JP2005105906A - ハイドライドタービン - Google Patents

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Abstract

【課題】
そこで、上記課題を解決するため本発明の目的は、安全でインフラ整備が容易な有機ハイドライドシステムを有効に活用した小型で効率の良い水素貯蔵・供給装置を作製し、小型でCO2 排出のない発電システムを提供する。
【解決手段】
ハイドライドを燃料に用いた発電装置であって、少なくとも空気圧縮部,内部燃料改質部,タービン部,燃焼部,冷却部,発電部からなる“タービンで、内部燃料改質部と少なくとも一つの燃焼部が同軸状に存在し、内部燃料改質部が、タービンブレード,燃料隔壁の各表面に触媒を塗布したてなる”タービン。
【選択図】図2

Description

本発明は、自動車あるいは家庭用等の発電機,動力源に水素利用したクリーンエネルギーシステムに関わり、特に有機ハイドライドを燃料に用いた水素タービンシステムに関する。
二酸化炭素などによる地球温暖化が深刻になる中で、化石燃料に代わって次世代を担うエネルギー源として水素が注目されている。また、エネルギーの有効活用し排出CO2 を削減する省エネルギー化を推進するため、発電設備のコージェネ化が注目されている。水素を利用し発電を行う燃料電池発電や水素を燃焼した水素タービンシステムは、熱エネルギーを効率よく回収できる。近年自動車,家庭用発電設備,自動販売機,携帯機器など多様な用途の電源として技術開発が急速に進んでいる。
一方、水素を燃料として用いるために不可欠な水素の輸送,貯蔵,供給システムが大きな課題となっている。水素は常温で気体であるため、液体や固体に比べて、貯蔵や運搬が難しい。しかも、水素は可燃性物質であり、空気と所定の混合比になると、爆発の危険性がある。
このような問題を解決する技術に、特開平7−192746号公報に開示されるように、安全性,運搬性,貯蔵能力,低コスト化にすぐれた水素貯蔵方法として、シクロヘキサンやデカリンのような炭化水素を用いた有機ハイドライドシステムが注目されている。これらの炭化水素は、常温で液体であるため、運搬性に優れている。
ベンゼンとヘキサンは同じ炭素数を有する環状炭化水素であるが、ベンゼンは炭素同士の結合が二重結合である不飽和炭化水素であるのに対し、シクロヘキサンは二重結合を持たない飽和炭化水素である。ベンゼンの水素付加反応によりシクロヘキサンが得られ、シクロヘキサンの脱水素反応によりベンゼンが得られる。すなわち、これらの炭化水素の水素付加・脱水素反応を利用することにより、水素の貯蔵および供給を可能としたものである。
芳香族炭化水素系を用いた水素貯蔵供給方法は低コストで、安全性,運搬性,貯蔵能力にも優れた水素貯蔵・供給システムとして有望である。この水素貯蔵・供給システムは、特願2000−388043号公報に記載されるようにシクロヘキサンやデカリン等の飽和炭化水素を、反応装置内の金属担持触媒(活性炭等の担体に白金等の金属を担持)に噴射ノズルを用いて霧状に供給して水素を発生させ、一方、水素が充填された反応装置内の金属担持触媒にベンゼンやナフタレン等を同様に噴射して水素を貯蔵するというものである。また、触媒反応をより効率的に行うように、水素貯蔵・供給システムにおいては、反応の安定性や連続性の観点から、触媒に原料が連続的に噴射され、水素の生成速度が大きくなるように噴霧量や噴霧間隔を最適化している。また、水素発生の際には、250〜
400℃に加熱された触媒が低温の液体原料により冷却されて触媒温度が低下すると共に、脱水素反応に伴なう吸熱により触媒温度が急激に低下するために、触媒を加熱するためにヒータの形状や加熱方法も検討されている。
一方、水素の利用方法としては、燃料電池のほかエンジン,タービンのような内燃機関についても検討されている。水素を内燃機関に用いた場合、燃焼温度が1700℃と高温になるため耐熱性材料を使用する必要があるが、小型の内燃機関では温度が1000℃程度であり取り扱いやすいという特徴がある。特開2003−303159号公報には超小型高効率マイクロマシンタービンが記載されている。
