JP2005078466A - 複数のコンピュータのインストール方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】 インストール時にユニークな設定値がある場合にも、市販ソフトウェアをインストールする場合にも自動的に作業を進めることができるようにする。
【解決手段】1台目のコンピュータのソフトウェアインストールを手作業で行い、そのインストール情報をインストーラとは別のソフトウェアによりスクリプト形式で蓄えて記録媒体4に記録する。2台目以降はインストール情報のスクリプトをインストーラとは別のソフトウェアで解析・実行して1台目と同じ手順で自動的にインストールし、インストール情報のスクリプトに入力コマンドやテーブルサーチコマンド等を自動的に付加してインストールする。
【選択図】 図1
【解決手段】1台目のコンピュータのソフトウェアインストールを手作業で行い、そのインストール情報をインストーラとは別のソフトウェアによりスクリプト形式で蓄えて記録媒体4に記録する。2台目以降はインストール情報のスクリプトをインストーラとは別のソフトウェアで解析・実行して1台目と同じ手順で自動的にインストールし、インストール情報のスクリプトに入力コマンドやテーブルサーチコマンド等を自動的に付加してインストールする。
【選択図】 図1
Description
本発明は、コンピュータへのソフトウェアのインストール方法に関する。
従来の複数コンピュータへのインストール方法は、インストール情報を書き込んだり、読み込んだりする専用プログラムを利用することで、1台目のインストール時に得たインストール情報を2台目以降のコンピュータのインストール時に再生することで同一内容のインストールを自動的に行っている(例えば、特許文献1参照)。
ところが従来の複数コンピュータへのインストール方法では、インストール情報を加工する手段を有していないため、シリアルナンバーやユーザー名等を入力するというコンピュータ毎にユニークな情報を付加する場合には利用することができない問題があった。また、インストール情報を書き込んだり、読み込んだりする専用のインストーラを準備する必要があり、市販ソフトウェアをインストールする場合には、利用できないというような問題も抱えていた。
本発明はこのような様々な問題点に鑑みてなされたものであり、インストール時にユニークな設定値が有る場合にも対応できるとともに、市販ソフトウェアをインストールする場合にも自動的に作業を進めることができる方法を提供することを目的とする。
本発明はこのような様々な問題点に鑑みてなされたものであり、インストール時にユニークな設定値が有る場合にも対応できるとともに、市販ソフトウェアをインストールする場合にも自動的に作業を進めることができる方法を提供することを目的とする。
上記問題を解決するため、本発明は、次のように構成したのである。
請求項1に記載の発明は、1台目のコンピュータのソフトウェアインストールを手作業で行い、そのインストール情報をインストーラとは別のソフトウェアによりスクリプト形式で蓄えて記録媒体に記録することを特徴としている。
このようになっているため、市販のソフトウェアのインストール時もインストール情報をスクリプトという加工可能な情報として記録することができる。
また、請求項2に記載の発明は、2台目以降のコンピュータへのソフトウェアのインストール作業を前記インストール情報のスクリプトをインストーラとは別のソフトウェアで解析・実行し、1台目と同じ手順でインストールを自動的に行うことを特徴としている。
また、請求項3に記載の発明は、2台目以降のインストール作業をするときは、インストール情報のスクリプトに入力コマンドやテーブルサーチコマンド等を付加し、コンピュータ毎に固有な設定情報を必要とする場合も自動的に設定してインストールすることを特徴としている。このようになっているため、コンピュータ毎に固有な設定が必要な場合も自動的にインストールを行える。
請求項1に記載の発明は、1台目のコンピュータのソフトウェアインストールを手作業で行い、そのインストール情報をインストーラとは別のソフトウェアによりスクリプト形式で蓄えて記録媒体に記録することを特徴としている。
このようになっているため、市販のソフトウェアのインストール時もインストール情報をスクリプトという加工可能な情報として記録することができる。
また、請求項2に記載の発明は、2台目以降のコンピュータへのソフトウェアのインストール作業を前記インストール情報のスクリプトをインストーラとは別のソフトウェアで解析・実行し、1台目と同じ手順でインストールを自動的に行うことを特徴としている。
また、請求項3に記載の発明は、2台目以降のインストール作業をするときは、インストール情報のスクリプトに入力コマンドやテーブルサーチコマンド等を付加し、コンピュータ毎に固有な設定情報を必要とする場合も自動的に設定してインストールすることを特徴としている。このようになっているため、コンピュータ毎に固有な設定が必要な場合も自動的にインストールを行える。
