JP2005093243A - 燃料電池 - Google Patents

燃料電池

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Abstract

【課題】ガスシール性および吸水性の両方の機能を向上させた燃料電池を提供する。
【解決手段】高分子電解質膜1の両側に配置した触媒を有する電極2と、電極2に供給する反応ガスを流通する反応ガス流路6と、電極2における電気化学反応により生じた電流を集電する隔壁7と、を備えたセパレータ5と、電極2とセパレータ5間に配置され、反応ガス流路6内を流通する反応ガスを電極2の反応面に拡散するガス拡散層3を備える。ガス拡散層3は、積層面において、電極3と重なる領域Eの外周部にあたる領域(A、C1、D1)のうち、少なくとも前記反応ガス流路の出口近傍に重なる領域D1に、電極2と重なる領域Eに比べて親水性が高い親水部32aを設ける。
【選択図】 図1

Description

本発明は、燃料電池に関する。特に、固体高分子型燃料電池におけるガス拡散層の構成に関する。
燃料電池を構成する燃料電池セルのセパレータに配流された燃料ガスおよび酸化剤ガスは、燃料極および酸化剤極において効果的に使用されることが望ましい。供給された燃料ガスおよび酸化剤ガスを、燃料極および酸化剤極の近傍を通過して排出することにより、燃料極および酸化剤極の近傍の反応ガス濃度を高く維持でき、過電圧を抑えることができる。
これに対して、燃料極や酸化剤極の近傍を通過せずに排出される原因の一つとして、燃料ガスや酸化剤ガスが燃料極や酸化剤極の領域外(外周)を通過して排出されるといった問題があった。そこで、ガス拡散層の外周部にゴム材を含浸することにより、ガス拡散層内の燃料極や酸化剤極の領域外(外周)を通過して、反応に寄与せずに排出される燃料ガスや酸化剤ガスの流量を抑制する燃料電池が提案されている(例えば、特許文献1、参照。)。
また、燃料極あるいは酸化剤極の、水詰まりが生じた燃料ガス流路や酸化剤ガス流路に重なる領域には、十分な濃度の燃料ガスや酸化剤ガスを供給しつづけることができないという問題があった。そこで、燃料ガス流路及び酸化剤ガス流路の内部に存在する生成水や凝縮水を除去する方法として、セパレータを親水性多孔質材から構成し、酸化剤ガス流路中に存在する生成水や凝縮水を親水性多孔質材のセパレータを介して冷却水中に回収するものが提案されている(例えば、特許文献2、参照。)。
特開2000−133288号公報 特開平6−231793号公報
しかしながら、特開2000−133288号公報に開示された燃料電池においては、ガスシール性は優れていたが、発電により生じる生成水やガスの消費により生じる凝縮水を吸収する機能は有していなかった。また、特開平6−232793号公報に開示された燃料電池においては、発電により生じる生成水やガスの消費により生じる凝縮水を吸収する機能は優れていたが、ガスシール性を維持する機能は有していなかった。
そこで本発明は、上記問題を鑑みて、ガスシール性および吸水性の両方の機能を向上させた燃料電池を提供することを目的とする。
本発明は、電解質膜の両側に配置した触媒を有する電極と、前記電極に供給する反応ガスを流通する反応ガス流路と、前記電極における電気化学反応により生じた電流を集電する隔壁と、を備えたセパレータと、前記電極と前記セパレータ間に配置され、前記反応ガス流路内を流通する反応ガスを前記電極の反応面に拡散するガス拡散層と、を備える。前記ガス拡散層には、積層面において、前記電極と重なる領域の外周部にあたる領域のうち、少なくとも前記反応ガス流路の出口近傍に重なる領域に、前記電極と重なる領域に比べて親水性が高い親水部を設ける。
ガス拡散層には、積層面において、電極と重なる領域の外周部にあたる領域のうち、少なくとも反応ガス流路の出口近傍に重なる領域に、電極と重なる領域に比べて親水性が高い親水部を設ける。これにより、燃料電池の発電中に生じた生成水や凝縮水を効率良く親水部に吸収することができ、反応面の外周に位置する親水部にガスが拡散する際の抵抗を増大することができる。その結果、ガスシール性や吸水性の両方の機能を向上することができる。
