JP2005080884A - 内視鏡装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 容易に染色液を患部等に放水することでき、検査時間を短縮すること。
【解決手段】 生体内に挿入されるフレキシブルな内視鏡挿入部4と、該内視鏡挿入部4内に挿通されて内視鏡挿入部4の先端に送水口を有する送水管路と、該送水管路に接続され、生体内を洗浄する洗浄水W1を収納する洗浄水容器7と、該洗浄水容器7内に収納された洗浄水W1を送水管路内に供給する洗浄水供給手段8と、生体内の細胞を染色させる染色液Fを収納する染色液容器9とを備え、送水管路に、染色液容器9が接続され、該染色液容器9内に収納された染色液Fを送水管路内に供給する染色液供給手段23と、洗浄水W1又は染色液Fのどちらか一方を選択して送水管路に供給する切替手段24とを備えている内視鏡装置2を提供する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、生体内の観察等に使用する内視鏡装置に関する。
従来より、患者に与える苦痛を最小限に抑え、容易に体内を観察して健康状態を確認するものとして内視鏡装置が知られている。この種の内視鏡装置は、単に体内を観察するだけでなく、観察しながら体内の疑わしい部位のサンプル等を入手したり、より詳細な観察、例えば、上記部位の細胞レベルの拡大観察等も行なうことができ、癌等の早期発見等の有効な手段とされている。
このような内視鏡装置は、様々なものが提供されているが、その1つとして、内視鏡装置内に処置具等を挿通するための処置具挿通路を有する内視鏡装置が知られている(例えば、特許文献1参照)
上記特許文献1に記載の内視鏡装置は、体内に挿入される可撓性挿入部内に、該可撓性挿入部に沿って処置具挿通路が形成されている。この処置具挿通路の入口は、内視鏡操作部の下部に設けられ、出口は可撓性挿入部の先端に設けられている。つまり、入口から処置具を挿入することで、可撓性挿入部先端の出口から処置具を突出できるようになっている。また、処置具挿通路は、通常、処置具だけでなく、例えば、体内に液体を放出するための散布チューブ等や、可撓性挿入部の先端に配されている観察系より更に詳細に体内を観察することができる超拡大観察系を有するプローブ装置等も挿入できるようになっている。
このような内視鏡装置により、例えば、体内にある癌細胞等の患部を詳細に観察する場合、可撓性挿入部を患者に経口投入した後、可撓性挿入部の先端に配されている観察系で体内を観察しながら検査を所望する患部まで押し進める。患部に達したら、処置具挿通路の入口より染色液を放出するための色素散布チューブ等を挿入して、出口から突出させて上記部位に向ける。なお、この染色液は、特に細胞の核等が染色されるものである。色素散布チューブの挿入後、シリンジ等により染色液を供給して患部に放水する。放水された染色液は、特に細胞の核や細胞膜を染色するので、その配列などから正常な細胞と癌細胞とでは、異なるパターンを示す。
次に、処置具挿通路から色素散布チューブを取り外して、シリンジ等により処置具挿通路を介して患部に対して洗浄水を放水する。これにより、体内表面に付着している余分な染色液の除去が行なえる。
患部の洗浄後、処置具挿通路から色素散布チューブを取り外して、上記プローブ装置を挿入し、超拡大観察系により患部の観察を行なうことで、細胞レベルでの患部の観察を行なうことができる。この際、正常な細胞と癌細胞とを、染色により容易に判別することが可能であるので、癌細胞の範囲や、進行具合等を正確に知ることができる。
また、可撓性挿入部内に、上記処置具挿通路とは別に、洗浄水のみを供給する前方送水管路を別個設けた内視鏡装置も知られている。この内視鏡装置は、専用の洗浄水ポンプを有しており、該洗浄水ポンプによって供給された洗浄水は上記前方送水管路を通って、可撓性挿入部の先端の開口から患部に向けて放水される。
特開2003−180623号公報(段落番号0008−0010、第1及び5図)
