JP2005076174A - 路面清掃車 - Google Patents

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Abstract

【課題】線路の路面を確実に清掃するのに有効な路面清掃車の構築技術を提供する。
【解決手段】路面清掃車10は、線路Rに沿って走行可能な牽引車両100、第1搬送車両200、第2搬送車両300と、これら車両に搭載される清掃機構とを有する構成であり、清掃機構は、被吸引物を吸引する第1吸引ホース214および第2吸引ホース224と、これら吸引ホースの下流に配置され被吸引物に対し吸引力を付与するブロワ110と、保持装置240とを備え、保持装置240は、第2吸引ホース224側部材を保持する一方、作業者の手動操作により第2吸入ホース224の位置の変更を許容するように構成されている。
【選択図】 図2

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、線路の路面の清掃を行う路面清掃車の構築技術に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、車両や電車等が走行する路面の清掃を行うのに、路面を走行可能な車体に、清掃手段を搭載した路面清掃車を用いる種々の技術が知られている。例えば、路面の塵埃を回転ブラシによってかきあげ、その塵埃を吸引手段によって吸引して回収する構成、すなわち家庭用の掃除機に類似した構成の路面清掃車が公知である(例えば、特許文献1参照。)。この技術は、回転ブラシの接地状態をシリンダ装置によって好適に制御する構成を用いることで、路面の清掃を確実に行おうとする技術である。
【0003】
【特許文献1】
特開平5−1404号公報
【0004】
しかしながら、上記従来構成の路面清掃車を用いた場合には、起伏度合いの大きい路面を清掃する際に回転ブラシを路面に追従させるのが難しく、路面の塵埃を確実に回収するのには限界がある。とりわけ、線路のように砂利等が敷きつめられた路面は、凹凸が多いばかりか、砂利等の隙間に入り込んだ塵埃やゴミ等が回収し難いため、このような問題がより顕著となる。
そこで、本発明は上記の点に鑑みてなされたものであり、線路の路面を確実に清掃するのに有効な路面清掃車の構築技術を提供することを課題とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記課題を達成するため、各請求項に記載の発明が構成される。これら各請求項に記載の発明は、線路の路面の清掃を可能とする清掃機構を、作業者の手動操作に好適な構成とすることで、路面の清掃を確実に行うことを可能とした技術である。
【0006】
(請求項1の記載の発明)
請求項1に記載の路面清掃車は、少なくとも走行車両、清掃機構を備えている。走行車両は、線路に沿って走行可能になっており、線路(レール)に対応した車輪によって線路上を走行する構成が典型的な例である。このような走行車両に清掃機構が搭載される。この清掃機構は、路面にある塵埃(粉塵)やゴミ等の清掃を可能とする機能を有し、例えば走行車両が線路に沿って走行しながら、あるいは走行および停止を繰り返しつつ所望の清掃箇所の清掃を行うことを可能とする。
【0007】
本発明の清掃機構は、特に吸引ホース、吸引手段、保持手段を備えた構成になっている。
本発明の吸引ホースは、被吸引物を吸引するためのホースであり、この吸引ホースの下流に、例えばブロワ等によって構成された吸引手段が配置されるようになっている。吸引手段が作動することにより、吸引ホースの吸引口にある被吸引物に対し吸引力が付与され、これにより被吸引物が吸引手段側へ吸引されることとなる。
本発明の保持手段は、吸引ホース側部材を保持する機能を有する。ここでいう「吸引ホース側部材を保持する。」とは、吸引ホースを直に保持する態様はもちろん、吸引ホースを当該吸引ホースに取付けられた部材を介して保持する態様を広く含む主旨である。また、本明細書でいう「保持」とは、吸引ホース側部材を上方から吊り下げる態様や、吸引ホース側部材を下方から支持する態様等を広く含む主旨である。本発明の保持手段は、吸引ホース側部材を保持するとともに、作業者の手動操作によって吸入ホースの位置の変更を許容する構成になっている。ここでいう「吸入ホースの位置の変更を許容する構成」とは、作業者の手動操作によって吸入ホースの位置を自在に変更可能な構成をいう。典型的には、保持手段によって保持された吸引ホースが、作業者が引っ張る方向や押圧する方向へ自在に移動するような構成をいう。これにより、吸引ホースの吸引口の位置が、上下方向、左右方向、前後方向等、作業者が所望する種々の方向へ自在に変更されることとなる。なお、本発明における「許容」については、保持手段が、吸入ホースの位置の変更を許容する構成であれば足りる主旨であり、許容の強弱は問わないものとする。
