JP2005097191A - パック化粧料 - Google Patents

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Abstract

【課題】 簡便に使用でき、皮膚への延伸、密着性及び薬効ある有効成分の吸収能力が良く、しかも簡単に剥離できる利点を併せ持つパック化粧料を提供する。
【解決手段】 このパック化粧料は、皮膚上に塗布される液状化粧料と、皮膚上に塗布された前記液状化粧料の上から皮膚に貼り付ける水溶性フィルムとからなり、前記液状化粧料又は前記水溶性フィルムの少なくとも一方に有効成分が含有される。前記液状化粧料は皮膚上の汚れ及び角質等を吸収する。前記有効成分は皮膚に吸収される。前記水溶性フィルムは、前記液状化粧料を封鎖して、前記有効成分の皮膚への吸収を促進させるとともに、一定時間経過後に前記液状化粧料を吸着して剥離する。

Description

本発明は、パック化粧料に関し、さらに詳細には、薬効等のある有効成分を含有した液状化粧料を皮膚上に塗布した後に液状化粧料の上から水溶性フィルムを皮膚に貼り付けて、又は、液状化粧料を水溶性フィルムの片面に滴下又は塗布した後に皮膚に貼り付けて、皮膚との間に有効成分を封鎖して有効成分の皮膚への吸収を促進させるとともに、液状化粧料に汚れ、角質及び皮脂等を吸収させ、一定時間が経過した後に液状化粧料を吸着した水溶性フィルムを皮膚上から剥離させるパック化粧料に関する。
従来のパック化粧料としては、液状化粧料を乾燥皮膜化後に剥離させるピールオフタイプと、化粧料が乾燥しても皮膜化せずに洗い流すタイプが知られている(後記特許文献1参照)。この他、粘着ゲルシート、不織布や織布等に化粧水などを浸漬させた皮膚貼付剤などがあり、いずれも有効成分を配合することにより様々な効果が期待されるものである(後記特許文献2参照)。
特開平10−45531号公報 特開平9−216808号公報
しかしながら、前記ピールオフタイプのパック化粧料は、有効成分よりも皮膚から剥離し易くする為の皮膜剤成分のほうが多く、しかも乾燥しながら皮膜化するときに皮膜中に有効成分が残存したり、皮膜剤成分が水分を蒸発させて乾燥しながら皮膜化するときに、有効成分が皮膜の水分蒸発孔(ピンホール)から外気中に水分とともに蒸発してしたりして、皮膚への有効成分の吸収促進が低下するという問題がある。さらに、皮膜化して剥離させるタイミングの判断も、個人差等があって難しいという問題もあった。
洗い流すタイプのパック化粧料は、ピールオフタイプのものに比べて、洗い流す手間が面倒なうえ、角質、汚れ、皮脂等の除去能力が劣る。このため、ピールオフタイプほどは用いられていない。
粘着ゲルシートタイプのパック化粧料は、皮膚との間の間隙に対する閉塞性の観点からは優秀であるが、ゲル剤の皮膚との馴染みや密着性、接着性、又は有効成分の皮膚への吸収等はまだ十分とは言えない。
不織布や織布に化粧水などを浸漬させたタイプは、粘着力がなく皮膚から剥がれてしまい、密着性に問題があった。
このように、従来のパック化粧料は、どのタイプも一長一短あり、満足されるものではなかつた。本発明は、前記問題点を解決するため、簡便に使用でき、皮膚への延伸、密着性及び薬効ある有効成分の吸収能力が良く、しかも簡単に剥離できる等の利点を併せ持つパック化粧料を提供する。
