JP2005091847A - 粉粒物回収装置 - Google Patents

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富夫 大貫
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Abstract

【課題】
内部に多くの粉粒物を効率よく収容するとともに、小型化が図られた画像形成装置にも適用することができる粉粒物回収装置を提供する。
【解決手段】
上面付近に、現像剤を構成する廃トナーなどといった粉粒物の投入口が設けられた箱状の粉粒物収容箱と、粉粒物収容箱の内部空間内に設けられ、投入口から投入された粉粒物を投入口の近傍ほど大きな移送能力で、投入口から遠ざかる奥行き方向に移送する粉粒物移送部とを備えたことを特徴とする。このような構成を有することによって、粉粒物移送部が粉粒物収容箱内の比較的低い位置に配置された場合であっても、粉粒物収容箱内に多くの粉粒物を収容することができる。
【選択図】 図8

Description

本発明は、回収された、現像剤を構成する粉粒物を収容する粉粒物回収装置に関する。
従来より、帯電させた感光体の表面を露光して潜像を形成し、その潜像を現像してトナー像を形成し、そのトナー像を直接に、あるいは中間転写体などを介在させて、最終的に記録媒体上に転写する画像形成装置が知られている。このような画像形成装置には、通常、画像形成の過程でトナー像を一時的に担持する像担持体からトナー像が別の部材あるいは記録媒体に転写された後に、像担持体上に残存する廃トナーを除去するクリーニング部材と、除去した廃トナーを収容するトナー回収箱とが備えられている。
このトナー回収箱は、センサーでトナーが満タンであることが検知されると、ユーザによって新しいトナー回収箱と交換される消耗品である。近年では、画像形成装置の小型化に伴ってトナー回収箱の大きさも制限されており、さらに、トナー回収箱の交換にかかるコストを抑えるという観点からも、トナー回収箱の内部になるべく多くのトナーを隙間なく収容することが求められている。従来のトナー回収箱は、上面にトナー投入口が設けられた単純な構造になっているため、トナー投入口の下に山状に堆積されたトナーによってトナー投入口が塞がれて、まだトナーを収容するスペースがあるにも関わらず満タンであると検知されてしまい、トナー回収箱を有効に使用することができないという不具合がある。
このような不具合を解消する方法として、トナー回収箱を揺動させることによって山状に堆積されたトナーを平坦にならし、トナー回収箱の内部空間を有効的に使用する方法が考案されている。しかし、この方法によると、画像形成装置内にトナー回収箱を揺動させるための広いスペースが必要となり、装置が大型化してしまううえ、トナー回収箱を揺動させる際にかなりの衝撃音が生じてしまうという問題がある。
また、トナー回収箱の上部に、トナーをトナー投入口から遠ざける奥行き方向に移送する移送手段を設けたトナー回収箱も提案されている(特許文献1参照)。この方法によると、大きな衝撃音を生じさせることなく、トナーをトナー回収箱内に平均的に収容することができる。
特開平10−20730号公報
ここで、特許文献1に記載されている方法によると、トナー移送手段の設置位置がトナー回収箱の上部に限定されてしまい、さらに、トナー移送手段を駆動する駆動部材などが配置される位置も、トナー回収箱外側の上面付近に限定されてしまう。近年では、トナー回収箱の上をまたぐように他の部材を設置したり、トナー回収箱の周りの隙間を埋めるように他の部材を設置するなどして画像形成装置の小型化が図られており、トナー移送手段および駆動部材の設置位置がトナー回収箱の上部のみに制限されたトナー回収箱は、このような装置配置の自由度を減少させてしまうという問題がある。