しかしながら上記特許文献1記載の内視鏡装置では、患部のより詳細な観察を行なう際、処置具挿通路内に色素散布チューブ及びプローブ装置等をそれぞれ順に抜き差ししながら観察を行なうので、観察に要する手間と時間のかかるものであった。特に、通常の観察を行なう場合では、体内を通常の観察系で観察しながら移動させる間に、より詳細な観察を要する患部が発見されたときに、発見毎に詳細な点検を行なう場合がある。このようなときに、上述したことを繰り返すので、患部毎に時間を費やし、検査に時間がかかると共に患者に与える負担も大きかった。
また、前方送水管路を有する内視鏡装置では、洗浄水については該前方送水管路により容易に放水することができるが、染色液を放水するときは、処置具挿通路を利用して染色液の供給を行なう必要がある。そのため、上記内視鏡装置と同様にやはり検査に時間のかかるものであった。
本発明は、このような事情を考慮してなされたものであって、その目的は、容易に染色液を患部等に放水することでき、検査時間を短縮することができる内視鏡装置を提供することである。
上記目的を達成するために、本発明は、以下の手段を提供する。
請求項1に係る発明は、生体内に挿入されるフレキシブルな内視鏡挿入部と、該内視鏡挿入部内に挿通されて内視鏡挿入部の先端に送水口を有する送水管路と、該送水管路に接続され、前記生体内を洗浄する洗浄水を収納する洗浄水容器と、該洗浄水容器内に収納された前記洗浄水を前記送水管路内に供給する洗浄水供給手段と、前記生体内の細胞を染色させる染色液を収納する染色液容器とを備え、前記送水管路に、前記染色液容器が接続され、該染色液容器内に収納された前記染色液を前記送水管路内に供給する染色液供給手段と、前記洗浄水又は前記染色液のどちらか一方を選択して前記送水管路に供給する切替手段とを備えている内視鏡装置を提供する。
この発明に係る内視鏡装置においては、切替手段を染色液側に切り替えることで、染色液供給手段より染色液容器から送水管路に染色液の供給が行なえると共に、内視鏡挿入部の先端の送水口から体内の癌細胞等に染色液の放水が行なえる。この染色液の放水後、切替手段を洗浄水側に切り替えることで、洗浄水供給手段より洗浄水容器から送水管路に洗浄水の供給が行なえると共に、送水口から体内の癌細胞等に洗浄水の放水が行なえる。これにより、検査に不要な余分な染色液の除去が行なえる。
このように、切替手段の切り替えによって、従来使用していた送水管路を利用して染色液の放水を行なえるので、従来のように処置具等の抜き差し等を行なうことなく、容易に染色液の放水を行なうことができる。従って、検査時間の短縮を図ることができると共に、効率良く検査を行なうことができる。そのため、患者等の負担を低減することができる。また、新たな染色液用の管路等を別個に設ける必要がなく送水管路を多機能的に使用できるので、構成の容易化を図ることができると共に、内視鏡挿入部の径を太くすることは無い。
請求項2に係る発明は、請求項1に記載の内視鏡装置において、前記内視鏡挿入部に挿通され、該内視鏡挿入部の先端に開口を有する送気送水管路と、該送気送水管路の基端側に接続され、該送気送水管路内に空気及び洗浄液を供給する供給手段と、該供給手段より供給された前記空気及び前記洗浄液のどちらか一方を選択して前記開口に送り、選択した空気又は洗浄液を前記内視鏡挿入部の先端に配された前記生体内を観察する対物レンズに向けて吐出させる電磁弁と、該電磁弁を制御する制御部とを備え、前記送水管路に前記染色液を供給するよう前記切替手段を切り替えたときに、前記制御部が前記空気を前記開口に送るよう前記電磁弁を制御する内視鏡装置を提供する。
この発明に係る内視鏡装置においては、生体内を対物レンズで観察しているときに、該対物レンズが汚れてしまった場合には、制御部により電磁弁を適宜制御して、供給手段から送気送水管路に供給された空気又は洗浄液を対物レンズに向けて吐出させる。こうすることで、対物レンズを洗浄液で洗ったり、対物レンズに付着した異物を空気で飛ばしたり或いは洗浄液を乾かしたりして対物レンズの視界の確保が行なえる。
