JP2005111545A - ばね製造機 - Google Patents

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Abstract

【課題】 1つのモーターで複数のツール取付スライドを作動する。
【解決手段】 スライド作動装置40は、各ツール取付スライド37に設けられたカムフォロワー41と、回転盤26にツール取付スライド37に対応して回転自在に設けられた、カムフォロワー41に当接してツール取付スライド37を進退動させるカム(図示略)が取り付けられる軸心を前後方向に向けたカム軸42と、カム軸42に設けられた歯車43と、これら歯車43に噛み合う、ファイナル線材ガイド21の線材通路の中心線Wを中心として回転自在な環状歯車44と、この環状歯車44に噛み合う、正逆回転自在なモーター45によって回転させられる原動歯車47とを有している。
【選択図】 図1

Description

本発明はばね製造機に関する。
従来、この種のばね製造機として以下の如きものは知られている。
機枠の前壁に形成された前後方向に貫通する開口の前方に設けられた線材加工空間と、線材加工空間に向かって後方から前方に送り出される線材を案内する線材通路を有するファイナル線材ガイドと、ファイナル線材ガイドの後方に位置する、線材を挟圧しつつ線材加工空間に送り出す少なくとも一対の線材送りローラーと、前壁に、ファイナル線材ガイドの線材通路の中心線を中心として正逆回転自在となされると共にファイナル線材ガイドが嵌まる、前後方向に貫通する開口を有する回転盤と、回転盤に設けられた、線材加工空間に対して進退自在に設けられた複数のツール取付スライドと、回転盤に、ツール取付スライドに対応して設けられたツール取付スライドを作動するスライド作動装置とを有するものは知られている。
特公平3−47,937号公報
前記従来のばね製造機には以下の如き欠点があった。
回転盤に、ツール取付スライドに対応した数のスライド作動装置を設けたものであったため、コスト高であると共に回転体全体(回転盤及びツール取付スライド等の回転盤に取り付けられた部材からなるもの)の重量が大きくなるという欠点があった。
本発明は前記欠点を解消するために以下の如き手段を採用した。
請求項1の発明は、機枠の前壁に形成された前後方向に貫通する開口の前方に設けられた線材加工空間と、線材加工空間に向かって後方から前方に送り出される線材を案内する線材通路を有するファイナル線材ガイドと、ファイナル線材ガイドの後方に位置する、線材を挟圧しつつ線材加工空間に送り出す少なくとも一対の線材送りローラーと、前壁に、ファイナル線材ガイドの線材通路の中心線を中心として正逆回転自在となされると共にファイナル線材ガイドが嵌まる、前後方向に貫通する開口を有する回転盤と、回転盤に設けられた、線材加工空間に対して進退自在に設けられた複数のツール取付スライドと、ツール取付スライドを作動するスライド作動装置とを有するばね製造機において、前記スライド作動装置が、各ツール取付スライドに設けられたカムフォロワーと、回転盤にツール取付スライドに対応して回転自在に設けられると共にカムフォロワーに当接してツール取付スライドを進退動させるカムが取り付けられる軸心を前後方向に向けたカム軸と、カム軸に設けられた歯車と、これら歯車に噛み合う、ファイナル線材ガイドの線材通路の中心線を中心として回転自在な環状歯車と、環状歯車に噛み合う、正逆回転自在なモーターによって回転させられる原動歯車とを有するものである。
本発明は前記した如き構成によって以下の如き効果を奏する。
請求項1の発明によれば、1つのモーターで全てのツール取付スライドを作動することが出来るので、コストの低減を図ることが出来る。また、回転盤にツール取付スライドの数に対応したモーターを設ける必要がないので、回転体全体(回転盤及びツール取付スライド等の回転盤に取り付けられた部材からなるもの)の軽量化を図ることが出来る。
以下に本発明の実施の形態を説明する。
なお、この説明において、前とは図1紙面表側を、後とは同裏側をいい、左とは図1左側を、右とは同図右側をいう。
ばね製造機1の機枠2は、基台3と、この基台3の前部に設けられた垂直な前壁5とを有している。前記前壁5の中央部には、前後方向に貫通する大きな開口7が形成されている。前記開口7の中心部の前方に線材加工空間9が形成されている。
前記基台3の上部に長手方向を前後方向に向けた左右一対のガイドレール11が設けられ、これらガイドレール11に沿って前後動台12が前後動自在に設けられ、この前後動台12は公知の作動装置(図示略)によって前後動自在となされている。前記公知の作動装置としては、基台3に設けられた正逆回転自在なモーターと、このモーターによって回転させられる軸心を前後方向に向けたボールねじと、このボールねじに螺合する、前後動台12に設けられた雌ねじ体とを有するものが広く使用されるが、それに限定されない。
前記前後動台12の垂直壁13の前面に長手方向を左右方向に向けた上下一対のガイドレール14が設けられ、これらガイドレール14に沿って左右動台15が左右動自在に設けられ、この左右動台15は前記前後動台12のものと同様の公知の作動装置(図示略)によって左右動自在となされている。
