JP2005105218A - 臭気低減感圧接着剤組成物およびそれを用いたシート - Google Patents
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Abstract
【課題】基体シート面へ塗布してなる接着層が適度な剥離接着性を有し、かつ、前記接着層が加熱されても臭気を発することがない新規な感圧接着剤組成物およびそれを用いたシートの提供。
【解決手段】シートの重ね合わせ面に塗布され、乾燥処理により通常状態では接着しない接着層を形成し、前記重ね合わせ面同士を対接させ所定の圧力を付与することにより、その重ね合わせ面同士を剥離可能に接着させる感圧接着剤組成物であって、天然ゴム系水性エマルジョンタイプ接着剤基剤に対して、臭気に対して選択的に中和脱臭作用を有するテルペン系中和脱臭剤を有効量配合した臭気低減感圧接着剤組成物を用いる。
【選択図】 図1
【解決手段】シートの重ね合わせ面に塗布され、乾燥処理により通常状態では接着しない接着層を形成し、前記重ね合わせ面同士を対接させ所定の圧力を付与することにより、その重ね合わせ面同士を剥離可能に接着させる感圧接着剤組成物であって、天然ゴム系水性エマルジョンタイプ接着剤基剤に対して、臭気に対して選択的に中和脱臭作用を有するテルペン系中和脱臭剤を有効量配合した臭気低減感圧接着剤組成物を用いる。
【選択図】 図1
Description
本発明は臭気低減感圧接着剤組成物およびそれを用いたシートに関し、さらに詳しくは、臭気低減感圧接着剤組成物およびこれを基体シート面に塗布してなる剥離可能な接着層を有する情報担持用などのシート、すなわち、一時的に接着するが、必要に応じて容易に剥離できる見開き面を有する折り畳みシート、重ね合わせシート、例えば、情報隠蔽シートなどの親展性をもつハガキ、通知書、カードなどのシートに関するものである。
近年、郵便法の改正に伴い、親展性を有するハガキシステムが実用化され、広く使われている。この親展性を有するハガキシステムは、例えば個人的用件、あるいはプリント情報、印刷情報などの各種情報が記載されたハガキを折り畳み、切り重ね、あるいは別体同士の重ね合わせをするなど、各種の重ね合わせ態様で剥離可能に接着し、該情報を隠蔽した後、郵送し、受取人が重ね合わせ面を再び剥離して隠蔽情報を読み取るものである。
ハガキシステムで使用される情報担持用のシートとしては、例えば、基体シートの重ね合わせ面に接着剤基剤と、その接着剤基剤に対して非親和性を示す微粒子充填剤からなる感圧接着剤組成物からなる接着層を設けたものが知られている(例えば、特許文献1参照)。
しかし情報担持用の従来のシートは、印刷工程でインクを乾燥させるために紫外線照射したり、トナーを加熱して定着させるノンインパクトプリンタを用いて印字する場合に、前記感圧接着剤組成物からなる接着層が加熱され、臭気を発するという問題があり、臭気を発生しない感圧接着剤組成物やそのような感圧接着剤組成物からなる接着層を設けた情報担持用などのシートが求められている。そこで次のような方法が提案されている。
しかし情報担持用の従来のシートは、印刷工程でインクを乾燥させるために紫外線照射したり、トナーを加熱して定着させるノンインパクトプリンタを用いて印字する場合に、前記感圧接着剤組成物からなる接着層が加熱され、臭気を発するという問題があり、臭気を発生しない感圧接着剤組成物やそのような感圧接着剤組成物からなる接着層を設けた情報担持用などのシートが求められている。そこで次のような方法が提案されている。
(1)紫外線照射を行う枚葉商業印刷機に脱臭装置を設置する。
(2)香料を感圧接着剤組成物に混入させ臭気をマスキングする。
(3)印刷機の湿し水に消臭剤を配合する(特許文献2参照)。
(2)香料を感圧接着剤組成物に混入させ臭気をマスキングする。
(3)印刷機の湿し水に消臭剤を配合する(特許文献2参照)。
しかし、(1)の方法は脱臭装置が非常に高価であること、および装置が大型なので広い空間が必要となる欠点がある。(2)の方法は情報担持用などのシートからでる臭気と香料の香りが混じった臭気になり、香料自体の臭気をかえって嫌う人もいて、個人差による臭気の好みに応じ切れないほか、臭気をなくすという根本的な解決にはならない欠点がある。また、(3)の方法は、湿し水は少量のため優れた効果が期待できず、印刷適正や品位にも悪影響がでる可能性があるという欠点がある。
特開平4−59395号公報
特開昭61−270193号公報
