JP2005085015A - コンテンツ提供方法、特典提供方法、コンテンツ提供および特典提供の方法、役務商品提供施設用装置、コンテンツ提供装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】施設利用と情報コンテンツ利用とを有機的に連係させて相互に利用者の利用を促進すること。
【手段】書き込み装置によって、携帯可能な媒体に施設利用に応じた施設利用履歴情報を書き込み、書き込まれた施設利用履歴情報を携帯可能な媒体から読み出し装置によって読み出し、読み出された施設利用履歴情報に対応する情報コンテンツをコンテンツ提供装置から提供する。また、コンテンツ提供装置での情報コンテンツ利用の進行情報を携帯可能な媒体に書き込み装置によって書き込み、書き込まれた進行情報を前記携帯可能な媒体から読み出し装置によって読み出し、読み出された進行情報の違いに応じて施設利用に際しての特典を処理装置が特定してなる。
【選択図】図1
【手段】書き込み装置によって、携帯可能な媒体に施設利用に応じた施設利用履歴情報を書き込み、書き込まれた施設利用履歴情報を携帯可能な媒体から読み出し装置によって読み出し、読み出された施設利用履歴情報に対応する情報コンテンツをコンテンツ提供装置から提供する。また、コンテンツ提供装置での情報コンテンツ利用の進行情報を携帯可能な媒体に書き込み装置によって書き込み、書き込まれた進行情報を前記携帯可能な媒体から読み出し装置によって読み出し、読み出された進行情報の違いに応じて施設利用に際しての特典を処理装置が特定してなる。
【選択図】図1
Description
本発明は、施設利用と情報コンテンツ利用とを可能とするコンテンツ提供方法、特典提供方法、コンテンツ提供および特典提供の方法、役務商品提供施設用装置、ならびにコンテンツ提供装置に係り、特に、施設利用と情報コンテンツ利用とを有機的に連係させるのに好適な上記各方法および各装置に関する。
施設利用や情報コンテンツ利用の場面では、携帯可能な(リムーバブルな)媒体が、特典用のポイント/情報を貯めておく(保持しておく)記憶媒体として用いられている場合がある。例えば、施設としてのテーマパーク、店舗、映画館、交通機関などで、利用に応じてポイントを発行し媒体に貯めておくようにしたものがある。ポイント残高により各種の特典を利用者に与え、さらなる利用を促す。情報コンテンツ利用でも、例えば、ゲーム機上のゲームソフトでその進行状況に応じて新たなキャラクター、アイテム、ステージなどが登場するようにしている場合などは、進行状況を利用状況と考えれば、その状況に応じて利用者にある種の特典を与えるようにその利用情報をゲームソフト媒体などに記録していると言うことができる。
なお、媒体に対してポイントや情報を書き込み/読み出しするには、媒体の種類に応じて、例えば磁気記録の媒体であれば磁気リードライタを、ICカードやICメディアであればICカード(ICメディア)リードライタを、それぞれ用いることができる。
上記のような施設利用と情報コンテンツ利用とにおける媒体の利用は、それぞれに独立して単独で行われている。そのため、利用者に対する利用を促す効果は、その独立した範囲内に留まるものでしかない。
本発明は、このような事情を考慮してなされたもので、施設利用と情報コンテンツ利用とを可能とするコンテンツ提供方法、特典提供方法、コンテンツ提供および特典提供の方法、役務商品提供施設用装置、ならびにコンテンツ提供装置において、施設利用と情報コンテンツ利用とを有機的に連係させて相互に利用者の利用を促進することが可能なコンテンツ提供方法、特典提供方法、コンテンツ提供および特典提供の方法、役務商品提供施設用装置、ならびにコンテンツ提供装置を提供することを目的とする。
上記の課題を解決するため、本発明に係るコンテンツ提供方法は、書き込み装置によって、携帯可能な媒体に施設利用に応じた施設利用履歴情報を書き込み、前記書き込まれた施設利用履歴情報を前記携帯可能な媒体から読み出し装置によって読み出し、前記読み出された施設利用履歴情報に対応する情報コンテンツをコンテンツ提供装置から提供することを特徴とする。
すなわち、施設利用に応じて施設利用履歴情報が携帯可能な媒体に書き込まれ、この書き込まれた施設利用履歴情報が、読み出し装置により読み出される。コンテンツ提供装置では、読み出された施設利用履歴情報に対応する情報コンテンツを提供する。この情報コンテンツは、したがって、施設利用に応じたものになる。よって、施設利用によって情報コンテンツ利用時の特典を利用者に与えたことになり、媒体により施設利用から情報コンテンツ利用への連係がなされ施設利用の促進を図ることができる。
なお、ここでコンテンツ提供装置には、例えば、ソフトウエアを込みにした家庭用ゲーム機、双方向テレビ、PC(パーソナルコンピュータ)などを挙げることができる。施設には、例えば、テーマパーク、各種の店舗、映画館、交通機関などを挙げることができる。携帯可能な媒体には、例えば、ICカード、ICメモリメディア、磁気カード、磁気ディスク、光ディスクなどを挙げることができる。ICカードは、接触型、非接触型の両者とも採用可能である。
