JP2005114287A - 換気設備 - Google Patents

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Abstract

【課題】 設備コスト及び運転コストが低く、かつ、省スペース化に有利な換気設備を提供する。
【解決手段】 導風用の筒体6Aと、この筒体6Aとの間を周囲に開放させた状態で筒体6Aの内部へ空気Aを吹き込むファン6Bとからなる誘引式送風装置6を用いた換気設備において、建屋SCの複数階に亘る縦姿勢の洞状空間5に誘引式送風装置6を、ファン6Bの上方に筒体6Aが位置して、それらファン6Bと筒体6Aとの間の誘引領域itに1又は複数の上層側の換気対象階1が臨み、かつ、ファン6Bの下方の吸引領域atに1又は複数の下層側の換気対象階1が臨む状態に配置してある。
【選択図】 図1

Description

本発明は、建屋における複数の換気対象階の換気を行う換気設備に関し、詳しくは、導風用の筒体と、この筒体との間を周囲に開放させた状態で筒体の内部へ空気を吹き込むファンとからなる誘引式送風装置を用いた換気設備に関する。
従来の換気設備としては、換気対象とする空間にファン104aとそのファン104aの吹出口104bの前方に設けられたベンチュリー管である筒体104bとからなる誘引式送風装置104(図11参照)を用いて換気対象の空間空気Aを移動させるものがあり、この誘引式送風装置104を用いて建屋における複数の換気対象階101の換気を行うには、複数の換気対象階101の各階において、図9に示すように複数箇所に誘引式送風装置104を配設し、換気対象階101の階内空気Aを換気対象階101に設けられた各階主排気ファン102へ向けて誘引式送風装置104により移動させ、その階内空気Aを各階主排気ファン102によって建屋の複数階に亘る縦姿勢の洞状空間103に強制的に排出して、各換気対象階101それぞれにおいて換気をしていた(例えば、特許文献1参照。)。
また、従来設備としては、図10に示すように、各階主排気ファン102を設けずに、各換気対象階101の階内空気Aをダクト等を通して、1つの大型の排気ファン102′で全換気対象階101の階内空気Aを系外へ排気する構成の設備もある。
なお、105,105′は各換気対象階101へ換気用の外気を取り入れる給気ファンである。
特開2000−28167
しかしながら、従来の換気設備であると、複数の換気対象階101の換気を行うのに、各換気対象階101に複数の誘引式送風装104置及び各階主排気ファン102と、各階主排気ファン102を設けるための機械室とを換気対象階毎に設けなければならず、設備コスト及び設備全体としての運転コストの高騰化、及び、機械室の設置による各換気対象階101におけるスペース的な面で問題があった。
また、各階主排気ファン102を設けずに、全換気対象階101の階内空気Aを各換気対象階101に接続されたダクト等を通して換気する大型の排気ファン102′を設けた構成のものでは、各階主排気ファン102を設けるための機械室の設置による各換気対象階101におけるスペース的な面の問題は解決されるが、全換気対象階101の階内空気Aを排気するための莫大な運転コストが大きな問題となっていた。
この実情に鑑み、本発明の主たる課題は、合理的な改良をもって上記問題を効果的に解消する点にある。
本発明の第1特徴構成は、
導風用の筒体と、この筒体との間を周囲に開放させた状態で筒体の内部へ空気を吹き込むファンとからなる誘引式送風装置を用いた換気設備において、
建屋の複数階に亘る縦姿勢の洞状空間に前記誘引式送風装置を、前記ファンの上方に前記筒体が位置して、それらファンと筒体との間の誘引領域に1又は複数の上層側の換気対象階が臨み、かつ、前記ファンの下方の吸引領域に1又は複数の下層側の換気対象階が臨む状態に配置してある点にある。
