JP2005103397A - 排水汚泥の乾燥装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】エネルギ消費量や設備費を低減でき、しかも短時間に処理することのできる効率の良い排水汚泥の乾燥装置を提供する。
【解決手段】塗装工程で生ずる排水汚泥を脱水して脱水汚泥とする脱水装置10と、脱水汚泥を破砕して汚泥細粒とする破砕装置20と、破砕装置20に接続された循環路及び該循環路に設けられた送風機34を有し、汚泥細粒を送風機34の送風により該循環路内で循環させる循環装置30と、該循環路の途中に設けられ、汚泥細粒を乾燥細粒と未乾燥細粒とに選び分ける選別装置40とを備え、乾燥細粒を外部へ排出する一方、未乾燥細粒を循環路内へ戻して送風により再循環させる。汚泥細粒や未乾燥細粒を常に均等に送風に曝すことができ、効率的に乾燥させることが可能となる。
【選択図】 図1

Description

本発明は塗装工程で生じる排水汚泥の乾燥装置に関する。
一般に、自動車のボディや機械部品等に対して行う塗装工程は、塗料の塗布に先立って行われる前処理工程と、電着塗装工程(下塗り工程)と、必要に応じて行われる中塗り工程と、仕上げ塗装を主とする上塗り工程とから構成されている。
前処理工程では、被塗装物の表面に付いた油分を除去するための脱脂処理や、化学的又は電気的反応により化成被膜を形成して耐食性や塗膜の付着性を向上させるための化成処理が行われる。電着塗装工程は、被塗装物から金属の溶出がなく、また、耐錆性に優れているカチオン電着が主流である。この電着塗装工程では、水系のカチオン電着塗料液に前処理工程を経た被塗装物を浸漬し、被塗装物及び塗料槽を電極として(カチオン電着では被塗装物が陰極となる)直流電圧を印加することにより、被塗装物上に電着塗膜を形成する。中塗り工程では、チッピングの防止と上塗り仕上げ向上のための塗装が行われる。上塗り工程では、塗装の最終仕上げとしてエアスプレーや静電塗装が施される。
前記塗装工程のうち前処理工程と下塗り工程では、処理液の混合防止や化成被膜品質及び塗装塗膜品質の確保を目的として、化成処理後及び電着塗装処理後にそれぞれ水洗浄が行われるため、多量の排水が生じる。これら化成処理後や電着塗装処理後の水洗浄で生じる排水は、硫酸鉄等の凝集剤と水酸化カルシウム等のpH調製剤を用いて、排水中のコロイド粒子を凝集させることにより、排水汚泥(凝集沈殿物)とされる(特許文献1等参照)。なお、化成処理後の排水及び電着処理後の排水は、それぞれが単独で処理されたり、あるいは両者が混合されて処理されたりする。
こうして得られた化成処理や電着塗装処理した後の排水汚泥は、90%(%はmass%を意味する。以下、同様)程度の含液率で水分及び溶剤を含んでおり、プレスにより圧搾されて含液率が65〜75%程度のケーキ状の排水汚泥とされる。そして、このケーキ状の排水汚泥は、焼却してから埋立処分されるか、あるいは熱又は送風により乾燥して30〜40%程度の含液率とされた後、焼却処理される。
特開平9−170098号公報(第2頁)
しかしながら、上記排水汚泥を焼却処理する場合は、多大なエネルギを消費するという問題がある。また、熱により乾燥する場合は、スチーム、電気ヒータやバーナー等の設備を必要とするため、これら設備に投資する費用が大きいという問題がある。一方、送風により乾燥する場合は、コスト面では有利となるが、通常パレット等に山盛り状に積まれた排水汚泥に対して送風するので、内部の汚泥を風に曝すことができず、乾燥に時間がかかるという問題がある。
本発明は上記実情に鑑みてなされたものであり、エネルギ消費量や設備費を低減でき、しかも短時間に処理することのできる効率の良い排水汚泥の乾燥装置を提供することを解決すべき技術課題とするものである。