【0008】
本発明のこのような構成によれば、線路の路面のように凹凸が多いばかりか、砂利等の隙間に入り込んだ塵埃やゴミ等が回収し難い路面を清掃する場合であっても、作業者が手動操作によって吸入口の位置を適宜調節することで、路面に落ちた塵埃やゴミ等を確実に吸引し、清掃することができる。特に、本発明では、吸引ホースの操作に作業者による手動操作が介在する構成とし、しかもその手動操作が保持手段によって極力容易となる構成としたため、吸引ホースを自動で操作するような構成に比して、清掃作業を確実かつ容易に行うことが可能となる。
【0009】
(請求項2の記載の発明)
請求項1に記載の保持手段は、請求項2に記載のように、第1の保持機構部および第2の保持機構部を備えている。
第1の保持機構部は、吸引ホース側部材を保持した状態で水平面内を回転動作可能な構成を有する。典型的には、第1の保持機構部を、吸引ホース側部材を保持する保持アームが所定の回転軸を中心にして回転動作する構成とする。一方、第2の保持機構部は、吸引ホース側部材を保持した状態で垂直方向に移動可能な構成を有する。典型的には、第2の保持機構部を、吸引ホース側部材を保持する保持ワイヤを巻き取りないし巻き出し可能な構成とする。このような第1の保持機構部および第2の保持機構部を組み合わせることにより、吸引ホースの吸引口の位置が、上下方向、左右方向、前後方向等、作業者が所望する種々の方向へ自在に変更されることとなる。特に、本発明によれば、保持手段を簡便な構成によって実現することが可能となる。
【0010】
(請求項3の記載の発明)
請求項1,2に記載の路面清掃車では、請求項3に記載のように吸引ホースに作業者操作用の操作レバーが設けられるのが好ましい。これにより、作業者は、操作レバーを掴んで吸引ホースを迅速に操作することができる。とりわけ、口径の大きい吸引ホースを用いる場合には、この吸引ホースを手動操作しにくいことがあるが、本発明の構成はこのような場合に特に有効である。
【0011】
(請求項4の記載の発明)
請求項4に記載の路面清掃車では、清掃機構は、吸引口の大きさの異なる複数種類の吸引ホースを備えている。これにより、被吸引物の大きさ、用途等に応じて吸引ホースを使い分けることができ合理的である。
【0012】
(請求項5の記載の発明)
請求項5に記載の路面清掃車では、清掃機構が、更に吸引ホースを通じて吸引された被吸引物から固体物(塵埃(粉塵)、ゴミ等)を分離可能な分離手段を備えている。これにより、被吸引物の中から固形物が選択的に分離され回収されることとなる。この分離手段としては、各種の機構を用いることができる。例えば、被吸引物である含塵エアを本体内壁に遠心力によって押し付けられながら流通させ、固形物のみを下方へ分離し、固形物が分離された気流を上方から抜き出す構成、いわゆるサイクロン方式の分離機構や、フィルターに被吸引物である含塵エアを流通させることで固形物を捕集・分離する機構、またこれらを組み合わせた機構等を用いることができる。本発明のこのような構成によれば、吸引ホースを通じて吸引した被吸引物の処理を、分離手段を用いて確実に行うことが可能となる。
【0013】
【発明の実施の形態】
以下に、本発明の路面清掃車の一実施の形態である路面清掃車10の構成および作用を、図面を参照しながら説明する。ここで、図1は本実施の形態の路面清掃車10の平面図であり、図2は本実施の形態の路面清掃車10の側面図である。図3は第1吸引ホース214および吸引ノズル215の構成を示す図である。図4は第2吸引ホース224および吸引ノズル225の構成を示す図である。図5は吸引ノズル227の構成を示す図である。図6は保持装置240の構成を示す図である。図7は図6中のバランサー250の構成を示す図である。図8は開閉装置260およびコンベア装置270の構成を示す図である。図9は本実施の形態の路面清掃車10を用いた清掃作業の様子を説明する図である。
【0014】
