JP2005109232A - 電子部品パッケ−ジ - Google Patents

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JP2005109232A
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和昭 南
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Abstract

【課題】従来の構造の電子部品用パッケージでは、底部の外底面側に外部接続用電極パッドを形成しているため、その分の厚みがパッケージの厚みとして加わってしまう。又、電子素子接続用電極パッドから外部接続用電極パッドまでの導通部を形成するためには、容器底部がセラミックス層の多層構造である底部が必要となり、容器自体の薄型化が難しくなる可能性がある。
【解決手段】底部11と、底部の辺縁部に直立する側壁部12より形成され、電子素子を搭載する側壁部に囲まれた底部の内部側主面上に形成した電子素子接続用電極パッドから、底部の外部側主面に形成した外部接続用電極パッドに至る、両電極パッド含む導通部が形成されている電子部品用パッケ−ジにおいて、底部の絶縁性を必要とする絶縁部11aはセラミックスで、導通部11bは導電性を有するセラミックス合金で形成されており、これらを1層の底部として一体形成した電子部品用パッケージ。
【選択図】図1

Description

本発明は、表面実装型の電子部品パッケ−ジに関し、特に、薄型化に適した電子部品パッケ−ジに関する発明である。
近年、電子機器に搭載される圧電振動子や圧電発振器等の電子部品における小型化薄型化の要求が強く、それに伴い各種電子部品用パッケージが発明考案されている。
従来技術として圧電振動子や圧電発振器等のに使用される電子部品用パッケージの一例としては、即ち、絶縁材であるセラミックスで形成された底部と、該底部の辺縁部に直立する絶縁材であるセラミックスで形成された側壁部より形成されている。
該側壁部に囲まれた、電子素子を搭載する底部の一方の主面には、搭載する電子素子と電気的に接続する金属製の電子素子接続用電極パッドが複数形成され、この電極パッドから底部の他方の主面に形成された他のマザーボード等に電気的に接続及び固着するための外部接続用電極パッドへ至る導通部が形成されている。
この導通部の引き回しを形成するためには、複数のセラミックス層を形成し、各々のセラミックス層の主面上に形成した金属膜による導配線間を、セラミックス層を貫通するスルーホールにより導通して電子素子接続用パッドと外部接続用パッド間の導通を得る電子部品用パッケージを構成している。
前記のような電子部品用パッケージの構造については、以下のような文献が開示されている。
特開2002−26680号公報
尚、出願人は前記した先行技術文献情報で特定される先行技術文献以外には、本発明に関連する先行技術文献を、本件出願時までに発見するに至らなかった。
電子部品用パッケージの小型化薄型化が進み、パッケージの厚み寸法が1mm以下となるにつれ、μm単位での薄型化の必要がある。しかし、従来の構造の電子部品用パッケージでは、底部の外底面側に外部接続用電極パッドを形成しているため、その分の厚みが増えてしまう。
又、電子素子接続用電極パッドから外部接続用電極パッドまで金属線による導通部を形成するためには、最低でも容器底部を構成するセラミックス層が2層必要であり、複数の電子素子を搭載した場合は、複雑な導通部の引き回しが必要になり、更なる多層構造の底部が必要となり、容器自体の薄型化が難しくなる可能性がある。
更に、上記に開示した「特許文献1」に記載の構造のように、セラミック層の主面から側面を至るような導通部の引き回しを行った場合、セラミック層のエッジ部分は非常に脆く欠け易いため、エッジ部分が欠けることにより導通部を一緒に断線させてしまう恐れがある。
本発明は前述した問題点を解決するために成されたものであり、底部と、この底部の辺縁部に直立する側壁部より形成され、電子素子を搭載する側壁部に囲まれた底部の内部側主面上に形成した電子素子接続用電極パッドから、底部の外部側主面に形成した外部接続用電極パッドに至る、両電極パッド含む導通部が形成されている電子部品用パッケ−ジにおいて、底部の絶縁性を必要とする絶縁部はセラミックスで形成されており、導通部は導電性を有するセラミックス合金で形成されており、これらを1層の底部として一体形成したことを特徴とする電子部品用パッケージである。
又、前記セラミックス合金としては、セラミックスにアルミニウム金属を含有させたセラミックス合金を使用したことを特徴とする前記記載の電子部品用パッケージでもある。
本発明の電子部品用パッケージにおいて、容器底部に形成する導通部をセラミックス合金により、容器底部の絶縁性を有する絶縁部と一体で形成されているので、容器底部に各種電極パッドや導配線を形成する必要がなく、その分を厚みを薄くすることができる。又、導配線を行うために底部をセラミックスの多層構造にする必要が無く、セラミック合金による導通部を含む1層の一体成型で底部を形成できる作用を成す。
更に、本発明における導通部は、セラミックス合金の立体形状あり導通部内部もセラミックス合金で形成されているので、仮にセラミックス合金のエッジ部分が欠けたとしても、導通部が電気的に不通になることはない。因って、本発明は従来より更に薄型化に適し且つ信頼性の高い電子部品用パッケージを提供できる効果を奏する。
以下、本発明による電子部品用パッケ−ジの実施形態を、図面を参照しながら説明する。
