JP2005082356A - フォークリフトのルーフカバー - Google Patents

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Abstract

【目的】 ルーフ全体をヘッドガードから取外さずに揚上機によりバッテリの積み下ろしができる上、雨漏りを確実に防止できるようにしたフォークリフトのルーフカバーを提供することを目的とする。
【構成】 ヘッドガード5の上側に固定される硬質のルーフ板11にバッテリ積み下ろし用切欠き部12を形成する。この切欠き部12に符合する硬質の蓋体13を設ける。ルーフ板11をヘッドガード5から分解せずに、蓋体13を脱着したり、開閉したりすることにより上記切欠き部12を開放して、揚上機でバッテリの積み下ろしをする。ルーフ板11と蓋体13とが硬質であるので雨仕舞が簡単で確実にでき、運転席への雨漏りを確実に防止できる。
【選択図】 図1

Description

本発明は、フォークリフトのルーフカバーに関する。
カウンタバランス型フォークリフトにおいては、バッテリをホイスト、クレーンなどの揚上機を用いて積み下ろしするためにヘッドガードの車幅方向の一方端から車体幅方向3分の2程度の幅にわたって、該ヘッドガードのサイドフレーム及び前後方向の桟(ラテラルビーム)を取除いて、いわゆるバッテリ積み降ろし用切欠き部が形成される。
又、このバッテリ積み下ろし用切欠き部を形成した上記ヘッドガードの上側に雨避けのためにルーフカバーを設ける技術が次掲の特許文献1及び特許文献2に記載されている。
特開平10−7396号公報 特開2002−220193号公報
特許文献1に記載されている従来技術によれば、ルーフカバーのルーフ板にヘッドガードのバッテリ積み下ろし用切欠き部に対応する切欠きがないので、バッテリの積み下ろしをするためにルーフカバーをヘッドガードから分解する必要があり、作業性が悪いという問題がある。
特許文献2に記載された従来技術によれば、キャンバスルーフとその一部領域とがファスナ、スナップなどで連結されるので、雨水が漏って運転者にかかるという問題がある。又、キャンバスルーフを1枚物にして、キャンバスルーフをその全長にわたって車幅方向に巻上げる作業は作業性が悪い。
本発明は、これら従来技術の課題を解消し、バッテリの積み下ろし作業の作業性を高めることができる上、運転席への雨漏りを確実に防止できるようにしたフォークリフトのルーフカバーを提供することを目的とする。
本発明は、この目的を達成するため、ヘッドガードの上側に固定されるフォークリフトのルーフカバーにおいて、バッテリ積み下ろし用切欠き部が形成された硬質のルーフ板と、該ルーフ板の切欠き部に符合するとともに該ルーフ板に対し脱着可能な又は開閉可能な硬質の蓋体とを備えることを特徴とする技術的手段を採用する。
これによれば、ルーフ板をヘッドガードから分解することなく、上記蓋体をルーフ板から離脱させ、或いは開くと上記切欠き部が開放され、ホイスト、クレーンなどの揚上機を用いてバッテリの積み下ろしをすることができる。
又、ルーフ板と蓋体とを硬質にしているので、ルーフ板や蓋体に水切り用の突条や溝などを形成することが容易であり、封止部材を支持させることも容易である。その結果、適当な雨仕舞構造を採用して、確実に雨漏りを防止することができる。
本発明によれば、ルーフ板をヘッドガードから分解することなく、蓋体だけをルーフ板から分離したり、ルーフ板に支持させた蓋体を開いたりすることにより、ルーフ板に形成した切欠き部を開放し、揚上機を用いてバッテリの積み下ろしができ、バッテリ交換を容易に行えるようになる。
又、ルーフ板と蓋体とを硬質にしているので、適当な雨仕舞構造を採用して運転席への雨漏りを確実に防止することができる。