また、染色液の放水を行なうために切替手段を染色液側に切り替えると、制御部が空気を開口に送るように電磁弁の制御を行なう。つまり、送水口から染色液が放水されると同時に、開口から空気が吐出される。この空気の吐出によって、染色液が拡散した状態となり、該染色液を噴霧状態で散布することができる。従って、患部等に対して広範囲に染色することができるので、検査時間の短縮が図れると共に、余分な染色液を無断にすることなく効率良く均等に散布することができる。
請求項3に係る発明は、請求項2に記載の内視鏡装置において、前記開口の吐出口が、前記送水口に向けて配されている内視鏡装置を提供する。
この発明に係る内視鏡装置においては、染色液の放水の際、確実に染色液に対して空気を吐出することができるので、染色液の噴霧状態をより確実にすることができる。
上述したように、この発明に係る内視鏡装置によれば、切替手段の切り替えだけで、従来のように処置具等の抜き差し等を行なうことなく、送水管路を利用して容易に染色液の放水を行なうことができるので、検査時間を短縮することできると共に、効率良く検査を行なうことができる。そのため、被検者にかかる負担を低減することができる。また、新たな染色液用の管路を設ける必要がなく、送水管路を多機能的に使用できるので、構成の容易化を図ることができると共に内視鏡挿入部の径を太くすることは無い。
本発明に係る内視鏡装置の一実施形態について、図1から図8を参照して説明する。
図1に示す内視鏡システム1は、体内(生体内)に挿入される内視鏡装置2と、該内視鏡装置2によって撮像された画像の表示、記録等を行なう内視鏡ユニット3とを備えている。
上記本実施形態の内視鏡装置2は、図1及び図2に示すように、体内に挿入されるフレキシブルに湾曲可能な長尺な内視鏡挿入部4と、該内視鏡挿入部4内に挿通されて該内視鏡挿入部4の先端に送水口5を有する送水管路6と、該送水管路6に接続されて体内を洗浄する洗浄水W1を収納する洗浄水容器7と、該洗浄水容器7内に収納された洗浄水W1を送水管路6内に供給する洗浄水ポンプ(洗浄水供給手段)8と、体内の細胞を染色させる染色液Fを収納する染色液容器(染色液容器)9とを備えている。
上記内視鏡挿入部4の基端は、接続部10を有する操作部11に接続されており、先端には任意に角度変更自在な湾曲部12が配されている。また、内視鏡挿入部4は、図3及び図4に示すように、先端に体内を観察する対物レンズ13、体内に照明光を照射する照明レンズ14、処置具等を挿通させる処置具チャンネル15、空気A及び洗浄液W2を対物レンズ13に向けて吐出するためのノズル16aを有する開口16及び上記送水口5が配されている。
また、上記開口16は、その吐出口が上記送水口5に向けように配されている。つまり、対物レンズ13と開口16との間に位置するように送水口5が受けられている。
また、上記対物レンズ13の結像位置には、図4に示すように撮像素子である内視鏡CCD17が配されており、該内視鏡CCD17に接像されたケーブル18は、内視鏡挿入部4及び接続部10内を通って、上記内視鏡ユニット3に接続されている。
また、上記照明レンズ14は、図示しない上記内視鏡ユニット3に接続されている光ファイバの束であるLGファイババンドルが接続されている。
また、上記処置具チャンネル15は、図1に示すように、操作部11近傍に設けられた処置具挿入口19から、内視鏡挿入部4の先端まで貫通するように該内視鏡挿入部4内の長さ方向に沿って形成されている。
上記送水管路6は、図1及び図2に示すように、送水口5から内視鏡挿入部4、操作部11及び接続部10内を通って、該接続部10の接続口10aに接続するよう形成されている。また、該接続口10aには、外部送水管路6aが接続されており、管路を2つに分岐させる分岐部20を介して上記洗浄水容器7に接続されている。また、該洗浄水容器7と上記洗浄水ポンプ8とは、接続管路21によって互いに接続されている。これにより、洗浄水ポンプ8を作動させると、空気が接続管路21より洗浄水容器7内に流れ、その圧力によって洗浄水容器7内の洗浄水W1を外部送水管路6a及び送水管路6に供給できるようになっている。
また、上記分岐部20で分岐された他方の外部送水管路6aは、上記染色液容器9に接続されている。即ち、送水管路6に染色液容器9が接続された状態となっている。また、該染色液容器9は、上記洗浄水容器7と同様に、接続管路22によって該染色液容器9内に収納された染色液Fを送水管路6に供給する染色液ポンプ(染色液供給手段)23に接続されている。