第1の実施形態に用いる燃料電池の単位セル10を図1に示す。燃料電池としては、単位セル10を用いてもよいし、複数の単位セル10を積層することにより構成したスタックを用いてもよい。
膜電極接合体4をアノード側セパレータ5aとカソード側セパレータ5cで狭持することにより、単位セル10を構成する。膜電極接合体4を、高分子電解質膜1と、その両側に配置したアノード2aとカソード2c、さらにその外側に配置したアノードガス拡散層3aとカソードガス拡散層3cから構成する。それぞれの積層面の面積は、高分子電解質膜1が最も大きく、ガス拡散層3、電極2の順に小さくなるように構成する。つまり、電極2は、高分子電解質膜1とガス拡散層3との間に完全に収まるように構成される。なお、この電極2の積層面が、単位セル10における反応面となる。
また、セパレータ5の膜電極接合体4に接触する面、ここでは、ガス拡散層3に接触する面に、それぞれのガス拡散層3に反応ガスを供給する溝状のガス流路6を設ける。アノードガス拡散層3aに接するアノード側セパレータ5aの表面には、水素等のアノードガスを流通するアノードガス流路6aを、カソードガス拡散層3cに接するカソード側セパレータ5cの表面には、空気等のカソードガスを流通するカソードガス流路6cを設ける。セパレータ5の積層面内には、それぞれ複数のガス流路6が設けられ、それらは互いに平行に、かつ、等間隔に構成される。積層面内で隣り合うガス流路6間には、流路を仕切る隔壁7が形成される。
図2に、ガス流路6を設けたセパレータ5の平面図を示す。なお、図2に示した形状のセパレータ5は、カソード側セパレータ5c、アノード側セパレータ5aのどちらか一方に適用しても、または両方に適用してもよい。
セパレータ5の積層面内に、複数の直線形状のガス流路6を平行に構成し、ガス流路6の入口領域C0と出口領域D0において、それぞれのガス流路6を連通する。なお、入口領域C0と出口領域D0は、それぞれセパレータ5の積層面の向かい合う辺に沿って設けられる。また、入口領域C0および出口領域D0は、セパレータ5の積層面の外部に設けた図示しない外部マニホールドに連通する。積層面内で隣り合うガス流路6間には、流路の仕切りとなる隔壁7が形成され、この隔壁7が図1に示すようにガス拡散層3に接触して集電機能を果たす。
また、単位セル10には、図1に示すように、ガス拡散層3の外周に沿ってガスケット8を備える。ガスケット8は、高分子電解質膜1と各セパレータ5に挟まれた空間を密封する手段であり、アノードガス拡散層3aおよびアノード2aを含む空間と、カソードガス拡散層3cおよびカソード2cを含む空間と、をそれぞれ密封する。つまり、ガスケット8によって、アノードガスとカソードガスが外部に漏れるのを抑制するとともに、アノードガスとカソードガスとが混合するのを防止する。
なお、図1には、アノード側セパレータ5aとカソード側セパレータ5cとを用いた単位セル10について示しているが、一つのセパレータ5において、一方の面にアノードガス流路6aを、もう一方の面にカソードガス流路6cを設けても良い。また、アノード側セパレータ5a、カソード側セパレータ5c間に、冷却液の循環する流路を備えた冷却板等を設けても良い。
このような構成の単位セル10において、ガス流路6からガス拡散層3に拡散した反応ガス(アノードガス、カソードガス)が各電極2に到達し、電気化学反応を生じることにより起電力が生じる。このとき、上述したような構成のみであると、図3(a)に示すように、一部の反応ガスはガス拡散層3内を通って電極2に到達するが、一部の反応ガスは、ガス拡散層3内の電極2に重ならない領域Aを通過したり、ガス拡散層3とガスケット8との隙間Bを通過したりする可能性がある。
