JP2005094472A - 無線通信端末及び無線通信システム - Google Patents

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Abstract

【課題】 通信可能なエリアに関する情報を適宜作成することが可能な無線通信端末及び無線通信システムを提供する。
【解決手段】 無線通信端末(T)1が通信エリア内に存在して無線通信局2と通信可能である場合に、ユーザが登録部15に対し登録操作を行うと、GPS衛星3から取得される無線通信端末1の現在位置、無線通信局2から取得される識別子である局ID、現在位置を含む所定の範囲である通信可能エリア及びRSSI回路13から出力されたRSSIが対応づけられて記憶部100に記憶される。
【選択図】 図4

Description

本発明は、1以上の無線通信端末及びこれらと無線通信する無線通信局を含む無線通信システムに関する。
従来、無線通信局のサービスエリア内で作動するよう構成された無線通信端末が様々開発されている。例えば、特許文献1の無線端末は、無線通信システムを利用可能なサービスエリアに関する情報(サービスエリア情報)を無線端末に蓄積する。この無線端末はGPS等により自身の位置を認識する位置認識部を有しており、認識した自身の位置とサービスエリア情報とを照らし合わせて自身がサービスエリア内に存在しているか否かを認識する。この結果に応じ、サービスエリア内でのみ無線通信システムの受信部の電源を入れる。
あるいは、特許文献2の携帯電話端末は、GPS衛星が送信する電波を受信して自端末の現在位置を求める。その現在位置とその携帯電話端末が利用可能な範囲を示したサービスエリアマップとを比較し、現在位置で携帯電話端末が利用可能かどうかの判断を行う。現在位置がサービスエリア外にある場合は無線通信部への電力制御を休止し、再びサービスエリア内に入った場合に無線通信部への電源を再開する。
特開平11―186955号公報 特開2001−60910号公報
ところが、近年普及しつつある無線LAN通信スポットのような無線通信局がある地域に多数存在する場合、特許文献1のサービスエリア情報や特許文献2のサービスエリアマップ(以下、サービスエリア情報等という)の作成は特に困難であるが、この作成について特許文献1及び2には具体的な言及はされていない。また、端末の使用状況に応じて必要なサービスエリア情報等はある程度限定されるため、特許文献1又は2の端末には実際には使用されない不要なサービスエリア情報等が蓄積される可能性がある。以上の問題点に鑑み、本発明は通信可能なエリアに関する情報を適宜作成することが可能な無線通信端末及び無線通信システムを提供することを目的とする。
請求項1記載の発明は、固有の識別子を有する無線通信局と通信する無線通信部と、
位置を取得する位置取得部と、前記無線通信部が受信した信号からRSSI(Received Signal Strength Indicator)を検出する検出部と、前記位置を記憶する旨を指示する操作の入力を受け付ける入力部と、前記操作の入力がありかつ前記RSSIが所定の値を超える場合、前記位置と前記識別子と前記RSSIとを対応づけた情報である通信可能位置情報を記憶する記憶部と、前記記憶された位置を含む所定の範囲内に現在の位置があるか否かを判断し、前記所定の範囲内に現在の位置がある場合は所定の動作を実行させる制御部と、を備え、前記無線通信部は前記無線通信局を介して前記通信可能位置情報を送信し、前記記憶部は前記RSSIに基づき前記記憶した通信可能位置情報を更新することを特徴とする無線通信端末である。
請求項2記載の発明は、固有の識別子を有する無線通信局と通信する無線通信部と、
位置を取得する位置取得部と、前記位置を記憶する旨を指示する操作の入力を受け付ける入力部と、前記操作の入力があった場合、前記位置と前記識別子とを対応づけた情報である通信可能位置情報を記憶する記憶部と、を備えることを特徴とする無線通信端末である。
