JP2005062552A - カメラ - Google Patents

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【課題】 カメラにおいて、画像に塵が映り込むことを防止する。
【解決手段】 固定筒15には、フレキシブル基板29を通す孔15aが形成されている。孔15a近傍の固定筒15の外壁面に、柔軟性を有する薄い樹脂製のシート状の弁31を取り付けてある。沈胴動作時には、前群移動筒13と中間移動筒14が撮影可能位置から収納位置へ移動し、レンズ鏡筒12内の空気が圧縮され、気圧が上昇するから、レンズ鏡筒12内の空気が孔15aから吹き出し、弁31が弾性変形して孔15aを開放し、レンズ鏡筒12内の塵が空気と一緒に外に排出される。前群移動筒13と中間移動筒14が収納位置から撮影可能位置へ突出される時には、レンズ鏡筒12内の気圧が下がるから、レンズ鏡筒12内へ空気が流れ込もうとして、弁31が孔15aに吸い寄せられ、孔15aを塞ぐから、塵が空気と一緒に孔15aからレンズ鏡筒12内に入り込むことが防止される。
【選択図】 図2

Description

本発明は、沈胴式レンズを備えたカメラに関するものである。
近年、CCD等の固体撮像素子を用いて撮像した画像データをデジタルデータとしてメモリカード等の電子記憶媒体に記憶するデジタルカメラが普及してきている。このようなデジタルカメラの多くは、携帯性を良好にするため、沈胴式レンズを採用している。
沈胴式レンズは、周知のように、デジタルカメラの電源をオンにすると、固定筒の内部に組み込まれた移動筒がカメラボディの外側に繰り出してきて撮影可能状態になり、またデジタルカメラの電源をオフにすると、移動筒が固定筒内に引っ込んで、カメラボディの外郭から突出した部分がないようにする。
また、固定筒の後端部に固体撮像素子(実際にはパッケージ)を一体的に組み込むことにより、沈胴式レンズのレンズ鏡筒をユニット化し、組立て効率やコンパクト化を図ったものも多い。
このようなデジタルカメラの製造ラインでは、レンズ鏡筒内の塵検査を行い、合格品のみ出荷しているが、ユーザによって購入されたデジタルカメラで撮影された画像に、塵が映り込んでいる場合がある。なお、塵は、細かい塵である埃等も含む。
写真フイルムを使用する銀塩カメラでは、レンズ鏡筒内の塵がフイルム面に付着した場合、そのフイルム1コマには塵が映り込むが、写真フイルムの巻上げを行うと、その塵は写真フイルムと一緒に移動される。したがって、銀塩カメラでは、一旦塵がフイルム面に付着しても、以降の全コマに塵が映り込むということは稀で、実害が少ない。
しかしながら、デジタルカメラの固体撮像素子は、写真フイルムのように移動することがないため、一旦固体撮像素子の受光面に塵が付着すると、以降に撮影する全ての画像に塵が映り込む可能性がきわめて高く、実害が大きい。
塵が固体撮像素子の受光面に付着する原因としては、製造時から既にレンズ鏡筒内にあった塵が移動したため、又は、出荷後に塵がレンズ鏡筒内に入り込んだため、のいずれか、もしくは両方が考えられる。レンズ鏡筒内の塵が移動しやすいのは、上述したように、デジタルカメラの電源をオン/オフする毎に、移動筒が大きく移動する沈胴式レンズを採用しているためである。
出荷後に塵がレンズ鏡筒内に入り込む原因は、レンズ鏡筒内に組み込まれたシャッタやAF用モータと、カメラ本体内のCPU等から構成される制御回路とを電気的に接続するフレキシブル基板を通すための孔が、レンズ鏡筒の固定筒に形成されているためである。
一方、固体撮像素子の受光面に付着した塵を取り除く機能を備えたデジタルカメラが知られている(例えば特許文献1)。このデジタルカメラでは、レンズ鏡筒内にモータ駆動式のワイパーが組み込まれており、このワイパーが定期的に駆動され、防塵構造を有するCCDユニット(パッケージ)の保護ガラスを清掃する。なお、この保護ガラスは、周知のように、CCDの受光面を保護する透明ガラスである。