図4に示すガス拡散層3において、電極2と重ならない領域、つまり反応面に重ならない領域は、ガス拡散層3の積層面内の外周に沿った領域となる。ここでは、この電極2に重ならない領域を、セパレータ5に形成したガス流路6の入口領域C0に重なる領域を領域C1と、出口領域D0に重なる領域を領域D1と、ガス流路6の両脇の流路軸に沿って形成される領域を領域Aと、から成るものとする。このとき、単位セル10に供給された反応ガスの一部が、ガス流路6から領域C1に拡散し、領域Aを通過して領域D1からガス流路6に再び回収されると、この反応ガスは電極2の近傍に供給されることなく排出されることになる。また、これに限らず、領域Aや前述した隙間Bに反応ガスが流通することにより、電極2近傍の反応ガス濃度が低減されるので、発電効率が低下する。
また、単位セル10内には、高分子電解質膜1を湿潤するための純水や、発電反応に伴う生成水が存在する。この水分が液水の状態で存在すると、ガス流路6が閉塞され、反応ガスの供給が妨げられる可能性がある。
そこで、以下のようにガス拡散層3を構成することにより、電極2の近傍を通過しない反応ガスを低減するとともに、ガス流路6の水詰まりを抑制する。
図4にガス拡散層3の平面図を示す。なお、ガス拡散層3とセパレータ5を積層した際に形成されるガス流路6の位置を点線で示す。
ガス拡散層3に、撥水部31aと、親水部32aを設ける。撥水部31aを、ガス拡散層3の平面内の中央部に設ける。撥水部31aは、少なくとも、ガス拡散層3内で水詰まりが生じることにより発電効率が低下する可能性がある電極2に重なる領域Eを含む。ここでは撥水部31aを領域Eとしたがこの限りではない。撥水部31aに、PTFE(polytetrafluoroethylene)等を含ませることにより、撥水性を付与する。
一方、親水部32aを、ガス拡散層3の積層面内の電極2に重ならない領域のうち、少なくとも反応ガス流路6の出口領域D0に重なる領域D1に設ける。ここでは、反応面に重なる領域E以外のガス拡散層3の外周全体(領域A、C1、D1)に沿って親水部32aを設ける。親水部32aに、酸化すずなどの酸化金属やPAN(polyacrylonitrile)などの親水性樹脂を含有させることにより親水性を付与する。
なお、撥水部31aの撥水性を図るための材料はPTFEに限るものではない。また、親水部32aの親水性を図るための材料は、酸化すずなどの酸化金属やPANに限るものではない。
次に、上述したような単位セル10を用いた燃料電池の発電中の状態を説明する。
発電中に生じた生成水や凝縮水が、ガス拡散層3の親水部32aに含有される。このとき、撥水部31a近傍で生じた生成水も親水部32aに移動するため、反応面に存在する液水を除去することができ、ガス流路6が液水により閉塞されるのを防ぐことができる。親水部32aに液水が保持されることによりガスの流通する際に受ける抵抗が増大するので、親水部32aへのガスの拡散が抑制される。つまり、図3(b)に示すように、ガス拡散層3内で、親水部32aに水が含まれることにより、反応面の外周(例えば、図3(a)に示した領域A、隙間B)を反応ガスが通過するのを抑制することができる。
また、水の濃度差並びに毛細管現象により親水部32a内を水が比較的乾燥した領域に移動し、この水が蒸発することにより反応ガスの加湿が行われる。例えば、液水の生じ易いガス流路6の出口領域D0に重なる領域D1に設けた親水部32aに吸収された水が、乾燥し易いガス流路6の入口領域C0に重なる領域C1に設けた親水部32aに向かって、親水部32a内を移動する。供給される反応ガスの含水量が不足するような場合にも、親水部内32a内を領域C1に移動した水が蒸発することにより、反応ガスの加湿不足を補うことができるので、高分子電解質膜1の乾燥による発電効率の低下を抑制することができる。
次に、本実施形態の効果について説明する。
