JP2005114010A - 動力伝達装置における安全クラッチ機構 - Google Patents

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Abstract

【課題】 主動側から従動側への動力伝達に際して、従動側に所定以上の負荷が掛かったときに従動側への動力伝達を遮断するようにした安全クラッチ機構において、その耐久性の向上と、動力伝達を遮断するときにおけるトルク値を安定にする。
【解決手段】 主動側のクラッチ体12と、従動側のボール保持体16とを向かい合わせにして配設し、前記ボール保持体には、ボール18を、自在に回転し且つ前記クラッチ体に対して自在に前後動するように保持して設ける一方、前記クラッチ体の端面12aに、前記ボールが嵌まり係合する凹所19を設け、更に、前記ボール保持体に、前記ボールのうち前記凹所と反対側に接当するボール押さえ体20を前記クラッチ体に対して自在に前後動するように備え、前記ボールを、ばね22にて、前記ボール押さえ体を介して前記凹所内に向かって押圧付勢する。
【選択図】 図3

Description

本発明は、例えば、田植機において、圃場に対して苗の植えつけを行うために圃場面との間を往復する従動側の苗植付け機構を、主動側のエンジンからの動力伝達にて駆動する動力伝達装置において、従動側に所定以上の負荷が掛かったときに、主動側から前記従動側への動力伝達を自動的に遮断するようにした安全クラッチ機構に関するものである。
一般に、田植機において、苗植付け機構は、圃場面との間を往復動することによって、苗の植えつけを行う場合に、この苗植付け機構における植えつけ爪が圃場面に差し込まれる。このとき、前記植えつけ爪が圃場における石等の硬いものに突き当たったとき、前記苗植付け機構には大きな負荷が掛かって、破損に至ることになる。
そこで、従来は、主動側であるエンジンから従動側である苗植付け機構への動力伝達装置の途中に、従動側に所定以上の負荷が掛かったときに主動側からの動力伝達を自動的に遮断する安全クラッチ機構を設けて、前記苗植付け機構の破損を回避するようにしている。
この場合、従来における安全クラッチ機構は、例えば、特許文献1等に記載されているように、主動側のクラッチ爪体と従動側のクラッチ爪体とが噛合する状態をクラッチばねによる押圧付勢にて保持して、従動側に所定以上の負荷が掛かったとき前記両クラッチ爪体のうち一方のクラッチ爪体が前記クラッチばねに抗して他方のクラッチ爪体から離れるように摺動して、その他方のクラッチ爪体に対する噛合が外れることにより、動力の伝達を遮断するという構成にしていた。
特開2002−310184号公報
しかし、従来における安全クラッチ機構は、前記した構成であることにより、動力伝達が遮断した状態で、主動側のクラッチ爪体と従動側のクラッチ爪体とが噛合が外れたり噛合したすることを繰り返すように互いに激しく擦り合うことにより、磨耗が大きく、且つ、衝撃が大きいから、耐久性が低いばかりか、可成り大きな騒音が発生するという問題があった。
しかも、従来における安全クラッチ機構は、前記両クラッチ爪体のうち一方のクラッチ爪体を、主動側又は従動側の伝導軸に対して、スプライン嵌合等にて摺動自在で回転不能に嵌合する構成であることにより、当該一方のクラッチ爪体が、他方のクラッチ爪体から離れる方向への摺動するときに、比較的大きな摩擦抵抗が存在するばかりか、こじれが存在するから、動力伝達を遮断するときにおけるトルク値のバラ付きが大きく、且つ、不安定であるという問題もあった。
本発明は、これらの問題を解消した安全クラッチ機構を提供することを技術的課題とするものである。
この技術的課題を達成するため本発明の請求項1は、
「動力伝達の主動側又は従動側に連動して回転するクラッチ体と、前記従動側又は前記主動側に連動して回転するボール保持体とを、これの回転軸線が一直線状に揃うように向かい合わせにして配設し、前記ボール保持体には、その回転軸線から適宜半径の円周上における少なくとも一の箇所に、ボールを、自在に回転し且つ前記クラッチ体に対して自在に前後動するように保持して設ける一方、前記クラッチ体のうち前記ボール保持体と向かい合う端面に、前記ボールが嵌まり係合する凹所を設け、更に、前記ボール保持体に、前記ボールのうち前記凹所と反対側に接当するボール押さえ体を前記クラッチ体に対して自在に前後動するように備えるとともに、このボール押さえ体を介して前記ボールを凹所内に向かって押圧付勢するばね手段を備えている。」
ことを特徴としている。
また、本発明の請求項2は、
