JP2005079820A - 画像処理装置、方法及びプログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】 撮影時に特殊効果等の適用状態を確認しながら撮影者の意図どおりの画像を容易に撮影できるようにする画像処理技術を提供することを課題とする。
【解決手段】 被写体像を光電変換して画像データを生成する撮像手段と、撮像手段により生成される画像データに特殊効果を適用した特殊効果付画像を出力する画像出力手段と、撮影指示がされると、撮像手段により生成された画像データ及び特殊効果の情報を関連付けて記録する記録手段とを有する画像処理装置が提供される。
【選択図】 図2

Description

本発明は、画像処理技術に関する。
近年、CCD入力装置より入力した映像をデジタル変換して画像データとして記憶装置に格納するいわゆるデジタルカメラ装置が実用化され、デジタル画像の作成手段として広く利用されるようになった。デジタルカメラ装置の中には、利用者が撮影時に特殊効果を設定する機能を備えているものがあり、これにより色調変換やソフトフォーカスといった特殊効果を施した画像の撮影をおこなえるようにしている(例えば、特許文献1参照。)。
特開2002−176615号公報
しかしながら、上記従来例のデジタルカメラ装置によって設定可能な特殊効果は、画像データを記憶装置に格納する時点で画像データに適用されるよう構成されているため、特殊効果付の画像を表示しながら意図した通りの特殊効果が適用されることを確認した上で撮影できないという欠点があった。また、特殊効果の適用に際して画像データ自体を直接加工することになるため、後に特殊効果を解除した画像データや別の特殊効果を適用した画像データが利用したい状況が発生しても、素材となるべき特殊効果なしの画像データを得ることができないという問題があった。
こうした欠点を解決する方法としては、デジタルカメラ装置で撮影された画像データをコンピュータ装置に転送し、コンピュータ装置上で動作するプログラムを使用することによって特殊効果を施すという方法がある。そのようなプログラムはフォトレタッチアプリケーションと称されており、特殊効果なしの画像データを素材として多様な特殊効果を対話的に適用できるようになっている。
しかしながら、上記のフォトレタッチアプリケーションを用いる解決方法においては、はじめに画像データをコンピュータ装置に転送する必要があるため、デジタルカメラ装置単体で特殊効果付画像を作成することの利便性は得られず、さらに、画像の撮影から特殊効果付画像の作成に至る過程の操作は、多くのステップを要する非常に煩雑な手続きになるという問題がある。
本発明は上記の実情に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、撮影時に特殊効果等の適用状態を確認しながら撮影者の意図どおりの画像を容易に撮影できるようにする画像処理技術を提供することである。
また本発明は、画像データ自体を直接加工することなく特殊効果等を適用した画像を得ることができる画像処理技術を提供することを目的とする。
本発明の画像処理装置は、被写体像を光電変換して画像データを生成する撮像手段と、前記撮像手段により生成される画像データに特殊効果を適用した特殊効果付画像を出力する画像出力手段と、撮影指示がされると、前記撮像手段により生成された画像データ及び前記特殊効果の情報を関連付けて記録する記録手段とを有することを特徴とする。
また、本発明の画像処理装置は、被写体像を光電変換して画像データを生成する撮像手段と、前記撮像手段により生成される画像データにアニメーションを合成した画像を出力する画像出力手段と、撮影指示がされると、前記撮像手段により生成された画像データ及び前記アニメーションの情報を関連付けて記録する記録手段とを有することを特徴とする。
また、本発明の画像処理装置は、一又は複数の画像データを記憶するための画像記憶手段と、一又は複数の特殊効果の情報を記憶するための特殊効果記憶手段と、前記画像記憶手段に記憶されている画像データを選択する画像選択手段と、前記特殊効果記憶手段に記憶されている特殊効果を選択する特殊効果選択手段と、前記選択された画像データ及び前記選択された特殊効果の情報を関連付けて記録する記録手段とを有することを特徴とする。
また、本発明の画像処理方法は、被写体像を光電変換して画像データを生成する撮像ステップと、前記生成された画像データに特殊効果を適用した特殊効果付画像を出力する画像出力ステップと、撮影指示がされると、前記生成された画像データ及び前記特殊効果の情報を関連付けて記録する記録ステップとを有することを特徴とする。
