画するために、受信映像の音声と予約映像情報との比較を行うものである。
また、本発明による録画予約装置は、TV放送の視聴中あるいは録画映像の視聴中に、その視聴中の映像の番組情報に基づいて、録画予約する電子番組表データを取得し、予約番組情報として、予約情報記憶手段に格納する番組情報取得手段と、視聴中の映像から指定された録画開始映像および録画終了映像を設定し、予約映像情報として、予約情報記憶手段に格納する予約映像入力手段と、予約情報記憶手段に格納された予約番組情報および予約映像情報を録画予約情報として、予約番組情報による録画予約処理時に、予約映像情報に設定された範囲の映像を録画するために、受信映像と予約映像情報との比較を行う予約録画手段とを備えたものである。
(1)本発明によれば、視聴中に録画予約する開始映像/終了映像を指定するので、容易に予約情報を設定でき、番組情報として提供される時間情報より細かな予約を行える。
(2)本発明によれば、録画予約情報に記録された開始時刻になると、受信した映像情報と録画予約情報に記録されている録画開始の映像情報や認識情報との比較を開始し、一致あるいは相関性が高いと判定したときに、受信した映像情報の録画を開始し、録画中には、受信した映像情報と録画予約情報に記録されている録画終了の映像情報や認識情報との比較を行い、一致あるいは相関性が高いと判定したときに、受信映像の録画を停止し、録画終了判定で、終了を検出できなかった場合には、予約情報に記録されている該番組の終了時刻まで録画を行うので、番組の放映時間の変更によっても、受信映像を判定して行うので、録画洩れがおきない。
(3)本発明によれば、録画判定条件を映像だけでなく、声や音にすることもでき、予約設定の自由度が増して使い勝手が向上する。
(4)本発明によれば、予約内容をEPGにより確認するので、予約管理が容易になる。
(5)本発明によれば、予約録画する番組の放送枠中のみ、録画装置が動作するので、装置の省電力を図れる。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。
(実施の形態1)
図1により、本発明の実施の形態1による録画予約装置の構成を説明する。図1は本発明の実施の形態1による録画予約装置の構成を示す構成図である。
図1により、本発明の実施の形態1による録画予約装置の構成を説明する。図1は本発明の実施の形態1による録画予約装置の構成を示す構成図である。
図1において、録画予約装置は、録画再生手段10、番組情報取得手段20、予約映像入力手段30、予約情報記憶手段40、予約録画手段50から構成されている。
録画再生手段10は、HDDなどの記憶装置に格納された録画映像ファイル60を再生し、その映像情報を表示すると共に、当該映像情報の番組情報(番組名、チャネル、番組ID、放映日時など)を出力する。
番組情報取得手段20は、視聴中に録画予約する時、当該番組の次回(次週)放送時間をEPG70により取得し、録画番組情報とする。
予約映像入力手段30は、録画開始/録画終了するフレーム・領域を指定するための手段であり、録画開始/録画終了は、この指定された映像フレームの特定領域の映像情報、あるいは、指定された映像情報の特徴情報と、受信した映像情報との比較により行われる。
予約情報記憶手段40は、番組情報取得手段20と予約映像入力手段30により決定された録画予約情報(時刻、映像)を、予約単位ごとに記憶する。
予約録画手段50は、予約情報記憶手段40に記憶された録画予約情報に基づき、録画を行い、HDDなどの記憶装置に録画映像ファイル60として格納する。
次に、本実施の形態の録画予約の動作について説明する。
まず、本実施の形態では、HDDなどの記録装置にMPEG2などによりエンコードされた映像が録画映像ファイル60として格納されている。
そして、ユーザの視聴ファイルの指定と視聴開始の指示により、録画再生手段10により、MPEG2などのデコードが行われ、表示装置などに映像情報として映像出力される。
このとき、録画映像ファイル60は、録画された映像の放送情報(EPGデータなど)が対応づけられており、録画再生手段10から視聴中の録画番組の番組情報(番組ID)が出力され、番組情報取得手段20により、視聴中の録画番組の番組情報(番組ID)をキーに本日以降の番組情報を取得し、予約番組情報として予約情報記憶手段40に記憶させる。
