JP2005083606A - フィン付き熱交換器およびその製造方法 - Google Patents
フィン付き熱交換器およびその製造方法 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2005083606A JP2005083606A JP2003313330A JP2003313330A JP2005083606A JP 2005083606 A JP2005083606 A JP 2005083606A JP 2003313330 A JP2003313330 A JP 2003313330A JP 2003313330 A JP2003313330 A JP 2003313330A JP 2005083606 A JP2005083606 A JP 2005083606A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- heat exchanger
- fin
- heat transfer
- fins
- side heat
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Images
Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F28—HEAT EXCHANGE IN GENERAL
- F28F—DETAILS OF HEAT-EXCHANGE AND HEAT-TRANSFER APPARATUS, OF GENERAL APPLICATION
- F28F1/00—Tubular elements; Assemblies of tubular elements
- F28F1/10—Tubular elements and assemblies thereof with means for increasing heat-transfer area, e.g. with fins, with projections, with recesses
- F28F1/12—Tubular elements and assemblies thereof with means for increasing heat-transfer area, e.g. with fins, with projections, with recesses the means being only outside the tubular element
- F28F1/24—Tubular elements and assemblies thereof with means for increasing heat-transfer area, e.g. with fins, with projections, with recesses the means being only outside the tubular element and extending transversely
- F28F1/32—Tubular elements and assemblies thereof with means for increasing heat-transfer area, e.g. with fins, with projections, with recesses the means being only outside the tubular element and extending transversely the means having portions engaging further tubular elements
- F28F1/325—Fins with openings
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F28—HEAT EXCHANGE IN GENERAL
- F28F—DETAILS OF HEAT-EXCHANGE AND HEAT-TRANSFER APPARATUS, OF GENERAL APPLICATION
- F28F1/00—Tubular elements; Assemblies of tubular elements
- F28F1/10—Tubular elements and assemblies thereof with means for increasing heat-transfer area, e.g. with fins, with projections, with recesses
- F28F1/12—Tubular elements and assemblies thereof with means for increasing heat-transfer area, e.g. with fins, with projections, with recesses the means being only outside the tubular element