また、施設利用履歴情報に対応する情報コンテンツの例としては、例えば家庭用ゲーム機であれば、特定のゲームソフトにおいて通常は出現しないキャラクター、アイテム、ステージなどが現れることなどを、双方向テレビであれば、通常は見ることができない番組が視聴可能になることなどを、PCであれば、インターネットサイト内の通常はアクセスできないページにアクセス可能になること、そのページから特定のアプリケーションを取得できることなどを挙げることができる。以上2つの段落の例示は以下でも同様である。
また、本発明に係る特典提供方法は、コンテンツ提供装置での情報コンテンツ利用の進行情報を携帯可能な媒体に書き込み装置によって書き込み、前記書き込まれた進行情報を前記携帯可能な媒体から読み出し装置によって読み出し、前記読み出された進行情報の違いに応じて施設利用に際しての特典を処理装置が特定してなることを特徴とする。
すなわち、コンテンツ提供装置での情報コンテンツ利用の進行情報が携帯可能な媒体に書き込まれ、この書き込まれた進行情報が、読み出し装置により読み出されて施設利用に際しての特典の特定に用いられる。この特典は、したがって、情報コンテンツ利用の進行情報に応じたものになる。よって、情報コンテンツ利用によって施設利用時の特典を利用者に与えたことになり、媒体により情報コンテンツ利用から施設利用への連係がなされ情報コンテンツ利用の促進を図ることができる。
ここで、情報コンテンツ利用の進行情報には、例えば、情報コンテンツの利用回数、利用時間、ゲーム情報コンテンツ内での制覇位置、ハイスコアなどを挙げることができる。また、施設利用に際しての特典には、例えば、利用料金の割引、オリジナルグッズなどの景品の提供などを挙げることができる。これらは以下でも同様である。
また、本発明に係るコンテンツ提供および特典提供の方法は、第1の書き込み装置によって、携帯可能な媒体に施設利用に応じた施設利用履歴情報を書き込み、前記書き込まれた施設利用履歴情報を前記携帯可能な媒体から第1の読み出し装置によって読み出し、前記読み出された施設利用履歴情報に対応する情報コンテンツをコンテンツ提供装置から提供し、前記コンテンツ提供装置での前記情報コンテンツの利用の進行情報を前記携帯可能な媒体に第2の書き込み装置によって書き込み、前記書き込まれた進行情報を前記携帯可能な媒体から第2の読み出し装置によって読み出し、前記読み出された進行情報の違いに応じて前記施設利用に際しての特典を処理装置が特定してなることを特徴とする。
この方法は、上記のコンテンツ提供方法と特典提供方法とをさらに有機的に結合したものである。したがって、媒体により、施設利用から情報コンテンツ利用への連係に加えてその逆方向の連係もがなされ施設利用の促進と情報コンテンツ利用の促進とを相互に図ることができる。
また、本発明に係る役務商品提供施設用装置は、施設利用に応じて施設利用履歴情報を携帯可能な媒体に書き込む書き込み部と、前記携帯可能な媒体にあらかじめ書き込まれた情報コンテンツ利用の進行情報を読み出す読み出し部と、前記読み出された進行情報の違いに応じて前記施設利用に際しての特典を特定する処理部とを具備することを特徴とする。この装置は、上記のコンテンツ提供および特典提供の方法を実施するため、役務商品提供施設側が備えるべき装置である。
また、本発明に係るコンテンツ提供装置は、携帯可能な媒体にあらかじめ書き込まれた施設利用履歴情報を読み出す読み出し部と、前記読み出された施設利用履歴情報に対応する情報コンテンツを提供するコンテンツ提供部と、前記情報コンテンツの利用の進行情報を前記携帯可能な媒体に書き込む書き込み部とを具備することを特徴とする。この装置は、上記のコンテンツ提供および特典提供の方法を実施するため、情報コンテンツの提供を受ける側が備えるべき装置である。
本発明によれば、コンテンツ提供装置が提供する情報コンテンツが、施設利用に応じたものになる。よって、施設利用によって情報コンテンツ利用時の特典を利用者に与えたことになり、媒体により施設利用から情報コンテンツ利用への連係がなされ施設利用の促進を図ることができる。また、本発明によれば、施設利用に際しての特典が情報コンテンツ利用の進行情報に応じたものになる。よって、情報コンテンツ利用によって施設利用時の特典を利用者に与えたことになり、媒体により情報コンテンツ利用から施設利用への連係がなされ情報コンテンツ利用の促進を図ることができる。
本発明の役務商品提供施設用装置の実施態様としては、前記読み出し部が、前記携帯可能な媒体に個別に与えられ保持されている特有情報をも読み出し可能であり、利用者によって利用された特典に関する情報を前記読み出された特有情報と関連して記録する記録部をさらに具備し、前記処理部が、前記施設利用に際しての前記特典を特定するのに前記記録された情報を参照・利用する、というように構成されていてもよい。この場合は、役務商品提供施設での利用者に対する特典提供回数などに制限を設ける場合に適する。
また、ここで、書き込み部と読み出し部との組み合わせをクライアントとして複数具備し、クライアントそれぞれに記録部を有するサーバが接続されているようにしてもよい。このような態様は、役務商品提供施設が大規模であり、その中の各会場で施設利用や特典提供を受け付ける場合に向いている。