特開平7−192746号公報 特開2002−274801号公報 特開2002−184436号公報 特開2003−303159号公報
しかし、上記技術には課題も多い。シクロヘキサンの脱水素反応の反応温度が250〜400℃と高く、ヒータで加熱を行うために、燃料電池で発生した電力の一部を使用しなくてはならず効率が低下してしまう。有機ハイドライドからの脱水素反応を利用して水素の供給を実用化するには、さらに反応効率を高める必要がある。また、特開2002−
274801号公報,特開2002−184436号公報に開示されるように、噴霧器により高温の触媒層にシクロヘキサンを吹き付けて脱水素反応を行い、冷却器で生成物である水素とベンゼンを気体と液体に分離させるため、装置が大型となってしまう。
水素を燃料としたマイクロタービンは、燃料の水素の供給方法に課題がある。都市ガスを改質しオンサイトで水素を製造しタービンを駆動させる場合、改質器を設置しなくてはならないため、システム全体で小型化が困難となる。また、メタンを使用するためCO2 が排出される。CO2 排出を削減するには純水素を燃料に使用することが好ましいが、水素パイプラインなどのインフラ整備が課題である。
そこで、上記課題を解決するため本発明の目的は、有機ハイドライドシステムを有効に活用した小型で効率の良い水素貯蔵・供給装置を作製し、小型でCO2 排出のない発電システムを提供することにある。そこで、上記課題を解決するため、本発明の目的は、小型で効率の良い有機ハイドライドを燃料とし、有機ハイドライドを内部改質によって発生した水素を燃焼するハイドライドタービンを提供することにある。
従来の脱水素反応を行う水素供給装置は、噴霧器やシリンダー,冷却器など多くの付属機器が必要で、全体として装置が大きくなる。また、加熱ヒータを使用するため、発電装置を接続して作製した発電システムは、効率が低下してしまう。このような課題を解決するために本発明のハイドライドタービンは、ハイドライドを燃料に用いた発電装置において、少なくとも空気圧縮部,内部燃料改質部,タービン部,燃焼部,冷却部,発電部からなる水素燃焼タービン発電機であって、内部燃料改質部と少なくとも一つの燃焼部が同軸状に存在する。また、前記内部燃料改質部が、タービンブレード,燃料隔壁の各表面に触媒を塗布した水素燃焼タービン発電機であって、前記触媒が金属触媒と担体材料からなり、前記金属触媒がPt,Rh,Ru,Re,Pd,Ir,Os,Ni,Cr,Moから選ばれた金属またはこれらの合金であって、担体材料が活性炭,炭素材料,アルミナ,シリカ,ゼオライト,珪藻土,ZnO,ZrO2 から選ばれる担体またはこれらの混合物である。
更に本発明のハイドライドタービンは、少なくとも一つの回転軸外周部に外部燃料改質器を有した水素燃焼タービン発電機で、前記外部燃料改質器の燃料供給がパルス噴霧器である水素燃焼タービン発電機である。
また、本発明のハイドライドタービンの前記冷却部は、給湯器として使用できる水素燃焼タービン発電機である。
本発明のハイドライドタービンの前記触媒部の加熱は、タービンの廃熱を利用した水素燃焼タービン発電機であって、発電後の廃液またはガスが、水または水蒸気のほか、ベンゼン,トルエン,キシレン,メシチレン,ナフタレン,メチルナフタレン,アントラセン,ビフェニル,フェナンスレン、及びそのアルキル誘導体からなる群から選ばれる少なくとも1種の化合物、あるいは窒素である。
本発明のハイドライドタービンの利用した分散電源は、ハイドライドを燃料に用いた発電装置において、少なくとも空気圧縮部,内部燃料改質部,タービン部,燃焼部,冷却部,発電部からなる水素燃焼タービン発電機と、燃料・廃液タンク,燃料供給ポンプ,圧縮水素タンクから構成される。
本発明のハイドライドタービンは、燃焼部で水素燃焼しタービンブレードや燃料隔壁に伝導した熱を利用し内部燃料改質部に熱を供給している。内部燃料改質部と少なくとも一つの燃焼部が同軸状に存在する。また、前記内部燃料改質部が、タービンブレード,燃料隔壁の各表面に触媒を塗布し効率よく触媒を加熱し脱水素反応を進行させることができるため、小型で高効率なハイドライドタービンを提供することができる。また、回転軸上に外部改質器を設置することでより多くの燃料を処理することができ、出力を大きくすることが可能である。
