JP2005105824A - Vehicular fuel sending-out assembly - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は車両用燃料送出システムに関し、特にモジュール式の燃料送出アセンブリに関する。 The present invention relates to vehicle fuel delivery systems, and more particularly to modular fuel delivery assemblies.
多くの燃料送出装置と燃料送出システムが提案されている。燃料送出装置がモジュール形態で車両の燃料タンクの中に配置されている場合もある。これらのモジュールは、与えられた燃料タンクの形状又は応用に適合するようにデザインされる。とりわけ、燃料タンクの深さやモジュールの取り付け箇所を考慮して、異なる燃料タンクの形状には異なる燃料送出モジュールデザインが必要となる。燃料送出装置が燃料レベルセンサを備えている場合もある。 Many fuel delivery devices and fuel delivery systems have been proposed. In some cases, the fuel delivery device is arranged in the fuel tank of the vehicle in the form of a module. These modules are designed to fit a given fuel tank shape or application. In particular, different fuel delivery module designs are required for different fuel tank shapes, taking into account the depth of the fuel tank and the location of the module. The fuel delivery device may include a fuel level sensor.
本発明の燃料送出アセンブリは、少なくとも一つのアクセサリを有して燃料タンクの壁上に固定されるマウントを形成する第1のアセンブリと、電気モータ燃料ポンプを含む第2のアセンブリと、第1のアセンブリと第2のアセンブリを連結するために、第1のアセンブリと第2のアセンブリに固定される少なくとも二つの互換性連結部材を有する第3のアセンブリとを備える。マウントを形成する第1のアセンブリと電気モータ燃料ポンプを含む第2のアセンブリの間に置かれた、少なくとも二つの互換性連結部材を有する第3のアセンブリを用いることによって、第1と第2のアセンブリの標準化が可能となり、異なる環境に対して、燃料送出アセンブリを簡単に適合させることができる。 The fuel delivery assembly of the present invention includes a first assembly that has at least one accessory to form a mount that is secured to the wall of the fuel tank, a second assembly that includes an electric motor fuel pump, A first assembly and a third assembly having at least two interchangeable coupling members secured to the second assembly are provided for coupling the assembly and the second assembly. By using a third assembly having at least two interchangeable coupling members placed between a first assembly forming a mount and a second assembly including an electric motor fuel pump, the first and second Standardization of the assembly is possible and the fuel delivery assembly can be easily adapted to different environments.
本発明の基本的な構造のおかげで、燃料送出アセンブリは、マウントを形成する標準の第1のアセンブリと電気モータ燃料ポンプを含む標準の第2のアセンブリとともに、如何なる形状の燃料レベルセンサに対しても、とりわけ如何なる形状と幾何の燃料タンクに対しても、第3のアセンブリの互換性連結部材を適切なものに取り替えたり選択することによって、容易に適合させることができる。 Thanks to the basic structure of the present invention, the fuel delivery assembly, together with a standard first assembly forming a mount and a standard second assembly including an electric motor fuel pump, can be used for any form of fuel level sensor. However, it can be easily adapted to any shape and geometry of the fuel tank by replacing or selecting a compatible connecting member of the third assembly with an appropriate one.
好ましい一実施形態において、第3のアセンブリの少なくとも一つの互換性連結部材は管状タイプであって燃料通過のための導管を形成し、第1のアセンブリ、第3のアセンブリ、第2のアセンブリが連続して配置されており、好ましくは第1のアセンブリが燃料フィルタと圧力レギュレータと燃料レベル感知デバイスを含む。 In a preferred embodiment, the at least one interchangeable connecting member of the third assembly is of the tubular type and forms a conduit for fuel passage, and the first assembly, the third assembly, and the second assembly are continuous. Preferably, the first assembly includes a fuel filter, a pressure regulator, and a fuel level sensing device.
好ましくは、第1のアセンブリは、二つの溶接された部分から形成されたフィルタケースを備え、燃料通過のための一体化された導管を有するマウントを形成し、簡単なクランプにより固定された燃料フィルタとレギュレータを収容するハウジングを備え、そしてレギュレータのための同軸の入口燃料導管と出口燃料導管を定める。 Preferably, the first assembly comprises a filter case formed from two welded parts, forming a mount with an integrated conduit for fuel passage, and secured by a simple clamp. And a housing housing the regulator, and defining coaxial inlet and outlet fuel conduits for the regulator.