本発明は、上記事情に鑑み、トナーやキャリアなどといった現像剤を構成する粉粒物を多量に効率よく収容するとともに、小型化が図られた画像形成装置にも適用することができる粉粒物回収装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成する本発明の粉粒物回収装置は、側面と上面と下面とで囲われた内部空間と、内部空間の側面の上部に穿たれた投入口とを有し、投入口から投入される、現像剤を構成する粉粒物を内部空間に収容する粉粒物収容箱と、
粉粒物収容箱の内部空間内に設けられ、投入口から投入された粉粒物を、投入口の近傍ほど大きな移送能力で、投入口から遠ざかる奥行き方向に移送する粉粒物移送部とを備えたことを特徴とする。
本発明の粉粒物回収装置によると、投入された廃トナーなどといった粉粒物が、投入口の近傍ほど大きな移送能力で奥行き方向に移送される。したがって、粉粒物移送部が投入口から距離を置いた高さに設けられた場合であっても、粉粒物を十分に粉粒物収容箱の奥へ移送することができ、内部に多くの粉粒物を効率よく収容することができる。
また、本発明の画像処理装置において、上記の粉粒物移送部は、内部空間内の、投入口から距離を置いた高さに設けられたものであることが好ましい。
粉粒物移送部を投入口から距離を置いた高さに設けることにより、小型化が図られた、粉粒物回収装置の上を他の部材がまたがるような画像形成装置にも適用することができる。
また、本発明の粉粒物回収装置において、上記粉粒物移送部は、奥行き方向に延びる回転軸と、回転軸の周囲に設けられた、投入口の近傍ほど大きな外径を有する螺旋状のフィンとを有する、フィンが回転軸を中心に回転することによって粉粒物を前記奥行き方向に移送するものであることが好適である。
大きな外形を有するフィンほど、粉粒物の移送能力が大きくなる。したがって、投入口の近傍ほど外径が大きい螺旋状のフィンを有する粉粒物移送部を適用することによって、投入口から投入された粉粒物を、投入口の近傍ほど大きな移送能力で移送することができる。
また、本発明の粉粒物回収装置において、上記の粉粒物移送部は、奥行き方向に延びる回転軸と、回転軸の周囲に設けられた、投入口から遠ざかるほど狭いピッチを有する螺旋状のフィンとを有する、フィンが回転軸を中心に回転することによって粉粒物を奥行き方向に移送するものであることも好適である。
フィンのピッチが広いほど、粉粒物の移送能力が大きくなる。したがって、投入口から遠ざかるほどピッチが狭いフィンを有する粉粒物移送部を適用することも好適である。
また、本発明の粉粒物回収装置において、上記の粉粒物移送部は、奥行き方向に延びる回転軸と、回転軸の周囲の、投入口側に偏った領域に設けられた螺旋状のフィンとを有する、フィンが回転軸を中心に回転することによって粉粒物を奥行き方向に移送するものであってもよい。
投入口側に偏った領域に螺旋状のフィンを設け、逆に、投入口から遠い側にフィンが設けられていない領域を設けることにより、そのフィンが設けられていない領域に粉粒物が停滞する。このように、粉粒物を停滞させることによって、粉粒物の移送量を制御するものであってもよい。
また、本発明の粉粒物回収装置において、上記の粉粒物収容箱は、奥行き方向の長さが高さよりも長いものであることも好ましい。
本発明の粉粒物回収装置は、粉粒物収容箱が、粉粒物が移送される奥行き方向に長い形状を有する場合に、特に有効である。
本発明によれば、内部に、現像剤を構成する廃トナーなどといった粉粒物を効率よく収容するとともに、小型化が図られた画像形成装置にも適用することができる粉粒物回収装置を提供することができる。
以下、本発明の実施形態について説明する。
図1は、本発明の粉粒物回収装置の一実施形態が適用されたプリンタの主要部を示す概略構成図である。
図1に示すように、プリンタ1には、4つの画像形成部10Y,10M,10C,10Kが備えられており、各画像形成部には、それぞれ、感光体11Y,11M,11C,11K、帯電器12Y,12M,12C,12K、露光器13Y,13M,13C,13K、現像器14Y,14M,14C,14K、一次転写体15Y,15M,15C,15K、クリーニング装置16Y,16M,16C,16K、中間転写ベルト30、中間転写ベルトクリーナ31、二次転写体32、定着器33、およびテンションローラ34が備えられている。