上記課題を解決する本発明の排水汚泥の乾燥装置は、塗装工程で生ずる排水汚泥を脱水して脱水汚泥とする脱水装置と、該脱水汚泥を破砕して汚泥細粒とする破砕装置と、該破砕装置に接続された循環路及び該循環路に設けられた送風機を有し、該汚泥細粒を該送風機の送風により該循環路内で循環させる循環装置と、該循環路の途中に設けられ、該汚泥細粒を乾燥細粒と未乾燥細粒とに選び分ける選別装置とを備え、該乾燥細粒を外部へ排出する一方、該未乾燥細粒を循環路内へ戻して前記送風により該循環路内を再循環させるようにしたことを特徴とするものである。
この排水汚泥の乾燥装置では、塗装工程で生ずる排水汚泥を脱水装置で脱水して脱水汚泥とした後、この脱水汚泥を破砕装置で破砕して汚泥細粒とする。この汚泥細粒は、循環装置の循環路内で送風機の送風により循環される。このとき、水分を含む汚泥細粒は循環路内を送風により循環している間に徐々に水分が除去される。そして、循環路の途中に設けられた選別装置により、汚泥細粒が乾燥細粒と未乾燥細粒とに選別され、乾燥細粒が外部へ排出される一方、未乾燥細粒は循環路内へ戻されて送風により再循環される。
こうして破砕装置で破砕された汚泥細粒や選別装置で選別されて循環路に戻された未乾燥細粒を循環路内で送風により循環させることにより、これら汚泥細粒や未乾燥細粒を常に均等に送風に曝すことができ、効率的に乾燥させること可能となる。また、循環路の途中に設けられた選別装置では、乾燥済みの乾燥細粒が選別されて排出されることから、破砕装置で破砕された汚泥細粒及び選別装置で選別されて再循環された未乾燥細粒のみが循環路を循環することになる。すなわち、循環路を循環する細粒は、水分を含み乾燥を必要とする細粒のみとなり、乾燥済みでそれ以上の乾燥を必要としない乾燥細粒が循環路を循環することがない。このため、循環路において、汚泥細粒及び未乾燥細粒に対する送風による乾燥が、未乾燥細粒により妨げられることがなく、循環路における送風による乾燥効率が向上する。したがって、汚泥細粒等を短時間で効率的に乾燥させることができる。
また、この排水汚泥の乾燥装置では、循環路内を送風により循環させるという簡単な機構で汚泥を乾燥させることから、焼却処理する場合のように多大なエネルギを消費したり、熱により乾燥する場合のように多大な設備投資を要したりするようなことがない。
好適な態様において、前記選別装置は、前記循環路に接続された送風口及び外部に通じる排出口を少なくとも有するチャンバと、該チャンバ内に配設された邪魔板とを備え、該送風口を介して前記循環路から該チャンバ内に前記送風により導入された前記汚泥細粒を該邪魔板に衝突させることにより、軽い前記乾燥細粒と重い前記未乾燥細粒とに分け、該乾燥細粒を該排出口から排出する一方、該未乾燥細粒を該循環路内へ戻して再循環させる
この排水汚泥の乾燥装置における選別装置では、送風口を介して循環路からチャンバ内に送風により汚泥細粒が導入される。送風によりチャンバ内に導入された汚泥細粒は、チャンバ内に配設された邪魔板に衝突することにより、水分が除去されて軽くなった乾燥細粒と、水分を含んで重い未乾燥細粒とに分けられる。そして、それ以上乾燥させる必要のない乾燥細粒は排出口から外部へ排出される。一方、水分を含み未だ乾燥させる必要のある未乾燥細粒は、送風口又は別途設けられた循環口から循環路内へ戻されて再循環される。このように、この選別装置によれば、チャンバ内に送風により導入された汚泥細粒を邪魔板に衝突させるという極めて簡単な機構を用いて、乾燥細粒と未乾燥細粒とを比重により選別することができるので、設備の低コスト化に寄与する。
好適な態様において、前記チャンバは、前記循環路に接続され、前記未乾燥細粒を該循環路へ戻す循環口をさらに有している。この態様によれば、循環路から送風によりチャンバ内へ汚泥細粒を導入する送風口とは別途に、未乾燥細粒を循環路へ戻すための循環口が設けられていることから、送風口から邪魔板を経て循環口へ至る送風の流れを利用して未乾燥細粒を循環路へ戻して再循環させることができる。このため、送風口から未乾燥細粒を循環路へ戻して再循環させる場合と比較して、より円滑に未乾燥細粒を再循環させることが可能となる。