本発明の第1の目的は、従来の問題を解決し印刷工程でインクを乾燥させるために紫外線照射したり、トナーを加熱して定着させるノンインパクトプリンタを用いて印字する場合に、感圧接着剤組成物からなる接着層が加熱されても臭気を発することがなく、印刷適正に優れ、低コストで容易に基体シートの重ね合わせ面に剥離可能な接着層を形成できる感圧接着剤組成物を提供することであり、
本発明の第2の目的は、そのような新規な感圧接着剤組成物を用いて基体シートの重ね合わせ面に接着層を形成したシートであって、感圧接着剤組成物からなる接着層が加熱されても臭気を発することがなく、かつ安価な隠蔽情報担持などのために使用されるシートを提供することである。
本発明の第2の目的は、そのような新規な感圧接着剤組成物を用いて基体シートの重ね合わせ面に接着層を形成したシートであって、感圧接着剤組成物からなる接着層が加熱されても臭気を発することがなく、かつ安価な隠蔽情報担持などのために使用されるシートを提供することである。
本発明者等は、隠蔽情報担持用のシートのための感圧接着剤組成物について、鋭意研究を重ねた結果、天然ゴム系水性エマルジョンタイプ接着剤基剤に対して特定のテルペン系中和脱水剤を配合した感圧接着剤組成物を用いることにより、課題を解決できることを見出し、本発明を成すに至った。
すなわち本発明の請求項1は、シートの重ね合わせ面に塗布され、乾燥処理により通常状態では接着しない接着層を形成し、前記重ね合わせ面同士を対接させ所定の圧力を付与することにより、その重ね合わせ面同士を剥離可能に接着させる感圧接着剤組成物であって、
天然ゴム系水性エマルジョンタイプ接着剤基剤に対して、臭気に対して選択的に中和脱臭作用を有するテルペン系中和脱臭剤を有効量配合したことを特徴とする臭気低減感圧接着剤組成物である。
天然ゴム系水性エマルジョンタイプ接着剤基剤に対して、臭気に対して選択的に中和脱臭作用を有するテルペン系中和脱臭剤を有効量配合したことを特徴とする臭気低減感圧接着剤組成物である。
本発明の請求項2は、請求項1あるいは請求項2記載の感圧接着剤組成物において、前記天然ゴム系水性エマルジョンが、変性天然ゴム系水性エマルジョン、メタクリル酸メチルをグラフト共重合させた天然ゴムラテックス、、天然ゴムにスチレンとメタクリル酸メチルとをグラフト共重合させた天然ゴムラテックスなどのアクリル系共重合タイプ天然ゴム系水性エマルジョン、およびこれらの天然ゴムラテックスに対してスチレンリッチSBRラテックス、ポリスチレンエマルジョン、スチレン・アクリル共重合体エマルジョンの1種あるいは2種以上を配合した混合物から選ばれる少なくとも1つであることを特徴とする。
本発明の請求項3は、請求項1あるいは請求項2記載の感圧接着剤組成物において、天然ゴム系水性エマルジョンタイプ接着剤基剤100質量部(固形分)に対して、前記テルペン系中和脱臭剤0.001〜0.1質量部を配合したことを特徴とする。
本発明の請求項4は、基体シートの重ね合わせ面の所定部に請求項1から請求項3のいずれかに記載の感圧接着剤組成物の接着層を有してなるシートである。
本発明の感圧接着剤組成物は、天然ゴム系水性エマルジョンタイプ接着剤基剤に対して、臭気に対して選択的に中和脱臭作用を有するテルペン系中和脱臭剤を有効量配合したので、印刷工程でインクを乾燥させるために紫外線照射したり、トナーを加熱して定着させるノンインパクトプリンタを用いて印字する場合に、感圧接着剤組成物からなる接着層が加熱されても臭気を発することがなく、印刷適正に優れ、低コストで容易に基体シートの重ね合わせ面に、接着力を損なうことなく、剥離可能な接着層を形成できる。
接着剤基剤として有機溶剤を用いる溶剤系ではなく、天然ゴム系水性エマルジョンタイプ接着剤基剤を用いたことにより、塗料の揮発性が低く、塗布量の調整が容易で基体シート面への塗布適性に優れると共に、溶媒が水であるため人体に無害であって、引火性もなく、塗布工程や乾燥工程に防曝設備などを必要としない。
接着剤基剤として有機溶剤を用いる溶剤系ではなく、天然ゴム系水性エマルジョンタイプ接着剤基剤を用いたことにより、塗料の揮発性が低く、塗布量の調整が容易で基体シート面への塗布適性に優れると共に、溶媒が水であるため人体に無害であって、引火性もなく、塗布工程や乾燥工程に防曝設備などを必要としない。