尚、このプリンタ1は、フルカラーの印刷が可能となっており、上記の各構成要素の末尾に付された符号Y、M、C、およびKは、それぞれイエロー、マゼンタ、シアン、および黒の画像形成用の構成要素であることを示している。
このプリンタ1の画像形成における基本動作について説明する。
まず、画像を形成するための準備として、各色用の感光体11Y,11M,11C,11Kが矢印A方向に回転され、それら感光体11Y,11M,11C,11Kの表面に、接触式の帯電器12Y,12M,12C,12Kによって所定の電荷がそれぞれ付与される。
続いて、画像がイエロー、マゼンタ、シアン、および黒に色分解された色分解画像を表す画像データが、制御部35によって、対応する画像形成部10Y,10M,10C,10Kに与えられる。
次に、イエローの画像形成部10Yによるトナー像形成が開始され、露光器13Yにより感光体11Y表面に、イエローの色分解画像に相当する露光光が照射されて静電的な潜像(静電潜像)が形成される。その静電潜像は、現像器14Yによって循環供給される現像剤に含まれたイエローのトナーで、現像器14Yと感光体11Yとの間の現像位置に印加された現像電圧によって現像されて感光体11Y上にイエローのトナー像が形成される。そのトナー像は一次転写体15Yにより中間転写ベルト30に転写される。
中間転写ベルト30は矢印B方向に循環移動しており、中間転写ベルト30上に転写されたイエローのトナー像が次の色の画像形成部10Mの一次転写体15Mに到達するタイミングに合わせて、次の色のマゼンタのトナー像が一次転写体15Mに到達するように、マゼンタの画像形成部10Mによるトナー像形成が行われる。こうして形成されたマゼンタのトナー像は、一次転写体15Mにおいて中間転写ベルト30上のイエローのトナー像の上に重ねて転写される。ここで、各感光体11Y,11M,11C,11K上のトナー像が中間転写ベルト30上に転写されると、クリーニング装置16Y,16M,16C,16Kによって、各感光体11Y,11M,11C,11K上に残留する廃トナーが除去される。このクリーニング装置16Y,16M,16C,16Kについては後で詳しく説明する。
続いて、シアンおよび黒の画像形成部10C、10Kによるトナー像形成が上記と同様のタイミングで行われ、一次転写体15C、15Kにおいて中間転写ベルト30のイエローおよびマゼンタのトナー像の上に順次重ねて転写される。
こうして、中間転写ベルト30上に転写された多色トナー像は、二次転写体32により用紙200上に二次転写され、多色トナー像は用紙200とともに矢印C方向に搬送され、定着器33により用紙200上に定着されることによりカラー画像が形成される。
ここで、本発明の粉粒物回収装置の一実施形態は、図1に示すクリーニング装置16Y,16M,16C,16Kによって除去された廃トナーや、劣化した現像剤、中間転写ベルトクリーナ31の廃トナーなどを回収するものである。以下では、まず、このクリーニング装置16Y,16M,16C,16Kについて説明する。尚、以下では、説明の便宜上、図1に示すイエローの画像形成部10Yに備えられた各種要素を代表として用いて説明する。
図2は、図1に示す感光体とクリーニング装置を示す図である。
クリーニング装置16Yのハウジング210内には、トナー保持用ブラシロール21、回収ロール22、クリーニングブレード23、および移送オーガ24が備えられている。これらトナー保持用ブラシロール21、回収ロール22、クリーニングブレード23、および移送オーガ24は、いずれも、感光体11Yの回転軸に沿う方向に延びる長手形状を有し、トナー保持用ブラシロール21、および回収ロール22は、それぞれ矢印の方向に回転される。また、トナー保持用ブラシロール21、および回収ロール22は感光体11Yに当接されており、クリーニングブレード23は回収ロール22に接触されている。