また、本実施形態の内視鏡装置2は、これら洗浄水W1又は染色液Fのどちらか一方を選択して送水管路6に供給する切替スイッチ(切替手段)24を有している。即ち、該切替スイッチ24は、上記洗浄水ポンプ8及び染色液ポンプ23に接続されており、両ポンプ8、23のどちらか一方を作動させるようになっている。
また、外部送水管路6aには、上記分岐部20において、逆止弁25が設けられている。これにより、例えば、洗浄水ポンプ8を作動させて、洗浄水容器7から洗浄水W1を外部送水管路6a供給させたときに、分岐部20から染色液容器9に向けて洗浄水W1が流れないようになっている。
これら、洗浄水容器7、洗浄水ポンプ8、染色液容器9、染色液ポンプ23及び切替スイッチ24は、前方送水ユニット26を構成している。
更に、本実施形態の内視鏡装置2は、上記内視鏡挿入部4に挿通されて上記開口16を有する送気送水管路30と、該送気送水管路30の基端側に接続されて該送気送水管路30内に空気A及び洗浄液W2を供給する供給手段31と、該供給手段31より供給された空気A及び洗浄液W2のどちらか一方を選択して開口16に送り、選択した空気A又は洗浄液W2を上記対物レンズ13に向けて吐出させる電磁弁32と、該電磁弁32を制御する制御部33とを備えている。
上記送気送水管路30は、送気用管路35及び送水用管路36を有しており、開口16の手前で両管路35、36が合流している。また、両管路35、36は、開口16から内視鏡挿入部4、操作部11及び接続部10内を通って、該接続部10の各接続口10b、10c及び10dに接続するよう形成されている。即ち、送気用管路35は接続部10内で2つに分岐されると共にそれぞれ接続口10b及び10cに接続され、送水用管路36は接続口10dに接続されている。
また、上記接続口10bには、送気送水ポンプ37に接続された外部送気用管路35aが接続されている。また、上記接続口10cには、洗浄液W2を収納する洗浄液タンク38に接続された外部送気用管路35bが接続されている。また、上記接続口10dには、
洗浄液タンク38に接続された外部送水用管路36aが接続されている。これにより、送気送水ポンプ37を作動させると、空気Aが外部送気用管路35aを通って送気用管路35に供給されると共に外部送気用管路35bを通って洗浄液タンク38に供給され、その圧力によって洗浄液タンク38内に収納されている洗浄液W2を外部送水用管路36aを介して送水用管路36に供給できるようになっている。
即ち、これら送気送水ポンプ37、洗浄液タンク38、外部送気用管路35a、35b及び外部送水用管路36aは、上記供給手段31を構成している。
上記電磁弁32は、操作部11に設けられた電磁弁ユニット40内に配され、送気用管路35及び送水用管路36に介在するように設けられている。また、電磁弁ユニット40は、操作部11上から突出するように設けられており、中心に開口部40aが形成されている。そして、この開口部40a内に、3つの管路、即ち、L字状に形成された管路41と、直線状の管路42及び43とを有する上記電磁弁32が、3つの位置、即ち、初期位置、送気位置及び送水位置に移動可能となるように配されている。
上記初期位置においては、図5に示すように、管路41のみが送気用管路35に接続するようになっており、送気用管路35から管路41に供給された空気Aは、開口部40aから大気に放出されるようになっている。
また、上記送気位置においては、図6に示すように、管路42のみが送気用管路35に接続するようになっており、送気用管路35から管路42に供給された空気Aは、開口16に向けて吐出されるようになっている。
また、上記送水位置においては、図7に示すように、管路43のみが送水用管路36に接続するようになっており、送水用管路36から管路43に供給された洗浄液W2は、開口16に向けて吐出されるようになっている。
なお、電磁弁32は、上記制御部33からの信号を受けて作動するようになっており、通常時は、初期位置に位置するように設定されている。