「前記請求項1の記載において、前記クラッチ体の凹所における内面を前記クラッチ体の回転方向に対して手前側半分の部分と残り半分の部分とに分けて、前記手前側半分部分又は前記残り半分の部分を傾斜面にする一方、前記残り半分の部分又は手前側半分の部分を、前記ボールの表面に沿った球形面にするか、或いは、前記傾斜面よりも傾斜角度の大きい傾斜面にする。」
ことを特徴としている。
更にまた、本発明の請求項3は、
「前記請求項1又は2の記載において、前記クラッチ体のうち前記ボール保持体と向かい合う端面に、前記凹所に連通し且つこの凹所よりも浅くした溝を、前記クラッチ体の回転軸線を中心とする円に沿ってリング状に延びるように設ける。」
ことを特徴としている。
主動側から従動側への動力伝達は、ボール保持体に保持されているボールが、クラッチ体における凹所に嵌まり係合し、このボールの凹所への嵌まり係合がばね手段にて維持されていることによって行われる。
この動力伝達中において、従動側における負荷が所定値を越えて増大すると、前記ボールが、前記ばね手段に抗して前記凹所から押し出されるように後退動し、やがて、前記凹所から外れることになるから、主動側から従動側への動力伝達が自動的に遮断される。この動力遮断の状態において、前記ボールは、クラッチ体とボール押さえ体との間に挟まれた状態で、回転しながら転がり移動する。
一方、前記ボールは、動力遮断の状態において、前記凹所に再び嵌まり係合し、また、凹所から外れることを繰り返すが、このボールの凹所への嵌まり係合は、前記従来のようにクラッチ爪体が互いに噛合するときよりも、遥かに滑らかで、且つ、衝撃も遥かに小さいから、当該ボールが回転しながら転がり移動することと相俟って、磨耗を著しく低減できて耐久性を大幅に向上できるとともに、騒音を低減できるのである。
また、動力を遮断するときにおいては、ボール及びボール押さえ体がばね手段に抗して後退動するものであることにより、前記ボール押さえ体及びボール保持体の両方を、従来のように、スプライン嵌合等にて摺動自在で回転不能に嵌合するという構成にする必要がなく、前記ボール押さえ体のみをクラッチ体に対して自在に前後動するように構成するだけで良く、従って、前記ボール及びボール押さえ体がばね手段に抗して後退動するときにおける摩擦抵抗が著しく小さくなり、且つ、こじれが発生し難くなるから、動力伝達を遮断するときにおけるトルク値を、バラ付きが小さいように安定化できるのである。
ところで、主動側において回転を急停止したとき、従動側は、その慣性にて回転を継続することにより、主動側と従動側との間に位相差ができることになる。
これに対しては、請求項2に記載した構成にすることを提案する。
すなわち、請求項2に記載した構成にすることにより、主動側から従動側への動力伝達は、前記凹所における内面のうち回転方向に対して手前半分の部分又は残り半分の部分における傾斜面に対するボールの接当にて行われ、また、動力伝達の遮断は、つまり、ボールが凹所から外れることも、前記した傾斜面にて行われる。
これに対して、主動側の回転を急停止したときにおいて従動側が慣性にて回転するときには、前記ボールが、凹所における内面のうち回転方向に対して残り半分の部分又は手前側半分の部分における球形面又は大きい傾斜面に対して接当することになり、そして、ボールがこの球形面又は大きい傾斜面に沿ってこれに乗り上げるには、前記主動側から従動側に伝達するときよりも大きなトルクを必要とするから、前記従動側における慣性による回転は、ボールが前記球形面又は大きい傾斜面に対して接当した位置で確実に停止することになり、主動側との従動側との間に位相差ができることを確実に解消できる。
また、請求項3に記載した構成にすることにより、前記ボールは、動力伝達を遮断した状態で、クラッチ体におけるリング状の溝内を転がり移動し、このボールがクラッチ体に対して接当するときにおける面圧を、前記リング状の溝を設けていない場合よりも下げることができるから、磨耗の低減、ひいては、耐久性の向上を更に促進できる利点がある。
なお、前記ボール押さえ体側にも、前記したリング状の溝を設けることにより、ボール押さえ体の磨耗を低減できる。
以下、本発明の実施の形態を、田植機に適用した場合の図面について説明する。
図1及び図2は、乗用型の田植機を示し、この田植機は、前二輪2及び後ろ二輪3にて支持された走行機体1の後部に、苗植装置4を昇降動可能に装着して成る構成であり、前記走行機体1の前部に搭載したエンジン5にて前記両後ろ二輪3を回転駆動することにより走行するように構成されている。
前記苗植装置4は、前記走行機体1の走行方向に対して横方向に延びる伝動ケース5と、この伝動ケース5から後ろ方向に突出する複数個の植付けケース6と、これら伝動ケース5及び各植付けケース6の上面側に設けた苗載台7とから成り、前記各植付けケース6の先端には、植付け爪9aを備えた苗植付け機構9を設けることにより、この苗植付け機構9にて、前記苗載台7に乗せた苗を一株ずつ圃場面8に植え付けるように構成している。