図1および図2に示すように、本実施の形態の路面清掃車10は、大別して牽引車両100、第1搬送車両200、第2搬送車両300によって構成されている。本実施の形態では、牽引車両100の車両後方(図1および図2中の右側)に第1搬送車両200が配置され、牽引車両100の車両前方(図1および図2中の左側)に第2搬送車両300が配置されている。
【0015】
牽引車両100は、駆動源としてのエンジン(図示省略)を搭載しており、このエンジンによって車輪102が駆動されることで、線路(レール)R上を車両前方あるいは車両後方へ走行可能となっている。すなわち、本実施の形態では、牽引車両100が自走可能な車両となっている。
第1搬送車両200は、車輪202を備えた台車201を有し、この台車201が連結部材104を介して牽引車両100に連結されている。従って、第1搬送車両200は、牽引車両100の走行に伴って線路R上を走行可能である。
また、第2搬送車両300は、車輪302を備えた台車301を有し、この台車301が連結部材105を介して牽引車両100に連結されている。従って、第2搬送車両300は、牽引車両100の走行に伴って線路R上を走行可能である。
これら牽引車両100、第1搬送車両200、および第2搬送車両300によって本発明における「走行車両」が構成されている。
【0016】
以下、各車両の具体的な構成について説明する。
まず、牽引車両100の荷台101上には、ブロワ110、このブロワ110の下流に接続されたサイレンサー120等が搭載されている。また、この牽引車両100には、当該牽引車両100の車両後方を上方から照らす照明103が設けられている。
【0017】
ブロワ110は、ブロワ本体111に吸引機構を備え、この吸引機構が駆動されることによって吸引部112からエアを吸引し、吐出部113を通じて吸引エアをサイレンサー120側へ吐出する構成になっている。このブロワ110等によって本発明における「吸引手段」が構成されている。ブロワ110から吐出されたエアは、サイレンサー120によって消音処理されたのち大気へ排出されるようになっている。
【0018】
次に、第1搬送車両200の台車201上には、フィルター装置210、サイクロン装置220、保持装置240、開閉装置260、コンベア装置270等が搭載されている。また、この第1搬送車両200には、当該第1搬送車両200の車両後方を上方から照らす照明203、およびフィルター装置210を上方から照らす照明204が設けられている。
【0019】
フィルター装置210は、サイクロン装置220側から流入した含塵エア中の固形物(塵埃(粉塵)、ゴミ等)をフィルター処理によって分離する機能を有する装置であり、本実施の形態のフィルター装置210では、例えば、フィルター装置本体211内にフィルターバグ(図示省略)を収納した、いわゆるバグフィルター型の集塵機構を用いている。フィルターバグは、例えば、円筒状に形成されたフェルトや布によって構成される。フィルター装置本体211内のエア流通経路にこのフィルターバグが設けられており、含塵エア中に含まれた固形物(塵埃、ゴミ等)は、このフィルターバグによって捕集されるようになっている。また、本実施の形態のフィルター装置210は、フィルターバグに、後述するエアーコンプレッサー330によって高圧化されたパルスジェットエアーがフィルター再生用として供給される、いわゆるパルスジェット式になっている。フィルター装置本体211の下流部212は、接続ホース114を通じてブロワ110の吸引部112に接続されている。
【0020】
サイクロン装置220は、流入した含塵エア中の固形物(塵埃(粉塵)、ゴミ等)を分離する機能を有する装置であり、円筒状の部位を有するサイクロン装置220を備えている。本実施の形態では、計3つのサイクロン装置220が設けられている。各サイクロン装置220では、サイクロン装置本体221の上部に流出部223が設けられ、この流出部223がフィルター装置本体211の入口に接続されている。
なお、このフィルター装置本体211の入口には、流出部223に加え、第1吸引ホース214も接続されるようになっている。また、サイクロン装置本体221の側部に流入部222が設けられ、この流入部222の上流に第2吸引ホース224が取り付けられている。本実施の形態では、第1吸引ホース214および第2吸引ホース224が各々3つずつ設けられている。
なお、このサイクロン装置220および前記のフィルター装置210によって、本発明における「分離手段」が構成されている。
【0021】