好ましくは、電気モータ燃料ポンプを含む第2のアセンブリは、燃料ポンプの準備未達を防止するためのポンプの入口を延長するのに適合した端部を有するフィルタを備える。 Preferably, the second assembly including the electric motor fuel pump comprises a filter having an end adapted to extend the pump inlet to prevent fuel pump failure.
以下に、図面を参照して本発明を詳細に説明する。図1は、マウントを形成する第1のアセンブリ100と、電気モータ燃料ポンプを含む第2のアセンブリ200と、これら第1のアセンブリ100と第2のアセンブリ200を連結する第3のアセンブリ300とからなる計三つのアセンブリを含むモジュラー燃料送出アセンブリ又は燃料送出モジュールの好ましい一実施形態を示す。
Hereinafter, the present invention will be described in detail with reference to the drawings. FIG. 1 includes a
マウントを形成する第1のアセンブリ100は、燃料タンクの壁上に固定されるようになっており、好ましくは、少なくとも一つの、燃料レベルセンサ170などのアクセサリを有する。好ましくは、第1のアセンブリ100は、プラスチックでできた、より好ましくは、ポリオキシメチレン(POM)でできた本体110を含む。
The
好ましくは、第1のアセンブリ100の本体110は、フィルタ150と、レギュレータ160と、燃料レベルセンサ170と、流体コネクタパイプ180,182と、燃料レベルセンサ170や燃料ポンプアセンブリ200の電気的接続のための電気コネクタ190とを有する。本体110は、少なくとも部分的には、プラスチックでできた二つのシェル120と130を含む。上方のシェル120は、好ましくは円いディスク形状の、放射状に外方に延長したフランジ121を備える。好ましくは、フランジ121は、燃料タンク内において垂直軸のまわりに装置を位置決めするためのインプレション122などのマーク(印)を備える。図1と図3に示されるように、好ましくは、インプレション122はフランジ121の外周上に備えられる。
Preferably, the
フランジ121の上方の表面上には二つのコネクタパイプ180,182がある。一方のコネクタパイプ180は、燃料ポンプからエンジンへの供給ライン内にある。他方のコネクタパイプ182は、戻りライン内にあり、エンジンから燃料タンク内へ戻される未使用の燃料を受ける。これらコネクタパイプ180,182は、以下に詳しく説明する導管に連通している。
There are two
図に示されているコネクタ181,183は、それぞれ、これらコネクタパイプ180,182に相当するものであり、適切な外部の導管との接続を行わせるものである。図示されているコネクタ181,183は、雄型のJohn Guestコネクタとして従来からよく知られているコネクタである。
The
好ましい実施形態においては、フランジ121は、その上方の表面上にコネクタ本体123を備える。好ましくは、上方のシェル120と、特にフランジ121と、コネクタ本体123は、コネクタ本体123でフランジ121の下方の表面上とフランジ121の下方の表面上とにアクセスできる導電性の接点124(図1参照)にモールドされ、これにより、接続ワイヤ171,172を介して燃料レベルセンサ170に、また、接続ワイヤ201,202を介して燃料ポンプアセンブリ200に電気的接続がなされる。
In a preferred embodiment, the
フランジ121の下方の表面上には、好ましくは互いに同心ではない二つの円筒状のカップ、すなわち外側のカップ125と内側のカップ126がある。また、好ましくは、フランジ121の下方の表面上には、二つのカップ125と126の間に定められるハウジング内に配置される導管127がある。導管127はフランジ121の平面に垂直に延長している。導管127はパイプ182と連結し、かつ、上方のシェル120の基部とも連結して、以下に説明するように下方のシェル130上に備えられた類似の導管と協働するようになっている。かくして導管127は、エンジンや、装置の(燃料ポンプから見た)下流の他の箇所から戻される燃料を受け取り、導く。
On the lower surface of the