また、上記操作部10は、図1に示すように、上記電磁弁ユニット40に加え、複数のスイッチ45と、操作ノブ46とを有している。各スイッチ45は、所望の機能を設定可能なプログラマブルなスイッチであり、例えば、その内の1つは、内視鏡CCD17により撮像されている内視鏡画像を記録する際に押下されるスイッチとして機能するようになっている。更に、その内の1つは、上記制御部33を作動させるスイッチ、つまり、電磁弁32を切り替えるスイッチとされている。これら各スイッチ45の信号は、接続部10に接続されたケーブル47を介して上記内視鏡ユニット3や上記制御部33に送られるようになっている。
また、制御部33には、上記切替スイッチ24が接続されており、送水管路6に染色液Fを供給するように切替スイッチ24を切り替えたときに、空気Aを開口16に送るように電磁弁32を制御するように設定されている。つまり、制御部33は、切替スイッチ24によって染色液ポンプ23が作動したときに、スイッチ45の入力に優先して電磁弁32の位置を送気位置になるように制御するようになっている。なお、この際、スイッチ45は、自動的に送気位置になるよう設定されている。
また、操作ノブ46は、内視鏡挿入部4の先端に配された湾曲部12を任意の方向に湾曲させて、先端に配されている対物レンズ13や照明レンズ14等の方向をコントロールするようになっている。これにより、体内を任意の角度から観察することができるようになっている。
上記内視鏡ユニット3は、照明レンズ14に照明光を供給する光源装置51と、内視鏡CCD17に接続されたケーブル18の後端に接続され、内視鏡CCD17により撮像された撮像信号を処理するプロセッサ52と、該プロセッサ52に接続され、該プロセッサ52から出力された映像信号を記録する記録装置53とを有している。
上記光源装置51は、例えば、白色光を発生するランプ54と、該ランプ54から発生された白色光を面順次式に変換する赤、青、緑の色透過フィルタを取り付けた回転フィルタ55と、面順次光を集光してLGファイババンドルに入射する集光レンズ56とを有している。なお、ランプ54は、操作部11に配されているスイッチ45の1つにより作動が制御されている。
上記プロセッサ52は、内視鏡CCD17を駆動するCCDドライブ回路57と、内視鏡CCD17から出力される撮像信号に対して信号処理を行い映像信号を生成する映像処理回路58とを有している。また、プロセッサ52は、ケーブル59を介して上記ケーブル47に接続されており、CCDドライブ回路57からのCCD駆動信号が内視鏡CCD17に送られると共に、内視鏡CCD17からの撮像信号が映像処理回路58に送られるようになっている。また、プロセッサ52は、両ケーブル47、59を介して送られるスイッチ45の信号に基づいて、ハードディスク等の記録装置53及びディスプレイ等のモニタ60に映像信号を出力するようになっている。更に、プロセッサ52には、キーボード等の入力手段61が接続されており、内視鏡CCD17により撮像された映像に、被検者の氏名、ID番号、診断情報等の様々な情報を付加できるようになっている。
このように構成された内視鏡装置2により、体内の被検体Xを観察する場合について以下に説明する。
まず、操作部11の所望するスイッチ45を押下して光源装置51を作動させ、該光源装置51から発せられた照明光をLGファイババンドルを介して照明レンズ14から出射させる。また、プロセッサ52を作動させて内視鏡CCD17を駆動させる。
更に、送気送水ポンプ37を作動させて、図1及び図2に示すように、空気Aを外部送気用管路35aから接続口10bを介して送気用管路35に供給する。送気用管路35内に供給された空気Aは、図5に示すように、電磁弁32が初期位置に配されているので、管路41を通り大気に放出された状態となっている。一方、図2に示すように、送気用管路35の入口で分岐された空気Aは、接続口10c及び外部送気用管路35bを介して洗浄液容器38内に供給される。この空気Aの圧力により、洗浄液容器38内の洗浄液W2が、外部送水用管路36a及び接続口10dを介して送水用管路36に供給される。送水用管路36に供給された洗浄液W2は、図2及び図5に示すように管路42が送水用管路35に接続されていないので、電磁弁32の手前で停止している状態である。