つまり、洞状空間に配置されたファンと筒体との間の誘引領域においてファンからの吐出空気が上層側の換気対象階の階内空気を誘引して排出し、ファン下方の吸引領域においてファンの吸引力により下層側の換気対象階の階内空気が吸引され排出されるので、従来の換気設備のように各換気対象階から階内空気を排出するための各階主排気ファンを各換気対象階に設ける必要がなく、よって、設備コスト及び換気設備全体としての運転コストが低廉化されるとともに省エネの面でも良好な換気設備にすることができる。そして、各階主排気ファンを設置するための機械室も不要となることから、換気対象階における換気設備の省スペース化の面において有利となり、換気対象階における有効利用面積を拡大することができる。
また、全換気対象階の階内空気の排気を行う大型の排気ファンを設けた構成の従来設備であると、全換気対象階の階内空気を吸引して排出するのに、排気ファンが大きな運転動力を必要とし、よって、排気ファンの運転コストが莫大に高騰化してしまうが、導風用の筒体とこの筒体との間を周囲に開放させた状態で筒体の内部へ空気を吹き込むファンとからなる誘引式送風装置を用いるこの構成の設備であれば、ファンと筒体との間の誘引領域に臨む換気対象階の階内空気がファンからの吐出空気により誘引されて、吐出空気と共に筒体を通じて排出されるので、従来の設備に比べてファンの運転動力(換言すれば、ファンによる吸引・吐出空気量)を上げることなく、全体として排出される排気風量を増大することができる。
また、逆に言えば、ファンからの吐出空気により誘引領域に臨む換気対象階の階内空気が誘引されて吐出空気と共に筒体を通じて排出されるため、従来設備における全体としての排気風量と同量の排気風量を確保するのに、誘引空気の分だけファンによる吸引・吐出空気量は少なくて済むので、従来設備に比べてファンの運転動力を小さくすることができる。
要するに、この構成であれば、従来設備に比べて排気効率の面や省エネの面で優れた換気設備にすることができ、換気設備全体としての運転コストを大幅に低廉化することができる。
本発明の第2特徴構成は、第1特徴構成の実施において好適な構成であり、その特徴は、
前記洞状空間に複数の前記誘引式送風装置を、それら誘引式送風装置における前記筒体どうしが近接して並列に配置され、かつ、それら誘引式送風装置における前記ファンどうしが前記筒体の並列配置に対応して並列に位置する状態に、集束的に並列配置してある点にある。
つまり、この構成であれば、誘引式送風装置の並列配置の形態を洞状空間の形状(特に、平面視形状)に応じて適当に選択することで、洞状空間を最大限に有効に利用した状態で複数の誘引式送風装置を効率的に配置することができて、省スペース化を効果的に達成しながら大きな排気能力を確保することができ、これによって、誘引式送風装置による換気対象階の階内空気を一層効率的に排出することができる。
本発明の第3特徴構成は、第2特徴構成の実施において好適な構成であり、その特徴は、
前記筒体の並列配置群における空気入口側の箇所に、各筒体への空気吹き込み経路どうしの間に位置して各筒体への吹き込み気流どうしの相互干渉を抑止する仕切部材を設けてある点にある。
つまり、この構成であれば、並列配置している各誘引式送風装置におけるファンから筒体への吹き込み気流が、仕切部材により相互干渉しない状態で各筒体へ吹き込まれるので、仕切部材を設けない構成に比べ、ファンから筒体への吹き込み気流を誘引効率の良い整流状態の螺旋形状に維持することができるので、誘引式送風装置の誘引領域に臨む上層側の換気対象階の階内空気を効率よく誘引して排出することができる。
本発明の第4特徴構成は、第1〜第3特徴構成のいずれか1つの特徴構成の実施において好適な構成であり、その特徴は、
前記洞状空間が、前記建屋の複数階に亘らせる縦管の配管スペースを兼ねる空間である点にある。