- F28F1/24—Tubular elements and assemblies thereof with means for increasing heat-transfer area, e.g. with fins, with projections, with recesses the means being only outside the tubular element and extending transversely
- F28F1/32—Tubular elements and assemblies thereof with means for increasing heat-transfer area, e.g. with fins, with projections, with recesses the means being only outside the tubular element and extending transversely the means having portions engaging further tubular elements
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F24—HEATING; RANGES; VENTILATING
- F24F—AIR-CONDITIONING; AIR-HUMIDIFICATION; VENTILATION; USE OF AIR CURRENTS FOR SCREENING
- F24F1/00—Room units for air-conditioning, e.g. separate or self-contained units or units receiving primary air from a central station
- F24F1/0007—Indoor units, e.g. fan coil units
- F24F1/0059—Indoor units, e.g. fan coil units characterised by heat exchangers
- F24F1/0067—Indoor units, e.g. fan coil units characterised by heat exchangers by the shape of the heat exchangers or of parts thereof, e.g. of their fins
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F28—HEAT EXCHANGE IN GENERAL
- F28F—DETAILS OF HEAT-EXCHANGE AND HEAT-TRANSFER APPARATUS, OF GENERAL APPLICATION
- F28F2215/00—Fins
- F28F2215/08—Fins with openings, e.g. louvers
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Physics & Mathematics (AREA)
- Thermal Sciences (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Combustion & Propulsion (AREA)
- Geometry (AREA)
- Air Filters, Heat-Exchange Apparatuses, And Housings Of Air-Conditioning Units (AREA)
Abstract
【解決手段】前面側熱交換器20および背面側熱交換器40はそれぞれ所定の間隔で平行に並べられた多数のフィン21,41と、これら各フィンに略直角に挿入されて内部を冷媒が流動する多数の伝熱管11とから構成され、前面側熱交換器におけるフィンを、その風上前縁22,23および風下後縁32,33がそれぞれが同じ鈍角をなす2本の直線部並びにこれら2本の直線の間を結ぶ1本の曲線部24,34により略くの字状に形成するとともに、このフィンの直線状の風上前縁と直線状の風下後縁とで挟まれた二つの領域のうち、貫流送風機5に近い側の領域における風上前縁と風下後縁との距離Bを、貫流送風機から遠い側の領域における風上前縁と風下後縁との距離Aよりも短くしたものである。
【選択図】 図2
Description
前記吸込み口から貫流送風機までの風回路の途中または貫流送風機から吹出し口までの風回路の途中に配置される前面側熱交換器と背面側熱交換器とから構成され、
前記前面側熱交換器および前記背面側熱交換器はそれぞれ所定の間隔で平行に並べられてその間を気体が流動する多数のフィンと、このフィンに略直角に挿入されて内部を冷媒が流動する多数の伝熱管とから構成され、
前記前面側熱交換器におけるフィンを、その風上前縁および風下後縁がそれぞれが同じ鈍角をなす2本の直線部並びにこれら2本の直線の間を結ぶ1本の曲線部により、略くの字状に形成するとともに、
略くの字状に形成された前記フィンの直線状の風上前縁と直線状の風下後縁とで挟まれた二つの領域のうち、貫流送風機に近い側の領域における風上前縁と風下後縁との距離を、貫流送風機から遠い側の領域における風上前縁と風下後縁との距離よりも短くしたものである。