本発明の請求項2は、請求項1記載の感圧接着剤組成物において、前記天然ゴム系水性エマルジョンが、変性天然ゴム系水性エマルジョン、メタクリル酸メチルをグラフト共重合させた天然ゴムラテックス、、天然ゴムにスチレンとメタクリル酸メチルとをグラフト共重合させた天然ゴムラテックスなどのアクリル系共重合タイプ天然ゴム系水性エマルジョン、およびこれらの天然ゴムラテックスに対してスチレンリッチSBRラテックス、ポリスチレンエマルジョン、スチレン・アクリル共重合体エマルジョンの1種あるいは2種以上を配合した混合物から選ばれる少なくとも1つであることを特徴とするものであり、これらを用いた感圧接着剤組成物からなる接着層が加熱されて臭気の原因となる酸性物質が発生しても臭気に対して選択的に中和脱臭作用を有するテルペン系中和脱臭剤を有効量配合してあるので、臭気を発することがない。
本発明の請求項3は、請求項1あるいは請求項2記載の感圧接着剤組成物において、天然ゴム系水性エマルジョンタイプ接着剤基剤100質量部(固形分)に対して、前記テルペン系中和脱臭剤0.001〜0.1質量部を配合したことを特徴とするものであり、感圧接着剤組成物からなる接着層が加熱されても臭気を発することが確実になくなり、印刷適正により優れ、接着力がより損なわれることがない。
本発明の請求項4は、基体シートの重ね合わせ面の所定部に請求項1から請求項3のいずれかに記載の感圧接着剤組成物の接着層を有してなるシートであり、構成が簡単で、安価なシートであり、前記感圧接着剤組成物からなる接着層が加熱されても臭気を発することがなく、個人的用件、あるいはプリント情報、印刷情報などの情報担持用などのシート、すなわち、一時的に接着するが、必要に応じて容易に剥離できる見開き面を有する折り畳みシート、重ね合わせシート、例えば、情報隠蔽シートなどの親展性をもつハガキ、通知書、カードなどに使用できる。
以下、本発明の実施の形態を詳細に説明する。
本発明の感圧接着剤組成物は通常状態では接着することがなく、加圧により接着し、かつ必要時に剥離しうる接着層を形成するものであって、接着剤基剤として、天然ゴム系水性エマルジョンタイプ接着剤基剤を用い、この接着剤基剤に対して、臭気に対して選択的に中和脱臭作用を有するテルペン系中和脱臭剤を有効量配合してなるものである。
本発明の感圧接着剤組成物は通常状態では接着することがなく、加圧により接着し、かつ必要時に剥離しうる接着層を形成するものであって、接着剤基剤として、天然ゴム系水性エマルジョンタイプ接着剤基剤を用い、この接着剤基剤に対して、臭気に対して選択的に中和脱臭作用を有するテルペン系中和脱臭剤を有効量配合してなるものである。
本発明において用いる天然ゴム系水性エマルジョンタイプ接着剤基剤とは、例えば従来、天然ゴム系粘着剤の基剤として慣用されているものの中から任意に選択することができる。このようなものとしては、天然ゴムを主成分とするラテックス、それを変性したもの、例えば酸性ラテックス、解重合ラテックス、加硫ラテックスあるいはグラフト化した天然ゴムラテックスなど、およびこれらの天然ゴムラテックスに対してスチレンリッチSBRラテックス、ポリスチレンエマルジョン、スチレン・アクリル共重合体エマルジョンの1種あるいは2種以上を適当量配合した混合物などを挙げることができる。
天然ゴムラテックスの中でも、特に耐ブロッキング性、耐熱性、耐摩耗性などの点で、特に天然ゴムにメタクリル酸メチルをグラフト共重合させて得た天然ゴムラテックスや、天然ゴムにスチレンとメタクリル酸メチルとをグラフト共重合させて得た天然ゴムラテックスが好ましい。
天然ゴムラテックスの中でも、特に耐ブロッキング性、耐熱性、耐摩耗性などの点で、特に天然ゴムにメタクリル酸メチルをグラフト共重合させて得た天然ゴムラテックスや、天然ゴムにスチレンとメタクリル酸メチルとをグラフト共重合させて得た天然ゴムラテックスが好ましい。
本発明の感圧接着剤組成物において好ましく用いられる、例えば天然ゴムにメタクリル酸メチルをグラフト共重合させて得た天然ゴムラテックスは、天然ゴム100質量部に対して例えばメタクリル酸メチル10〜40質量部程度グラフト共重合したものである。
本発明において用いる臭気に対して選択的に中和脱臭作用を有するテルペン系中和脱臭剤とは、本発明の感圧接着剤組成物からなる接着層が加熱された際に発生する臭気の原因となる(メタ)アクリル酸、メチル(メタ)クリル酸、酢酸などの酸性物質などが発生しても、あるいはアンモニアなどの塩基性物質などが発生しても、これらの臭気に対して選択的にイオン結合、配位などにより中和脱臭作用を有するものである。例えば、活性炭粉末やゼオライト粉末などの多孔質微粉末は水蒸気、水、なども吸着、吸収などするので、臭気の原因となる物質に対して選択的に作用するものではない。臭気の原因となる物質に対して選択的に作用しない活性炭粉末やゼオライト粉末などの多孔質微粉末は効果が顕著に表れず本発明において有効ではない。