位置取得部は、例えばGPS(Global Positioning System)衛星からの電波を受信するGPS受信機である。入力部は、例えば操作ボタンである。この発明によると、操作の入力があった場合に位置と無線通信局の識別子とが対応づけられた通信可能位置情報が記憶される。この通信可能位置情報に基づき、例えばこの記憶された位置を含む円などにより定まる所定の領域を通信可能な領域の情報として決定することで無線通信局と通信可能なエリアに関する情報を作成できる。
請求項3記載の発明は、前記記憶された位置を含む所定の範囲内に現在の位置があるか否かを判断し、前記所定の範囲内に現在の位置がある場合は所定の動作を実行させる制御部をさらに備えることを特徴とする請求項2記載の無線通信端末である。
記憶された位置を含む所定の範囲とは、記憶された位置の周辺領域であり、無線通信端末と無線通信局との間で無線通信が可能であると想定される領域である。例えば、この位置を中心とし、半径が所定の値(例えば1メートル)の円を所定の範囲とすればよい。所定の動作とは、例えば各種機器への電源供給開始・終了、データ送受信開始・終了、特定の指令(例えば、Webカメラ等のセキュリティ機器やその他各種機器の動作開始・終了の指令)の出力である。この発明によると、通信が可能と想定される領域内に無線通信端末が存在する場合、所定の動作が実行される。従って、無線通信端末のユーザが無線通信できた場合に入力部を操作して位置を記憶させておけば、次回ユーザがその位置の周辺領域を通過すると、メール送受信などが自動的に実行されるように無線通信端末を構成できる。
請求項4記載の発明は、前記無線通信部が受信した信号からRSSI(Received Signal Strength Indicator)を検出する検出部をさらに備えることを特徴とする請求項2記載の無線通信端末である。
請求項5記載の発明は、前記記憶部は、前記RSSIが所定の値を超える場合、前記位置と前記識別子とを対応づけて記憶することを特徴とする請求項4記載の無線通信端末である。
この発明によると、RSSIが所定の値(例えば5μV)を超える場合に通信可能位置情報が記憶される。従って、通信状態の悪い位置が記憶されるのを防ぐことができる。
請求項6記載の発明は、前記記憶部は前記位置及び前記識別子に前記RSSIをさらに対応づけて記憶することを特徴とする請求項5記載の無線通信端末である。
請求項7記載の発明は、前記記憶部は前記RSSIに基づき前記記憶した通信可能位置情報を更新することを特徴とする請求項6記載の無線通信端末である。
この発明によると、複数の通信可能位置情報に含まれるRSSI同士を比較し、この大小に応じて通信可能位置情報を追加したり削除したりすることができる。特に、より大きいRSSIを含む通信可能位置情報を記憶するようにすれば、より通信状態の良い位置を記憶することができる。
請求項8記載の発明は、前記無線通信部は前記通信可能位置情報を送信することを特徴
とする請求項2〜7のいずれかに記載の無線通信端末である。
請求項9記載の発明は、請求項8記載の無線通信端末と、前記送信された通信可能位置情報を受信する受信部と、前記通信可能位置情報に基づき、前記無線通信局の通信可能な範囲を決定する決定部と、を備えることを特徴とする無線通信システムである。
この発明によると、1又は複数の無線通信端末で記憶された通信可能位置情報に基づき無線通信局の通信可能な範囲が決定される。決定は、各種の手法により行うことができる。例えば、記憶された複数の位置を内包する凸の単純閉曲線の囲む領域のうち面積が最小となるものを通信可能な範囲と決定できる。
請求項10記載の発明は、前記制御部は、前記決定された範囲内に現在の位置があるか否かを判断し、前記決定された範囲内に現在の位置がある場合は所定の動作を実行させることを特徴とする請求項9記載の無線通信システムである。
この発明によると、通信可能な範囲内に無線通信端末が存在すれば、所定の動作が実行される。