有機物を用いた水素供給体、すなわち、有機ハイドライドの脱水素反応は、高温で水素や生成した芳香族炭化水素分圧が低いほど脱水素側に平衡が移動する。逆に低温で水素や芳香族炭化水素分圧が高いほど水素化側に平衡が移動し水素を取り出すことが困難となる。従って水素の貯蔵については低温でも容易に進行するが、脱水素反応である水素供給は難しい。そこで、脱水素反応については、特に水素や芳香族炭化水素分圧の影響が大きいことから、発生した水素及び芳香族炭化水素を系外に排出した後に次の反応を進行させるように、原料の供給はパルスで行うことが有効で、通常加熱した触媒に液体の有機ハイドライドをパルス噴霧し吹き付けて行っている。
本発明の改質器は生成した水素と芳香族炭化水素を分離する方法として、触媒の吸着特性を利用し発生した水素を効率よく触媒表面より分離し、次いで芳香族炭化水素が触媒表面より脱離し触媒表面の再生を行うものである。原料である水素化した有機ハイドライド及び脱水素化した芳香族炭化水素はいずれも活性炭などの触媒担体表面に吸着する。担体に吸着した水素化物は担体に吸着し金属触媒に触れると脱水素し芳香族炭化水素と水素を生成する。脱水素反応は吸熱反応であり、反応の進行とともに触媒表面温度が低下する。水素化物及び芳香族炭化水素は温度の低下により触媒表面から脱離できないが、水素は表面に吸着することなく排出される。この段階で水素と水素化物及び芳香族炭化水素の分離が行われ、反応の平衡は脱水素に有利となり水素生成速度が大きくなる。反応が終了し加熱された触媒表面が反応温度に戻ると芳香族炭化水素が触媒表面より脱離し触媒が再生される。この段階で燃料である水素化物をパルス噴霧供給する。このサイクルを繰り返すことで連続的に水素を供給することが可能となる。
このようなハイドライドタービンは水素供給を行う燃料改質部と少なくとも一つのタービンを同軸上に配置し、一体化させ廃熱を利用しており、小型化で発電した電力をヒータなどにより消費されず、有機ハイドライドシステムの効率を向上できる。
また、水素貯蔵・供給装置より得られる水素は家庭用分散電源以外の発電装置を採用しても良い。例えば、大量の水素を燃焼させて大型のタービンにより発電してもよい。従来の火力発電所の水素供給システムとして使用し、クリーンな系統電力を供給することもできる。
本発明により、安全で小型で効率の良い有機ハイドライドを用いた水素燃焼タービン発電機を提供し、CO2 排出のないクリーンな分散電源を供給する。
本発明のハイドライドタービンは少なくとも空気圧縮部,内部燃料改質部,タービン部,燃焼部,冷却部,発電部からなる水素燃焼タービン発電機であり、内部燃料改質部と少なくとも一つの燃焼部が同軸状に存在する。
空気圧縮部はロータの回転により空気を圧縮し、圧縮した空気を用いて燃料を燃焼室で燃焼させ、発生した燃焼ガスでロータを回転駆動するようになっている。ロータに取り付けられたロータブレードとディフューダベーンにより半径流のコンプレッサが形成され、同様にロータに取り付けられたロータブレードとノズルベーンにより半径流のタービンが構成されている。
タービン部は内部改質部と燃焼部から構成される。
燃焼部はコンプレッサ側に設けられ圧縮空気通路との間を仕切る空気用隔壁を備える。空気はコンプレッサの内側に回転軸の軸心側から供給され、回転するロータに取り付けられたロータブレードにより圧縮され、ディフューダベーンにより圧力を回復した後、空気用隔壁に沿って流れ、これを冷却した後、圧縮空気通路から空気用隔壁の端部に設けられた貫通孔を通して燃焼室内に供給される。さらに、タービン部側に燃料ガス通路との間を仕切る燃料用隔壁を備える。この燃料用隔壁には燃料ガスを燃焼室に直接噴射する直噴ノズルが設けられている。水素ガスは、燃料ガス通路内を燃料用隔壁に沿って流れ燃料用隔壁を背面から冷却した後、加熱された燃料が直噴ノズルから燃焼室に直接噴射される。直噴ノズルによる燃料の噴射速度及び向きは、外周壁に火炎が直接接触しないように調整されている。燃焼室で発生した燃焼ガスは、ノズルベーンを通して半径方向内方に噴射され、ロータに取り付けられたロータブレードを回転駆動し、排ガスノズルから排気される。