前記左右動台15の前面に長手方向を上下方向に向けた左右一対のガイドレール18が設けられ、これらガイドレール18に沿って線材送りユニット19が上下動自在に設けられ、この線材送りユニット19は前記前後動台12のものと同様の公知の作動装置(図示略)によって上下動自在となされている。
前記線材送りユニット19は、上下動自在なケーシング20と、このケーシング20に設けられた、線材加工空間9に向かって後方から前方に送り出される線材(図示略)を案内する線材通路(図示略)を有するファイナル線材ガイド21と、ケーシング20に回転自在に設けられた、線材を挟圧しつつファイナル線材ガイド21に向けて送り出す少なくとも一対の、本実施の形態では2組の線材送りローラー22(軸心が上下方向を向いている)とを有している。前記ファイナル線材ガイド21の線材通路の中心線が「W」(図2及び図3参照)で示されている。前記線材送りローラー22は、ケーシング20内に設けられた公知の駆動装置(図示略)の作動により、線材をファイナル線材ガイド21に向かって送り出すように回転する。周知のごとく、線材送りローラー22の外周面には、環状溝(図示略)が形成され、相互に当接する一対の線材送りローラー22の環状溝(図示略)によって線材通路が形成される。
前後に並ぶ線材送りローラー22と線材送りローラー22との間及び一番後部の線材送りローラー22の後方に位置するようにして、線材通路(図示略)を有する補助線材ガイド23がケーシング20に設けられている。
なお、周知のことであるが、ファイナル線材ガイド21の線材通路(図示略)の中心線W、相互に当接する線材送りローラー22の外周面に形成された環状溝(図示略)によって形成される線材通路の中心線W及び補助線材ガイド23の線材通路(図示略)の中心線Wは、一直線状に並ぶようになされている。
前記前壁5に、ファイナル線材ガイド21が嵌まる、前後方向に貫通する開口29を有する回転盤26が、ファイナル線材ガイド21の線材通路の中心線Wを中心として正逆回転自在に設けられている。前記回転盤26は、正面視形状が円形の垂直な本体27と、この本体27の後面に設けられた筒体28とを有し、この筒体28が前壁5の円形の開口7にベアリング30を介して回転自在となされている。
前記回転盤26の本体27の周縁は歯車31となされ、この歯車31に、正逆回転自在なモーター32の回転軸に33に嵌められた原動歯車34が噛み合わされている。前記モーター32は前壁5に固定されている。このような構成により回転盤26を正逆に回転させることが出来る。
前記回転盤26の本体27の前面に、複数のツール取付スライド37が、線材加工空間9に対して進退自在に設けられている。ツール取付スライド37は前壁5に設けられたガイドレール38に沿って摺動するようになされている。各ツール取付スライド37の、線材加工空間9側の端部にツール39が取り付けられている。なお、各ツール39の先端は種々の形状に加工が施されているが、図面ではその加工状態は省略している。
前記ツール取付スライド37は、ばね(図示略)によって線材加工空間9から離れる方向に付勢され、このばねの力に抗してツール取付スライド37が設定位置を越えて外方に移動しないようにするストッパー(図示略)が前壁5に設けられている。
前記各ツール取付スライド37はスライド作動装置40によって作動させられるようになされている。
前記スライド作動装置40は、各ツール取付スライド37に設けられたカムフォロワー41と、回転盤26の本体27にツール取付スライド37に対応して回転自在に設けられた、カムフォロワー41に当接してツール取付スライド37を進退動させるカム(図示略)が取り付けられる軸心を前後方向に向けたカム軸42と、これらカム軸42に設けられた歯車43と、これら歯車43に噛み合う、ファイナル線材ガイド21の線材通路の中心線Wを中心として回転自在な環状歯車44と、この環状歯車44に噛み合う、正逆回転自在なモーター45の回転軸46に嵌め止められた原動歯車47とを有している。前記モーター45は、モーター32と同様の手段で前壁5に固定されている。前記環状歯車44は、ベアリング49を介して筒体28に回転自在となされている。
前記カム軸42は、1つのばね製造工程で一定方向に1回転するようになされている。ただ、注意して戴きたいのは、回転盤26の回転に伴ってカム軸42が回転するので、回転盤26が回転する際は、回転盤26の回転に伴うカム軸42の回転を帳消しする(ゼロとする)ようにモーター45を回転制御しつつ、カム軸42が1つのばね製造工程で一定方向に1回転するようにモーター45を回転制御することである。
ばね自体の製造は従来のばね製造機と同様である。
以下に変形例等について説明を加える。
(1)ファイナル線材ガイド21は、公知の全てのファイナル線材ガイドを含むものである。
(2)線材送りユニット19は、公知の全ての線材送りユニットを含むものである。
本発明の実施の形態を示す要部簡略正面図である。 図1のII−II線に沿う一部省略の断面図である。 図1のIII−III線に沿う一部省略の断面図である。
符号の説明
1 ばね製造機
2 機枠
5 前壁
7 開口
9 線材加工空間
19 線材送りユニット
21 ファイナル線材ガイド
22 線材送りローラー
26 回転盤
27 本体
28 筒体
29 開口
37 ツール取付スライド
39 ツール
40 スライド作動装置
41 カムフォロワー
42 カム軸
43 歯車
44 環状歯車
45 モーター
46 回転軸
47 原動歯車

