JP2005066148A - ゴルフクラブヘッド - Google Patents

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JP2005066148A JP2003302472A JP2003302472A JP2005066148A JP 2005066148 A JP2005066148 A JP 2005066148A JP 2003302472 A JP2003302472 A JP 2003302472A JP 2003302472 A JP2003302472 A JP 2003302472A JP 2005066148 A JP2005066148 A JP 2005066148A
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晴信 楠本
Takayuki Nagao
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Abstract

【課題】繊維強化樹脂製プレート部品を少なくともクラウン部に有するゴルフクラブヘッドの接合部のクラック発生を防止する。
【解決手段】中空ウッドヘッドのクラウン部に開口部10Kを設けた金属製ヘッド本体10を有し、該ヘッド本体との間に接着剤を介在させて繊維強化樹脂製プレート部品12によって前記開口部を塞いだゴルフクラブヘッドにおいて、ヘッド本体は前記プレート部品の周縁端面と対面する段差状壁面を有することなく、ヘッド本体の表面10Uとプレート部品の裏面とを接着接合させるよう構成する。
【選択図】図1

Description

本発明は、フェアウェイウッド、ユーティリティーを含む中空ウッドヘッドのクラウン部に繊維強化樹脂製プレート部品を使用したゴルフクラブヘッドに関するものである。
従来、旧来からのウッドヘッドに代わる中空ウッドヘッドは、ステンレスやチタン合金やアルミニウム等を主体とする金属製であった。このためクラウン部も金属製であり、その分、重心が高いといえる。打球時に、クラウン部を変形させ易くするとフェース面のロフト角が大きくなって飛距離が延びるという考えや、ヘッドを低重心化させる等のために、クラウン部に繊維強化樹脂製プレート部品を使用したゴルフクラブヘッドが販売されている。下記特許文献1や特許文献2に示す公報にもそうしたゴルフクラブヘッドが開示されている。これらのプレート部品はホーゼル凸部に至らない形態である。
しかし、これらの繊維強化樹脂製プレート部品を少なくともクラウン部に有するゴルフクラブヘッドの打撃試験(フェース部の打撃により、クラウン部が上に凸状態に撓むことを繰り返す)を行った結果、耐久範囲内であるべき時期に、上記部品周縁端面とヘッド本体段差状壁面との端面接合部に剥離のクラックが生じることが判った。
特開2003−111874号公報 特開2003−199848号公報
解決しようとする課題は、繊維強化樹脂製プレート部品を少なくともクラウン部に有するゴルフクラブヘッドの接合部のクラック発生を防止することである。
本発明は請求項1では、中空ウッドヘッドのクラウン部に開口部を設けた金属製ヘッド本体を有し、該ヘッド本体との間に接着剤を介在させて繊維強化樹脂製プレート部品によって前記開口部を塞いだゴルフクラブヘッドにおいて、ヘッド本体は前記プレート部品の周縁端面と対面する段差状壁面を有することなく、ヘッド本体の表面とプレート部品の裏面とを接着接合させたことを特徴とするゴルフクラブヘッドを提供する。
請求項2では、前記ヘッド本体はシャフト止着用のホーゼル凸部をクラウン部表面から突出状に具備しており、前記プレート部品はホーゼル凸部の途中位置又は端部位置にまで一体に延伸形成されている請求項1記載のゴルフクラブヘッドを提供する。
本発明の請求項1では、ヘッド本体にプレート部品の周縁端面と対面する段差状壁面を設けることなく、表面と裏面とを接着させるだけで接合させる構造であるため、狭い端面と段差状壁面との接着接合部が無く、打撃による剥離クラックが生じることを防止できる。従って、ゴルフクラブヘッドの接合部の耐久性を向上させることができる。
請求項2では、プレート部品はホーゼル凸部の途中位置又は端部位置にまで一体に延伸形成されているので、当然ながら、接着面積を大きくできて全体の接合力が向上すると共に、剛性の高いホーゼル凸部に接合しているため、ヘッド本体に対するプレート部品の接合強度がより向上する。更には、プレート部品接合後には、通常、プレート部品の周縁部を研摩又は研削して、ヘッド本体表面になだらかに連続させるように仕上げを行う。この際、プレート部品の周縁がホーゼル凸部の根元付近で終端していれば、該根元部は窪み形状であるため、その付近の縁部を研削する作業が困難となるが、プレート部品の周縁がホーゼル凸部の途中位置又は端部位置にまで一体に延伸形成されていれば、該縁部を研削する作業が容易となる。特に、ホーゼル孔の孔心を中心としてヘッドを回転させながら研摩することができ、研摩作業が容易となる。
以下、本発明を図面を用いて詳細に説明する。
図1は、本発明に係るゴルフクラブヘッドの分解斜視図、図2は図1の部品を接着接合してシャフトを取り付けた後のゴルフクラブヘッドの平面図、図3はヘッドの正面図、図4はヘッドの背面図、図5は図2の矢視線E−Eによる断面図、図6は図2の矢視線F−Fによる断面図である。ステンレスやチタン合金やアルミニウム等を主体とする金属製ヘッド本体10は、正面のフェース部10Fと、ヒール部10Hと、トウ部10Tと、バック部10Bと、ソール部10Sとを有している。また、ヘッド本体上部(クラウン部)には、シャフトSを挿入固定するための孔10ZTHを有する周知のホーゼル凸部10ZTが突出形成されている。また、この例では、ホーゼル部は、外部に突出したホーゼル凸部と、これに連続し、ヘッド内部に延伸したホーゼル筒部10TBとを有しており、このホーゼル部付近は、ヘッド本体の他の領域に比較して高剛性である。
更には、クラウン部には、ホーゼル凸部10ZT近くの領域を残して開口部10Kを設けている。このホーゼル凸部近くの領域と共に、フェース部とトウ部とバック部とに沿った開口部の周囲には、後述のプレート部品12を載置接着する受け部10Uが形成されている。このフェース部とトウ部とバック部とに沿った受け部の幅寸法は、凡そであるが10mm程度(5〜15mm)の幅であり、プレート部品を接合一体化させるための糊代である。
図1から、また図4や図5の断面図からも分るが、ヘッド本体10の上部には、載置した場合のプレート部品の周縁端面に対面する壁面を有する段差状部を全周に亘って全く形成しておらず、単に、プレート部品の周辺裏面をヘッド本体の受け部10Uに載置した接着接合形態となる。上記の程度の幅の受け部となっているため、接着面積はプレート部品接合強度上充分であり、この接合境界にはクラックは入り難い。従って、プレート部品を接合したゴルフクラブヘッドは、打撃による剥離クラックが生じ難い。
上記例の受け部10Uは、プレート部品12の裏面を受けて接着固定させるために、段差を設けない滑らかな形状にしているが、プレート部品の裏面形状と対応するように、裏面に段差があればそれに対応した段差を設けることもできる。
一方、プレート部品12は、エポキシ樹脂等の合成樹脂をマトリックとし、炭素繊維等の強化繊維で強化した繊維強化樹脂製である。これは、前記受け部10Uに載置して開口部10Kを塞ぐことのできる寸法形状に形成されているのみならず、載置された場合に、元のクラウン部に対応する略平面状の本体部から、ホーゼル凸部表面に沿うように突出した凸部12ZTを一体に延伸形成しており、該凸部12ZTの縁端ラインLEがホーゼル凸部10ZTの途中位置に位置する。ラインLEはホーゼル凸部の上端位置に位置してもよい。
更にこの例では、プレート部品12の周縁の内、フェース部側ラインLF、トウ部側ラインLT、バック部側ラインLBは、夫々図2に示すように、平面視におけるヘッド本体のフェース部、トウ部、バック部のラインに合致している。ヘッド本体とプレート部品を接着接合させた後、通常、仕上げとしてプレート部品の周縁部を研摩又は研削して、ヘッド本体表面になだらかに連続させる。図5や図6にその漸減する縁部も現われている。この研摩作業はプレート部品の全周に亘って行う。仮に、プレート部品の周縁がホーゼル凸部の根元付近で終端する構造の場合、その付近の縁部を研削する作業は困難となるが、プレート部品の周縁(縁端ライン)LEがホーゼル凸部の途中位置又は端部位置にまで一体に延伸形成されていれば、ホーゼル凸部に位置している縁部を外側から研削する作業が容易となる。シャフトSを接合する前に研摩するので、ホーゼル孔10ZTHの孔心を中心としてヘッドを回転させながら研摩することができ、研摩作業が容易となる。
こうした漸減する縁部とすることにより、プレート部品が打撃時のヘッド本体の変形に追随し易くなり、それ故、接合部にクラックが発生し難くなる。また、プレート部品周縁端面部にパテ剤や接着剤を充当し、この充当剤部を、場合によっては前記周縁部と共に研摩することにより、前記端面から漸減する縁部を形成してもよい。この場合、充当剤に金属粉等を混入すると、研摩時の硬度差による凹凸発生が防止され、外観が向上する。
図7〜図9は本発明に係る他の形態例を示す。図7はヘッドの平面図、図8は正面図、図9は図7の矢視線I−Iによる断面図である。最初の実施形態例と異なるところを主に説明する。まず、プレート部品12には、突出凸部12ZTがなく、元のクラウン部に対応する略平面状の本体部のみから成る。従って、図7に明示するように、フェース部側ラインLFからバック部(又はヒール部)に至るホーゼル側のラインLE’を有する。このラインLE’においても部品縁部の研摩加工を行い、ヘッド本体表面に滑らかに連続するように加工する。その他のラインに沿った縁部も同様である等、特記しない各事項は前の例と同様である。
以上の各例では、プレート部品12の周縁ラインの大半が、平面視においてヘッド本体10の各部ラインに合致しているが、合致していなくてもよい。しかし、平面視におけるヘッド本体のフェース部、トウ部、バック部のラインに合致していると、プレート部品12の周縁部を研摩する作業が容易になる。例えば、フェース部側ラインLFの縁部では、フェース部10Fを研摩する過程において、ついでに研摩できるからである。他の部位も同様である。
また、図7〜図9の例の構造に比べて、図1〜図6の例の場合は、プレート部品12の突出凸部12ZTが、剛性の高いホーゼル凸部10ZTに接合されているため、打撃を受けても変形し難いことにより、ヘッド本体に対するプレート部品12の接合強度が更に向上する。
本発明は、フェアウェイウッド、ユーティリティーを含む中空ウッドヘッドに適用できる。
図1は本発明に係るゴルフクラブヘッドの分解斜視図である。 図2は図1の部品を接合してシャフトを組み込んだ後のゴルフクラブヘッドの平面図である。 図3はゴルフクラブヘッドの正面図である。 図4はゴルフクラブヘッドの背面図である。 図5は図2の矢視線E−Eによる断面図である。 図6は図2の矢視線F−Fによる断面図である。 図7は本発明に係る他の例のゴルフクラブヘッドの平面図である。 図8は図7のゴルフクラブヘッドの正面図である。 図9は図7の矢視線I−Iによる断面図である。
符号の説明
10 ヘッド本体
10K 開口部
10U 受け部
10ZT ホーゼル凸部
12 プレート部品

Claims (2)

  1. 中空ウッドヘッドのクラウン部に開口部を設けた金属製ヘッド本体を有し、該ヘッド本体との間に接着剤を介在させて繊維強化樹脂製プレート部品によって前記開口部を塞いだゴルフクラブヘッドにおいて、
    ヘッド本体は前記プレート部品の周縁端面と対面する段差状壁面を有することなく、ヘッド本体の表面とプレート部品の裏面とを接着接合させたことを特徴とするゴルフクラブヘッド。
  2. 前記ヘッド本体はシャフト止着用のホーゼル凸部をクラウン部表面から突出状に具備しており、前記プレート部品はホーゼル凸部の途中位置又は端部位置にまで一体に延伸形成されている請求項1記載のゴルフクラブヘッド。
JP2003302472A 2003-08-27 2003-08-27 ゴルフクラブヘッド Pending JP2005066148A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8783086B2 (en) 2010-11-22 2014-07-22 Sri Sports Limited Method for producing golf club head

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