臭気に対して中和脱臭作用を有するテルペン系中和脱臭剤の具体例としては、モノテルペン炭化水素の例としては、ミルセン、カレン、オシメン、ピネン、リモネン、カンフェン、テルピノレン、トリシクレン、テルピネン、フェンチェン、フェランドレン、シルベストレン、サビネンなどを挙げることができ、
セスキテルペン炭化水素の例としては、ビサボレン、サンタレン、ジンギベレン、カリオフィレン、クルクメン、セドレン、カジネン、ロンギホレン、セスキベニヘンなどを挙げることができ、
ジテルペン炭化水素の例としては、カンホレン、フィロクラデン、ポドカルプレン、トタレン、ミレンなどを挙げることができ、
テルペン系モノアルコールの例としては、シトロネロール、ピノカンフェオール、ゲラニオール、フェンチルアルコール、ネロール、ボルネオール、リナロール、カルベオール、メントール、ツインアルコール、テルピネオールなどを挙げることができ、
テルペン系セスキアルコールの例としては、ファルネソール、パチュリアルコール、ネロリドール、カロトール、カジノール、ランセオール、オイデスモール、セドロール、グアヨール、ケッソグリコールなどを挙げることができ、
テルペン系ジアルコールの例としては、フィトール、トタロール、スクラレオール、ヒノキオール、マノール、フェルギノールなどを挙げることができ、
アルデヒド、ケトン、その他のテルペン系中和脱臭剤の具体例としては、モノテルペン系化合物としてシトロネラール、メントン、イロン、シトラール、カルボメントン、ヨノン、シクロシトラール、カルボタナセトン、シネオール、サフラナール、ピペリテノン、ピノール、フェランドラール、ツヨン、アスカリドール、ペリルアルデヒド、カロン、シトロネル酸、ダゲトン、ショウノウなどを挙げることができ、セスキテルペン系化合物としてシペロン、ヒノキ酸、エレモフィロン、サンタル酸、ゼルンボンなどを挙げることができ、ジテルペン系化合物としてスギオール、ピマル酸、アガテンジカルボン酸、ケトマノイルオキシド、ネオアビエチン酸、イソ−d−ピマル酸、マノイルオキシド、レボピマル酸、ルベニン酸、アビエチン酸などを挙げることができる。
セスキテルペン炭化水素の例としては、ビサボレン、サンタレン、ジンギベレン、カリオフィレン、クルクメン、セドレン、カジネン、ロンギホレン、セスキベニヘンなどを挙げることができ、
ジテルペン炭化水素の例としては、カンホレン、フィロクラデン、ポドカルプレン、トタレン、ミレンなどを挙げることができ、
テルペン系モノアルコールの例としては、シトロネロール、ピノカンフェオール、ゲラニオール、フェンチルアルコール、ネロール、ボルネオール、リナロール、カルベオール、メントール、ツインアルコール、テルピネオールなどを挙げることができ、
テルペン系セスキアルコールの例としては、ファルネソール、パチュリアルコール、ネロリドール、カロトール、カジノール、ランセオール、オイデスモール、セドロール、グアヨール、ケッソグリコールなどを挙げることができ、
テルペン系ジアルコールの例としては、フィトール、トタロール、スクラレオール、ヒノキオール、マノール、フェルギノールなどを挙げることができ、
アルデヒド、ケトン、その他のテルペン系中和脱臭剤の具体例としては、モノテルペン系化合物としてシトロネラール、メントン、イロン、シトラール、カルボメントン、ヨノン、シクロシトラール、カルボタナセトン、シネオール、サフラナール、ピペリテノン、ピノール、フェランドラール、ツヨン、アスカリドール、ペリルアルデヒド、カロン、シトロネル酸、ダゲトン、ショウノウなどを挙げることができ、セスキテルペン系化合物としてシペロン、ヒノキ酸、エレモフィロン、サンタル酸、ゼルンボンなどを挙げることができ、ジテルペン系化合物としてスギオール、ピマル酸、アガテンジカルボン酸、ケトマノイルオキシド、ネオアビエチン酸、イソ−d−ピマル酸、マノイルオキシド、レボピマル酸、ルベニン酸、アビエチン酸などを挙げることができる。
これらは2種以上組み合わせて使用することもできる。
本発明においては、テルペン系中和脱臭剤の市販品を使用することも可能である。市販のテルペン系中和脱臭剤の具体例としては、第一クリンケミカル(株)社製アメニクリンM500を挙げることができる。
本発明においては、テルペン系中和脱臭剤の市販品を使用することも可能である。市販のテルペン系中和脱臭剤の具体例としては、第一クリンケミカル(株)社製アメニクリンM500を挙げることができる。
本発明においては、テルペン系中和脱臭剤は天然由来のものでも、合成品でもあるいはこれらの混合物でも使用できる。植物系など天然由来のテルペン系中和脱臭剤は本発明において好ましく使用できる。