内部改質部は燃料であるハイドライドから水素を発生させる部位で、燃料ガス通路内の燃料用隔壁とロータブレード表面に塗布した触媒により水素を発生し燃料流路から冷却部を通過するとき水素と脱水素化物を分離し水素のみを直噴ノズルに供給する。
冷却部は外部より配管された冷却管と廃液取り出し口からなり、冷却管に水を流し脱水素化物と水素の気液分離を行う。
触媒の材料は金属触媒と担体材料からなり、金属触媒がPt,Rh,Ru,Re,Pd,Ir,Os,Ni,Cr,Moから選ばれた金属またはこれらの合金であって、担体材料がアクティブカーボン,カーボンナノチューブやシリカ,アルミナ,ゼオライトなどのアルミナシリケート,珪藻土,ZnO,ZrO2 から選ばれる担体またはこれらの混合物などを用いることができる。触媒材料の製造法は、共沈法、熱分解法など特に限定はないが、触媒は薄膜状に形成するほうが好ましく、ゾルゲル法などの溶液プロセスや蒸着法,スパッタ法,CVD法などのドライプロセスなどを使用することができる。金属触媒の添加量は特に限定はないがコストの点から、2〜10wt%が望ましい。また脱水素化物が担体材料に吸着し触媒材料の被毒が問題になる場合がある。300℃以上の温度で反応を行える場合は特に限定はないが、300℃以下での反応特に250以下では活性炭より酸化物を使用するほうが脱水素化物の脱離が速やかに進行するため好ましい。
発電部は、モータ/ジェネレータを備える。このモータ/ジェネレータは、ロータブレードの端面に取り付けられたロータフィルムと、ロータフィルムに対向して本体側に取り付けられたステータとからなり、モータ(電動機)とジェネレータ(発電機)の両方の機能を有し、始動時にはロータを回転駆動してコンプレッサにより空気を圧縮して燃焼室での燃焼を始動させ、ロータの安定回転後に電気を発電するようになっている。
上述した本発明の構成によれば、燃焼部と内部改質部が隣接しており、触媒材料が燃焼ガスの廃熱を効率よく利用することができると同時に吸熱反応である脱水素反応が進行し外周壁の温度上昇を更に抑えることができる。
以下、本発明のタービン内部改質器及び外部改質器について説明する。
なお、本発明は上述した実施例及び実施形態に限定されず、本発明の要旨を逸脱しない範囲で種々変更できることは勿論である。
以上のような部材や作成手順によりハイドライドタービンを作成した例を以下実施例に記載する。
〔比較例1〕
図1は、本発明のマイクロマシンガスタービンの半断面図である。本発明のマイクロマシンガスタービンは、ロータ101の回転により空気を圧縮し、圧縮した空気を用いて燃料を燃焼室102で燃焼させ、発生した燃焼ガスでロータ101を回転駆動するようになっている。ロータ101に取り付けられたロータブレード103とディフューダベーン
104により半径流のコンプレッサ105が形成され、同様にロータ101に取り付けられたロータブレード106とノズルベーン107により半径流のタービン108が構成されている。
本発明のマイクロマシンガスタービンは、燃焼室102のコンプレッサ側に設けられ圧縮空気通路109との間を仕切る空気用隔壁110を備える。空気はコンプレッサ105の内側に回転軸100の軸心側から供給され、回転するロータ101に取り付けられたロータブレード106により圧縮され、ディフューダベーン104により圧力を回復した後、空気用隔壁110に沿って流れ、これを冷却した後、圧縮空気通路109から空気用隔壁110の端部に設けられた貫通孔111を通して燃焼室102内に供給される。