この発明によると、操作の入力があった場合に位置と無線通信局の識別子とが対応づけられた通信可能位置情報が記憶される。この通信可能位置情報に基づき、この記憶された位置を含む所定の領域を通信可能な領域として決定することで無線通信局と通信可能なエリアに関する情報を作成できる。
<第1実施形態>
(1)概略構成
図1は、本発明の好ましい実施形態である無線通信システムの構成を示す。この無線通信システムは、PDAなどで構成される無線通信端末(以下の説明及び図面ではTで表すこともある)1と無線通信局2(以下の説明及び図面ではSで表すこともある)とを含む。無線通信端末1は、GPS受信部11、無線通信部12、RSSI回路13、制御部14、登録部15、及び通知部16を備える。GPS受信部11は、GPS(Global Positioning System)衛星3からの電波を受信して現在位置情報を制御部14に出力する。無線通信部12は、無線通信局2との間でIEEE802.11b規格、Bluetooth規格などに従った無線双方向通信を行う。RSSI回路13は、無線通信部12が受信した信号のRSSI(Received Signal Strength Indicator)を制御部14に出力する。制御部14はマイコンなどで構成され、メモリなどで構成される記憶部100を有する。制御部14は、後述の無線通信制御処理を行う。登録部15は、例えば操作ボタンで構成され、ユーザによる特定のボタンの押下などの所定の操作(以下、登録操作という)を受け付ける。登録部15に登録操作が行われると、後述の通信可能位置が記憶部100に記憶される。通知部16は、液晶ディスプレイやスピーカなどで構成され、無線通信端末1がある無線通信局2と通信可能と想定される範囲(通信可能エリア)に入ったことを画面表示や音などで通知する。なお、この図では1つの無線通信端末1と1つの無線通信局2だけが示されているが、1つの無線通信局2と複数の無線通信端末1が通信可能であってもよく、また複数の無線通信局2と1又は複数の無線通信端末1が通信可能であってもよい。
(2)通信可能位置及び通信可能エリア
図2(a)は、ある位置に設置された無線通信局(S1)2と無線通信端末1とが無線通信可能な範囲(通信エリア)を例示している。実際には、障害物などの影響により、通
信エリアは図示する円の他様々な形状を取りうると考えられるが、ここでは簡略のため通信エリアは円であるとして説明する。無線通信端末(T)1が通信エリア内に存在して無線通信局2と通信可能である場合に、ユーザが登録部15に対し登録操作を行うと、GPS衛星3から取得される無線通信端末1の現在位置が記憶部100に記憶される。以下、この登録部15の操作により記憶部100に記憶された無線通信端末1の現在位置を通信可能位置という。
図4は、無線通信端末1の現在位置が図2(a)の場合の通信可能位置L1を示している。通信可能位置L1は、GPS衛星3から取得された北緯X1、東経Y1で表される。この通信可能位置には、局ID、通信可能エリア及びRSSIがさらに対応づけられて記憶部100に記憶される。
局IDは、無線通信端末1が通信可能位置の登録時に通信している無線通信局2から取得される識別子であり、例えばMACアドレスやBluetoothアドレスなどである。局IDは、登録操作による通信可能位置の記憶と同時に記憶され、ここではS1の局IDである「ID1」が記憶される。通信可能エリアは、通信可能位置を含む所定の範囲であり、この内部に無線通信端末1が存在すれば無線通信局2と通信できると推測される範囲である。ここでは、通信可能エリアは通信可能位置L1を中心とする半径R1の円からなる領域であるが、正方形などその他の形状であってもよい。半径は、通信可能エリア内部の任意の位置で無線通信端末1が通信可能であると想定される値(例えば、無線LAN通信ではR1=1メートル、Bluetooth通信であればR1=0.5メートルなど)に設定する。通信可能エリア(ここでは中心L1、半径R1からなる円)は、無線通信端末1の製造時に製造者が任意に固定で設定してもよいし、ユーザが任意に設定できるようにしてもよい。RSSIは、登録操作がされたときにRSSI回路13から出力されたRSSIであり、ここでは、V1(μV)が記憶される。以下、これらの対応づけられたデータを通信可能エリア情報という。同様に、無線通信端末1の現在位置L1’(X1’、Y1’)が図2(b)のような場合に登録操作が行われると、図4に示すような通信可能エリア情報(RSSI=V1’)が記憶される。