本発明においては、テルペン系中和脱臭剤の作用効果を損なわない範囲で天然由来の香料や合成香料を添加することができる。
本発明において使用するテルペン系中和脱臭剤はそのまま使用することもできるが、界面活性剤などにより水中に分散、乳化させるなどして使用することもできる。
本発明においては、テルペン系中和脱臭剤の作用効果を損なわない範囲で天然由来の香料や合成香料を添加することができる。
本発明において使用するテルペン系中和脱臭剤はそのまま使用することもできるが、界面活性剤などにより水中に分散、乳化させるなどして使用することもできる。
天然ゴム系水性エマルジョンタイプ接着剤基剤として、酸性ラテックス、加硫ラテックスあるいはメタクリル酸メチルをグラフト化した天然ゴムラテックス、スチレンとメタクリル酸メチルとをグラフト共重合させて得た天然ゴムラテックスなど、天然ゴムラテックスに対してスチレンリッチSBRラテックス、ポリスチレンエマルジョン、スチレン・アクリル共重合体エマルジョンを配合した混合物などを用いた場合は、本発明の感圧接着剤組成物からなる接着層が印刷工程でインクを乾燥させるために紫外線照射したり、トナーを加熱して定着させるノンインパクトプリンタを用いて印字する場合に加熱され、(メタ)アクリル酸、メチル(メタ)クリル酸、酢酸などの酸性物質が発生するが、酸性物質に対して中和脱臭作用を有するテルペン系中和脱臭剤が有効量配合されているので、中和脱臭されて臭いが発生しない。
テルペン系中和脱臭剤の配合量は、天然ゴム系水性エマルジョンタイプ接着剤基剤100質量部(固形分)に対して、0.001〜0.1質量部配合することが好ましく、0.01〜0.08質量部配合することが特に好ましい。テルペン系中和脱臭剤が0.001質量部未満では、脱臭効果がでない恐れがあり、0.1質量部を超えると、脱臭効果は高いが、印刷適正が損なわれる恐れがある。
本発明の感圧接着剤組成物に配合される微粒状充填剤としては、例えば、各種デンプン系、微球状アクリル樹脂、微球状メタクリル樹脂、微球状ポリエチレン、シリカ、球状アルミナ、ガラス粉末、シラスバルーン、天然ゼオライト、合成ゼオライト、炭酸カルシウム、活性白土などが挙げられる。これらの微粒子充填剤は、単独で用いてもよいし、2種以上組み合わせて用いてもよい。平均粒径1〜20μmの微粒状充填剤が本発明において好ましく使用できる。
本発明の感圧接着剤明組成物において用いられる天然ゴム系水性エマルジョンタイプ接着剤基剤には、所望に応じ、粘着剤に慣用されている添加剤、例えば粘着付与剤、粘度調整剤、老化防止剤、安定剤、着色剤などを添加することができる。
本発明の感圧接着剤組成物は、グラビアコーター、フレキソ、エアナイフコーター、バーコーターなどの塗布手段により基体シート面の所定部に塗布され、二つ折り、三つ折り、切り重ね、あるいは別体同士の重ね合わせなど、各種の重ね合わせの形で、一時的には接着するが、必要に応じて容易に剥離できる見開き面を有するハガキ、各種帳票、通知書、各種カードなどに好適に利用できる。
次に、本発明の感圧接着剤組成物が塗布される基体シートとしては、通常の紙の他に、合成紙、あるいはポリエチレン、ポリエチレンテレフタレート、ポリプロピレン、塩化ビニルなどの合成フィルムを用いることもできる。これらの合成フィルムを用いる場合には、基体シートの表面をマット処理、コロナ処理などの表面処理を施すのが好ましい。また、基体シート面への本発明の感圧接着剤組成物の塗布量は、接着層の接着性、剥離性などの維持のため、1〜30g/m2 、好ましくは3〜20g/m2 、さらに好ましくは5〜15g/m2 とするのがよい。
さらにまた、形成された剥離可能な接着層を加圧ローラにて約1〜10kg/cm2 で加圧することにより、耐ブロッキング性をさらに向上させることができる。
さらにまた、形成された剥離可能な接着層を加圧ローラにて約1〜10kg/cm2 で加圧することにより、耐ブロッキング性をさらに向上させることができる。
次に、本発明のシートの構成について添付図面に基づき詳細に説明する。ここで、図1は本発明の三つ折りハガキの表面展開図、図2はこのハガキの裏面展開図、図3は図1のX−X線断面図、図4は図1のハガキを折り込む際の状態説明図、図5は本発明の二つ折りハガキの表面展開図、図6はこのハガキの裏面展開図、図7は図5のハガキを折り込む際の状態説明図、図8は本発明の部分二つ折りハガキの表面展開図、図9はこのハガキの裏面展開図、図10は図8のハガキを折り込む際の状態説明図である。
