JP2005080140A - 赤外線リモートコントロールシステム、受光機、携帯電話端末及びそれに用いるワイヤレス操作方法 - Google Patents

赤外線リモートコントロールシステム、受光機、携帯電話端末及びそれに用いるワイヤレス操作方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2005080140A
JP2005080140A JP2003310825A JP2003310825A JP2005080140A JP 2005080140 A JP2005080140 A JP 2005080140A JP 2003310825 A JP2003310825 A JP 2003310825A JP 2003310825 A JP2003310825 A JP 2003310825A JP 2005080140 A JP2005080140 A JP 2005080140A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
remote control
transmission data
infrared remote
control function
infrared
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2003310825A
Other languages
English (en)
Inventor
Eiichiro Kusano
英一郎 草野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Platforms Ltd
Original Assignee
NEC AccessTechnica Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NEC AccessTechnica Ltd filed Critical NEC AccessTechnica Ltd
Priority to JP2003310825A priority Critical patent/JP2005080140A/ja
Publication of JP2005080140A publication Critical patent/JP2005080140A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Telephone Function (AREA)
  • Selective Calling Equipment (AREA)
  • Mobile Radio Communication Systems (AREA)
  • Optical Communication System (AREA)

Abstract

【課題】 赤外線通信にて一度に複数の対象機器にデータを送信可能な赤外線リモートコントロールシステムを提供する。
【解決手段】 パソコン1からパソコン3−1〜3−5に送信する送信データ100は携帯電話端末2に送信され、携帯電話端末2は送信データ100にヘッダ部、設定した識別コード、ストップ部を追加し、赤外線リモコン機能から送信データ110として受光機4−1〜4−5に向けて発光する。受光機4−1〜4−5は送信データ110を受光すると、その送信データ110のコードの比較・判定を行い、その判定結果をLED等の通知手段で外部に通知する。受光機4−1〜4−5は正しく受光できたと判断した送信データ110からヘッダ部、識別コード、ストップ部を除去し、送信データ100に戻して複数のパソコン3−1〜3−5へと転送する。
【選択図】 図1