内側のカップ126は、下方のシェル130上に備えられた類似のカップ131と組み合わされて、フィルタ150を収容するチャンバ128を定める。フランジ121の下方の表面上には、前記パイプ180に接続されてチャンバ128の中央に連通する出口導管129が備えられている。かくして出口導管129は、濾過された燃料をエンジンへと導く。
The
好ましくは、フィルタ150は環状である。図5に示されるように、より好ましくは、フィルタ150は断面がU字形状である。フィルタ150は流体密封ウェブ152によりその基部で閉じた環状のフィルタ構造体151を有する。フィルタ構造体151の先端には、出口導管129をぴったりと受けて双方の間の流体密封を保証するサイズをもつ開口が備えられる。これにより、以下により詳しく説明するように、フィルタ構造体151の外周上において、チャンバ128内へ注入された燃料は、該フィルタ構造体151内を放射状に内方へ通過し、そして一旦濾過されると、燃料はチャンバ128を去り、出口導管129とパイプ180を経由してエンジンへ向かう。かくしてフィルタ150は、好ましくは、単純にクランプされるか、又は出口導管129上にプレス嵌めされて、二つのシェル120,130により定められるチャンバ128内に保持される。
Preferably, the
エンジンで消費されずに戻された燃料をレギュレータ160へ導くために、下方のシェル130は、さらに、導管127を延長するブラインド導管132を定める。二つのシェル120と130は、それらが流体密封溶接により結合される平面133内にて相互に固定される。この流体密封溶接は、外部に漏洩しないように、導管127と132の間の流体密封を保証するものであり、かつ、下に向かって凹むカップ126と上に向かって凹むカップ131の間の流体密封を保証するものである。ここで、フィルタチャンバ128は、さらに、出口導管129により定められる燃料出口と、パイプ180と、以下に説明する燃料入口とを有する。
The
図6に示されているように、入口導管134はカップ131の基部を通過してチャンバ128の内部に連通する。この入口導管134は、例えばひだの付いたフレキシブルなホース210の形態の燃料ポンプの出口と連通する導管などを受ける、下方に突出した端部又はニップル135を備える。フレキシブルなホース210とニップル135の間の流体密封、及びフレキシブルなホース210と燃料ポンプの出口の間の密封は、それぞれホースクランプ212,214により保証される。
As shown in FIG. 6, the
図1に示されているように、カップ130の基部は、さらに、圧力レギュレータ160を収容するハウジング136を含む。勿論、圧力レギュレータ160の機能は、エンジンに供給される燃料の圧力を制限したり制御したりすることである。本実施形態において、圧力レギュレータは、消費されずにエンジンから戻される燃料のために、燃料戻りライン中に配置される。好ましくは、圧力レギュレータ160は、ハウジング136内において、燃料送出アセンブリが有するケース161(図16参照)の中に配置される。
As shown in FIG. 1, the base of the
好ましくは、圧力レギュレータ160は、通常、図16に示されるように構成される。圧力レギュレータ160はダイアフラム162を含み、ケース161内に形成された入口オリフィス163を通ってケース161に入る燃料の圧力を、そのダイアフラム162の一方の側面が感受する。ダイアフラム162は、他方の側面から、ばね164などの付勢部材により付勢されている。ダイアフラム162は、出口パイプ166に対向して出口パイプ166を選択的に閉鎖するバルブヘッド165を有する。
Preferably, the
ダイアフラム162にかかる燃料の圧力が、ばね164によりダイアフラム162へかかる付勢力より小さいときは、ダイアフラム162は、ばね164により出口パイプ166の方へ付勢され、バルブヘッド165が出口パイプ166を閉じる。バルブヘッド165がこの位置にあると、燃料は圧力レギュレータ160を通って流れることができず、したがって、燃料はエンジンから燃料タンクへ導かれない。
When the pressure of the fuel applied to the
ダイアフラム162にかかる燃料の圧力が、ばね164によりダイアフラム162へかかる付勢力より大きくなると、ダイアフラム162は、ばね164の圧縮のため、燃料により出口パイプ166から離れるように変位する。そして、バルブヘッド165は出口パイプ166から離れるように動き、エンジンでの過剰な燃料が、圧力レギュレータ160を通って燃料タンクへ戻される。
When the pressure of the fuel applied to the