また、請求項4に係るフィン付き熱交換器は、請求項1乃至3のいずれか一項に記載の熱交換器において、前面側熱交換器におけるフィンの曲線部を円弧状としたものである。
且つ大きい方の外径の伝熱管を、気体の流れの最も風上の列に配置するとともに、当該フィン付き熱交換器を凝縮器またはガスクーラーとして使用する際の冷媒出口寄りの伝熱管として、または蒸発器として使用する際の冷媒入口寄りの伝熱管として、1パスを用い、
小さい方の外径の伝熱管については、当該フィン付き熱交換器を凝縮器またはガスクーラーとして使用する際には、大きい方の外径の前記伝熱管より冷媒上流側の伝熱管として、または蒸発器として使用する際には、大きい方の外径の伝熱管より冷媒下流側の伝熱管として、4パスを用いて、それぞれ冷媒を流すようにしたものである。
且つ大きい方の外径の前記伝熱管を、気体の流れの最も風下の列に配置するとともに、当該フィン付き熱交換器を凝縮器若しくはガスクーラーとして使用する際の冷媒入口寄りの伝熱管、または蒸発器として使用する際の冷媒出口寄りの伝熱管として用い、
小さい方の外径の前記伝熱管については、当該フィン付き熱交換器を凝縮器若しくはガスクーラーとして使用する際には、大きい方の外径の前記伝熱管より冷媒下流側の伝熱管として、または蒸発器として使用する際には、大きい方の外径の前記伝熱管より冷媒上流側の伝熱管として、それぞれ2パスを用いて冷媒を流すようにしたものである。
前面側熱交換器におけるフィンの直線状の風上前縁と直線状の風下後縁とで挟まれた二つの領域のうち貫流送風機に近い側の領域および当該フィンの曲線状の風上前縁と曲線状の風下側後縁とで挟まれた領域を、蒸発器として用いるようにしたものである。
これら各切り起こしの伝熱管寄りの立ち上がり部を伝熱管の円周に概略沿う方向で形成するとともに、前記各切り起こしの列方向の幅に対する前記列方向に隣接する切り起こし間の幅の比を約2〜約2.5としたものである。
前記前面側熱交換器におけるフィンの上端部と前記背面側熱交換器におけるフィンの上端部とが繋がった状態のフィンに形成された伝熱管を挿入するためのフィンカラーの、気体の主流方向に対して直角方向となる段方向に対するピッチについては、
前記前面側熱交換器と前記背面側熱交換器との境界部で隣接する箇所のフィンカラーの配置ピッチが、他の段方向での配置ピッチよりも短くなるようにしたものである。
前記前面側熱交換器におけるフィンの上端部と前記背面側熱交換器における前記フィンの上端部とが境界部で繋がった状態の1枚のフィンとして連続的にプレス加工して得られたフィンを多数積層した後、伝熱管を挿通し、
次に前記各フィンを前記前面側熱交換器と前記背面側熱交換器との境界部で切断して、前記前面側熱交換器と前記背面側熱交換器とに分離する方法である。
前記前面側熱交換器におけるフィンの上端部と前記背面側熱交換器におけるフィンの上端部とが境界部で繋がった状態の1枚のフィンとして連続的にプレス加工する際に、
伝熱管を挿入するためのフィンカラーのピッチが、前記前面側熱交換器と前記背面側熱交換器とにそれぞれ形成されたフィンカラーの段方向に隣接する部分について、他の段方向のピッチよりも短く形成されたフィンを、多数積層した後、各フィンカラーに伝熱管を挿通し、
次に前記フィンを前記前面側熱交換器と前記背面側熱交換器とに分離する方法である。
以下、本発明の実施の形態に係るフィン付き熱交換器およびその製造方法について、図面を参照しながら説明する。
図1に示すように、この空気調和機の室内ユニット1の筐体2には、前面と上面とに吸込み口3a、3bが設けられ、また下面に吹出し口4が設けられ、筐体2内には、貫流送風機5とフィン付き熱交換器10とが収納されている。
図2は実施の形態に係るフィン付き熱交換器の前面側熱交換器20のフィン21と背面側熱交換器40のフィン41の側面図、図3はその前面側熱交換器20のフィン21の要部拡大側面図である。図4は、図2のフィン付き熱交換器の前面側熱交換器20のフィン21および背面側熱交換器40のフィン41の上端部同士が境界部で繋がった状態の1枚のフィン13として連続的にプレス加工してできるフィンを2枚、プレスの送り方向に連続して並べたイメージを示す側面図である。
図4に示すように、前面側熱交換器20のフィン21と背面側熱交換器40のフィン41とが繋がった状態の1枚のフィンとして連続的にプレス加工して製造されたフィン13が多数積層され、フィンカラー12を通して伝熱管11が挿入(挿通)され、その後、フィンカラー12と伝熱管11とを密着させるために、伝熱管11を拡管し、そしてフィン13を前面側熱交換器20と背面側熱交換器40との境界部で切断して、前面側熱交換器20と背面側熱交換器40とに分離する。
これら前面側熱交換器20および背面側熱交換器40のフィン21、41は、上述したように、それぞれ上端部同士が境界部で繋がった状態の1枚のフィン13として連続的にプレス加工して製造され、そしてこのフィン13を多数積層させた後、フィンカラー12に伝熱管11を挿入(挿通)して拡管し、前面側熱交換器20と前記背面側熱交換器40とがフィン13(21、41)で繋がった状態で製造し、次に前面側熱交換器20と背面側熱交換器40とをそのフィン21、41同士の境界部分で切断して、前面側熱交換器20と背面側熱交換器40とに分離して製造が行われる。
2 筐体
3a、3b 吸込み口