Description

本発明は赤外線リモートコントロールシステム、受光機、携帯電話端末及びそれに用いるワイヤレス操作方法に関し、特に赤外線リモートコントロール機能付き携帯電話端末によるワイヤレス操作方法に関する。
近年、携帯電話端末においては、そのユーザ数が増加することで、ユーザが仕事や遊び等において、常に、携帯電話端末を手元に置いておくことが日常的となってきている。
また、最近では赤外線リモートコントロール機能付き携帯電話端末も登場してきており、携帯電話端末から数メートル先の受光部への赤外線送信が可能となっている。この場合、赤外線送信は楽曲の選択や個人認証、料金の支払い等、さまざまな形態で用いられている。
さらに、携帯電話端末では、それに搭載する無線または赤外線通信の機能によって、1台の携帯電話端末を使用して種別の異なる電子機器をリモートコントロールする方法も提案されている(例えば、特許文献1,2参照)。
特開2002−149512号公報 特開2003−18681号公報
上述した従来の携帯電話端末では、無線通信機能を搭載して種別の異なる電子機器をリモートコントロールする場合であれば、複数の電子機器に対して同時に制御信号を渡すことができる。
しかしながら、赤外線通信機能を搭載して種別の異なる電子機器をリモートコントロールする場合には、通常、携帯電話端末とリモートコントロールの対象である電子機器とが一対一で対応しており、複数の電子機器に対して赤外線で制御信号を同時に渡すことは想定されていない。
そこで、本発明の目的は上記の問題点を解消し、赤外線通信にて一度に複数の対象機器にデータを送信することができる赤外線リモートコントロールシステム、受光機、携帯電話端末及びそれに用いるワイヤレス操作方法を提供することにある。
本発明による赤外線リモートコントロールシステムは、赤外線リモートコントロール機能を持つ携帯電話端末と、前記赤外線リモートコントロール機能からの赤外線を受光して送信データを受信する複数の受光機とを備え、前記赤外線リモートコントロール機能は前記受光機のフォーマットに合わせた送信データのコードを送信している。
本発明による受光機は、赤外線リモートコントロール機能を持つ携帯電話端末を含む赤外線リモートコントロールシステムに用いられる受光機であって、前記赤外線リモートコントロール機能から赤外線にて自機のフォーマットに合わせて送信される送信データのコードを受信する受信手段を備えている。
本発明による携帯電話端末は、予め配設された複数の受光機のフォーマットに合わせた送信データのコードを赤外線にて送信する赤外線リモートコントロール機能を備えている。
本発明によるワイヤレス操作方法は、赤外線リモートコントロール機能を持つ携帯電話端末を用いてワイヤレス操作を行うワイヤレス操作方法であって、
前記赤外線リモートコントロール機能からの赤外線を受光して送信データを受信する複数の受光機各々の側に、前記赤外線リモートコントロール機能から赤外線にて自機のフォーマットに合わせて送信される送信データのコードを受信するステップを備えている。
すなわち、本発明の赤外線リモートコントロールシステムは、赤外線リモートコントロール機能(以下、赤外線リモコン機能とする)を持つ携帯電話端末を使用し、赤外線通信で行っていたようなワイヤレス操作方法を赤外線リモコン機能で代用している。
赤外線通信においては、各メーカが製造する携帯電話端末各々が採用しているフォーマットに違いがあるため、フォーマットの統一がなされなければ、異なるフォーマット間での送信が不可能である。そのため、各メーカが製造する携帯電話端末各々においてはフォーマットの統合が必要になる。
この問題を解消するため、本発明の赤外線リモートコントロールシステムでは、携帯電話端末の赤外線リモコン機能でのワイヤレス送信の際に、その赤外線を受光する受光機のフォーマットに合わせた送信データのコードを送信することで、どのメーカで製造された携帯電話端末であっても、その端末から受光機への送信が可能となるため、赤外線通信を使用可能な携帯電話端末が拡大されることとなる。
また、本発明の赤外線リモートコントロールシステムでは、複数台並んでいる受光機に対して携帯電話端末の赤外線リモコン機能によるワイヤレス送信を行うことで、それら複数の受光機に接続された機器に、データや制御信号等を一度に送信することが可能となる。
さらに、本発明の赤外線リモートコントロールシステムでは、携帯電話端末の赤外線リモコン機能からの赤外線を受光する受光機に比較機能を設け、その比較結果をLED(Light Emitting Diode)等の通知手段でユーザに知らせることによって、赤外線リモコン送信の精度をより高めることが可能となる。
本発明の赤外線リモートコントロールシステムは、以下に述べるような構成及び動作とすることで、赤外線通信のフォーマットを統一することなく、一度に複数の対象機器に対して少なくともデータや制御信号の送信を行うことができるという効果が得られる。