以上を踏まえ、以下では本発明の実施形態を図面を参照しながら説明する。図1は、本発明の一実施形態に係るコンテンツ提供および特典提供の方法を実現する構成を示す図であって、コンテンツ提供としてゲームソフトを、特典提供としてテーマパークでの特典提供を、それぞれ例とする構成図である。これらの提供を連係する媒体としては、非接触ICカードを用いる。
図1に示すように、このシステムは、テーマパーク1内のサーバ10およびクライアント20A、20B、…、20Nと、非接触ICカード2と、ICカードリードライタ3と、家庭用ゲーム機4とを有する。家庭用ゲーム機4には、ゲームソフト41と記憶部42とが着脱可能にまたは不能に備え付けられる。すなわち、記憶部42は、家庭用ゲーム機4に内臓されたメディア(例えばハードディスクや不揮発性半導体メモリ)であってもリムーバブルなメディア(例えばICメモリメディア)であってもよい。後者の場合には、ゲームソフト41としての媒体に含まれていてもよい。
テーマパーク1には、サーバ10と、サーバ10との接続を有するクライアント20A、20B、…、20Nとが備えられる。サーバ10は、各クライアント20A、20B、…、20Nから送られた情報を記録し、また各クライアント20A、20B、…、20Nからの問い合わせに対してその応答情報を送信する。さらに、各クライアント20A、20B、…、20Nが有するそれらの動作用のプログラムに対して更新を行う。
サーバ1は、処理部11と記録部12とを備える。記録部12には、顧客個人情報12a(例えば氏名、住所、連絡先など)、顧客ID(identification:識別子)12b、特典利用回数データ12cが、互いに関連付けられて記録される。処理部11は、これらのデータへのアクセス(読み書き)を行い、必要に応じて読み書きされる情報をクライアント20Aなどと送受信する。また、クライアント20A、20B、…20N用の更新プログラムの配信を管理する。サーバ1は、テーマパーク1の事務所や管理棟などに備えられる。
クライアント20A、20B、…、20Nは、それぞれ、非接触ICカード2に対して無線で情報の書き込み、読み出しを行い、書き込む情報、読み出された情報をサーバ10とやり取りする。また、読み出された情報により一定の処理を行いその結果を表示部(図示せず)に表示する。
クライアント20A、20B、…、20Nは、それぞれ処理部21、書き込み部22、読み出し部23を有する。処理部21は、サーバ10との情報送受の仲介、書き込み部22および読み出し部23の制御、読み出しにより得られた情報の処理を行う。書き込み部22、読み出し部23は、アンテナ(書き込み用、読み出し用で共用としてもよい:図示せず。)を備え、そのアンテナに近接した非接触ICカード2と無線により情報をやり取りする。各クライアント20A、20B、…、20Nは、それぞれテーマパーク1内の顧客との各接触場所(例えば、入場ゲート、ショップなど)に備えられる。
非接触ICカード2は、情報保持領域として、テーマパーク利用履歴データ領域2A、家庭用ゲーム機利用履歴(進行)データ領域2B、顧客ID領域2Cを有する。テーマパーク利用履歴データ領域2Aには、テーマパーク1において、この非接触ICカード2をクライアント20Aの書き込み部22に近接させることにより、書き込みがなされる。家庭用ゲーム機利用履歴データ領域2Bには、各家庭において、この非接触ICカード2をICカードリードライタ3(後述)の書き込み部32(同)に近接させることにより、書き込みがなされる。顧客ID領域2Cには、この非接触ICカード2が顧客に引き渡される(発行される)ときにあらかじめ顧客IDデータ(特有情報)が記録される。
また、顧客特定のため、顧客ID領域2Cからは、テーマパーク1において、この非接触ICカード2をクライアント20A等の読み出し部23に近接させることにより、読み出しがなされる。同様にテーマパーク1で、家庭用ゲーム機利用履歴データ領域2Bからは、この非接触ICカード2をクライアント20A等の読み出し部23に近接させることにより、読み出しがなされる。テーマパーク利用履歴データ領域2Aからは、各家庭において、この非接触ICカード2をICカードリードライタ3の読み出し部33(後述)に近接させることにより、読み出しがなされる。
テーマパーク利用履歴データ領域2Aのデータには、利用金額2Aa、利用内容2Ab、利用日時2Acが含まれる(図2で後述)。家庭用ゲーム機利用履歴データ領域2Bのデータには、ゲームソフト名2Ba、テーマパークでの特典利用のためのフラグデータ2Bbが含まれる(図3で後述)。非接触ICカード2は、最初は、テーマパーク1内や代理店などで、顧客(利用者)それぞれが個人情報の申告を行い受け取る。これにより、個人情報は、入力部(図示せず)から入力されてテーマパーク1内のサーバ10の記録部12に顧客個人情報12aとして記録される。
ICカードリードライタ3は、家庭用ゲーム機4に接続されて使用される。非接触ICカード2に対して無線で情報の読み書きを行い、読み書きされた情報を家庭用ゲーム機4との間で送受する。また、ICカードリードライタ3は、処理部31、書き込み部32、読み出し部33を有する。処理部31は、家庭用ゲーム機4との情報送受の仲介、書き込み部32および読み出し部23の制御を行う。書き込み部32、読み出し部33は、アンテナ(書き込み用、読み出し用で共用としてもよい:図示せず)を備え、そのアンテナに近接した非接触ICカード2と無線により情報をやり取りする。なお、ICカードリードライタ3は、家庭用ゲーム機4の一部として内蔵され構成されていてもよい。