前記課題を解決する手段として、本発明のパック化粧料は、皮膚上に塗布される液状化粧料と、皮膚上に塗布された前記液状化粧料の上から皮膚に貼り付ける水溶性フィルムとからなり、前記液状化粧料又は前記水溶性フィルムの少なくとも一方に有効成分が含有され、前記液状化粧料は皮膚上の汚れ及び角質等を吸収し、前記有効成分は皮膚に吸収され、前記水溶性フィルムは、前記液状化粧料を封鎖して、前記液状化粧料又は水溶性フィルムに含有された有効成分の皮膚への吸収を促進させるとともに、一定時間経過後に前記液状化粧料を吸着して剥離することを特徴とする。あるいは、液状化粧料を水溶性フィルムの片面に滴下又は塗布した後に、水溶性フィルムを皮膚に貼りつけて密着させて前記液状化粧料を封鎖することによって、有効成分の吸収を促進させて、一定時間経過後に液状化粧料を吸着した水溶性フィルムを剥離するようにしてもよい。
有効成分の中には水溶媒中での安定性に問題があるものも多く、その場合には予め、有効成分を水溶性フィルムに担架させておく。この場合、液状化粧料中にA成分を含有させ、水溶性フィルム側にB成分を含有又は担架しておいて、使用中にA、B両成分を化学反応させて効果を発現させる方法も可能である。また、加水分解を起こし易い薬剤は、液状化粧料中の水溶媒と反応しないように、水溶性フィルムに担架又は含有させる。
本発明のパック化粧料は、液状化粧料を皮膚に塗布し、該液状化粧料の上から水溶性フィルムを皮膚に貼り付けるものであるから、極めて簡便に使用でき、しかも皮膚への延伸と密着性が良い。そして、水溶性フィルムと皮膚との間に液状化粧料が封鎖されるので、液状化粧料又は前記水溶性フィルム中の有効成分の皮膚への吸収が促進させる。同時に、液状化粧料は皮膚上の汚れ及び角質等を吸収する。そして、水溶性フィルムは、一定時間経過後に前記液状化粧料を吸着して溶解するので、皮膚から簡単に剥離する。
この際、水溶性フィルムは、液状化粧料が塗布されていない部分では皮膚と密着していないので、この部分を軽く引くだけで、液状化粧料の接触部分と非接触部分の境目で切断し、この部分の水溶性フィルムだけを簡単に剥がすことができる。このため、従来のシート状パック剤のように目や口の周りを抜き型にして使用する必要がないので、個々人にフィツトしたパック剤を提供することができる。
また、水溶性フィルムは、液状化粧料が接触した部分しか皮膚に貼り付かないので、しわやシミの特定の部位を集中してケアすることが容易である。このため、体質顔料、白色顔料、白色パウダー等を液状化粧料又は水溶性フィルムに含有又は担架させることにより、水溶性フィルムを剥離した後にも、美容的決点を目立たなくするカバーメイクの物理的効果を上げることができる。
本発明の液状化粧料は、従来どおり一般的な処方で製造されるが、水溶性フィルム素材との相性、あるいは使用目的、又は使用時間などに応じて調整することができる。例えば、短時間(5分以内)に剥離処理したい場合は、液状化粧料の基材成分の融点温度を約50°C前後と高く設定する。又は、高沸点保湿剤の使用量を少なくして、水溶性フィルムと接触したときに液状化粧料が早く固化するように設計する。一方、使用時間を長く取りたい場合は、基材の融点温度を下げる。又は、高沸点保湿剤の使用量を増やすか、保湿剤の種類を変えることで調整できる。
本発明の水溶性フィルムは、液状化粧料の残留水溶媒に接触又は溶解して粘着又は接着力が発現するものである。水溶性フィルムは、プルラン、ゼラチンが最も好ましい。その膜厚は、10〜100μmが好ましく、より好ましくは20〜50μmである。
液状化粧料又は水溶性フィルムには、種々の有効成分を含有又は担架させる。例えば、液状化粧料又は水溶性フィルムに含有又は担架される保湿剤としては、グリセリン、グリコール類、アミノ酸、アミノ誘導体、アミド誘導体、ベタイン、大豆蛋白分解物、ヒアルロン酸、キトサン、セラミド、水溶性コラーゲン等が挙げられるが、これらを組み合わせることもできる。
液状化粧料又は水溶性フィルムに含有又は担架される美白剤としては、ビタミンC、ビタミンC誘導体、ヒドロキノン、カンゾウフラボノイド、システイン、トラネキサム酸、サリチル酸誘導体、カミツレ、アルブチン、小麦麦芽エキス等が挙げられるが、これらを組み合わせることもできる。