また、本発明の他の赤外線リモートコントロールシステムは、以下に述べるような構成及び動作とすることで、より確実な赤外線リモコン送信を行うことができ、正常に受光できたかどうかをユーザに知らせることができるという効果が得られる。
次に、本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。図1は本発明の実施の形態による赤外線リモートコントロールシステム(赤外線リモコンシステムとする)の構成例を示すブロック図である。図1において、本発明の実施の形態による赤外線リモコンシステムはパーソナルコンピュータ(以下、パソコンとする)1,3−1〜3−5と、パソコン1にケーブルにて接続可能でかつ赤外線リモートコントロール機能(以下、赤外線リモコン機能とする)(図示せず)を持つ携帯電話端末2と、複数のパソコン3−1〜3−5各々にケーブルにて接続可能な赤外線の受光機4−1〜4−5とから構成されている。
通常、パソコン1内のある情報を複数のパソコン3−1〜3−5に同時に送信させたい場合には、パソコン1から有線や無線にてパソコン3−1〜3−5に送信している。
本発明の実施の形態では、このパソコン1からパソコン3−1〜3−5に送信する送信データ100を、例えばケーブルや赤外線通信等のパソコン1と携帯電話端末2との間で転送可能な通信方法で携帯電話端末2に送信する。この時、携帯電話端末2は送信データ100を即座に受光機4−1〜4−5へ発光させて送信可能なように、携帯電話端末2の赤外線リモコン機能の設定を行っておく。
携帯電話端末2に転送された送信データ100はその内部メモリ(図示せず)に一時保存され、ヘッダ部、設定した識別コード、ストップ部を送信データ100に追加し、赤外線リモコン機能から送信データ110として受光機4−1〜4−5に向けて発光させて送信する。
受光機4−1〜4−5は携帯電話端末2から発光された送信データ110を受光すると、その送信データ110を内部メモリ(図示せず)に一時保存してコードの比較・判定を行う。この判定結果はLED(Light Emitting Diode)等の通知手段で外部に通知される。
例えば、送信データ110を正しく受光できた場合にはLEDを赤から青へと変化させ、送信データ110を正しく受光できなかった場合には、LEDを赤から緑へと変化させることで、LEDの色によって正しく受信できたかどうかをユーザに知らせることができる。
受光機4−1〜4−5は正しく受光できたと判断した送信データ110から携帯電話端末2で付加されたヘッダ部、識別コード、ストップ部を除去し、送信データ100に戻して複数のパソコン3−1〜3−5へと転送する。
複数のパソコン3−1〜3−5は受光機3−1〜3−5から転送されたデータを受信すると、従来の有線や無線等でパソコン1から送信される送信データ100を受取ったことになるため、通常の処理と同様に、赤外線通信にて送信データ100の情報を取得することができる。
上記のように、パソコン1からの送信データ100を複数のパソコン3−1〜3−5に同時に送信する場合、まず、事前準備として、ユーザは携帯電話端末2を用いて受信機4−1〜4−5に設定された同一の識別コードを入手する必要がある。この識別コードの入手は携帯電話端末2を使用するため、専用サイトから受光機4−1〜4−5の識別コードをダウンロードする等して簡単に入手することができる。
次に、パソコン1から携帯電話端末2へのデータ送信を可能にする必要があるが、これは携帯電話端末2の送信先が複数のパソコン3−1〜35であるとすると、パソコン1に携帯電話端末2が送信先のように擬似的に認知させ、パソコン1から携帯電話端末2へとデータ送信を行わせることで可能となる。
よって、パソコン1においては、擬似的に携帯電話端末2を相手先であると認知させて送信する以外は、複数のパソコン3−1〜3−5へと通常送信する送信データ100を送信するという通常動作が行われる。
上述したように、本発明の実施の形態では、携帯電話端末をワイヤレス機器の発光側として使用し、受光機との間とワイヤレス通信を行うことによって、一度に複数の対象機器に対してデータ送信を行うことができる。
また、本発明の実施の形態では、上記の方法を使用することによって、各携帯電話機毎に設定される赤外線通信のフォーマットを統一することなく、上記の赤外線通信に、様々なメーカの携帯電話端末が使用可能となる。
さらに、本発明の実施の形態では、上記の方法を使用し、受光機に比較機能を搭載し、その比較結果をLED等の通知手段にて外部に通知することによって、より確実な赤外線リモコン送信を可能とし、正常に受光できたかどうかをLEDの色の変化によってユーザに知らせることができる。