好適な態様において、前記破砕装置は、前記脱水汚泥が導入される導入口を一端側に有するメッシュシリンダと、該メッシュシリンダ内に回動可能に配設され、該脱水汚泥を該導入口から該メッシュシリンダの他端側へ向かって移送する撹拌羽根が外周面に設けられた撹拌シャフトと、該撹拌シャフトを回転駆動させる駆動手段とを備え、前記撹拌羽根のピッチが前記導入口から前記他端側へ向かって狭くなるように設定されている。
この排水汚泥の乾燥装置における破砕装置では、導入口からメッシュシリンダ内に導入された脱水汚泥が、駆動手段により回転駆動する撹拌シャフトの撹拌羽根により、メッシュシリンダの奥側(他端側)へ移送される。このとき、撹拌羽根のピッチが該導入口から該奥側へ向かって狭くなるように設定されていることから、脱水汚泥が入り込む移送空間の容積、すなわち撹拌シャフト、メッシュシリンダ及び撹拌羽根により区画形成される移送空間の容積がメッシュシリンダの奥側へ向かって小さくなっている。このため、メッシュシリンダの奥側に向かうほど強い圧密力が脱水汚泥に作用するようになる。したがって、脱水汚泥は、半径方向外側のメッシュシリンダに強く押し付けられるとともに擦り付けられる。メッシュシリンダに擦り付けられた脱水汚泥は、メッシュシリンダの網により擦りおろされ、網目の大きさ以下に破砕された汚泥細粒が該網目から外部に排出される。よって、この破砕装置によれば、メッシュシリンダの導入口に脱水汚泥を連続的に供給することにより、該脱水汚泥を連続的に破砕してメッシュシリンダの網目の大きさ以下に破砕された汚泥細粒を連続的に得ることができる。そして、こうして汚泥を細かく破砕して汚泥の比表面積を大きくすることにより、送風による乾燥効率を向上させることが可能となる。
好適な態様において、前記破砕装置は、前記脱水汚泥が導入される導入口を一端側に有するメッシュシリンダと、該メッシュシリンダ内に回動可能に配設され、該脱水汚泥を該導入口から該メッシュシリンダの他端側へ向かって移送する撹拌羽根が外周面に設けられた撹拌シャフトと、該撹拌シャフトを回転駆動させる駆動手段とを備え、前記撹拌シャフトは、前記導入口から前記他端側へ向かって外径が大きくなるコーン状をなしている。
この排水汚泥の乾燥装置における破砕装置では、導入口からメッシュシリンダ内に導入された脱水汚泥が、駆動手段により回転駆動する撹拌シャフトの撹拌羽根により、メッシュシリンダの奥側(他端側)へ移送される。このとき、撹拌シャフトは該導入口から該奥側へ向かって外径が大きくなるコーン状をなしていることから、脱水汚泥が入り込む移送空間の容積、すなわち撹拌シャフト、メッシュシリンダ及び撹拌羽根により区画形成される移送空間の容積がメッシュシリンダの奥側へ向かって小さくなっている。このため、メッシュシリンダの奥側に向かうほど強い圧密力が脱水汚泥に作用するようになる。したがって、脱水汚泥は、半径方向外側のメッシュシリンダに強く押し付けられるとともに擦り付けられる。メッシュシリンダに擦り付けられた脱水汚泥は、メッシュシリンダの網により擦りおろされ、網目の大きさ以下に破砕された汚泥細粒が該網目から外部に排出される。よって、この破砕装置によれば、メッシュシリンダの導入口に脱水汚泥を連続的に供給することにより、該脱水汚泥を連続的に破砕してメッシュシリンダの網目の大きさ以下に破砕された汚泥細粒を連続的に得ることができる。そして、こうして汚泥を細かく破砕して汚泥の比表面積を大きくすることにより、送風による乾燥効率を向上させることが可能となる。
好適な態様において、前記循環装置で用いられる送風は常温である。この態様によれば、スチームや電気等の熱源を用いることなく、常温送風のみで乾燥させるので、設備費やランニングコストを低減させることができる。なお、前記循環装置で熱風を用いることも勿論可能である。
好適な態様において、前記排水汚泥は、化成処理及び電着塗装処理のうちの少なくとも一方の処理後の排水汚泥である。