上記状態を確認後、内視鏡挿入部4を被検者の体内に挿入する。この際、操作部11に設けられた操作ノブ46を操作することにより、内視鏡挿入部4の先端の湾曲部12を所望する方向に向けながら挿入する。こうすることで、内視鏡鏡挿入部4を円滑に体内に挿入することができると共に、観察したい所望位置に照明光の照射を確実に行なえる。
また、対物レンズ13を介して内視鏡CCD17によって撮像された撮像信号は、ケーブル47、59を介してプロセッサ52に送られ、映像処理回路58によって映像信号に変換される。変換された映像信号は、記録装置53によって記録されると共にモニタ60に送られて内視鏡画像として表示される。この際、入力手段61から所定の情報、例えば、被検者名、被検者ID番号、観察部位等の情報を入力することにより、モニタ60に内視鏡画像と共に表示することが可能である。
ここで、医師が、モニタ60に表示された内視鏡画像を見ながら内視鏡挿入部4を挿入しているときに、対物レンズ13に体内の粘膜等が付着してモニタ60の表示が見難くなった場合には、操作部11に配されている制御部33を作動せるスイッチ45を押下して、電磁弁32を初期位置から送気位置に変更する。
電磁弁32が送気位置に変更されると、図6に示すように、管路42のみが送気用管路35に接続される。これにより、管路41から大気に放出されていた空気Aが、管路42を通り電磁弁32を挟んだ反対側の送気用管路35に供給される。これにより、図4に示すように、内視鏡挿入部4の先端に配された開口16から吐出される。この際、開口16に設けられたノズル16aによって吐出方向が変わり、対物レンズ13に向けて吐出される。従って、対物レンズ13に付着している粘膜等を空気Aにより吹き飛ばすことができるので、モニタ60の表示をクリアにすることができる。
更に、対物レンズ13に粘液等の異物が付着してしまい、上述した空気Aの吐出だけでは異物を除去できない場合には、更にスイッチ45を押下して、電磁弁32を送気位置から送水位置に変更する。
電磁弁32が送水位置に変更されると、図7に示すように、管路43のみが送水用管路36に接続される。これにより、電磁弁32の手前で停止していた洗浄液W2が、管路43を通り電磁弁32を挟んだ反対側の送水用管路36に供給される。これにより、図4に示すように、開口16から洗浄液W2が吐出されると共に、ノズル16aによって吐出方向が変わり対物レンズ13に向けて吐出される。従って、対物レンズ13に付着している液状の異物を洗浄して洗い流すことができる。
この洗浄後、再度上述したように電磁弁32を送気位置に変更し、対物レンズ13に空気Aを吐出させて洗浄液W2を乾かす。こうすることで、モニタ60の表示をクリアにすることができる。
ここで、医師が、モニタ60に表示された内視鏡画像を見て、例えば、癌細胞等のような疑わしい部位(被検体X)を発見した場合、該被検体Xのより詳細な観察を行なう。つまり、被検体Xのコントラストをはっきりさせるために、前方送水ユニット26から染色液Fを放出し、その後余分な染色液Fを洗い流して詳細な観察を行なう。
まず、図1に示すように、モニタ60を見ながら操作ノブ46を操作して、内視鏡挿入部4の先端が被検体Xに向くように調整する。そして、切替スイッチ24を染色液ポンプ23側に切り替える。これにより、染色液ポンプ23が作動し、接続管路22から染色液容器9内に空気が供給される。また、この空気の圧力により、染色液容器9内から染色液Fが外部送水管路6aに供給され、更に分岐部20及び接続口10aを介して内視鏡挿入部4内の送水管路6に供給される。従って、内視鏡挿入部4の先端に配された送水口5に向けて染色液Fを供給することができる。
また、染色液Fが分岐部20を通る際、洗浄水容器7に向かう外部送水管路6a側には、逆止弁25が設けられているので、洗浄水容器7内に染色液Fが混ざることはない。