次に、本発明の一実施例について説明する。本発明の一実施例による赤外線リモコンシステムは図1に示す本発明の実施の形態による赤外線リモコンシステムと同様の構成となっているので、その構成についての説明は省略する。
図2は本発明の一実施例による携帯電話端末の構成を示すブロック図である。図2において、携帯電話端末2はメモリ部21と、変換部22と、発光部23とから構成されている。尚、携帯電話機2本来の機能については、本発明と直接関係しないので、その構成及び動作についての説明は省略する。
図3は本発明の一実施例による受光機の構成を示すブロック図である。図3において、受光機4は受光部41と、メモリ部42と、比較部43と、LED部44と、変換部45と、送信部46とから構成されている。尚、図1に示す受光機4−1〜4−5はこの受光機4と同様の構成となっている。
図4及び図5は図2の携帯電話端末2のディスプレイ(図示せず)上での設定画面の遷移図であり、図6は図3の受光機4の動作を示すフローチャートであり、図7は図2及び図3の送信データ110の構成を示す波形図である。これら図1〜図7を参照して本発明の一実施例による赤外線リモコンシステムについて説明する。
まず、全体の動作について説明すると、パソコン1のある情報を複数のパソコン3−1〜3−5に同じように送信する場合、通常、有線でパソコン1からパソコン3−1〜3−5に送信する送信データ100を、携帯電話端末2に擬似的に送信できるようする。この場合には、例えばケーブルや赤外線通信等を用いてパソコン1と携帯電話端末2との間で転送可能な通信方法をとり、この転送可能な通信方法で携帯電話端末2に送信データ100を送信する。
また、この時、携帯電話端末2は、図4及び図5に示すように、パソコン1からの送信データ100を即座に受光機4−1〜4−5に発光して送信できるように、携帯電話端末2の設定を行っておく。
携帯電話端末2に転送された送信データ100は、メモリ部21に一時保存され、変換部22を用いてヘッダ部、設定した識別コード、ストップ部を送信データ100に追加し、例えばヘッダ部、設定した識別コード、送信データ100、ストップ部の順序に並び替えを行って図7に示す送信データ110とし、その送信データ110を発光部23に送って、発光部23から受光機4−1〜4−5に発光して送信する。
受光機4−1〜4−5は携帯電話端末2から発光された送信データ110を受光部41で受光すると、その送信データ110をメモリ部42で一時保存し、比較部43でコードの比較・判定を行う。
また、比較部43での判定結果は、LED部44を用いてユーザに通知される。例えば、LED部44は送信データ110を正しく受光できた場合に赤から青へ変化し、送信データ110を正しく受光できなかった場合に赤から緑へ変化することで、送信データ110を正しく受信できたかどうかをユーザに知らせる。
比較部43で正しく受光できたと判断された送信データ110は変換部42に送られ、変換部42にてヘッダ部、識別コード、送信データ100、ストップ部で構成された送信データ110からヘッダ部、識別コード、ストップ部を削除して送信データ100のみに変換し、送信部46から複数のパソコン3−1〜3−5へ転送する。
複数のパソコン3−1〜3−5は受光機4−1〜4−5から転送されてきたデータを受信すると、従来の有線でパソコン1から送信されている送信データ100を、受光機4−1〜4−5を通して受取ることとなるため、通常の処理で送信データ100の情報を取得することができる。
上記の動作を行う際、まず、事前準備として、携帯電話端末2は受信機4−1〜4−5の同一の識別コードを入手することが必要である。受信機4−1〜4−5の識別コードの入手は、携帯電話端末2を使用するため、専用サイトから受光機4−1〜4−5の識別コードをダウンロードすること等によって簡単に入手することができる。
次に、パソコン1から携帯電話端末2へのデータ送信を可能にする必要がある。しかしながら、これは今回の例のように、送信先が複数のパソコン3−1〜3−5であるとすると、パソコン1に携帯電話端末2が送信先(複数のパソコン3−1〜3−5)であるかのように擬似的に認知させ、パソコン1から携帯電話端末2へ送信を行わせる。
したがって、パソコン1自体は携帯電話端末2を送信先であると擬似的に認知するので、携帯電話端末2へデータ送信を行う以外は、複数のパソコン3−1〜3−5へ通常送信する送信データ100を送信するという通常動作になる。
携帯電話端末2はパソコン1から受信した送信データ100を、まず、メモリ部21に一時保存する。携帯電話端末2は識別コードを選択するために、パソコン1から送信される前あるいは送信された後に受光機4−1〜4−5の識別コードを選択するため、図4及び図5に示すように、図示せぬディスプレイ上に受光機4−1〜4−5へ発光するための設定画面を表示し、ユーザにその設定を行わせる。