4 吹出し口
5 貫流送風機
10 フィン付き熱交換器
11、11a、11b、11c、11d 伝熱管
12 フィンカラー
13、21、41 フィン
17、19 切り込み
18 切断しない部分
20 前面側熱交換器
22、23、42 直線状の風上前縁
32、33、43 直線状の風下後縁
24 曲線状の風上前縁
34 曲線状の風下後縁
40 背面側熱交換器
141、151、161、142、152 切り起こし
141a、151a、161a、142a、152a 立ち上がり部
Claims (22)
- 前面側に吸込み口がおよび下面側に吹出し口がそれぞれ設けられた筐体とこの筐体に収納される貫流送風機とから風回路を構成する空気調和機の室内ユニットに搭載されるフィン付き熱交換器であって、
前記吸込み口から貫流送風機までの風回路の途中または貫流送風機から吹出し口までの風回路の途中に配置される前面側熱交換器と背面側熱交換器とから構成され、
前記前面側熱交換器および前記背面側熱交換器はそれぞれ所定の間隔で平行に並べられてその間を気体が流動する多数のフィンと、このフィンに略直角に挿入されて内部を冷媒が流動する多数の伝熱管とから構成され、
前記前面側熱交換器におけるフィンを、その風上前縁および風下後縁がそれぞれが同じ鈍角をなす2本の直線部並びにこれら2本の直線の間を結ぶ1本の曲線部により、略くの字状に形成するとともに、
略くの字状に形成された前記フィンの直線状の風上前縁と直線状の風下後縁とで挟まれた二つの領域のうち、貫流送風機に近い側の領域における風上前縁と風下後縁との距離を、貫流送風機から遠い側の領域における風上前縁と風下後縁との距離よりも短くしたことを特徴とするフィン付き熱交換器。 - 貫流送風機に近い側の領域における風上前縁と風下後縁との距離を20〜23mmにするとともに、貫流送風機から遠い側の領域における風上前縁と風下後縁との距離を24〜27mmにしたことを特徴とする請求項1に記載のフィン付き熱交換器。
- 前面側熱交換器におけるフィンの曲線部を同じ形状としたことを特徴とする請求項1または2に記載のフィン付き熱交換器。
- 前面側熱交換器におけるフィンの曲線部を円弧状としたことを特徴とする請求項1乃至3のいずれか一項に記載のフィン付き熱交換器。
- 背面側熱交換器におけるフィンの風上前縁および風下後縁を互いに平行な直線で構成するとともに、当該フィンの風上前縁と風下後縁との距離を、前面側熱交換器におけるフィンの直線状の風上前縁と直線状の風下後縁とで挟まれた二つの領域のうち、貫流送風機から遠い側の領域における風上前縁と風下後縁との距離に等しくしたことを特徴とする請求項1乃至4のいずれか一項に記載のフィン付き熱交換器。
- 前面側熱交換器におけるフィンの直線状の風上前縁と直線状の風下後縁とで挟まれた二つの領域のうち、貫流送風機から遠い側の領域のフィン部に挿入される伝熱管および背面側熱交換器におけるフィンの風上前縁の直線部と風下後縁の直線部とで挟まれた部分に挿入される伝熱管の外径を4〜6.4mmにするとともに、気体の主流方向に沿う列方向に伝熱管を3列で配置し、前記気体の主流方向に直角方向である段方向の伝熱管の配置ピッチを14.5〜16mmにしたことを特徴とする請求項1乃至5のいずれか一項に記載のフィン付き熱交換器。
- 前面側熱交換器におけるフィンの直線状の風上前縁と直線状の風下後縁とで挟まれた二つの領域のうち、貫流送風機から遠い側の領域のフィン部に挿入される伝熱管および背面側熱交換器におけるフィンの風上前縁の直線部と風下後縁の直線部とで挟まれた部分に挿入される伝熱管を2種類の外径の伝熱管で構成し、
且つ大きい方の外径の伝熱管を、気体の流れの最も風上の列に配置するとともに、当該フィン付き熱交換器を凝縮器またはガスクーラーとして使用する際の冷媒出口寄りの伝熱管として、または蒸発器として使用する際の冷媒入口寄りの伝熱管として、1パスを用い、
小さい方の外径の伝熱管については、当該フィン付き熱交換器を凝縮器またはガスクーラーとして使用する際には、大きい方の外径の前記伝熱管より冷媒上流側の伝熱管として、または蒸発器として使用する際には、大きい方の外径の伝熱管より冷媒下流側の伝熱管として、4パスを用いて、それぞれ冷媒を流すようにしたことを特徴とする請求項6に記載のフィン付き熱交換器。 - 前面側熱交換器におけるフィンの直線状の風上前縁と直線状の風下後縁とで挟まれた二つの領域のうち貫流送風機に近い側の領域のフィン部に挿入される伝熱管、および当該フィンの曲線状の風上前縁と曲線状の風下後縁とで挟まれた領域の部分に挿入される伝熱管の外径をそれぞれ6.5〜8.5mmとし、気体の主流方向に沿う方向となる列方向に前記伝熱管を2列配置し、前記気体の主流方向に直角方向となる段方向の前記伝熱管の配置ピッチを16〜22mmとしたことを特徴とする請求項1乃至5のいずれか一項に記載のフィン付き熱交換器。
- 前面側熱交換器におけるフィンの曲線状の風上前縁と曲線状の風下側後縁とで挟まれた領域の部分に挿入される伝熱管の段方向の配置ピッチについては、気体の流れの風上側の列のほうが風下側の列に比べて同等以下となるようにしたことを特徴とする請求項8に記載のフィン付き熱交換器。