塗装工程で生じる排水汚泥には、化成処理及び電着塗装処理後の排水汚泥の他に、中塗り工程及び上塗り工程で生じる排水汚泥(いわゆる塗料粕)がある。本発明の排水汚泥の乾燥装置は、これら中塗り工程及び上塗り工程で生じる塗料粕を乾燥する際にも適用することは可能であるが、この塗料粕よりも一般的には粘度が低い排水汚泥、すなわち化成処理及び電着塗装処理のうちの少なくとも一方の処理後の排水汚泥を乾燥する際により好適に利用することができる。なお、化成処理後の排水汚泥及び電着塗装処理後の排水汚泥は、それぞれ単独で用いても、あるいは混合して用いてもよい。
なお、本発明の排水汚泥の乾燥装置では、65〜75%程度の含液率で水分及び溶剤を含む排水汚泥が乾燥対象物として好適に用いられる。そして、本発明の排水汚泥の乾燥装置によれば、この排水汚泥を40〜45%程度の含液率まで乾燥させることができる。
よって、本発明の排水汚泥の乾燥装置によれば、乾燥済みの乾燥細粒を排除しつつ、水分を含む汚泥細粒や未乾燥細粒のみを送風で循環させることにより、極めて効率的に乾燥させることができるので、エネルギ消費量や設備費を抑えつつ、しかも短時間で効率良く排水汚泥を乾燥させることが可能となる。
特に、請求項2又は3記載の選別装置を採用した場合は、極めて簡単な機構により乾燥細粒と未乾燥細粒とを比重により選別することができるため、設備費を低減させることが可能となる。
また、請求項4又は5記載の破砕装置を採用した場合は、メッシュシリンダ及び撹拌シャフト等の簡素な構成要素により汚泥を破砕することができるので、設備費を低減させることが可能となる。
さらに、常温送風により汚泥を循環させて乾燥させる場合は、乾燥に熱源を利用しない分だけランニングコストの低減につながる。
以下、本発明の実施形態について、図面を参照しつつ具体的に説明する。
(実施形態1)
本実施形態に係る排水汚泥の乾燥装置は、自動車のボディに対して行う塗装工程のうち化成処理及び電着塗装処理後の排水汚泥を乾燥対象とするものである。すなわち、本実施形態では、化成処理後の排水と電着塗装処理後の排水との混合物に対して、凝集剤としてのポリ鉄とpH調整剤としてのNaOHとを加えて排水中のコロイド粒子を凝集させることにより、含液率が90%程度の排水汚泥とし、これを乾燥対象とした。
この排水汚泥の乾燥装置は、図1に示されるように、塗装工程で生ずる排水汚泥を脱水して脱水汚泥とする脱水装置10と、脱水汚泥を破砕して汚泥細粒とする破砕装置20と、汚泥細粒を循環させる循環装置30と、汚泥細粒を乾燥細粒と未乾燥細粒とに選び分ける選別装置40とを備えている。
上記脱水装置10は、排水汚泥を脱水して脱水汚泥とする遠心分離機11と、遠心分離機11で得られた脱水汚泥を破砕装置20へ連続的に供給するベルトコンベア12とを備えている。なお、この遠心分離機11では、含液率が90%程度の上記排水汚泥を脱水して、含液率が70%程度の脱水汚泥とする。
上記破砕装置20は、図2に示されるように、ベルトコンベア11から脱水汚泥が導入される導入口21を一端(図2に示すメッシュシリンダ22の左端。以下、同様)側に有するSUS製のメッシュシリンダ22と、このメッシュシリンダ22内に回動可能に配設され、該脱水汚泥を導入口21からメッシュシリンダ22の他端(図2に示すメッシュシリンダ22の右端。以下、同様)側へ向かって移送する撹拌羽根23が外周面に設けられた撹拌シャフト24と、撹拌シャフト24を回転駆動させる駆動手段としての電気モータ25とを備えている。そして、この破砕装置20における撹拌シャフト24の撹拌羽根23は、メッシュシリンダ22の一端に設けられた導入口21からメッシュシリンダ22の他端側へ向かってピッチが狭くなるように設定されている。具体的には、撹拌羽根23のピッチは、メッシュシリンダ22の一端側が最大のP1=10cmとされ、メッシュシリンダ22の他端側が最小の2cmとされており、メッシュシリンダ22の一端側から他端側に向かうに連れて、P1>P2>P3>……と、徐々に狭くなるように設定されている。なお、メッシュシリンダ22におけるメッシュ(網の目の開口部)は、一辺が2mm程度の正方形状とされている。