本発明のマイクロマシンガスタービンは、更にタービン側に設けられ燃料ガス通路112との間を仕切る燃料用隔壁113を備える。この燃料用隔壁113には燃料ガスを燃焼室102に直接噴射する直噴ノズル114が設けられている。燃料ガス(例えば水素ガス)は、燃料ガス通路112内を燃料用隔壁113に沿って流れ燃料用隔壁113を背面から冷却した後、加熱された燃料が直噴ノズル114から燃焼室102に直接噴射される。直噴ノズル114による燃料の噴射速度及び向きは、外周壁に火炎が直接接触しないように調整されている。燃焼室102で発生した燃焼ガスは、ノズルベーン107を通して半径方向内方に噴射され、ロータ101に取り付けられたロータブレード106を回転駆動し、排ガスノズルから排気される。
更に、本発明のマイクロマシンガスタービンは、モータ/ジェネレータ115を備える。このモータ/ジェネレータ115は、ロータブレード106の端面に取り付けられたロータフィルム116と、ロータフィルム116に対向して本体側に取り付けられたステータ117とからなり、モータ(電動機)とジェネレータ(発電機)の両方の機能を有し、始動時にはロータを回転駆動してコンプレッサにより空気を圧縮して燃焼室での燃焼を始動させ、ロータの安定回転後に電気を発電するようになっている。
上述した本発明の構成によれば、燃焼室102のコンプレッサ側には圧縮空気通路109があり、タービン側には燃料ガス通路112があり、それぞれ圧縮空気と燃料ガスにより冷却されているので、両方の隔壁110,113を下げることができる。また、この両方の隔壁110,113の外側に本体の外壁118,119があるので、その中間の空気層と燃料ガス層により外壁118,119への伝熱を低減し、外壁からの熱損失を低減することができる。
燃料ガスは空気と予混合されずに、直噴ノズル114から燃焼室に直接噴射されるので、この噴射速度と向きを調整することにより、外周壁に燃焼ガスが接触しないように火炎を形成することができ、外周壁の温度上昇を更に抑えることができる。
上記比較例のタービンは、燃料ガスが水素であるが、燃料の水素は水素ボンベや水素のパイプラインなどにより供給される。電気分解などでオンサイトで製造した水素を利用することも可能であるが、水素製造を外部で行うために水素製造に必要なエネルギーを消費してしまうために、オンサイト水素製造の場合はシステムの効率が低下するという問題がある。
図2は、本発明のハイドライドタービンの半断面図である。比較例とは空気圧縮器がハイドライドを改質するための内部改質部になっている点、空気圧縮機が燃焼部と別に配置されている点が異なる。ハイドライドタービンはタービンの燃焼熱を触媒反応に利用できるようにするため、燃焼器と改質部を隣接する必要があり、空気圧縮機を別途配置させている。
本実施例のハイドライドタービンは、圧縮機,燃焼器207,発電機などの基本的な構成は比較例1と同様であるが、圧縮機206は燃焼器の回転軸に別途設置されている。本実施例のハイドライドタービンは内部改質部201,冷却部202が設けられており、燃料のハイドライドからタービンの燃焼排熱を利用して水素と脱水素化物を製造する。製造した水素と脱水素化物は冷却部で分離され、脱水素化物は冷却後液化し、タンクに貯蔵される。冷却部には冷却水配管203が設けられており、外部から供給された水と熱交換し給湯などを行うことが可能でコージェネシステム化することができる。
一方、燃料タンクは図示していないが燃料である水素化した有機ハイドライドと廃液である脱水素化した芳香族化合物の両者を貯蔵しなくてはならない。二つのタンクを使用するのが最も簡単であるが、容積が2倍となる。そこで本発明は一つのタンクで燃料と廃液を両方貯蔵できるタンクを作成した。
タンク内部は可動式の仕切り板が設置されており、燃料と廃液をタンク内に上下に区分して貯蔵できるようになっている。下部が燃料貯蔵で上部が廃液タンクである。はじめに空のタンクに燃料を貯蔵するため上部の注入口より燃料がタンク内に注入され、仕切り板が上昇し、タンク内は燃料で満たされる。次に水素供給し発電を行う際には燃料タンク内の燃料チューブよりポンプにより吸引されタンクから水素供給装置に燃料が供給される。水素供給し生成した廃液は配管を通りタンク上部の廃液タンクに貯蔵される。燃料が供給されれば仕切り板は下降するため、上部には空間が生じ、廃液のタンク内への侵入が容易になる。さらに、有機ハイドライドの特徴である燃料の密度と廃液である脱水素化物の密度差がほとんどないので、容積の置換えに問題が生じない。