ハウジング136は、マウントの垂直軸に垂直な、言い換えればフィルタチャンバ128の軸に垂直な軸上に中心を置かれた円筒状のハウジングから形成される。図5に示されたように、ハウジング136の遠い方の端が、環状のチャンバ138により囲まれた中央円筒状バレル137を定める。中央円筒状バレル137は、例えばOリング139などにより、圧力レギュレータ160の出口パイプ166を受け、かつ、出口パイプ166でシールする。環状のチャンバ138は、圧力レギュレータ160の入口オリフィス163に連通している。
The
下部のシェル130は、戻された燃料を受ける導管132を環状のチャンバ138に連通させる通路140を有する。下部のシェル130は、さらに、好ましくは導管132と一直線に配列されたパイプ141の第2のブラインド部分を有する。パイプ141は、その上方の部分が、オリフィス142により、円筒状バレル137の内部と連通している。パイプ141の該部分は、さらに、下方のシェル130の下の部分と連通しており、連結部材320のうちの一つを受ける。
The
かくして、下方のシェル130は、中間の流体密封膜又は壁143(図5参照)により分離された二つの同軸部分132,141を含むパイプの組を定める。上方の導管132はエンジンから戻されて来る燃料を受け取り、それを圧力レギュレータの入口163へと導く。燃料の圧力がばね164の付勢力を超えるときは、下方の導管又はパイプ141は、圧力レギュレータの出口166から燃料を受け取る。好ましくは、導管132とパイプ141は、パイプ127と129に平行に、すなわち、フィルタチャンバ128の軸に平行に延長している。
Thus, the
ハウジング136は、圧力レギュレータのケース161の外の断面に対応する円いチャンバ144を定める。ケース161の外周とチャンバ144の間の流体密封は、Oリングシール145によりなされる。チャンバ144の開口の周のまわりに、ハウジング136は、さらに、圧力レギュレータ160上に定められた外方に向いたフランジ169(図16参照)と調和するカラー146を定める。フランジ169はダイアフラム162の外周をクランプして保持する。カラー146は、圧力レギュレータ160をハウジング136内に固定するための金属ピン148を受けるアパーチャー147を備える。ピン148はカラー146のアパーチャー147に係合して、圧力レギュレータの外方に向いたフランジ169のためのベアリングとして作用する。
The
図1に示されているように、好ましくは、下方のシェル130は、さらに、燃料レベルセンサ170のハウジング173を受けるスライドレール149を定める。ハウジング173は、適切な方法、例えばスナップ嵌めにより、スライドレール149上に保持される。このスライドレール149については、数多くの実施形態があると考えられる。
As shown in FIG. 1, preferably, the
本実施形態においては、下方のシェル130,カップ131,導管部材132,141,中央バレル137と環状のチャンバ138を有するハウジング136,チャンバ144,カラー146とスライドレール149を備えているアセンブリは、プラスチックでできた一体物として形成されている。
In this embodiment, the assembly comprising the
燃料レベルセンサ170は、標準的なメカニズムのものでよい。好ましくは、燃料レベルセンサ170は、アーム176により燃料タンク内の燃料レベルをフォローするフロート177につながった可動要素175に連結されるフォロアがその上で動かされる電気抵抗材料でできた軌道を備えた電気絶縁性の土台174を収容するケース173を有する。燃料レベルセンサのこの軌道とコネクタ123の接点124の間の接続は、適切なワイヤ171,172によりなされる。図2に、ゲージング中におけるフロート177の移動が線で示されている。
The
第2のアセンブリは、基本的に電気モータ燃料ポンプ220を備えており、この燃料ポンプは、例えばタービン型や正変位型など、従来の如何なるタイプのものであってもよい。図6に示されているように、好ましくは、燃料ポンプ220はその出口にノンリタンバルブ又は逆止め弁222を備えており、これにより、燃料は燃料ポンプ220から排出されるが、その出口を通って燃料ポンプ220に再び入ることが防止されている。さらに、燃料ポンプ220は、その入口にフィルタ230を備える。フィルタ230は、特定のメッシュサイズをもつ布、好ましくは合成材料でできたエンベロープ232を有する。
The second assembly basically comprises an electric