図4は携帯電話端末2のディスプレイ上での設定画面の遷移図であり、まず、ユーザはリモコンのモード設定を行い(図4のA1)、通常のリモコンモード(a:通常リモコン)であるか、情報転送モード(b:情報転送)であるかの選択を行う。ここで、本実施例の場合、情報転送モードを選択する。
次に、ユーザは送信方法を選択するが(図4のA2)、ここでは、1回送信(a:1回送信)とプログラム送信(b:プログラム送信)とがあり、1回送信は携帯電話端末2に送信された情報をそのまま1回送信する場合に使用し、プログラム送信は携帯電話端末2に送信された情報をプログラムによって、同じ情報に異なる情報を付加して数回送信したり、複数の携帯電話端末2へ送信された情報を連続で送信する場合に使用する。
1回送信を選択した場合、ユーザは受光部4−1〜4−5の識別コード(a:A−1,b:A−2,・・・)を選択する(図4のA3)。ここでは、受光させたい受光機4−1〜4−5の識別コードを選択し、例えばa:A−1を選択すると、転送状態待ち受け中の画面(図4のA5)に遷移する。
また、プログラム送信を選択した場合、ユーザはプログラム編集画面(図4のA4、図5のB1)へ遷移する。このプログラム編集画面において、まず、ユーザは編集したいプログラム番号(a:転送情報1回目,識別コードA−1、b:転送情報2回目,識別コードA−1、c:転送情報3回目,識別コードA−2、・・・)にカーソルを合わせ、編集を押下する。
次に、ユーザは携帯電話端末2に送信された何回目の情報にどの識別コード(a:A−1,b:A−2,・・・)を付加するかの設定(図5のB2)を行う。これによって、携帯電話端末2のディスプレイ上ではプログラム編集画面(図5のB3)へ遷移する。
ユーザは使用したいプログラムをすべて選択し、プログラム設定を完了させると、プログラム編集が完了する。携帯電話端末2のディスプレイ上ではユーザのプログラム設定が完了すると、転送情報待ち受け中の画面(図4のA5)に偏移する。
携帯電話端末2は以上の設定がディスプレイ上で行われ、識別コードが選択されると、メモリ部21に一時保存している送信データ100を変換部22に送り、選択された識別コード、ヘッダ部、ストップ部を送信データ100に追加し、例えばヘッダ部、識別コード、送信データ100、ストップ部のように並べ替え、送信データ110として発光部23に送って、発光部23から発光させる。
受光機4−1〜4−5では、まず、受光部41でヘッダ部からストップ部まで受光した送信データ110をメモリ部42に一時保存し(図6ステップS1)、送信データ110を比較部43に送る(図6ステップS2)。比較部43は送信データ110の信号コードが正しいかどうかの判定を2種類(判定1及び判定2)行う(図6ステップS3,S5)。この場合、比較部43は、送信データ110がヘッダ部、識別コード、送信データ100、ストップ部の4つの部位に構成されるため、これらの各部位を利用して判定を行う。
比較部43の判定は、受光機4−1〜4−5で受光した送信データ110が入力されると、判定1及び判定2の2つの判定条件が正になることによって、始めて正とする。
判定1の判定条件は、送信データ110の各コードの区間長が設定通りであるかどうかである。その判定部位としては、図7に示すように、送信データ100が複数のパソコン3−1〜3−5に送信されるデータであり、設定不可能であるが、その他のヘッダ部のHi区間及びLo区間、識別コードのHi区間及びLo区間、ストップ部のHi区間、それと送信データ100からストップ部までの区間(送信データ100のLo区間)の区間長が携帯電話端末2と受光機4−1〜4−5との間だけでのコードであるため、任意に設定が可能である。
そのため、比較部43はヘッダ部のHi区間及びLo区間、識別コードのHi区間及びLo区間、送信データ100のLo区間、ストップ部のHi区間の区間長で判定を行う。比較部43は送られてきた送信データ110と設定された部位との区間長を比較し、任意の誤差率内であれば正という判定を下し、範囲外であれば誤という判定を下す。
比較部43は正という判断を下せば、判定2の判定条件へと移行する。比較部43は誤という判定を下すと、LED部44に誤の信号を送信し、誤のLED色、例えば緑のLEDを点灯させ、ユーザに正常に受信することができていないことを知らせる。
判定2の判定条件は、送信データ110の各部位の順序が正しいかどうかである。比較部43はヘッダ部、識別コード部、送信データ100、ストップ部それぞれの順序が正しいかどうかを比較判定し、ヘッダ部、識別コード部、送信データ100、ストップ部の並びが正であるという判定を下せば、LED部44に正の信号を送信し、正のLED色、例えば青のLEDを点灯させ、ユーザに正常に受信することができていることを知らせる。
すなわち、比較部43は判定1及び判定2が誤であれば、LED部44を緑に点灯させ(図6ステップS4,S6)、判定1及び判定2が正であれば、LED部44を青に点灯させる(図6ステップS7)。