番組予約の可否は、EPGデータの番組名や番組コードが一致する番組を予約可能とする。あるいは、EPGデータの放送パターン(毎日、毎週、平日)などにより判別する。
そして、番組の特定のコーナーの録画予約を行うために、視聴中の番組の映像情報に対して、録画開始フレームと録画終了フレームの映像を予約映像入力手段30により特定し、予約映像情報として予約情報記憶手段40に記憶させる。
この、録画開始フレームと録画終了フレームの映像の特定は、例えば、録画予約する番組を視聴しながら、マウス操作などにより映像の特定領域(番組コーナーのタイトル名など)を指定して、録画開始および録画終了の映像指定を行う。
また、予約番組情報および予約映像情報は、録画予約する番組単位に記憶される。
なお、録画開始および録画終了の映像指定は、録画映像ファイル60の視聴中だけではなく、放送中の地上波あるは衛星波などの番組を視聴中に行うこともできる。
そして、予約情報記憶手段40に記憶された予約番組情報と予約映像情報を録画予約情報として、予約録画手段50に入力する。
そして、予約録画時には、予約録画手段50により、録画予約情報に格納されている番組の放映日時を参照し、当該日時になったときに、録画処理を開始し、映像フレーム単位に録画開始映像・録画終了映像が含まれているか、パターンマッチングを行い、含まれている場合に、開始・終了のタイミングを検出し、録画予約を行う。
このパターンマッチングは、予約設定で指定した領域位置を記憶し、この領域位置のみ比較判定することにより、フレーム映像の一部(タイトル部など)に対して行うようにしてもよい。また、領域位置に関係なく、指定されたフレーム映像の一部の特定領域が受信した映像フレーム内に含まれているかを比較判定してもよい。
また、マッチング判定は、特定領域の映像の比較を行う場合には、領域サイズが変わることがあり、映像の相関性や類似性により判定を行ってもよい。
また、特定領域の映像情報そのものでなく、特定領域の文字認識を行い、受信した映像フレームに認識結果の文字が含まれているか否かを、フレームごとに文字認識を行い比較判定してもよい。特に、番組タイトルをキーに録画開始を行えるので、映像認識より判定が正確になる。
このように、本実施の形態では、録画予約する番組の番組情報(番組名、チャネル、放映日時、番組IDなど)を視聴中の映像記録から取得し、この番組情報をもとにEPG70を検索して、録画予約する番組の番組情報を取得しており、番組の放映予定が確認できると共に、予約情報の入力が不要である。
また、指定された映像フレームの特定領域の映像情報、あるいは、指定された映像情報の特徴情報と、受信した映像情報との比較により、録画開始および録画終了を行うので、番組の放映時間の変更によっても、録画洩れがおきない。
(実施の形態2)
本実施の形態は、実施の形態1の録画予約装置の機能をDVD/HDDレコーダなどのデジタル映像録画装置に適用したものである。
本実施の形態は、実施の形態1の録画予約装置の機能をDVD/HDDレコーダなどのデジタル映像録画装置に適用したものである。
図2により本発明の実施の形態2による録画予約装置の機能を適用したデジタル映像録画装置の構成を説明する。図2は本発明の実施の形態2による録画予約装置の機能を適用したデジタル映像録画装置の構成を示す構成図である。
図2において、デジタル映像録画装置は、TVチューナ回路100、MPEGエンコーダ110、MPEGデコーダ120、表示制御部130、CPU140、キーボード(KB)やマウス(MS)などの入力部150、HDDなどの記憶装置160、DVD−RAMドライブ170、ネットワークコントローラ180から構成され、表示制御部130にはモニタ190が接続され、ネットワークコントローラ180はネットワーク200に接続され、デジタル映像録画装置を操作するためのリモコン210が備えられている。
本実施の形態のデジタル映像録画装置は、地上波あるいは衛星波の放送を受信するTVチューナ回路100をもち、放送番組を受信する。
また、受信された放送番組は、MPEGエンコーダ110により映像を圧縮しながら、表示制御部130を経由してモニタ190に出力され、ユーザに視聴される。
また、MPEGエンコーダ110によりエンコードされたエンコード映像は、一時的に記憶装置160やその他の記憶媒体のバッファに格納され、タイムシフト再生に利用されると共に、内蔵のHDDなどの記憶装置160内に録画情報として、例えば録画映像ファイル60などの形で格納される。