先ず、図1ないし図3に示す三つ折りハガキ1は、定型ハガキサイズの3倍のサイズを有する基体シート2から構成され、折り線3a、3bによって3つの領域に区画されるものである。左側区画領域Aの表面には、郵便番号、宛て名、住所などの宛て先情報印刷4が、基体シート2の区画領域B及びCの表面全体と区画領域A及びBの裏面全体に対し、本発明の感圧接着剤組成物が塗布されて剥離可能な接着層6が形成されている。そして左側区画領域Aの裏面、中央区画領域Bの表裏面及び右側区画領域Cの表面の接着層6の上には隠蔽情報印刷5が印刷されている。このように構成された三つ折りハガキ1は、図4に示すように、各区画の重ね合わせ面を折り線3a、3bにてZ型に折り込んで接着層同士を対接させ、この状態でドライシーラーで加圧することにより、その接着層6が活性化されて接着される。
次に、図5及び図6に示す二つ折りハガキ11は、定型ハガキサイズの2倍のサイズを有する基体シート2から構成され、中央部の折り線3によって2つの領域D及びEに区画されるものである。左側区画領域Dの表面には、郵便番号、宛て名、住所などの宛て先情報印刷4が、基体シート2の区画領域D及びEの裏面全体に対し、本発明の感圧接着剤組成物が塗布されて剥離可能な接着層6が形成されている。そして区画領域D及びEの裏面の接着層6の上には隠蔽情報印刷5が印刷されている。このように構成された二つ折りハガキ11は、図7に示すように、上記の三つ折りハガキと同様に、左右区画裏面の接着層同士が対接するように折り線3で折り込んで加圧することにより、その接着層6が活性化されて接着される。
また、図8及び図9に示す部分二つ折りハガキ21は、定型ハガキサイズの1.5倍のサイズを有する基体シート2から構成され、折り線3によってサイズの異なる左右2つの領域F及びGに区画されるものである。左側区画領域Fの表面には、郵便番号、宛て名、住所などの宛て先情報印刷4が、基体シート2の区画領域Gの裏面全体及び区画領域Gを折り線3で折り込んだ際に重ね合わされる区画領域Fの一部裏面に対し、本発明の感圧接着剤組成物が塗布されて剥離可能な接着層6が形成されている。そして右側区画領域Gの裏面及び区画領域Gを折り線3で折り込んだ際に重ね合わされる区画領域Fの一部裏面の接着層6の上には隠蔽情報印刷5が印刷されている。このように構成された部分二つ折りハガキ21は、図10に示すように、上記の二つ折りハガキと同様に、左右区画裏面の接着層同士が対接するように折り線3で折り込んで加圧することにより、その接着層6が活性化されて接着される。
上記の実施態様においては接着層6の上に隠蔽情報印刷5を印刷した例を示したが、隠蔽情報印刷5を対応する基体シート2の箇所に直接印刷することも可能であり、受取人が重ね合わせ面を再び剥離すことにより接着層6の下に形成された隠蔽情報5を読み取ることができる。しかし、読み取りの容易さの観点から接着層6の上に隠蔽情報印刷5を印刷する方が好ましい。
以下実施例により本発明を更に詳しく説明するが、本発明はこれら実施例に何ら制約されるものではない。
アクリル・スチレン共重合天然ゴム系水性エマルジョンタイプ接着剤基剤(商品名:TMX−1(レジテックス社製))120質量部(固形分58.8質量部)に対して、シリカ微粒子(商品名:Nipsil E200(日本シリカ工業社製))を予めイオン交換水中に固形分16質量%に分散してある分散液110.3質量部(シリカ固形分17.6質量部)を攪拌混合した。この混合液に平均粒子径20μmの市販のスターチ(商品名:ACTISIZE CWH(ロケット社製))を予めイオン交換水中に固形分50質量%に分散してある分散液47.1質量部(スターチ固形分23.5質量部)を攪拌混合し、さらに、ニールガムを蒸留水に28.8質量%に溶かし、その溶液を30.6質量部(固形分8.8質量部)攪拌混合した。
この混合液にテルペン系中和脱臭剤(商品名:アメニクリンM500(第一クリンケミカル(株)社製)、テルペン系化合物1.5質量%、水95質量%、残部界面活性剤)を全量の0.5質量%(アクリル・スチレン共重合天然ゴム系水性エマルジョンタイプ接着剤基剤固形分100質量部に対してテルペン系化合物0.039質量部)となるように混入して、充分に攪拌混合した。次にこの混合液の粘度が300±100mPa・s(25℃)になるように適量の粘度調整剤(商品名:SNシックナ−926(サンノプコ社製))を加え、発泡しないように攪拌を行い本発明の臭気低減感圧接着剤組成物を得た。