一方、異なる局IDに対応する通信可能エリア情報も局IDごとに記憶部100に記憶される。例えば、図3に示すように異なる2つの無線通信局2であるS2(局ID=ID2)及びS3(局ID=ID3)の通信エリア内の位置L2(X2、Y2)及びL3(X3、Y3)で、同一の無線通信端末1で登録操作が行われると図4のような2つの通信可能エリア情報が記憶部100に記憶される。ここで、局IDごとに通信可能エリアの半径(R1、R2、R3)を設定できることが好ましいが、通信可能エリア情報の内容を簡略にするためにどの局IDでも同一の半径(R1=R2=R3)となるような設定としてもよい。なお、図3に示すように、異なる局IDに対応する通信可能エリア同士は重なる場合もある。また、無線通信端末1が無線通信局2から局IDを取得できない場合、登録操作が行われても通信可能エリア情報は記憶されないようにすることが好ましい。
以上のように、登録部15への登録操作により記憶部100に通信可能エリア情報が記憶される。無線通信端末1の制御部14は、この通信可能エリア情報及びGPSから取得される現在位置に基づき、無線通信端末1がある無線通信局2の通信可能エリア内に入った否かを判定し、通信可能エリア内に入った場合自動的に無線通信部12への電源供給を開始する無線通信制御処理を行う。
(3)無線通信制御処理
以下、図5のフローチャートに基づき無線通信制御処理の流れを説明する。この処理は所定の動作モード(例えば「無線通信可能エリア探索モード」など)がユーザにより指定された場合に開始してもよいし、無線通信端末1の電源オンと同時に自動的に開始しても
よい。ここでは、所定の動作モードの指定があった場合に開始するものとする。また、この処理は、ユーザによる所定の操作などにより停止させてもよい。
S11では、記憶部100に記憶される通信可能エリア情報とGPS衛星3から取得される現在位置とを比較し、無線通信端末1がある無線通信局2の通信可能エリア内に入った否かを判断する。ある無線通信局2の通信可能エリア内に入った場合はS12に移行する。どの無線通信局2の通信可能エリア内にも入っていない場合はS14に移行する。S14では、無線通信部12への電源供給を停止し、処理はS11に戻る。
S12では、通知部16からの画面出力や音声出力などにより無線通信が可能である旨を通知する。S13では、無線通信部12への電源供給を開始させ、処理はS11に戻る。なお、この電源供給開始後、ある無線通信局2との通信が確立したか否かをさらに判断してもよい。そして、通信が確立した場合、その無線通信局2との間で電子メールの送受信などのデータ送受信を開始したり、特定の指令(例えば、無線通信局2と接続されるWebカメラ等のセキュリティ機器やその他各種機器の動作開始・終了の指令)をその無線通信局2に送信したりするなどしてもよい。あるいは、通信が確立したと判断されたときの現在位置を上述と同様に通信可能エリア情報として記憶部100に記憶してもよい。あるいは、現在位置が図3のように異なる複数の通信可能エリアが重なる領域(以下、重複領域という)内にあるか否かをさらに判定してもよい。そして、現在位置が重複領域内にある場合、最も強いRSSIが観測される無線通信局2から優先的に接続する(ローミング)ようにしてもよい。
<その他の実施形態>