つまり、この構成であれば、洞状空間を縦管の配管スペースと兼用することで、建屋における換気設備の更なる省スペース化を図り、全体として各換気対象階の有効利用面積を拡大することができる。
本発明の第5特徴構成は、第1〜第4特徴構成のいずれか1つの特徴構成の実施において好適な構成であり、その特徴は、
前記換気対象階に、その換気対象階が臨む前記誘引領域又は前記吸引領域への階内空気の移動を補助する補助送風装置を設けてある点にある。
つまり、この構成であれば、換気対象階がその構造上、給気側から排気側へ直線状に階内空気が流れるような構造でなくても、補助送風装置が換気対象階の階内空気をその換気対象階が臨む誘引領域又は吸引領域に誘導して所望の階内空気の流れを形成するので、効率よく換気対象階の換気をすることができる。
本発明の第6特徴構成は、第1〜第5特徴構成のいずれか1つの特徴構成の実施において好適な構成であり、その特徴は、
駐車場としてある前記換気対象階へ車両を導く入口側の走行路を塔状又はトンネル状の走行路空間に設け、
駐車場としてある前記換気対象階において前記入口側走行路からの車両入口を、前記洞状空間とは反対側に配置してある点にある。
つまり、この構造であれば、駐車場としてある換気対象階において給気源である入口側走行路からの車両入口を、ファンと筒体とからなる誘引式送風装置を配設した洞状空間とは反対側に配置してあるので、給気源である入口側走行路からの車両入口から換気対象階が臨む誘引領域又は吸引領域にかけての階内空気の流れを形成し、駐車場としてある換気対象階を効果的に換気することができる。
そして、駐車場としてある換気対象階への入口側走行路を車両が走行することにより、車両が入口側走行路の走行路空間の空間空気を押し進める搬送効果が得られ、これにより換気対象階に走行路空間を通じて空気が効率的に供給されるので、誘引式送風装置による排気を促進して換気効率を高めることができる。また、そのことで、従来、換気用の給気ファンを要していた場合でも各換気対象階に配設した大型の給気ファンを小型化ないし不要化することができ、これに伴い大型の給気ファンを設置するための機械室も不要となることから、設備コスト及び換気設備全体としての運転コストが低廉化されるとともに省エネの面でも良好な換気設備にすることができ、換気対象階における換気設備の省スペース化の面においても有利となって、換気対象階における有効利用面積をより一層拡大することができる。
本発明の第7特徴構成は、第6特徴構成の実施において好適な構成であり、その特徴は、
駐車場としてある前記換気対象階と前記入口側走行路の進入口との間の階層に設けられている別換気系統施設からの排出空気を、前記車両入口と前記進入口との間における前記走行路空間へ排出する構成にしてある点にある。
つまり、この構成であれば、別換気系統施設からの排出空気を、駐車場としてある換気対象階の給気源である車両入口と進入口との間における入口側走行路に排出することで、入口側走行路を通じて別換気系統施設の排気を駐車場としてある換気対象階への給気にすることができるので、駐車場としてある換気対象階に給気ファンを設ける必要がなくなり、よって、給気ファンを設けるための機械室も不要となることから、省スペース化を図ることができると共に給気ファンにおける設備コストも低廉化でき、更に、別換気系統施設も含めた建屋全体として換気がスムーズで効率的に行うことができることから、換気に要する運転コストが低廉化されるとともに省エネの面でも良好なものにすることができる。
そして、入口側走行路上に走行車両がなく、車両による走行路空間の空間空気の搬送効果が期待できない時であっても、別換気系統施設から駐車場としてある換気対象階が臨む誘引領域又は吸引領域へ流れる空気の流れを形成することができ、更に車両による空間空気の搬送効果と相俟った状態においては、駐車場としてある換気対象階を非常にスムーズに換気することができる。