- 前面側熱交換器におけるフィンの直線状の風上前縁と直線状の風下後縁とで挟まれた二つの領域のうち貫流送風機に近い側の領域のフィン部および当該フィンの曲線状の風上前縁と曲線状の風下後縁とで挟まれた領域の部分にそれぞれ挿入される伝熱管を2種類の外径の伝熱管で構成し、
且つ大きい方の外径の前記伝熱管を、気体の流れの最も風下の列に配置するとともに、当該フィン付き熱交換器を凝縮器若しくはガスクーラーとして使用する際の冷媒入口寄りの伝熱管、または蒸発器として使用する際の冷媒出口寄りの伝熱管として用い、
小さい方の外径の前記伝熱管については、当該フィン付き熱交換器を凝縮器若しくはガスクーラーとして使用する際には、大きい方の外径の前記伝熱管より冷媒下流側の伝熱管として、または蒸発器として使用する際には、大きい方の外径の前記伝熱管より冷媒上流側の伝熱管として、それぞれ2パスを用いて冷媒を流すようにしたことを特徴とする請求項8または9に記載のフィン付き熱交換器。 - 伝熱管とフィンの風上前縁または風下後縁との最短距離を、1.8mm以上としたことを特徴とする請求項1乃至10のいずれか一項に記載のフィン付き熱交換器。
- 段方向において再熱器と蒸発器とに分けて使用し除湿運転を行う場合、前面側熱交換器におけるフィンの直線状の風上前縁と直線状の風下後縁とで挟まれた二つの領域のうち貫流送風機から遠い側の領域および背面側熱交換器を、再熱器として用い、
前面側熱交換器におけるフィンの直線状の風上前縁と直線状の風下後縁とで挟まれた二つの領域のうち貫流送風機に近い側の領域および当該フィンの曲線状の風上前縁と曲線状の風下側後縁とで挟まれた領域を、蒸発器として用いることを特徴とする請求項1乃至11のいずれか一項に記載のフィン付き熱交換器。 - 段方向に隣接する伝熱管の間のフィン表面に気体の主流方向に開口する複数の切り起こしを設け、
これら各切り起こしの伝熱管寄りの立ち上がり部を伝熱管の円周に概略沿う方向で形成するとともに、前記各切り起こしの列方向の幅に対する前記列方向に隣接する切り起こし間の幅の比を約2〜約2.5としたことを特徴とする請求項1乃至12のいずれか一項に記載のフィン付き熱交換器。 - 切り起こしの高さを、隣接するフィン同士のピッチの約1/4〜約3/4にしたことを特徴とする請求項13に記載のフィン付き熱交換器。
- 切り起こしの高さを、当該フィン付き熱交換器が貫流送風機に接近する風速が大きい領域については、隣接するフィン同士のピッチの約1/2にするとともに、他方の領域については隣接するフィン同士のピッチの約3/4としたことを特徴とする請求項13または14に記載のフィン付き熱交換器。
- 切り起こしと、フィンの風上前縁または風下後縁との最短距離を、1.8mm以上としたことを特徴とする請求項13乃至15のいずれか一項に記載のフィン付き熱交換器。
- 列方向に隣接する2つの伝熱管の間において、内部を流れる冷媒同士に温度差がある場合、前記2つの伝熱管の列間中央部のフィンに、段方向に概略沿う方向で切り込みを設けたことを特徴とする請求項1乃至16のいずれか一項に記載のフィン付き熱交換器。
- 段方向に再熱器と蒸発器とに分けて使用し除湿運転を行う場合、再熱器の領域と蒸発器の領域との間のフィン部に、切断しない部分をごくわずかに残して切断する切り込みを設けたことを特徴とする請求項1乃至17のいずれか一項に記載のフィン付き熱交換器。
- 伝熱管の内部を流動する冷媒として、HFC冷媒、HC冷媒および二酸化炭素のいずれか一つを用いたことを特徴とする請求項1乃至18のいずれか一項に記載のフィン付き熱交換器。
- 前面側熱交換器におけるフィンの上端部と背面側熱交換器におけるフィンの上端部とが繋がった状態で製造される請求項1乃至19のいずれか一項に記載のフィン付き熱交換器であって、
前記前面側熱交換器におけるフィンの上端部と前記背面側熱交換器におけるフィンの上端部とが繋がった状態のフィンに形成された伝熱管を挿入するためのフィンカラーの、気体の主流方向に対して直角方向となる段方向に対するピッチについては、
前記前面側熱交換器と前記背面側熱交換器との境界部で隣接する箇所のフィンカラーの配置ピッチが、他の段方向での配置ピッチよりも短くなるようにしたことを特徴とするフィン付き熱交換器。 - 前面側熱交換器および背面側熱交換器を具備した請求項1乃至19のいずれか一項に記載のフィン付き熱交換器の製造方法であって、
前記前面側熱交換器におけるフィンの上端部と前記背面側熱交換器における前記フィンの上端部とが境界部で繋がった状態の1枚のフィンとして連続的にプレス加工して得られたフィンを多数積層した後、伝熱管を挿通し、
次に前記各フィンを前記前面側熱交換器と前記背面側熱交換器との境界部で切断して、前記前面側熱交換器と前記背面側熱交換器とに分離することを特徴とするフィン付き熱交換器の製造方法。 - 前面側熱交換器および背面側熱交換器とを具備した請求項20に記載のフィン付き熱交換器の製造方法であって、
前記前面側熱交換器におけるフィンの上端部と前記背面側熱交換器におけるフィンの上端部とが境界部で繋がった状態の1枚のフィンとして連続的にプレス加工する際に、
伝熱管を挿入するためのフィンカラーのピッチが、前記前面側熱交換器と前記背面側熱交換器とにそれぞれ形成されたフィンカラーの段方向に隣接する部分について、他の段方向のピッチよりも短く形成されたフィンを、多数積層した後、各フィンカラーに伝熱管を挿通し、