Claims (1)

  1. 機枠の前壁に形成された前後方向に貫通する開口の前方に設けられた線材加工空間と、線材加工空間に向かって後方から前方に送り出される線材を案内する線材通路を有するファイナル線材ガイドと、ファイナル線材ガイドの後方に位置する、線材を挟圧しつつ線材加工空間に送り出す少なくとも一対の線材送りローラーと、前壁に、ファイナル線材ガイドの線材通路の中心線を中心として正逆回転自在となされると共にファイナル線材ガイドが嵌まる、前後方向に貫通する開口を有する回転盤と、回転盤に設けられた、線材加工空間に対して進退自在に設けられた複数のツール取付スライドと、ツール取付スライドを作動するスライド作動装置とを有するばね製造機において、前記スライド作動装置が、各ツール取付スライドに設けられたカムフォロワーと、回転盤にツール取付スライドに対応して回転自在に設けられると共にカムフォロワーに当接してツール取付スライドを進退動させるカムが取り付けられる軸心を前後方向に向けたカム軸と、カム軸に設けられた歯車と、これら歯車に噛み合う、ファイナル線材ガイドの線材通路の中心線を中心として回転自在な環状歯車と、環状歯車に噛み合う、正逆回転自在なモーターによって回転させられる原動歯車とを有するばね製造機。
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