また、別換気系統施設からの排気が電気室の発熱処理等により高温状態で、かつ、駐車場としてある換気対象階を別換気系統施設よりも上層階に設けてある場合は、別換気系統施設からの排気にドラフト力が作用するので、別換気系統施設から駐車場としてある換気対象階が臨む誘引領域又は吸引領域にかけての空気の流れを一層スムーズなものにすることができる。
〔第1実施形態〕
図1〜図5は本発明の第1実施形態である換気設備を配設した建屋である大型の商業施設SCを示し、1は駐車場Pとしてある換気対象階、2は別換気系統施設である店舗フロア、3は車両Vを換気対象階1へ導く入口側の走行路、4は車両Vを施設外へ導く出口側の走行路であり、それら入口側走行路3と出口側走行路4は塔状の走行路空間3T,4Tを非交差の状態で螺旋状に形成されている。
駐車場Pは、図1に示すように9階から屋上(13階)に亘る上層階に設けられ、それら駐車場Pとしてある階層のうち換気不要の屋上以外の階層(すなわち、9階から12階)を換気対象階1としてある。
そして、駐車場Pとしてある9階から屋上に亘る縦姿勢で吹き抜けの洞状空間である縦管用の配管スペースを兼ねる排気風路5を形成し、その排気風路5には、図1及び図4が示すように、円筒状の導風用筒体6Aと、この筒体6Aとの間を周囲に開放させた状態で筒体6Aの内部へ換気対象階1の階内空気Aを吹き込むファン6Bとからなる誘引式送風装置6が設けられている。
誘引式送風装置6は、図2及び図4に示すように、筒体6Aどうしが近接して並列に配置され、かつ、ファン6Bどうしが筒体6Aの並列配置に対応して並列に位置する状態に、集束的に並列配置してある5機を1セットとして排気風路5の2箇所に設けられていて、図1に示すように、誘引式送風装置6の筒体6Aはその上端が屋上に突出し、かつ、その下端が12階の上方に位置するように配置されているとともに、ファン6Bは10階と11階との間に位置するように配置されている。
排気風路5において、筒体6Aの並列配置群における空気入口側の箇所には、各ファン6Bから各筒体6Aへの空気吹き込み経路7どうしの間に位置して各筒体6Aへの吹き込み気流Aどうしの相互干渉を抑止する仕切部材7Aが各筒体6Aを区画する形態で設けられていて、ファン6Bから吹き出される気流Aがその形状を乱すことなく整流状態の螺旋形状を維持することができるので、筒体6Aへ吹き込まれる気流Aによる誘引効率を高いものに維持することができる。
そして、排気風路5において、誘引式送風装置6におけるファン6Bの吸い込み口よりも下方の領域を吸引領域ATとし、筒体6Aとファン6Bの吹き出し口との間を周囲に開放させた領域を誘引領域ITとするとともに、駐車場Pとしてある換気対象階1のうち吸引領域ATに臨む下層側の9階と10階とを吸引換気対象階1Aとし、駐車場Pとしてある換気対象階1のうち誘引領域ITに臨む上層側の11階と12階とを誘引換気対象階1Bとしてある。
すなわち、駐車場Pのうち9階及び10階の階内空気Aはファン6Bの吸引により排出され、11階及び12階の階内空気Aはファン6Bから筒体6Aへ吹き込まれる吹き込み気流A(すなわち、9階及び10階からの排気A)により誘引されて9階及び10階からの排気Aと共に筒体6Aの上端から系外(屋上)へ排出される構成になっている。
換気対象階1の駐車場Pに対する給気は、誘引式送風装置6が設けられている排気風路5とは反対側に設けられている外気OAを自然導入させる洞状空間である外気用給気風路8と入口側走行路3の入口側走行路空間3Tと出口側走行路4の出口側走行路空間4Tとから供給される。
そして、外気用給気風路8及び出口側走行路空間4Tからは換気対象階1へ自然給気されるのに対し、入口側走行路空間3Tから換気対象階1への給気は、車両Vが入口側走行路3を走行することにより、入口側走行路空間3Tの空間空気Aを押し進む搬送効果が奏され、これにより入口側走行路空間3Tの空間空気Aを駐車場Pの車両入口viから強制的に換気対象階1である駐車場Pに供給することになる。