水素供給を行い燃料がなくなりタンクが廃液で満たされると、例えばタンクローリによる回収と燃料の供給を行う。タンクローリは燃料供給口と廃液取り出し口に配管を接続し、回収と燃料供給を行う。回収と燃料供給の操作は、燃料供給をポンプで行えば、仕切り板が上昇するので、廃液が自然とタンクローリの廃液タンクに注入されるようになっている。タンクローリのタンクもまた内部に可動式の仕切り板を有しており、燃料と廃液を区分して貯蔵している。燃料供給時に自然に廃液をスムーズに回収できるよう、家庭内のタンク同様に上部が廃液層で下部が燃料層になっている。
発生した水素は燃料流路を通り、直噴ノズルより燃焼室内に供給される。改質部201では燃料隔壁、タービンブレード表面にPt/アルミナ触媒205が塗布されている。改質部のタービンブレードの構造は空気圧縮機と同様な構造をしており、発生した水素は圧縮され、一旦外部に設けられた水素の予備タンク204に貯蔵され、必要な量タンクから燃料流路を通り燃焼室に供給され、タービンブレード,ロータを回転し発電する。
このようにハイドライドタービンは内部改質によりハイドライドから安全に効率よく水素を製造し、水素を燃焼するCO2 排出のないクリーンな発電装置を作製することができた。
なお、本発明は上述した実施例及び実施形態に限定されず、本発明の要旨を逸脱しない範囲で種々変更できることは勿論である。
水素エネルギーを利用した発電装置であって、家庭用などの分散電源およびハイブリット自動車などに利用できる。
従来のマイクロガスタービンの半断面図である。 本発明のハイドライドタービンの半断面図である。
符号の説明
100…回転軸、101…ロータ、102…燃焼室、103…ロータブレード、104…ディフューダベーン、105…コンプレッサ、106…ロータブレード、107…ノズルベーン、108…タービン、109…圧縮空気通路、110…空気用隔壁、111…貫通孔、112…燃料ガス通路、113…燃料用隔壁、114…直噴ノズル、115…モータ/ジェネレータ、116…ロータフィルム、117…ステータ、118,119…外壁
、201…改質部、202…冷却部、203…冷却水配管、204…予備タンク、205…触媒、206…圧縮機。

Claims (8)

  1. ハイドライドを燃料に用いた発電装置において、少なくとも空気圧縮部,内部燃料改質部,タービン部,燃焼部,冷却部,発電部からなることを特徴とする水素燃焼タービン発電機。
  2. 内部燃料改質部と少なくとも一つの燃焼部が同軸状に存在することを特徴とする請求項1記載の水素燃焼タービン発電機。
  3. 前記内部燃料改質部が、タービンブレード,燃料隔壁の各表面に触媒を塗布したことを特徴とする水素燃焼タービン発電機。
  4. 前記触媒が金属触媒と担体材料からなり、前記金属触媒がPt,Rh,Ru,Re,
    Pd,Ir,Os,Ni,Cr,Moから選ばれた金属またはこれらの合金であって、担体材料が活性炭,炭素材料,アルミナ,シリカ,ゼオライト,珪藻土,ZnO,ZrOから選ばれる担体またはこれらの混合物であることを特徴とする水素燃焼タービン発電機。
  5. 前記冷却部が、給湯器であることを特徴とする請求項4〜7記載の水素燃焼タービン発電機。
  6. 前記触媒部の加熱をタービンの廃熱を利用することを特徴とする請求項4〜7記載の水素燃焼タービン発電機。
  7. 発電後の廃液またはガスが、水または水蒸気のほか、ベンゼン,トルエン,キシレン,メシチレン,ナフタレン,メチルナフタレン,アントラセン,ビフェニル,フェナンスレン、及びそのアルキル誘導体からなる群から選ばれる少なくとも1種の化合物、あるいは窒素であることを特徴とする水素燃焼タービン発電機。
  8. ハイドライドを燃料に用いた発電装置において、少なくとも空気圧縮部,内部燃料改質部,タービン部,燃焼部,冷却部,発電部からなる水素燃焼タービン発電機と、燃料・廃液タンク,燃料供給ポンプ,圧縮水素タンクからなることを特徴とする分散電源システム。

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