家庭用ゲーム機4は、ゲームソフト41が装着されることにより情報コンテンツとしてのゲームを提供するものである。また、ICカードリードライタ3で読み取られてこの家庭用ゲーム機4に送られたデータ(テーマパーク利用履歴データ)を、ゲームソフト41が有するプログラムによって処理する。
さらに、家庭用ゲーム機4には、記憶部42が備えられている。記憶部42には、利用者(遊戯者)へのゲーム提供の結果であるゲームソフト名42a、ゲーム進行状況42bが記憶される。また、記憶部42は、ゲームソフト41のプログラムによって上記処理した結果を、ゲームソフトでの特典利用のためのフラグデータ42cとして記憶する。記憶部42に記憶されたゲームソフト名42a、ゲーム進行状況42bは、家庭用ゲーム機4でのゲームソフト41による処理を介してICリードライタ3の書き込み部32により非接触ICカード2に送られ書き込まれる。
この実施形態では、クライアント20A、20B、…、20Nそれぞれが書き込み装置(第1の書き込み装置)、読み出し装置(第2の読み出し装置)、および処理装置として機能し、ICカードリードライタ3が書き込み装置(第2の書き込み装置)、読み出し装置(第1の読み出し装置)の両方として機能する。また、コンテンツ提供装置は、家庭用ゲーム機4、ゲームソフト41(場合により記憶部42も含まれる)で構成される。
次に、上記構成を説明した実施形態における実際の動作について説明する。まず、顧客が、施設利用・情報コンテンツ利用連係用の非接触ICカード2をテーマパーク1や市中の代理店などで手に入れる。ここで顧客が個人情報を申告すると、この情報は不図示の入力部からサーバ10の記録部12に顧客個人情報12aとして記録される。また、これに関連付けられた顧客IDが記録部12に顧客ID12bとして記録される。この顧客IDは非接触ICカード2の顧客ID領域2Cにも記録・保持される。
なお、このような非接触ICカード2の発行を、ネットワークを介して家庭内にあるPCを用いて受けるようにすることもできる。例えば、情報が何ら書き込まれていない非接触ICカード2を用い、PCには無線で情報の読み書きを行うICカードリードライタを接続し、インターネットのホームページサイトなどを利用して個人情報の申告、顧客ID情報の送信を行うように構成すればよい。
以上のように非接触ICカード2の発行を受けた顧客がテーマパーク1を利用するときには、テーマパーク1内の各場所、例えば入場ゲート、ショップ、アトラクション、レストランなどでこの非接触ICカード2をクライアント20A等の書き込み部22に近接させる。これにより、非接触ICカード2のテーマパーク利用履歴データ領域2Aには、そこでの施設利用情報が履歴として書き込まれ蓄積される。施設利用情報は、利用金額2Aa、利用内容2Ab(例えば、テーマパーク1内のどのショップ、アトラクションを利用したか、またどのようなチケットで入場したかを示すデータ。すなわち、チケットタイプ、ショップ名、アトラクション名を特定する情報。)、利用日時2Acからなる。
ちなみに、ここでは一つのテーマパーク1に連係する場合について説明しているが、複数のテーマパークと連係させるようにすることもできる。この場合には、さらにテーマパーク名を特定するための情報も利用内容2Abの情報の一部として非接触ICカード2に記録させる。
非接触ICカード2に記録された施設利用情報の履歴(以下、利用履歴データという。)の一例を図2に示す。図2に示すように、利用金額2Aa、利用内容2Ab、利用日時2Acが関連付けられ、履歴として記録される。利用金額が発生しなかった場合(例えばフリーパスを買った日に乗ったアトラクション。図でアトラクションD。)には利用金額2Aaは0となる。利用履歴データはテーマパーク1を利用するたびに蓄積されていくが、非接触ICカード2内のデータ容量に限りを設け、満杯になった場合には自動的に利用日時2Acの古いものから消去し新たなデータが書き込まれるようにしてもよい。
顧客が、家庭内において、非接触ICカード2に連係対応のゲームソフト41を装着した家庭用ゲーム機4で遊戯する場合には、上記の非接触ICカード2を連係・利用することができる。すなわち、家庭用ゲーム機4に接続されたICカードリードライタ3の読み出し部33に非接触ICカード2を近接させ蓄積されている情報を読み出させる。これには、例えば、ゲームソフト41のスタート画面に「非接触ICカードからデータを読み込む」メニューの提示を行うようにしておくことが考えられる。このメニューの選択により、ゲームソフト41を装着した家庭用ゲーム機4からICカードリードライタ3を介して非接触ICカード2にアクセスがなされ、記録された利用履歴データが読み出せる。