本発明において、特に上記蓋体を上記ルーフ板の上面に沿って車体の反対側に摺動させることにより上記切欠き部が開かれることを特徴とする技術的手段を採用すれば、蓋体を取外す必要もなく、クレーンなどの動きにより自動的に蓋体を開くことができるので、手間が掛らず、蓋体を落下させて変形させたり、破損したりするおそれもなくなる。
本発明の一実施例に係るフォークリフトのルーフカバーを図面に基づいて具体的に説明すれば、以下の通りである。図1は本発明の一実施例に係るフォークリフトのルーフカバーの分解斜視図であり、図2はそのルーフカバーを備えるフォークリフトの側面図である。
図2に示すフォークリフトは、カウンタバランス型フォークリフトであり、車体フレーム1の前後方向中央部にバッテリルーム2が設けられ、このバッテリルーム2の上側を開閉するバッテリカバー3はその後端部が車体フレーム1にヒンジ連結され、その前端部を上下に煽って開閉される。
バッテリルーム2の上側には運転座席4が配置され、この運転座席4に着座している運転者を落下物から保護するためにヘッドガード5が設けられる。
図1に示すように、このヘッドガード5はそれぞれ車体フレーム1に固定される後部ピラー6a及び前部ピラー6bと、後部ピラー6aの上端に連続して前方に延出させた左右のサイドフレーム7a、7b(7c、7d:7c、7dについては後述)と、前後方向に適当な間隔を置いて左右のサイドフレーム7a、7bを相互に連結するクロスビーム8及び前後に並ぶクロスビーム8を相互に連結するラテラルビーム9とを備えている。
左右いずれか一方、例えば前進方向に向かって右側のサイドフレーム7bは、側面から見てバッテリBの吊り上げに最も適当な位置、すなわち、バッテリBの重心位置を中心にして、前部サイドフレーム7cと後部サイドフレーム7dとに2分割されている。これら前部、後部両サイドフレーム7c、7dの間には、バッテリBを吊り上げる揚上機の玉掛けロープ(図2に1点鎖線で示す。)が自由に車幅方向に移動できる程度の間隔20を、上記バッテリBの重心位置を中心にして前後に均等に振分けて開けている。
又、この間隔20が置かれる位置では車幅方向右から3分の2の範囲にはラテラルビーム9を設けず、例えばバッテリを吊り上げている揚上機の玉掛けロープがフォークリフト上の玉掛け位置と当該フォークリフトの車体右方との間で自由に移動できるようにしている。
上記ヘッドガード5は、その上からルーフカバー10のルーフ板11で覆われ、このルーフ板11には、上記ヘッドガード5の間隔20に符合するバッテリ積み下ろし用切欠き部12が形成される。
このルーフ板11は、例えば鉄板、鋼板などの金属板、FRPを含む合成樹脂板或いは成形品など硬質材料で作られ、上記ヘッドガード5に固定される。この固定方法としては、例えば上記ヘッドガード5に多数のビス、ボルト、リベット、ひも、接着剤などを用いて固定する方法のほか、溶接により上記ヘッドガード5に固定する方法を採用してもよい。
上記のように切欠き部12は、ヘッドガード5の間隔20に符合して展開されており右側に開放されている。即ち、ルーフ板11の右端から車幅方向3分の2まで角溝形に切れ込んだ形状を有しているので、例えば上述のようにバッテリを吊り上げている揚上機の玉掛けロープがフォークリフト上の玉掛け位置と当該フォークリフトの車体右方との間で移動することを妨げない。
ところで、このルーフカバー10は、上記切欠き部12に上から符合する硬質の蓋体13を備えている。図3の縦断側面図に示すように、必要に応じて、上記ルーフ板11には切欠き部12の前後各縁から上方に突出する逆鈎形断面形状の案内突条14が設けられ、上記蓋体13の下面にはこの案内突条14に対応する鈎形断面形状の係合溝15が形成されている。
例えば、この案内突条14と係合溝15とが噛み合うようにして、ルーフ板11の右方からこの蓋体13をルーフ板11に差込み、左方にスライドさせることにより上記切欠き部12が閉じられる。
