JP2005084631A - 画像処理装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】本発明は視覚障害者にとって操作性の良好な画像処理装置を提供する。
【解決手段】画像形成装置1は、省エネ移行タイマが所定の待ち時間を計時すると、消費電力の削減を行う省エネモードに移行するが、音声ガイダンスキー31で音声ガイダンスが有効に切り換えられると、人体を検知する人体検知センサ33に電源を供給して、人体の有無の検知を行うとともに、省エネ移行タイマが無操作時間の計時を開始しているときに、人体検知センサ33が人体を検知すると、省エネ移行タイマの計時をクリアする。したがって、音声ガイダンスが有効にされると、人体検知センサ33が人体を検知している間は省エネ移行タイマをクリアして、省エネモードに移行することによる不用意なモードクリアを確実に防止し、視覚障害者であってもゆとりを持って操作することができる。
【選択図】 図3

Description

本発明は、画像処理装置に関し、詳細には、視覚障害者にとって操作性の良好な画像処理装置に関する。
米国のリハビリテーション法に代表されるように、健常者と障害者がどちらも不自由なく使える機械の要求が高まっている。画像形成装置等の画像処理装置においても、複雑なモード設定を視覚障害者でも行えるようにするために、本出願人も、先に、音声ガイダンス機能を備えた画像形成装置を提案している(特許文献1参照)。
一方、各種機器においては、省エネルギー化が要望されており、画像形成装置等の画像処理装置においても、省エネルギー化の要求から画像処理装置に対する操作入力が10秒程度なかった場合に、低電力モードに移行する画像処理装置が出現している。そして、画像処理装置では、低電力モードに移行すると、制御回路の電源もカットオフされるため、それまで設定されていたモードはリセットされてしまう。
ところが、視覚障害者が画像処理装置の設定をする場合等においては、上述のような音声ガイダンスがあっても、健常者よりも操作に手間がかかり、気が付かないうちに、低電力モードに移行してしまったり、さらに、低電力モードに入ったこと自体が、視覚障害者には分からないという問題がある。
そして、本出願人は、先に、省エネルギーモードに移行するまでの残り時間を、表示またはブザー等の音声情報により告知し、移行時間が近づいていることを通知する画像形成装置を提案している(特許文献2参照)。
特開平7−302017号公報 特開2002−225396号公報
しかしながら、従来技術にあっては、視覚障害者の操作性を向上させる上で改良の必要があった。
すなわち、特許文献1記載の従来技術にあっては、例えば、人体検知センサが人体を検知すると、音声ガイダンスを行う設定のときに、人体検知センサーがOFF(オフ)になると、音声メッセージを中断してしまい、視覚障害に対する対応が不十分であり、視覚障害者の操作性を向上させる上で改良の必要があった。
また、特許文献2記載の従来技術にあっては、省エネルギーモードに移行するまでの残り時間を表示またはブザー等で明示しているが、省エネルギーモードへの移行を解除するためには、何らかの操作入力が必要であり、視覚障害者にとって操作性が悪く、視覚障害者の操作性を向上させる上で改良の必要があった。
そこで、本発明は、通常操作モードでは省エネルギー化を図るために、通常は電源を遮断している人体検知手段を、音声ガイダンスキーが押下されて音声ガイダンスモードに移行すると、電源を供給して、人体検知手段が人体を検知している状態では、低電力モードに移行するための時間の計時を停止させ、操作に中断があっても低電力モードへの移行を防止する。また、視覚障害者の操作開始方法を簡略化させるために、低電力モードへの移行/復帰を音声ガイダンスキーで行えるようにするとともに、音声ガイダンスキーの押下により低電力モードから復帰するときには、すぐに人体検知手段への電源供給を行い、タイマ制御が可能なようにする。さらに、音声ガイダンスモードで人体検知手段が非検知となり低電力モードに移行する前に音声により告知することで、人体検知手段の検知範囲外に視覚障害者がいる場合には省エネモードへの移行が近づいていることを知らせる。
具体的には、請求項1記載の発明は、音声ガイダンスキーで音声ガイダンスが有効に設定されると、各種設定操作を行う操作手段での設定操作等の画像処理に必要な各種操作を行うための音声ガイダンスを行う音声ガイダンス手段で音声ガイダンスを行って、当該音声ガイダンスに従って、操作手段で設定操作された操作内容に応じて各種画像処理を行うとともに、操作手段の操作等の画像処理に必要な操作が行われない無操作時間を省エネ移行タイマで計時して、当該省エネ移行タイマが所定の待ち時間を計時すると、消費電力の削減を行う省エネモードに移行するに際して、音声ガイダンスキーで音声ガイダンスが有効に切り換えられると、所定範囲の人体を検知する人体検知手段に電源を供給して、人体の有無の検知を行うとともに、省エネ移行タイマが無操作時間の計時を開始しているときに、当該人体検知手段が人体を検知すると、当該省エネ移行タイマの計時をクリアすることにより、音声ガイダンスが無効のときには、人体検知手段への通電を停止して消費電力を削減しつつ、音声ガイダンスが有効にされると、人体検知手段への通電を開始して人体の検知を有効とし、人体検知手段が人体を検知している間は省エネ移行タイマをクリアして、省エネモードに移行することによる不用意なモードクリアを確実に防止し、視覚障害者であってもゆとりを持った操作を行えるようにして、操作性の良好な画像処理装置を提供することを目的としている。