換気対象階1である9階から12階までの駐車場Pには、その階内空気Aを外気用給気風路8及び走行路3,4が配設されている側(すなわち、給気側)から誘引式送風装置6が配設されている排気風路5に誘導して移動させる補助送風装置9が、各換気対象階1の天井の複数箇所に設けられていて、給気側から進入してきた空気Aを効率よく排気側に送風している。
駐車場Pとしてある換気対象階1の下層階にある別換気系統施設である店舗フロア2における換気を説明する。
図3に示すように、各店舗フロア2には、受電設備10及び電気室内ファン11を備えた電気室12と、店舗フロア2の換気を行う換気設備13を備えた機械室14とが設けられていて、各店舗フロア2の換気における給気は、主として屋上から最下階の店舗フロア2に亘る洞状の吹き抜け構造になっている店舗フロア用給気風路15から各店舗フロア2に設けられた換気設備13より給気されるように構成になっている。
店舗営業時(昼間)における店舗フロア2は、機械室14内に設けられた給気ファン13Aと排気ファン13Bと全熱交換器13Cとからなる換気設備13によって換気され、給気ファン13Aにより店舗フロア用給気風路15から取り入れ店舗Sに対して給気する外気OAと、排気ファン13Bにより店舗Sから排出される排出空気EXとを全熱交換器13Cにおいて全熱交換させて外気OAを加熱(暖房期)又は冷却(冷房期)した供給空気SAを店舗Sに供給し、そして、換気設備13を通過した空気Aは、電気室12を経由して入口側走行路空間3Tに排出される第1経路16Aと、機械室14内を経由して出口側走行路空間4Tに排出される第2経路16Bとに分岐されて排出される構成になっている。
第1経路16Aに分岐して電気室12に送られた空気Aは、電気室12の室内空気Aを入口側走行路空間3Tに押し出す形態で電気室12を換気し、受電設備10の発熱による電気室12の室内温度の上昇を効果的に抑制する。
そして、電気室12から入口側走行路空間3Tに排出された空気Aは、入口側走行路空間3Tの換気及び換気対象階1である上層階の駐車場Pの換気における給気源であり、電気室12から排出される高温の空気Aにより入口側走行路空間3T内に作用する大きなドラフト力と、入口側走行路進入口3aから入口側走行路3を走行して上層階の駐車場Pに向かう車両Vにより入口側走行路空間3Tの空間空気Aを押し進める搬送効果とにより、強制的に入口側走行路空間3Tの空間空気Aを駐車場Pへ排出して換気するとともに、駐車場Pへ空気Aを供給する構成になっている。
第2経路16Bに分岐して機械室14に送られた空気Aは、機械室14の室内空気Aを押し出す形態で機械室14を換気するとともに、機械室14から出口側走行路空間4Tに排出された空気Aは、換気対象階1である上層階の駐車場Pの換気における給気源にもなり、また、出口側走行路4を走行して出口側走行路退出口4aに向かう車両Vによって出口側走行路空間4Tの空間空気Aが押し進められる搬送効果により、強制的に出口側走行路空間4Tの空間空気Aを出口側走行路退出口4aから排出して出口側走行路空間4Tを換気する。
なお、店舗Sの空調設備及び機械室14内に設けられた換気設備13(給気ファン13A、排気ファン13B及び換気設備13)が停止している夜間における電気室12の換気は、電気室12内に設けられている電気室内ファン11により店舗フロア用給気風路15から外気OAを電気室12に取り入れて換気するようにしている。
〔第2実施形態〕
図4〜図8は本発明の第2実施形態である換気設備を配設した建屋である大型の商業施設SCを示し、1は駐車場Pとしてある換気対象階、2は別換気系統施設である店舗フロア、3は車両Vを換気対象階1へ導く入口側の走行路、4は車両Vを施設外へ導く出口側の走行路であり、それら入口側走行路3と出口側走行路4は塔状の走行路空間3T,4Tを非交差の状態で螺旋状に形成されている。