読み出された利用履歴データがゲームソフト41内にあらかじめプログラムされている特典付与条件に一致する場合には、ゲームソフト41内のプログラムにおいて特典利用可能を示すフラグが立つ。特典付与条件に関する処理プログラムやフラグ領域はあらかじめゲームソフト41に用意されている。一例として、ゲームソフト41に以下のような非接触ICカード2の利用履歴データによる特典および特典付与条件があるものとする。
1.現在の日時から3箇月以内の間にテーマパーク1の利用履歴がある。
→通常登場しない特別なキャラクターAが登場する。
2.累計利用金額が10000円を超えている。
→通常登場しない特別なアイテムAが取得できる。
3.園内のショップAを利用している。
→通常登場しない特別なアイテムBが取得できる。
4.12:00から13:00の間に園内のアトラクションAを利用している。
→通常登場しない特別なキャラクターBが登場する。
5.園内のアトラクションをすべて制覇している。
→通常行くことのできない特別なステージAに進むことができる。
→通常登場しない特別なキャラクターAが登場する。
2.累計利用金額が10000円を超えている。
→通常登場しない特別なアイテムAが取得できる。
3.園内のショップAを利用している。
→通常登場しない特別なアイテムBが取得できる。
4.12:00から13:00の間に園内のアトラクションAを利用している。
→通常登場しない特別なキャラクターBが登場する。
5.園内のアトラクションをすべて制覇している。
→通常行くことのできない特別なステージAに進むことができる。
そこで、図2に示すような利用履歴データが記録された非接触ICカード2を利用して2003年5月15日に家庭用ゲーム機4でゲームソフト41を遊戯する場合には、その利用履歴データが読み出されたあと、上記に対応して、ゲームソフト41のプログラムにより以下のような処理が行われる。
1.利用履歴データの利用日時の最新データを参照し、家庭用ゲーム機4内の時計が示す現在時刻と比較してその差が3ヶ月以内であれば、特典利用のフラグを立てる。
→この場合条件を満たしているのでフラグによりキャラクターAが登場する。
2.利用履歴データの利用金額の総計を求め、それが10000円を超えているかどうかチェックし、条件を満たせば特典利用のフラグを立てる。
→この場合、条件を満たしているのでフラグによりアイテムAが取得できる。
3.利用履歴データの利用内容を参照し、ショップAのデータがあるかチェックし、条件を満たせば特典利用のフラグを立てる。
→この場合、条件を満たしているのでフラグによりアイテムBが取得できる。
4.利用履歴データの利用日時、利用内容を参照し、条件を満たすデータがあるかどうかチェックし、条件を満たせば特典利用のフラグを立てる。
→アトラクションAは利用しているが、その利用時間が11:30であり時間の条件を満たさないためキャラクターBは登場しない。
5.利用履歴データの利用内容をチェックし、すべてのアトラクション(この場合は園内にアトラクションA、B、C、Dの4つがあると仮定)のデータがあるかどうかチェックし、条件を満たせば特典利用のフラグを立てる。
→アトラクションCの利用データがないために、ステージAに進むことはできない。
→この場合条件を満たしているのでフラグによりキャラクターAが登場する。
2.利用履歴データの利用金額の総計を求め、それが10000円を超えているかどうかチェックし、条件を満たせば特典利用のフラグを立てる。
→この場合、条件を満たしているのでフラグによりアイテムAが取得できる。
3.利用履歴データの利用内容を参照し、ショップAのデータがあるかチェックし、条件を満たせば特典利用のフラグを立てる。
→この場合、条件を満たしているのでフラグによりアイテムBが取得できる。
4.利用履歴データの利用日時、利用内容を参照し、条件を満たすデータがあるかどうかチェックし、条件を満たせば特典利用のフラグを立てる。
→アトラクションAは利用しているが、その利用時間が11:30であり時間の条件を満たさないためキャラクターBは登場しない。
5.利用履歴データの利用内容をチェックし、すべてのアトラクション(この場合は園内にアトラクションA、B、C、Dの4つがあると仮定)のデータがあるかどうかチェックし、条件を満たせば特典利用のフラグを立てる。
→アトラクションCの利用データがないために、ステージAに進むことはできない。
以上の処理により、特典1、2、3についてはフラグが立ち、特典4、5については条件を満たさないためフラグが立たないことになる。フラグデータは、記憶部42の「ゲームソフトでの特典利用のためのフラグデータ42c」に記憶(更新して記録)される。非接触ICカード2の利用履歴データが読み出され上記処理が終了すると、家庭用ゲーム機4の画面上には、利用可能な特典が増えている場合にはその旨(この場合は特典1、2、3が増加した旨)が表示される。
なお、フラグデータ42cのうち、特典付与条件が現在時刻に関連しないもの(特典2、3、4、5)については、記憶部42に記憶・保存されることにより、次回のゲームソフト41開始時以降は非接触ICカード2を読み込ませなくてもそのフラグデータ42cによりゲームソフト41での特典利用が可能となる。特典1に関してはプレイする時間に関係するので、特典を利用可能とするには次回以降も非接触ICカード2を読み込ませる。