高分子電解質膜1の両側に配置した触媒を有する電極2と、電極2に供給する反応ガスを流通するガス流路6と、電極2における電気化学反応により生じた電流を集電する隔壁7と、を備えたセパレータ5と、電極2とセパレータ5間に配置され、ガス流路6内を流通する反応ガスを電極2の反応面に拡散するガス拡散層3を備える。ガス拡散層3は、積層面において、電極2と重なる領域Eの外周部にあたる領域(A、C1、D1)のうち、少なくとも前記反応ガス流路の出口近傍に重なる領域D1に、電極2と重なる領域Eに比べて親水性が高い親水部32aを設ける。これにより燃料電池の発電中に生じた生成水や凝縮水が親水部32aに吸収されるので、液水の生じ易い出口領域D0近傍の水詰まりを抑制することができる。このとき、水のウェットシール作用により、親水部32aを反応ガスが通過しにくくすることができるので、発電に関与しない領域に反応ガスが拡散するのを抑制することができる。
ここでは、親水部32aを、ガス流路6の出口領域D0近傍に重なる領域D1と入口領域C0近傍に重なる領域C1を含む、電極2と重なる領域Eの外周部に沿って構成する。これにより、親水部32aにおいて生成水や凝縮水を吸収できると共に、親水部32aにおける水の濃度差並びに毛細管力により親水部32a内で水が移動する。このとき、乾燥雰囲気にある親水部32aに移動した水により反応ガスを加湿することができる。
次に、第2の実施形態について説明する。図5に、本実施形態に用いる燃料電池の単位セル10の構成図を、図6にガス拡散層3の平面図を示す。以下、第1の実施形態と異なる部分を中心に説明する。
図6に示すように、ガス拡散層3の外縁に沿って、シール部11を設ける。ガス拡散層3に、第1の実施形態と同様に外周部に沿って親水部32bを構成し、この親水部32b内のさらに外周部分にゴムを含浸させることによりシール部11を構成する。つまり、ガス拡散層3の積層面には、中心から撥水部31b、親水部32b、シール部11が形成される。シール部11は、第1の実施形態に用いたガスケット8の役割を果たし、ガス拡散層3からの反応ガスの漏洩を抑制する。なお、シール部11は、例えば特開2000−133288号公報に記載されたように、ガス拡散層3内部に液状のゴムを含浸させることにより構成する。
このようなガス拡散層3を用いた場合、図5に示すように、第1の実施形態において形成されたガス拡散層3とガスケット8との隙間Bに相当する領域が省略される。その結果、反応ガスが隙間Bを通過することにより、反応に寄与せずに排出されるのを完全に防止することができる。
また、セパレータ5のシール部11に対峙する部分に溝12を構成する。シール部11を構成する際には、この溝12に嵌合するように、積層面に対してセパレータ5側に突出して構成する。これにより、ガス拡散層3からの反応ガスの漏洩をさらに確実に抑制することができる。
次に、本実施形態の効果について説明する。以下、第1の実施形態と異なる効果のみを説明する。
ガス拡散層3の外周部に液状のゴムを含浸させることにより、シール部11を設ける。これにより、反応に用いられない反応ガスの通過領域を低減することができるので、電極2近傍の反応ガス濃度を増大することができる。その結果、燃料電池の発電効率を向上することができる。
次に、第3の実施形態について説明する。単位セル10の構成を第1の実施形態と同様に図1に示す。また、ガス拡散層3の構成を図7に示す。以下、第1の実施形態と異なる部分を中心に説明する。
図7に示すように、ガス拡散層3に撥水部31cと親水部32cを設ける。撥水部31cを、第1の実施形態と同様に、電極2と重なる領域Eとする。一方、親水部32cを、ガス拡散層3の積層面の電極2に重ならない領域のうち、領域C1、D1に設ける。親水部32c1を、ガス流路6の入口領域C0に重なる領域C1とし、親水部32c2を、ガス流路6の出口領域D0に重なる領域D1とする。つまり、親水部32cは、ガス拡散層3のうち、全てのガス流路6の入口および出口に重なる領域となる。領域Aについては、特に処理を施さない。つまり、撥水部31c(領域E)、領域A、親水部32c(領域C1、D1)の順で、親水性が強くなるように構成する。
親水部32cには、酸化すずなどの酸化金属やポリアクリロニトリル(PAN)などを含む。これに加えて、親水部32cには、バルカン等のカーボン粉末を含浸し、その気孔率を撥水部31cより小さく構成する。なお、親水化を図るための材料は、これに限るものではない。