好ましくは、フィルタのエンベロープ232内において、フィルタ230は、フィルタの下部の壁及び上部の壁を離間させるためのスペーサーとして機能するブレース234を備える。図11に好ましい一実施形態として示すように、ブレース234は、互いに交差片236により連結され、正弦形状にアンジュレーションが施された二つの側部235からなるはしごの形態を有する。側部235はフィルタ230の長さ方向に延長している。側部235のアンジュレーションは、通常、フィルタのエンベロープ232の上と下の面に垂直な平面内に位置する。言い換えれば、アンジュレーションのそれぞれの山は、フィルタのエンベロープ232の上と下の面に隣接している。ブレース234の形は上記に限らず、他の適切な形であってもよい。
Preferably, within the
図6に示されているように、フィルタ230の出口はポンプ220の入口221上に、流体密封様に固定されている。このため、好ましくは、フィルタ230の出口は、ポンプ220の入口221に対応する端部237(図3,図13参照)を有する。より好ましくは、端部237は、フィルタ230内において、プラスチック材料でできた導管238(図12,13参照)のそばで延長している。この導管238は、ポンプの入口221を延長させて、フィルタ230を通しての燃料ポンプ220の吸引点をできるだけ下げて燃料ポンプが準備未達となる可能性を低減させている。端部237は、燃料ポンプ220の出口221に対応する内側部分を備えている。かくして、フィルタ230は、燃料ポンプ220の入口221上に単純にクランプされて固定される。ブレース234と端部237は、好ましくはプラスチック材料、より好ましくはポリオキシメチレン(POM)でできている。
As shown in FIG. 6, the outlet of the
好ましくは、導管238は通常のL字型を有する。導管238は二つの直交する部分をもつ(図12参照)。その一方の部分239は端部237を延長し、他方の部分240は部分239に垂直である。部分239と部分240は互いに連通している。部分240はフィルタのエンベロープ232の内部空間に連通している。
Preferably,
好ましくは、端部237はブレース234に連結されていない。かくして、図6と図13を比較するとわかるように、フィルタ230は、端部237とブレース234の間に位置する中間領域の変形により湾曲して、フィルタ230の形状を周囲に適合させており、フィルタ230の下方の面を燃料タンクの底にもたれるようにさせている。この構成により、フィルタ230を通しての燃料ポンプ220の吸引点をできるだけ低くしている。
Preferably, end 237 is not connected to brace 234. Thus, as can be seen by comparing FIG. 6 and FIG. 13, the
好ましくは、第2のアセンブリ220は、さらに、電気ポンプ220のための支え250を有する。好ましくは、この支え250はその内側に、電気ポンプ220の外被よりもわずか大きい内径をもつ円筒状の本体又は環252を有しており、環252の軸のまわりに等間隔にて複数の内側垂直リブ254が設けられている。かくして、三つの垂直リブ254が、環252の内面上に等間隔で設けられている。リブ254の各々は略円筒状の断面を有することが好ましい。また、環252の内面から突出したリブ254の高さは、環252の基部に向かって増加し、これにより、リブが環252内の所定の位置に置かれたとき、燃料ポンプ220と環252の間に締まり嵌めがなされる。すなわち、燃料ポンプ220がリブ254にくさび留め又はプレス嵌めにより固定される。さらに、環252はその外側の表面上に、それぞれ連結部材310,320の下方端を受ける二つの管状の部分257,258を備えている。
Preferably, the
好ましくは、電気ポンプ220を受けるハウジングを形成する環252は、さらに、その基部に電気ポンプ220を固定する構造体を備える。かくして、環252の外被部分から延長する円筒形状のアーム260が設けられる。このアーム260は、その下部端に、環252の軸に向かって放射状に設けられたフィンガー262を備える。図6に示されているように、このフィンガー262は、その基部で環252の開口の外郭を横切ってある程度延長しており、燃料ポンプ220の本体のための軸接触部(軸の迫台)として作用する。好ましくは、このフィンガー262の厚さは、その放射状内側端が燃料ポンプ220の下部の壁と前記端部237の間に挟まれて、これにより、電気ポンプ220の環252上における軸方向の移動を防止するような厚さになっている。