液状化粧料又は水溶性フィルムに含有又は担架される血行促進剤としては、ニンジン抽出物、γアミノ・βヒドロキシ酪酸、ニンニク抽出物、へパリノイド、アミノ酸、ルチン、イチョウ抽出物、ミノキシジル等が挙げられるが、これらを組み合わせることもできる。
液状化粧料又は水溶性フィルムに含有又は担架されるしわ防止剤としては、アミノ酪酸誘導体、大豆抽出物、ムコ多糖類、卵殻膜抽出物、エストラジオール、ユビキノン等が挙げられるが、これらを組み合わせることもできる。
液状化粧料又は水溶性フィルムに含有又は担架される老化防止剤としては、オウゴン抽出物、クロレラ抽出物、アミン誘導体、アミノ酸、ビフィズス菌抽出物、ビタミンC誘導体、ビタミンE等が挙げられるが、これらを組み合わせることもできる。
液状化粧料又は水溶性フィルムに含有又は担架される収斂剤としては、タンニン酸、ミヨウバン、酸化亜鉛、クエン酸等が挙げられるが、これらを組み合わせることもできる。
液状化粧料又は水溶性フィルムに含有又は担架される痩身剤としては、アミノ酸、カフェイン、イソプロテノール、エルゴタミン等が挙げられるが、これらを組み合わせることもできる。
液状化粧料又は水溶性フィルムに含有又は担架される抗菌、殺菌剤としては、オウゴンエキス、ラクトフェリン、ビフェニル化合物、オリゴ糖、プロポリス、αビサボロール等が挙げられるが、これらを組み合わせることもできる。
液状化粧料又は水溶性フィルムに含有又は担架される紫外線防止剤としては、ベンゾフェノ誘導体、アロエ抽出物、酸化亜鉛、酸化チタン、タルク、カオリン、アミノ安息香酸、ウロカニン酸、天然メラニン、γオリザノール、イヌゴマ抽出物等が挙げられるが、これらを組み合わせることもできる。
液状化粧料又は水溶性フィルムに含有又は担架される脱毛剤としては、チオグリコール酸及びこの塩類、硫化ストロンチュウム等が挙げられが、これらを組み合わせることもできる。
液状化粧料又は水溶性フィルムに含有又は担架される角質柔軟剤としては、グリセリン、サリチル酸、ヒドロキシ酸、等が挙げられるが、これらを組み合わせることもできる。
液状化粧料又は水溶性フィルムに含有又は担架される体質顔料としては、シリカ、カオリン、タルク、マイカ、炭酸カルシウム、炭酸マグネシウム、ケイ酸マグネシウム、硫酸バリウム、アルミナ、セリサイト、ベントナイト、雲母、チタン等が挙げられるが、これらを組み合わせることもできる。
液状化粧料又は水溶性フィルムに含有又は担架される白色顔料としては、酸化チタン、酸化亜鉛等が挙げられるが、これらを組み合わせることもできる。
液状化粧料又は水溶性フィルムに含有又は担架される白色パウダーとしては、シルク粉末、卵殻膜末、真珠末等が挙げられるが、これらを組み合わせることもできる。
液状化粧料の水溶媒中に反応系のA成分として、有機酸(リンゴ酸、クエン酸、アスコルビン酸等)を含有し、水溶性フィルムにB成分として炭酸塩(炭酸水素ナトリウム等)を含有又は担架させて、使用時にA成分とB成分とを接触させて発泡反応、冷却反応をさせることができる。
液状化粧料の水溶媒を反応系のA成分とし、水溶性フィルムにB成分として、それぞれに焼石膏、塩化カルシウムなど水と反応して発熱する無機物、あるいはグリコール類、アルコール類等を含有又は担架させて、使用時に発熱反応をさせることができる。
液状化粧料の水溶媒を反応系のA成分として、アルカリ剤(有機アミン類等)を含有させ、水溶性フイルムにB成分として酸化剤(過酸化水素等)を含有又は担架して、使用時に脱色、漂白反応をさせることができる。
以下、実施例を挙げて説明するが、本発明はこれらの実施例に限定されるものではない。