次に、上述したようなガス拡散層3を用いた場合の、発電時の状態について説明する。
発電に伴い、特に出口領域D0において生成水や凝縮水が生じる。この液水を領域D1に設けた親水部32c2が吸収することによりシール性が増大するので、反応ガスが拡散するのを妨げられる。その結果、例えば反応領域外である領域Aを通過した反応ガスについても、ガス流路6の出口近傍で一度反応面に重なる撥水部31cに移動してからガス流路6に回収される。ガス流路6の出口近傍では反応ガスの濃度が低くなっているため、この新たに撥水部31cに移動した反応ガスは、電極2における発電反応に用いられ易い。このように、ガス拡散層3内に拡散した全ての反応ガスが、発電反応の生じる電極2近傍を拡散するように構成されるため、発電効率を向上することができる。また、ガス流路6の出口領域D0には、フラッディングが生じる可能性があるが、領域D1を親水部32c2とすることで、積極的に液水を反応面から除去することができる。
一方、ガス流路6の入口領域C0近傍には、生成水や凝縮水が生じ難いが、領域C1を親水部32c1とすることで、反応領域に重なる撥水部31cで生じた生成水、凝縮水を積極的に領域C1に移動させることができる。また、発電が進むに従って、領域D1内の水保持量が許容限界近傍になった際には、撥水処理を施していない領域A内を毛細管現象により水が移動し、領域C1に到達する。領域C1に水を保持することにより、反応面に供給される以前の反応ガスの含有水量が不足するような場合にも、この領域C1から蒸発して反応ガスを加湿することができるので、乾燥による発電効率の低下を抑制することができる。
また、領域C1が水を含んでシールされるので、ガス流路6に供給された反応ガスは、ガス拡散層3内に拡散される際に、少なくとも一時的に撥水部31cに拡散される。つまり、全ての反応ガスが電極2に達する可能性があり、これにより反応効率の低下を抑制することができる。
なお、ここでは親水部32cを領域C1、D1に設けたが、第1の実施形態と同様に領域A、C1、D1に設け、さらに、親水部32の気孔率を小さくするような処理を行ってもよい。また、第2の実施形態と同様に、シール部11を用いても良い。
次に、本実施形態の効果について説明する。以下、第1の実施形態と異なる効果のみを説明する。
ガス拡散層3は、積層面において、反応ガス流路6の出口領域D0近傍に重なる領域D1に、電極2と重なる領域Eに比べて親水性が高い親水部32cを設ける。これにより、反応に関与しない領域C1、Aを通過した反応ガスを含め全ての反応ガスが、ガス流路6の出口近傍で必ず反応面に重なる領域Eに拡散される。発電反応に伴う反応ガスの消費により、ガス流路6の出口近傍では反応ガス濃度が小さくなるが、反応に関与しない領域C1、Aを通過した反応ガスが拡散することにより電極2近傍の反応ガス濃度を増大することができる。
また、ガス拡散層3は、積層面において、反応ガス流路6の入口領域C0近傍に重なる領域C1に、電極2と重なる領域Eに比べて親水性が高い親水部32cを設ける。領域C1に水が含有されることで、ガス流路6の入口部分における反応ガスの乾燥を抑制することができるため、発電効率の低下を抑制することができる。
また、親水部32cの気孔率を、ガス拡散層3のうち電極2と重なる領域Eの気孔率に比べて小さくなるように構成する。これにより、親水部32cの水のウェットシール作用を強化して、親水部32c内をガスが通過するのを抑制することができる。
次に、第4の実施形態について説明する。単位セル10の構成を第1の実施形態と同様に図1に示す。なお、ガスケット8の替わりに、シール部11を用いても良い。ガス拡散層3の構成を図8に示す。以下、第1の実施形態と異なる部分を中心に説明する。
第1の実施形態と同様に、ガス拡散層3の中央部の、少なくとも電極2と重なる範囲に撥水部31dを設ける。また、積層面の外周に沿って親水部32dを設ける。親水部32dには、水の移動を促進する手段を備える。ここでは、親水部32に沿って、深さ50μm程度の筋よりなるウィック13を設けることにより、水移動促進手段を構成する。ウィック13は、積層面の外周に沿って形成され、ひいては、反応面を囲むように形成される。