請求項2記載の発明は、操作手段に、少なくとも省エネモードからの復帰を指示操作する省エネ復帰キーを設け、当該省エネ復帰キーの操作に基づいて省エネモードから復帰させるとともに、音声ガイダンスキーの操作によっても省エネモードから復帰させ、かつ、当該音声ガイダンスキーの操作による省エネモードからの復帰時には、人体検知手段への電源の供給を開始する状態で復帰させることにより、音声ガイダンスキーの操作のみで、省エネモードからの復帰及び人体検知を伴う音声ガイダンス有効モードに設定して、煩雑な操作を防止し、視覚障害者にとってより一層操作性の良好な画像処理装置を提供することを目的としている。
請求項3記載の発明は、音声ガイダンスが有効で、かつ、人体検知手段への電源供給を行っている状態で、省エネ移行タイマが無操作時間の計時を開始して、待ち時間に近い所定の警告時間を計時すると、音声ガイダンス手段に省エネモードへの移行時間が近づいている旨の警告音声ガイダンスを出力させることにより、人体検知手段の検知範囲外に移動した視覚障害の操作者に対しても、画像処理装置の前等の人体検知手段の検知範囲に戻るだけで、省エネモードに移行することによる不用意なモードクリアを防止し、視覚障害者にとってより一層操作性の良好な画像処理装置を提供することを目的としている。
請求項4記載の発明は、警告音声ガイダンスを出力中に、人体検知手段が人体を検知すると、省エネ移行タイマの無操作時間の計時をクリアするとともに、音声ガイダンス手段に当該省エネ移行タイマの計時をクリアした旨の音声ガイダンスを出力させることにより、省エネ移行タイマがクリアされたことを分かるようにし、視覚障害者にとってより一層操作性の良好な画像処理装置を提供することを目的としている。
請求項1記載の発明の画像処理装置は、各種設定操作を行う操作手段と、前記操作手段での設定操作等の画像処理に必要な各種操作を行うための音声ガイダンスを行う音声ガイダンス手段と、前記音声ガイダンス手段による音声ガイダンスの有効/無効を切り換える音声ガイダンスキーと、を備え、当該音声ガイダンスキーで音声ガイダンスが有効に設定されると、前記音声ガイダンス手段で音声ガイダンスを行って、当該音声ガイダンスに従って、前記操作手段で設定操作された操作内容に応じて各種画像処理を行うとともに、前記操作手段の操作等の画像処理に必要な操作が行われない無操作時間を省エネ移行タイマで計時して、当該省エネ移行タイマが所定の待ち時間を計時すると、消費電力の削減を行う省エネモードに移行する画像処理装置であって、所定範囲の人体を検知する人体検知手段を設け、前記音声ガイダンスキーで前記音声ガイダンスが有効に切り換えられると、前記人体検知手段に電源を供給して、人体の有無の検知を行うとともに、前記省エネ移行タイマが前記無操作時間の計時を開始しているときに、当該人体検知手段が人体を検知すると、当該省エネ移行タイマの計時をクリアすることにより、上記目的を達成している。
この場合、例えば、請求項2に記載するように、前記操作手段は、少なくとも前記省エネモードからの復帰を指示操作する省エネ復帰キーを備え、前記画像処理装置は、当該省エネ復帰キーの操作に基づいて前記省エネモードから復帰させるとともに、前記音声ガイダンスキーの操作によっても前記省エネモードから復帰させ、かつ、当該音声ガイダンスキーの操作による前記省エネモードからの復帰時には、前記人体検知手段への電源の供給を開始する状態で復帰させるものであってもよい。
また、例えば、請求項3に記載するように、前記画像処理装置は、前記音声ガイダンスが有効で、かつ、前記人体検知手段への電源供給を行っている状態で、前記省エネ移行タイマが前記無操作時間の計時を開始して、前記待ち時間に近い所定の警告時間を計時すると、前記音声ガイダンス手段に前記省エネモードへの移行時間が近づいている旨の警告音声ガイダンスを出力させるものであってもよい。
さらに、例えば、請求項4に記載するように、前記画像処理装置は、前記警告音声ガイダンスを出力中に、前記人体検知手段が人体を検知すると、前記省エネ移行タイマの前記無操作時間の計時をクリアするとともに、前記音声ガイダンス手段に当該省エネ移行タイマの計時をクリアした旨の音声ガイダンスを出力させるものであってもよい。
請求項1記載の発明の画像処理装置によれば、音声ガイダンスキーで音声ガイダンスが有効に設定されると、各種設定操作を行う操作手段での設定操作等の画像処理に必要な各種操作を行うための音声ガイダンスを行う音声ガイダンス手段で音声ガイダンスを行って、当該音声ガイダンスに従って、操作手段で設定操作された操作内容に応じて各種画像処理を行うとともに、操作手段の操作等の画像処理に必要な操作が行われない無操作時間を省エネ移行タイマで計時して、当該省エネ移行タイマが所定の待ち時間を計時すると、消費電力の削減を行う省エネモードに移行するに際して、音声ガイダンスキーで音声ガイダンスが有効に切り換えられると、所定範囲の人体を検知する人体検知手段に電源を供給して、人体の有無の検知を行うとともに、省エネ移行タイマが無操作時間の計時を開始しているときに、当該人体検知手段が人体を検知すると、当該省エネ移行タイマの計時をクリアするので、音声ガイダンスが無効のときには、人体検知手段への通電を停止して消費電力を削減しつつ、音声ガイダンスが有効にされると、人体検知手段への通電を開始して人体の検知を有効して、人体検知手段が人体を検知している間は省エネ移行タイマをクリアして、省エネモードに移行することによる不用意なモードクリアを確実に防止することができ、視覚障害者であってもゆとりを持った操作を行えるようにして、操作性を向上させることができる。