実施例1の乳化系の液状化粧料は、精製水78.6重量部、シリカ4.0重量部、ステアリルアルコール3.0重量部、ステアリルエーテル(POE40)3.5重量部、DL−トコフェノール0.5重量部、スクアランオイル0.5重量部、パラベン0.2重量部を80°Cで乳化させ、60°Cでフェノキシエタノール0.7重量部、グリセリン5重量部、大豆抽出物1.0重量部を添加し、45°Cで小麦胚芽エキス2.0重量部、グリシン0.3重量部、プロリン0.3重量部、アラニン0.2重量部、リン酸LアスコルビルMg0.2重量部を添加して得た。
実施例1の液状化粧料を特にしわ取り用とし、水溶性フィルムを30μmのプルランフィルムとし、2.5cm×4.5cmの小片にカットして、それぞれ試料とした。年齢25歳から62歳までの女性35名をパネラーとして試験を実施した。目の周りに液状化粧料を塗布した後に水溶性フィルムを貼り付けて癒着させ、20分経過後に水溶性フィルムを剥離させ、さらに2時間経過後、4時間経過後、6時間経過後のしわの形状変化を観察して自己判断をしてもらった。
実施例1の試験決果
良い 普通 悪い
使いやすさ 30名 4名 1名
潤いがある 33名 2名 0名
しわの形状変化 2時間後 4時間後 6時間後
改善している(目立たない) 30名 23名 15名
やや改善している(少し目立つ) 0名 5名 10名
元の状態(目立つ) 0名 2名 5名
ただし、5名は小じわが無く判定不能のため30名で試験した。
実施例2の水系の液状化粧料は、精製水83.2重量部、グリセリン5.0重量部、ピロリドンカルボン酸ナトリウム2.0重量部、1.3ブチレングリコール5.0重量部、フェノキシエタノル0.6重量部、パラベン類0.2重量部、ヒアルロン酸ナトリウム0.5重量部、リン酸LアスコルビルMg0.1重量部、Lシステイン0.1重量部、亜硫酸塩0.1重量部、グリチルリチン酸モノアンモニウム0.1重量部、アルギニン0.5重量部、グリシン0,2重量部、アラニン0.2重量部、プロリン0.2重量部、小麦胚芽エキス1.0重量部、セイヨウノコギリ草エキス1.0重量部を60°Cで1時間溶解混合して得た。
実施例2の液状化粧料を顔全体用とし、水溶性フィルムが20μmのゼラチンフィルム、25cm×20cmの大判にカットして、それぞれ試料とした。年齢25歳から62歳までの女性35名をパネラーとして官能試験を実施した。液状化粧料を塗布した後に水溶性フィルムを貼り付けて非密着部分(液状化粧料の非塗布部位)を剥離して、30分後に水溶性フィルムを剥がし取った。
実施例2の試験決果
良い 普通 悪い
使いやすさ 28名 6名 1名
潤いがある 34名 1名 0名
角質、皮脂、汚れ等の除去効果 32名 3名 0名
実施例3の乳化系液状化粧料は、精製水82.6重量部、シリカ5.0重量部、酸化チタン0.5重量部、パラベン0.2重量部、セタノール3.0重量部、ステアリルエーテル(POE40)4.0重量部を80°Cで乳化、60°Cでフェノキシエタノール0.7重量部、ヒアルロン酸ナトリウム0.1重量部を添加、さらに45°Cでリン酸LアスコルビルMg0.2重量部、Lシステイン0.2重量部、亜硫酸0.1重量部、グリチルリチンモノアンモニウム0.1重量部、グリシン2.0重量部、アルギニン1.0重量部、アラニン0.1重量部、プロリン0.2重量部を添加して得た。
実施例3の液状化粧料をシミ用とし、水溶性フィルムが40ミクロン(μm)のプルランフィルム、3.3cm×2.3cmの小片にカットして、それぞれ試料とした。年齢25歳から62歳までの女性35名をパネラーとして、シミの部位に液状化粧料を塗布した後に水溶性フィルムを貼り付けて、20分経過後に水溶性フィルムを剥離した。皮膚のシミに対するカバー効果を時間の経過と共に自己観察をして判定してもらった。