以上の説明は、施設利用に連係したコンテンツ提供システムとしての動作に相当する。すなわち、以上のように、施設(この場合はテーマパーク1)利用に応じて施設利用履歴情報が携帯可能な媒体(この場合は非接触ICカード2)に書き込まれ、この書き込まれた施設利用履歴情報が、読み出し装置(ICカードリードライタ3)により読み出されてコンテンツ提供装置(家庭用ゲーム機4、ゲームソフト41)により参照される。コンテンツ提供装置では、この参照により提供するべき情報コンテンツ(この場合はゲーム)を変容させる。情報コンテンツは、したがって、施設利用に応じたものになる。よって、施設利用によって情報コンテンツ利用時の特典を利用者に与えたことになり、媒体により施設利用から情報コンテンツ利用への連係がなされ施設利用の促進を図ることができる。
以下では、情報コンテンツ利用に連係した特典提供システムとしての動作に相当する部分を説明する。まず顧客が、家庭用ゲーム機4でゲームソフト41を遊戯した場合に、そのゲームソフト名42a、ゲーム進行状況42bが記憶部42に記憶される。ゲーム進行状況42bとは、例えば、そのゲームにおいて各種のある条件を満たしたことを示す情報である。
記憶部42に記憶されたゲームソフト名42a、ゲーム進行状況42bは、家庭用ゲーム機4に接続されたICカードリードライタ3によって非接触ICカード2内の家庭用ゲーム機利用履歴データ領域2Bに互いに関連付けて書き込まれる。このためには、例えば、ゲームソフト41のスタート画面に「非接触ICカードにデータを書き込む」メニューの提示を行うようにしておくことが考えられる。このメニューの選択により、上記の書き込みを行うようにする。
ここで非接触ICカード2に書き込まれるゲームソフト41の利用(進行)履歴データの構造例を図3に示す。すなわち、テーマパーク1との連係に対応する複数のゲームソフト41(ICカード連係対応ソフトA、同B)ごとにデータ領域があり、またこの例では一つのゲームソフトあたりのフラグ数に制限がある(ここでは6個)。各フラグは、ゲーム進行状況42bの各進行情報に対応し、また連係するテーマパーク1で受けることが可能な特典に対応する。
例えば、ゲーム進行状況42bの進行情報とテーマパーク1で受けられる特典との間に以下のような設定がなされているものとする。
1.一回でもゲームソフト41で遊んでいる。
→入場料金、フリーパス料金が500円割引になる。
2.プレイ時間が5時間を越えている
→ショップAで買い物をする際に1000円割引になる。
3.ゲーム内でのハイスコアが10000点を超えている。
→ショップBにおいてテーマパークオリジナルグッズがもらえる。
4.ゲームをクリアしている。
→入場料金、フリーパス料金が半額になる。
1.一回でもゲームソフト41で遊んでいる。
→入場料金、フリーパス料金が500円割引になる。
2.プレイ時間が5時間を越えている
→ショップAで買い物をする際に1000円割引になる。
3.ゲーム内でのハイスコアが10000点を超えている。
→ショップBにおいてテーマパークオリジナルグッズがもらえる。
4.ゲームをクリアしている。
→入場料金、フリーパス料金が半額になる。
このゲームソフト41では、連係して授受可能な特典が4つであるので図3における利用(進行)履歴データの特典1から4までが用いられる。例えば、プレイ時間が2時間、ハイスコアが12000点、未クリアの状態において「非接触ICカードにデータを書き込む」を選択すると、家庭用ゲーム機4からICカードリードライタ4を介して接触ICカード2には図3(b)に示すようにフラグデータが記録される。すなわち、この時点で条件を満たしているのは、特典1、3についてであるので特典1、3のフラグのみが立つことになる。
以上のように書き込みのある非接触ICカード2をテーマパーク1に持参すると、その入場ゲートやショップに設置されているクライアント20A等で非接触ICカード2に記録された家庭用ゲーム機利用履歴データの読み出しを行うことができる。
図5は、図1に示したシステム中のクライアント20A、…での読み出し処理動作フローを示す流れ図である。まず、非接触ICカード2内の家庭用ゲーム機利用履歴データ領域2Bにアクセスし(ステップ51)、何らかの書き込みがあるか否かを判断する(ステップ51)。書き込みがなければ、特典利用できない旨をクライアント20A等の表示部に表示する(ステップ52)。
データ書き込みが存在すれば、家庭用ゲーム機利用履歴データ領域2Bに記録されたゲームソフト名2Baを読み出すとともに(ステップ53)、それに対応するデータ書き込み(フラグの書き込み)をチェックしクライアント20A等側で保持する(ステップ54)。別のゲームソフト名2Baがさらに存在する場合には(ステップ55のY)、上記ステップ53、54を繰り返す。なお、上記の読み出しに伴って顧客ID領域2Cのデータも読み出しておく。
上記保持されたフラグ書き込みの情報により、フラグ書き込みが全くなかったことが判明した場合には(ステップ56のN)、特典利用できない旨をクライアント20A等の表示部に表示する(ステップ52)。