なお、ウィック13をガス拡散層3の表面に形成したが、ガス拡散層3の内部に形成してもよい。また、水移動促進手段としては、ウィック13に限らず、例えば親水性の部材や糸などを用いても良い。さらに、ウィック13を反応面を囲むように形成したがこの限りではなく、ガス流路6の出口領域D0に重なる領域D1と入口領域C0に重なる領域C1を連通するようにウィック13を設けても良い。例えば、第3の実施形態において、親水部32c2と親水部32c1とをウィック13により連通する。これにより、親水部32c2から親水部32c1への水の移動が円滑になるとともに、水を含有する領域が狭いため、親水部32c1から蒸発して反応ガスを加湿するための水を確保し易い構成となる。
また、ガス流路6内を反応ガスが鉛直方向下から上に向かって流通するように構成する。つまり、入口領域C0に重なる領域C1が下方に、出口領域D0に重なる領域D1が上方に位置するように構成する。
このように構成すると、領域D1近傍で生じた生成水や凝縮水が領域Aを通って領域C1に移動する際の動力として、毛細管現象、濃度差に加えて重力を用いることができるので、水分の移動が促進される。これにより、ガス流路6の出口領域D0近傍のフラッディングを抑制するとともに、入口領域C0における反応ガスの加湿を適切に行うことができる。
次に、本実施形態の効果について説明する。以下、第1の実施形態とは異なる効果のみを説明する。
親水部32dの表面または内部の少なくとも一部に、水の流通路となる筋状の水移動促進手段を設ける。ここでは水移動促進手段としてウィック13を設ける。これにより、親水部32dにおける水の移動を促進することができるので、局所的に含有する水分が多量となって吸水性能が低下したり、反応ガスの加湿に用いられる水分が不足したりするのを抑制することができる。
水移動促進手段を、反応ガス流路6の出口領域D0に重なる領域D1と入口領域C0に重なる領域C1とを連通するように構成する。これにより、液水の生じ易い領域D1から、ガス拡散層3中の水分が反応ガスの加湿に用いられ易い領域C1へ、水を効果的に移動させることができる。その結果、吸水機能の低下や、反応ガスの加湿不足による発電効率の低下を抑制することができる。
さらに、領域D1を鉛直方向上方に、領域C1を下方に配置する。これにより、水を移動させる動力として、水濃度差、毛細管現象に加えて重力も用いることができる。特に、筋状のウィック13等を用いた場合には、この重力により水の移動を速やかに行うことができ、吸水性能の低下や、水不足による発電効率の低下を抑制することができる。
次に、第5の実施形態について説明する。単位セル10の構成を第1の実施形態と同様に図1に示す。なお、ガスケット8の替わりに、シール部11を用いても良い。また、セパレータ5の平面図を図9に、ガス拡散層3の構成を図10に示す。以下、第1の実施形態と異なる部分を中心に説明する。
まず、セパレータ5に構成するガス流路6の形状について図9を用いて説明する。ここではガス流路6を蛇行形状に構成する。
セパレータ5の積層面内に、燃料電池を積層方向、ここでは紙面に垂直な方向に貫通する出口マニホールド14、入口マニホールド15を備える。出口マニホールド14を鉛直上方に、入口マニホールド15を鉛直下方に設ける。また、積層面内に、蛇行形状の複数のガス流路6を、互いに平行となるように構成する。ガス流路6は、一端が入口マニホールド15に、もう一端が出口マニホールド14に連通し、その間を蛇行しながら全体的には下から上に向かって流れるように構成する。ここでは、入口マニホールド15から供給された反応ガスは、折り返し部16a、16b、16cにおいて方向を転換しながら下方から上方に向かって流れ、出口マニホールド14から排出される。
次に、ガス拡散層3の構成を、図10を用いて説明する。
