JP2005092080A - 定着装置及びその定着装置を有する画像形成装置 - Google Patents

定着装置及びその定着装置を有する画像形成装置 Download PDF

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Abstract

【課題】 例えば10秒以下の高速立ち上げと焼損発火等の発生防止を同時に達成することできる定着装置及びその定着装置を有する画像形成装置を提供することである。
【解決手段】 可撓性を有する略円筒状の定着ベルト21と、その定着ベルト21を輻射熱源により直接加熱するハロゲンヒータ24と、定着ベルト21内に配置された定着部材23と定着ベルト21を介して圧接しニップを形成する加圧ローラ22を有し、定着ベルト21の温度を検知する温度検知部材40を設け、温度検知部材40はハロゲンヒータ24により定着ベルト21が直接加熱される領域で、かつ、定着ベルト21を介してハロゲンヒータ24と対向する位置において定着ベルト21と非接触に配置されている。
【選択図】 図2

Description

本発明は、可撓性を有する略円筒状の定着ベルトと、該定着ベルトを輻射熱源により直接加熱する加熱手段と、定着ベルトを介して定着ベルト内に配置された定着部材と圧接してニップを形成する加圧部材と、該ニップに未定着トナー像を担持した記録媒体を通過させて定着を行う定着装置、及びその定着装置を有する画像形成装置に関するものである。
電子複写機、プリンタ、ファクシミリ或いはこれらの少なくとも2つの機能を備えた複合機などとして構成される画像形成装置において、上記形式の定着装置を用いることは従来より周知である。この種の定着装置として、熱源により加熱され、かつ回転駆動される定着ローラより成る定着部材と、この定着ローラに圧接されて回転する加圧ローラより成る加圧部材とを有し、両ローラによって形成されるニップに記録媒体を通過させ、トナーを加熱圧着する熱ローラタイプのものが一般的である。このとき、定着ローラの熱源として、一般的にハロゲンランプを用いたハロゲンヒータが使用されてきた。
近年、環境規制、環境保護意識の高まりから、各種画像形成装置においても不使用時には定着ヒータへの通電を遮断し必要な時のみ通電して、消費電力を低減することが行われている。このような省エネ型の画像形成装置では、印刷時に定着ローラの表面温度が即座に設定温度まで達する必要がある。従来のハロゲンヒータで加熱する方式では、肉厚を1mm以下にする定着ローラ基体の薄肉化により定着ローラの熱容量を軽減し、定着ローラを急速に設定温度までに立ち上げることができるように構成している。
しかし、定着ローラが剛体で形成された場合、定着時接触面は記録媒体上の凹凸に対しては追従しないので、密着接触ができずに微小な光沢ムラなどの画質劣化という問題が生じる。この画像劣化はモノクロ機において問題とならないレベルでも、カラー機では特に顕著に現れるため、カラー機の高画質化には定着面に弾性を持たせることは必須である。よって、カラー機においては定着ローラ、加圧ローラともに弾性層(主にシリコーンゴム)を有し、ローラ内部に設置したハロゲンヒータにより内部から加熱を行う定着装置が主流である。
しかしながら、このようなローラ定着方式では熱容量が膨大なものとなってしまう上、ローラ内部から表層への伝熱性が悪いので、立ち上がりは著しく遅くなり、待機時常に予熱を行わなければならず、省エネ型の画像形成装置にならない。
そこで、近年、カラー機においても、弾性層を用いたローラ方式ではない定着方式が検討されている。
特開2001−142350号公報 特開2002−148983号公報
例えば、特許文献1によれば、加熱ローラと定着ローラとにエンドレスに掛け渡され、発熱手段からの熱伝達を受けて定着ローラ及び加圧ローラの転接部を通過するシート上の未定着トナーを加熱する定着ベルトと、定着ベルトの温度を測定する温度測定手段と、この温度測定手段の測定結果に基づき、発熱手段の発熱状態を制御する制御装置を具備し、未定着トナーが表面上に担持されたシートが転接部を一方向に沿って通過することにより未定着トナーをシート上に定着させる定着装置において、温度測定手段は、非接触センサーを備え、この非接触センサーは定着部分の平坦部に対向配置され、略平坦部の温度を測定することを特徴とする定着装置が提案されている。