また、本発明の画像処理方法は、被写体像を光電変換して画像データを生成する撮像ステップと、前記生成された画像データにアニメーションを合成した画像を出力する画像出力ステップと、撮影指示がされると、前記生成された画像データ及び前記アニメーションの情報を関連付けて記録する記録ステップとを有することを特徴とする。
また、本発明の画像処理方法は、画像記憶手段に記憶されている画像データを選択する画像選択ステップと、特殊効果記憶手段に記憶されている特殊効果を選択する特殊効果選択ステップと、前記選択された画像データ及び前記選択された特殊効果の情報を関連付けて記録する記録ステップとを有することを特徴とする。
また、本発明のプログラムは、被写体像を光電変換して画像データを生成する撮像ステップと、前記生成された画像データに特殊効果を適用した特殊効果付画像を出力する画像出力ステップと、撮影指示がされると、前記生成された画像データ及び前記特殊効果の情報を関連付けて記録する記録ステップとをコンピュータに実行させるためのプログラムである。
また、本発明のプログラムは、被写体像を光電変換して画像データを生成する撮像ステップと、前記生成された画像データにアニメーションを合成した画像を出力する画像出力ステップと、撮影指示がされると、前記生成された画像データ及び前記アニメーションの情報を関連付けて記録する記録ステップとをコンピュータに実行させるためのプログラムである。
また、本発明のプログラムは、画像記憶手段に記憶されている画像データを選択する画像選択ステップと、特殊効果記憶手段に記憶されている特殊効果を選択する特殊効果選択ステップと、前記選択された画像データ及び前記選択された特殊効果の情報を関連付けて記録する記録ステップとをコンピュータに実行させるためのプログラムである。
画像データに特殊効果等を適用した画像を出力することにより、撮影時に特殊効果等の適用状態を確認しながら撮影者の意図どおりの画像を容易に撮影できる。また、画像データ及び特殊効果等の情報を関連付けて記録することにより、画像データ自体を直接加工することなく特殊効果等を適用した画像を記録することができ、画像データと特殊効果等の情報は独立して扱うことができるため、同一の画像データに対して異なる特殊効果等を組み合わせて多様な画像を記録することができる。
以下、本発明の詳細をその実施の形態にもとづいて図面を参照しながら説明する。
(第1の実施形態)
図1は本発明の第1の実施形態によるデジタルカメラの構成を説明するブロック図である。
図1において、制御部1には撮像部2、操作部3、記録部4、モード切替スイッチ8、特殊効果選択スイッチ9、特殊効果付画像選択スイッチ10、シャッターボタン11、特殊効果付画像保存スイッチ12、および通信インタフェース14からそれぞれ信号が入力される。また制御部1から表示部7、記録部4に対して出力がなされる。また、制御部1はROM5、RAM6に接続している。
上記各部のうち、撮像部2は、被写体像をデジタル信号に光電変換して制御部1に入力する。操作部3は、スイッチの操作により、操作信号を制御部1に送ることができる。モード切替スイッチ8はデジタルカメラのモードを撮影モード、再生モードのいずれかに切り替えるスイッチである。特殊効果選択スイッチ9は特殊効果を1つ選択する機能を持つ。
上記記録部4は画像データを記録媒体への記録や記録媒体から読み込みを行うためのインタフェースである。また、同時に上記記録部4は特殊効果情報を読み込むことができる。通信インタフェース14は外部から特殊効果情報を取得するためのインタフェースであり、パーソナルコンピュータ(PC)15とは通信ケーブルあるいは無線によって接続している。
上記表示部7は、デジタルカメラのファインダーであるとともに、再生時にはディスプレイとなる。また、SVG(Scalable Vector Graphics)標準規格によって記述された内容を解釈し、動的に画像を生成して表示する機能を併せ持つ。
次に、上記のように構成された本実施形態によるデジタルカメラの撮影モードについて説明する。図2は撮影モード時の処理の流れを示した図で、モード切替スイッチ8によってデジタルカメラのモードが撮影モードに設定されたときに開始する。
まず、特殊効果設定手段(ステップ101)について、図3に示した特殊効果設定手段の流れに沿って説明する。特殊効果情報テンプレートはSVG標準規格によって記述されており、それがROM5あるいは記録部4の記録媒体に存在している。特殊効果の設定あるいは変更を行なうときは、特殊効果選択スイッチ9により特殊効果を選択し(ステップ201)、RAM6にその情報を保存し(ステップ202)、特殊効果設定を終了する。
