JP2005062382A - ディスプレイ駆動回路及び表示装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】ディスプレイパネルの全体輝度を低下させることなく、データ線の配線抵抗による電圧降下に起因するディスプレイパネルの輝度むらを効果的に低減するディスプレイ駆動回路及び表示装置を提供する。
【解決手段】 マトリクス状に配置されたデータ線とスキャン線の各交点に接続した複数の発光素子を電流駆動するディスプレイ駆動回路であって、各発光素子を駆動する電流パルスのパルス幅と電流波高値の積が一定となり、かつ、1フレーム期間内で各スキャン線に割当てられる電流印加時間を、データ線の配線抵抗と関連付けて順次変化するように制御するデータ駆動回路を備える。
【選択図】 図9

Description

本発明は、有機EL(electro−luminescence)素子等の発光素子を用いたディスプレイ駆動回路及び表示装置に関する。
従来のパッシブマトリクス型ディスプレイ表示装置の構成を図1に示す。
図1のディスプレイ表示装置は、データ駆動回路2と、スキャン回路4と、パッシブマトリクス型有機ELディスプレイ6とを含む。ディスプレイ6においては、複数の有機EL素子が発光素子としてマトリクス状に配設されており、各発光素子(画素)はデータ駆動回路2からのデータ線とスキャン回路4からのスキャン線の各交点に接続されている。各交点において、有機EL素子の発光層がデータ線(アノード)とスキャン線(カソード)間に挟持されている。
図2は、図1のディスプレイ表示装置に適用される、従来のパッシブマトリクス駆動方式を説明するための波形図である。
図2に示したように、従来のパッシブマトリクス駆動方式では、1フレーム期間をスキャン線数で等間隔に時分割して表示素子を駆動する。ここで、データ駆動回路に接続されるデータ線(アノード)には、ITO(indium tin oxide)等の透明電極が用いられる。スキャン回路に接続されるスキャン線(カソード)には、アルミニウム電極等が用いられる。
有機EL素子の発光輝度は電流に比例し、その温度依存性が低いため、電流での制御が容易である。このため、一般的に有機ELディスプレイでは電流パルス駆動が用いられることが多い。
同一の素子構成・同一の開口率でスキャン線数を変えたときに、同一の輝度を実現するには、輝度は電流パルスの面積、すなわち(電流波高値)×(印加時間(パルス幅))に比例するので、例えばスキャン線数を2倍(デューティ比を1/2)にした場合には印加時間を1/2となるように構成すればよい。この場合に、1フレーム期間が一定(例えば60Hz)であれば、その期間内のスキャン線数と上記パルスのデューティ比は反比例する。
図3は、有機EL素子の電圧・電流特性の電流パルス・デューティ比依存性を説明するための図である。
図3に示したように、有機EL素子の端子間電圧Vは電流パルス・デューティ比に大きく依存しており、電流パルス・デューティ比が小さくなるほど、端子間電圧Vは増加する傾向にある。
以上のことから、パッシブマトリクス駆動方式においては、スキャン線数により有機EL素子の所要電流波高値・駆動電圧が大きく異なり、スキャン線数の増加は、電流波高値並びに駆動電圧の増加を招く。しかしながら、駆動回路の耐圧には制限があり、この値を超えて電圧を印加することはできない。
一方で、ディスプレイ・パネルの高精細化や大型化は、ITO等の透明電極の配線抵抗を増加する要因となる。図4は、データ駆動回路2に接続されるデータ線でのITO等の透明電極の配線抵抗に起因する電圧降下を説明するための図である。
図4に示したように、データ駆動回路2の出力端子から遠くに配置された発光素子(有機EL素子)ほどアノード(データ線)での電圧降下が大きくなる。最遠端で電圧降下が最大、すなわち最も遠い位置に配置された発光素子に印加することのできる端子間電圧は最小となる。上述のディスプレイ表示装置において、データ駆動回路の電源電圧には上限があるため、流すことのできる電流波高値も最遠端の発光素子において最小となる。
図5は、有機EL素子の電圧・電流特性とデータ線での電圧降下による電流制限を説明するための図である。
図5に示したように、データ駆動回路の電圧をVに設定すると、データ駆動回路の端子電圧VはVより0〜数百mV低い値になる(図5中の破線で示す)。有機EL素子等の発光素子の電圧・電流(V−I)特性曲線が図5の右上がりのカーブで示されるとき、ITO等の透明電極の抵抗R〜Rが小さく電圧降下が無視できる場合には、データ駆動回路(電流源)が指定した電流を流すことができる。一方、抵抗R〜Rが大きく電圧降下が無視できない場合には、図5中の(V,0)を通る右下がりの負荷曲線で電流が制限され、発光素子を流れる電流Iとそのときの端子間電圧Vは、負荷曲線と電圧・電流特性曲線の交点として決定される。