上記循環装置30は、底部及び上方側壁部に底部開口部31a及び側部開口部31bをそれぞれ有し、破砕装置20で破砕された汚泥細粒を回収するロート状の回収部31と、回収部31の底部開口部31aに一端が接続された第1循環路32と、回収部31の側部開口部31bに一端が接続された第2循環路33と、底部開口部31aの近傍の第1循環路32に設けられた送風機34とを有している。回収部31は、メッシュシリンダ22の下方部に配設されており、この回収部31の上方開口部の最大幅はメッシュシリンダ22の長さと略同等とされている。
そして、上記第1循環路32と第2循環路33との間に上記選別装置40が配設されている。この選別装置40は、第1循環路32の他端に接続された送風口41a、第2循環路33の他端に接続された循環口41b、及び外部に接続された排出口41cを有するチャンバ41と、チャンバ41内に配設された邪魔板42とを備えている。ここに、送風口41aはチャンバ41の底部中央に開口し、循環口41bはチャンバ41の一方(図1の左側)の側壁中間部に開口し、排出口41cはチャンバ41の他方(図1の右側)の側壁上端部に開口している。チャンバ41は略直方体形状をなし、邪魔板42はチャンバ41の内部空間の断面形状と同等の長方形状をなしている。この邪魔板42は、チャンバ41の略中央部で循環口41bよりも若干上方の位置で略水平に延在して送風口41aに対向するように、取り付け部42aを介してチャンバ41の天井部中央から吊り下げ固定されている。そして、邪魔板42の大きさはチャンバ41の内部空間よりも小さくされており、邪魔板42の周囲とチャンバ41の内壁面との間に、乾燥細粒を上昇させて排出口41cへ導くための隙間が形成されている。
なお、回収部31の底部開口部31aとチャンバ41の送風口41aとが第1循環路32により連結され、回収部31の側部開口部31bとチャンバ41の循環口41bとが第2循環路33により連結されている。また、チャンバ41の排出口41cは、排出管43を介して外部の回収槽44に接続されている。こうして、循環装置30の送風機34により、回収部31、第1循環路32、チャンバ41(の下方部)及び第2循環路33内を順に流れて循環する送風の流れと、第1循環路32からチャンバ41内及び排出管43を経て回収槽44へと順に流れる送風の流れとが生じるようになっている。
上記構成を有する本実施形態の排水汚泥の乾燥装置を用いて、以下のようにして排水汚泥を連続的に乾燥させた。
まず、化成処理及び電着塗装処理後の上記排水汚泥を準備した。そして、脱水装置10の遠心分離機11及びベルトコンベア12、破砕装置20の電気モータ25並びに循環装置30の送風機34を作動させた状態で、排水汚泥を脱水装置10に連続的に供給して、本実施形態の乾燥装置により排水汚泥を連続的に乾燥した。
すなわち、脱水装置10では、遠心分離機11により排水汚泥が連続的に脱水されて、脱水汚泥とされる。そして、この脱水汚泥はベルトコンベア12により破砕装置20へ連続的に供給される。
破砕装置20では、導入口21からメッシュシリンダ22内に連続的に導入された脱水汚泥が、電気モータ25により回転駆動する撹拌シャフト24の撹拌羽根23により、メッシュシリンダ22の奥側(他端側)へ移送される。このとき、撹拌羽根23のピッチが導入口21からメッシュシリンダ22の該奥側へ向かって狭くなるように設定されていることから、脱水汚泥が入り込む移送空間の容積、すなわち撹拌シャフト24、メッシュシリンダ22及び撹拌羽根23により区画形成される移送空間の容積がメッシュシリンダ22の奥側へ向かって小さくなっている。このため、メッシュシリンダ22の奥側に向かうほど強い圧密力が脱水汚泥に作用するようになる。したがって、脱水汚泥は、半径方向外側のメッシュシリンダ22に強く押し付けられるとともに擦り付けられる。メッシュシリンダ22に擦り付けられた脱水汚泥は、メッシュシリンダ22の網により擦りおろされ、網目の大きさ以下に破砕された汚泥細粒が該網目から排出される。そして、この汚泥細粒は、上記循環装置30の回収部31に連続的に回収される。