比較部43は正しい送信データ110を受光した場合、その送信データ110を変換部45へ送信し、変換部45は送信データ110から識別コード、ヘッダ部、ストップ部を削除して送信データ100のみに変換して送信部46に送る(図6ステップS8)。送信部46はその送信データ100を複数のパソコン3−1〜3−5に送信する。以上の動作が受光機4−1〜4−5の一連の流れになる。
一方、携帯電話機2からの送信データ110の受光すらできてない場合には、LED部44が通常点灯色、例えば赤のまま変化せず、ユーザには送信データ110の受光をもできていないことを知らせる。本実施例では、この機能を用いることによって、赤外線リモコン送信をより確実にすることができる。
変換部45に送信された送信データ110は、変換部45によってヘッダ部、識別コード部、ストップ部を除去し、送信データ100のみに変換し、変換した送信データ100を送信部46に送る。送信部46は複数のパソコン3−1〜3−5の接続ケーブルへ送信する。複数のパソコン3−1〜3−5は送信データ100を受信すると、従来の有線で行う送信データを、受光機4−1〜4−5から受信しただけであるので、従来の処理を行い、情報を取得する。
このように、本実施例では、携帯電話端末2をワイヤレス機器の発光側として使用し、受光機4−1〜4−5でワイヤレス通信を行うことによって、一度に複数の受信機4−1〜4−5に対して送信が可能となる。
また、本実施例では、上述した方法を使用することによって、赤外線通信のようなフォーマットの統一することなく、様々なメーカの携帯電話端末で使用することが可能となる。
さらに、本実施例では、受光機4−1〜4−5に比較機能(比較部43)を備え、その判定結果をLED部44を用いて表示することによって、より確実な赤外線リモコン送信を可能にし、正常に受光することができたかどうかをLED部44の色によってユーザに知らせることが可能となる。
次に、本発明の他の実施例について説明する。尚、本発明の他の実施例による赤外線リモコンシステムは図1に示す本発明の実施の形態による赤外線リモコンシステムと同様の構成となっており、本発明の他の実施例による携帯電話機2及び受光機4−1〜4−5は図2及び図3に示す本発明の一実施例による携帯電話機2及び受光機4−1〜4−5と同様の構成となっている。
上述した本発明の一実施例の説明では、パソコン1の情報を複数のパソコン3−1〜3−5すべてにパソコン1の情報を送信したが、TV(テレビ)等のその他の機器と競合しないように識別コードを設けているが、この識別コードを受光機4−1〜4−5側でも設定可能にすることによって、例えばパソコン3−1〜3−5のうち、パソコン3−1、3−2、3−3、3−5に送信可能とし、パソコン4−4には送信不可能にすることが可能である。
この原理は、識別コードが受光機側と合致していなければ発光を受付けないという原理で、追加の動作としては携帯電話端末2で設定する識別コードを受光させたい場合には、携帯電話端末2で設定した識別コードと同じ識別コードを設定し、受光させたくない場合には、携帯電話端末2で設定した識別コードと別の識別コードに設定するだけでよい。
そこで、携帯電話端末2が常にユーザに携帯されている点と、携帯電話端末2に赤外線リモコン機能が付いているという点を利用し、従来の技術で存在する赤外線リモコン機能機能付き携帯電話端末をワイヤレス機器の発光機に、そしてその機能に準拠した受光機4−1〜4−5との間でワイヤレス送信を行うことによって、赤外線通信では不可能であった一度に複数への送信が可能となる。
本発明では、1台のパソコンから複数のパソコンへのデータ送信を同時に行う場合について述べたが、オーディオ機能付き携帯電話機がその再生中の音楽データをリモコン送信することによって、受光機付きイヤホンを付けかつ受光することができた複数の人が、オーディオ付き携帯電話機で再生した曲を同時に聞く場合にも適用可能である。
本発明の実施の形態による赤外線リモートコントロールシステムの構成例を示すブロック図である。 本発明の一実施例による携帯電話端末の構成を示すブロック図である。 本発明の一実施例による受光機の構成を示すブロック図である。 図2の携帯電話端末のディスプレイ上での設定画面の遷移図である。 図2の携帯電話端末のディスプレイ上での設定画面の遷移図である。 図3の受光機の動作を示すフローチャートである。 図2及び図3の送信データ110の構成を示す波形図である。
符号の説明
1,3−1〜3−5 パーソナルコンピュータ
2 携帯電話端末
4,4−1〜4−5 受光機
21,42 メモリ部
22,45 変換部
23 発光部
41 受光部
43 比較部
44 LED部
46 送信部
100 パーソナルコンピュータからの送信データ
110 携帯電話機からの送信データ