第1吸引ホース214および第2吸引ホース224は、いずれも線路(レール)Rの路面に落ちている塵埃やゴミ等を吸引するのに用いられるホースであり、ゴム等の弾性材料によって構成されるフレキシブルなホースである。
第2吸引ホース224は、サイクロン装置220を介してフィルター装置210に接続された構成である一方、第1吸引ホース214は、サイクロン装置220を介することなくフィルター装置210に直接的に接続された構成になっている。すなわち、第2吸引ホース224から吸引された被吸引物は、サイクロン装置220、フィルター装置210で順次処理されるのに対し、第1吸引ホース214から吸引された被吸引物は、そのままフィルター装置210で処理されるようになっている。なお、第2吸引ホース224が、本発明における「被吸引物を吸引する吸引ホース」に対応している。
【0022】
第1吸引ホース214の先端部(最上流部)には、例えば図3に示すような円筒状の吸引ノズル215(内径d1)が取り付けられる。この吸引ノズル215は、例えば樹脂製の部材によって構成される。この吸引ノズル215の先端箇所が、本発明における「吸引ホースの吸引口」に対応している。
一方、第2吸引ホース224の先端部(上流部)には、例えば図4に示すようなブラシ状の弾性部225aを備えた吸引ノズル225(内径d2)が取り付けられる。弾性部225aは、例えば樹脂製の部材によって構成される。この吸引ノズル225の先端箇所が、本発明における「吸引ホースの吸引口」に対応している。また、第2吸引ホース224には、作業者の手動操作用の操作レバー226aを備えた操作部226が取り付けられている。この操作レバー226aが、本発明における「操作レバー」に対応している。
先端に吸引ノズル225を備えた第2吸引ホース224は、その内径d2(口径)が第1吸引ホース214および吸引ノズル215の内径d1(口径)よりも大きい構成であり、大型の塵埃やゴミ等を吸引するのに好適に用いられる。一方、先端に吸引ノズル215を備えた第1吸引ホース214は、小型の塵埃やゴミ等を吸引するのに好適に用いられる。
【0023】
なお、図4に示す吸引ノズル225にかえて、図5に示す吸引ノズル227を第2吸引ホース224の先端に取り付けることもできる。この吸引ノズル227は、吸引ノズル225の内径d2よりも大きい内径d3を有する幅広形状になっており、弾性部225aと同様の材質によって構成された弾性部227aを備えている。従って、吸引ノズル227を用いることにより、吸引ノズル225を用いる場合に比して一度に広範囲の吸引を行うことが可能となる。
【0024】
保持装置240は、第2吸引ホース224を保持する機能を有する装置であり、本実施の形態では、図6に示すような保持アーム241およびバランサー250等によって構成されている。この保持装置240が、本発明における「保持手段」に対応している。
保持アーム241は、支柱242によって図6中の矢印243あるいは244方向へ回転動作可能に支持されている。この保持アーム241の先端部241aにバランサー250が取り付けられ、バランサー250のワイヤWに第2吸引ホース224が吊り下げられて保持されるようになっている。
【0025】
図7に示すように、バランサー250は、バランサーケース251内にワイヤWの巻き取りないし巻き出しを可能とするドラム253が収容されている。このドラム253は、バランサーケース251の中心部を貫通する支持軸252により回転自在に支持されている。ドラム253には、スプリング収容空間が形成されており、このスプリング収容空間に渦巻きスプリング254が配置されている。この渦巻きスプリング254は、その一端がドラム253に、他端が支持軸252にそれぞれ取り付けられており、ドラム253をワイヤWの巻き取り方向に弾性付勢する構成になっている。従って、作業者が第2吸引ホース224を下方へ引っ張るとき、バランサー250は、その引っ張り力にしたがってワイヤWの巻き出しを許容する。すなわち、バランサー250は、第2吸引ホース224を保持した状態で垂直方向(図7中の上下方向)に移動可能な構成であり、本発明における「第2の保持機構部」を構成する。
一方、保持アーム241は、第2吸引ホース224を保持するバランサー250を保持するとともに、バランサー250を保持した状態で水平面内を回転動作可能な構成であり、本発明における「第1の保持機構部」を構成する。この場合、保持アーム241によって保持されたバランサー250が、本発明における「吸引ホース側部材」に相当する。