また、記憶装置160やDVD−RAMなどのメディアに格納されたエンコード映像は、MPEGデコーダ120により映像情報に伸張され、表示制御部130を介してモニタ190に出力され、タイムシフト再生では、記憶装置160に一時的に格納されたエンコード映像をMPEGデコーダ120で、伸張して表示制御部130を介してモニタ190に出力することにより行う。
また、放送番組は、上記の電波以外に、ケーブルTVやインターネット経由で配信される番組であってもよい。
また、視聴番組の操作や、再生映像の指定などは、キーボード/マウスなどの入力部150あるいはリモコン210により行い、また、再生映像の指定は、専用のメニュー画面やファイルエクスプローラなどにより行う。
また、CPU140は、実施の形態1の各手段を実行することができ、放送データの入力制御やエンコード/デコード制御や、表示制御部130を制御して、録画開始および録画終了の映像情報などの入力画面を表示し、入力部150やリモコン210により指定された予約情報などの入力処理を行っている。
また、EPG70のデータは、VBI(垂直帰線消去期間 Vertical Blanking Interval)あるいは、ネットワークコントローラ180により、インターネットなどのネットワーク200を経由して取得する。
DVD−RAMドライブ170は、記憶装置160の録画映像ファイル60などを外部記録メディアにバックアップあるいは出力することができる。
次に、図3により、本実施の形態の映像視聴画面の一例について説明する。図3は映像視聴画面の一例を示す図であり、図3の(a)は、TV放送視聴時の映像視聴画面の例、図3の(b)は、録画映像視聴時の映像視聴画面の例を示している。
映像視聴画面は、TV視聴画面300と録画映像視聴画面310と、視聴内容をコントロールする操作画面320と、EPGデータやファイル可能場所を表示する映像情報画面330とから構成される。
ワイド画面で、4:3の画面表示を行う場合には、タイル表示を行い、TV放送や録画映像の表示領域外の表示領域を有効に使うことができる。しかし、タイル表示に限定されたものではなく、ウィンド表示でもよいことはいうまでもない。
操作画面320には、チャネルボタン321と、早送りや巻き戻しを行うコントロールボタン322と、映像表示の内容を制御する、TV視聴ボタン323、録画映像の再生ボタン324、録画予約ボタン325がある。
上記TV視聴ボタン323を押下すると、チャネルボタン321の押下により指定されたチャネルのTVチューナ回路から入力された放送映像を表示する。このとき、映像情報画面330のEPG表示画面には、当該放送番組の番組情報(EPGデータ)を表示する。
上記再生ボタン324を押下すると、映像情報画面330のファイル格納場所リストで指定した録画映像を表示する。録画映像は、実施の形態1で説明したようにMPEG2などにより圧縮されているが、録画映像視聴画面310には、デコード映像が表示される。
上記録画予約ボタン325を押下すると、予約録画の録画開始映像/録画終了映像を指定できる。例えば、TV視聴画面300の映像を表示しているときに、録画予約ボタン325を押下すると、例えば、録画開始あるいは録画終了を設定するポップアップウィンドを開くようにする(図示せず)。
TV視聴中に録画予約を行った場合に、TV視聴画面300を実時間の表示に戻すには、実施の形態1で説明したタイムシフト機能により行う。
録画映像の視聴中では、再生中にTV視聴中と同様に録画予約ボタン325を押下して録画予約してもよいし、早送りや巻き戻しなどのコントロールボタン322により表示画面をコントロールして、予約録画の開始・終了映像を指定してもよい。
次に、図4により、録画開始映像/録画終了映像の指定方法の一例について説明する。図4は録画開始映像/録画終了映像の指定方法を説明するための説明図であり、図4の(a)は録画開始映像の指定の一例、図4の(b)は録画終了映像の指定の一例を示している。
録画開始映像/録画終了映像の指定方法としては、例えば、表示領域を複数の領域に分割し(図4では9分割)、録画開始画面(図4の(a))では、左上の番組のコーナータイトルを含む領域を指定する。また、録画終了画面(図4の(b))では、右下のコーナーの終了メッセージを含む領域を指定する。
このように、領域を指定することにより、後述する映像のパターンマッチングの処理量が低減する効果がある。また、ポインティング能力の低いリモコン210でも指定が可能となる。