しかしながら、特許文献1に開示された定着装置ではベルト温度測定手段とヒータを内臓した加熱ローラが別の位置の配置されている。かかる構成ではベルトのスリップが発生したときベルト温度が不均一になるか、または不回転等の回転異常が発生したときはベルト焼損事故になる。
また、特許文献2によれば、立ち上がり時間が速くなる構成にはなっているが、フィルム温度を直接検知してないため、安定したフィルム温度の制御が難しいと言う問題がある。
本発明は、上記した従来の問題を解消し、例えば10秒以下の高速立ち上げと焼損発火等の発生防止を同時に達成することできる定着装置及びその定着装置を有する画像形成装置を提供することを目的としている。
上記課題を解決するため、本発明は、可撓性を有する略円筒状の定着ベルトと、該定着ベルトを輻射熱源により直接加熱する加熱手段と、定着ベルト内に配置された定着部材と前記定着ベルトを介して圧接しニップを形成する加圧部材と、該ニップに未定着トナー像を担持した記録媒体を通過させて定着を行う定着装置において、前記定着ベルトの温度を検知する温度検知部材を設け、該温度検知部材が前記輻射熱源により前記定着ベルトが直接加熱される領域で、かつ、前記定着ベルトを介して該輻射熱源と対向する位置において該定着ベルトと非接触に配置されていることを特徴としている。
なお、本発明の定着装置において、前記定着ベルトは、略円筒形の軸方向の両端側で、ベルトガイド部材によりガイドされて略密閉されていると、好適である。
さらに、本発明の定着装置において、前記輻射熱源が略円筒状の定着ベルト内部に設けられ、かつ、前記温度検知部材が前記定着ベルトの外部に設けられていると、好適である。
さらにまた、本発明の定着装置において、前記輻射熱源が前記定着ベルトの外部に設けられ、かつ、前記温度検知部材が略円筒状の定着ベルト内部に設けられていると、好適である。
さらにまた、本発明の定着装置において、前記定着ベルトの内部であって、前記輻射熱源と前記定着部材との間に反射部材を設け、該反射部材の前記定着ベルト内周面との対向する側縁に断熱部材を設けると、好適である。
さらにまた、本発明の定着装置において、前記断熱部材が前記反射部材の前記定着ベルト内周面との対向する側縁中、非通紙領域に設けられているとともに前記定着ベルトのガイドを兼ねると、好適である。
さらにまた、本発明の定着装置において、前記反射部材が前記該温度検知部材と前記該輻射熱源の間に設けられているとき、前記該温度検知部材と前記該輻射熱源とが前記定着ベルトを介して対向するように前記反射部材の対応する部位に切り欠き部を設けると、好適である。
さらにまた、本発明の定着装置において、前記定着ベルトが基材層を含む2層以上に構成され、該定着ベルトの少なくとも1層に光漏れ防止の処理が施されていると、好適である。
さらにまた、本発明の定着装置において、前記光漏れ防止の処理が前記定着ベルトの少なくとも1層を略黒色に処理すると、好適である。
さらにまた、本発明の定着装置において、前記定着部材が弾性押圧部材であると、好適である。
さらにまた、本発明の定着装置において、前記定着部材が回転可能な弾性ローラであると、好適である。
さらにまた、本発明の定着装置において、前記加圧部材が剛性の大きい断熱構造を有するローラであって、該ローラの駆動によって前記定着ベルトが従動回転すると、好適である。
さらにまた、本発明の定着装置において、前記定着ベルトを所定の温度に維持するように制御する温度制御手段を有し、少なくとも定着可能な領域の第1の設定温度と、さらに定着可能な設定温度よりも高いホットオフセット発生領域の第2の設定温度及び定着可能な設定温度よりも低いコールドオフセット発生領域の第3の設定温度の何れか一方または両方の温度を設定し、前記温度検知部材が該第2または第3の設定温度を検知した場合、温度制御手段が異常と判断して、警告表示、プリント動作停止の少なくとも一方の処理を行うと、好適である。