この混合液にテルペン系中和脱臭剤(商品名:アメニクリンM500(第一クリンケミカル(株)社製)、テルペン系化合物1.5質量%、水95質量%、残部界面活性剤)を全量の0.5質量%(アクリル・スチレン共重合天然ゴム系水性エマルジョンタイプ接着剤基剤固形分100質量部に対してテルペン系化合物0.039質量部)となるように混入して、充分に攪拌混合した。次にこの混合液の粘度が300±100mPa・s(25℃)になるように適量の粘度調整剤(商品名:SNシックナ−926(サンノプコ社製))を加え、発泡しないように攪拌を行い本発明の臭気低減感圧接着剤組成物を得た。
本発明の感圧接着剤組成物を上質紙(商品名:NIP−70 上質紙70kg連量(日本製紙社製))上に、ワイヤーバーを使用して6g/m2 (固形分)になるように塗工した後、乾燥し、全面に接着層を形成した本発明のシート試料を得た。
下記の試験方法により紫外線照射による臭気、熱による臭気、接着力の評価を行い、結果を表1に示す。
下記の試験方法により紫外線照射による臭気、熱による臭気、接着力の評価を行い、結果を表1に示す。
(試験方法):
(1)(紫外線照射による臭気)
UV装置[(アイグラフィック(株)社製)、オゾンレス高圧水銀灯80W/cm]を用いてシート試料の接着層面に紫外線照射を行って、パネルメンバーによる人間の嗅覚を利用した官能評価で臭気を判断し、次の基準で評価した。
−2:不快
−1:やや不快
0:不快でも快でもない
+1:やや快
+2:快
(1)(紫外線照射による臭気)
UV装置[(アイグラフィック(株)社製)、オゾンレス高圧水銀灯80W/cm]を用いてシート試料の接着層面に紫外線照射を行って、パネルメンバーによる人間の嗅覚を利用した官能評価で臭気を判断し、次の基準で評価した。
−2:不快
−1:やや不快
0:不快でも快でもない
+1:やや快
+2:快
(2)(熱による臭気)
シート試料をラミネータ[商品名:LPD3212 Meister6(フジプラ(株)社製)にかけて加熱(約120〜140℃)し、パネルメンバーによる人間の嗅覚を利用した官能評価で臭気を判断し、前記基準で評価した。
シート試料をラミネータ[商品名:LPD3212 Meister6(フジプラ(株)社製)にかけて加熱(約120〜140℃)し、パネルメンバーによる人間の嗅覚を利用した官能評価で臭気を判断し、前記基準で評価した。
(3)(接着力)
幅100mm、長さ270mmに裁断して試料を作成し、この試料2枚を2つに折り返した状態で7MPaの荷重を加えて圧着し、接着層同士の剥離接着力を試験方法JISK6854に準じて、オートグラフAGS50(島津製作所製)を用いて90°T型剥離にて接着力(gf/25mm)測定した。
幅100mm、長さ270mmに裁断して試料を作成し、この試料2枚を2つに折り返した状態で7MPaの荷重を加えて圧着し、接着層同士の剥離接着力を試験方法JISK6854に準じて、オートグラフAGS50(島津製作所製)を用いて90°T型剥離にて接着力(gf/25mm)測定した。
実施例1で使用したテルペン系中和脱臭剤を全量の0.3質量%(アクリル・スチレン共重合天然ゴム系水性エマルジョンタイプ接着剤基剤固形分100質量部に対してテルペン系化合物0.024質量部)に変更した以外は実施例1と同様に操作して本発明のシートを作った。そして実施例1と同様にして評価を行い、結果を表1に示す。
実施例1で使用したテルペン系中和脱臭剤を全量の0.1質量%(アクリル・スチレン共重合天然ゴム系水性エマルジョンタイプ接着剤基剤固形分100質量部に対してテルペン系化合物0.009質量部)に変更した以外は実施例1と同様に操作して本発明のシートを作った。そして実施例1と同様にして評価を行い、結果を表1に示す。
(比較例1)
実施例1で使用したテルペン系中和脱臭剤を使用しなかった以外は実施例1と同様に操作して比較のシートを作った。そして実施例1と同様にして評価を行い、結果を表1に示す。
実施例1で使用したテルペン系中和脱臭剤を使用しなかった以外は実施例1と同様に操作して比較のシートを作った。そして実施例1と同様にして評価を行い、結果を表1に示す。
表1から、実施例1〜3の本発明のシートは紫外線照射による臭気評価も熱による臭気評価もよく、接着力も良好であることが判る。
それに対して、比較例1のシートは接着力は良好であるが、紫外線照射による臭気評価も熱による臭気評価も悪い。
それに対して、比較例1のシートは接着力は良好であるが、紫外線照射による臭気評価も熱による臭気評価も悪い。