一方、上記の例(ソフトAについて特典1、3のフラグがあることが確認された場合)のように、保持されたフラグ書き込みの情報によりフラグ書き込みがあったことが判明した場合には(ステップ56のY)、特典利用がすでになされてさらに特典利用が可能かどうか判断するために、サーバ10への問い合わせを行う(ステップ57)。具体的には、読み取られた顧客IDを用いてサーバ10の記録部12内の特典利用回数データ12cを参照する。特典利用回数にあらかじめ制限回数を設けておき、すでにこれに達している特典は利用不可とするものである。
例えば、テーマパーク1での特典利用に関して、特典1:3回、特典2:1回、特典3:1回、特典4:1回の回数制限が設けられているものとする。特典利用に回数の未達がない場合(すべて達している場合)には(ステップ58のN)、特典利用できない旨をクライアント20A等の表示部に表示する(ステップ52)。
特典利用に回数の未達がある場合(例えば顧客がまだソフトAによるテーマパーク1での特典をまったく受けたことがない状態である場合)には(ステップ58のY)、次に、その未達に関わる特典について同一特典の重複がチェックされる(ステップ59)。これは、非接触ICカード2内の家庭用ゲーム機利用履歴データ2Bに複数のゲームソフトの利用履歴があり、それらの間で利用できる特典が重複しているか否かを調べるものである。
例えば、ゲームソフトAの他にゲームソフトBのデータも同時に格納されていて、そのソフトBの方でも入場料金・フリーパス料金500円割引の特典(特典1)が得られると判定された場合、クライアント20A等では、特典重複を許可する場合(ステップ60のY)と特典を選択する場合(ステップ60のN)とで処理を変更する。特典重複を許可するか否かはテーマパーク1側があらかじめ決めておく。特典重複を許可する場合には、重複して特典の利用が可能である旨が特典特定の結果として表示される(ステップ61:すなわちこの場合1000円割り引き可能)。
特典重複を許可しない場合には、特典の選択を促すために、クライアント20A等の表示部(図示せず)に例えばタッチパネルを設けてその選択を入力させる。そして、選択の結果を取り込んで利用可能な特典を特典特定の結果として表示する(ステップ61)。なお、同一特典が重複していない場合には(ステップ59のN)、即、利用可能な特典の表示を特典特定の結果として行う。利用可能な特典の表示に従い顧客が特典を受けた場合には、これによって、サーバ1内の記録部12の特典利用回数データ12cがクライアント20A等からの通信により書き換えられる。例えば、上記の例のように、特典1、3のフラグがあり、もともと1度も特典を受けていない場合にこれらの特典を利用したときには、特典1、3の利用が1回、他の特典が0回のままという特典利用回数データ12cになる。
なお、クライアント20A等での処理は、対象とする特典に応じて一部だけのものとすることができる。例えば、図5に示すように各クライアント20A等が対象とする特典が限られている場合には、その特典に相当するフラグのみについて図4に示す処理を行なう。図5は、図1に示したシステム中のクライアント20A、…それぞれがチェック対象とする家庭用ゲーム機利用履歴(進行)データの一例を示す図であり、図中○印がチェック対象である。このようなクライアント20A等の処理の制限は、サーバ10からの制御情報の送信(更新)により実現できる。このような特典の制限は、例えば、テーマパーク1内での入場ゲートでの特典とショップでの特典とで必然的に適用可能な特典が異なる場合に有用である。
また、クライアント20A等において、非接触ICカード2内に記録され得るゲームソフトのデータのうちどのゲームソフトをチェック対象とするかは、サーバ10から制御プログラムを各クライアント20A等にダウンロードすることにより変更可能である。すなわち、チェック対象であるゲームソフトが増加した場合には、その情報を含む制御プログラムがサーバ10から各クライアント20A等に更新のためダウンロードされ、そのダウンロードされたプログラムに基づき図4に示したような処理がなされる。
以上説明のように、この特典提供システムでは、コンテンツ提供装置(この場合は家庭用ゲーム機4、ゲームソフト41)での情報コンテンツ(この場合はゲーム)利用の進行(履歴)情報が携帯可能な媒体(この場合は非接触ICカード2)に書き込まれ、この書き込まれた進行情報が、読み出し装置(この場合はクライアント20A等)により読み出されて施設(この場合はテーマパーク1)利用に際しての特典の特定に用いられる。この特典は、したがって、情報コンテンツ利用の進行情報に応じたものになる。よって、情報コンテンツ利用によって施設利用時の特典を利用者に与えたことになり、媒体により情報コンテンツ利用から施設利用への連係がなされ情報コンテンツ利用の促進を図ることができる。
なお、以上の実施形態では、テーマパーク1と家庭用ゲーム機4およびゲームソフト41との連係について説明を行ったが、本発明はこの形態に限定されるものではない。例えば、テーマパーク1以外の各施設(市中の店舗や映画館、交通機関などで、役務や商品の対価である入場料、利用料の発生する施設)において適用することが可能である。この場合でも非接触ICカード2には利用日時、利用金額、利用内容が記録され、そのデータによって家庭用ゲーム機4およびゲームソフト41との連係を行う。