特開2003−18440号公報
上記特許文献1記載のデジタルカメラでは、ワイパーによってCCDユニットの保護ガラスから一旦塵を払っても、その塵は未だレンズ鏡筒内にある。このため、同じ塵が再び保護ガラスに付着するおそれがあるから、特許文献1では、予め決められた回数のレリーズ動作が行われる毎に、ワイパーが駆動されるようになっている。しかしながら、そのような構成とすると、シャッタチャンスを逃しやすい、AF用モータの他にワイパー駆動用のモータが必要となるため、コストアップ、レンズ鏡筒が大きく重くなる、またバッテリーが消耗しやすい、など数々の欠点を生じる。
本発明は、簡単な構成でありながら、画像に塵が映り込むことを防止できるようにしたカメラを提供することを目的とする。
本発明は、カメラ本体に固定された固定筒の内側に、カメラ本体側へ収納される収納位置とカメラ本体の外側へ繰り出される撮影可能位置との間で撮影光軸方向に沿って移動する移動筒が収納された沈胴式のレンズ鏡筒と、前記固定筒に形成され、前記レンズ鏡筒とカメラ本体とを電気的に接続するフレキシブル基板を通す孔とを備えたカメラにおいて、前記移動筒の収納位置から撮影可能位置への移動に伴って孔を塞ぎ、前記移動筒の撮影可能位置から収納位置への移動に伴って孔を開放する弁を、前記固定筒の孔の近傍に設けたことを特徴とする。
また、本発明は、カメラ本体に固定された固定筒の内側に、カメラ本体側へ収納される収納位置とカメラ本体の外側へ繰り出される撮影可能位置との間で撮影光軸方向に沿って移動する移動筒が収納された沈胴式のレンズ鏡筒と、前記固定筒の最後部に取り付けられ、前記レンズ鏡筒に組み込まれた光学系によって受光面に光学画像が結像される固体撮像素子とを備えたカメラにおいて、前記移動筒の一部に空気注入用の孔を形成し、この孔と固体撮像素子の受光面近傍との間に、前記孔から注入された空気を通して固体撮像素子の受光面に吹きつける柔軟なチューブを配置するとともに、前記固体撮像素子の受光面を挟んで、前記チューブの反対側の固定筒の内側に塵を接着する粘着剤を設けたことを特徴とする。
本発明のカメラは、固定筒の孔の近傍に弁を設け、移動筒の収納位置から撮影可能位置への移動に伴って孔を塞ぎ、移動筒の撮影可能位置から収納位置への移動に伴って孔を開放するようにしたので、簡単な構成でありながら、移動筒が移動する毎に孔からレンズ鏡筒内の塵をレンズ鏡筒の外に排出できる。この結果、レンズ鏡筒内の塵が減少するから、固体撮像素子の受光面に塵が付着する頻度がきわめて少なくなり、画像に塵が映り込むことを防止できる。
また、弁を設けるだけというきわめて簡単な構成でレンズ鏡筒内の塵をレンズ鏡筒の外に排出できるから、ワイパーを用いる従来の技術から生じる、シャッタチャンスを逃しやすい、AF用モータの他にワイパー駆動用のモータが必要となるため、コストアップ、レンズ鏡筒が大きく重くなる、またバッテリーが消耗しやすい、などの欠点を解消できる。
また、移動筒の一部に空気注入用の孔を形成し、この孔と固体撮像素子の受光面近傍との間に、孔から注入された空気を通して固体撮像素子の受光面に吹きつける柔軟なチューブを配置するとともに、固体撮像素子の受光面を挟んで、チューブの反対側の固定筒の内側に塵を接着する粘着剤を設けたので、孔から注入された空気によって固体撮像素子の受光面に付着していた塵が吹き飛ばされ、粘着剤に接着する。このため、同じ塵が再びレンズ鏡筒内を移動して固体撮像素子の受光面に付着することを防止でき、画像に塵が映り込むことを防止できる。
本発明の第1実施形態であるデジタルカメラ10が電源オンにされた直後の状態を示す図1において、ズームレンズであるレンズ鏡筒12は、前群レンズ21が組み込まれた前群移動筒13と、この前群移動筒13を光軸Lの方向に移動自在に保持する中間移動筒14と、カメラ本体11に固定され、内部に中間移動筒14と後群レンズ22とを光軸Lの方向に移動自在に保持する固定筒15とから構成されている。そして、前記固定筒15の最後部には、CCDチップを防塵構造にパッケージングしたCCDユニット16が取り付けられている。