さらにまた、本発明の定着装置において、前記第2の設定温度よりも高い異常高温発生領域の第4の設定温度を有し、該温度検知部材が該第4の設定温度を検知した場合、プリント動作を停止すると、好適である。
本発明によれば、温度検知部材が加熱手段によって直接加熱される領域の定着ベルトの温度を検知することができるので、ベルト回転不良事故が発生してもベルト焼損等を未然に防止して安全性を確保することができる。しかも、加熱手段による加熱効率を高め、装置瞬時立ち上げを達成することができる。
以下、本発明の実施形態例を図面に従って説明する。先ず、本発明に係る画像形成装置の一例を明らかにする。
図1は画像形成装置の一例であるカラー複写機を示す概略図である。ここに示した画像形成装置は、記録媒体上にトナー像を形成する作像手段1と、そのトナー像を記録媒体上に定着する定着装置2とを有している。
図1に示した作像手段1は、ドラム状の感光体として構成された第1ないし第4の像担持体3C,3M,3Y,3BKを有し、その各像担持体上にイエロートナー像、マゼンタトナー像、シアントナー像及びブラックトナー像がそれぞれ形成される。第1乃至第4の像担持体3Y乃至3BKに対向して中間転写ベルト4が配置され、この中間転写ベルト4は、ローラ5、6に巻き掛けられ、そのローラの1つが図示していない駆動手段によって回転駆動することにより矢印A方向に走行駆動される。
第1ないし第4の各像担持体3C,3M,3Y,3BK上にトナー像を形成する構成と、その作用は実質的に全て同一であるため、第1の像担持体3Cにトナー像を形成する構成だけを説明する。この像担持体3Cは図1における時計方向に回転駆動され、このとき帯電ローラ8によって像担持体表面が所定の極性に均一に帯電される。次いでその帯電面に、レーザ書き込みユニット9から出射する光変調されたレーザビームLが照射される。これによって像担持体3C上に静電潜像が形成され、その静電潜像が現像装置10によってシアントナー像として可視像化される。中間転写ベルト4を挟んで、像担持体3Cにほぼ対向する位置には転写ローラ11が配置され、その転写ローラ11に対し、像担持体3C上のトナーの帯電極性と逆極性の電圧が印加され、これによって像担持体3C上のシアントナー像が中間転写ベルト4上に転写される。中間転写ベルト4に転写されず、像担持体3C上に残された転写残トナーは、クリーニング装置12によって除去される。
全く同様にして、第2ないし第4の像担持体3M,3Y,3BK上にマゼンタトナー像、イエロートナー像及びブラックトナー像がそれぞれ形成され、これらのトナー像が、シアントナー像の転写された中間転写ベルト4上に順次重ね合されて転写される。
一方、作像手段1の下方に設けられた給紙部13から、例えば転写紙又は樹脂シートや樹脂フィルムなどから成る記録媒体Pが給送され、その記録媒体Pが、矢印Bで示すように、中間転写ベルト4のローラ6へ向けて送り込まれる。中間転写ベルト4を挟んで、ローラ6にほぼ対向する位置には2次転写ローラ14が配置され、記録媒体Pは中間転写ベルト4と2次転写ローラ14間に送り込まれる。その2次転写ローラ14に対し、トナーの帯電極性と逆極性の電圧が印加され、これによって中間転写ベルト4上の重ねトナー像が記録媒体P上に転写される。記録媒体Pに転写されず、中間転写ベルト4上に残された転写残トナーは、中間転写ベルト用クリーニング装置7によって除去される。
このようにして4色の未定着トナー像を担持した記録媒体Pは、定着装置2に送り込まれ、このときそのトナー像が記録媒体P上に定着される。
本実施形態の定着装置2は、瞬時立ち上げてクイックスタート(10秒以下)が可能な構成を有するものであり、図2に示すように、定着ベルト21と、この定着ベルト21に圧接される加圧ローラ22と、定着ベルト21を輻射加熱により直接加熱する加熱手段との基本構成を有する。