換気対象階1としてある駐車場Pは、図6に示すように地下3階から地下5階に亘って設けられていて、地上から地下5階に亘る縦姿勢で吹き抜けの洞状空間である縦管用の配管スペースを兼ねる排気風路5を形成し、その排気風路5には、図4及び図6が示すように、円筒状の導風用筒体6Aと、この筒体6Aとの間を周囲に開放させた状態で筒体6Aの内部へ換気対象階1の階内空気Aを吹き込むファン6Bとからなる誘引式送風装置6が設けられている。
誘引式送風装置6は、図4及び図7に示すように、筒体6Aどうしが近接して並列に配置され、かつ、ファン6Bどうしが筒体6Aの並列配置に対応して並列に位置する状態に、集束的に並列配置してある5機を1セットとして排気風路5の2箇所に設けられていて、図6に示すように、誘引式送風装置6の筒体6Aは、その上端が地上に突出し、かつ、その下端が地下3階の上方に位置するように配置されているとともに、ファン6Bは、地下4階と地下5階との間に位置するように配置されている。
排気風路5において、筒体6Aの並列配置群における空気入口側の箇所には、各ファン6Bから各筒体6Aへの空気吹き込み経路7どうしの間に位置して各筒体6Aへの吹き込み気流Aどうしの相互干渉を抑止する仕切部材7Aが各筒体6Aを区画する形態で設けられていて、ファン6Bから吹き出される気流Aがその形状を乱すことなく整流状態の螺旋形状を維持することができるので、筒体6Aへ吹き込まれる気流Aによる誘引効率を高いものに維持することができる。
そして、排気風路5において、誘引式送風装置6におけるファン6Bの吸い込み口よりも下方の領域を吸引領域ATとし、筒体6Aとファン6Bとの間を周囲に開放させた領域を誘引領域ITとするとともに、駐車場Pとしてある換気対象階1のうち吸引領域ATに臨む下層側の地下5階を吸引換気対象階1Aとし、駐車場Pとしてある換気対象階1のうち誘引領域ITに臨む上層側の地下3階と地下4階とを誘引換気対象階1Bとしてある。
すなわち、駐車場Pのうち地下5階の階内空気Aはファン6Bの吸引により排出され、地下3階及び地下4階の階内空気Aはファン6Bから筒体6Aへ吹き込まれる吹き込み気流A(すなわち、地下5階からの排気A)により誘引されて地下5階からの排気Aと共に筒体6Aの上端から系外(地上)へ排出される構成になっている。
換気対象階1の駐車場Pに対する給気は、誘引式送風装置6が設けられている排気風路5とは反対側に設けられている入口側走行路3の入口側走行路空間3Tと出口側走行路4の出口側走行路空間4Tとから供給される。
そして、出口側走行路空間4Tからは換気対象階1へ自然給気されるのに対し、入口側走行路空間3Tから換気対象階1に対する給気は、車両Vが入口側走行路3を走行することにより、走行路空間3Tの空間空気Aを押し進むという搬送効果が奏され、この搬送効果により走行路空間3Tの空間空気Aを強制的に換気対象階1である駐車場Pに供給することになる。
換気対象階1である地下3階から地下5階までの駐車場Pには、その階内空気Aを走行路3,4が配設されている側(すなわち、給気側)から誘引式送風装置6が配設されている排気風路5に誘導して移動させる補助送風装置9が、各換気対象階1の天井の複数箇所に設けられていて、給気側から進入してきた空気Aを効率よく排気側に送風している。
駐車場Pとしてある換気対象階1の上層階にある別換気系統施設である店舗フロア2における換気を説明する。
図8に示すように、各店舗フロア2には、受電設備10及び電気室内ファン11を備えた電気室12と、店舗フロア2の換気を行う換気設備13を備えた機械室14とが設けられていて、各店舗フロア2の換気における給気は、屋上から地下2階の店舗フロア2に亘る洞状の吹き抜け構造になっている店舗フロア用給気風路15から各店舗フロア2に設けられた換気設備13により給気され、これに対して排気は、1階を除く地上階の店舗フロア2については屋上から2階の店舗フロア2に亘る洞状の吹き抜け構造になっている店舗フロア用排気風路17に排気し、地下1階及び地下2階の店舗フロア2については入口側走行路空間3T及び出口側走行路空間4Tに排気する構成になっている。