また、図17は、従来のパッシブマトリクス型ディスプレイ表示装置の構成を示す。 図17のディスプレイ表示装置は、データ駆動回路2と、スキャン回路4と、パッシブマトリクス型有機ELディスプレイ6と、データ側シフトレジスタ7と、スキャン側シフトレジスタ8と、変調回路9とを含む。図1の構成と同様、データ駆動回路2に接続されるデータ線にはITO等の透明電極が用いられ、スキャン回路4に接続されるスキャン線にはアルミニウム電極等が用いられる。
図17のパッシブマトリクス駆動方式では、図2の波形図と同様、1フレーム期間をスキャン線(走査線)数Nで時分割して、そのN分割された期間ごとに、表示するスキャン線(走査線)の電位を順次接地電圧に設定することで選択し、同時にそれ以外の(N−1)本の非選択の走査線上の発光素子が発光しないように、発光素子の端子間電圧が動作閾値以下となるようなバイアス電圧を与えておく。走査線の選択動作に同期してデータ線に電流パルスを与えることにより、各発光素子を駆動する。
図18は、有機EL素子の電圧・電流密度特性を示す。図18に示したように、有機EL素子の端子間電圧はパルス・デューティ比に大きく依存している。同一の電流パルス波高値で有機EL素子を駆動するとき、パルス・デューティ比が小さくなるほど、有機EL素子の端子間電圧が増加する。一般的な素子構成(正孔輸送層:α−NPD、電子輸送層:Alq3)を有する発光素子において、デューティ比1/120(=0.83%)のときは、DC(直流)駆動時と比較して、発光素子の端子間電圧が約5V程度高くなることが知られている。
なお、本発明の従来技術として、特開2001−013923号公報には、定電流駆動を用いずに、定電圧駆動を用いて有機EL素子を安定に駆動するためのディスプレイ駆動方式が開示されている。
特開2001−013923号公報
従来のディスプレイ駆動方式で設定される電流値が所定値である場合に、データ駆動回路出力端子から遠い発光素子ほど流すことのできる電流は小さくなるので、輝度もデータ駆動回路出力端子から遠い発光素子ほど低くなる。このような輝度むらが画質低下の原因となってしまうという問題があった。
従来のディスプレイ駆動方式では、このときの設定電流値を最も低い電流値に揃えることでこの輝度むらを抑えることができる。しかし、この方法によると、ディスプレイパネルの全体輝度を犠牲にしてしまうという問題があった。
また、パッシブマトリクス駆動方式においては、スキャン線数により有機EL素子の所要電流波高値・駆動電圧が大きく異なる。特に、ディスプレイパネルの高精細化に伴うスキャン線数の増加は、電流パルス波高値ならびに駆動電圧の増加を招くため、低精細のパネルと同一輝度を達成しようとするとき、エネルギー変換効率(発光効率)の低下が問題となっていた。
さらに、有機EL素子に電流パルスを印加することによる発光素子のダメージは、電流パルス波高値と印加時間の積、すなわち輝度が一定の条件においては、電流パルス波高値が高いときの方が大きい。これは、瞬間的に高密度な電流が発光素子に印加されるためである。スキャン線数の増加によってデューティ比が小さくなるほど、発光素子に与えるダメージが大きく、ダークスポットの拡大や、電流・輝度特性劣化等の進行が促進されるため、低精細のディスプレイパネルに比べ、高精細のディスプレイパネルは寿命が短くなることが問題となっていた。
本発明は、上記の問題点に鑑みてなされたものであり、ディスプレイパネルの全体輝度を低下させることなく、データ線の配線抵抗による電圧降下に起因するディスプレイパネルの輝度むらを効果的に低減するディスプレイ駆動回路及び表示装置を提供することを目的とする。
本発明は、パッシブマトリクス型ディスプレイの消費電力を低減してエネルギー変換効率(発光効率)を高めるとともに、高精細なディスプレイパネルの長寿命化に効果的なディスプレイ駆動回路及び表示装置を提供することを他の目的とする。
上記課題を解決するため、本発明のディスプレイ駆動回路は、マトリクス状に配置されたデータ線とスキャン線の各交点に接続した複数の発光素子を電流駆動するディスプレイ駆動回路であって、各発光素子を駆動する電流パルスのパルス幅と電流波高値の積が一定となり、かつ、1フレーム期間内で各スキャン線に割当てられる電流印加時間を、データ線の配線抵抗と関連付けて順次変化するように制御するデータ駆動回路を備えることを特徴とする。