請求項2記載の発明の画像処理装置によれば、操作手段に、少なくとも省エネモードからの復帰を指示操作する省エネ復帰キーを設け、当該省エネ復帰キーの操作に基づいて省エネモードから復帰させるとともに、音声ガイダンスキーの操作によっても省エネモードから復帰させ、かつ、当該音声ガイダンスキーの操作による省エネモードからの復帰時には、人体検知手段への電源の供給を開始する状態で復帰させるので、音声ガイダンスキーの操作のみで、省エネモードからの復帰及び人体検知を伴う音声ガイダンス有効モードに設定して、煩雑な操作を防止することができ、視覚障害者にとってより一層操作性を向上させることができる。
請求項3記載の発明の画像処理装置によれば、音声ガイダンスが有効で、かつ、人体検知手段への電源供給を行っている状態で、省エネ移行タイマが無操作時間の計時を開始して、待ち時間に近い所定の警告時間を計時すると、音声ガイダンス手段に省エネモードへの移行時間が近づいている旨の警告音声ガイダンスを出力させるので、人体検知手段の検知範囲外に移動した視覚障害の操作者に対しても、画像処理装置の前等の人体検知手段の検知範囲に戻るだけで、省エネモードに移行することによる不用意なモードクリアを防止することができ、視覚障害者にとってより一層操作性を向上させることができる。
請求項4記載の発明の画像処理装置によれば、警告音声ガイダンスを出力中に、人体検知手段が人体を検知すると、省エネ移行タイマの無操作時間の計時をクリアするとともに、音声ガイダンス手段に当該省エネ移行タイマの計時をクリアした旨の音声ガイダンスを出力させるので、省エネ移行タイマがクリアされたことを分かるようにすることができ、視覚障害者にとってより一層操作性を向上させることができる。
以下、本発明の好適な実施例を添付図面に基づいて詳細に説明する。なお、以下に述べる実施例は、本発明の好適な実施例であるから、技術的に好ましい種々の限定が付されているが、本発明の範囲は、以下の説明において特に本発明を限定する旨の記載がない限り、これらの態様に限られるものではない。
図1〜図6は、本発明の画像処理装置の第1実施例を示す図であり、図1は、本発明の画像処理装置の第1実施例を適用した画像形成装置1のブロック構成図である。
図1において、画像形成装置1は、システムコントローラ2、エンジンコントローラ3、I/Oコントローラ4、FAXコントローラ5、操作部コントローラ6等のコントローラを備え、システムコントローラ2には、さらに、PSU(Power Supply Unit :電源供給部)11、HDD(ハードディスク)12等が接続されているとともに、図示しないが、NIC(Network Interface Card)、セントロ等が接続されている。
PSU11は、商用電源を整流・平滑・降圧して、画像形成装置1内で使用される各種DC電源や定着部のヒータを点灯するためのヒータ電源等を生成し、特に、第1変換部11aと第2変換部11bを備えている。第1変換部11aは、+5VEの電源を画像形成装置1の各部に供給し、第2変換部11bは、+5Vと+24Vの電源を画像形成装置1の各部に供給する。HDD12は、画像データの一時保管を行う。
また、エンジンコントローラ3は、システムコントローラ2及びI/Oコントローラ4に接続されており、エンジンコントローラ3には、読取制御部13、書込制御部14及び定着部15等が接続されている。読取制御部13は、図示しない原稿読取部の動作を制御して、原稿の画像を所定の解像度で読み取らせる。書込制御部14は、電子写真方式の画像書込部を制御して、当該画像書込部に、原稿読取部の読み取った原稿の画像データやファクシミリ受信した画像データに基づいて、感光体に静電潜像を形成させ、当該静電潜像の形成された感光体にトナーを付着させてトナー画像を形成し、当該トナー画像を記録紙に転写させる。定着部15は、画像書込部に組み込まれており、画像書込部でトナー画像の転写された記録紙を加熱加圧して、当該トナー画像を記録紙に定着させる。
I/Oコントローラ4は、I/Oコントローラ4には、画像形成装置1内の各種モータ、クラッチ、各種センサ等の各部16が接続されており、各種センサの検出結果をエンジンコントローラ3に出力するとともに、エンジンコントローラ3からの制御信号に基づいて、各種モータやクラッチ等の動作を制御する。
さらに、FAXコントローラ5には、公衆回線が接続されており、FAXコントローラ5は、システムコントローラ2に接続されていて、システムコントローラ2の制御下で、ファクシミリ通信処理を実行する。
操作部コントローラ6には、各種情報を表示出力するLCD(Liquid Crystal Display)や動作状態を点灯/消灯することで表示するLED(Light Emitting Diode)等の表示デバイス部17及びLCDに表示されるタッチボタンへのタッチ操作で画像形成装置1を動作させるための各種キー入力を行うタッチパネル、画像形成装置1を動作させるための各種キー入力を行うハードキースイッチ等の各種キー入力部18等が接続されており、操作部コントローラ6、表示デバイス部17及び各種キー入力部18は、全体として操作部(操作手段)19を構成している。
操作部コントローラ6は、システムコントローラ2に接続されていて、システムコントローラ2の制御下で、表示デバイス17への表示処理や各種キー入力部18のキー入力処理を行う。