Preferably, the
さらに、フィンガー262は、環252の内方に軸状に配位した耳、又は歯を備えている。この耳、又は歯は、ポンプ220の基部に形成された対応する凹部に入るようになっており、これにより、環252内におけるポンプ220の回転を防止している。好ましくは、環252、リブ254,アーム260,フィンガー262とその歯を備えたアセンブリは一体物となっており、プラスチックで、より好ましくは、ポリオキシメチレン(POM)でできている。
Further, the
図1〜図13に示された実施形態によれば、マウント100とポンプアセンブリ200を連結する第3のアセンブリ300は、二つの管状部材310,320を含む。特に、図1〜図13に示された実施形態によれば、これらの管状部材310,320は、曲がった金属管で形成されている。好ましくは、管状部材310,320は、120度くらいの角度で曲がっている。好ましくは、管状部材310,320は互いに平行に延長している。管状部材310,320はそれらの上端において、それぞれ、下方のシェル130の基部に設けられたパイプ部141と、やはり下方のシェル130の基部に設けられた同様のパイプ部141’(図5参照)に係合している。
According to the embodiment shown in FIGS. 1 to 13, the
本発明の好ましい実施形態においては、二つのアセンブリ100と200の間に設けられた連結部材320のうちの一つは、燃料を通す機能をもち、とりわけ、圧力レギュレータ160から来る戻し燃料を通す機能をもつ。好ましくは、管310,320は、単純な嵌め込みにより導管部141,141’の中に保持される。管310,320は、ポンプ保持環252に取り付けられた管状部257と258の中に、同様に嵌め込み又はプレス嵌めにより係合、保持される。
In a preferred embodiment of the present invention, one of the connecting
好ましくは、管状の連結部材310,320は、それらの長手方向に参照ビーズ313,323を有する。これらの参照ビーズ313,323は、管状の連結部材310,320の位置決めを制御するために用いられる。典型的には、参照ビーズ313,323のうち少なくとも一つが、管状の受容部材141,141’、又は257,258のうちの一つに当たる。
Preferably, the
必要に応じて、燃料ポンプ220を受ける環252は、適切なメカニズムにより、連結部材310,320のうち少なくとも一つの上で動くことを防止されている。図1に示されているように、このメカニズムはぎざぎざのある止め座金、又はリング330である。そのような止め座金は、その外周部が管状部257,258に当たり、その内側の周辺上に、連結部材310,320のうちの一つの端の周辺に弾性的に係合する歯を有している。一実施形態において、組み立て後は、燃料ポンプ220の軸は連結部材310,320の傾斜した下方の部分に平行である。
Optionally, the
燃料の流れの通路は、図17にダイヤグラム的に示されている。入口フィルタ230を通過した後、燃料は燃料ポンプ220により引かれ、加圧下で燃料ポンプ出口と逆止め弁222を通って排出され、導管210と導管134,135を経由してフィルタチャンバ128の入口に達する。次いで、燃料はパイプ129,180を通ってフィルタ150の内部の方に向かって放射状に内方に通過し、インジェクターマニホールドに達する。燃料の圧力が圧力レギュレータ160により設定されたしきい値を超えると、余剰の燃料がパイプ182へ戻される。そこから燃料はパイプ127と132を経由して圧力レギュレータの入口へ達する。燃料は後者を横切って通過し、導管141のバレル137と連結部材320により再び出て来る。
The fuel flow path is shown diagrammatically in FIG. After passing through the
上記のように好ましい実施形態を用いて本発明について説明してきたが、本発明はこのような実施形態に限定されない。 Although the present invention has been described using the preferred embodiments as described above, the present invention is not limited to such embodiments.