トナー保持用ブラシロール21は、図1に示す中間転写ベルト30に転写されずに残ってしまったトナーを一時的に保持するとともに、保持したトナーを所定のタイミングで感光体11Yに放出する。また、回収ロール22は、感光体11Y上に残留付着している廃トナーを回収する。回収ロール22に吸着された廃トナーは、クリーニングブレード23で掻き取られる。
このクリーニングブレード23により掻き取られた廃トナーは、ハウジング210とクリーニングブレード23とで形成される廃トナー案内空間220内に掻き落とされる。さらに、廃トナー案内空間220内の廃トナーは、移送オーガ24によって、感光体11Yの回転軸に沿った方向に移送される。
続いて、クリーニング装置によって除去された廃トナーを、粉粒物回収装置内に移送する回収部と、本発明の粉粒物回収装置の一実施形態について説明する。
図3は、回収部と粉粒物回収装置とを示す図である。
図3に示す回収部300には、現像剤回収口310と、トナー回収口320と、粉粒物送り部330と、挿入部340とが備えられている。図1に示す現像器14Yから排出された、劣化が進んだ現像剤は、図示しない移送手段によって現像剤回収口310内に移送される。また、図2に示す移送オーガ24によって移送されてきた廃トナーは、トナー回収口320内に送られる。トナー回収口320に送られた廃トナー、および現像剤回収口310に移送された現像剤は、粉粒物送り部330によって挿入部340まで導かれて、粉粒物回収装置400内に回収される。粉粒物回収装置400は、挿入部340が嵌入されることによって、プリンタ1に着脱自在に装着されている。
図4は、粉粒物送り部の内部構造を示す図である。
現像剤回収口310およびトナー回収口320で回収された粉粒物は、粉粒物送り部330に送られる。また、中間転写ベルトクリーナ31からの廃トナーは、粉粒物回収口331から投入されて、粉粒物送り部330に送られてくる。粉粒物送り部330の内部には、図4に示すように粉粒物を挿入部340に導くオーガ332が設けられている。挿入部340に導かれた粉粒物は、さらに、粉粒物回収装置400に移送される。
図5は、粉粒物回収装置の側面図であり、図6は、図5に示す粉粒物回収装置の断面図である。
図5に示すように、粉粒物回収装置400には、粉粒物送り部330の挿入部340が嵌入される挿入口401と、粉粒物を収容する粉粒物収容箱410と、粉粒物収容箱410内の粉粒物が満タンであることを検知するセンサ420と、後述する均し部材を駆動する駆動部材430が備えられている。
尚、粉粒物回収装置400については、挿入口401に近い側を手前、挿入口401から離れた側を奥として説明する。
粉粒物収容箱410は、挿入口401から離れる奥行き方向の長さが高さよりも長い形状を有している。この粉粒物収容箱410は、本発明の粉粒物回収装置における粉粒物収容箱の一例に相当し、挿入口401は、本発明にいう投入口の一例にあたる。ここで、挿入部340と、駆動部材430との間の空間400Aには、図示しないが、他の部材が入り込んでおり、プリンタ1の小型化が図られている。
図6に示すように、挿入部340には粉粒物排出口341が設けられており、この粉粒物排出口341から粉粒物が投入される。粉粒物収容箱410の中ほどの高さの位置には、駆動部材430によって駆動される均し部材440が備えられている。この均し部材440は、本発明の粉粒物回収装置における粉粒物移送部の一例にあたる。
図7は、粉粒物回収装置の内部構成図である。
挿入部340の粉粒物排出口341から投入された粉粒物は、均し部材440によって、粉粒物収容箱410の奥行き方向(矢印Pの方向)へ送られる。センサ420は、粉粒物収容箱410内の所定の領域内に粉粒物が存在することを検知すると、図示しない制御部に検知結果を通知する。制御部は、センサ420からの検知結果を受けて、ユーザに対して「粉粒物回収装置交換」のメッセージを通知する。
ここで、粉粒物回収装置40における従来技術との相違点は、主に均し部材440の構成にあり、以下では、この均し部材440の構成および動作について説明する。