回収部31に回収された汚泥細粒は、回収部31の底部開口部31aから第1循環路32内に導かれ、循環装置30の送風機34による循環する送風の流れにより、第1循環路32及び送風口41aを介して選別装置40のチャンバ41内に導かれる。
選別装置40では、送風口41aを介して第1循環路32からチャンバ41内に送風により導入された汚泥細粒が、チャンバ41内を上方に移動して邪魔板42に下方から衝突することにより、水分が除去されて軽くなった乾燥細粒と、水分を含んで重い未乾燥細粒とに分けられる。そして、それ以上乾燥させる必要のない軽い乾燥細粒は、送風によりチャンバ1内を上昇して排出口41cから外部へ排出され、排出管43を介して回収槽44に回収される。一方、水分を含み未だ乾燥させる必要のある重い未乾燥細粒は、邪魔板42よりも上方に上昇することがなく、送風機34からの循環する送風の流れに乗って循環口41bから第2循環路33へ戻されて再循環される。
このように、破砕装置20で破砕されて得られた汚泥細粒は、回収部31、第1循環路32、チャンバ41及び第2循環路33により構成される循環路内を、送風機34の送風により循環される。このとき、水分を含む汚泥細粒は循環路内を送風により循環している間に徐々に水分が除去される。そして、循環路の途中に設けられた選別装置40により、汚泥細粒が乾燥細粒と未乾燥細粒とに選別され、乾燥細粒が外部の回収槽44へ排出される一方、未乾燥細粒は循環路内へ戻されて送風により再循環され、再び送風乾燥される。
こうして破砕装置20で破砕された汚泥細粒や選別装置40で選別されて循環路に戻された未乾燥細粒を循環路内で送風により循環させることにより、これら汚泥細粒や未乾燥細粒を常に均等に送風に曝すことができ、効率的に乾燥させること可能となる。また、選別装置40では、乾燥済みの乾燥細粒が選別されて排出されることから、破砕装置20で破砕された汚泥細粒及び選別装置40で選別されて再循環された未乾燥細粒のみが循環路を循環することになる。すなわち、循環路を循環する細粒は、水分を含み乾燥を必要とする細粒(汚泥細粒及び未乾燥細粒)のみとなり、乾燥済みでそれ以上の乾燥を必要としない乾燥細粒が循環路を循環することがない。このため、循環路において、汚泥細粒及び未乾燥細粒に対する送風による乾燥が、未乾燥細粒により妨げられることがなく、循環路における送風による乾燥効率が向上する。したがって、汚泥細粒等を短時間で効率的に乾燥させることができる。
また、この排水汚泥の乾燥装置では、汚泥細粒等を循環路内で常温の送風により循環させるという簡単な機構で汚泥を乾燥させることから、焼却処理する場合のように多大なエネルギを消費したり、熱により乾燥する場合のように多大な設備投資を要したりするようなことがない。
さらに、この排水汚泥の乾燥装置における選別装置40では、チャンバ41内に送風により導入された汚泥細粒を邪魔板42に衝突させるという極めて簡単な機構を用いて、乾燥細粒と未乾燥細粒とを比重により選別することができるので、設備の低コスト化に寄与する。また、チャンバ41には、第1循環路32から送風によりチャンバ41内へ汚泥細粒を導入する送風口41aとは別途に、未乾燥細粒を第2循環路33へ戻して再循環させるための循環口41bが設けられていることから、送風口41aから邪魔板42を経て循環口41bへ至る送風の流れを利用して未乾燥細粒を第2循環路33へ戻して再循環させることができる。このため、送風口41aから未乾燥細粒を第1循環路32へ戻して再循環させる場合と比較して、より円滑に未乾燥細粒を再循環させることが可能となる。