また、切替スイッチ24を染色液ポンプ23側に切り替えたと同時に、その旨が制御部33に送られる。これを受けて、制御部33は、スイッチ45の入力に優先して電磁弁32を送気位置になるように制御する。これにより、図2及び図6に示すように、開口16に向けて空気Aが供給される。
つまり、図8に示すように、送水口5から染色液Fが放水されると共に、開口16から空気Aが吐出される。従って、染色液Fを、空気Aの吐出によって拡散した状態、即ち、噴霧状態で被検体Xに散布することができる。これにより、被検体Xに対して広範囲に染色を行なうことができるので、検査時間の短縮が図れ、余分な染色液Fを無断にすることなく効率良く散布することができる。特に、図3に示すように、開口16の吐出口は、送水口5に向いているので、空気Aを確実に染色液Fに向けて吐出させることができ、噴霧状態をより確実にすることができる。
上記染色液Fを散布後、所定時間の経過により被検体Xの細胞が染色された後、余分な染色液Fを洗い流すため、切替スイッチ24を洗浄水ポンプ8側に切り替える。これにより、洗浄水ポンプ8が作動し、接続管路21から洗浄水容器7内に空気が供給される。また、この空気の圧力により、洗浄水容器7内から洗浄水W1が外部送水管路6aに供給され、更に分岐部20及び接続口10aを介して内視鏡挿入部4内の送水管路6に供給される。従って、内視鏡挿入部4の先端に配された送水口5から被検体Xに向けて洗浄水W1の放水が行なえ、余分な染色液Fの洗い流しが行なえる。また、この際、操作部11のスイッチ45を押下して電磁弁32を送気位置に切り替えて、染色液Fの散布時と同様に洗浄水W1を噴霧状態で散布しても構わない。また、上述したと同様に、洗浄水W1が分岐部20を通る際、染色液容器9に向かう外部送水管路6a側には、逆止弁25が設けられているので、染色液容器9内に洗浄水W1が混ざることはない。
上記洗浄水W1の放水によって余分な染色液Fが除去された被検体Xは、正常な細胞と癌細胞等の悪性の細胞とが色分けされた状態となっている。このように色分けされている細胞を対物レンズ13で観察することにより、癌細胞等の範囲を正確に知ることができ、また、経時的に観察することで癌細胞等の進行具合を確認することができる。
また、処置具挿入口19より処置具チャンネル15内に、例えば、対物レンズ13よりも高倍率な超拡大の観察系を有するプローブ等を挿入することにより、被検体Xの細胞を細胞レベルで観察を行なうこともでき、より詳細な観察が行なえる。
また、操作部11に配されている図示しない吸引ボタンを押下することで、処置具チャンネル15から体内のサンプルの吸引を行なうことも可能である。
上述した本実施形態の内視鏡装置2によれば、切替スイッチ24の切り替えによって、送水管路6を利用して染色液Fの放水が行なえるので、従来のように処置具チャンネル15に染色液用のチューブ等を抜き差しすることなく、容易に染色液Fの放水を行なうことができる。従って、検査時間の短縮を図ることができると共に、効率よく検査を行なうことができる。そのため、被検者にかかる負担を低減することができる。特に、内視鏡検査中に、詳細な検察が必要な疑わしい被検体Xが複数発見された場合には、上記効果が顕著である。
また、新たな染色液用の管路等を別個に設ける必要がなく送水管路6を多機能的に使用できるので、構成の容易化を図ることができると共に、内視鏡挿入部4の径を太くすることは無い。
また、体内を観察しているときに、対物レンズ13が汚れてしまった場合には、制御部33により電磁弁32を適宜制御して、供給手段31から送気送水管路30に供給された空気A又は洗浄液W2を対物レンズ13に向けて吐出させる。こうすることで、対物レンズ13を洗浄液W2で洗ったり、対物レンズ13に付着した異物等を空気Aで飛ばしたり或いは洗浄液W2を乾かしたりして対物レンズ13の視界の確保が行なえる。
また、送水口5から染色液Fが放水されると同時に、開口16から空気Aが吐出されるので、染色液Fを拡散した噴霧状態で散布することができる。従って、被検体Xに対して広範囲に染色することができるので、検査時間の短縮が図れると共に、余分な染色液Fを無断にすることなく効率良く均等に散布することができる。