Claims (13)

  1. 赤外線リモートコントロール機能を持つ携帯電話端末と、前記赤外線リモートコントロール機能からの赤外線を受光して送信データを受信する複数の受光機とを有し、前記赤外線リモートコントロール機能は前記受光機のフォーマットに合わせた送信データのコードを送信することを特徴とする赤外線リモートコントロールシステム。
  2. 前記複数の受光機各々に接続された複数の機器を含み、前記赤外線リモートコントロール機能からの赤外線を前記複数の受光機が受光することで、前記複数の機器各々に前記送信データを一度に送信自在としたことを特徴とする請求項1記載の赤外線リモートコントロールシステム。
  3. 前記赤外線リモートコントロール機能からの赤外線にて受光された前記送信データのコードの正常性を判定する判定手段と、前記判定手段の判定結果を外部に通知する通知手段とを前記受光機に含むことを特徴とする請求項1または請求項2記載の赤外線リモートコントロールシステム。
  4. 前記通知手段は、LED(Light Emitting Diode)であることを特徴とする請求項3記載の赤外線リモートコントロールシステム。
  5. 赤外線リモートコントロール機能を持つ携帯電話端末を含む赤外線リモートコントロールシステムに用いられる受光機であって、前記赤外線リモートコントロール機能から赤外線にて自機のフォーマットに合わせて送信される送信データのコードを受信する受信手段を有することを特徴とする受光機。
  6. 前記赤外線リモートコントロール機能からの赤外線にて受光された前記送信データのコードの正常性を判定する判定手段と、前記判定手段の判定結果を外部に通知する通知手段とを含むことを特徴とする請求項5記載の受光機。
  7. 前記通知手段は、LED(Light Emitting Diode)であることを特徴とする請求項6記載の受光機。
  8. 予め配設された複数の受光機のフォーマットに合わせた送信データのコードを赤外線にて送信する赤外線リモートコントロール機能を有することを特徴とする携帯電話端末。
  9. 前記赤外線リモートコントロール機能は、赤外線にて前記複数の受光機にそれぞれ接続された複数の機器各々に前記送信データを一度に送信自在としたことを特徴とする請求項8記載の携帯電話機。
  10. 赤外線リモートコントロール機能を持つ携帯電話端末を用いてワイヤレス操作を行うワイヤレス操作方法であって、
    前記赤外線リモートコントロール機能からの赤外線を受光して送信データを受信する複数の受光機各々の側に、前記赤外線リモートコントロール機能から赤外線にて自機のフォーマットに合わせて送信される送信データのコードを受信するステップを有することを特徴とするワイヤレス操作方法。
  11. 前記複数の受光機各々に接続された複数の機器を含み、前記赤外線リモートコントロール機能からの赤外線を前記複数の受光機が受光することで、前記複数の機器各々に前記送信データを一度に送信自在としたことを特徴とする請求項10記載のワイヤレス操作方法。
  12. 前記複数の受光機各々の側に、前記赤外線リモートコントロール機能からの赤外線にて受光された前記送信データのコードの正常性を判定するステップと、その判定結果を外部に通知するステップとを含むことを特徴とする請求項10または請求項11記載のワイヤレス操作方法。
  13. 前記判定結果を外部に通知するステップは、LED(Light Emitting Diode)を用いて前記判定結果を外部に通知することを特徴とする請求項12記載のワイヤレス操作方法。
JP2003310825A 2003-09-03 2003-09-03 赤外線リモートコントロールシステム、受光機、携帯電話端末及びそれに用いるワイヤレス操作方法 Pending JP2005080140A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003310825A JP2005080140A (ja) 2003-09-03 2003-09-03 赤外線リモートコントロールシステム、受光機、携帯電話端末及びそれに用いるワイヤレス操作方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003310825A JP2005080140A (ja) 2003-09-03 2003-09-03 赤外線リモートコントロールシステム、受光機、携帯電話端末及びそれに用いるワイヤレス操作方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2005080140A true JP2005080140A (ja) 2005-03-24