図5に示した例は、画像をセピア調に変換する特殊効果情報をSVGで記述したものである。特殊効果情報テンプレートでは、<image>要素を1つだけ含み、xlink:href属性は空("")に設定しておく。特殊効果の記述はSVG標準規格に従う。例として画像をセピア調に変換する特殊効果をあげたが、他にも照明効果など、多様な特殊効果を設定することが可能である。
次に、表示手段(ステップ102)について、図4に示した表示手段の処理の流れに沿って説明する。撮像部2は被写体像をデジタル信号に変換し、制御部1に入力する。その被体画像データを表示部7に転送する(ステップ301)。一方、特殊効果情報はステップ101の処理においてRAM6に保存されており、それを表示部7に転送する(ステップ302)。さらに特殊効果情報を解析して被写体像に適用した合成画像を生成し(ステップ303)、VRAMに転送し(ステップ304)、ディスプレイに出力する(ステップ305)。
図1に戻り、ステップ103でシャッターボタン11が押下されたかどうかをチェックし、押下されなければステップ101に戻る。押下された場合、ステップ104に処理が遷移する。
次に、特殊効果情報保存手段(ステップ104)について、図6に示した保存手段の処理の流れに沿って説明する。シャッターボタン11が押下された時点の被写体像を、撮像部2においてデジタル信号に変換し、制御部1に入力し、記録部4に保存する(ステップ401)。次に画像を保存したときのファイル名を取得し、RAM6に転送する(ステップ402)。適用する特殊効果情報はRAM6に保存されており、<image>要素のxlink:href属性の属性値を、取得したファイル名に変更する(ステップ403)。このようにして構築された特殊効果情報を記録部4に転送して図7に示したようなSVG形式のファイルとして保存し(ステップ404)、特殊効果情報保存の処理を終了する。すなわち、被写体画像及び特殊効果情報を関連付けて記録する。
なお、上記実施形態では、特殊効果情報テンプレートはROM5あるいは記録部4の記録媒体に存在する場合について説明したが、外部入力装置から通信インタフェースを経由して特殊効果情報を取得してもよい。特殊効果情報はテキスト形式で、しかも公知の記述言語を用いるため、市販のパーソナルコンピュータを用いて編集することが可能である。図1において、PC15で特殊効果情報を編集し、PC15と通信インタフェース14を接続した上で、特殊効果情報を制御部1に転送し、RAM6に保存する。この特殊効果情報はROM5や記録部4の記録媒体に保存されている特殊効果情報と同様に扱うことができる。
次に、再生モード時の処理について、その流れを示した図8に沿って説明する。この処理はモード切替スイッチ8によってデジタルカメラのモードが再生モードに設定されたときに開始する。
まず初めに、ステップ501において、特殊効果付画像選択スイッチ10によって記録部4の記録媒体に保存されている1つまたは複数の特殊効果情報のうち1つを選択する。
次に、表示手段(ステップ502)について、図9に示した表示手段の流れに沿って説明する。選択された特殊効果情報は図7に示されているようなSVG形式で保存されている。まず記録部4の記録媒体に保存されている特殊効果情報と特殊効果が適用されている画像データを取得する(ステップ601、ステップ602)。次に画像データに対して特殊効果を適用した合成画像を出力し(ステップ603、図4参照)、処理を終了する。
次に、選択されている特殊効果付画像の特殊効果を変更する場合には特殊効果設定の処理を行い(ステップ503、図3参照)、ステップ502に戻る。また特殊効果付画像保存スイッチ12によって記録処理を行なう(ステップ504)。記録処理によって、RAM6に構築された特殊効果情報のみ、記録部4の記録媒体に出力される。そして、終了の指示により、再生モードを終了する。
(第2の実施形態)
図10は本発明の第2の実施形態によるデジタルカメラの構成を説明するブロック図である。
図10において、制御部1には撮像部2、操作部3、記録部4、モード切替スイッチ8、選択スイッチ22、決定スイッチ23、通信インタフェース14、および無線ネットワークインタフェース24からそれぞれ信号が入力される。また制御部1から記録部4、表示部7、通信インタフェース14、無線ネットワークインタフェース24に対して出力がなされる。記録部4は、記録媒体21と接続している。また、制御部1は、ROM5、RAM6に接続している。
上記各部のうち、制御部1、撮像部2、操作部3、記録部4、ROM5、RAM6、表示部7、モード切替スイッチ8、選択スイッチ22、決定スイッチ23はデジタルカメラの本体部に設けられる。