そして、操作部19は、図2に示すように、タッチパネル付きLCD21、電源キー(復帰キー)22、スタートキー23、クリア/ストップキー24、テンキー25、割り込みキー26、予熱キー27、プログラムキー28、画像形成装置1の備えているコピー、ファックス及びプリンタの各機能を切り換えるアプリ切換キー29、初期設定キー30及び音声ガイダンスキー31等の各種ハードキー、ジャムやトナーエンド等のアラート表示を行うアラート表示部32、人体検知手段としての人体検知センサ(ARS)33及びスピーカ34等が設けられており、図3に示すように、回路ブロック構成されている。すなわち、操作部19は、操作部コントローラ6、電源キー22、音声ガイダンスキー31、LEDマトリクス41、キーマトリクス42、人体検知センサ(ARS)33、スピーカ34、LCD21aとタッチパネル21bからなるタッチパネル付きLCD21等を備えており、操作部コントローラ6は、CPU(Central Processing Unit )51、ARS電源制御部52、音声制御部LSI53、増幅器(AMP)54、LCD/タッチパネルコントローラ55、VRAM(Video Random Access Memory)56、ドライバ57、ROM(Read Only Memory)58及びRAM(Random Access Memory)59等を備えている。操作部コントローラ6は、その主要各部がCPUバス60に接続されている。
操作部コントローラ6は、1チップマイコンであるCPU51が、ROM58内のプログラムに基づいてRAM59をワークメモリとして利用しつつ、内蔵の通信機能によりシステムコントローラ2と通信して、操作部19の各部を制御し、操作部19としての処理を実行する。操作部19上の電源キー22と音声ガイダンスキー31は、システムコントローラ2に直接接続されており、これらの電源キー22と音声ガイダンスキー31の操作内容は、直接システムコントローラ2に入力される。
音声制御部LSI53は、CPU51の制御下で、ROM58等に格納されている音声データをアナログ信号に変換し、増幅器54に送出して、増幅器54が当該アナログの音声信号を増幅してスピーカ34から拡声出力する。したがって、音声制御部LSI53、増幅器54及びスピーカ34は、全体として音声ガイダンス手段として機能している。
LCD/タッチパネルコントローラ55は、CPU51の制御下で、LCD21aの表示データを格納するVRAM56から必要な表示データを逐次読み出してLCD21aに表示させ、また、ポートデータによりドライバ57を介してタッチパネル21bのバイアス制御を行って、CPU51が、直接、タッチパネル21bのタッチ座標データをアナログポートで検出する。
また、操作部19は、そのLEDや各種キーが直接CPU51の汎用ポートに接続され、操作部コントローラ6のCPU51が、点灯制御や入力データの処理を行う。
さらに、操作部コントローラ6のCPU51には、人体検知センサ(ARS)33の電源を制御するARS電源制御部52が接続されており、ARS電源制御部52には、PSU11から+5Vと+24Vの電源が供給されている。ARS電源制御部52は、CPU51の制御下で、人体検知センサ(ARS)33への電源の供給/遮断を行う。
人体検知センサ(ARS)33は、例えば、図4に示すように、発光素子としてのLED33aと受光素子としてのフォトトランジスタ(p−Tr)33b等で構成され、検知物としての人体の有無を検知して、検知結果をCPU51に出力する。なお、LED33aとしては、その人体検知性能から、赤外線LEDが用いられている。
そして、上記ARS電源制御回路52は、例えば、図4に示すように回路構成されており、図4では、人体検知センサ(ARS)33の電源が、+5Vである場合の回路構成を示している。
ARS電源制御回路52は、+5Vをオン/オフするトランジスタTr1と、トランジスタTr1のエミッタ−ベース間に接続されたバイアス抵抗R1を備えており、CPU51のPOポートにトランジスタTr1のベースが接続されている。また、人体検知センサ(ARS)33は、上述のように、LED33aとフォトトランジスタ33bを備えており、LED33aがARS電源制御回路52に接続され、LED33aとフォトトランジスタ33bとの共通接続部が接地され、フォトトランジスタ33bのLED33aとは反対側の端子が+5Vに接続されているとともに、CPU51のPIポートに接続されている。
いま、CPU51が、POポートを「L」レベルにドライブすると、ARS電源制御回路52のトランジスタTr1のベース電位も「L」となり、トランジスタTr1がON(オン)となって、人体検知センサ(ARS)33に電源が供給される。
人体検知センサ(ARS)33は、電源が供給されると、LED33aが発光して、LED33aからの出射光が検出物である人体に照射されて、当該人体で反射された反射光が、フォトトランジスタ33bに入射する。フォトトランジスタ33bは、人体からの反射光が入射されると、ON(オン)となり、CPU51のPIポートが「L」レベルとなるため、CPU51は、画像形成装置1の前に人がいることを認識することができる。
そして、画像形成装置1は、スタンバイモード(待機モード)で操作部19上の音声ガイダンスキー31が押下されると、音声ガイダンスモードを選択/非選択(有効/無効)に切り換えることができ、音声ガイダンスモードが選択されると、CPU51は、システムコントローラ2の制御下で、上述のように、ARS電源制御部52を制御して、人体検知センサ(ARS)33への電源の供給を行う。また、上記音声ガイダンスモードの選択/非選択で、非選択が選択されると、CPU51は、システムコントローラ2の制御下で、POポートを「H」レベルにドライブして、ARS電源制御部52のトランジスタTr1をOFF(オフ)させて、人体検知センサ(ARS)33への電源の供給を遮断する。