特に、開口16の吐出口が送水口5に向いているので、染色液Fの散布の際、確実に染色液Fに対して空気Aを吐出することができ、染色液Fの噴霧状態をより確実にすることができる。
なお、本発明の技術範囲は上記実施の形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において種々の変更を加えることが可能である。
例えば、上記実施形態では、内視鏡挿入部内に送気送水管路を設けた構成にしたが、この構成を常に採用しなくても良く、送水管路に洗浄水容器及び染色液容器が接続され、切替スイッチにより洗浄水又は染色液の供給を切り替えることができるように構成されていれば良い。但し、本実施形態のように、送気送水管路や電磁弁を設けた構成を採用することで、染色液を噴霧状態で散布することができるのでよりこの好ましい。
また、切替スイッチにより作動するポンプを切り替えて洗浄水又は染色液のどちらか一方を選択して送水管路に供給するようにしたが、切替スイッチに限られず、洗浄水又は染色液のどちらか一方を選択して供給できる切替手段であれば構わない。例えば、外部送水管路の分岐部に切替弁等を設けて、該切替弁の切り替えによって洗浄水又は染色液のどちらか一方を選択しても良い。
本発明に係る内視鏡装置の一実施形態を示す構成図である。 内視鏡装置の内部を示す縦断面図である。 図1に示す内視鏡装置の内視鏡挿入部先端を示す正面図である。 図3に示す内視鏡挿入部先端の断面矢視A−A図である。 電磁弁の作動状態を示す断面図であって、初期位置に位置している状態を示す図である。 電磁弁の作動状態を示す断面図であって、送気位置に位置している状態を示す図である。 電磁弁の作動状態を示す断面図であって、送水位置に位置している状態を示す図である。 内視鏡挿入部先端の縦断面であって、染色液の吐出と空気の吐出とが同時に行なわれ、染色液が噴霧状態で散布されている状態を示す図である。
符号の説明
A 空気
F 染色液
W1 洗浄水
W2 洗浄液
4 内視鏡挿入部
5 送水口
6 送水管路
7 洗浄水容器
8 洗浄水ポンプ(洗浄水供給手段)
9 染色液容器
13 対物レンズ
16 開口
23 染色液ポンプ(染色液供給手段)
24 切替スイッチ(切替手段)
30 送気送水管路
31 供給手段
32 電磁弁
33 制御部

Claims (3)

  1. 生体内に挿入されるフレキシブルな内視鏡挿入部と、
    該内視鏡挿入部内に挿通されて内視鏡挿入部の先端に送水口を有する送水管路と、
    該送水管路に接続され、前記生体内を洗浄する洗浄水を収納する洗浄水容器と、
    該洗浄水容器内に収納された前記洗浄水を前記送水管路内に供給する洗浄水供給手段と、
    前記生体内の細胞を染色させる染色液を収納する染色液容器とを備え、
    前記送水管路に、前記染色液容器が接続され、
    該染色液容器内に収納された前記染色液を前記送水管路内に供給する染色液供給手段と、
    前記洗浄水又は前記染色液のどちらか一方を選択して前記送水管路に供給する切替手段とを備えていることを特徴とする内視鏡装置。
  2. 請求項1に記載の内視鏡装置において、
    前記内視鏡挿入部に挿通され、該内視鏡挿入部の先端に開口を有する送気送水管路と、
    該送気送水管路の基端側に接続され、該送気送水管路内に空気及び洗浄液を供給する供給手段と、
    該供給手段より供給された前記空気及び前記洗浄液のどちらか一方を選択して前記開口に送り、選択した空気又は洗浄液を前記内視鏡挿入部の先端に配された前記生体内を観察する対物レンズに向けて吐出させる電磁弁と、
    該電磁弁を制御する制御部とを備え、
    前記送水管路に前記染色液を供給するよう前記切替手段を切り替えたときに、前記制御部が前記空気を前記開口に送るよう前記電磁弁を制御することを特徴とする内視鏡装置。
  3. 請求項2に記載の内視鏡装置において、
    前記開口の吐出口が、前記送水口に向けて配されていることを特徴とする内視鏡装置。
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