JP2005063739A - 表示灯 - Google Patents
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Abstract
【課題】本発明は、簡単な構造で内部に組み込まれる回路基板を確実に保持するとともに、カバーのがたつきが生じない表示灯を提供することを目的とする。
【解決手段】表示灯1は、壁に固定されるケース2と、ケース2に装着された状態で壁から表示部31が露出するカバー3と、表示部31の外周縁31aからケース2に向かって延びる係合片32と、係合片32の先端部32aから外方向に突出する係合凸部34と、ケース2に設けられて係合凸部34と係合する係合部2bと、表示部31に覆われるLED(発光部)4aが実装された回路基板4と、係合片32の先端部32aから基端部32bに向かって延びる係止片33と、係止片33の先端部33aから内方向に突出して回路基板4を表示部31の外周縁31aとの間に保持する係止凸部35とを備える。
【選択図】 図1
【解決手段】表示灯1は、壁に固定されるケース2と、ケース2に装着された状態で壁から表示部31が露出するカバー3と、表示部31の外周縁31aからケース2に向かって延びる係合片32と、係合片32の先端部32aから外方向に突出する係合凸部34と、ケース2に設けられて係合凸部34と係合する係合部2bと、表示部31に覆われるLED(発光部)4aが実装された回路基板4と、係合片32の先端部32aから基端部32bに向かって延びる係止片33と、係止片33の先端部33aから内方向に突出して回路基板4を表示部31の外周縁31aとの間に保持する係止凸部35とを備える。
【選択図】 図1
Description
本発明は、壁面に取り付けられて、点灯する表示灯に関する。
例えば、病院において用いられる表示灯として、部屋の外に設けられる廊下灯がある(例えば、特許文献1参照。)。この廊下灯の内部には、発光部が設けられた回路基板が内蔵されており、発光部に対応する範囲が透光性部材のカバーで形成されている。廊下灯は、ナースコールに対応して点灯する。
また、壁面に取り付けられる表示灯として、廊下の壁に取り付けられて足元を照らす表示灯(足元用照明器具)がある。この足元用照明器具は、ケースとカバーと基板と発光部(発光体)とを備え、ユニット化されている(例えば、特許文献2参照。)。ケースとカバーとは、ケースに設けられた爪とカバーの縁に設けられた受穴とを係合させて互いに固定される。回路基板は、ケースの内側に設けられたサポートとカバーとに挟まれて固定されている。
特開平11−202813号公報
特開2000−215706号公報
廊下灯の電力供給用のケーブルや信号線は、壁の内部を通って配線され、回路基板に接続される。横向きの姿勢で取付作業を実施するために、回路基板をケースまたはカバーにビスで固定する必要があり、部品点数が増えるとともに、取付作業が煩雑になる。
また、ユニット化されている場合でも、カバーとケースとの組み合わせによっては係合部が緩く、互いにがたつく場合がある。
そこで、本発明は、簡単な構造で内部に組み込まれる回路基板を確実に保持するとともに、カバーのがたつきが生じない表示灯を提供することを目的とする。
本発明に係る表示灯は、壁に固定されるケースと、ケースに装着された状態で壁から表示部が露出するカバーと、表示部の外周縁からケースに向かって延びる係合片と、係合片の先端部から外方向に突出する係合凸部と、ケースに設けられて係合凸部と係合する係合部と、表示部に覆われる発光部が実装された回路基板と、係合片の先端部から基端部に向かって延びる係止片と、係止片の先端部から内方向に突出して回路基板を表示部の外周縁との間に保持する係止凸部とを備える。
カバーをがたつくことなくしっかりと固定するために、係合凸部に、この頂部から係合片の基端部側になだらかに形成される調整斜面と、係合片から頂部に向かって係合片の延びる方向と鋭角に立ち上がる係合面とを有する表示灯とする。また、カバーに対して回路基板を容易にかつより確かに係止するために、係止凸部に、係止片の基部から先端に向かってなだらかに形成される導入斜面と、先端で係止片が延びる方向を横切る係止面とを有する表示灯とする。さらに、回路基板の位置ずれを防止するために、ケース側に向かって膨らむ凸条をカバーの外周縁に有する表示灯とする。
本発明に係る表示灯によれば、カバーに係止片を備えるので、ビスなどの部品を増やすことなく回路基板を保持することができる。また、この係止片は、係合片の先端部から基端部に向かって延びている。係合片の先端には、カバーの外方向に突出する係合凸部が形成され、係止片の先端には、カバーの内方向に突出する係止凸部が形成されている。回路基板がカバーに取り付けられた状態で、カバーをケースに装着する場合、係合片は、内方向に撓むので、回路基板が係止片から脱落することが無い。つまり、回路基板が係止片の係止凸部と表示部の外周縁との間に確実に保持される。
また、係合凸部に調整斜面と係合面とを設けた表示灯の発明によれば、係合片の弾性力により、カバーをケースに押し当てる方向の力が調整斜面とケースの係合部との間に生じる。したがって、カバーの係合片とケースの係合部とに寸法差を有していても、ケースに対してカバーががたつくことがない。また、カバーがケースから取外す方向に引っ張られても、係合凸部が係合面によって係合部に引っ掛るため、容易に脱落することを防止している。