【0026】
図8に示すように、開閉装置260は、サイクロン装置本体221の底部に設置され、開閉装置本体261と、この開閉装置本体261内を水平方向にスライド可能なスライド板262とを備えている。作業者がこのスライド板262を開放位置と閉止位置との間をスライド操作させることによって、サイクロン装置本体221の底部が開放状態ないし閉鎖状態に設定されるようになっている。スライド板262が閉止位置の方向へスライド操作され、サイクロン装置本体221の底部が閉鎖状態に設定されたときには、サイクロン装置本体221の底部に回収物(固形物)が堆積可能となる。一方、スライド板262が開放位置の方向へスライド操作され、サイクロン装置本体221の底部が開放状態に設定されたときには、サイクロン装置本体221の底部に堆積した回収物(固形物)を回収ドラムDに回収可能となる。この場合、サイクロン装置本体221の下方に予め回収ドラムDを設置した状態でスライド板262を開放位置の方向へスライド操作する。
【0027】
また、図8に示すように、コンベア装置270は、第1搬送部271、第2搬送部272、シリンダ機構部274、回収ドラム支持台275等を備えている。第1搬送部271および第2搬送部272には、回転自在に構成されたローラー273が複数設けられている。これにより、回収ドラム支持台275は、第1搬送部271や第2搬送部272上に置かれた状態で水平方向(図8中の左右方向)への容易な移動が可能とされている。シリンダ機構部274は、第1搬送部271を上下方向(図8中の上下方向)へ移動可能な構成を有する。
回収ドラムDを開閉装置260の下部に装着する場合には、第1搬送部271が上方へ移動するようにシリンダ機構部274を制御する。反対に、回収ドラムDの交換等を行う場合には、第1搬送部271が下方へ移動するようにシリンダ機構部274を制御する。回収ドラム支持台275には、円筒形状の回収ドラムDの形状に対応した円筒形状の突起275aが設けられており、回収ドラム支持台275に対する回収ドラムDの位置決めが可能となっている。
【0028】
図1および図2に戻って、第2搬送車両300の台車301上には、トイレ310、発動発電機320、エアーコンプレッサー330等が搭載されている。また、この第2搬送車両300には、当該第2搬送車両300を上方から照らす照明303が設けられている。
【0029】
トイレ310は、例えば作業者が作業中の用便に用いるものであり、特に清掃作業を長時間にわたって行う場合に好適に設置される。短時間の清掃作業の場合には、このトイレ310を省略することもできる。
発動発電機320は、例えば燃料を用いて電気を発生させる機構を搭載しており、照明103,203,204,303、ブロワ110、エアーコンプレッサー330等へ電力を供給する構成になっている。
エアーコンプレッサー330は、エア(空気)を圧縮して高圧化し、その高圧エア(高圧空気)を、前記のパルスジェットエアーとしてフィルター装置210に供給する構成を有する。このエアーコンプレッサー330は、例えば、フィルター装置210のフィルターバグ前後の圧力や、フィルターバグ前後の差圧が規定値に達し、フィルターバグの再生処理が必要と判断されたタイミングで運転されるようになっている。
【0030】
以下、本実施の形態の路面清掃車10を用いた線路Rの路面の清掃方法を図1,図2,図8、および図9等を参照しながら説明する。
上記構成の路面清掃車10を用いて清掃作業を行うに際し、牽引車両100を自走させ、第1搬送車両200および第2搬送車両300を線路R上において走行させる。この清掃作業に際し、作業者は、まず、回収ドラムDをサイクロン装置本体221の底部に装着し、また開閉装置260のスライド板262を開放位置に設定する。そして、ブロワ110の運転を開始し、ブロワ110の前後の圧力や、フィルター装置本体211内部の圧力や、サイクロン装置本体221の流入部222の圧力が所定の範囲に制御されていることを確認する。この状態では、第1吸入ホース214および第2吸引ホース224の吸引口に、被吸引物を吸引可能な吸引力が作用している。
【0031】
そして、路面清掃車10の低速での走行が維持された状態で、あるいは路面清掃車10の走行と停止が繰り返された状態で、作業者は第1搬送車両200の後方において清掃作業を行う。