とりわけ、図14,図15に示されているように、連結部材310,320には様々な実施態様、形状、寸法などが存在する。図14,図15において、連結部材310’,320’は好ましくはプラスチックで、より好ましくは、ポリオキシメチレン(POM)でできている。
In particular, as shown in FIGS. 14 and 15, the connecting
図14,図15に示されている連結部材310’,320’は、通常の90度の形状を有しており、それぞれその上方部分に中空の管314,324を備え、下方部分が直線状の部材315,325へと延長している。連結部材は直線状であってもよく、あるいは様々な用途に応じて適当な角度で曲がっていてもよい。
The connecting
中空の管314,324は、第1のアセンブリ100の下方のシェル130の管状部141,141’にプレス嵌めされるようになっている。好ましくは、剛性のあるウェッブ又はブレース316,326が、管314,324の基部と直線状の部材315,325の隣接端を連結する。好ましくは、後者は溝又はレール形状のガイドとして形成され、これにより、少なくとも一つからの燃料が流れられるようにする。そのために、部材314,324はそれらの基部に、部材315,325上に形成された前記溝の中へ開いたオリフィス317,327を有する。
The
部材315,325は、管314,324の向かい側のそれらの端に、ハウジング252の管状部257,258と協働する端部318,328を備える。好ましくは、これらの端部318,328は、それらの自由端に、二つの弾性舌の形を有し、クリッピングにより部材315,325を管状部257,258上に固定するクリップ319,329の形態の構造をもつ。
100 第1のアセンブリ
120 上方のシェル
121 フランジ
125 外側のカップ
126 内側のカップ
127 導管
128 チャンバ
129 出口導管
130 下方のシェル
132,134,135 導管
136 ハウジング
137 バレル
138 チャンバ
141、141’ 管(通路)
144 チャンバ
146 カラー
147 アパーチャー
150 フィルタ
160 圧力レギュレータ
161 ケース
162 ダイアフラム
164 ばね
165 バルブヘッド
170 燃料レベルセンサ
176 アーム
177 フロート
180、182 コネクタパイプ
200 第2のアセンブリ
220 燃料ポンプ
222 逆止め弁
230 フィルタ
232 フィルタエンベロープ
234 ブレース
237 端部
238 導管
252 環(ハウジング)
254 リブ
257,258 管状の部分
260 アーム
300 第3のアセンブリ
310,320,310’,320’ 連結部材(管状部材)
313,323 参照ビーズ
314,324 管(部材)
315,325 直線状部材
316,326 ブレース
317,327 オリフィス
318,328 端部
319,329 クリップ
330 リング
100
254 Rib 257,258
313, 323
315,325 Linear member 316,326 Brace 317,327 Orifice 318,328 End 319,329
Claims (25)
電気モータ燃料ポンプを含む第2のアセンブリと、
第1のアセンブリと第2のアセンブリを連結するために、第1のアセンブリと第2のアセンブリに固定される少なくとも二つの互換性連結部材を有する第3のアセンブリと、
を備えることを特徴とする車両用燃料送出アセンブリ。 A first assembly having at least one accessory and defining a mount secured on the wall of the fuel tank;
A second assembly including an electric motor fuel pump;
A third assembly having at least two interchangeable coupling members secured to the first assembly and the second assembly for coupling the first assembly and the second assembly;
A vehicle fuel delivery assembly comprising:
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003335958A JP2005105824A (en) | 2003-09-26 | 2003-09-26 | Vehicular fuel sending-out assembly |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003335958A JP2005105824A (en) | 2003-09-26 | 2003-09-26 | Vehicular fuel sending-out assembly |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2005105824A true JP2005105824A (en) | 2005-04-21 |
Family
ID=34532252
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2003335958A Withdrawn JP2005105824A (en) | 2003-09-26 | 2003-09-26 | Vehicular fuel sending-out assembly |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2005105824A (en) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2013190631A1 (en) * | 2012-06-19 | 2013-12-27 | 三菱電機株式会社 | Fuel supply device |
-
2003
- 2003-09-26 JP JP2003335958A patent/JP2005105824A/en not_active Withdrawn
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2013190631A1 (en) * | 2012-06-19 | 2013-12-27 | 三菱電機株式会社 | Fuel supply device |
JPWO2013190631A1 (en) * | 2012-06-19 | 2016-02-08 | 三菱電機株式会社 | Fuel supply device |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20061205 |