図1は本発明に関わる電子部品用パッケ−ジを使用した電子部品の一つである圧電振動子の一実施形態を示す斜視図である。図2は本発明に関わる電子部品用パッケ−ジを使用した電子部品の一つである圧電振動子の他の実施形態を示す構造分解図である。図3は図1又は図2に示した電子部品パッケージにおける底部の他の実施形態を示した斜視図である。尚、図1乃至3にあって、説明を明りょうにするため構造体の一部を図示せず、また寸法も一部誇張して図示している。特に各部分の厚さ寸法は本発明を理解し易くするためにデフォルメした形で現している。
即ち、図1乃至図3において、電子部品用パッケージ10は、矩形状に形成された底部11と、この底部11の辺縁部に直立する絶縁材であるセラミックスで形成された側壁部12より形成されている。
図1において、底部11は、絶縁性のセラミックスで形成された絶縁部11aと、絶縁部11aの両端部に炭化シリコンにアルミニウムを含有させた導電性を有するセラミック合金で形成された導通部11bとから成り、中央部11aと導通部11bとは一体で形成されて底部11を構成している。尚、図1乃至3において、底部11内部側主面に露出している導電部11bのパターンと、底部外部側主面に露出している導通部11bのパターンとは面対称になっている。
この底部11に側壁部12を配置し、内部にスペースを有する電子部品用パッケージ10の外形形状を構成する。このスペース内に、表裏両主面上に励振電極膜14及び外部接続用電極膜15を形成した圧電振動板13を配置し、外部接続用電極膜15と底部11の導通部11bとを直接導電性接着剤16で導通固着している。
この後、側壁部12の壁頂部上に金属製の蓋体を、圧電振動板13を配置したスペースを覆うように配置し、蓋体と壁頂部形成したメタライズ層を気密封止して圧電振動子を形成している。
以上の如くして形成した圧電振動子において、圧電振動板13にて生じた信号は、導電性接着剤16を介して底部11の導通部11bの内部側主面へ導通する。導通部11bの内部側主面に伝わった信号は、そのまま導電性を有するセラミックス合金で形成された導通部11b内部を伝搬し、導通部11bの一部の外部側主面から、圧電振動子が搭載される他の電子基板上に電極パッドへ入力される。即ち、従来の電子部品用パッケージにおける電子素子接続用電極パッド、外部接続用電極パッド及び両電極パッド間の導配線で構成される導通部を、本発明では底部11の導通部11bだけで兼ねることができるので、各電極パッド及び導配線分の厚みを薄くできる。
また、本発明における底部11は、導通部11bを絶縁部11aと一体で形成している1層構造なので、従来のように導通部を引き回すために底部をセラミックスの多層構造にする必要がなく、本発明における底部11の厚みを更に薄くすることが可能となる。特に容器内部に複数の電子素子(半導体素子、抵抗又はコンデンサ等)を搭載した場合は、従来では底部に形成する導通部が複雑になり底部の多層化が必要となっていたが、本発明を用いることにより薄型化が可能である。
尚、図1に示した圧電振動子は、圧電振動板13の長さ方向の両端部が導通固着されている、所謂両持ち構造の圧電振動子の場合のパッケージ構造を図示しており、図2に示した圧電振動子は、圧電振動板13の長さ方向の一方の端部のみが導通固着されている、所謂片持ち構造の圧電振動子の場合のパッケージ構造を図示している。両構造の違いにより、底部11を構成する導電部11b及び絶縁部11aの構造パターンは異なるが、その作用は両構造においても同じである。又、図3は片持ち構造の圧電振動子に使用する他の構造の底部を図示している。
尚、本実施例で用いたセラミックス合金は、セラミックスの炭化シリコンに金属であるアルミニウムを含有複合したものであるが、酸化アルミニウムや窒化アルミニウムなどのセラミックスにアルミニウム金属を含有複合したものでもよく、そのセラミックス合金の製造方法としては非加圧金属浸透法又は鋳造法などが用いられている。又、セラミックス合金の表面上にフラッシュメッキを施すことにより、導通部の導電性を更に向上されることができる。
図1は、本発明に関わる電子部品用パッケ−ジを使用した圧電振動子の一実施形態を示す斜視図である。 図2は、本発明に関わる電子部品用パッケ−ジを使用した圧電振動子の他の実施形態を示す構造分解図である。 図3は、図2に示した電子部品パッケージにおける底部11の他の実施形態を示した斜視図である。
符号の説明
10,電子部品用パッケージ
11,底部
11a,絶縁部
11b,導通部
12,側壁部

Claims (2)

  1. 底部と該底部の辺縁部に直立する側壁部より形成され、電子素子を搭載する該側壁部に囲まれた該底部の内部側主面上に形成した電子素子接続用電極パッドから、該底部の外部側主面に形成した外部接続用電極パッドに至る、該両電極パッド含む導通部が形成されている電子部品用パッケ−ジにおいて、
    該底部の絶縁性を必要とする絶縁部はセラミックスで形成されており、該導通部は導電性を有するセラミックス合金で形成されており、これらを1層の該底部として一体形成してあることを特徴とする電子部品用パッケージ。
  2. 前記セラミックス合金として、セラミックスにアルミニウム金属を含有させたセラミックス合金を使用したことを特徴とする請求項1記載の電子部品用パッケージ。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN103236384A (zh) * 2013-04-12 2013-08-07 冷水江市汇鑫电子陶瓷有限公司 在气体放电管上用陶瓷合金线取代碳线的工艺
JP2016111246A (ja) * 2014-12-09 2016-06-20 Ngkエレクトロデバイス株式会社 電子部品収納用パッケージ

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