図4に示した例では、9つの分割領域から、録画開始映像/録画終了映像を指定しているが、リモコン210などにより、任意の分割数を指定して、その分割領域から、録画開始映像/録画終了映像を指定するようにしてもよく、また、表示領域を複数の領域に分割せずに、直接マウスなどにより任意の領域を指定するようにしてもよい。
次に、図5〜図7により、本実施の形態の録画予約の動作について説明する。図5は映像認識による予約録画の録画開始映像/録画終了映像の指定の動作を示すフローチャート、図6は録画予約情報のデータ構成例を示す図、図7は録画予約後の録画処理の動作を示すフローチャートである。
まず、予約録画の録画開始映像/録画終了映像の指定の動作は、図5に示すように、まず、TVチューナ回路100によるTV放送の視聴や、HDDなどの記憶装置160に記憶された録画映像ファイル60を再生することによる録画番組の視聴が開始されると(S100)、録画予約指示があるかを判断する(S110)。
そして、S110で録画予約指示がないと判断されると、TV放送や録画番組の視聴中は録画予約指示があるかの判断を行う。
そして、S110で録画予約指示があると判断されると、視聴番組のEPGデータを取得する(S120)。
そして、入力部150やリモコン210などから録画開始映像の録画開始パターンを入力させ(S130)、パターン指定がOKかを判断し(S140)、S140でパターン指定がOKでないと判断されると、S130に戻る。
また、S140でパターン指定がOKと判断されれば、入力部150やリモコン210などから録画終了映像の録画終了パターンを入力させ(S150)、パターン指定がOKかを判断し(S160)、S160でパターン指定がOKでないと判断されると、S150に戻る。
また、S160でパターン指定がOKと判断されれば、録画予約情報をHDDなどの記憶装置160に格納し終了する。
なお、TV放送や録画番組の視聴中に複数の録画予約の指示があった場合は、S100からの処理が繰り返される。
なお、図5のフローチャートでは、録画開始パターンと、録画終了パターンを両方とも入力するようになっているが、どちらか一方の入力だけでもよく、その場合には、例えば、入力をキャンセルするなどの指示により、次の処理に移行することが可能である。
次に、録画予約情報のデータ構成例について説明する。
録画予約情報は、例えば図6に示すような構成になっており、録画予約する番組ごとに生成され、録画予約番組ごとに格納される。
また、録画予約情報は、EPG70から取得する予約番組情報(チャネル、放送日時、番組の放送開始時刻、番組の放送終了時刻、放送パターン)と、予約映像情報(予約開始映像の録画開始パターンおよび録画終了パターン)から構成される。
また、予約映像情報としては、図4で説明した方法で指定された映像情報を格納する。この予約映像情報は、指定領域の画像特徴を示す特徴情報を入力するようにしてもよい。
そして、録画動作時には、この録画予約情報を使用して、録画動作がコントロールされるようになっている。
また、録画予約後の録画処理の動作は、図7に示すように、まず、録画予約情報がHDDなどの記憶装置160に格納されているかを確認し、録画予約があるかを判断する(S200)。
そして、S200で録画予約がないと判断されると、録画予約が有るまでS200を繰り返し、S200で録画予約が有ると判断されると、録画予約の録画予約情報を参照し、録画予約情報に指定された予約番組の開始時刻かを判断する(S210)。
そして、S210で予約番組の放送時間でないと判断されるとS200に戻り、S210で予約番組の放送時間であると判断されると、指定チャンネルの録画処理を開始する(S220)。
ここで、S220での“録画処理開始”では、放送データの受信と受信映像のMPEGエンコーダを開始し、バッファリングする(タイムシフト処理)。
そして、録画処理が開始されると、受信している放送データの映像と録画予約情報に指定されている録画開始パターンのパターンマッチングを行い、録画開始パターンを検出する(S230)。
そして、S230で録画開始パターンを検出できなければ、S230に戻り、S230で録画開始パターンを検出できれば、録画を開始する(S240)。
ここで、S240での“録画開始”では、タイムシフト・バッファからMPEG映像を読み出し、内蔵のHDDなどの記憶装置160に録画番組ごとに記録(格納)する。