図9に示すように、この清掃作業では、作業者は、第1吸入ホース214や第2吸引ホース224の吸引口(吸引ノズル215および吸引ノズル225)を、路面に落ちている塵埃やゴミ等に向けるように手動操作する。これにより、第1吸入ホース214や第2吸引ホース224を通じて被吸引物が吸引されることとなる。このとき、特に、第2吸引ホース224は、作業者が操作部216の操作レバー216aを手で掴むことによって手動操作される。この第2吸引ホース224は、保持アーム241によって左右への回転動作が許容され、またバランサー250によって垂直方向(上下方向)への移動が許容されているため、作業者の手動操作によって第2吸引ホース224の吸入口(吸引ノズル225)の位置が自在に変更されることとなる。
【0032】
第2吸引ホース224を通じて吸引された塵埃やゴミ等の被吸引物は、サイクロン装置220において分離処理される。このとき、被吸引物は、サイクロン装置本体221の内壁に遠心力によって押し付けられながら移動し、被吸引物中の固形物はサイクロン装置本体221の底部に堆積し、また、スライド板262が開放位置にある開閉装置260を通じて回収ドラムDに回収される。一方、サイクロン装置220において固形物が除去されたあとの被吸引物は、サイクロン装置本体221の上方から抜き出される。すなわち、第2吸引ホース224を通じて吸引された大型の塵埃やゴミ等が、このサイクロン装置220において分離されることとなる。
【0033】
サイクロン装置本体221の上方から抜き出された被吸引物、および第1吸引ホース214を通じて吸引された被吸引物は、フィルター装置210へ流入し、フィルター装置本体211内に収容されたフィルターバグによってフィルター処理される。サイクロン装置220によって分離しきれなかった固形物や、第1吸引ホース224を通じて吸引された小型の塵埃やゴミ等が、このフィルター装置210において分離されることとなる。フィルター装置210を通過した被吸引物は、ブロワ110およびサイレンサー120を通じて大気へ排気されることとなる。本実施の形態では、サイクロン装置220およびフィルター装置210を直列に配置し、第2吸引ホース224を通じて吸引された被吸引物がこれらサイクロン装置220およびフィルター装置210を介して2段階で処理される構成としたため、大型の塵埃やゴミ等が分離されたあとの被吸引物のみがフィルター装置210へ流入することとなり、被吸引物中の固形物の分離処理を効率よく行うことが可能となる。なお、サイクロン装置220における固形物の分離効率や、フィルター装置210における固形物の分離効率(例えば、フィルターバグの捕集効率)は、第1吸入ホース214や第2吸引ホース224を通じて吸引される被吸引物の大きさ等に応じて適宜設定される。
上記のように、本実施の形態では、ブロワ110、第1吸入ホース214および第2吸引ホース224、フィルター装置210、サイクロン装置220、保持装置240等によって、本発明における「清掃機構」が構成されている。
【0034】
路面清掃車10による清掃作業がすすみ、サイクロン装置220によって分離された固形物を回収ドラムDへ回収する作業がすすむと、回収ドラムDの交換作業を行う。この交換作業に際して、ブロワ110等の運転を維持してもよいし、あるいは運転を一旦停止することもできる。回収ドラムDを交換する場合は、開閉装置260のスライド板262を閉鎖位置に設定する。固形物(回収物)を回収した回収ドラムDは、図8中に示すコンベア装置270によって図中の2点鎖線で示すような排出位置まで搬送する。そして、空の回収ドラムDをサイクロン装置本体221の底部に装着し、スライド板262を再び開放位置に設定する。
なお、清掃作業を長時間にわたって行う場合や、塵埃やゴミ等の回収量が多いと予想される場合には、予備の回収ドラムDを積載するのが好ましい。この場合、予備の回収ドラムDを、例えば第2搬送車両300に積載することができる。
【0035】
また、路面清掃車10による清掃作業がすすみ、フィルター装置210のフィルターバグに固形物が堆積するとフィルターバグの再生処理を行う。例えば、フィルターバグ前後の圧力や、フィルターバグ前後の差圧が規定値に達した場合に、フィルターバグの再生処理が必要と判断し、エアーコンプレッサー330からフィルターバグへパルスジェットエアーを供給する。これにより、フィルターバグに捕集された固形物がふるい落とされ、フィルター装置本体211の底部に堆積する。例えば清掃作業終了後に、フィルター装置本体211の底部が開放され、底部に堆積した固形物が回収される。