図8は、均し部材の構成を示す図である。
図8のパート(A)には、特許文献1(特開平10−20730号公報)に記載されたトナー回収装置における均し部材440Aが示されている。均し部材440Aは、図8に示す駆動部430によって回転される、奥行き方向に延びる回転軸441と、回転軸411の周囲に等間隔に設けられた螺旋状のフィン442とで構成されている。この均し部材440Aは、粉粒物排出口341から投入された粉粒物を、どの位置でも均一な力で奥行き方向に移送する。このような均し部材440Aを、図7に示すように粉粒物収容箱410の中間の高さに設ける場合、粉粒物を均し部材440Aで奥行き方向に搬送し、粉粒物は均し部材440Aより下方に堆積され、粉粒物収容箱410内に無駄な空間が生じてしまう。
図8のパート(B)には、本実施形態における均し部材440Bが示されている。均し部材440Bは、均し部材440Aと同様に、図8に示す駆動部430によって回転される回転軸443と、回転軸443の周囲に等間隔に設けられた螺旋状のフィン444とで構成されているが、フィン444の外径が、手前のフィンほど大きくなっている。この回転軸443は、本発明にいう回転軸の一例にあたり、フィン444は、本発明にいうフィンの一例に相当する。フィン444は、外径が大きいほど粉粒物の移送能力が大きくなるため、均し部材440Bは、全体として、手前ほど移送能力が大きく、奥ほど移送能力が小さくなっている。このような均し部材440Bを、図7に示す均し部材440として適用すると、粉粒物は領域A、領域B、領域Cの順に堆積され、続いて、領域C奥側へ堆積が増え次第に領域Dにも堆積される。したがって、粉粒物収容箱410内に無駄な隙間を空けずに多くの粉粒物を回収することができる。
以上で本発明の第1実施形態の説明を終了し、続いて、本発明の粉粒物回収装置の第2実施形態の説明を行う。ここで、第1実施形態と第2実施形態とは、均し部材の構成のみ異なるため、図7および図8を用いて、第1実施形態との相違点のみ説明する。
図8のパート(C)には、本実施形態における均し部材440Cが示されている。均し部材440Cは、第1実施形態の均し部材440Bとは異なり、図8に示す駆動部430によって回転される回転軸445の周りに、同じ外形を有する複数の螺旋状のフィン446が、奥ほどフィンとフィンの間のピッチが狭くなるように設けられている。この回転軸445も、本発明にいう回転軸の一例にあたり、フィン446も、本発明にいうフィンの一例に相当する。フィン間のピッチが広いほど、多くの粉粒物を移送することができるため、移送能力が大きくなる。したがって、このような均し部材440Cを、図7に示す均し部材440として適用する場合にも、第1実施形態と同様に、粉粒物は領域A、領域B、領域C、領域Dの順に堆積され、粉粒物収容箱410を有効に使うことができる。
以上で本発明の第2実施形態の説明を終了し、続いて、本発明の粉粒物回収装置の第3実施形態の説明を行う。第3実施形態についても、図7および図8を用いて、第1実施形態および第2実施形態との相違点のみ説明する。
図8のパート(D)には、本実施形態における均し部材440Dが示されている。この第3実施形態も、均し部材440Dの構成のみ、第1実施形態および第2実施形態と相違している。均し部材440Dは、回転軸447の周りに、同じ外形を有する複数の螺旋状のフィン448が手前の領域に偏って設けられており、奥の領域には、フィン448が設けられていない停滞領域500が複数存在する。この回転軸447も、本発明にいう回転軸の一例にあたり、フィン448も、本発明にいうフィンの一例に相当する。この停滞領域500付近では、粉粒物が山状に堆積されるため、均し部材440D全体としては、停滞領域500が存在する奥方向ほど移送能力が小さくなり、フィン448が偏在している手前方向ほど移送能力が大きくなる。このような均し部材440Dを用いても、多くの粉粒物を粉粒物回収箱410内に無駄なく収容することができる。