ガス拡散層3の積層面において、セパレータ5の出口マニホールド14、入口マニホールド15、折り返し部16に重なる領域D2、C2、Fに親水部32eを設ける。ここでは、図10に示すように、積層面の外周において、鉛直方向の向かい合った辺に沿って親水部32eを設ける。その他の領域を撥水部31eとする。なお、撥水部31は、第1の実施形態と同様に、電極2に重なる領域Eのみとしてもよい。
また、親水部32eに沿ってウィック13を設ける。特に、出口マニホールド15近傍に重なる領域D2と入口マニホールド14近傍に重なる領域C2を連通するように構成する。また、ウィック13を、折り返し部16それぞれに重なる領域F上に構成する。
蛇行形状のガス流路6の折り返し部16には水が溜まり易く、水詰まりを生じ易い。このため、ガス拡散層3の折り返し部16に重なる領域Fに、親水部32eを設けることにより、効果的に水を除去して、水詰まりを解消することができる。このとき、親水部32eに沿ってウィック13を設けることで、局所的な乾燥を防ぐとともに、局所的に水を含むことにより親水部32eの吸収性能が低下するのを抑制する。
次に本実施形態の効果について説明する。ここでは、第1の実施形態と異なる効果のみを説明する。
ガス流路6を蛇行形状に形成し、ガス拡散層3において、ガス流路6の折り返し部分16に重なる領域Fに、親水部32eを設ける。これにより、生成水や凝縮水が溜まり易い蛇行形状のガス流路6の折り返し部16において、親水部32eにより、余分な水を吸収することができる。
次に、第6の実施形態について説明する。単位セル10の構成を第1の実施形態と同様に図1に示す。なお、ガスケット8の替わりに、シール部11を用いても良い。また、セパレータ5の平面を図11に、ガス拡散層3の構成を図12に示す。以下、第1の実施形態と異なる部分を中心に説明する。
まず、セパレータ5に構成するガス流路6の形状について、図11を用いて説明する。ここでは、ガス流路6を櫛型形状に構成する。
セパレータ5に、入口マニホールド15と出口マニホールド14を構成する。また、一端が入口マニホールド15に連通し、もう一端が行き止まり17iに構成された供給側ガス流路6iと、供給側ガス流路6iの間に形成され、一端が出口マニホールド14に連通し、もう一端が行き止まり17oに構成された排出側ガス流路6oを備える。供給側ガス流路6iと、排出側ガス流路6oとの間には、流路を隔てる隔壁7が形成される。
反応ガスは、入口マニホールド15から供給側ガス流路6iに供給され、ガス流路6に隣接するガス拡散層3に拡散する。ガス拡散層3内で、一部の反応ガスは電極2に達して発電反応に用いられる。反応に用いられなかった反応ガスは、ガス拡散層3を介して、隣接する排出側ガス流路6oに排出され、出口マニホールド14に回収される。
次に、ガス拡散層3の構成を、図12を用いて説明する。
ガス拡散層3の積層面の中央部分を撥水部31fとする。ここで、撥水部31fは、少なくとも電極2と重なる領域を含む。また、積層面の外周に沿って、撥水部31fを囲むように親水部32fを構成する。このとき、親水部32fを、少なくとも入口マニホールド15近傍に重なる領域C3、出口間にホールド14近傍に重なる領域D3、行き止まり17に重なる領域Gを含むように設ける。
櫛型形状のガス流路6においては、行き止まり17に水が溜まり易く、水詰まりを生じ易い。このため、ガス拡散層3の行き止まり17に重なる領域Gに、親水部32fを設けることにより、効果的に水を除去して、水詰まりを解消することができる。
次に、本実施形態の効果について説明する。以下、第1の実施形態と異なる効果のみを説明する。
ガス流路6を、一端がマニホールド14、15に連通し他端が行き止まり17に形成された、供給側流路6iおよび排出側流路6oを交互に形成する櫛型形状に形成する。ガス拡散層3において、反応ガス流路6の行き止まり17に重なる領域Gに、親水部32fを設ける。これにより、生成水や凝縮水が溜まり易い櫛型交互流路の行き止まり17において、余分な水を除去することができる。