Family

ID=34412550

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2003310825A Pending JP2005080140A (ja) 2003-09-03 2003-09-03 赤外線リモートコントロールシステム、受光機、携帯電話端末及びそれに用いるワイヤレス操作方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2005080140A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007067747A (ja) * 2005-08-30 2007-03-15 Nec Saitama Ltd 赤外線連続通信システム、方法、プログラム及び携帯電話端末装置
JP2008079063A (ja) * 2006-09-22 2008-04-03 Casio Hitachi Mobile Communications Co Ltd 通信端末、及び、通信制御プログラム
JP2009506603A (ja) * 2005-08-26 2009-02-12 ソニー エリクソン モバイル コミュニケーションズ, エービー 楽曲プレイリストを提供する移動無線通信端末、システム、方法およびコンピュータプログラム製品

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH06133377A (ja) * 1992-10-21 1994-05-13 Toshiba Corp リモートコントロール信号の受信機器
JPH07288877A (ja) * 1994-04-18 1995-10-31 Matsushita Electric Ind Co Ltd 時刻修正装置
JPH08167928A (ja) * 1994-12-14 1996-06-25 Hitachi Ltd 情報通信端末及び情報通信システム
JPH10336121A (ja) * 1997-05-30 1998-12-18 Victor Co Of Japan Ltd 受光器及び光無線伝送システム

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH06133377A (ja) * 1992-10-21 1994-05-13 Toshiba Corp リモートコントロール信号の受信機器
JPH07288877A (ja) * 1994-04-18 1995-10-31 Matsushita Electric Ind Co Ltd 時刻修正装置
JPH08167928A (ja) * 1994-12-14 1996-06-25 Hitachi Ltd 情報通信端末及び情報通信システム
JPH10336121A (ja) * 1997-05-30 1998-12-18 Victor Co Of Japan Ltd 受光器及び光無線伝送システム

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009506603A (ja) * 2005-08-26 2009-02-12 ソニー エリクソン モバイル コミュニケーションズ, エービー 楽曲プレイリストを提供する移動無線通信端末、システム、方法およびコンピュータプログラム製品
JP4843038B2 (ja) * 2005-08-26 2011-12-21 ソニー エリクソン モバイル コミュニケーションズ, エービー 楽曲プレイリストを提供する移動無線通信端末、システム、方法およびコンピュータプログラム
JP2007067747A (ja) * 2005-08-30 2007-03-15 Nec Saitama Ltd 赤外線連続通信システム、方法、プログラム及び携帯電話端末装置
JP4683330B2 (ja) * 2005-08-30 2011-05-18 日本電気株式会社 赤外線連続通信システム、方法、プログラム及び携帯電話端末装置
JP2008079063A (ja) * 2006-09-22 2008-04-03 Casio Hitachi Mobile Communications Co Ltd 通信端末、及び、通信制御プログラム

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5599731B2 (ja) 照明システムの設定
US20050054289A1 (en) Communications, command, and control system with plug-and-play connectivity
JP4655756B2 (ja) 遠隔操作装置、機器制御装置及び遠隔操作方法
JP2002140154A (ja) 情報処理システム
US10999095B2 (en) Communication method
TWI813166B (zh) 可降低使用者將藍牙主控裝置與藍牙設備群進行配對時的複雜度的藍牙通信系統及相關的電腦程式產品
CN101763875B (zh) 一种通过蓝牙控制字幕切换的***及方法
US20040043816A1 (en) Method and system for transferring data to an electronic toy or other electronic device
JP2005080140A (ja) 赤外線リモートコントロールシステム、受光機、携帯電話端末及びそれに用いるワイヤレス操作方法
CN109709880B (zh) 投影机的控制方法及其控制***
JP3938585B2 (ja) 無線中継システム及び無線中継装置
JP2013255107A (ja) コントローラ、制御端末、遠隔制御システムおよび通信方法をプロセッサに実行させるためのプログラム
CN115022771A (zh) 音量调节方法、装置、计算机设备及可读存储介质
JP4910801B2 (ja) 無線通信システム
WO2017149768A1 (ja) データ伝送システムとプロジェクタ、および、データ伝送方法
JP2007259381A (ja) リモコン装置およびリモコンシステム
KR101104292B1 (ko) 이동 단말기와 조명 모듈을 이용한 감정 메시지 전달 시스템
KR100608807B1 (ko) 통합 제어 가능한 a/v 시스템 및 그 제어 방법
CN105681863B (zh) 音视频播放***中的播放控制方法及装置
JP2000184467A (ja) 赤外線通信装置
CN112492601A (zh) 智能机器人的引导***及引导方法
KR102296423B1 (ko) 노래반주기용 리모콘 및 이를 구비한 노래 반주시스템
TW201301927A (zh) 無線通信方法
JP7308453B2 (ja) 設定用通信装置、通信システム、情報端末の制御方法およびプログラム
JP2008072546A (ja) リモコン信号受信装置、及び該装置を備えた映像表示装置

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20060707

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20060718

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20061212