なお、エアーコンプレッサー330は、予め定められた時間毎に自動で運転および停止を繰り返すように制御されてもよい。
【0036】
以上のように、本実施の形態によれば、線路Rの路面を清掃するに際し、保持装置240によって保持された第2吸引ホース224を作業者が手動操作することで、第2吸引ホース224の吸引口の位置を容易に変更することができる。従って、線路Rの路面のように凹凸が多いばかりか、砂利等の隙間に入り込んだ塵埃やゴミ等が回収し難い路面を清掃する場合であっても、作業者が第2吸引ホース224の位置を手動操作によって適宜調節することで、路面に落ちた塵埃やゴミ等を確実に吸引し、清掃することができる。特に、本実施の形態では、第2吸引ホース224の操作に作業者による手動操作が介在する構成とし、しかもその手動操作が保持装置240によって極力容易となる構成としたため、吸引ホースを自動で操作するような構成に比して、清掃作業を確実かつ容易に行うことが可能となる。
【0037】
また、本実施の形態によれば、第2吸引ホース224を保持する保持装置240を、保持アーム241とバランサー250を組み合わせて構成したため、保持手段を簡便な構成によって実現することが可能となる。
【0038】
また、本実施の形態によれば、第2吸引ホース224に操作レバー226aを設けたため、口径の大きい第2吸引ホース224を作業者が確実に手動操作するのに有効である。
【0039】
また、本実施の形態によれば、吸引口の大きさの異なる第1吸引ホース214および第2吸引ホース224を設けたため、被吸引物の大きさ、用途等に応じて吸引ホースを使い分けることができ合理的である。
【0040】
また、本実施の形態によれば、路面清掃車10にサイクロン装置220およびフィルター装置210を搭載したため、第2吸引ホース224を通じて吸引した被吸引物の処理を、これらサイクロン装置220およびフィルター装置210を用いて確実に行うことが可能となる。特に、本実施の形態では、第2吸引ホース224を通じて吸引した被吸引物を、サイクロン装置220およびフィルター装置210を介して2段階で処理するため、大型の塵埃やゴミ等が分離されたあとの被吸引物のみがフィルター装置210へ流入することとなり、被吸引物中の固形物の分離処理を効率よく行うことができる。
【0041】
〔他の実施の形態〕
なお、本発明は上記の実施の形態のみに限定されるものではなく、種々の応用や変形が考えられる。例えば、上記実施の形態を応用した次の各形態を実施することもできる。
【0042】
上記実施の形態では、第2吸引ホース224を保持装置240によって上方から吊り下げる形態について記載したが、第2吸引ホース224を下方から支持する機構によって本発明の保持装置を構成することもできる。
【0043】
また、上記実施の形態では、口径の異なる2種類の第1吸引ホース214および第2吸引ホース224を各々3つずつ設置する構成について記載したが、各吸引ホースの口径、各吸引ホースの設置数、吸引ホースの種類数等は限定されず、例えば被吸引物の種類等に応じて適宜設定可能である。
【0044】
また、上記実施の形態では、第2吸引ホース224に操作レバー226aを設ける場合について記載したが、操作レバー226aのような第1吸引ホース214に操作レバーを設置してもよい。
【0045】
また、上記実施の形態では、第2吸引ホース224が保持装置240によって保持される場合について記載したが、第1吸引ホース214および第2吸引ホース224が、ともに保持装置240によって保持される構成とすることもできる。
【0046】
また、上記実施の形態では、手動操作によって第2吸引ホース224の位置の移動を許容する構成として、支柱242によって支持された保持アーム241、および渦巻きスプリング254を備えたバランサー250を用いる場合について記載したが、これらの構成は必要に応じて適宜変更可能である。
例えば、支持アーム241が水平面内をスライド移動するような構成を用いることもできる。また、バランサー250にかえて、スプリング以外の付勢機構、例えばシリンダやダンパ等の付勢機構を備えた保持手段を用いることもできる。
【0047】
また、上記実施の形態では、パルスジェット式のフィルター装置210を用いる場合について記載したが、このフィルター装置210にかえて、例えばフィルター装置本体の内部に設置した鋼線を揺動させ、その弾力を利用して壁面にインパクトを与え、フィルターバグに捕集した固形物をふるい落とすような揺動式の構成のフィルター装置を用いることもできる。