定着ベルト21と加圧ローラ22は、定着ベルト21のループ内に設けた定着部材23が定着ベルト21を介して加圧ローラ22と互いに圧接することによりニップが形成されている。定着部材23は、定着側板35(図3に示す)に支持される支持部材30に断熱部材31、耐熱弾性部材32を順次支持して保護部材33で覆って構成され、支持部材30としては鉄、ステンレス、アルミ等の金属材料が一般的に用いられる。また、支持部材30は特殊材料として炭素繊維強化金属等が用いことができる。炭素繊維強化金属としては、例えば、繊維強化金属がありその特徴としては、比重が2.2〜2.5(アルミ並みの軽量)、強度が鉄の1/2.5程度の撓み量、熱伝導率が180〜500w/mk(繊維方向ではアルミ以上の良熱伝導性、繊維方向と直角方向では逆に断熱性を有している)。
また、定着ベルト21は何らかの部材が接触してもベルトが変形(凹み現象)しないで、略円筒形状を維持する程度の剛性をベルトに持たせており、定着ベルト21を構成する基材はニッケル、ステンレス等の金属材料やポリアミドイミド、ポリイミド等の耐熱樹脂材料である。定着ベルト21の基材をポリイミド材料等の耐熱樹脂材料とした場合、円筒形状とした場合の直径は30ないし60mm、好ましくは30ないし50mmで、厚さは50μmないし120μm、好ましくは50μmないし100μmの範囲にあることが望ましい。なお、本例の定着ベルト21は少なくとも基材(50〜100μmのポリイミドまたは10〜50μmのNi、SUS等)と、中間層(耐熱弾性部材50〜300μmのSiゴムまたはフッ素ゴム、)と、表層(離型部材Siゴムまたは10〜30μmのフッソ樹脂)との3層を有するベルトである。このような3層以上に構成した定着ベルト21はカラーの高画質対応として必須である。
このように構成される定着装置2は、加圧ローラ22が図2の反時計方向に回転駆動され、定着ベルト21が加圧ローラ22の回転に従動して時計方向に回転する。そして、定着ベルト21と加圧ローラ22のニップに未定着トナー像を担持した記録媒体Pが送り込まれることで、熱及び圧により未定着トナー像が永久画像として記録媒体Pに定着される。
図2に示す例の定着装置2は、上記定着ベルト21の内部に上記加熱手段としてのハロゲンヒータ24を設けており、このハロゲンヒータ24よりなる輻射熱源で定着ベルト21を直接加熱する。また、本画像形成装置は定着装置2の予熱を行わず、記録時に定着ベルト21を瞬時に立ち上げるように構成するため、ハロゲンヒータ24の加熱効率を最大限に高めることが要求される。
かかる要求に従い、ハロゲンヒータ24と上記定着部材23の間には金属製、もしくは反射面に金属を蒸着した断熱性樹脂等からなるの反射部材25を設けている。この反射部材25としては、加熱効率を高めるため、反射面の反射率が90%以上のものを用いることが好ましい。
この反射部材25は、反射による熱効率を高めるとともに、定着部材23への輻射、対流熱伝達を遮り、定着部材23への無駄な熱供給を低減している。なお、反射部材25を定着ベルト21の内部に配置した場合、定着ベルト21が反射部材25の端部に摺接することがあり、このとき定着ベルト21が熱損失をする。そこで、かかる熱損失を低減するため、図2及び図4に示すように、反射部材25の両側縁部に、フェルト、発泡シリコーン、耐熱性樹脂等からなる断熱部材26を設け、定着ベルト21が反射部材25に触れたときの熱損失を最小限にとどめている。また、図5に示すように反射部材25が通紙領域と非通紙領域に跨る長さを有するとき、断熱部材26を非通紙領域にのみ外側へ向けて突出するように設けることで、断熱部材26は非通紙領域で定着ベルト21に接してこれをガイドするが、通紙領域では反射部材25が内側に引き込んでいるので触れることがない。
さらに、ハロゲンヒータ24の加熱効率を高めるには、定着ベルト21の内部空間を略密閉すれば、内部の熱が逃げることを抑えられるため有効である。