上記各部のうち、撮像部2は被写体画像をデジタル信号に変換して制御部1に入力する。操作部3は、スイッチの操作により操作信号を制御部1に送ることができる。モード切替スイッチ8はデジタルカメラのモードを撮影モード、再生モードに切り替えるスイッチである。再生モードには通常の再生モードの他に、特殊効果転送モード、特殊効果設定モード、特殊効果メール送信モードに区分される。選択スイッチ22は、特殊効果情報や画像データを選択する機能を持ち、決定スイッチ23は、選択された特殊効果情報や画像データを決定する機能を持つ。
上記記録部4は、画像データを記録媒体21に対して書き込みや読み込みを行うためのインタフェースである。また、記録部4は特殊効果情報や特殊効果付画像に対しても書き込みや読み込みを行う。通信インタフェース14や無線ネットワークインタフェース24は、外部から特殊効果情報を取得するためのインタフェースであり、パーソナルコンピュータ15と接続する。また、同時に特殊効果付画像を外部ディスプレイ装置への出力を行うためのインタフェースである。
上記表示部7は、デジタルカメラのファインダーであるとともに、再生時にはディスプレイとなる。また、ファイル名表示やその他の設定情報を表示し、特殊効果情報の設定や機能実行の指示を行うための情報を提供する。
図11は記録媒体21に保存された、特殊効果情報ファイルのディレクトリ構成を示したものである。図11に示すように、特殊効果情報のファイルは記録媒体21のルートディレクトリ下に作成した‘SVG'ディレクトリに格納される。
特殊効果情報はSVG標準規格を利用して記述され、記録媒体21にファイルとして保存される。特殊効果情報テンプレートをSVGで記述した例を、図12に示す。この記述例では、画像データをグレースケールにて表示する特殊効果を示した。<title>と<desc>要素の情報は表示部7に表示され、利用者が特殊効果の内容を判断する際の情報となる。この記述例では、<image>要素を1つだけ持ち、xlink:href属性の初期値は空白に設定している。
特殊効果情報テンプレートはインターネットなどのWebサイト上からダウンロードを行うか、特殊効果情報が格納されたCD−ROMなどから転送し、取得する。
図13は外部から特殊効果情報を取得するために、パーソナルコンピュータのWebブラウザで閲覧していることを示した図である。Webブラウザ上でその効果を確認し、パーソナルコンピュータにダウンロードする。
図14は外部から特殊効果情報を取得する際の処理の流れを示した図である。ここでは、パーソナルコンピュータを操作して、特殊効果の情報をデジタルカメラ装置に転送する例を示す。まずモード切替スイッチ8により、特殊効果転送モードに切り替える。ステップ801において、パーソナルコンピュータ上で転送したい特殊効果情報を選択する。次にステップ802において、転送に用いるインタフェースを通信インタフェース14や無線ネットワークインタフェース24などから選択し、接続する。選択した転送インタフェースと、接続対象のパーソナルコンピュータとの接続を確認したら、ステップ803において特殊効果情報の転送を開始し、ステップ804において記録媒体21に保存する。保存処理が終わると、特殊効果転送処理は終了となる。
次に、特殊効果設定モードについて説明する。図15に示した流れに沿って説明を行う。まずモード切替スイッチ8により、特殊効果設定モードに切り替える。はじめにステップ901において表示部7に図16のような表示がされ、記録媒体21に保存されている画像データから特殊効果を設定したい画像を選択する。
選択された画像のファイル名は、RAM6に一時保存される。ステップ902における特殊効果の選択では、図17のように表示部7の上段には選択した画像データ、下段には記録媒体21に保存されている特殊効果の情報が表示される。表示されている特殊効果の中から、設定する特殊効果を選択する。ここで特殊効果情報は、xlink:hrefの値を選択した画像データのファイル名に変更する。図18に変更後の特殊効果情報の記述例を示す。
ステップ903において変更した特殊効果情報を保存するかの確認がされ、保存する場合はステップ904において記録媒体21の保存処理をして終了となる。保存しない場合は、そのまま終了となる。
特殊効果を設定する中で、もし気に入った特殊効果が見つからない場合には、先に説明した特殊効果転送方法により、新しい特殊効果情報を外部から入力する。
本実施形態では、外部からの特殊効果情報テンプレートをそのまま使用する形を採ったが、特殊効果情報はテキスト形式で、しかも公知の記述言語を用いるため、一般的なパーソナルコンピュータのテキストエディタを用いれば特殊効果情報の編集が可能である。