次に前記フィンを前記前面側熱交換器と前記背面側熱交換器とに分離することを特徴とするフィン付き熱交換器の製造方法。
Priority Applications (4)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003313330A JP4511143B2 (ja) | 2003-09-05 | 2003-09-05 | フィン付き熱交換器およびその製造方法 |
KR1020067000976A KR100740180B1 (ko) | 2003-09-05 | 2004-08-30 | 핀이 부착된 열교환기 및 그 제조방법 |
CNB2004800224717A CN100398917C (zh) | 2003-09-05 | 2004-08-30 | 带翅片热交换器及其制造方法 |
PCT/JP2004/012889 WO2005024309A1 (ja) | 2003-09-05 | 2004-08-30 | フィン付き熱交換器およびその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003313330A JP4511143B2 (ja) | 2003-09-05 | 2003-09-05 | フィン付き熱交換器およびその製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2005083606A true JP2005083606A (ja) | 2005-03-31 |
JP4511143B2 JP4511143B2 (ja) | 2010-07-28 |
Family
ID=34269767
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2003313330A Expired - Fee Related JP4511143B2 (ja) | 2003-09-05 | 2003-09-05 | フィン付き熱交換器およびその製造方法 |
Country Status (4)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP4511143B2 (ja) |
KR (1) | KR100740180B1 (ja) |
CN (1) | CN100398917C (ja) |
WO (1) | WO2005024309A1 (ja) |
Cited By (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007101111A (ja) * | 2005-10-06 | 2007-04-19 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | フィン付き熱交換器 |
JP2007113846A (ja) * | 2005-10-20 | 2007-05-10 | Toshiba Kyaria Kk | 熱交換器と、空気調和機の室内機 |
JP2007247918A (ja) * | 2006-03-14 | 2007-09-27 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | フィン付き熱交換器 |
JP2007255812A (ja) * | 2006-03-24 | 2007-10-04 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | フィン付き熱交換器及び空気調和機 |
JP2009236324A (ja) * | 2008-03-25 | 2009-10-15 | Toshiba Carrier Corp | 熱交換器の製造方法と、空気調和機の室内機 |
JP2010096480A (ja) * | 2008-10-20 | 2010-04-30 | Toshiba Carrier Corp | 空気調和機の室内機 |
WO2011111602A1 (ja) * | 2010-03-09 | 2011-09-15 | 東芝キヤリア株式会社 | 空気調和機 |
WO2021161729A1 (ja) * | 2020-02-10 | 2021-08-19 | パナソニックIpマネジメント株式会社 | 熱交換器およびそれを用いた空気調和機 |
Families Citing this family (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN101907374B (zh) * | 2010-07-23 | 2012-07-18 | 广东美的电器股份有限公司 | 翅片管式换热器及其制作方法 |
CN102818401A (zh) * | 2012-08-06 | 2012-12-12 | 海信科龙电器股份有限公司 | 全铝空调器换热器 |
CN103900153B (zh) * | 2012-12-28 | 2018-06-15 | 松下电器产业株式会社 | 空气调节器 |
CN103900152B (zh) * | 2012-12-28 | 2018-08-03 | 松下电器产业株式会社 | 空气调节器 |