本発明の方法によれば、スクリプトを生成・実行するプログラムを利用しソフトウェア付属のインストーラをそのまま実行するという手順をとっているので、ソフトウェアが変わっても毎回専用のインストーラを作成する必要が無いという効果がある。また、請求項3に記載の方法によれば、コンピュータ固有の設定項目が必要な場合も自動的にインストールできるという効果がある。
以下、本発明の実施の形態について図を参照して説明する。
図1は、本発明のインストール方法を示すインストールシステムの構成を示す構成図である。図において1はソフトウェアがインストールされるコンピュータ本体、2はコンピュータ本体に装備されている補助記憶装置でフレキシブルディスクやRAMカード等が該当する。3は入力装置でキーボードやマウスが一般的である。4はコンピュータ内部に装備されているメモリで、ここにプログラムやデータが格納される。5はCD−ROM装置で最近のソフトウェアにおいてはCD−ROMにてソフトウェアを配布することが一般的になっている。6はハードディスクで、インストールされるプログラムや設定値を蓄える。7はソフトウェアが準備しているインストールプログラムである。8はスクリプトを生成・実行するプログラムで1台目のインストール時はスクリプトを生成し、2台目以降の場合はスクリプトを解析・実行する。9は8スクリプト生成・実行プログラムにより生成されたスクリプト形式のインストール情報である。
この図を用いて、以下、本発明の方法を順を追って説明する。
はじめに1台目のコンピュータにソフトウェアをインストールすることでインストール情報を獲得する。8スクリプト生成・実行プログラムを起動し生成モードで常駐させる。7のソフトウェア付属のインストーラプログラムを実行し通常のインストール作業を実行する。この時、コンピュータ内部では入力情報を全て8のプログラムが横取りし、内容を解析、9のスクリプトを生成した後、入力情報を7のプログラムへ渡している。一連のインストールが終了すると7のプログラムは終了する。この時点で9のスクリプトはインストールに必要な全情報を蓄えている、しかし、4のメモリ上にその情報があるため2の補助記憶装置へ情報を書き出した後、8のプログラムを終了させる。
2台目以降のインストールは、1台目で得たインストール情報を解析・実行することで自動的にインストールを進めていく。図2は、スクリプト形式で得られるインストール情報の例である。ここで示されているフォーマットやコマンド名は例であり同等の機能を実現できる他の名称や形式でも支障は無い。スクリプト形式であるためコンピュータで一般的に利用されているエディタと呼ばれるソフトウェアで内容を容易に変更することが可能である。図3にコンピュータ毎に固有の情報を設定する必要がある場合の、スクリプト変更の例を示す。ここでは、コンピュータに対応するテーブルを事前に必要数準備しておく。
インストールしたい1のコンピュータ上で8スクリプト生成・実行プログラムを起動し、2の補助記憶装置からスクリプト形式のインストール情報を4のメモリに読み出し、実行モードで常駐させる。7のソフトウェア付属のインストーラプログラムを実行し通常のインストール作業を実行する。この時、コンピュータ内部では入力情報が必要になると3の入力装置からではなく、9のスクリプトを元に8のプログラムが入力情報を生成し7のプログラムへ渡す。一連のインストールが終了すると7のプログラムは終了する。インストール台数情報が更新され、8のプログラムが終了する。
この図を用いて、以下、本発明の方法を順を追って説明する。
はじめに1台目のコンピュータにソフトウェアをインストールすることでインストール情報を獲得する。8スクリプト生成・実行プログラムを起動し生成モードで常駐させる。7のソフトウェア付属のインストーラプログラムを実行し通常のインストール作業を実行する。この時、コンピュータ内部では入力情報を全て8のプログラムが横取りし、内容を解析、9のスクリプトを生成した後、入力情報を7のプログラムへ渡している。一連のインストールが終了すると7のプログラムは終了する。この時点で9のスクリプトはインストールに必要な全情報を蓄えている、しかし、4のメモリ上にその情報があるため2の補助記憶装置へ情報を書き出した後、8のプログラムを終了させる。
2台目以降のインストールは、1台目で得たインストール情報を解析・実行することで自動的にインストールを進めていく。図2は、スクリプト形式で得られるインストール情報の例である。ここで示されているフォーマットやコマンド名は例であり同等の機能を実現できる他の名称や形式でも支障は無い。スクリプト形式であるためコンピュータで一般的に利用されているエディタと呼ばれるソフトウェアで内容を容易に変更することが可能である。図3にコンピュータ毎に固有の情報を設定する必要がある場合の、スクリプト変更の例を示す。ここでは、コンピュータに対応するテーブルを事前に必要数準備しておく。
インストールしたい1のコンピュータ上で8スクリプト生成・実行プログラムを起動し、2の補助記憶装置からスクリプト形式のインストール情報を4のメモリに読み出し、実行モードで常駐させる。7のソフトウェア付属のインストーラプログラムを実行し通常のインストール作業を実行する。この時、コンピュータ内部では入力情報が必要になると3の入力装置からではなく、9のスクリプトを元に8のプログラムが入力情報を生成し7のプログラムへ渡す。一連のインストールが終了すると7のプログラムは終了する。インストール台数情報が更新され、8のプログラムが終了する。