加えて、この排水汚泥の乾燥装置における破砕装置20では、メッシュシリンダ22の導入口21に脱水汚泥を連続的に供給することにより、該脱水汚泥を連続的に破砕してメッシュシリンダ22の網目の大きさ以下に破砕された汚泥細粒を連続的に得ることができる。したがって、汚泥を細かく破砕して汚泥の比表面積を大きくすることにより、送風による乾燥効率を向上させることが可能となる。また、メッシュシリンダ22及び撹拌シャフト24等の簡素な構成要素により汚泥を破砕することができるので、設備費を低減させることが可能となる。
さらに、この排水汚泥の乾燥装置では、循環装置30において汚泥細粒等を循環させるために用いられる送風が常温であり、スチームや電気等の熱源を用いることなく、常温送風のみで汚泥を乾燥させるので、設備費やランニングコストを低減させることができる。
こうして本実施形態の排水汚泥の乾燥装置では、化成処理及び電着塗装処理後の含液率が70%程度の排水汚泥を乾燥対象物として用い、この排水汚泥を40%程度の含液率まで乾燥させることができる。
よって、本実施形態の排水汚泥の乾燥装置によれば、乾燥済みの乾燥細粒を排除しつつ、水分を含む汚泥細粒や未乾燥細粒のみを常温の送風で循環させることにより、極めて効率的に乾燥させることができるので、エネルギ消費量や設備費を抑えつつ、しかも短時間で効率良く排水汚泥を乾燥させることが可能となる。
(実施形態2)
本実施形態の排水汚泥の乾燥装置は、図3に示される破砕装置50を採用すること以外は、前記実施形態1と同様の構成である。
この破砕装置50は、ベルトコンベア11から脱水汚泥が導入される導入口51を一端(図3に示すメッシュシリンダ52の左端。以下、同様)側に有するSUS製のメッシュシリンダ52と、このメッシュシリンダ52内に回動可能に配設され、該脱水汚泥を導入口51からメッシュシリンダ52の他端(図3に示すメッシュシリンダ52の右端。以下、同様)側へ向かって移送する撹拌羽根53が外周面に設けられた撹拌シャフト54と、撹拌シャフト54を回転駆動させる駆動手段としての電気モータ55とを備えている。そして、この破砕装置50における撹拌シャフト54は、メッシュシリンダ52の一端に設けられた導入口51からメッシュシリンダ52の他端側へ向かって外径が徐々に大きくなるコーン状をなしている。具体的には、撹拌シャフト54の外径は、メッシュシリンダ52の一端が最小の40cmとされ、メッシュシリンダ52の他端が最大の50cmとされており、メッシュシリンダ52の一端側から他端側に向かうに連れて、連続的に徐々に大きくなるように設定されている。なお、メッシュシリンダ52におけるメッシュ(網の目の開口部)は、一辺が2mm程度の正方形状とされている。
この排水汚泥の乾燥装置における破砕装置50では、導入口51からメッシュシリンダ52内に連続的に導入された脱水汚泥が、電気モータ55により回転駆動する撹拌シャフト54の撹拌羽根53により、メッシュシリンダ52の奥側(他端側)へ移送される。このとき、撹拌シャフト54は導入口51からメッシュシリンダ52の該奥側へ向かって外径が大きくなるコーン状をなしていることから、脱水汚泥が入り込む移送空間の容積、すなわち撹拌シャフト54、メッシュシリンダ52及び撹拌羽根53により区画形成される移送空間の容積がメッシュシリンダ52の奥側へ向かって小さくなっている。このため、メッシュシリンダ52の奥側に向かうほど強い圧密力が脱水汚泥に作用するようになる。したがって、脱水汚泥は、半径方向外側のメッシュシリンダ52に強く押し付けられるとともに擦り付けられる。メッシュシリンダ52に擦り付けられた脱水汚泥は、メッシュシリンダ52の網により擦りおろされ、網目の大きさ以下に破砕された汚泥細粒が該網目から排出される。そして、この汚泥細粒は、前記循環装置30の回収部31に連続的に回収される。よって、この破砕装置によれば、メッシュシリンダ52の導入口51に脱水汚泥を連続的に供給することにより、該脱水汚泥を連続的に破砕してメッシュシリンダ52の網目の大きさ以下に破砕された汚泥細粒を連続的に得ることができる。そして、こうして汚泥を細かく破砕して汚泥の比表面積を大きくすることにより、送風による乾燥効率を向上させることが可能となる。また、メッシュシリンダ52及び撹拌シャフト54等の簡素な構成要素により汚泥を破砕することができるので、設備費を低減させることが可能となる。