また、係止凸部に導入斜面と係止面を設けた表示灯の発明によれば、回路基板を係合片の基部に向かって押し込むことで、カバーの外周縁と係止片との間に容易に取り付けることができるとともに、はまり込んだ回路基板は、係止面に引っ掛るため、カバーから脱落しない。さらに、ケースに向かって膨らむ凸条をカバーの外周縁に設けた表示灯の発明によれば、回路基板が、その面内方向にずれて脱落することを防止することができる。
以上のように、本発明によれば、簡単な構造で内部に組み込まれる回路基板を確実に保持するとともに、カバーががたつかない表示灯を提供することができる。
本発明に係る一実施形態の表示灯について、ナースコール子機に対応させて点灯する表示灯1に使用する場合を一例に、図1から図8を参照して説明する。図1に示す表示灯1は、ケース2とカバー3と回路基板4とを備える。
ケース2は、四角い枠状に形成されている。ケース2の外周には、図6に示す取付枠5の固定片5aが嵌り込む凹部2aが形成されている。また、ケース2は、その中心から対称な位置に係合部2bが形成されている。ケース2は、壁などに取り付けられる取付枠5の開口部5bに図6に示すように裏面側から嵌め込まれる。そして、取付枠5の固定片5aをドライバーなどで変形させてケース2の外周に設けられた凹部2aに固定片5aを差し込むことで、図7に示すように、ケース2は、取付枠5に固定される。取付枠5は、壁に埋設された配線ケーブル取出用のボックスや廊下灯のフレームにねじなどで固定される。つまり、ケース2は、取付枠を介して壁に固定される。形状によっては、ケース2は、直接廊下灯のフレームや壁に取り付けられても良い。なお、取付枠5は、壁に埋設される家庭用の電源コンセントや照明などのスイッチなどの固定にも使用されるものである。
カバー3は、図6に示すように、表示部31と係合片32と係止片33とを備える。表示部31は、カバー3をケース2に装着した状態で壁から露出する(図8参照)。また、表示部31は、回路基板4の片側面を覆う。係合片32は、表示部31の外周縁31aからケース2に向かって延びている。係合片32の先端部32aには、外方向に突出する係合凸部34が設けられている。この係合凸部34は、図5に示すように調整斜面34aと係合面34bとを有している。調整斜面34aは、係合凸部34の頂部34cから係合片32の基端部32b側に向かってなだらかに形成されている。係合面34bは、係合片32から係合凸部34の頂部34cに向かって係合片32の延びる方向と鋭角に、本実施形態では直角に、立ち上がっている。
係止片33は、図4に示すように係合片32の先端部32aから基端部32bに向かって延びている。係止片33の先端部33aには、図5に示すように内方向に向かって突出する係止凸部35が設けられている。この係止凸部35は、回路基板4を表示部31の外周縁31aとの間に保持する。係止凸部35は、導入斜面35aと係止面35bとを有している。導入斜面35aは、係止片33の基端部33bから先端部33aに向かってなだらかに形成されている。係止面35bは、係止片33の先端部33aで係止片33が延びる方向を横切る面である。また、図6に示すように表示部31の外周縁31aには、ケース2側に向かって膨らむ凸条31bが形成されている。
回路基板4は、図1に示すようにカバー3の表示部31で覆われる表側に発光部となる発光ダイオード(LED)4a及びこのLED4aを発光させるための電子部品4bが実装されている。また、図6に示すようにケース2に面した回路基板4の裏側には、この回路基板4に接続される電力供給用のケーブルや信号線などのコード6が接続されるターミナル4cが設けられている。
以上のように形成された表示灯1は、図2に示すように、カバー3に回路基板4が装着される。回路基板4は、表示部31の外周縁31aに向かって押し込まれることで、係止凸部35を超えて係止片33と表示部31の外周縁31aとの間に嵌り込む。また、回路基板4は、係合片32と凸条31bとで囲われる内側に納まるので、カバー3から脱落しない。
図2に示すように回路基板4が取り付けられたカバー3は、図3に示すように係合片32をケース2の係合部2bに差し込むことで、係止面34bと係合部2bとが係合され、ケース2と固定される。なお、表示灯1は、回路基板4が取り付けられたカバー3をケース2に装着した状態で取付枠5に固定しても良いし、取付枠5にケース2を固定した状態で、カバー3をケース2に装着しても良い。さらに、カバー3の係止片33を差し込んで係合できる係合部2bを廊下灯のフレームに設けて、カバー3と回路基板4を組み合わせたものをその係合部2bに取り付けて使用しても良い。この場合、係合部2bが設けられた廊下灯のフレームは、壁に固定されるケース2と同じ機能を果たす。
係合部2bに差し込まれた係合片32は、図5に示すように、内側に撓んだ状態で、調整斜面34aが係合部2bと当接している。そして、係合片32の弾性力によって、カバー3とケース2との間には、互いに押し合う力が作用するので、係合面34bと係合部2bとの間に隙間があっても、カバー3がケース2に対してがたつかない。また、カバー3がケース2から離れる方向に引っ張られても、係合凸部34の係合面34bが係合部2bに引っ掛るので、カバー3がケース2から容易に脱落しない。