デジタルカメラ10の電源がオンにされると、カメラ本体11内の収納位置に沈胴し収納されていた移動筒である前群移動筒13と中間移動筒14が、カメラ本体11の前方へ繰り出され、図1に示す撮影可能位置まで移動するとともに、後群レンズ22もわずかに前方へ移動する。この撮影可能位置では、前群レンズ21と後群レンズ22との距離が最も広くなっており、レンズ鏡筒12の画角は、最も広角側になっている。
撮影が終了して電源をオフにすると、突出していた前群移動筒13と中間移動筒14は、撮影可能位置から固定筒15内の収納位置に収納され、後群レンズ22もCCDユニット16に接触直前まで移動する(図2参照)。これにより、カメラ本体11の外郭からレンズ鏡筒12が全く突出しない状態となり、良好な携帯性を確保できる。
前記前群レンズ21は、2枚のレンズ21a,21bから構成されている。また、後群レンズ22は、4枚のレンズ22a〜22dから構成されている。撮影者によってズーミング操作が行われると、後群レンズ22全体が光軸Lの方向に大きく移動するとともに、前群レンズ21もわずかに移動する。最大の望遠時には、図3に示すように、前群レンズ21がカメラ本体11側に広角時よりわずかに引っ込むとともに、後群レンズ22が前群レンズ21に最も接近する。
また、後群レンズ22のレンズ22b,22cは、一体的にレンズ枠23に組み込まれており、このレンズ枠23には、AF用のステッピングモータ25が固定されている。このステッピングモータ25は、カメラ本体11に組み込まれたCPU等から構成される制御回路(図示せず)からの制御信号に従って、最後部のレンズ22dを光軸Lの方向に移動してレンズ22b,22cとの間隔を変化させ、ピント合わせを行う。
また、後群レンズ22のレンズ22aとレンズ22bとの間には、シャッタユニット26が設けられている。前記ステッピングモータ25及びシャッタユニット26は、互いに連結されたフレキシブル基板28,29を介してカメラ本体11の制御回路に接続されている。なお、ステッピングモータ25及びシャッタユニット26側のフレキシブル基板28は、フレキシブル基板29より厚みが薄くなっており、フレキシブル基板29より更に柔軟に弾性変形可能になっている。
前記固定筒15には、フレキシブル基板29を通す孔15aが形成されている。この孔15a近傍の固定筒15の外壁面には、孔15aを開閉する弁31が、一端部を固定して、取り付けられている。この弁31は、柔軟性を有する薄い樹脂製のシート状部材である。なお、プラスチック成形した固定筒15の外壁にはボスを形成してあり、これを弁31の一端部に形成した孔に通してから、ボスに熱を加えて変形させ(熱かしめ)、弁31を固定筒15の外壁面に固定している。
前群移動筒13と中間移動筒14とが撮影可能位置から収納位置へ移動される沈胴動作時には、レンズ鏡筒12内の空気が圧縮され、気圧が上昇するから、レンズ鏡筒12内の空気が外へ出ようとする。このため、レンズ鏡筒12内の空気が孔15aから吹き出し、前記弁31は弾性変形して孔15aを開放する。この結果、レンズ鏡筒12内の塵が空気と一緒に、レンズ鏡筒12の外に排出される。なお、レンズ鏡筒12の収納位置では、図2に示すように、フレキシブル基板28,29は弾性変形して、コンパクトに折り畳まれる。
また、前群移動筒13と中間移動筒14とが収納位置から撮影可能位置へ突出される時には、レンズ鏡筒12内の容積が増えて中の気圧が下がるから、レンズ鏡筒12内へ空気が流れ込もうとする。このため、弁31が、孔15aに吸い寄せられ、孔15aを塞ぐから、塵が空気と一緒に孔15aからレンズ鏡筒12内に入り込むことが防止される。