店舗営業時(昼間)における1階を除く地上階の店舗フロア2は、機械室14内に設けられた給気ファン13Aと排気ファン13Bと全熱交換器13Cとからなる換気設備13によって換気され、給気ファン13Aにより店舗フロア用給気風路15から取り入れ店舗Sに対して給気する外気OAと、排気ファン13Bにより店舗Sから排出される排出空気EXとを全熱交換器13Cにおいて全熱交換させて外気OAを加熱(暖房期)又は冷却(冷房期)した供給空気SAを店舗Sに供給し、そして、換気設備13を通過した空気Aは、電気室12を経由して店舗フロア用排気風路17に排出される第1経路16Aを通過する構成になっている。
そして、店舗営業時(昼間)における1階及び地下階の店舗フロア2の換気は、機械室14内に設けられた給気ファン13Aと排気ファン13Bと全熱交換器13Cとからなる換気設備13によって、給気ファン13Aにより店舗フロア用給気風路15から取り入れ店舗Sに対して給気する外気OAと、排気ファン13Bにより店舗Sから排出される空気Aとを全熱交換器13Cにおいて全熱交換させることで、外気OAを加熱又は冷却して店舗Sに供給し、そして、換気設備13を通過した空気Aは、電気室12を経由して出口側走行路空間4Tに排出される第1経路16Aと、機械室14内を経由して入口側走行路空間3Tに排出される第2経路16Bとに分岐されて排出される構成になっている。
第1経路16Aに分岐して電気室12に送られた空気Aは、電気室12の室内空気Aを出口側走行路空間4Tに押し出す形態で電気室12を換気し、受電設備10の発熱による電気室12の室内温度の上昇を効果的に抑制する。
地下階の店舗フロア2において、機械室14から入口側走行路空間3Tに排出される空気Aは、入口側走行路空間3Tの換気及び換気対象階1である下層階の駐車場Pの換気における給気源であり、入口側走行路進入口3aから入口側走行路3を走行して下層階の駐車場Pに向かう車両Vにより入口側走行路空間3Tの空間空気Aを押し進める搬送効果により、強制的に入口側走行路空間3Tを換気するとともに駐車場Pへ空気Aを供給する構成になっている。
また、電気室12から排出される高温の空気Aは、その高温空気Aによって出口側走行路空間4T内に作用する大きなドラフト力と、出口側走行路4を走行して出口側走行路退出口4aに向かう車両Vによって出口側走行路空間4Tの空間空気Aが押し進められる搬送効果とにより、強制的に出口側走行路空間4Tを換気する構成になっている。
そして、店舗Sの空調設備及び機械室14内に設けられた換気設備13(給気ファン13A、排気ファン13B及び換気設備13)を停止している夜間における電気室12の換気は、電気室12内に設けられている電気室内ファン11により店舗フロア用給気風路15から外気OAを電気室12に取り入れて換気するようにしている。
〔別実施形態〕
次に別実施形態を列記する。
上述の実施形態では、建屋を大型の商業施設SCにし、その商業施設SCにおける換気対象階1をその上層階又は地下階に設けた駐車場Pとしたが、換気対象階1としては駐車場Pに限るものではなく、また、建屋としても商業施設SCに限るものではなく、運動施設や駐車場P等の換気を必要とする建屋であってもよい。
また、誘引式送風装置6による換気対象階1において、誘引換気対象階の数及び吸引換気対象階の数についても、上述の実施形態において示したものに限るものではない。
すなわち、換気対象階1としての駐車場Pのフロア数は、第1実施形態における9階から12階までの4フロア、第2実施形態における地下3階から地下5階までの3フロアに限るものではない。