また、画像形成装置1は、各部への供給電力を削減、遮断して、消費電力を低減させる省エネルギーモード(以下、省エネモードという。)を有しており、待機状態(待機モード)において、いずれの操作も行われないで、予め設定された省エネ移行時間が経過すると、省エネモードに移行するが、この省エネモードへの移行を、後述するように、人体検知センサ(ARS)33の検知結果に応じて制御している。
次に、本実施例の作用を説明する。本実施例の画像形成装置1は、待機モードにおいて、いずれの操作も行われないで、予め設定された省エネ移行時間が経過すると、省エネモードに移行するが、この省エネモードへの移行を、人体検知センサ(ARS)33の検知結果に応じて制御する。
すなわち、画像形成装置1は、音声ガイダンスモードが有効、すなわち、人体検知センサ(ARS)33に電源が供給されている場合は、図5に示すように、省エネモード移行制御処理を行う。いま、音声ガイダンスキー31がオン操作されて、音声ガイダンスモードが有効、すなわち、人体検知センサ(ARS)33に電源が供給されていると、図5に示すように、システムコントローラ2は、操作部19のキーが押されたか、または、人体検知センサ(ARS)33がON(人体を検出)したかチェックし(ステップS101)、操作部19のキー操作が行われるか、人体検知センサ(ARS)33がオンすると、画像形成装置1の操作が行われたか、人が近くにいて操作を行おうとしているか行っている最中であると判断して、省エネモードへの移行時間を計時するタイマである省エネ移行タイマをクリアして、省エネモードへの移行を行わない(ステップS102)。
ステップS101で、操作部19でキー操作が行われず、かつ、人体検知センサ(ARS)33の出力もOFF(オフ)のときには、システムコントローラ2は、画像形成装置1の操作が行われず、かつ、人が近くにいないと判断して、省エネ移行タイマをカウントアップし(ステップS103)、省エネ移行タイマのカウント値が予め設定されている所定の省エネ移行時間になったかチェックする(ステップS104)。
ステップS104で、省エネ移行タイマのカウント値が省エネ移行時間になっていないときには、システムコントローラ2は、省エネモードに移行することなくそのまま処理を終了し、ステップS104で、省エネ移行タイマのカウント値が省エネ移行時間になっているときには、省エネモードに移行させて、消費電力を削減する(ステップS105)。
そして、画像形成装置1は、音声ガイダンスキー31がオン操作されず、音声ガイダンスの無効時には、操作部19のキーの操作のみを判断基準として、省エネモードへの移行を行うか否か判断し、画像形成装置1の前に人がいても、操作部19のキーが操作されないと、省エネ移行タイマをカウントアップし、規定時間である省エネ移行時間が経過すると、省エネモードに移行する。
したがって、音声ガイダンスが必要なユーザ、すなわち、視覚障害者が画像形成装置1を使用する場合には、健常者に比べて操作間隔が長くなることがあるが、上述のように、音声ガイダンスキー31を押下して音声ガイダンスを有効にすることで、キー操作の間隔が伸びても、操作者が画像形成装置1の前にいると、当該操作者を人体検知センサ(ARS)33が検知して、省エネモードに移行しない。その結果、ゆとりを持って画像形成装置1の操作を行うことができる。また、音声ガイダンスが無効、すなわち、健常者が操作を行う場合には、人体検知センサ(ARS)33への電源供給を遮断するため、動作時の消費電力を低減することができる。
そして、省エネモードに移行すると、省エネモードから復帰させる必要が生じるが、従来、省エネモードからの復帰は、操作部19上の電源キー22が復帰キーを兼ねており、復帰キーとしての電源キー22が押下されると、省エネモードから復帰させている。
ところが、本実施例の画像形成装置1は、音声ガイダンスキー31を操作部19に備えていることから、音声ガイダンスキー31を操作(押下)することでも、省エネモードからスタンバイモード(待機モード)へ復帰する。
そのために、上述のように、省エネモードからの復帰を行わせるための電源キー22と音声ガイダンスキー31の2つのキーは、システムコントローラ2に直接接続されている。
そして、本実施例の画像形成装置1では、電源キー22と音声ガイダンスキー31とで、その復帰モードを異ならせており、例えば、図6に示すように、電源キー22の押下での復帰時は、人体検知センサ(ARS)33への電源供給がOFF(オフ)で、音声ガイダンスが無効の状態で復帰させ、音声ガイダンスキー31の押下での復帰時は、人体検知センサ(ARS)33への電源供給がON(オン)で、音声ガイダンスが有効の状態で復帰させる。
このようにすると、視覚障害者が画像形成装置1を立ち上げる場合に、音声ガイダンスキー31を押下するという1つの操作で、省エネモードからの復帰動作と音声ガイダンスの有効設定操作を同時に行わせることができる。
そして、復帰後の動作は、上記同様であり、また、音声ガイダンス有効モードでの復帰であることを明確にするために、音声ガイダンスキー31の形状を、図2に示したように、他のキーとは異なる形状とするとともに、音声ガイダンスキー31の位置も、最前列であって、かつ、最端部に設定している。