【0048】
また、上記実施の形態の第2搬送車両300を省略し、当該第2搬送車両300に搭載されている発電機320やコンプレッサー330を、牽引車両100や第1搬送車両200に搭載することもできる。さらに、牽引車両100は、自走機能のみを搭載するものとし、当該牽引車両100および第2搬送車両300に搭載されている構成を全て第1搬送車両200に搭載することもできる。
なお、本実施の形態では、牽引車両100、第1搬送車両200、第2搬送車両300が、線路R上を走行可能な構成である場合について記載したが、各車両が線路Rに沿って走行可能な構成であれば足りる。例えば、線路Rに沿って形成された線路Rとは別の誘導部材に各車両が誘導される形態であっても、本発明における「線路に沿って走行可能な走行車両」に範疇に含まれるものとする。また、各車両は、自らが走行機能を備えた自走可能な車両であってもよいし、他の自走可能な車両によって走行可能となる車両であってもよい。
【0049】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、線路の路面を確実に清掃するのに有効な路面清掃車の構築技術を実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施の形態の路面清掃車10の平面図である。
【図2】本実施の形態の路面清掃車10の側面図である。
【図3】第1吸引ホース214および吸引ノズル215の構成を示す図である。
【図4】第2吸引ホース224および吸引ノズル225の構成を示す図である。
【図5】吸引ノズル227の構成を示す図である。
【図6】保持装置240の構成を示す図である。
【図7】図6中のバランサー250の構成を示す図である。
【図8】開閉装置260およびコンベア装置270の構成を示す図である。
【図9】本実施の形態の路面清掃車10を用いた清掃作業の様子を説明する図である。
【符号の説明】
10…路面清掃車
100…牽引車両
110…ブロワ
120…サイレンサー
200…第1搬送車両
210…フィルター装置
214…第1吸引ホース
215,225,227…吸引ノズル
220…サイクロン装置
224…第2吸引ホース
226…操作部
226a…操作レバー
225a,227a…弾性部
240…保持装置
241…保持アーム
242…支柱
250…バランサー
251…バランサーケース
252…支持軸
253…ドラム
254…渦巻きスプリング
260…開閉装置
270…コンベア装置
300…第2搬送車両
310…トイレ
320…発動発電機
330…エアーコンプレッサー
D…回収ドラム
R…線路(レール)
W…ワイヤ

Claims (5)

  1. 線路に沿って走行可能な走行車両と、この走行車両に搭載される清掃機構とを有し、前記清掃機構を介して前記線路の路面の清掃を行う路面清掃車であって、
    前記清掃機構は、被吸引物を吸引する吸引ホースと、この吸引ホースの下流に配置され前記被吸引物に対し吸引力を付与する吸引手段と、保持手段とを備え、
    前記保持手段は、前記吸引ホース側部材を保持する一方、作業者の手動操作により前記吸入ホースの位置の変更を許容するように構成されていることを特徴とする路面清掃車。
  2. 請求項1に記載の路面清掃車であって、
    前記保持手段は、前記吸引ホース側部材を保持した状態で水平面内を回転動作可能な第1の保持機構部と、前記吸引ホース側部材を保持した状態で垂直方向に移動可能な第2の保持機構部とを備えていることを特徴とする路面清掃車。
  3. 請求項1または2に記載の路面清掃車であって、
    前記吸引ホースには、作業者操作用の操作レバーが設けられていることを特徴とする路面清掃車。
  4. 請求項1〜3のいずれかに記載の路面清掃車であって、
    前記清掃機構は、吸引口の大きさの異なる複数種類の吸引ホースを備えていることを特徴とする路面清掃車。
  5. 請求項1〜4のいずれかに記載の路面清掃車であって、
    前記清掃機構は、更に前記吸引ホースを通じて吸引された前記被吸引物から固体物を分離可能な分離手段を備えていることを特徴とする路面清掃車。
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