なお、孔15aからはレンズ鏡筒12の外側にフレキシブル基板29が出ているため、フレキシブル基板29の厚み分だけ、弁31と固定筒15の外壁面との間に隙間が生じる。このため、弁31が孔15aを完全に塞ぐことはできないが、弁31は柔軟性を有するから、孔15aの周囲の固定筒15の外壁面に比較的よく密着し、塵の侵入を十分に防ぐ。
このように、レンズ鏡筒12内に塵があっても、電源のオン/オフに伴って、塵がレンズ鏡筒12内から出てゆき、逆に入り込むことがないから、レンズ鏡筒12内の塵が徐々に減少していく。したがって、レンズ鏡筒12内の塵がCCDユニット16の受光面を保護している保護ガラス16aに付着することが防止される。
このように構成されたデジタルカメラ10の作用について説明する。デジタルカメラ10の電源をオンにすると、前群移動筒13と中間移動筒14が、モータ(図示せず)の駆動によって、図2に示す収納位置から図1に示す撮影可能位置に向かって移動してゆく。この間、レンズ鏡筒12内の気圧が下がって孔15aから空気がレンズ鏡筒12内に流れ込もうとするから、弁31が孔15a側へ吸い寄せられ、孔15aを塞ぐ。このため、塵が孔15aからレンズ鏡筒12内に入ることが防止される。
撮影が終了してデジタルカメラ10の電源が切られると、突出していた前群移動筒13と中間移動筒14は撮影可能位置から収納位置に向かって移動してゆく。この沈胴動作中に、レンズ鏡筒12内の気圧が上がるため、レンズ鏡筒12内の空気が弁31を弾性変形させながら孔15aから排出され、この空気と一緒にレンズ鏡筒12内の塵も排出される。
このように、デジタルカメラ10の電源のオン/オフに伴って、レンズ鏡筒12内の塵が外に排出されるから、デジタルカメラ10の製造時に塵がレンズ鏡筒12内に入っていた場合でも、CCDユニット16の保護ガラス16aに塵が付着することが防止される。
次に、第2実施形態のデジタルカメラ40を示す図4において、レンズ鏡筒42の中間移動筒43には、外周の一部に小さな孔43aを形成してある。この孔43aとCCDユニット16の保護ガラス16a近傍との間には、柔軟な合成ゴム製のチューブ45によって空気の通り道が形成されている。
チューブ45の一端部45aは孔43aに差し込まれて固定され、他端部45bは保護ガラス16a近傍の固定筒15に固定されている。この他端部45bは撮影光束を遮らない位置に固定される。なお、前記端部45a,45bの固定は、例えば接着剤を用いるが、他の手段でもよい。
また、チューブ45の端部45bとCCDユニット16を挟んで反対側に位置する固定筒15の一部を構成する部品47の上に、粘着剤が両面に塗布された粘着剤シート48を貼り付けてある。この粘着剤シート48に使用される粘着剤は、長期間にわたって粘着力が衰えないものが選択される。なお、粘着剤シート48を貼り付ける部品は、チューブ45の端部45bとCCDユニット16を挟んで反対側に位置するものであれば、本実施形態の部品47に限定されないのはもちろんである。
前記粘着剤シート48に、チューブ45の端部45bから送り出された空気で保護ガラス16a上から吹き飛ばされた塵が貼り付き、以後は他に移動できなくなるから、再び同じ塵が保護ガラス16a上に付着するおそれがなくなる。
このように構成されたデジタルカメラ40の作用を説明する。デジタルカメラ40に電源を投入すると、前群移動筒13と中間移動筒43とが収納位置から撮影可能位置へ突出する。この状態で、孔43aが露呈する。ユーザは、デジタルカメラ40の背面に設けられた液晶ファインダとしても使用される液晶ディスプレイを観察する。
液晶ディスプレイに塵が映っている場合、ユーザは、孔43aにブロワー49の先端部49aを差し込んで、ブロワー49の本体部49bを押しつぶし、孔43aに勢い良く空気を送り込む。この空気は、チューブ45を通って保護ガラス16aの表面に吹きつけられる。