ここで、上記説明では、回転軸と螺旋状のフィンとで構成された粉粒物移送部の例について説明したが、本発明にいう粉粒物移送部は、ベルト状の移送部材などを用いたものであってもよい。
また、上記説明では、粉粒物移送部が粉粒物収容箱の中間程度の高さに設けられた粉粒物回収装置の例について説明したが、本発明にいう粉粒物移送部は、粉粒物収容箱の上面付近に設けられるものであってもよい。
また、上記説明では、劣化現像剤に加えて、感光体に残留した廃トナーを回収する粉粒物回収装置について説明したが、本発明の粉粒物回収装置は、例えば、中間転写ベルトなどに残留した廃トナーを回収するものであってもよい。
本発明の粉粒物回収装置の一実施形態が適用されたプリンタの主要部を示す概略構成図である。 図1に示す感光体とクリーニング装置を示す図である。 回収部と粉粒物回収装置とを示す図である。 粉粒物送り部の内部構造を示す図である。 粉粒物回収装置の側面図である。 図5に示す粉粒物回収装置の断面図である。 粉粒物回収装置の内部構成図である。 均し部材の構成を示す図である。
符号の説明
10Y,10M,10C,10K 画像形成部
11Y,11M,11C,11K 感光体
12Y,12M,12C,12K 帯電器
13Y,13M,13C,13K 露光器
14Y,14M,14C,14K 現像器
15Y,15M,15C,15K 一次転写体
16Y,16M,16C,16K クリーニング装置
21 粉粒物保持用ブラシロール
22 回収ロール
23 クリーニングブレード
24 移送オーガ
30 中間転写ベルト
31 中間転写ベルトクリーナ
32 二次転写体
33 定着器
34 テンションローラ
200 用紙
300 回収部
310 現像剤回収口
320 トナー回収口
330 粉粒物送り部
331 粉粒物回収口
332 オーガ
340 挿入部
341 粉粒物排出口
400 粉粒物回収装置
400A 空間
401 挿入口
410 粉粒物収容箱
420 センサ
430 駆動部材
440 均し部材
441,443,445,447 回転軸
442,444,446,448 フィン
500 停滞領域

Claims (6)

  1. 側面と上面と下面とで囲われた内部空間と、該内部空間の側面の上部に穿たれた投入口とを有し、該投入口から投入される、現像剤を構成する粉粒物を該内部空間に収容する粉粒物収容箱と、
    前記粉粒物収容箱の内部空間内に設けられ、前記投入口から投入された粉粒物を、該投入口の近傍ほど大きな移送能力で、該投入口から遠ざかる奥行き方向に移送する粉粒物移送部とを備えたことを特徴とする粉粒物回収装置。
  2. 前記粉粒物移送部は、前記内部空間内の、前記投入口から距離を置いた高さに設けられたものであることを特徴とする請求項1記載の粉粒物回収装置。
  3. 前記粉粒物移送部は、前記奥行き方向に延びる回転軸と、該回転軸の周囲に設けられた、前記投入口の近傍ほど大きな外径を有する螺旋状のフィンとを有する、該フィンが該回転軸を中心に回転することによって前記粉粒物を前記奥行き方向に移送するものであることを特徴とする請求項1記載の粉粒物回収装置。
  4. 前記粉粒物移送部は、前記奥行き方向に延びる回転軸と、該回転軸の周囲に設けられた、前記投入口から遠ざかるほど狭いピッチを有する螺旋状のフィンとを有する、該フィンが該回転軸を中心に回転することによって前記粉粒物を前記奥行き方向に移送するものであることを特徴とする請求項1記載の粉粒物回収装置。
  5. 前記粉粒物移送部は、前記奥行き方向に延びる回転軸と、該回転軸の周囲の、前記投入口側に偏った領域に設けられた螺旋状のフィンとを有する、該フィンが該回転軸を中心に回転することによって前記粉粒物を該奥行き方向に移送するものであることを特徴とする請求項1記載の粉粒物回収装置。
  6. 前記粉粒物収容箱は、前記奥行き方向の長さが高さよりも長いものであることを特徴とする請求項1記載の粉粒物回収装置。
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