1 コンピュータ本体、 2 補助記憶装置 、
3 入力装置、 4 メモリ、
5 CD−ROM装置、 6 ハードディスク、
7 インストーラプログラム、 8 スクリプト生成・実行プログラム、
9 スクリプト
3 入力装置、 4 メモリ、
5 CD−ROM装置、 6 ハードディスク、
7 インストーラプログラム、 8 スクリプト生成・実行プログラム、
9 スクリプト
Claims (3)
- 1台目のコンピュータのソフトウェアインストールを手作業で行い、そのインストール情報をインストーラとは別のソフトウェアによりスクリプト形式で蓄えて記録媒体に記録することを特徴とする複数のコンピュータのインストール方法。
- 2台目以降のコンピュータのソフトウェアインストールは、前記インストール情報のスクリプトを前記インストーラとは別のソフトウェアで解析・実行して1台目と同じ手順で自動的にインストールすることを特徴とする請求項1に記載の複数のコンピュータのインストール方法。
- 2台目以降のインストール作業をするときは、インストール情報のスクリプトに入力コマンドやテーブルサーチコマンド等を付加し、コンピュータ毎に固有な設定情報を必要とする場合も自動的に設定してインストールすることを特徴とする請求項2に記載の複数のコンピュータのインストール方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003309555A JP2005078466A (ja) | 2003-09-02 | 2003-09-02 | 複数のコンピュータのインストール方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2003309555A JP2005078466A (ja) | 2003-09-02 | 2003-09-02 | 複数のコンピュータのインストール方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2005078466A true JP2005078466A (ja) | 2005-03-24 |
Family
ID=34411656
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2003309555A Pending JP2005078466A (ja) | 2003-09-02 | 2003-09-02 | 複数のコンピュータのインストール方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2005078466A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010224828A (ja) * | 2009-03-23 | 2010-10-07 | Toshiba It Service Kk | コンピュータ自動キッティングシステム |
JP2014512584A (ja) * | 2011-02-23 | 2014-05-22 | コンチネンタル オートモーティヴ ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツング | 自動車用制御装置を構成する方法、コンピュータプログラムおよび制御装置 |
JP2014157521A (ja) * | 2013-02-18 | 2014-08-28 | Canon Inc | デバイス装置、ソフトウェア設置方法およびコンピュータプログラム |
-
2003
- 2003-09-02 JP JP2003309555A patent/JP2005078466A/ja active Pending
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2010224828A (ja) * | 2009-03-23 | 2010-10-07 | Toshiba It Service Kk | コンピュータ自動キッティングシステム |
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US9043084B2 (en) | 2011-02-23 | 2015-05-26 | Continental Automotive Gmbh | Method for configuring a control apparatus for a motor vehicle, computer program and control apparatus |
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US10536602B2 (en) | 2013-02-18 | 2020-01-14 | Canon Kabushiki Kaisha | Device, software installation method, and storage medium |
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