(A)同一の局IDに対応する通信可能エリア情報は1つだけ記憶されるようにしてもよい。例えば、既に通信可能エリア情報が記憶部100に記憶されている場合にさらに登録操作がされたとき、既に記憶されている通信可能エリア情報に対応するRSSIが新たに記憶した通信可能エリア情報に対応するRSSIよりも大きいか同じ場合は既に記憶されている通信可能エリア情報をそのまま記憶し、新たに記憶した通信可能エリア情報は記憶部100から削除すればよい。一方、既に記憶されている通信可能エリア情報に対応するRSSIが新たに記憶した通信可能エリア情報に対応するRSSIよりも小さい場合は既に記憶されている通信可能エリア情報を削除し、新たに記憶した通信可能エリア情報はそのまま記憶すればよい。例えば、図4においてV1≧V1’であれば通信可能位置L1に対応する通信可能エリア情報だけが、V1<V1’であれば通信可能位置L2に対応する通信可能エリア情報だけが記憶部100に記憶される。このようにすれば、より強いRSSIが観測されてより良い状態で無線通信が行えると想定される通信可能エリアを示す通信可能エリア情報だけが記憶され、通信記憶部100の使用容量を節約できる。
(B)登録操作による通信可能エリア情報の記憶に制限を加えてもよい。例えば、登録操作があった場合、登録操作時に観測されるRSSIが所定の閾値(例えば5μV)を超えるか否かを制御部14で判断する。登録操作時に観測されるRSSIが所定の閾値を超える場合は通信可能エリア情報を記憶し、所定の閾値以下である場合は通信可能エリア情報を記憶しないようにする。このようにすれば、通信状態の悪い通信可能位置に基づく通信可能エリア情報が記憶されるのを防ぐことができる。
(C)各無線通信端末1が記憶する通信可能エリア情報を無線通信局2を介してネットワーク上の所定の位置に送信してもよい。例えば、コンピュータなどから構成されて通信可能エリア情報を記憶可能なセンターをある1つの無線通信局2(局ID=ID1)に接続する。そして、この無線通信局2に接続した1又は複数の無線通信端末1から、その局IDを含んだ通信可能エリア情報を送信させる。このようにすると、例えば、図6に示すように、複数の無線通信端末1T1〜T8の各々から、局ID=ID1を含む通信可能エ
リア情報がセンターに送信される。よって、センターでは各無線通信端末1で登録された局ID=ID1の無線通信局Sの通信可能位置及び通信可能エリアを把握できる。さらに、センターに送信された通信可能エリア情報に基づき、局ID=ID1の無線通信局2の通信可能エリアを決定して地図化してもよい。決定は、各種の手法により行うことができる。例えば、図7に示すように、図6の通信可能エリア情報に含まれる通信可能位置L1〜L8を含む正方形状の近傍N1〜N8を被覆する領域Rを数学的手法により決定(例えば、近傍N1〜N8を内包する凸の単純閉曲線の囲む領域のうち面積が最小となるものを領域Rと決定)し、この領域Rを無線通信局2の通信可能エリアとしてもよい。この場合、局ID=ID1の無線通信局2に通信可能エリア情報を送信する無線通信端末1が多ければそれだけ正確な通信可能エリアを決定できる。そして、この決定は不特定の各無線通信端末1から送信された通信可能エリア情報に基づいて行うことができるため、ある特定の者がいちいち無線通信局Sの周辺を巡回しながらRSSIを計測するなどして通信可能エリアを決定する必要もない。さらに、この地図化した通信可能エリアを無線通信端末1に配信し、各無線通信端末1はこの通信可能エリア内に入った場合は上記通信制御処理のS13を行う(無線通信開始等)ようにしてもよい。また、センターを複数の無線通信局2と接続し、各々の無線通信局2について上述のように通信可能エリアを決定して地図化し、これらを1つの地図に合成してもよい。また、決定された通信可能エリアを地図として画面表示してもよい。