CN105444398A (zh) * | 2015-11-26 | 2016-03-30 | 珠海格力电器股份有限公司 | 一种空调室内机及空调器 |
CN108443962B (zh) * | 2018-02-09 | 2024-02-23 | 青岛海尔空调器有限总公司 | 用于环形空调室内机的换热器及环形空调室内机 |
CN108458621B (zh) * | 2018-04-03 | 2019-09-20 | 珠海格力电器股份有限公司 | 翅片、换热器及空调器 |
WO2021077649A1 (zh) * | 2019-10-23 | 2021-04-29 | 广东美的暖通设备有限公司 | 换热器翅片、换热器、室内机和空调器 |
CN113758360A (zh) * | 2020-06-01 | 2021-12-07 | 广东美的暖通设备有限公司 | 换热翅片、换热器以及空调装置 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH07233956A (ja) * | 1994-02-21 | 1995-09-05 | Toshiba Corp | 空気調和機 |
Family Cites Families (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH05164348A (ja) * | 1991-12-16 | 1993-06-29 | Hitachi Ltd | 空気調和機 |
JP3071353B2 (ja) * | 1994-01-18 | 2000-07-31 | 東芝キヤリア株式会社 | 空気調和機の室内ユニット |
KR100452028B1 (ko) * | 1999-08-31 | 2004-10-08 | 도시바 캐리어 가부시키 가이샤 | 공조기용 실내 유닛 |
JP4495370B2 (ja) * | 2001-08-28 | 2010-07-07 | 東芝キヤリア株式会社 | 空気調和機 |
-
2003
- 2003-09-05 JP JP2003313330A patent/JP4511143B2/ja not_active Expired - Fee Related
-
2004
- 2004-08-30 WO PCT/JP2004/012889 patent/WO2005024309A1/ja active Application Filing
- 2004-08-30 KR KR1020067000976A patent/KR100740180B1/ko not_active IP Right Cessation
- 2004-08-30 CN CNB2004800224717A patent/CN100398917C/zh not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH07233956A (ja) * | 1994-02-21 | 1995-09-05 | Toshiba Corp | 空気調和機 |
Cited By (10)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007101111A (ja) * | 2005-10-06 | 2007-04-19 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | フィン付き熱交換器 |
JP4725277B2 (ja) * | 2005-10-06 | 2011-07-13 | パナソニック株式会社 | フィン付き熱交換器 |
JP2007113846A (ja) * | 2005-10-20 | 2007-05-10 | Toshiba Kyaria Kk | 熱交換器と、空気調和機の室内機 |
JP2007247918A (ja) * | 2006-03-14 | 2007-09-27 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | フィン付き熱交換器 |
JP2007255812A (ja) * | 2006-03-24 | 2007-10-04 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | フィン付き熱交換器及び空気調和機 |
JP2009236324A (ja) * | 2008-03-25 | 2009-10-15 | Toshiba Carrier Corp | 熱交換器の製造方法と、空気調和機の室内機 |
JP2010096480A (ja) * | 2008-10-20 | 2010-04-30 | Toshiba Carrier Corp | 空気調和機の室内機 |
WO2011111602A1 (ja) * | 2010-03-09 | 2011-09-15 | 東芝キヤリア株式会社 | 空気調和機 |
JPWO2011111602A1 (ja) * | 2010-03-09 | 2013-06-27 | 東芝キヤリア株式会社 | 空気調和機 |