このように、本実施例の画像形成装置1は、音声ガイダンスキー31で音声ガイダンスが有効に設定されると、各種設定操作を行う操作部19での設定操作等の画像処理に必要な各種操作を行うための音声ガイダンスを行う音声制御部LSI53からスピーカ34で音声ガイダンスを行って、当該音声ガイダンスに従って、操作部19で設定操作された操作内容に応じて各種画像処理を行うとともに、操作部19の操作等の画像処理に必要な操作が行われない無操作時間を省エネ移行タイマで計時して、当該省エネ移行タイマが所定の待ち時間を計時すると、消費電力の削減を行う省エネモードに移行するに際して、音声ガイダンスキー31で音声ガイダンスが有効に切り換えられると、所定範囲の人体を検知する人体検知センサ(ARS)33に電源を供給して、人体の有無の検知を行うとともに、省エネ移行タイマが無操作時間の計時を開始しているときに、人体検知センサ(ARS)33が人体を検知すると、当該省エネ移行タイマの計時をクリアしている。
したがって、音声ガイダンスが無効のときには、人体検知センサ(ARS)33への通電を停止して消費電力を削減しつつ、音声ガイダンスが有効にされると、人体検知センサ(ARS)33への通電を開始して人体の検知を有効して、人体検知センサ(ARS)33が人体を検知している間は省エネ移行タイマをクリアして、省エネモードに移行することによる不用意なモードクリアを確実に防止することができ、視覚障害者であってもゆとりを持った操作を行えるようにして、操作性を向上させることができる。
また、本実施例の画像形成装置1は、操作部19に、少なくとも省エネモードからの復帰を指示操作する復帰キーとしての電源キー22を設け、当該電源キー22の操作に基づいて省エネモードから復帰させるとともに、音声ガイダンスキー31の操作によっても省エネモードから復帰させ、かつ、音声ガイダンスキー31の操作による省エネモードからの復帰時には、人体検知センサ(ARS)33への電源の供給を開始する状態で復帰させている。
したがって、音声ガイダンスキー31の操作のみで、省エネモードからの復帰及び人体検知を伴う音声ガイダンス有効モードに設定して、煩雑な操作を防止することができ、視覚障害者にとってより一層操作性を向上させることができる。
図7は、本発明の画像処理装置の第2実施例を適用した画像形成装置による省エネモード移行制御処理を示すフローチャートである。
なお、本実施例は、上記第1実施例と同様の画像形成装置1と同様の画像形成装置に適用したものであり、本実施例の説明においては、必要に応じて、上記第1実施例の説明で用いた符号をそのまま用いて説明する。
本実施例の画像形成装置1は、音声ガイダンスモードが有効になっている場合に省エネ移行時間が経過する前に、音声ガイダンスにより省エネモードへの移行時間が近づいていることを告知する。
すなわち、音声ガイダンスが有効の状態で、人体検知センサ(ARS)33がON(オン)のときには、省エネモードへの移行を行わないようにしても、操作者が人体検知センサ(ARS)33の検知範囲外に移動して省エネ移行時間が経過すると、省エネモードへ移行してしまい、省エネモードに移行すると、それまでのモード設定等はクリアされしまい、再操作が必要となり、特に視覚障害者にとっては負担となる。
そこで、本実施例の画像形成装置1は、音声ガイダンスモードが有効になっている場合に省エネ移行時間が経過する前に、音声ガイダンスにより省エネモードへの移行時間が近づいていることを告知する。
すなわち、画像形成装置1は、図7に示すように、音声ガイダンスキー31がオン操作されて、音声ガイダンスモードが有効、すなわち、人体検知センサ(ARS)33に電源が供給されていると、システムコントローラ2が、操作部19のキーが押されたか、または、人体検知センサ(ARS)33がON(人体を検出)したかチェックし(ステップS201)、操作部19のキー操作が行われるか、人体検知センサ(ARS)33がオンすると、画像形成装置1の操作が行われたか、人が近くにいて操作を行おうとしているか、行っている最中であると判断して、省エネモードへの移行時間を計時する省エネ移行タイマをクリアして、省エネモードへの移行を行わない(ステップS202)。
ステップS201で、操作部19でキー操作が行われず、かつ、人体検知センサ(ARS)33の出力もOFF(オフ)のときには、システムコントローラ2は、画像形成装置1の操作が行われず、かつ、人が近くにいないと判断して、省エネ移行タイマをカウントアップし(ステップS203)、省エネ移行タイマのカウント値が予め設定されている所定の省エネ移行時間になったかチェックする(ステップS204)。
ステップS204で、省エネ移行タイマのカウント値が省エネ移行時間になっていないときには、システムコントローラ2は、省エネ移行ガイダンス時間であるかチェックし(ステップS205)、省エネ移行ガイダンス時間でないときには、そのまま処理を終了する。この省エネ移行ガイダンス時間は、例えば、省エネ移行時間よりも数秒から十数秒程度短い時間に設定されている。
ステップS205で、省エネ移行ガイダンス時間であると、システムコントローラ2は、省エネ移行ガイダンス中であるかチェックし(ステップS206)、すでに省エネ移行ガイダンス中であると、そのまま処理を終了する。
ステップS206で、省エネ移行ガイダンス中でないときには、システムコントローラ2は、ROM58等に格納されている省エネ移行ガイダンスの音声データをアナログ信号に変換し、増幅器54で増幅してスピーカ34から拡声出力させる(ステップS207)。この省エネ移行ガイダンスは、省エネ移行ガイダンスは、省エネモードへの移行が近づいている旨の音声ガイダンスである。