また、上記課題を解決するため、本発明の表示装置は、マトリクス状に配置されたデータ線とスキャン線の各交点に接続した複数の発光素子を有するディスプレイと、スキャン線数、各スキャン線のデューティ比及び最大電流波高値のテーブルを格納するROMと、各スキャン線に接続したスキャン回路であって、前記ROMのテーブルを参照し、スキャン線数情報と各スキャン線のデューティ比情報より、各スキャン線が選択されたときに発生するパルス幅及び発生タイミングを制御するスキャン回路と、各データ線に接続したデータ駆動回路であって、前記ROMのテーブルを参照し、各スキャン線のデューティ比情報より、各スキャン線が選択されたときに発生させるパルス幅変調用クロックのクロック周波数及び発生タイミング、データ出力タイミングを制御するデータ駆動回路とを備え、前記データ駆動回路が、各発光素子を駆動する電流パルスのパルス幅と電流波高値の積が一定となり、かつ、1フレーム期間内で各スキャン線に割当てられる電流印加時間を、データ線の配線抵抗と関連付けて順次変化するように制御することを特徴とする。
また、上記課題を解決するため、本発明のディスプレイ駆動回路は、マトリクス状に配置されたデータ線とスキャン線の各交点に接続した複数の発光素子を電流駆動するディスプレイ駆動回路であって、各データ線に接続したデータ駆動回路と、各スキャン線に接続し、隣接する複数のスキャン線を同時に選択するスキャン回路と、前記複数のスキャン線が選択されたとき、前記データ駆動回路が該スキャン線とデータ線との交点に位置する複数の発光素子に各々表示すべき複数のデータを平均化処理して前記データ駆動回路へ出力して、同時に複数の発光素子を駆動するよう制御するライン平均化処理回路を備えることを特徴とする。各発光素子に印加される駆動電流パルス波高値を選択本数分の1にすることで、発光素子の電流密度を低下させることを特徴とする。
さらに、上記課題を解決するため、本発明の表示装置は、マトリクス状に配置されたデータ線とスキャン線の各交点に接続した複数の発光素子を有するディスプレイと、各データ線に接続したデータ駆動回路と、各スキャン線に接続したスキャン回路と、RGBデータ信号を(M−1)ライン分メモリし、N番目から(N+M−1)番目の合計M本のスキャン線とデータ線との交点にあるM個の発光素子に各々表示させるデータを足し合わせて平均化処理を行うライン平均化処理回路と、前記平均化データ、データシフトクロック及びデータラッチ信号を入力するデータ側シフトレジスタと、前記シフトレジスタからラッチされた信号を入力し、電流パルス信号に変調するデータ変調回路と、走査パルス及び走査クロックを入力するスキャン側シフトレジスタとを備え、前記スキャン回路と前記データ駆動回路がM本の隣接するスキャン線上のM個の発光素子を同時に選択駆動することを特徴とする。
本発明のディスプレイ駆動回路及び表示装置によれば、ディスプレイパネルのデータ線の配線抵抗に起因する電圧降下により生じる輝度むらを、ディスプレイパネルの全体輝度を低下させることなく、低コストで低減することが可能である。また、本発明のディスプレイ駆動回路及び表示装置によれば、パッシブマトリクス型ディスプレイの高精細化による消費電力の増加や発光効率の低下を抑圧することが可能であり、高精細のディスプレイパネルの長寿命化に効果的である。したがって、パッシブマトリクス型ディスプレイ表示装置を搭載する機器に寄与するところが大きい。
図6は、本発明の一実施例におけるディスプレイ駆動回路を備える表示装置を示す。
図6の表示装置は、パッシブマトリクス型有機ELディスプレイ16と、ディスプレイ16からの複数のデータ線に接続するデータ駆動回路12と、ディスプレイ16からの複数のスキャン線に接続するスキャン回路14と、スキャン線数、各スキャン線のデューティ比(パルス幅)、及び最大電流波高値のテーブルを格納するROM(read−only memory)13とを含む。
スキャン回路14は、ROM13に格納された上記テーブルを参照し、スキャン線数情報と各スキャン線のパルス幅情報に基づいて、各スキャン線が選択されたときに発生するパルス幅(電流印加時間)及び発生タイミングを制御する。データ駆動回路12はROM13に格納された上記テーブルを参照し、各スキャン線のパルス幅情報に基づいて、各スキャン線が選択されたときに発生するパルス幅変調用クロックのクロック周波数及び発生タイミング、データ出力タイミングを制御する。
ROM13に格納された、各スキャン線に流す最大電流波高値は次のようにして求める。すなわち、有機EL素子の電圧・電流(V−I)特性は、デューティ比が小さいほど高電圧化する傾向を示すが、図3に示したようにデューティ比がある程度小さくなると、高電圧化傾向は収束することがわかっている。
例えば、パッシブマトリクス型ディスプレイにおいてスキャン線数が120の場合、スキャン時間が均等であれば、デューティ比が1/120(=0.83%)となる。この程度にデューティ比が小さい領域では、電圧・電流特性のデューティ比依存性はほとんどなく、一定と考えてよい。