実施例3の試験決果
良い 普通 悪い
使いやすさ 34名 1名 0名
透明感がある 35名 0名 0名
シミのカバー効果 2時間後 4時間後
シミが目立たない 28名 20名
薄く見える 7名 15名
以上の実施例1、2及び3の各試験決果より、本発明のパック化粧料は、使いやすさ、潤いなど総合的に良い評価がでた。特にしわの物理的な作用やシミのカバーリング効果には高い評価があった。

Claims (9)

  1. 皮膚上に塗布される液状化粧料と、皮膚上に塗布された前記液状化粧料の上から皮膚に貼り付ける水溶性フィルムとからなるパック化粧料であって、前記液状化粧料又は前記水溶性フィルムの少なくとも一方に有効成分が含有され、前記液状化粧料は皮膚上の汚れ及び角質等を吸収し、前記有効成分は皮膚に吸収され、前記水溶性フィルムは、前記液状化粧料を封鎖して前記有効成分の皮膚への吸収を促進させるとともに、一定時間経過後に前記液状化粧料を吸着して皮膚から剥離することを特徴とするパック化粧料。
  2. 液状化粧料と、該液状化粧料を片面に滴下又は塗布した後、皮膚上に貼り付ける水溶性フィルムとからなるパック化粧料であって、前記液状化粧料又は前記水溶性フィルムの少なくとも一方に有効成分が含有され、前記液状化粧料は皮膚上の汚れ及び角質等を吸収し、前記有効成分は皮膚に吸収され、前記水溶性フィルムは、前記液状化粧料を封鎖して前記有効成分の皮膚への吸収を促進させるとともに、一定時間経過後に前記液状化粧料を吸着して剥離することを特徴とするパック化粧料。
  3. 前記液状化粧料が乳化系又は水系であることを特徴とする請求項1又は2に記載のパック化粧料。
  4. 前記液状化粧料の組成中に、体質顔料、白色顔料又は白色パウダー等の有効成分を0.1〜30重量部含有させることができることを特徴とする請求項1、2又は3に記載のパック化粧料。
  5. 前記液状化粧料に保湿剤、美白剤、血行促進剤、しわ防止剤、老化防止剤、収斂剤、痩身剤、抗菌剤、殺菌剤、紫外線防止剤、脱毛剤又は角質柔軟剤より選ばれる薬効ある有効成分の1種又は2種以上を含有することを特徴とする請求項1、2、3又は4に記載のパック化粧料。
  6. 前記水溶性フィルムに吸着した前記液状化粧料を剥離した後の皮膚上に薬効成分、体質顔料、白色顔料又は白色パゥダーの1種又は2種以上の有効成分が残存して、持続的なスキンケアー効果を維持するとともに、しわ、シミを目立たなくする物理的効果を維持することを特徴とする請求項1、2、3、4又は5記載のパック化粧料。
  7. 前記水溶性フィルムが、プルラン、ゼラチン、キトサン、セルロース誘導体、澱粉系、ポリアクリル酸エステル、ポリアクリル酸ソーダ、ポリビニルアルコール、アルギン酸ナトリウム、ポリビニルメチルエーテル、コラーゲン、ポリ酢酸ビニル、カラゲナン、天然多糖類及びこれらの組み合わせからなることを特徴とする請求項1、2、3、4、5又は6記載のパック化粧料。
  8. 水溶性フィルムに保湿剤、美白剤、しわ防止剤、老化防止剤、血行促進剤、紫外線防止剤、脱毛剤、体質顔料、白色顔料、白色パゥダーより選ばれる有効成分の1種又は2種以上を塗布あるいは含有させることを特徴とする請求項1、2、3、4、5、6又は7記載のパック化粧料。
  9. 前記液状化粧料の水溶媒中に反応系のA成分を含有し、水溶性フィルムに反応系のB成分を含有し、液状化粧料を水溶性フィルムに吸着する際に、前記A、B両成分が反応して、発泡作用、発熱作用、冷却作用、脱色又は漂白作用等の薬効が発現することを特徴とする請求項1、2、3、4、5、6、7又は8に記載のパック化粧料。
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