さらに、係合片32は、ケース2をカバー3に装着する際に内側に撓むとともに、装着後も係合部2bによって外側に広がらないように押えられている。したがって、係止片33は、確実に回路基板4を保持することができる。
図7のように組み合わされた表示灯1は、壁に取付けられた状態で、カバー3の表示部31を露出させ、ケース2及び取付枠5が化粧カバー7で覆われる。表示灯1が、廊下灯に組み込まれる場合は、化粧カバー7の代わりに廊下灯のカバーから表示部31が露出する状態に取り付けられる。また、本実施形態においては、表示灯1は、縦長に配置するように図示しているが、横長になるように取り付けても良い。さらに、表示部31の形状は、丸や楕円形のほか、正方形、三角形、多角形でも良い。
また、本実施形態において係合片32の数は、ケースの中心から対称な位置に1つずつ合計2つ設けたが、3つ或いはそれ以上設けると、よりしっかりと固定されるので良い。そして、係止片33は、係合片32の内側に1つ設けた形状を図示したが、2つ以上設けても良いし、係合片32の先端部32aの両端から係合片32の基端部32b側に向かって延びるように設けても良い。
なお、表示灯1は、ナースコール子機に対応させて使用する以外に、防災用の避難誘導灯、夜間や暗所で足元を照らす照明灯や、玄関に設けられる門灯などとして使用することもできる。また、LED4aの色や輝度は、用途に応じてその都度自由に選択されうるものであって、特定の色や輝度に限定されるものではない。さらにLED4aの代わりに、電球や冷陰極ランプを使用しても良い。
1…表示灯、2…ケース、2a…係合部、3…カバー、4…回路基板、4…発光ダイオード(発光部)、31…表示部、31a…外周縁、31b…凸条、32…係合片、32a…先端部、32b…基端部、33…係止片、33a…先端部、33b…基端部、34…係合凸部、34a…調整斜面、34b…係合面、34c…頂部、35…係止凸部、35a…導入斜面、35b…係止面。
Claims (4)
- 壁に固定されるケースと、
前記ケースに装着された状態で前記壁から表示部が露出するカバーと、
前記表示部の外周縁から前記ケースに向かって延びる係合片と、
前記係合片の先端部から外方向に突出する係合凸部と、
前記ケースに設けられて前記係合凸部と係合する係合部と、
前記表示部に覆われる発光部が実装された回路基板と、
前記係合片の先端部から基端部に向かって延びる係止片と、
前記係止片の先端部から内方向に突出して前記回路基板を前記表示部の外周縁との間に保持する係止凸部と
を備えることを特徴とする表示灯。 - 前記係合凸部は、この頂部から前記係合片の基端部側になだらかに形成される調整斜面と、前記係合片から前記頂部に向かって前記係合片の延びる方向と鋭角に立ち上がる係合面とを有していることを特徴とする請求項1に記載の表示灯。
- 前記係止凸部は、前記係止片の基部から先端に向かってなだらかに形成される導入斜面と、前記先端で前記係止片が延びる方向を横切る係止面とを有していることを特徴とする請求項1に記載の表示灯。
- 前記ケース側に向かって膨らむ凸条を前記カバーの外周縁に有することを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の表示灯。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2003290168A JP2005063739A (ja) | 2003-08-08 | 2003-08-08 | 表示灯 |
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JP2005063739A true JP2005063739A (ja) | 2005-03-10 |
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---|---|---|---|---|
JP2007086299A (ja) * | 2005-09-21 | 2007-04-05 | Showa Kasei:Kk | 壁面看板 |
JP2008250293A (ja) * | 2007-03-08 | 2008-10-16 | Shimada Denki Seisakusho:Kk | 表示器具 |
JP2014072106A (ja) * | 2012-09-28 | 2014-04-21 | Iwasaki Electric Co Ltd | 照明器具 |
JP2019003826A (ja) * | 2017-06-15 | 2019-01-10 | スタンレー電気株式会社 | 照明灯装置 |
JP2020004742A (ja) * | 2019-10-15 | 2020-01-09 | アイリスオーヤマ株式会社 | 照明装置 |
-
2003
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