保護ガラス16aの表面に付着していた塵が吹き飛ばされ、粘着剤シート48に貼り付くから、同じ塵が再びレンズ鏡筒42内を移動して保護ガラス16aの表面に付着することがない。以後、別の塵が保護ガラス16a上に付着する都度、孔43aからブロワー49で空気を送り込むことにより、常に塵のない画像を撮影することができる。
上記第2実施形態では、ブロワー49によって空気を保護ガラス16aの表面に吹きつけたが、ブロワー49の代わりに、例えばイオナイザーと呼ばれる装置を用いて、保護ガラス16aの表面にイオン・エアーを吹きつけるようにしてもよい。これにより、単に保護ガラス16aの表面に付着している塵が吹き飛ばされるだけではなく、保護ガラス16aに帯電している静電気が除去され、保護ガラス16aの表面に塵や埃が着きにくくなる。
以上説明した実施形態では、焦点調節やズーミングによっては、レンズ長がほとんど変化しないタイプのレンズを用いたが、焦点調節やズーミングによってレンズ長が伸縮するタイプのレンズを用いてもよい。このようなレンズを用いた場合、第1実施形態では、焦点調節やズーミング操作を行う毎に、弁が開閉して塵の排出が行われる。
また、上記第1実施形態では、弁を柔軟性を有する薄い樹脂製のシート状部材としたが、固定筒の孔を開閉できるものであれば任意のものを使用することができる。また、弁を熱かしめによって固定筒の壁面に固定したが、本発明はこれに限定されることなく、例えばやや剛性を有する弁や厚みがある弁の場合、弁の端部にヒンジ部を設け、このヒンジ部を固定筒の壁面に溶着するようにしてもよい。
本発明は、デジタルカメラに限らず、沈胴式レンズや、ズーミング等によって長さが伸縮するレンズを有するカメラであれば、例えばビデオカメラ等にも適用できる。
第1実施形態のデジタルカメラのレンズ鏡筒が撮影可能位置にある状態を示す断面図である。 レンズ鏡筒が収納位置にある状態を示す断面図である。 レンズ鏡筒が望遠時の状態を示す断面図である。 第2実施形態のデジタルカメラのレンズ鏡筒が撮影可能位置にある状態を示す断面図である。
符号の説明
10,40 デジタルカメラ
12,42 レンズ鏡筒
13 前群移動筒
14,43 中間移動筒
15 固定筒
15a,43a 孔
16 CCDユニット
16a 保護ガラス
28,29 フレキシブル基板
31 弁
45 チューブ
48 粘着剤シート
49 ブロワー

Claims (2)

  1. カメラ本体に固定された固定筒の内側に、カメラ本体側へ収納される収納位置とカメラ本体の外側へ繰り出される撮影可能位置との間で撮影光軸方向に沿って移動する移動筒が収納された沈胴式のレンズ鏡筒と、前記固定筒に形成され、前記レンズ鏡筒とカメラ本体とを電気的に接続するフレキシブル基板を通す孔とを備えたカメラにおいて、
    前記移動筒の収納位置から撮影可能位置への移動に伴って孔を塞ぎ、前記移動筒の撮影可能位置から収納位置への移動に伴って孔を開放する弁を、前記固定筒の孔の近傍に設けたことを特徴とするカメラ。
  2. カメラ本体に固定された固定筒の内側に、カメラ本体側へ収納される収納位置とカメラ本体の外側へ繰り出される撮影可能位置との間で撮影光軸方向に沿って移動する移動筒が収納された沈胴式のレンズ鏡筒と、前記固定筒の最後部に取り付けられ、前記レンズ鏡筒に組み込まれた光学系によって受光面に光学画像が結像される固体撮像素子とを備えたカメラにおいて、
    前記移動筒の一部に空気注入用の孔を形成し、この孔と固体撮像素子の受光面近傍との間に、前記孔から注入された空気を通して固体撮像素子の受光面に吹きつける柔軟なチューブを配置するとともに、前記固体撮像素子の受光面を挟んで、前記チューブの反対側の固定筒の内側に塵を接着する粘着剤を設けたことを特徴とするカメラ。
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