そして、この省エネ移行ガイダンスに応じて、音声ガイダンスに応じて操作していた操作者が人体検知センサ(ARS)33の検出可能な範囲に戻ってくると、ステップS201で、人体検知センサ(ARS)33が当該操作者を検出し、システムコントローラ2が、省エネ移行タイマのカウント値をクリアする(ステップS202)。
上記省エネ移行ガイダンスを行ったにもかかわらず、ステップS204で、省エネ移行タイマのカウント値が省エネ移行時間になると、システムコントローラ2は、省エネモードに移行させて、消費電力を削減する(ステップS208)。
このように、本実施例の画像形成装置1は、音声ガイダンスが有効で、かつ、人体検知センサ(ARS)33への電源供給を行っている状態で、省エネ移行タイマが無操作時間の計時を開始して、待ち時間に近い所定の警告時間を計時すると、音声制御部LSI53からスピーカ34までを使用して省エネモードへの移行時間が近づいている旨の警告音声ガイダンスを出力させている。
したがって、人体検知センサ(ARS)33の検知範囲外に移動した視覚障害の操作者に対しても、画像形成装置1の前等の人体検知センサ(ARS)33の検知範囲に戻るだけで、省エネモードに移行することによる不用意なモードクリアを防止することができ、視覚障害者にとってより一層操作性を向上させることができる。
図8は、本発明の画像処理装置の第3実施例を適用した画像形成装置による省エネモード移行制御処理を示すフローチャートである。
なお、本実施例は、上記第1実施例と同様の画像形成装置1と同様の画像形成装置に適用したものであり、本実施例の説明においては、必要に応じて、上記第1実施例の説明で用いた符号をそのまま用いて説明する。
本実施例の画像形成装置1は、音声ガイダンスモードが有効になっている場合に省エネ移行時間が経過する前に、音声ガイダンスにより省エネモードへの移行時間が近づいていることを告知するとともに、当該省エネモード移行が近づいている旨の音声ガイダンス出力後に、操作者がキー操作または人体検知センサ(ARS)33の検知範囲内に移動してきた場合、省エネモード移行ガイダンスの出力を中断するとともに、省エネ移行タイマをクリアした旨の音声ガイダンスを出力する。
すなわち、画像形成装置1は、図8に示すように、音声ガイダンスキー31がオン操作されて、音声ガイダンスモードが有効、すなわち、人体検知センサ(ARS)33に電源が供給されていると、システムコントローラ2が、操作部19のキーが押されたか、または、人体検知センサ(ARS)33がON(人体を検出)したかチェックし(ステップS301)、操作部19のキー操作が行われるか、人体検知センサ(ARS)33がオンすると、画像形成装置1の操作が行われたか、人が近くにいて操作を行おうとしているか、行っている最中であると判断して、省エネ移行ガイダンスを出力中であるかチェックする(ステップS302)。
ステップS302で、省エネ移行ガイダンス出力中でないときには、システムコントローラ2は、そのまま、省エネモードへの移行時間を計時する省エネ移行タイマをクリアして、省エネモードへの移行を行わない(ステップS303)。
ステップS302で、省エネ移行ガイダンスの出力中であると、システムコントローラ2は、省エネ移行ガイダンスの出力を中断するとともに、省エネ移行タイマをクリアした旨の音声ガイダンスを出力し(ステップS304)、省エネ移行タイマをクリアして、省エネモードへの移行を行わない(ステップS303)。
ステップS301で、操作部19でキー操作が行われず、かつ、人体検知センサ(ARS)33の出力もOFF(オフ)のときには、システムコントローラ2は、画像形成装置1の操作が行われず、かつ、人が近くにいないと判断して、省エネ移行タイマをカウントアップし(ステップS305)、省エネ移行タイマのカウント値が予め設定されている所定の省エネ移行時間になったかチェックする(ステップS306)。
ステップS306で、省エネ移行タイマのカウント値が省エネ移行時間になっていないときには、システムコントローラ2は、省エネ移行ガイダンス時間であるかチェックし(ステップS307)、省エネ移行ガイダンス時間でないときには、そのまま処理を終了する。この省エネ移行ガイダンス時間は、例えば、省エネ移行時間よりも数秒から十数秒程度短い時間に設定されている。
ステップS307で、省エネ移行ガイダンス時間であると、システムコントローラ2は、省エネ移行ガイダンス中であるかチェックし(ステップS308)、すでに省エネ移行ガイダンス中であると、そのまま処理を終了する。
ステップS308で、省エネ移行ガイダンス中でないときには、システムコントローラ2は、ROM58等に格納されている省エネ移行ガイダンスの音声データをアナログ信号に変換し、増幅器54で増幅してスピーカ34から拡声出力させる(ステップS309)。この省エネ移行ガイダンスは、省エネ移行ガイダンスは、省エネモードへの移行が近づいている旨の音声ガイダンスである。
そして、この省エネ移行ガイダンスに応じて、音声ガイダンスに応じて操作していた操作者が人体検知センサ(ARS)33の検出可能な範囲に戻ってくると、ステップS301で、人体検知センサ(ARS)33が当該操作者を検出して、ステップS302で、省エネ移行ガイダンスの出力中となるため、システムコントローラ2は、省エネ移行ガイダンスの出力を中断するとともに、省エネ移行タイマをクリアした旨の音声ガイダンスを出力し(ステップS304)、省エネ移行タイマをクリアして、省エネモードへの移行を行わない(ステップS303)。
上記省エネ移行ガイダンスを行ったにもかかわらず、ステップS306で、省エネ移行タイマのカウント値が省エネ移行時間になると、システムコントローラ2は、省エネモードに移行させて、消費電力を削減する(ステップS310)。