前記苗植装置4における伝動ケース5内は、前記エンジン5からの動力伝達される主動軸10が、前記各植付けケース6内は、前記主動軸10の回転を前記苗植付け機構9に伝達する従動軸11が各々設けられている。
また、前記エンジン5から前記主動軸10への動力伝達機構の途中には、図示しないが、前記苗植付け機構9への動力伝達をON・OFF操作するとともに、その動力伝達をOFFにしたとき、前記苗植付け機構9の回転を当該苗植付け機構9における植付け爪が圃場面8から上昇した位置で停止するようにした植付けクラッチ機構が設けられている。
そして、図3に示すように、前記苗植付け機構9への従動軸11の先端には、クラッチ体12を回転自在に被嵌して設けて、このクラッチ体12を、前記伝動ケース5に対してボールベアリング13にて軸支し、更に、このクラッチ体12に結合した従動傘歯車14を、前記主動軸10上の主動傘歯車15に噛合することにより、前記クラッチ体12を主動軸10にて回転するように構成する。
一方、前記従動軸11には、ボール保持体16を、前記クラッチ体12と向かい合うように被嵌して、このボール保持体16を、従動軸11に対してセレイション又はスプライン嵌合にて回転不能に結合するという構成にする。
前記ボール保持体16には、前記従動軸11における回転軸線11aを中心とする半径Rの円周上における少なくとも一つの箇所(図面は、三等分箇所又は略三等分箇所)に、ボール保持孔17を、前記回転軸線11aと平行に延びるように穿設して、この各ボール保持孔17内に、鋼球等の硬い金属製のボール18を二個ずつ回転自在に、且つ、前記クラッチ体12に対して自在に前後動するように装填する。
前記クラッチ体12のうち前記ボール保持体16と向かい合う端面12aには、前記ボール18が嵌まり係合する凹所19を、前記回転軸線11aを中心とする半径Rの円周上に設ける。
なお、前記ボール18が円周上の三等分箇所又は略三等分箇所に設けた場合には、前記凹所19も、円周上の三等分箇所又は略三等分箇所に設けることにより、三等分箇所又は略三等分箇所の各ボール18が、その各々の凹所19に同時に嵌まり係合するよう構成する。
また、前記ボール保持体16には、前記各ボール18のうち前記凹所19と反対側に接当するボール押さえ体20を、前記クラッチ体に対して自在に前後動するように被嵌して、このボール押さえ体20と前記従動軸11に固着したばね受け体21との間に装架したコイルばね22にて、前記各ボール18を凹所19内に向かって押圧付勢するように構成する。
この構成において、主動軸10から従動軸11への動力伝達は、ボール保持体16に保持されている各ボール18が、クラッチ体12における凹所19に嵌まり係合し、このボール18の凹所19への嵌まり係合がばね22にて維持されていることによって行われる。
この動力伝達中において、従動側である苗植付け機構9における負荷が所定値を越えて増大すると、前記ボール18が、前記ばね22に抗して前記凹所から押し出されるように後退動し、やがて、前記凹所から外れることになるから、主動側から従動側への動力伝達が自動的に遮断される。この動力遮断の状態において、前記ボールは、クラッチ体とボール押さえ体との間に挟まれた状態で、回転しながら転がり移動する。
また、前記主動軸10から従動軸11への動力伝達は、専ら、クラッチ体12からボール保持体16に対して行われることにより、前記ボール保持体16におけるボール押さえ体20は、従動軸11又は前記ボール保持体16に対してセレイション又はスプライン嵌合に構成する必要はなく、ただ単に、前記クラッチ体12に対して自在に前後動するだけの構成にすれば良い。
次に、前記クラッチ体12における凹所19の内面を、前記クラッチ体12における実線矢印Aで示す回転方向に対して手前側半分の部分と残り半分の部分とに分けて、前記手前側半分部分を、前記クラッチ体12における端面12aに対して比較的緩やかな傾斜角度θの傾斜面19aに形成する一方、前記残り半分の部分を、前記ボール18の表面に沿った球形面19bに形成する。
このように構成することにより、主動軸10から従動軸11への動力伝達は、前記凹所19における内面のうち回転方向に対して手前半分の部分における傾斜面19aに対するボール18の接当にて行われ、また、動力伝達の遮断は、つまり、ボール18が凹所19から外れることも、前記した傾斜面19aにて行われる。