WO2021161729A1 (ja) * | 2020-02-10 | 2021-08-19 | パナソニックIpマネジメント株式会社 | 熱交換器およびそれを用いた空気調和機 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
CN100398917C (zh) | 2008-07-02 |
KR20060056945A (ko) | 2006-05-25 |
KR100740180B1 (ko) | 2007-07-16 |
JP4511143B2 (ja) | 2010-07-28 |
WO2005024309A1 (ja) | 2005-03-17 |
CN1833142A (zh) | 2006-09-13 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP4725277B2 (ja) | フィン付き熱交換器 | |
JP4511143B2 (ja) | フィン付き熱交換器およびその製造方法 | |
EP2314972B1 (en) | Heat exchanger | |
US5730214A (en) | Heat exchanger cooling fin with varying louver angle | |
US7182127B2 (en) | Heat exchanger | |
KR20110033198A (ko) | 튜브의 직경이 감소된 튜브와 핀형 열교환기의 제조 방법 및 이에 의해 제조된 최적화된 핀 | |
JP5417718B2 (ja) | 熱交換器 | |
JPH09133488A (ja) | フィン付き熱交換器 | |
JP2008121950A (ja) | フィン付き熱交換器 | |
JP2002062076A (ja) | 細径管型熱交換器 | |
JP4876660B2 (ja) | フィン付き熱交換器及び空気調和機 | |
JP2008215694A (ja) | フィン付き熱交換器 | |
JP4760542B2 (ja) | 熱交換器 | |
JP2004019999A (ja) | フィン付き熱交換器およびその製造方法 | |
JP2011043251A (ja) | フィン付き熱交換器 | |
JP2006162183A (ja) | フィン付き熱交換器 | |
JP2009168317A (ja) | 熱交換器及び空気調和機 | |
JP2006097953A (ja) | フィン付き熱交換器 | |
JP4179137B2 (ja) | フィン付き熱交換器 | |
WO2003071216A1 (fr) | Échangeur de chaleur, procédé de fabrication et climatiseur | |
JP2008121920A (ja) | フィン付き熱交換器 | |
WO2021161729A1 (ja) | 熱交換器およびそれを用いた空気調和機 | |
JP5921053B2 (ja) | 熱交換器用ルーバ式波型インサート | |
JP2010139115A (ja) | 熱交換器及び熱交換器ユニット | |
JP3769179B2 (ja) | フィン付き熱交換器 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20060525 |
|
RD04 | Notification of resignation of power of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424 Effective date: 20080430 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20090825 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20091023 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20100406 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20100506 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130514 Year of fee payment: 3 |
|
R151 | Written notification of patent or utility model registration |
Ref document number: 4511143 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130514 Year of fee payment: 3 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130514 Year of fee payment: 3 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140514 Year of fee payment: 4 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |