JP2005071164A - ブックマーク管理方法 - Google Patents

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JP2005071164A JP2003301584A JP2003301584A JP2005071164A JP 2005071164 A JP2005071164 A JP 2005071164A JP 2003301584 A JP2003301584 A JP 2003301584A JP 2003301584 A JP2003301584 A JP 2003301584A JP 2005071164 A JP2005071164 A JP 2005071164A
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Abstract

【課題】 ブックマーク機能の利便性を向上し、操作に不慣れな者でも簡単かつ迅速に所
望のコンテンツを閲覧可能にする。
【解決手段】 以下の機能を有するブックマーク管理装置を提供する。
1.ブックマーク登録されたショートカットに対応したWebページと、同一のWebサ
イトを構成する他のWebページの閲覧頻度を計測し、ブックマーク登録されたWebペ
ージよりも閲覧頻度の高いWebページがあれば、ブックマーク登録されたショートカッ
トに関連付けられているURLを書き換える機能。
2.ブックマーク登録されたショートカットを、ユーザがURL等に基づいて設定したカ
テゴリ分類条件に基づいて分類して表示する機能。
3.ブックマーク登録されたショートカットに対応付けられたWebページのうち、閲覧
頻度が所定値を下回るWebページのショートカットを分類する機能。
【選択図】 図3

Description

本発明はWebブラウザのブックマーク機能に関してユーザの利便性を高めるための技
術に関する。
コンピュータでWebページを閲覧するためのツールとして、Webブラウザ(以下、
「ブラウザ」と略称する)と称されるアプリケーションがある。一般に、ブラウザは、H
TML(HyperText Markup Language)ファイルや画像ファイル等をWWW(World Wide
Web)サーバからダウンロードし、HTMLファイルに記述された論理構造やレイアウ
トを解析して各種コンテンツを表示する。
このブラウザには、Webページの閲覧をスムースにするために様々な機能が付加され
ている。代表的な機能として、「ブックマーク」或いは「お気に入り」などと称される機
能がある。この機能は、ユーザの指示に基づいてWebページのURL(Uniform Resour
ce Locator)とそのショートカットを対応付けて記憶しておき、リスト表示したショート
カットの中からユーザによるクリック等の動作で特定のショートカットが選択されると、
選択されたショートカットに対応するWebページへ素早くアクセスするというものであ
る。本明細書では、この機能のことを単に「ブックマーク機能」と呼び、ブックマーク機
能によって登録されることを「ブックマーク登録」と呼び、ブックマーク機能によって表
示されるショートカットのリストを「ブックマークリスト」と呼ぶ。
このようなブックマーク機能をより使いやすくするために、種々の技術が提案されてい
る。例えば特許文献1には、ブックマーク機能によって登録されたショートカットの表示
回数を集計し、この集計結果に従って、リスト表示されるショートカットの表示順序を変
更する方法が開示されている。これにより、頻繁にアクセスされるWebページへのショ
ートカットほど、リスト上で目立ちやすい位置に配置されるから、ユーザは多くのショー
トカットの中から所望のショートカットをすぐに見つけだすことができる。
特開2000−99436号公報
ブックマーク機能に関するユーザのニーズは、特許文献1が対象としているものにとど
まらず、例えば以下のようなものが挙げられる。
まず、あるWebサイトのトップページをブックマーク登録したものの、実際によく閲
覧するのはトップページよりも数階層下にあるページである、ということがしばしば起こ
る。例えば、ユーザがある製造メーカーが運営するWebサイトのトップページをブック
マーク登録したが、その後は、上記Webサイト内のある製品の情報のみをよく閲覧する
、というようなケースである。この場合、ユーザはトップページからいちいちハイパーリ
ンクを辿っていかなければ所望のページを閲覧することができない。これでは、所望のペ
ージに素早くアクセス可能であるという、ブックマーク本来の機能を充分に発揮している
とは言えない。
次に、ブックマーク登録されたショートカットが増えてくると、例えば趣味に関するペ
ージのショートカットや仕事に関するページのショートカット等のように、ユーザにとっ
ては異なる種類・カテゴリのショートカットがブックマークリスト中に混在してしまうこ
とがある。このような状態では、ユーザはリストの内容が非常に見づらくなってしまうの
で、所望のショートカットを見つけるまでに相当の時間を要してしまうおそれがある。ま
た、ユーザが、あるWebページに興味があってブックマーク登録したものの、次第に興
味が薄れてそのページをほとんど閲覧しなくなることもある。しかし、そのような場合で
あっても、見なくなったページのショートカットはブックマーク登録されたままであるの
で、ユーザにとってはリストの内容を閲覧する際に邪魔になってしまう。
もちろん、これらの問題は、ユーザが適宜ショートカットを分類或いは削除すれば済む
問題ではあるが、初心者等の操作に精通していないユーザにとっては、なかなか整理もで
きないのが現実である。
本発明はこのような背景の下になされたものであり、その目的は、ブックマーク機能の
利便性を向上し、コンピュータの操作に不慣れな初心者であっても簡単かつ迅速に所望の
コンテンツを閲覧可能にするための技術を提供することにある。
上記課題を解決するために、本発明に係るブックマーク管理装置は、コンテンツに割り
当てられたアドレス情報と、当該コンテンツに固有の識別情報を対応付けて記憶する記憶
手段と、前記記憶手段によって記憶されている識別情報を表示するリスト表示手段と、ユ
ーザによって指定された前記識別情報に対応付けられて前記記憶手段に記憶されているア
ドレス情報に基づき、コンテンツを取得し表示するコンテンツ表示手段と、前記コンテン
ツ表示手段がコンテンツを表示した頻度をコンテンツ毎に計測する計測手段と、前記記憶
手段によって記憶されているアドレス情報と少なくとも一部が共通するアドレス情報が割
り当てられた複数のコンテンツのうち、前記計測手段によって計測された頻度がある閾値
を超えたコンテンツを特定する特定手段と、前記記憶手段によって記憶されているアドレ
ス情報を、前記特定されたコンテンツに割り当てられているアドレス情報に書き換える書
換手段とを備える。
これにより、ブックマーク登録された識別情報のアドレス情報を、該アドレス情報と少
なくとも一部が共通するコンテンツのうち、最も閲覧頻度の高いコンテンツのアドレス情
報に書き換えることが可能となる。
また、本発明に係るブックマーク管理装置の好ましい態様において、前記ある閾値とは
、前記記憶手段によって記憶されているアドレス情報が割り当てられたコンテンツの表示
頻度を示す値である。
この態様によれば、アドレス情報の書き換えが、ブックマーク登録された識別情報に対
応付けられたコンテンツの表示頻度に基づいて行われる。
また、本発明に係るブックマーク管理装置の好ましい態様において、前記アドレス情報
はURL(Uniform Resource Locator)であり、前記共通する一部はドメイン名である。
この態様によれば、アドレス情報とはURLであり、URLの書き換えにより新たに設
定されるURLは、同一のドメイン名を有するWebページのURLから選択される。
また、上記課題を解決するために、本発明に係るブックマーク管理装置は、複数のコン
テンツを内容毎に分類するための条件をユーザが入力するための操作を受け付ける操作手
段と、前記操作手段によって受け付けられた条件を記憶する条件記憶手段と、コンテンツ
に割り当てられたアドレス情報と、当該コンテンツに固有の識別情報とを対応付けて記憶
する記憶手段と、ユーザによって指定された前記識別情報に対応付けられて前記記憶手段
に記憶されているアドレス情報に基づき、コンテンツを取得し表示するコンテンツ表示手
段と、前記記憶手段によって記憶されている前記識別情報を前記条件記憶手段によって記
憶されている条件に基づいて分類する分類手段と、前記記憶手段によって記憶されている
識別情報を前記分類手段による分類内容に従って表示するリスト表示手段とを備える。
これにより、ブックマーク登録された識別情報を、ユーザが指定した条件に基づいて分
類することが可能となる。
また、本発明に係るブックマーク管理装置の好ましい態様において、前記条件はキーワ
ードであり、前記分類手段は、前記アドレス情報、前記識別情報、或いは前記コンテンツ
を構成するテキスト情報のいずれかの中に上記キーワードが含まれているか否かによって
分類する。
この態様によれば、ユーザは、ユーザの定めたキーワードがアドレス情報、識別情報、
或いはコンテンツを構成するテキスト情報のいずれかに含まれているか否かによって識別
情報を分類する。
また、上記課題を解決するために、本発明に係るブックマーク管理装置は、コンテンツ
に割り当てられたアドレス情報と、当該コンテンツに固有の識別情報とを対応付けて記憶
する記憶手段と、ユーザによって指定された前記識別情報に対応付けられて前記記憶手段
に記憶されているアドレス情報に基づき、コンテンツを取得し表示するコンテンツ表示手
段と、前記コンテンツ表示手段が前記コンテンツを表示した頻度をコンテンツ毎に計測す
る計測手段と、前記記憶手段によって記憶されているアドレス情報が割り当てられたコン
テンツのうち、前記計測手段によって計測された頻度がある閾値を下回るコンテンツを特
定する特定手段と、前記記憶手段によって記憶されている識別情報のうち、前記特定され
たコンテンツの識別情報については当該コンテンツ以外の識別情報とは異なる表示態様で
表示するリスト表示手段とを備える。
これにより、ブックマーク登録された識別情報を有するコンテンツのうち、閲覧頻度が
ある閾値を下回るコンテンツの識別情報を異なる態様で表示することが可能となる。
また、本発明に係るブックマーク管理装置の好ましい態様において、前記異なる表示態
様とは、ある特定の記憶領域に記憶していることを表示する態様である。
この態様によれば、閲覧頻度がある閾値を下回ると特定されたコンテンツの識別情報は
ある特定の記憶領域に記憶される。
また、本発明に係るブックマーク管理装置の好ましい態様において、前記異なる表示態
様とは、削除を促すメッセージを伴って表示する態様である。
この態様によれば、閲覧頻度がある閾値を下回ると特定されたコンテンツの識別情報は
削除を促すメッセージを伴って表示される。
なお、本発明は、上述したブックマーク管理装置の機能をコンピュータに実現させるた
めのプログラムとして提供することも可能である。
(1)構成
以下、図面を参照しながら、本発明の実施の形態について詳細に説明する。
図1は本実施形態に係るシステムの全体構成を示す図である。同図に示されるように、
このシステムはコンピュータ1と、インターネット2と、WWW(World Wide Web)サー
バ3a,3b,3cとを備えている。コンピュータ1とWWWサーバ3a,3b,3cは
、それぞれインターネット2に接続されている。
WWWサーバ3a,3b,3cは、HTMLによって記述された複数のWebページの
データファイルと、これらのWebページをインターネット2を介して配信するための手
順が記述されたWWWサーバアプリケーションプログラムとを記憶したコンピュータであ
る。これらの各Webページ(以下、単にページと呼ぶ)には、インターネット2におけ
る位置を示すアドレス情報(すなわちURL)が割り当てられているが、同一ドメイン名
を含むURLが割り当てられたページ群を以下では「Webサイト」と呼ぶ。
図1では、説明の便宜のため、WWWサーバとして3台のみ図示したが、実際にはこれ
らのWWWサーバは多数存在する。以下の説明においてWWWサーバ3a,3b,3cを
特に区別する必要がない場合は、WWWサーバ3と総称する。
図2はコンピュータ1のハードウェア構成を示すブロック図である。同図に示されるよ
うに、コンピュータ1は、CPU(Central Proccessing Unit)やROM(Read Only
Memory)やRAM(Random Access Memory)等からなる制御部11と、Webブラウ
ザプログラムBRや各種データファイルを記憶するHDD(Hard Disk Drive)等の記憶
部12と、WWWサーバ3から取得したページやブックマーク登録されたショートカット
等の各種情報を表示する液晶ディスプレイ等の表示部13と、ユーザからの各種操作を受
け付けるキーボードやマウス等の操作部14と、インターネット2に接続されてデータの
送受信を行う通信部15とを備える。制御部11は、記憶部12に記憶されたブラウザア
プリケーションプログラムBRを実行することによりインターネット2を介してWWWサ
ーバ3に接続し、このWWWサーバ3から各種のページをダウンロードし、表示部13に
表示する。
ブラウザアプリケーションプログラムBRには、コンピュータ1がブックマーク機能を
実現するための手順が記述されている。このブックマーク機能には、一般的なブックマー
ク機能(以下、メイン機能と呼ぶ)の他、URL書換機能と、カテゴリ分類機能と、非閲
覧ページ分類機能という3つの補助機能が備わっている。以下、これら機能の概要を説明
する。
まず、URL書換機能とは、ブックマーク登録されているURLを、そのURLのペー
ジを含むWebサイト内でユーザが最も頻繁にアクセスするページのURLに書き換える
機能である。すなわち、あるWebサイトのあるページのURLをブックマーク登録はし
たものの、実際によく閲覧するのはそのページとは異なるページであり、所望のページに
到達するためにはいくつかのハイパーリンクを辿っていかなければならない場合があるが
、本機能はこのような問題を解決するためのものである。具体的には、ユーザが各々のペ
ージを閲覧している時間を全てカウントしておき、同一Webサイト内で閲覧時間の最も
多いページをブックマーク登録するのに最適なものと判断して、既にブックマーク登録さ
れているURLをそのページのURLに書き換える。
次に、カテゴリ分類機能とは、ブックマーク登録されたURLによって示されるページ
のうち、同一のジャンルと判断されるページどうしを同一カテゴリとして分類する機能で
ある。例えば、ブックマーク登録したURLが増えてくると、ブックマークリスト中には
様々なジャンルのショートカットが混在し、そのままでは非常に見づらいものとなる。ま
た、ブックマークリストの表示領域は当然有限であるため、リスト中のショートカットが
増えてくると一度に全てのショートカットを表示することができなくなり、スクロール等
の無駄な動作を必要とする。本機能はこのような問題を解決するためのものであり、ユー
ザにより設定されたキーワードに基づいて、同一カテゴリと判断されるページをまとめる
機能である。
最後に、非閲覧ページ分類機能とは、ブックマーク登録されたURLのうち、閲覧頻度
の少ないURLを抽出し、他のURLと分類する機能である。例えば、あるページに興味
を持ってブックマーク登録したものの、次第に興味が薄れてそのページを見なくなる、と
いうことが起こり得る。また、ブックマークリストの表示領域は当然有限であるため、リ
スト中のショートカットが増えてくると一度に全てのショートカットを表示することがで
きなくなり、スクロール等の無駄な動作を必要とする。本機能はこのような問題を解決す
るためのものであり、具体的には、閲覧頻度の低くなったページのURLを今まで格納さ
れていたフォルダから所定のフォルダ(「非閲覧フォルダ」という)に移動させる機能で
ある。
続いて、上述したURL書換機能、カテゴリ分類機能、及び非閲覧ページ分類機能を実
現するための具体的な構成について説明する。
図3は、コンピュータ1の機能構成を示したブロック図である。同図に示されるように
、コンピュータ1は、アクセス履歴記憶部101、URL登録部102、ブックマークリ
スト表示部103、閲覧頻度記憶部104、閲覧頻度比較部105、URL書換部106
、カテゴリ分類条件記憶部107、及びURL分類部108とを備えている。
アクセス履歴記憶部101は、表示部13に表示されたページに割り当てられたURL
を全てアクセス履歴として記憶する。すなわち、アクセス履歴記憶部101には、ユーザ
がページを閲覧する度にそのページのURLが記憶されていくことになる。URL登録部
102は、アクセス履歴記憶部101によって記憶されたURLのなかから、ユーザによ
りブックマーク登録するように指示されたページのURLを抽出し、これを当該ページの
タイトルやユーザにより設定される名前等によって表される識別情報(すなわちショート
カット)と共に記憶する。
次に、ブックマークリスト表示部103は、URL登録部102によって記憶されてい
るページのショートカットをURLに関連付けてリスト形式で表示部13に表示する。
図4はコンピュータ1の表示部13に表示されるブラウザ画面と、そこに表示されるブ
ックマークリストの一例である。ショートカットSC1,SC2,SC3,・・・は、文
字或いはアイコン等の画像で表された該ページの識別情報であり、特定のページのURL
に関連付けられている。ユーザはこれを操作部15を用いて選択することにより、このシ
ョートカットに対応付けられたページを閲覧することができる。このとき、当該ページの
コンテンツはページ表示領域PG1に表示される。
閲覧頻度記憶部104は、ページが表示部13に表示された(すなわちユーザにより閲
覧された)時間を、そのページのURLと関連付けて記憶する。閲覧記憶部104は、ペ
ージの表示時間を各々のURLに含まれるドメイン名毎に分類して記憶している。閲覧頻
度比較部105は、閲覧頻度記憶部104によってドメイン名毎に記憶されている複数の
ページの表示時間を比較し、その比較に基づいてURL登録部102に記憶されているU
RLを書き換えたり格納フォルダを変更したりするべきか否かを判断し、その判断結果を
URL書換部106やURL分類部108に供給する。URL書換部106は、閲覧頻度
比較部105の判断結果に基づき、ショートカットに関連付けられているページのURL
を書き換える。
カテゴリ分類条件記憶部107は、ユーザが指定するカテゴリの名称と、当該カテゴリ
に属するキーワードを記憶する。URL分類部108は、カテゴリ分類条件記憶部107
に記憶されたカテゴリ及びキーワードに基づいてショートカットを分類し、ブックマーク
リスト表示部103の表示態様を変更させる。また、URL分類部108は、閲覧頻度比
較部105の判断結果に基づき、ショートカット及びURLの格納フォルダを変更したり
する。
以上が機能構成の説明であるが、これらの機能はコンピュータ1の制御部11がブラウ
ザアプリケーションプログラムBRを実行することによって実現される。また、アクセス
履歴記憶部101、URL登録部102及び閲覧頻度記憶部104による記憶領域は図2
に示した記憶部12に設けられる。
(2)動作
以上説明された構成のもと、コンピュータ1が実行するブラウザアプリケーションプロ
グラムBRの諸機能について、図面を参照しつつ説明する。
ブラウザアプリケーションプログラムBRは、ブックマーク機能として、通常のブック
マーク登録を行うメイン機能に加えて、URL書換機能、カテゴリ分類機能、及び非閲覧
ページ分類機能の3種類の機能を有し、各機能はユーザによってON/OFFの切り替え
ができるようになっている。以下、それぞれの機能について詳説する。
はじめに、ブックマーク機能のメイン機能について説明する。
メイン機能とは、コンピュータ1がブラウザアプリケーションプログラムBRを実行し
ている間に常に実行されている機能であり、ユーザによるページ閲覧の履歴を記憶し、ユ
ーザによる指示を受けたページのURLをショートカットと関連付けてブックマーク登録
する機能である。
図6は、ブックマーク機能のメイン処理を説明するためのフローチャートである。以下
、同図を参照しつつ説明する。
ユーザがページの閲覧を行うとき、コンピュータ1はユーザの指示によりブラウザアプ
リケーションプログラムBRを実行する。このブラウザアプリケーションプログラムBR
が実行されることにより、表示部13はブラウザ画面を表示する。そしてユーザは、この
ブラウザ画面に表示されるページを閲覧し、ハイパーリンクをクリックするなどのページ
遷移操作を行うことにより種々のページを閲覧していく。
ユーザがページ閲覧を開始すると、コンピュータ1内部においては、アクセス履歴記憶
部101がこれを検知して該ページのURLを記憶する(ステップSa1)。アクセス履
歴記憶部101は常時ページ遷移の有無を判断しており(ステップSa2)、ユーザがペ
ージ遷移操作を行うと(ステップSa2;YES)、再びこれをアクセス履歴記憶部10
1が検知して、次に表示されるページのURLを記憶する(ステップSa1)。
また、ユーザが閲覧しているページをブックマーク登録する旨の操作を行うと、URL
登録部102はこれを検知し(ステップSa3;YES)、該ページのURLとブックマ
ークリスト上に表示するショートカット名とを記憶することでブックマーク登録を行う(
ステップSa4)。ブックマーク登録が終了すると、再びステップSa2に示されたペー
ジ遷移の判断を行う。
以上がこのブックマーク機能のメイン機能の処理内容である。このようにして、ユーザ
のページ閲覧の履歴が記憶されるとともに、ユーザが指示したページのブックマーク登録
が行われる。そして、コンピュータ1は、上記メイン処理を行いつつ、以下に述べる3種
類の機能を所定のタイミングで実行する。
(2−1)URL書換機能
次に、URL書換機能について説明する。
図5は本機能を説明するために用いられる、EEE社のWebサイト(http://www.eee
.co.jp)のサイト構成を示した図である。このサイト(以下、「サイトE」と呼ぶ)は同
図に示されるような階層構造となっている。
なお、各階層のトップページのファイル名は「階層名.html」であるとする。すなわち
、サイトEのトップページ(http://www.eee.co.jp/index.html)には「トピックス」、
「最新情報」、及び「製品情報」の各階層へのリンクが設けられており、「製品情報」の
トップページ(http://www.eee.co.jp/products/products.html)には「パソコン」、「
スキャナ」、「ディスプレイ」、及び「プリンタ」の各階層へのリンクが設けられている
。そして、「プリンタ」のトップページ(http://www.eee.co.jp/products/printer/prin
ter.html)には「インクジェットプリンタ(http://www.eee.co.jp/products/printer/in
kjet/inkjet.html)」、「レーザプリンタ(http://www.eee.co.jp/products/printer/la
ser/laser.html)」、「ドットインパクトプリンタ(http://www.eee.co.jp/products/pr
inter/dot/dot.html)」、「プリンタドライバ(http://www.eee.co.jp/products/printe
r/driver/driver.html)」の各階層へのリンクが設けられている。
いま、ユーザが、このサイトEを閲覧するとする。ユーザはコンピュータ1を用いて、
まずトップページ(http://www.eee.co.jp/index.html)を閲覧し、このページをブック
マークに登録するとする。このときコンピュータ1で行われる処理は、図6のフローチャ
ートで説明した通りである。コンピュータ1は、同図に示されるようにブックマーク登録
処理を行い、その後ユーザはページの閲覧を続けていく。
このときコンピュータ1は、上述のメイン処理と同時にURL書換処理を実行している
。URL書換処理は、ユーザが閲覧したページの閲覧時間をそれぞれ計測し、ブックマー
ク登録しているページ(サイトEのトップページ)の閲覧時間が所定の値を超えたときに
、ブックマーク登録しているページと同サイト内の他のページの閲覧時間を比較し、ブッ
クマーク登録されているサイトEのトップページのURLを最も閲覧時間の多いページの
URLに書き換える処理である。
図8は上述のURL書換処理を説明するためのフローチャートである。以下、同図を参
照しつつ説明する。
この処理が行われているとき、ユーザはページの閲覧を行っている。このときコンピュ
ータ1では、閲覧頻度記憶部104が表示されている各ページの閲覧時間を計測し、累積
していく(ステップSb1)。
ユーザがサイトEを閲覧するときは、ユーザはブックマーク登録したサイトEのトップ
ページのショートカットを用いてサイトEにアクセスし、サイトEのトップページから順
次下の階層の各ページを閲覧する。
ユーザがこのような閲覧を繰り返しているうちに、ブックマーク登録したサイトEのト
ップページの閲覧時間が所定の時間(例えば30分)に達する。すると、閲覧頻度比較部
105がこれを検知して(ステップSb2;YES)、URL書換のための準備を行う。
具体的には、まず閲覧頻度比較部105は同一サイト内の各ページ、すなわち同一ドメイ
ン「www.eee.co.jp」を有するページのURLを全て抽出し(ステップSb3)、これら
のページから閲覧時間が最長であるページを特定する(ステップSb4)。
図7は、本動作例における、ステップSb3において抽出されるURLの一覧とその閲
覧時間を例示した図である。同図を例に説明すると、サイトEにおいてブックマーク登録
されているページ、すなわちトップページ(http://www.eee.co.jp/index.html)の閲覧
時間が30分に達した時点で、「トピックス」のページ(http://www.eee.co.jp/topics/
topics.html)の閲覧時間は5分、「最新情報」のページ(http://www.eee.co.jp/news/n
ews.html)の閲覧時間は20分である。同様にして各ページの閲覧時間が示されているが
、この中で最も閲覧時間が長いのは「インクジェットプリンタ」のページ(http://www.e
ee.co.jp/products/printer/inkjet/inkjet.html)であることがわかる。閲覧頻度比較部
105はこれを判断し、このページのURLを記憶する。
引き続き、図8のフローチャートを再度参照し、動作の説明を続ける。
上述のようにサイト内で閲覧時間が最長のページを特定したら、閲覧頻度比較部105
は、上記特定したページのURLと、ブックマーク登録されているページのURLとが一
致するかどうかを比較する(ステップSb5)。上述したように、本動作例ではサイト内
で最も閲覧時間が長いのは「インクジェットプリンタ」のページ(http://www.eee.co.jp
/products/printer/inkjet/inkjet.html)であるから、ブックマーク登録されているペー
ジ(http://www.eee.co.jp/index.html)とは異なることがわかる。このような場合は(
ステップSb5;NO)、閲覧頻度比較部105は閲覧時間が最長の「インクジェットプ
リンタ」のページのURLをURL書換部106に出力する(ステップSb6)。URL
書換部106はこのURLの入力を受け付けて、サイトEのトップページのショートカッ
トに関連付けられているページのURLを入力されたURLに書き換える(ステップSb
7)。また、閲覧時間が最長のページのURLとブックマーク登録されているページのU
RLとが一致する場合は(ステップSb5;YES)、閲覧頻度比較部105はURLの
書き換えを行わずにステップSb8へと進む。
最後に、閲覧頻度記憶部104は、記憶している全URLの閲覧時間のうち、ステップ
Sb3で抽出された同一ドメイン「www.eee.co.jp」を有するURLの閲覧時間をクリア
して本処理を終了させる(ステップSb8)。
以上説明された処理を行うことによって、ブックマーク登録されたURLは同一サイト
内の最も閲覧時間の長いページのURLへと書き換えられ、ユーザが所望のページへと到
達するまでの時間を短縮することが可能となる。
(2−2)カテゴリ分類機能
次に、カテゴリ分類機能について説明する。
図9は本機能を説明するためのブックマークリストであり、本機能が動作する時点で、
コンピュータ1には同図に示されたようなブックマークが登録されているものとする。
いま、ユーザがブックマークリストの内容を整理するために、ブックマークリスト中に
フォルダを作成するとする。このとき表示部13には、カテゴリが関連付けられたフォル
ダを作成するために、例えば図10のような設定画面が表示される。同図において、TB
1はテキストボックスであり、ユーザはここにフォルダ名を入力する。PD1はプルダウ
ンメニューであり、ユーザはここで「URL」、「ショートカット名」、或いは「ページ
タイトル」のいずれかを選択する。TB2はテキストボックスであり、ユーザはここにカ
テゴリの分類条件となるキーワードを入力する(以下では、このキーワードを「カテゴリ
分類条件」と呼ぶ)。また、カテゴリ分類条件は複数設定することが可能であり、複数の
検索条件は論理和(OR検索)または論理積(AND検索)のいずれかを選択することが
可能である。PD2はプルダウンメニューであり、この「OR検索」或いは「AND検索
」のいずれかを選択する。BT1はボタンであり、ユーザは全ての条件を設定したらこれ
をクリックする。ユーザは同図に示された設定画面を用いて、フォルダ名とカテゴリ分類
条件を設定することができる。以下においては、ユーザが「仕事」という名称のフォルダ
を作成し、「URLに『eee.co.jp』を含むか、或いはショートカット名に『プリンタ』
を含む」というカテゴリ分類条件を設定した場合について説明する。
また、本機能は、ユーザによりフォルダ作成が指示されるタイミング、或いはフォルダ
のカテゴリ分類条件を変更するタイミングで実行される。すなわち、フォルダのカテゴリ
分類条件は、フォルダが新規作成されるときに設定される他、ユーザの指示により適宜カ
テゴリ分類条件を変更することが可能である。
図11はカテゴリ分類処理を説明するためのフローチャートである。以下、同図を参照
しつつ説明する。
はじめに、ユーザは、ブックマークリストの内容を整理するために、フォルダ作成指示
或いはカテゴリ分類条件変更指示を入力する。するとコンピュータ1は、ユーザからのフ
ォルダ作成指示或いはカテゴリ分類条件変更指示を検知し、本処理を開始する。
まず、URL分類部108は、ブックマークリスト中に本処理によって分類すべきフォ
ルダがあるかどうかを判断する(ステップSc1)。ユーザからのカテゴリ分類条件変更
指示により本処理が開始された場合は、既にフォルダが存在するためこの判断は肯定的で
あるが、ユーザからのフォルダ作成指示により本処理が開始された場合は、フォルダはま
だ作成されていないため、この判断は否定的である。本動作例では、ユーザが「仕事」フ
ォルダを新規作成しているため、上述の判断は否定的となる。このため、URL分類部1
08は新規フォルダを作成する(ステップSc2)。なお、上述の判断が肯定的である場
合には、既にフォルダは作成されているのだから、新規フォルダを作成せずに次の処理へ
と進む。
ユーザがフォルダ作成指示或いはカテゴリ分類条件変更指示を入力すると、コンピュー
タ1は図10に示されたカテゴリ分類条件設定画面を表示部13に表示させる。この画面
を用いて、ユーザはカテゴリ分類条件を入力し、ボタンBT1をクリックすることでカテ
ゴリ分類条件を確定する。
ユーザがボタンBT1をクリックすると、ユーザが設定したカテゴリ分類条件がURL
分類部108に入力される。このときURL分類部108は、ユーザにより設定されたカ
テゴリ分類条件を読み込む(ステップSc3)。カテゴリ分類条件を読み込んだら、UR
L分類部108はブックマークリスト中からショートカットをひとつ読み込み、このショ
ートカットからURL、ショートカット名及びページタイトル名を抽出する(ステップS
c4)。ショートカットからURL、ショートカット名及びページタイトル名を抽出した
ら、URL分類部108はこれらが抽出したカテゴリ分類条件に一致するかどうかを判断
する(ステップSc5)。
上述の判断が肯定的であった場合は(ステップSc5;YES)、URL分類部108
は当該ショートカットをカテゴリ分類条件の設定されたフォルダ、すなわちこの場合「仕
事」フォルダに移動させる(ステップSc6)。また、上述の判断が否定的であった場合
は(ステップSc5;NO)、当該ショートカットを移動させずに次の処理へと進む。
続いて、URL分類部108は、全てのショートカットの読み込みが終了しているかど
うかを判断する(ステップSc7)。全てのショートカットの読み込みが終了していれば
(ステップSc7;YES)、URL分類部108はカテゴリ分類条件をフォルダ名と関
連付けてカテゴリ分類条件記憶部107に記憶させて本処理を終了させ(ステップSc8
)、全てのショートカットの読み込みが終了していなければ(ステップSc7;NO)、
次のショートカットを読み込み(ステップSc4)、以降同じ処理を繰り返す。
以上の処理をブックマークリスト中の全てのショートカットに実行すると、カテゴリ分
類処理は終了する。この処理を図9を参照しつつ説明すると以下のようになる。
上述したように、この「仕事」フォルダのカテゴリ分類条件は「URLに『eee.co.jp
』を含むか、或いはショートカット名に『プリンタ』を含む」である。図9の1行目から
順に本処理を実行したとすると、まず1行目の「EEEホームページ(http://www.eee.c
o.jp/index.html)」は、URLに「eee.co.jp」を含んでいるので「仕事」フォルダに移
動される。同様に、2行目の「EEEのプリンタ(http://www.eee.co.jp/products/prin
ter/index.html)」も、URLに「eee.co.jp」を含んでいるので「仕事」フォルダに移
動される。
3行目の「C社のプリンタ」は、ショートカット名に「プリンタ」を含んでいるので「
仕事」フォルダに移動される。4,5行目はカテゴリ分類条件に合致せず、これらのショ
ートカットは移動されず、そのままの位置にある。
続いて、6行目の「プリンタワールド」は、ショートカット名に「プリンタ」を含んで
いるので「仕事」フォルダに移動される。7,8行目はカテゴリ分類条件に合致せず、こ
れらのショートカットは移動されず、そのままの位置にある
以上のようにして、本処理によりブックマーク登録されたショートカットは分類される
。同様にして、例えばショートカット名に「野球」或いは「サッカー」を含むショートカ
ットを「スポーツ」というフォルダに移動するようにカテゴリ分類条件を設定すれば、同
図の4,5,7,8行目のショートカットは「スポーツ」フォルダに移動される。すると
、図9に示されたショートカットは、「仕事」または「スポーツ」のいずれかのフォルダ
に全て格納されることになり、ブックマークリスト中の全てのショートカットが、ふたつ
のカテゴリに分類・整理されることになる。
なお、本処理は、新規ショートカットがブックマーク登録されるタイミングで実行され
ることも可能である。新規登録されたショートカットがユーザにより設定されたカテゴリ
分類条件に一致する場合には、当該ショートカットはブックマーク登録と同時にフォルダ
へ移動する。この場合は、既存の全てのフォルダについて上述の処理を行うこととなる。
ただし、フォルダは既に存在するので、図10の処理はステップSc1及びSc2は省略
されて開始される。また、読み込まれるショートカットはひとつだけなので、ステップS
c7も省略可能である。さらに、既にカテゴリ分類条件は記憶されているので、ステップ
Sc8も省略可能である。
以上説明された処理を行うことによって、ブックマーク登録されたショートカットはユ
ーザの所望するカテゴリ毎に分類され、ユーザのブックマーク利用の利便性を向上させる
ことが可能となる。
(2−3)非閲覧ページ分類機能
次に、非閲覧ページ分類機能について説明する。
図12は非閲覧ページ分類処理を説明するためのフローチャートである。以下、同図を
参照しつつ説明する。
なお、本処理は、ユーザがブラウザを利用している間定期的に実行されている割り込み
処理であり、コンピュータ1は、ブックマークリスト中の全てのショートカットの最終閲
覧日を閲覧頻度記憶部104で記憶している。
まず、コンピュータ1において、閲覧頻度比較部105は閲覧頻度記憶部104に記憶
された各ショートカットの最終閲覧日を参照し、所定の期間(例えば30日間)ページ閲
覧のないショートカットがあるかどうかを判断する(ステップSd1)。そして、該当す
るショートカットがなければ(ステップSd1;NO)、ただちに本処理を終了し、該当
するショートカットがあれば(ステップSd1;YES)、当該ショートカットに対して
以下の処理を実行する。
所定の期間閲覧が認められなかったページのショートカットに対して、閲覧頻度比較部
105は、このショートカットを所定のフォルダ(ここでは「非閲覧」フォルダとする)
へと移動させる命令をURL分類部108へと出力する(ステップSd2)。この命令が
入力されたURL分類部108は、当該ショートカットを「非閲覧」フォルダへ移動させ
る旨のメッセージを表示部13へと表示させ(ステップSd3)、ユーザによる入力を待
つ(ステップSd4)。ユーザによる入力が移動を承認する旨であれば(ステップSd4
;YES)、URL分類部108は当該ショートカットを「非閲覧」フォルダへ移動させ
、ブックマークリスト表示部103の表示態様をそのように変化させる旨の命令をブック
マークリスト表示部103に出力して本処理を終了させる(ステップSd5)。また、ユ
ーザによる入力が移動を拒否する旨であれば(ステップSd4;NO)、ショートカット
の移動を行わずに本処理を終了させる。
以上説明された処理を行うことによって、ブックマークに登録されたショートカットの
うち、閲覧頻度の少ないものは自動的に所定のフォルダへと分類され、ユーザのブックマ
ーク利用の利便性を向上させることが可能となる。
以上説明した3種類の機能を、ユーザがそれぞれの機能の利用の可否を選択して実行す
ることにより、ユーザにおいては、ブックマーク中のショートカットを適切かつ容易に整
理することを可能とし、よりスムースなページ閲覧が可能となる。
(3)変形例
なお、本発明は上述した実施形態に限定されず、以下に示されるような種々の変更が可
能である。
上述の(2−1)においては、URL書換処理を実行する契機となる時間を30分とし
たが、あくまでもこれは一例であり、いかなる時間を設定することも可能である。同様に
、この契機となる時間を、ユーザによる入力を受け付けてユーザに決定させることももち
ろん可能である。
また、同処理の判断基準として用いられているのはページの閲覧時間であるが、これを
閲覧頻度とすることも可能である。さらには、閲覧時間と閲覧頻度を総合的に判断し、そ
の結果を判断基準に用いることももちろん可能である。
また、上述の(2−1)においては、サイト内の各ページの閲覧頻度に応じて、ブック
マーク登録されているURLを書き換える処理について説明した。しかし、このようなU
RL書換処理を行うと、その処理以前にブックマーク登録されていたURLの情報は失わ
れてしまう。このような問題を回避するために、例えばブックマークリスト中に「URL
書換済み」等の名称のフォルダを設けて、このフォルダ内に上述のURL書換処理を行う
前のブックマークを保存しておく態様としても良い。
上述の(2−2)においては、ユーザのフォルダ作成指示によりフォルダが作成される
態様としたが、コンピュータ1の判断に基づいて自動的にフォルダを生成することも可能
である。この場合、カテゴリ分類条件記憶部107はURL、ショートカット名、及びペ
ージタイトルを参照し、出現頻度の高い文字列をカテゴリ分類条件として設定し、このカ
テゴリ分類条件に基づいてフォルダを作成し、ブックマークの分類を行えば良い。
また、カテゴリ分類条件を決定する際の参照先として、上述のURL、ショートカット
名、及びページタイトルに加えて、コンテンツを構成するテキスト情報、すなわち当該H
TMLファイルのテキストデータを含むことも可能である。すなわちこの場合は、HTM
Lファイルのテキストデータを読み込み、そのデータの中からカテゴリ分類条件に一致す
る文字列を検索することとなる。この場合、アクセス履歴記憶部101は、上述のURL
の他に当該URLのHTMLファイル自体をキャッシュとして記憶するようにすれば、H
TMLファイルのテキストデータはここから取得することが可能である。
上述の(2−3)においては、ステップSd3において、コンピュータ1はユーザに対
して閲覧頻度の低いショートカットを「非閲覧」フォルダへ移動させる旨のメッセージを
表示させた。しかし本機能は上述の態様に限定されず、例えば当該ショートカットの削除
を促す旨のメッセージを表示させる態様としても良い。また、上述のようなメッセージを
表示させずにショートカットの移動或いは削除を行うことも、もちろん可能である。
また、上述の(2−3)において、ショートカットの移動の際には、コンピュータ1は
ユーザに対して確認メッセージを表示し、動作の実行を告知し、かつ実行の可否を選択さ
せた(ステップSd3,Sd4参照)。上述の(2−1)及び(2−2)においては、機
能の理解を容易ならしめるために適宜説明を省略したが、これらにおいても同様に、ショ
ートカットの書き換えや移動のような動作が実行される際には、ユーザにその動作の旨を
告知するメッセージを適宜表示部13に表示させ、ユーザにより動作の実行の可否を選択
させるほうが現実的である。このようにすることにより、ユーザがブックマーク登録した
ショートカットがユーザの意図に反して移動されてしまい、当該ショートカットがどこに
移動してしまったのかユーザがわからなくなるという問題を防ぐことができる。
また、上述の(2−3)において、非閲覧ページ分類処理は、30日間ページ閲覧のな
かったショートカットに対して行われるものとしたが、この30日間というのはあくまで
も一例であり、任意の日数とすることが可能である。また、この日数をユーザが設定可能
な態様とすることも、もちろん可能である。
本発明の一実施形態に係るシステムの全体構成を示す図である。 同実施形態に係るコンピュータのハードウェア構成を示すブロック図である。 同実施形態に係るコンピュータの機能構成を示したブロック図である。 同実施形態において表示部に表示されるブラウザ画面と、そこに表示されるブックマークリストの一例である。 同実施形態に係るURL書換機能を説明するために用いられる、EEE社のWebサイト(http://www.eee.co.jp)のサイト構成を示した図である。 同実施形態に係るブックマーク機能のメイン処理を説明するためのフローチャートである。 同実施形態に係るURL書換機能を説明するために各ページの閲覧時間を例示した図である。 同機能を説明するためのフローチャートである。 同実施形態に係るカテゴリ分類機能を説明するためのブックマークリストを示した図である。 同機能におけるカテゴリ分類条件設定画面を例示した図である。 同機能を説明するためのフローチャートである。 同実施形態に係る非閲覧ページ分類機能を説明するためのフローチャートである。
符号の説明
1…コンピュータ、2…インターネット、3…WWWサーバ、11…制御部、12…記憶
部、13…表示部、14…通信部、15…操作部、101…アクセス履歴記憶部、102
…URL登録部、103…ブックマークリスト表示部、104…閲覧頻度記憶部、105
…閲覧頻度比較部、106…URL書換部、107…カテゴリ分類条件記憶部、108…
URL分類部。

Claims (11)

  1. コンテンツに割り当てられたアドレス情報と、当該コンテンツに固有の識別情報を対応
    付けて記憶する記憶手段と、
    前記記憶手段によって記憶されている識別情報を表示するリスト表示手段と、
    ユーザによって指定された前記識別情報に対応付けられて前記記憶手段に記憶されてい
    るアドレス情報に基づき、コンテンツを取得し表示するコンテンツ表示手段と、
    前記コンテンツ表示手段がコンテンツを表示した頻度をコンテンツ毎に計測する計測手
    段と、
    前記記憶手段によって記憶されているアドレス情報と少なくとも一部が共通するアドレ
    ス情報が割り当てられた複数のコンテンツのうち、前記計測手段によって計測された頻度
    がある閾値を超えたコンテンツを特定する特定手段と、
    前記記憶手段によって記憶されているアドレス情報を、前記特定されたコンテンツに割
    り当てられているアドレス情報に書き換える書換手段と
    を備えるブックマーク管理装置。
  2. 前記ある閾値とは、
    前記記憶手段によって記憶されているアドレス情報が割り当てられたコンテンツの表示
    頻度を示す値である
    請求項1記載のブックマーク管理装置。
  3. 前記アドレス情報はURL(Uniform Resource Locator)であり、
    前記共通する一部はドメイン名である
    請求項1ないし2記載のブックマーク管理装置。
  4. 複数のコンテンツを内容毎に分類するための条件をユーザが入力するための操作を受け
    付ける操作手段と、
    前記操作手段によって受け付けられた条件を記憶する条件記憶手段と、
    コンテンツに割り当てられたアドレス情報と、当該コンテンツに固有の識別情報とを対
    応付けて記憶する記憶手段と、
    ユーザによって指定された前記識別情報に対応付けられて前記記憶手段に記憶されてい
    るアドレス情報に基づき、コンテンツを取得し表示するコンテンツ表示手段と、
    前記記憶手段によって記憶されている前記識別情報を前記条件記憶手段によって記憶さ
    れている条件に基づいて分類する分類手段と、
    前記記憶手段によって記憶されている識別情報を前記分類手段による分類内容に従って
    表示するリスト表示手段と
    を備えるブックマーク管理装置。
  5. 前記条件はキーワードであり、
    前記分類手段は、前記アドレス情報、前記識別情報、或いは前記コンテンツを構成する
    テキスト情報のいずれかの中に上記キーワードが含まれているか否かによって分類する
    請求項4記載のブックマーク管理装置。
  6. コンテンツに割り当てられたアドレス情報と、当該コンテンツに固有の識別情報とを対
    応付けて記憶する記憶手段と、
    ユーザによって指定された前記識別情報に対応付けられて前記記憶手段に記憶されてい
    るアドレス情報に基づき、コンテンツを取得し表示するコンテンツ表示手段と、
    前記コンテンツ表示手段が前記コンテンツを表示した頻度をコンテンツ毎に計測する計
    測手段と、
    前記記憶手段によって記憶されているアドレス情報が割り当てられたコンテンツのうち
    、前記計測手段によって計測された頻度がある閾値を下回るコンテンツを特定する特定手
    段と、
    前記記憶手段によって記憶されている識別情報のうち、前記特定されたコンテンツの識
    別情報については当該コンテンツ以外の識別情報とは異なる表示態様で表示するリスト表
    示手段と
    を備えるブックマーク管理装置。
  7. 前記異なる表示態様とは、ある特定の記憶領域に記憶していることを表示する態様であ

    請求項6記載のブックマーク管理装置。
  8. 前記異なる表示態様とは、削除を促すメッセージを伴って表示する態様である
    請求項6記載のブックマーク管理装置。
  9. コンピュータに、
    コンテンツに割り当てられたアドレス情報と、当該コンテンツに固有の識別情報を対応
    付けて記憶する記憶機能と、
    前記記憶機能によって記憶されている識別情報を表示するリスト表示機能と、
    ユーザによって指定された前記識別情報に対応付けられて前記記憶機能に記憶されてい
    るアドレス情報に基づき、コンテンツを取得し表示するコンテンツ表示機能と、
    前記コンテンツ表示機能がコンテンツを表示した頻度をコンテンツ毎に計測する計測機
    能と、
    前記記憶機能によって記憶されているアドレス情報と少なくとも一部が共通するアドレ
    ス情報が割り当てられた複数のコンテンツのうち、前記計測機能によって計測された頻度
    がある閾値を超えたコンテンツを特定する特定機能と、
    前記記憶機能によって記憶されているアドレス情報を、前記特定されたコンテンツに割
    り当てられているアドレス情報に書き換える書換機能と
    を実現させるためのブックマーク管理プログラム。
  10. コンピュータに、
    複数のコンテンツを内容毎に分類するための条件をユーザが入力するための操作を受け
    付ける操作機能と、
    前記操作機能によって受け付けられた条件を記憶する条件記憶機能と、
    コンテンツに割り当てられたアドレス情報と、当該コンテンツに固有の識別情報とを対
    応付けて記憶する記憶機能と、
    ユーザによって指定された前記識別情報に対応付けられて前記記憶機能に記憶されてい
    るアドレス情報に基づき、コンテンツを取得し表示するコンテンツ表示機能と、
    前記記憶機能によって記憶されている前記識別情報を前記条件記憶機能によって記憶さ
    れている条件に基づいて分類する分類機能と、
    前記記憶機能によって記憶されている識別情報を前記分類機能による分類内容に従って
    表示するリスト表示機能と
    を実現させるためのブックマーク管理プログラム。
  11. コンピュータに、
    コンテンツに割り当てられたアドレス情報と、当該コンテンツに固有の識別情報とを対
    応付けて記憶する記憶機能と、
    ユーザによって指定された前記識別情報に対応付けられて前記記憶機能に記憶されてい
    るアドレス情報に基づき、コンテンツを取得し表示するコンテンツ表示機能と、
    前記コンテンツ表示機能が前記コンテンツを表示した頻度をコンテンツ毎に計測する計
    測機能と、
    前記記憶機能によって記憶されているアドレス情報が割り当てられたコンテンツのうち
    、前記計測機能によって計測された頻度がある閾値を下回るコンテンツを特定する特定機
    能と、
    前記記憶機能によって記憶されている識別情報のうち、前記特定されたコンテンツの識
    別情報については当該コンテンツ以外の識別情報とは異なる表示態様で表示するリスト表
    示機能と
    を実現させるためのブックマーク管理プログラム。
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