これに対して、主動軸10の上流側において、前記植付けクラッチ機構をOFF操作することによって、前記主動側である前記クラッチ体12における実線矢印A方向への回転を急停止したとき、従動側であるボール保持体16は、前記苗植付け機構9等における慣性のために、点線矢印Bで示すように同じ方向に慣性回転する。
この慣性回転によりボール18が、前記凹所19の内面のうち残り半分の部分における球形面19bに接当する。
このとき、前記ボール18が球形面19bに沿ってこれに乗り上げるには、前記主動側から従動側に伝達するときよりも大きなトルクを必要とすることにより、前記従動側における慣性による回転は、ボール18が前記球形面19bに対して接当した位置で確実に停止することになるから、前記苗植付け機構9の回転を、当該苗植付け機構9における植付け爪9aが圃場面8に突き刺さった姿勢ではなく、圃場面8から完全に上昇した位置で確実に停止することができる。
更にまた、前記クラッチ体12における端面12aには、前記凹所19に連通し且つこの凹所19よりも浅くした溝23を、前記クラッチ体12の回転軸線11aを中心とする円に沿ってリング状に延びるように設ける。
このように構成することで、前記ボール18は、動力伝達を遮断した状態で、クラッチ体12における前記リング状の溝23内を転がり移動するから、前記ボール19がクラッチ体12に対して接当するときにおける面圧を、前記リング状の溝23を設けていない場合よりも下げることができる。
なお、前記図示した実施の形態においては、前記凹所19を有するクラッチ体12を主動側に、前記ボール18を有するボール保持体16を従動側に構成した場合であったが、本発明は、これに限らず、前記ボール18を有するボール保持体16を主動側に、前記凹所19を有するクラッチ体12を従動側に構成することもできる。
このようにボール保持体16を主動側に、クラッチ体12を従動側に構成する場合には、前記凹所19の内面のうち回転方向に対して手前側半分の部分を球形面19bに、残り半分の部分を傾斜面19aに各々形成するという構成にする。
また、前記ボール18は、円周上の一つの箇所に、図示のように二個設けることに限らず、一個だけ設けたり、三個以上設ける構成しても良い。
なお、前記凹所19の内面のうち回転方向に対して手前側半分の部分又は残り半分の部分を、前記したように、球形面19bにすることに代えて、前記残り半分の部分又は手前側半分の部分における傾斜面19aよりも傾斜角度θを大きくした傾斜面に構成しても、前記と同様の作用を得ることができることはいうまでもない。
乗用型田植機の側面図である。 乗用型田植機の平面図である。 安全クラック機構の部分を示す図である。 図3のIV−IV視断面図である。 図4のV−V視拡大断面図である。 図4のVI−VI視拡大断面図である。 前記安全クラック機構の分解図である。
符号の説明
10 主動軸
11 従動軸
12 クラッチ体
16 ボール保持体
17 ボール保持孔
18 ボール
19 凹所
19a 傾斜面
19b 球形面
20 ボール押さえ体
22 ばね

Claims (3)

  1. 動力伝達の主動側又は従動側に連動して回転するクラッチ体と、前記従動側又は前記主動側に連動して回転するボール保持体とを、これの回転軸線が一直線状に揃うように向かい合わせにして配設し、前記ボール保持体には、その回転軸線から適宜半径の円周上における少なくとも一の箇所に、ボールを、自在に回転し且つ前記クラッチ体に対して自在に前後動するように保持して設ける一方、前記クラッチ体のうち前記ボール保持体と向かい合う端面に、前記ボールが嵌まり係合する凹所を設け、更に、前記ボール保持体に、前記ボールのうち前記凹所と反対側に接当するボール押さえ体を前記クラッチ体に対して自在に前後動するように備えるとともに、このボール押さえ体を介して前記ボールを凹所内に向かって押圧付勢するばね手段を備えていることを特徴とする動力伝達装置における安全クラッチ機構。
  2. 前記請求項1の記載において、前記クラッチ体の凹所における内面を、前記クラッチ体の回転方向に対して手前側半分の部分と残り半分の部分とに分けて、前記手前側半分部分又は前記残り半分の部分を傾斜面にする一方、前記残り半分の部分又は手前側半分の部分を、前記ボールの表面に沿った球形面にするか、或いは、前記傾斜面よりも傾斜角度の大きい傾斜面にすることを特徴とする動力伝達装置における安全クラッチ機構。
  3. 前記請求項1又は2の記載において、前記クラッチ体のうち前記ボール保持体と向かい合う端面に、前記凹所に連通し且つこの凹所よりも浅くした溝を、前記クラッチ体の回転軸線を中心とする円に沿ってリング状に延びるように設けることを特徴とする動力伝達装置における安全クラッチ機構。
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