図19は作成した特殊効果付画像をメールで送信する際の処理の流れを示した図である。まずモード切替スイッチ8により、特殊効果メール送信モードに切り替える。次に、ステップ1001において記録媒体21の中から送信したい特殊効果付画像を選択する。表示部7には図20のように下段に特殊効果が設定されている画像のサムネイルと、上段に選択された特殊効果名が表示される。送信したい特殊効果付画像を決定したら、ステップ1002においてパーソナルコンピュータとの接続手段を選択する。接続手段としては、USBやIEEE1394などの通信インタフェース装置、有線または無線のネットワークインタフェース装置などから選択する。
選択した接続手段と、パーソナルコンピュータとの接続を確認したら、ステップ1003において、メール送信の確認がされる。送信するならばステップ1004において、パーソナルコンピュータから特殊効果情報とその設定画像データが送信された後、終了となる。送信しない場合は、そのまま終了となる。SVG標準規格によって記述されているため、SVGに対応した一般的なメールアプリケーションを用いて、作成者が意図した通りの特殊効果表現をメール受信者が鑑賞することができる。
以上説明したように、上記第1及び第2の実施形態によれば、撮影時に特殊効果の適用状態を確認しながら撮影者の意図どおりの特殊効果付画像を容易に撮影できるという効果がある。
また上記実施形態によれば、画像データ自体を直接加工することなく特殊効果を適用した画像を得ることができるという効果がある。
また上記実施形態によれば、画像データと特殊効果情報は独立して扱うことができるため、同一の画像データに対して異なる特殊効果を組み合わせて多様な特殊効果付画像を得ることができるという効果がある。
さらに、特殊効果情報の表現にXML(Extensible Markup Language)の標準規格を使用した場合には、XMLに対応した一般的なツールやテキストエディタを用いて特殊効果情報を編集できるため、特殊効果情報作成の負担が軽減するという効果が得られる。
また、特殊効果付画像の表現にSVGの標準規格を使用した場合には、SVGに対応した一般的なインターネット閲覧ソフトウェアを用いて特殊効果付画像を表示できるため、特殊効果付画像鑑賞の利便性が向上するという効果が得られる。
(第3の実施形態)
本発明の第3の実施形態は、アニメーションSVGを表示部(LCD)7に表示しながら撮影を行うことができる。時間的に変化するアニメーション画像のSVGファイルを予め記憶させておき、アニメーション撮影モードが選択されると、アニメーションSVGファイルを読み出し、そのアニメーションをループさせて表示部7に表示させる。その際、表示部7には、そのアニメーションと撮像部2が撮像した被写体画像データとを合成させて表示する。
次に、シャッターボタン11が押下されると、撮像部2はその時点の被写体像をデジタル画像データに変換して記録部4に保存し、それと共にその時点のSVG情報(アニメーション中のどのタイミングかを示す情報等)を関連付けて記録部4に保存する。SVG情報は、例えば、アニメーションを示すSVGデータにおいて、どのフレームが撮影タイミングに用いられたかを示すフラグである。これにより、撮影タイミングのアニメーションのフレームと被写体画像データとを合成して再生可能になる。
再生モードにおいて、撮影したアニメーション付画像を選択すると、SVG情報ファイル及び被写体画像データファイルを基に、アニメーションの撮影タイミングのフレーム画像と被写体画像データとを合成して表示部7に表示する。なお、時間的に変化するアニメーション中の一部のフレームに被写体画像データが合成されたものを表示させるようにしてもよい。いずれの表示方法にするかは、SVGファイルの記述方法で決めることができ、ユーザが選択することができるようにしてもよい。
上記の「アニメーション中のどのタイミングかを示す情報」として、アニメーションを示すSVGデータに、どのフレームが撮影タイミングに用いられたかを示すフラグをつける場合のほかに、アニメーションSVGデータから、撮影タイミングで表示しているフレームを示す新たなSVGデータを作成して、被写体画像データに関連付けて記録してもよい。すなわち、シャッターボタン11により指定された撮影タイミングのアニメーションのフレームのSVGデータを新たに作成する。また、フレーム間のタイミングで撮影タイミングが指定された場合には、2つのフレームを基に撮影タイミング時のアニメーションフレームのSVGデータを新たに作成してもよい。
さらに、撮影時にSVGデータと被写体画像データとの合成を行う場合の他、撮影後の編集処理において、アニメーションSVGデータとの合成処理を行ってもよい。例えば、図8に示した再生モード時に、アニメーションSVGデータと被写体画像データとの組み合わせを選択して、合成し、表示し、記録部4に記録することができる。