このように、本実施例の画像形成装置1は、警告音声ガイダンスを出力中に、人体検知センサ(ARS)33が人体を検知すると、省エネ移行タイマの無操作時間の計時をクリアするとともに、音声制御部LSI53からスピーカ34に当該省エネ移行タイマの計時をクリアした旨の音声ガイダンスを出力させている。
したがって、省エネ移行タイマがクリアされたことを分かるようにすることができ、視覚障害者にとってより一層操作性を向上させることができる。
以上、本発明者によってなされた発明を好適な実施例に基づき具体的に説明したが、本発明は上記のものに限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変更可能であることはいうまでもない。
例えば、省電力化の観点から健常者使用モード(通常モード)と音声ガイダンスモードでは、低電力モードへの移行タイマの計時時間を別設定可能とし、通常モードでは、待機電力の低減を主にした設定ができるようにしてもよい。
省エネモードを備え、視覚障害者のための音声ガイダンス機能を備えた機器一般に、人体検知手段を設けることで、適用することができる。
本発明の画像処理装置の第1実施例を適用した画像形成装置のブロック構成図。 図1の画像形成装置の操作部の平面図。 図2の操作部の回路ブロック構成図。 図3のARS電源制御部及び人体検知センサの回路図。 図1の画像形成装置による省エネモード移行制御処理を示すフローチャート。 電源キーと音声ガイダンスキーによる省エネモードからの復帰モードの説明図。 本発明の画像処理装置の第2実施例を適用した画像形成装置による省エネモード移行制御処理を示すフローチャート。 本発明の画像処理装置の第3実施例を適用した画像形成装置による省エネモード移行制御処理を示すフローチャート。
符号の説明
1 画像形成装置
2 システムコントローラ
3 エンジンコントローラ
4 I/Oコントローラ
5 FAXコントローラ
6 操作部コントローラ
11 PSU
11a 第1変換部
11b 第2変換部
12 ハードディスク
13 読取制御部
14 書込制御部
15 定着部
16 各部
17 表示デバイス部
18 各種キー入力部
19 操作部
21 タッチパネル付きLCD
21a LCD
21b タッチパネル
22 電源キー
23 スタートキー
24 クリア/ストップキー
25 テンキー
26 割り込みキー
27 予熱キー
28 プログラムキー
29 アプリ切換キー
30 初期設定キー
31 音声ガイダンスキー
32 アラート表示部
33 人体検知センサ(ARS)
33a LED
33b フォトトランジスタ
34 スピーカ
41 LEDマトリクス
42 キーマトリクス
51 CPU
52 ARS電源制御部
53 音声制御部LSI
54 増幅器
55 LCD/タッチパネルコントローラ
56 VRAM
57 ドライバ
58 ROM
59 RAM
60 CPUバス
Tr1 トランジスタ
R1 バイアス抵抗

Claims (4)

  1. 各種設定操作を行う操作手段と、前記操作手段での設定操作等の画像処理に必要な各種操作を行うための音声ガイダンスを行う音声ガイダンス手段と、前記音声ガイダンス手段による音声ガイダンスの有効/無効を切り換える音声ガイダンスキーと、を備え、当該音声ガイダンスキーで音声ガイダンスが有効に設定されると、前記音声ガイダンス手段で音声ガイダンスを行って、当該音声ガイダンスに従って、前記操作手段で設定操作された操作内容に応じて各種画像処理を行うとともに、前記操作手段の操作等の画像処理に必要な操作が行われない無操作時間を省エネ移行タイマで計時して、当該省エネ移行タイマが所定の待ち時間を計時すると、消費電力の削減を行う省エネモードに移行する画像処理装置であって、所定範囲の人体を検知する人体検知手段を設け、前記音声ガイダンスキーで前記音声ガイダンスが有効に切り換えられると、前記人体検知手段に電源を供給して、人体の有無の検知を行うとともに、前記省エネ移行タイマが前記無操作時間の計時を開始しているときに、当該人体検知手段が人体を検知すると、当該省エネ移行タイマの計時をクリアすることを特徴とする画像処理装置。
  2. 前記操作手段は、少なくとも前記省エネモードからの復帰を指示操作する省エネ復帰キーを備え、前記画像処理装置は、当該省エネ復帰キーの操作に基づいて前記省エネモードから復帰させるとともに、前記音声ガイダンスキーの操作によっても前記省エネモードから復帰させ、かつ、当該音声ガイダンスキーの操作による前記省エネモードからの復帰時には、前記人体検知手段への電源の供給を開始する状態で復帰させることを特徴とする請求項1記載の画像処理装置。
  3. 前記画像処理装置は、前記音声ガイダンスが有効で、かつ、前記人体検知手段への電源供給を行っている状態で、前記省エネ移行タイマが前記無操作時間の計時を開始して、前記待ち時間に近い所定の警告時間を計時すると、前記音声ガイダンス手段に前記省エネモードへの移行時間が近づいている旨の警告音声ガイダンスを出力させることを特徴とする請求項1または請求項2記載の画像処理装置。
  4. 前記画像処理装置は、前記警告音声ガイダンスを出力中に、前記人体検知手段が人体を検知すると、前記省エネ移行タイマの前記無操作時間の計時をクリアするとともに、前記音声ガイダンス手段に当該省エネ移行タイマの計時をクリアした旨の音声ガイダンスを出力させることを特徴とする請求項3記載の画像処理装置。
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