また逆に、家庭用ゲーム機4およびゲームソフト41以外の家庭用デジタルコンテンツ提供装置との連係を考えることもできる。例えば双方向デジタルテレビと連係する場合には、利用履歴の記録された非接触ICカード2を用いることにより通常見られない特別な番組を見ることができるような特典が考えられる。また、PCと連動する場合には、通常アクセスできないインターネットサイトからデスクトップアクセサリなどの簡易アプリケーションソフトを無料ダウンロードできたり、オンラインショッピングで割り引きサービスを受けられるような特典が考えられる。
また、上記の実施形態では、非接触ICカード2を携帯可能な媒体として用いる場合について説明を行ったが、この形態に限定されるものではなく、他にMOやCD、メモリカードなどの携帯型記録媒体を用いてシステムを構成することもできる。
1…テーマパーク、2…非接触ICカード、2A…テーマパーク利用履歴データ領域、2Aa…利用金額、2Ab…利用内容、2Ac…利用日時、2B…家庭用ゲーム機利用履歴(進行)データ領域、2Ba…ゲームソフト名、2Bb…テーマパークでの特典利用のためのフラグデータ、2C…顧客ID領域、3…ICカードリードライタ、4…家庭用ゲーム機、10…サーバ、11…処理部、12…記録部、12a…顧客個人情報、12b…顧客ID、12c…特典利用回数データ、20A、20B、20N…クライアント、21…処理部、22…書き込み部、23…読み出し部、31…処理部、32…書き込み部、33…読み出し部、41…ゲームソフト、42…記憶部、42a…ゲームソフト名、42b…ゲーム進行状況、42c…ゲームソフトでの特典利用のためのフラグデータ。
Claims (6)
- 書き込み装置によって、携帯可能な媒体に施設利用に応じた施設利用履歴情報を書き込み、
前記書き込まれた施設利用履歴情報を前記携帯可能な媒体から読み出し装置によって読み出し、
前記読み出された施設利用履歴情報に対応する情報コンテンツをコンテンツ提供装置から提供する
ことを特徴とするコンテンツ提供方法。 - コンテンツ提供装置での情報コンテンツ利用の進行情報を携帯可能な媒体に書き込み装置によって書き込み、
前記書き込まれた進行情報を前記携帯可能な媒体から読み出し装置によって読み出し、
前記読み出された進行情報の違いに応じて施設利用に際しての特典を処理装置が特定してなる
ことを特徴とする特典提供方法。 - 第1の書き込み装置によって、携帯可能な媒体に施設利用に応じた施設利用履歴情報を書き込み、
前記書き込まれた施設利用履歴情報を前記携帯可能な媒体から第1の読み出し装置によって読み出し、
前記読み出された施設利用履歴情報に対応する情報コンテンツをコンテンツ提供装置から提供し、
前記コンテンツ提供装置での前記情報コンテンツの利用の進行情報を前記携帯可能な媒体に第2の書き込み装置によって書き込み、
前記書き込まれた進行情報を前記携帯可能な媒体から第2の読み出し装置によって読み出し、
前記読み出された進行情報の違いに応じて前記施設利用に際しての特典を処理装置が特定してなる
ことを特徴とするコンテンツ提供および特典提供の方法。 - 施設利用に応じて施設利用履歴情報を携帯可能な媒体に書き込む書き込み部と、
前記携帯可能な媒体にあらかじめ書き込まれた情報コンテンツ利用の進行情報を読み出す読み出し部と、
前記読み出された進行情報の違いに応じて前記施設利用に際しての特典を特定する処理部と
を具備することを特徴とする役務商品提供施設用装置。 - 携帯可能な媒体にあらかじめ書き込まれた施設利用履歴情報を読み出す読み出し部と、
前記読み出された施設利用履歴情報に対応する情報コンテンツを提供するコンテンツ提供部と、
前記情報コンテンツの利用の進行情報を前記携帯可能な媒体に書き込む書き込み部と
を具備することを特徴とするコンテンツ提供装置。 - 前記読み出し部が、前記携帯可能な媒体に個別に与えられ保持されている特有情報をも読み出し可能であり、
利用者によって利用された特典に関する情報を前記読み出された特有情報と関連して記録する記録部をさらに具備し、
前記処理部が、前記施設利用に際しての前記特典を特定するのに前記記録された情報を参照・利用する
ことを特徴とする請求項4記載の役務商品提供施設用装置。
Priority Applications (1)
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Applications Claiming Priority (1)
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Publications (1)
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JP2003317135A Withdrawn JP2005085015A (ja) | 2003-09-09 | 2003-09-09 | コンテンツ提供方法、特典提供方法、コンテンツ提供および特典提供の方法、役務商品提供施設用装置、コンテンツ提供装置 |
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