そこで、定着ベルト21の非通紙域であるベルト両端部には、図3に示すように、ベルトガイド部材36を設けている。このベルトガイド部材36は、定着ベルト21の径より大径のフランジ部36aと、そのフランジ部36aに固定されベルト内に入り込むガイド筒36bとからなり、定着ベルト21の両端部をその回転に支障を来たさない程度で、塞ぐことにより熱の逃げや光の漏れを抑えて加熱効率を高められる。さらに、ベルトガイド部材36は定着ベルト21の円筒形状を維持してベルト回転を案内するという効果も備えている。
さらに、ハロゲンヒータ24の加熱効率を高めるため、定着ベルト21を薄肉低熱量に設定するとともに、定着ベルト21からハロゲンヒータ24の光が漏れないように設定しなければならない。ところが、本願発明者の実験によれば、定着ベルト21を、厚み100μmのポリイミドの基材層21aと、厚み200μmのシリコーンゴムの中間層21bと、厚み30μmのPFAの表層21cとなる3層で構成したとき、内部のハロゲンヒータからの光漏れを確認した。かかる光漏れは、ポリイミドが半透明で、PFAが透明であり、また中間層21bにシリコーンゴムを設けているものの、200μmとあまりにも薄いため、ゴム層内の気孔から光が通り抜けてしまうためである。
そこで、定着ベルト21に光漏れ防止手段として3層の中、少なくとも1層を黒色系の処理を施している。なお、定着ベルト21の内部にハロゲンヒータ24を配置した場合、図6(a)のように中間弾性層21bもしくは図6(b)のように基材層21aを黒色処理する。また、後述する定着ベルト21の外部に加熱手段であるハロゲンヒータ24を配置した場合は、図7(a)のように表面離型層21cもしくは図7(b)のように中間弾性層21bを黒色処理する。なお、図6及び図7において黒色処理を施した層を黒で塗りつぶして示している。
このように、定着ベルト21を構成する層の少なくとも1層を黒色処理することにより、立ち上げ時間で50%程度という大幅な低減効果があることが判明した。これは、ほぼ黒色の処理を行うことで、光の透過率を下げるとともに、黒色による熱吸収率を高められたことによるものとと推測される。
さらにまた、ハロゲンヒータ24の加熱効率を高めるためには定着ベルト21の熱が加圧ローラ22へ逃げることを抑えることも有効な手段である。そこで、加圧ローラ22は図8に示すように、シリコーンゴム発泡体、またはシリコーン層である断熱層22b内に中空糸、中空粒子等を設けて空気含有率を上げ、空気断熱効果を高める構造を採用している。また、加圧ローラ22は定着ベルト21を駆動するベルト駆動ローラとして用いるため、剛性を大きいものを使用しなければならない。なお、ここでいう剛性の大きいローラとはアスカC硬度で80度以上のものである。また、図8において、符号22aは芯金、22cは離型層である。
かかる構造、すなわちシリコーン層である断熱層22b内に中空糸、中空粒子等を設けた構造を有する加圧ローラ22はローラ表面硬度が大きく(アスカC硬度で80度以上)、圧縮永久歪みが小さく、ベルト駆動ローラとして使用可能である。
このようにして、本定着装置2はハロゲンヒータ24の加熱効率を最大限に高める工夫を施してクイックスタート(10秒以下)を可能にするものであるが、定着ベルト21に不回転事故が発生した場合、ベルトが瞬時に過昇温し、焼損、発火の危険を招く。
そこで、本実施形態の定着装置2ではハロゲンヒータ24が定着ベルト21を直接加熱する領域に、該ベルトと非接触の温度検知部材40を設けている。そして温度検知部材40としては、熱応答性の良いそれ自体公知の赤外線検知方式のものを採用している。また、温度検知部材40を配置するハロゲンヒータ24が定着ベルト21を直接加熱する領域としては、図2に示す例ではハロゲンヒータ24と定着ベルト21を介して対向する領域であり、不回転事故が発生したときに最も過昇温する領域である。
ところで、何らかの都合により、温度検知部材40を反射部材25の端部に対向する位置に配置しなければならない場合、温度検知部材40とハロゲンヒータ24の間に反射部材25が存在してしまい、ハロゲンヒータ24が定着ベルト21を直接加熱する領域に温度検知部材40を配置していない。そこで、反射部材25には図9に示すように温度検知部材40とハロゲンヒータ24を遮っている部分に切り欠き25aを設けている。このように構成すれば温度検知部材40はハロゲンヒータ24に対向して直接加熱される領域に設置したものと同様の効果が得られる。