ここでは、親水部32fを積層面の外周に沿って形成したが、この限りではなく、例えば領域C3、D3、Gが形成される辺に沿ってのみ設けても良い。また、ウィック13等の水移動促進手段を備えてもよい。
なお、本実施形態で説明したガス拡散層3は、アノードガス拡散層3aにもカソードガス拡散層3cにも適用することができる。特にカソードガス拡散層3cでは、生成水による水詰まりを抑制することができ、また、生成水によるガスシール機能を適用することができる。
本発明は、上記発明を実施するための最良の形態に限定されるわけではなく、特許請求の範囲に記載の技術思想の範囲内で様々な変更が為し得ることは言うまでもない。
本発明は、反応面についての水除去性、および、反応領域についてのガスシール性が望まれる、例えば固体高分子型燃料電池に用いるガス拡散層に適用することができる。
第1の実施形態に用いる燃料電池の単位セルの構成図である。 第1の実施形態に用いるセパレータの平面図である。 (a)従来の反応ガスの流れを示す図である。(b)第1の実施形態の反応ガスの流れを示す図である。 第1の実施形態に用いるガス拡散層の平面図である。 第2の実施形態に用いる燃料電池の単位セルの構成図である。 第2の実施形態に用いるガス拡散層の平面図である。 第3の実施形態に用いるガス拡散層の平面図である。 第4の実施形態に用いるガス拡散層の平面図である。 第5の実施形態に用いるセパレータの平面図である。 第5の実施形態に用いるガス拡散層の平面図である。 第6の実施形態に用いるセパレータの平面図である。 第5の実施形態に用いるガス拡散層の平面図である。
符号の説明
1 高分子電解質膜(電解質膜)
2 電極
3 ガス拡散層
5 セパレータ
6 ガス流路
7 隔壁
14 出口マニホールド
15 入口マニホールド
16 折り返し部
17 行き止まり
31 撥水部
32 親水部
E 電極と重なる領域
1 ガス流路入口近傍と重なる領域(電極と重ならない領域)
1 ガス流路出口近傍と重なる領域(電極と重ならない領域)
A 電極と重ならない領域
F 折り返し部に重なる領域
G 行き止まりに重なる領域

Claims (7)

  1. 電解質膜の両側に配置した触媒を有する電極と、
    前記電極に供給する反応ガスを流通する反応ガス流路と、前記電極における電気化学反応により生じた電流を集電する隔壁と、を備えたセパレータと、
    前記電極と前記セパレータ間に配置され、前記反応ガス流路内を流通する反応ガスを前記電極の反応面に拡散するガス拡散層と、を備え、
    前記ガス拡散層には、積層面において前記電極と重なる領域の外周部にあたる領域のうち、少なくとも前記反応ガス流路の出口近傍に重なる領域に、前記電極と重なる領域に比べて親水性が高い親水部を設けることを特徴とする燃料電池。
  2. 前記親水部を、前記反応ガス流路の出口近傍に重なる領域と入口近傍に重なる領域とを含む、前記電極と重なる領域の外周部に沿って構成する請求項1に記載の燃料電池。
  3. 前記親水部の気孔率を、前記ガス拡散層のうち前記電極と重なる領域の気孔率に比べて小さくなるように構成する請求項1に記載の燃料電池。
  4. 前記親水部の表面または内部の少なくとも一部に、水の流通路となる筋状の水移動促進手段を設ける請求項1または2に記載の燃料電池。
  5. 前記水移動促進手段を、前記反応ガス流路の出口近傍に重なる領域と入口近傍に重なる領域とを連通するように構成する請求項4に記載の燃料電池。
  6. 前記ガス流路を蛇行形状に形成し、
    前記ガス拡散層において、前記ガス流路の折り返し部分に重なる領域に、前記親水部を設ける請求項1から5のいずれか一つに記載の燃料電池。
  7. 前記ガス流路を、一端がマニホールドに連通し他端が行き止まりに形成された、供給側流路および排出側流路を交互に形成する櫛型形状に形成し、
    前記ガス拡散層において、前記反応ガス流路の行き止まりに重なる領域に、前記親水部を設ける請求項1から5のいずれか一つに記載の燃料電池。
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