上述の実施形態では、換気対象階1としてある駐車場Pにおける給気について、駐車場Pへ向かって入口側走行路3を走行する車両Vによる入口走行路空間3Tの空間空気Aの搬送効果をもって駐車場Pへ給気し、給気ファンを設けていなかったが、駐車場Pへ空気Aを強制的に給気する給気ファンを排気風路5とは反対側の位置に設ける構成にしてもよい。
上述した実施形態では、集束的に並列配置した5機の誘引式送風装置6を1セットとして排気風路5の2箇所に設けたが、排気風路5における設置箇所数はこれに限るものではなく、また、1セットにおける誘引式送風装置6の数もこれに限るものではない。
上述の第2実施形態については、店舗フロア2の換気のための排気風路5に誘引式送風装置6を配設する構成にしてもよい。
その場合、誘引式送風装置6を図9に示すように、排気風路方向(縦方向)に沿って連鎖的に配設してもよい。
本発明の第1実施形態の建屋における上層階(換気対象階)の換気構造図 換気対象階としてある駐車場の平面図 建屋の下層階(店舗フロア)の換気構造図 誘引式送風装置を示す斜視図 本発明の第2実施形態の建屋における下層階(換気対象階)の換気構造図 換気対象階としてある駐車場の平面図 建屋の上層階(店舗フロア)の換気構造図 別実施形態における建屋の上層階(店舗フロア)の換気構造図 従来の換気設備による換気対象階の換気構造図 従来の換気設備による換気対象階の換気構造図 従来の換気設備に使用される誘引式送風装置を示す斜視図
符号の説明
1 換気対象階
2 別換気系統施設
3 入口側走行路
3a 進入口
3T 走行路空間
4 走行路
5 洞状空間
6 誘引式送風装置
6A 筒体
6B ファン
7 空気吹き込み経路
7A 仕切部材
9 補助送風装置
A 空気、吹き込み気流、階内空気、
at 吸引領域
it 誘引領域
P 駐車場
SC 建屋
V 車両
vi 車両入口

Claims (7)

  1. 導風用の筒体と、この筒体との間を周囲に開放させた状態で筒体の内部へ空気を吹き込むファンとからなる誘引式送風装置を用いた換気設備であって、
    建屋の複数階に亘る縦姿勢の洞状空間に前記誘引式送風装置を、前記ファンの上方に前記筒体が位置して、それらファンと筒体との間の誘引領域に1又は複数の上層側の換気対象階が臨み、かつ、前記ファンの下方の吸引領域に1又は複数の下層側の換気対象階が臨む状態に配置してある換気設備。
  2. 前記洞状空間に複数の前記誘引式送風装置を、それら誘引式送風装置における前記筒体どうしが近接して並列に配置され、かつ、それら誘引式送風装置における前記ファンどうしが前記筒体の並列配置に対応して並列に位置する状態に、集束的に並列配置してある請求項1記載の換気設備。
  3. 前記筒体の並列配置群における空気入口側の箇所に、各筒体への空気吹き込み経路どうしの間に位置して各筒体への吹き込み気流どうしの相互干渉を抑止する仕切部材を設けてある請求項2記載の換気設備。
  4. 前記洞状空間が、前記建屋の複数階に亘らせる縦管の配管スペースを兼ねる空間である請求項1〜3のいずれか1項に記載の換気設備。
  5. 前記換気対象階に、その換気対象階が臨む前記誘引領域又は前記吸引領域への階内空気の移動を補助する補助送風装置を設けてある請求項1〜4のいずれか1項に記載の換気設備。
  6. 駐車場としてある前記換気対象階へ車両を導く入口側の走行路を塔状又はトンネル状の走行路空間に設け、
    駐車場としてある前記換気対象階において前記入口側走行路からの車両入口を、前記洞状空間とは反対側に配置してある請求項1〜5のいずれか1項に記載の換気設備。
  7. 駐車場としてある前記換気対象階と前記入口側走行路の進入口との間の階層に設けられている別換気系統施設からの排出空気を、前記車両入口と前記進入口との間における前記走行路空間へ排出する構成にしてある請求項6記載の換気設備。

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