図4の縦断背面図に示すように、上記切欠き部12の左側にはルーフ板11の上面から凹入する係止溝16が形成され、上記蓋体13の左端部の下面に形成した係止突条17がこの係止溝16に嵌り込むまで蓋体13を左方にスライドさせる。そして、この係止溝16と係止突条17との噛み合いにより蓋体13が上記切欠き部12を閉じる閉位置に位置決めされる。
上記閉位置に位置決めされた蓋体13を一定以上の強さで右方に押すと係止溝16と係止突条17との噛み合いが外れ、蓋体13を更に右方にスライドさせるとルーフ板11から蓋体13が分解される。
上記ルーフ板11と蓋体13とは硬質であるので、図示はしないが、例えばルーフ板11と、閉位置に位置決めされた蓋体13との間に水切り用のギャップを設けたり、蓋体13の周縁部や上記切欠き部の周縁に水切り用の突条、凹条などを設けたりして、雨水が毛細管現象によりルーフ板11と蓋体13との間からルーフ板11の下側に回らないようにすることができる。
又、図3と図4に示すように、必要に応じて、例えばルーフ板11にゴムなどからなる封止部材18を支持させ、この封止部材18に上記蓋体13を水密状に当接させることにより雨漏りを確実に防止することができる。
以上に説明したように、このフォークリフトのルーフカバー10によれば、上記蓋体13をルーフ板11から取外すと、バッテリ積み下ろし用切欠き部12が開放され、ルーフ板11をヘッドガード5から取外すことなくバッテリの積み下ろしができ、作業性を高めることができる。
又、ルーフ板11及び蓋体13が硬質であるので、これらの間の雨仕舞が容易であり、雨漏りを確実に防止することができる。
図5は本発明の他の実施例に係るフォークリフトのルーフカバー10であり、この実施例では、蓋体13が、その右側縁がルーフ板11の右側縁と揃う閉位置と、この閉位置から車幅の3分の2程度左方に位置する開位置とにわたって摺動可能にルーフ板11に支持されている。
これによれば、例えばクレーンのフックで右から左に押すことにより閉位置から開位置に移動させることができ、蓋体13を取外す必要がなくなるので、一層作業性を高めることができる。
この実施例のその他の構成、作用ないし効果は前例のそれらと同様である。
なお、図示はしないが、蓋体13の左端部をルーフ板11にヒンジ結合し、蓋体13の右端部を上下に煽って切欠き部12を開閉するようにしてもよいが、この場合には開蓋時にルーフ板11の上方に蓋体13が回転移動するための空間が必要になる。
又、上記蓋体13をルーフ板11に摺動可能に支持させることは本発明に必須のことではなく、例えば、上記切欠き部12の上に蓋体13を載せ、ボルト止めするだけでもよい。
本発明のルーフカバーは、ルーフ板をヘッドガードから分解することなく、ホイスト、クレーンなどの揚上機を用いてバッテリの積み下ろしをすることができるという効果を有し、バッテリで駆動されるフォークリフト等に有用である。
本発明の分解斜視図である。 本発明の側面図である。 本発明の縦断側面図である。 本発明の縦断背面図である。 本発明の斜視図である。
符号の説明
5 ヘッドガード
10 ルーフカバー
11 ルーフ板
12 切欠き部
13 蓋体
18 封止部材

Claims (2)

  1. ヘッドガードの上側に固定されるフォークリフトのルーフカバーにおいて、バッテリ積み下ろし用切欠き部が形成された硬質のルーフ板と、該ルーフ板の切欠き部に符合するとともに該ルーフ板に対し脱着可能な又は開閉可能な硬質の蓋体とを備えることを特徴とするフォークリフトのルーフカバー。
  2. 上記蓋体を上記ルーフ板の上面に沿って車体の反対側に摺動させることにより上記切欠き部が開かれることを特徴とする請求項1に記載のフォークリフトのルーフカバー。
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