このように構成することにより、ハロゲンヒータ24で直接加熱される部分の温度を検知しているため、ベルト不回転の事故が発生しても過昇温を直ちに検知することができ、それによって適宜な安全制御を行うことができる。なお、本定着装置2が採用する安全制御を含めた温度制御については後に述べる。
図10に示す定着装置2は、変形例であって、本例では定着ベルト21の外部に加熱源であるハロゲンヒータ24、その内部に温度検知部材40を設けている点が図2の定着装置2と異なっている。なお、図2に示した部材と同一の部材には同じ符号を付している。
ところで、上記定着部材23は図2及び図11に示すように、耐熱弾性部材32が断面矩形の非ローラ形状に形成されているため、低圧で幅広の定着ニップを形成することが可能である。よって、画像形成装置の高速化に適用でき、低温定着の瞬時立ち上げにも有効である。
また、定着ベルト21は不回転事故自体の発生を抑えるには、加圧ローラ22の回転によって確実に走行することである。そこで、定着部材23の耐熱弾性部材32を図12及び図13に示すように、回転可能なローラ形状とすることで定着部材23と加圧ローラ22に挟持された定着ベルト21を円滑、かつ、確実に走行することが可能である。
次に、上記定着装置2の温度制御について図14を用いて説明する。
温度制御回路42は、定着ベルト21を少なくとも定着可能な領域の第1の設定温度T1と、さらに定着可能な設定温度よりも高いホットオフセット発生領域の第2の設定温度T2及び定着可能な設定温度よりも低いコールドオフセット発生領域の第3の設定温度T3の温度が設定され、比較回路41では温度検知部材40の温度が第1ないし第3の設定温度T1〜T3かを比較する。そして、第2の設定温度T2もしくは第3の設定温度T3の温度検知した場合、異常と判断して、ヒータOFF信号を出力し、スイッチング素子43を介してハロゲンヒータ24をオフする。同時に搬送制御手段44に動作停止信号を出力して記録媒体Pの搬送を停止し、プリント動作を停止する。このように制御すれば、ホットオフセットやコールドオフセットが発生してもプリント動作を停止するため、異常画像のプリントを最小限に食い止めることができる。さらに、警告表示も同時に行い、例えば図示していない操作パネルにサービスマンコールを表示する。
さらに、上記第2の設定温度よりも高い異常高温発生領域の第4の設定温度T4を設けて、温度検知部材40が第4の設定温度T4を検知した場合、ヒータをオフするとともに、プリント動作を停止する。なお、本定着装置2のような高速立ち上げ(10秒以下)の装置ではベルト昇温速度が極めて速いため、温度ヒューズやサーモスタットを使用した安全装置によるベルト焼損、発火を防止する手段は安全規格上必要であることは云うまでもないが、少なくともベルト焼損を避けるために上記したようなソフト検知手段が設けられていることが望ましい。この場合、第4の設定温度T4としてはベルトが損なわれることなく、再度使用可能な温度として220℃以上260℃以下が望ましい。
なお、温度検知部材40は赤外線検知部材が有利であるが、サーミスタ検知等でもよく、さらに温度検知部材40は異常高温時の温度を検知して、熱源への通電を遮断するための温度検知部材、所謂、焼損発火防止等の安全対策として使用されるサーモSW,温度ヒューズに適用展開することができる。
本発明の一実施形態を示す画像形成装置の概略説明図である。 本発明に係る定着装置の一例を示す説明図である。 その定着装置の側部構造を示す断面説明図である。 反射部材の一例を示す斜視図である。 反射部材の変形例を示す斜視図である。 (a),(b)は定着ベルトの一例を示す部分断面図である。 (a),(b)は定着ベルトの他の例を示す部分断面図である。 加圧ローラの一例を示す断面説明図である。 反射部材の他の例を示す斜視図である。 定着装置の変形例を示す説明図である。 定着部材の説明図である。 定着部材の変形例を示す説明図である。 定着部材の変形例を示す説明図である。 温度制御手段を示すブロック図である。