その他の作用効果は前記実施形態1と同様である。
実施形態1に係る排水汚泥の乾燥装置の全体構成を模式的に示す断面図である。 実施形態1に係る排水汚泥の乾燥装置における破砕装置を模式的に示す断面図である。 実施形態2に係る排水汚泥の乾燥装置における破砕装置を模式的に示す断面図である。
符号の説明
10…脱水装置 20、50…破砕装置
21、51…導入口 22、52…メッシュシリンダ
23、53…撹拌羽根 24、54…撹拌シャフト
25、55…電気モータ 30…循環装置
31…回収部 32…第1循環路
33…第2循環路 34…送風機
40…選別装置 41…チャンバ
41a…送風口 41b…循環口
41c…排出口 42…邪魔板

Claims (7)

  1. 塗装工程で生ずる排水汚泥を脱水して脱水汚泥とする脱水装置と、該脱水汚泥を破砕して汚泥細粒とする破砕装置と、該破砕装置に接続された循環路及び該循環路に設けられた送風機を有し、該汚泥細粒を該送風機の送風により該循環路内で循環させる循環装置と、該循環路の途中に設けられ、該汚泥細粒を乾燥細粒と未乾燥細粒とに選び分ける選別装置とを備え、該乾燥細粒を外部へ排出する一方、該未乾燥細粒を循環路内へ戻して前記送風により該循環路内を再循環させるようにしたことを特徴とする排水汚泥の乾燥装置。
  2. 前記選別装置は、前記循環路に接続された送風口及び外部に通じる排出口を少なくとも有するチャンバと、該チャンバ内に配設された邪魔板とを備え、該送風口を介して前記循環路から該チャンバ内に前記送風により導入された前記汚泥細粒を該邪魔板に衝突させることにより、軽い前記乾燥細粒と重い前記未乾燥細粒とに分け、該乾燥細粒を該排出口から排出する一方、該未乾燥細粒を該循環路内へ戻して再循環させることを特徴とする請求項1記載の排水汚泥の乾燥装置。
  3. 前記チャンバは、前記循環路に接続され、前記未乾燥細粒を該循環路へ戻す循環口をさらに有していることを特徴とする請求項2記載の排水汚泥の乾燥装置。
  4. 前記破砕装置は、前記脱水汚泥が導入される導入口を一端側に有するメッシュシリンダと、該メッシュシリンダ内に回動可能に配設され、該脱水汚泥を該導入口から該メッシュシリンダの他端側へ向かって移送する撹拌羽根が外周面に設けられた撹拌シャフトと、該撹拌シャフトを回転駆動させる駆動手段とを備え、
    前記撹拌羽根のピッチが前記導入口から前記他端側へ向かって狭くなるように設定されていることを特徴とする請求項1記載の排水汚泥の乾燥装置。
  5. 前記破砕装置は、前記脱水汚泥が導入される導入口を一端側に有するメッシュシリンダと、該メッシュシリンダ内に回動可能に配設され、該脱水汚泥を該導入口から該メッシュシリンダの他端側へ向かって移送する撹拌羽根が外周面に設けられた撹拌シャフトと、該撹拌シャフトを回転駆動させる駆動手段とを備え、
    前記撹拌シャフトは、前記導入口から前記他端側へ向かって外径が大きくなるコーン状をなしていることを特徴とする請求項1記載の排水汚泥の乾燥装置。
  6. 前記循環装置で用いられる送風は常温であることを特徴とする請求項1、2、3、4又は5記載の排水汚泥の乾燥装置。
  7. 前記排水汚泥は、化成処理及び電着塗装処理のうちの少なくとも一方の処理後の排水汚泥であることを特徴とする請求項1、2、3、4、5又は6記載の排水汚泥の乾燥装置。
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