本発明の感圧接着剤組成物は、天然ゴム系水性エマルジョンタイプ接着剤基剤に対して、臭気に対して選択的に中和脱臭作用を有するテルペン系中和脱臭剤を有効量配合したので、印刷工程でインクを乾燥させるために紫外線照射したり、トナーを加熱して定着させるノンインパクトプリンタを用いて印字する場合に、感圧接着剤組成物からなる接着層が加熱されても臭気を発することがなく、印刷適正に優れ、低コストで容易に基体シートの重ね合わせ面に、接着力を損なうことなく、剥離可能な接着層を形成できる。また、接着剤基剤として有機溶剤を用いる溶剤系ではなく、天然ゴム系水性エマルジョンタイプ接着剤基剤を用いたことにより、塗料の揮発性が低く、塗布量の調整が容易で基体シート面への塗布適性に優れると共に、溶媒が水であるため人体に無害であって、引火性もなく、塗布工程や乾燥工程に防曝設備などを必要としない。
本発明の感圧接着剤組成物の接着層を有してなる本発明のシートは、構成が簡単で、安価なシートであり、前記感圧接着剤組成物からなる接着層が加熱されても臭気を発することがなく、個人的用件、あるいはプリント情報、印刷情報などの情報担持用などのシート、すなわち、一時的に接着するが、必要に応じて容易に剥離できる見開き面を有する折り畳みシート、重ね合わせシート、例えば、情報隠蔽シートなどの親展性をもつハガキ、通知書、カードなどに使用できるので、産業上の利用価値が高い。
本発明の感圧接着剤組成物の接着層を有してなる本発明のシートは、構成が簡単で、安価なシートであり、前記感圧接着剤組成物からなる接着層が加熱されても臭気を発することがなく、個人的用件、あるいはプリント情報、印刷情報などの情報担持用などのシート、すなわち、一時的に接着するが、必要に応じて容易に剥離できる見開き面を有する折り畳みシート、重ね合わせシート、例えば、情報隠蔽シートなどの親展性をもつハガキ、通知書、カードなどに使用できるので、産業上の利用価値が高い。
2、12、22 基体シート
3、3a、3b 折り線
5 隠蔽情報印刷
6 剥離可能な接着層
3、3a、3b 折り線
5 隠蔽情報印刷
6 剥離可能な接着層
Claims (4)
- シートの重ね合わせ面に塗布され、乾燥処理により通常状態では接着しない接着層を形成し、前記重ね合わせ面同士を対接させ所定の圧力を付与することにより、その重ね合わせ面同士を剥離可能に接着させる感圧接着剤組成物であって、
天然ゴム系水性エマルジョンタイプ接着剤基剤に対して、臭気に対して選択的に中和脱臭作用を有するテルペン系中和脱臭剤を有効量配合したことを特徴とする臭気低減感圧接着剤組成物。 - 前記天然ゴム系水性エマルジョンが、変性天然ゴム系水性エマルジョン、メタクリル酸メチルをグラフト共重合させた天然ゴムラテックス、、天然ゴムにスチレンとメタクリル酸メチルとをグラフト共重合させた天然ゴムラテックスなどのアクリル系共重合タイプ天然ゴム系水性エマルジョン、およびこれらの天然ゴムラテックスに対してスチレンリッチSBRラテックス、ポリスチレンエマルジョン、スチレン・アクリル共重合体エマルジョンの1種あるいは2種以上を配合した混合物から選ばれる少なくとも1つであることを特徴とする請求項1記載の感圧接着剤組成物。
- 天然ゴム系水性エマルジョンタイプ接着剤基剤100質量部(固形分)に対して、前記テルペン系中和脱臭剤0.001〜0.1質量部を配合したことを特徴とする請求項1あるいは請求項2記載の感圧接着剤組成物。
- 基体シートの重ね合わせ面の所定部に請求項1から請求項3のいずれかに記載の感圧接着剤組成物の接着層を有してなるシート。
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---|---|---|---|
JP2003343654A JP2005105218A (ja) | 2003-10-01 | 2003-10-01 | 臭気低減感圧接着剤組成物およびそれを用いたシート |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2015507030A (ja) * | 2011-12-07 | 2015-03-05 | 株式会社ブリヂストン | 水性接着剤 |
US10717838B2 (en) | 2013-03-14 | 2020-07-21 | Bridgestone Americas Tire Operations, Llc | Refresh agent |
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-
2003
- 2003-10-01 JP JP2003343654A patent/JP2005105218A/ja active Pending
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