符号の説明
1 作像手段
2 定着装置
21 定着ローラ
22 加圧ローラ
24 ハロゲンヒータ(加熱手段)
40 温度検知部材

Claims (15)

  1. 可撓性を有する略円筒状の定着ベルトと、該定着ベルトを輻射熱源により直接加熱する加熱手段と、定着ベルト内に配置された定着部材と前記定着ベルトを介して圧接しニップを形成する加圧部材と、該ニップに未定着トナー像を担持した記録媒体を通過させて定着を行う定着装置において、
    前記定着ベルトの温度を検知する温度検知部材を設け、該温度検知部材が前記輻射熱源により前記定着ベルトが直接加熱される領域で、かつ、前記定着ベルトを介して該輻射熱源と対向する位置において該定着ベルトと非接触に配置されていることを特徴とする定着装置。
  2. 前記定着ベルトは、略円筒形の軸方向の両端側で、ベルトガイド部材によりガイドされて略密閉されていることを特徴とする請求項1に記載の定着装置。
  3. 前記輻射熱源が略円筒状の定着ベルト内部に設けられ、かつ、前記温度検知部材が前記定着ベルトの外部に設けられていることを特徴とする請求項1また2に記載の定着装置。
  4. 前記輻射熱源が前記定着ベルトの外部に設けられ、かつ、前記温度検知部材が略円筒状の定着ベルト内部に設けられていることを特徴とする請求項1また2に記載の定着装置。
  5. 前記定着ベルトの内部であって、前記輻射熱源と前記定着部材との間に反射部材を設け、該反射部材の前記定着ベルト内周面との対向する側縁に断熱部材を設けたことを特徴とする請求項1に記載の定着装置。
  6. 前記断熱部材が前記反射部材の前記定着ベルト内周面との対向する側縁中、非通紙領域に設けられ、前記定着ベルトのガイドを兼ねることを特徴とする請求項6に記載の定着装置。
  7. 前記反射部材が前記該温度検知部材と前記該輻射熱源の間に設けられているとき、前記該温度検知部材と前記該輻射熱源とが前記定着ベルトを介して対向するように前記反射部材の対応する部位に切り欠き部を設けたことを特徴とする特許請求項6または7に記載の定着装置。
  8. 前記定着ベルトが基材層を含む2層以上に構成され、該定着ベルトの少なくとも1層に光漏れ防止の処理が施されていることを特徴とする請求項1に記載の定着装置。
  9. 前記光漏れ防止の処理が前記定着ベルトの少なくとも1層を略黒色に処理することであることを特徴とする請求項8に記載の定着装置。
  10. 前記定着ベルト内に設けた定着部材が弾性押圧部材であることを特徴とする請求項1に記載の定着装置。
  11. 前記定着部材が回転可能な弾性ローラであることを特徴とする請求項1に記載の定着装置。
  12. 前記加圧部材が剛性の大きい断熱構造を有するローラであって、該ローラの駆動によって前記定着ベルトが従動回転することを特徴とする請求項1に記載の定着装置。
  13. 前記定着ベルトを所定の温度に維持するように制御する温度制御手段を有し、少なくとも定着可能な領域の第1の設定温度と、さらに定着可能な設定温度よりも高いホットオフセット発生領域の第2の設定温度及び定着可能な設定温度よりも低いコールドオフセット発生領域の第3の設定温度の何れか一方または両方の温度を設定し、前記温度検知部材が該第2または第3の設定温度を検知した場合、温度制御手段が異常と判断して、警告表示、プリント動作停止の少なくとも一方の処理を行うことを特徴とする請求項1に記載の定着装置。
  14. 前記第2の設定温度よりも高い異常高温発生領域の第4の設定温度を有し、該温度検知部材が該第4の設定温度を検知した場合、プリント動作を停止することを特徴とする請求項1または13に記載の定着装置。
  15. 請求項1ないし14の何れかに記載の定着装置を有することを特徴とする画像形成装置。
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