本実施形態は、コンピュータがプログラムを実行することによって実現することができる。また、プログラムをコンピュータに供給するための手段、例えばかかるプログラムを記録したCD−ROM等のコンピュータ読み取り可能な記録媒体又はかかるプログラムを伝送するインターネット等の伝送媒体も本発明の実施形態として適用することができる。また、上記のプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体等のコンピュータプログラムプロダクトも本発明の実施形態として適用することができる。上記のプログラム、記録媒体、伝送媒体及びコンピュータプログラムプロダクトは、本発明の範疇に含まれる。記録媒体としては、例えばフレキシブルディスク、ハードディスク、光ディスク、光磁気ディスク、CD−ROM、磁気テープ、不揮発性のメモリカード、ROM等を用いることができる。
なお、上記実施形態は、何れも本発明を実施するにあたっての具体化の例を示したものに過ぎず、これらによって本発明の技術的範囲が限定的に解釈されてはならないものである。すなわち、本発明はその技術思想、またはその主要な特徴から逸脱することなく、様々な形で実施することができる。
本発明の第1の実施形態によるデジタルカメラの構成を示すブロック図である。 本発明の第1の実施形態における撮影時の処理の流れを示すフローチャートである。 本発明の第1の実施形態における特殊効果設定処理の流れを示すフローチャートである。 本発明の第1の実施形態における撮影時の表示処理の流れを示すフローチャートである。 本発明の第1の実施形態における特殊効果情報の記述例を示した図である。 本発明の第1の実施形態における保存処理の流れを示すフローチャートである。 本発明の第1の実施形態における特殊効果付画像の記述例を示した図である。 本発明の第1の実施形態における再生時の処理の流れを示すフローチャートである。 本発明の第1の実施形態における再生時の表示処理の流れを示すフローチャートである。 本発明の第2の実施形態によるデジタルカメラの構成を示すブロック図である。 本発明の第2の実施形態における特殊効果情報ファイルのディレクトリ構成を示す図である。 本発明の第2の実施形態における特殊効果情報の記述例を示した図である。 本発明の第2の実施形態における特殊効果情報の取得方法を模式的に示した図である。 本発明の第2の実施形態における特殊効果転送モードの処理の流れを示すフローチャートである。 本発明の第2の実施形態における特殊効果設定モードの処理の流れを示すフローチャートである。 本発明の第2の実施形態における画面表示内容を模式的に示した説明図である。 本発明の第2の実施形態における画面表示内容を模式的に示した説明図である。 本発明の第2の実施形態における特殊効果付画像の記述例を示した図である。 本発明の第2の実施形態における特殊効果メール送信モードの処理の流れを示すフローチャートである。 本発明の第2の実施形態における画面表示内容を模式的に示した説明図である。
符号の説明
1 制御部
2 撮像部
3 操作部
4 記録部
5 ROM
6 RAM
7 表示部
8 モード切替スイッチ
9 特殊効果選択スイッチ
10 特殊効果付画像選択スイッチ
11 シャッターボタン
12 特殊効果付画像保存スイッチ
14 通信インタフェース
15 PC
21 記録媒体
22 選択スイッチ
23 決定スイッチ
24 無線ネットワークインタフェース

Claims (20)

  1. 被写体像を光電変換して画像データを生成する撮像手段と、
    前記撮像手段により生成される画像データに特殊効果を適用した特殊効果付画像を出力する画像出力手段と、
    撮影指示がされると、前記撮像手段により生成された画像データ及び前記特殊効果の情報を関連付けて記録する記録手段と
    を有することを特徴とする画像処理装置。
  2. さらに、複数の特殊効果の中から前記画像データに適用する特殊効果を選択する特殊効果選択手段を有することを特徴とする請求項1記載の画像処理装置。
  3. 前記画像出力手段は、ディスプレイ装置への表示を行うことを特徴とする請求項1又は2記載の画像処理装置。
  4. 前記記録手段は、SVG(Scalable Vector Graphics)標準規格に従って前記特殊効果の情報を記録することを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の画像処理装置。