そして、受信している放送データの映像と録画予約情報に指定されている録画終了パターンのパターンマッチングを行い、録画終了パターンを検出する(S250)。
そして、S250で録画終了パターンを検出できなければ、S250に戻り、S250で録画終了パターンを検出できれば、録画を終了する(S260)。
ここで、S260での“録画終了”では、内蔵のHDDなどの記憶装置160への記録を終了し、録画映像ファイル60として、HDDなどの記憶装置160に格納する。
そして、S260で録画が終了すると、録画処理を終了して(S270)、S200に戻る。
ここで、S270での“録画処理終了”では、放送データの受信中止(チューナの動作停止)とMPEGエンコードの中止処理を行う。
なお、図7のフローチャートでは、録画開始パターンを検出した後に、録画終了パターンを検出して録画終了としているが、どちらか一方が検出されなかった場合でも、その後の処理が行われるようになっている。
例えば、録画開始パターンが検出されず、録画終了パターンだけが検出された場合には、録画処理開始から録画終了パターンまでを録画し、逆に録画開始パターンは検出され、録画終了パターンが検出されずに、予約番組の放送終了時刻になった場合には、録画開始から放送終了時刻までを録画する。
また、録画終了パターンが検出されなかった場合には、放送終了時刻から予め設定した時間だけ(例えば、10分や30分など)延長して録画することも可能である。
次に、図8により、録画処理で録画される範囲について説明する。
図8は録画予約で録画される範囲を説明するための説明図であり、図8の(a)は録画開始映像と録画終了映像のパターンマッチングが行われた場合の処理、図8の(b)は録画終了映像の終了パターンが未登録あるいは、終了パターンの一致検出ができなかった場合の処理、図8の(c)は録画開始映像の開始パターンが未登録あるいは、開始パターンの一致検出ができなかった場合の処理を示している。
図8において、図の横方向は、時刻経過を示している。録画予約情報に指定された番組の開始時刻、終了時刻と録画する録画開始映像パターンと録画終了映像パターンとTV放送は図8のような関係にあり、斜線部が設定した放送番組の録画するコーナーを示している。
また、録画処理は、映像のパターンマッチングの処理と内蔵HDDなどの記憶装置160への記録の処理に大別され、録画予約情報に応じて図8に示すような処理を行う。
まず、図8の(a)に示す例では、予約番組の開始時刻になると、録画処理を開始し、受信映像と録画予約情報の開始パターンのパターン比較を開始する。パターンが一致すると、映像情報の録画を開始し、受信映像と録画予約情報の終了パターンのパターン比較を開始する。終了パターンが一致すると、録画処理とパターン比較の処理を終了し、録画処理終了となる。
この動作による録画範囲としては、開始パターンから終了パターンまでの間が録画され、録画映像ファイル60として、HDDなどの記憶装置160に格納される。
また、図8の(b)に示す例では、処理開始と録画開始は、図8の(a)と同様に行うが、録画予約情報に指定された予約番組の終了時刻まで、録画処理を継続し、終了時刻になると、録画処理終了する。
この動作による録画範囲としては、開始パターンから予約番組の終了時刻までの間が録画され、録画映像ファイル60として、HDDなどの記憶装置160に格納される。
また、設定により、予約番組の終了時刻以降も所定時間録画する場合は、開始パターンから終了時刻以降で所定時間経過後までの間が録画され、録画映像ファイル60として、HDDなどの記憶装置160に格納される。
また、図8の(c)に示す例では、録画を開始パターンを検出できないため、録画終了パターンの検出時に、タイムシフトバッファに格納されている番組開始時刻から録画終了パターンまでの映像データを読み出して、録画処理終了する。
この動作による録画範囲としては、予約番組の開始時刻から終了パターンまでの間が録画され、録画映像ファイル60として、HDDなどの記憶装置160に格納される。
このように、本実施の形態では、録画予約する番組の番組情報(番組名、チャネル、放映日時、番組IDなど)を視聴中の映像記録から取得し、この番組情報をもとにEPG70を検索して、録画予約する番組の番組情報を取得しており、番組の放映予定が確認できると共に、予約情報の入力が不要である。