(D)無線通信局2が設置された位置を示す情報(以下設置位置情報という)を無線通信局2などに記憶させ、無線通信局2に無線通信端末1が接続した場合に設置位置情報を無線通信端末1に送信するようにしてもよい。加えて、GPS衛星3から電波を受信できない場合は手動あるいは自動で無線通信部12への電源供給を開始し、無線通信できる無線通信局2を検索し接続してもよい。さらに、無線通信端末1は、接続した無線通信局2から設置位置情報を受信した場合、上述の通信可能位置の代わりに設置位置情報を記憶してもよい。このようにすれば、GPS衛星3から現在位置が受信できない場合でも通信可能エリア情報を作成できる。
本発明の好適な実施形態である無線通信システムの構成図。 ある無線通信局の通信エリア及び通信可能エリアの概念図。 複数の無線通信局の通信エリア及び通信可能エリアの概念図。 通信可能エリア情報の一例。 無線通信制御処理の流れを示すフローチャート。 複数の無線通信端末からセンターに送信された通信可能エリア情報の一例。 センターの通信可能エリア情報に基づき決定された通信可能エリアを地図化して表示した一例。
符号の説明
1:無線通信端末
2:無線通信局
15:登録部
100:記憶部

Claims (10)

  1. 固有の識別子を有する無線通信局と通信する無線通信部と、
    位置を取得する位置取得部と、
    前記無線通信部が受信した信号からRSSI(Received Signal Strength Indicator)を検出する検出部と、
    前記位置を記憶する旨を指示する操作の入力を受け付ける入力部と、
    前記操作の入力がありかつ前記RSSIが所定の値を超える場合、前記位置と前記識別子と前記RSSIとを対応づけた情報である通信可能位置情報を記憶する記憶部と、
    前記記憶された位置を含む所定の範囲内に現在の位置があるか否かを判断し、前記所定の範囲内に現在の位置がある場合は所定の動作を実行させる制御部と、
    を備え、前記無線通信部は前記無線通信局を介して前記通信可能位置情報を送信し、前記記憶部は前記RSSIに基づき前記記憶した通信可能位置情報を更新することを特徴とする無線通信端末。
  2. 固有の識別子を有する無線通信局と通信する無線通信部と、
    位置を取得する位置取得部と、
    前記位置を記憶する旨を指示する操作の入力を受け付ける入力部と、
    前記操作の入力があった場合、前記位置と前記識別子とを対応づけた情報である通信可能位置情報を記憶する記憶部と、
    を備えることを特徴とする無線通信端末。
  3. 前記記憶された位置を含む所定の範囲内に現在の位置があるか否かを判断し、前記所定の範囲内に現在の位置がある場合は所定の動作を実行させる制御部をさらに備えることを特徴とする請求項2記載の無線通信端末。
  4. 前記無線通信部が受信した信号からRSSI(Received Signal Strength Indicator)を検出する検出部をさらに備えることを特徴とする請求項2記載の無線通信端末。
  5. 前記記憶部は、前記RSSIが所定の値を超える場合、前記位置と前記識別子とを対応づけて記憶することを特徴とする請求項4記載の無線通信端末。
  6. 前記記憶部は前記位置及び前記識別子に前記RSSIをさらに対応づけて記憶することを特徴とする請求項5記載の無線通信端末。
  7. 前記記憶部は前記RSSIに基づき前記記憶した通信可能位置情報を更新することを特徴とする請求項6記載の無線通信端末。
  8. 前記無線通信部は前記通信可能位置情報を送信することを特徴とする請求項2〜7のいずれかに記載の無線通信端末。
  9. 請求項8記載の無線通信端末と、
    前記送信された通信可能位置情報を受信する受信部と、
    前記通信可能位置情報に基づき、前記無線通信局の通信可能な範囲を決定する決定部と、
    を備えることを特徴とする無線通信システム。
  10. 前記制御部は、前記決定された範囲内に現在の位置があるか否かを判断し、前記決定された範囲内に現在の位置がある場合は所定の動作を実行させることを特徴とする請求項9
    記載の無線通信システム。
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