  5. 前記記録手段は、XML(Extensible Markup Language)標準規格に従って前記特殊効果の情報を記録することを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の画像処理装置。
  6. さらに、画像データを選択する画像選択手段と、
    特殊効果を選択する特殊効果選択手段とを有し、
    前記記録手段は、前記選択された画像データ及び前記選択された特殊効果の情報を関連付けて記録することを特徴とする請求項1記載の画像処理装置。
  7. さらに、前記特殊効果の情報を外部から転送入力することができる外部入力手段を有することを特徴とする請求項1記載の画像処理装置。
  8. 前記外部入力手段は、USB又はIEEE1394インタフェースにより入力を行うことを特徴とする請求項7記載の画像処理装置。
  9. 前記外部入力手段は、有線又は無線ネットワークインタフェースにより入力を行うことを特徴とする請求項7記載の画像処理装置。
  10. さらに、前記記録手段により記録された画像データ及び特殊効果の情報を基に再生する再生手段を有する請求項1記載の画像処理装置。
  11. 前記再生手段は、前記記録手段により記録された画像データ及び特殊効果の情報の対応付けを変更して再生することができる請求項10記載の画像処理装置。
  12. 前記記録手段は、前記記録手段により記録された画像データ及び特殊効果の情報の対応付けを変更して記録することができる請求項11記載の画像処理装置。
  13. 被写体像を光電変換して画像データを生成する撮像手段と、
    前記撮像手段により生成される画像データにアニメーションを合成した画像を出力する画像出力手段と、
    撮影指示がされると、前記撮像手段により生成された画像データ及び前記アニメーションの情報を関連付けて記録する記録手段と
    を有することを特徴とする画像処理装置。
  14. 一又は複数の画像データを記憶するための画像記憶手段と、
    一又は複数の特殊効果の情報を記憶するための特殊効果記憶手段と、
    前記画像記憶手段に記憶されている画像データを選択する画像選択手段と、
    前記特殊効果記憶手段に記憶されている特殊効果を選択する特殊効果選択手段と、
    前記選択された画像データ及び前記選択された特殊効果の情報を関連付けて記録する記録手段と
    を有することを特徴とする画像処理装置。
  15. 被写体像を光電変換して画像データを生成する撮像ステップと、
    前記生成された画像データに特殊効果を適用した特殊効果付画像を出力する画像出力ステップと、
    撮影指示がされると、前記生成された画像データ及び前記特殊効果の情報を関連付けて記録する記録ステップと
    を有することを特徴とする画像処理方法。
  16. 被写体像を光電変換して画像データを生成する撮像ステップと、
    前記生成された画像データにアニメーションを合成した画像を出力する画像出力ステップと、
    撮影指示がされると、前記生成された画像データ及び前記アニメーションの情報を関連付けて記録する記録ステップと
    を有することを特徴とする画像処理方法。
  17. 画像記憶手段に記憶されている画像データを選択する画像選択ステップと、
    特殊効果記憶手段に記憶されている特殊効果を選択する特殊効果選択ステップと、
    前記選択された画像データ及び前記選択された特殊効果の情報を関連付けて記録する記録ステップと
    を有することを特徴とする画像処理方法。
  18. 被写体像を光電変換して画像データを生成する撮像ステップと、
    前記生成された画像データに特殊効果を適用した特殊効果付画像を出力する画像出力ステップと、
    撮影指示がされると、前記生成された画像データ及び前記特殊効果の情報を関連付けて記録する記録ステップと
    をコンピュータに実行させるためのプログラム。
  19. 被写体像を光電変換して画像データを生成する撮像ステップと、
    前記生成された画像データにアニメーションを合成した画像を出力する画像出力ステップと、
    撮影指示がされると、前記生成された画像データ及び前記アニメーションの情報を関連付けて記録する記録ステップと
    をコンピュータに実行させるためのプログラム。
  20. 画像記憶手段に記憶されている画像データを選択する画像選択ステップと、
    特殊効果記憶手段に記憶されている特殊効果を選択する特殊効果選択ステップと、
    前記選択された画像データ及び前記選択された特殊効果の情報を関連付けて記録する記録ステップと
    をコンピュータに実行させるためのプログラム。
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