また、指定された映像フレームの特定領域の映像情報、あるいは、指定された映像情報の特徴情報と、受信した映像情報との比較により、録画開始および録画終了を行うので、番組の放映時間の変更によっても、録画洩れがおきない。
なお、実施の形態1、2では、録画開始映像と録画終了映像により、録画開始、録画終了を判断しているが、映像のマッチングを行わずに、番組の経過時間とEPGデータから録画開始時刻を計算し、予約情報としてもよい。
また、録画開始映像と録画終了映像のうち、特に、人物の認証により録画開始、録画終了を判断するようにしてもよい。
また、録画開始映像と録画終了映像の代わりに、音声や音楽(テーマソング)などを録画開始音声と録画終了音声として、録画開始/録画終了を指定するようにしてもよく、音声認識に特定される語彙を指定し、その語彙を認識することにより、録画開始/録画終了を指定するようにしてもよい。
また、映像と音声を組み合わせて、録画開始/録画終了を指定するようにしてもよい。
10…録画再生手段、20…番組情報取得手段、30…予約映像入力手段、40…予約情報記憶手段、50…予約録画手段、60…録画映像ファイル、70…EPG、100…TVチューナ回路、110…MPEGエンコーダ、120…MPEGデコーダ、130…表示制御部、140…CPU、150…入力部、160…記憶装置、170…DVD−RAMドライブ、180…ネットワークコントローラ、190…モニタ、200…ネットワーク、210…リモコン。
Claims (5)
- TV放送の視聴中あるいは録画映像の視聴中に、その視聴中の映像の番組情報に基づいて、録画予約する電子番組表データを取得して、予約番組情報とし、
前記視聴中の映像から指定された録画開始映像および録画終了映像を設定して、予約映像情報とし、
前記予約番組情報および前記予約映像情報を録画予約情報として、前記予約番組情報による録画予約処理時に、前記予約映像情報に設定された範囲の映像を録画するために、受信映像と前記予約映像情報との比較を行うことを特徴とする録画予約方法。 - 請求項1記載の録画予約方法において、
前記録画開始映像および前記録画終了映像は、前記視聴中の映像の一部の特定領域が指定された映像であることを特徴とする録画予約方法。 - TV放送の視聴中あるいは録画映像の視聴中に、その視聴中の映像の番組情報に基づいて、録画予約する電子番組表データを取得して、予約番組情報とし、
前記視聴中の映像の音声から指定された録画開始音声および録画終了音声を設定して、予約映像情報とし、
前記予約番組情報および前記予約映像情報を録画予約情報として、前記予約番組情報による録画予約処理時に、前記予約映像情報に設定された範囲の映像を録画するために、受信映像の音声と前記予約映像情報との比較を行うことを特徴とする録画予約方法。 - 請求項1、2または3記載の録画予約方法において、
前記受信映像または前記受信映像の音声と前記予約映像情報との比較を行う際、録画開始または録画終了を認識できなかったときは、前記予約番組情報の開始時刻または終了時刻の情報により、録画開始または録画終了を判断することを特徴とする録画予約方法。 - TV放送の視聴中あるいは録画映像の視聴中に、その視聴中の映像の番組情報に基づいて、録画予約する電子番組表データを取得し、予約番組情報として、予約情報記憶手段に格納する番組情報取得手段と、
前記視聴中の映像から指定された録画開始映像および録画終了映像を設定し、予約映像情報として、前記予約情報記憶手段に格納する予約映像入力手段と、
前記予約情報記憶手段に格納された前記予約番組情報および前記予約映像情報を録画予約情報として、前記予約番組情報による録画予約処理時に、前記予約映像情報に設定された範囲の映像を録画するために、受信映像と前記予約映像情報との比較を行う予約録画手段とを備えたことを特徴とする録画予約装置。
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JP (1) | JP2005117402A (ja) |
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2003
- 2003-10-08 JP JP2003349535A patent/JP2005117402A/ja active Pending
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