一方、ディスプレイの各発光素子の輝度は(電流波高値)×(パルス幅(電流印加時間))の面積に依存するため、図7に示したように、同じ電流波高値において、輝度はデューティ比に比例すると考えてよい。
ここで、有機EL素子の電圧・電流特性は、高次多項式または指数近似を行うことで算出できるので、図5に示したように、データ線側の負荷曲線(右下がりの直線)との交点はスキャン線毎に計算できる。これらの交点の座標から、各スキャン線の最大電流波高値I(i=1〜N)が決定できる。よって、i番目のスキャン線のデューティ比Dを求めるには、次式のように計算すればよい。
Figure 2005062382
図5に示した有機EL素子の電圧・電流特性曲線と120本分のスキャン線に対する負荷曲線との交点を求めると、その間隔がほぼ一定になるように近似できるので、簡略化のため次のように計算することができる。
まず、電圧降下の最も小さい1番目のスキャン線と、電圧降下の最も大きいN番目のスキャン線での最大電流をそれぞれ求め、さらにそれらの比を計算する。次に、2〜(N−1)番目の各スキャン線の最大電流は、上で求めた1番目とN番目の最大電流の差を均等割りすることで近似的に計算することができる。
スキャン線数をN、駆動電流が最大となるスキャン線での電流値Imaxと駆動電流が最小となるスキャン線での電流値Iminとの比(Imax/Imin)をM、N番目のスキャン線での電流波高値をIとおくと、1番目のスキャン線での電流波高値Iは、次式で表される。
Figure 2005062382
i番目のスキャン線での電流波高値Iは、次式で表される。
Figure 2005062382
ここで、Iの総和は、次式のようになる。
Figure 2005062382
図8は、本実施例で用いられる、1番目〜N番目の各スキャン線に割当てられる電流波高値の配分を説明するための図である。
1フレーム期間内でのi番目のスキャン線のデューティ比は、各スキャン線での電流波高値に反比例して設定されるが、各スキャン線での電流波高値Iがスキャン線数Nに対して反比例の関係にあるため、各スキャン線のデューティ比Dはスキャン線数(N−i+1)に対して比例すると考えればよい。したがって、i番目のスキャン線のデューティ比Dは、次式で表される。
Figure 2005062382
上式にしたがい、例えば、M=2、N=120のとき、1番目のスキャン線のデューティ比は1/180、120番目のスキャン線のデューティ比は1/90と計算できる。M=3、N=120のとき、1番目のスキャン線のデューティ比は1/240、120番目のスキャン線のデューティ比は1/80と計算できる。
本実施例のディスプレイ駆動回路によるパッシブマトリクス駆動方式では、このようにして求めたデューティ比にしたがってスキャンを行い、デューティ比と電流波高値の積が一定となるように駆動を行う。図9は、本実施例のディスプレイ駆動回路で用いられる駆動波形を示す。
図12は、本発明のディスプレイ駆動回路に係るスキャン回路の一例を示す。図11は、図12のスキャン回路に係るROM内に保持されるテーブルを説明するための図である。図13は、図12のスキャン回路の動作を説明するための波形図である。
図12のスキャン回路140は、ROM141と、カウンタ142と、スキャン線駆動部とを含む。ROM141は、図6の構成におけるROM13と同一のメモリであってもよく、スキャン回路140の内部、又はスキャン回路140の外部に設けることができる。
図11に示したように、ROM141内に保持されるテーブルには、前述のようにして算出された、各スキャン線のデューティ比(パルス幅)と、最大電流波高値と、対応するデューティ比に応じて算出されたカウント開始値及び終了値とが含まれる。1番目のスキャン線のカウント開始値及び終了値は1及びCであり、データ駆動回路12の出力端子から最も遠いn番目のスキャン線のカウント開始値及び終了値はCn−1及びCである。
図12のスキャン回路140におけるスキャン線駆動部は、複数対のコンパレータ143−1S、143−1E、…、143−nS、143−nEと、各コンパレータ対ごとに接続されるNAND回路144−1、…、144−nと、各NAND回路の出力に接続される電圧ドライバ145−1、…、145−nとを含む。各電圧ドライバには電源電圧が供給されており、対応するNAND回路の出力に応じて、ディスプレイ16へ接続される各スキャン線の電位を電源電圧(非選択)、又は接地電圧(選択)に設定する。
図12のスキャン回路140において、カウンタ142の入力には、クロック信号と、1フレーム期間の開始と終了を規定するフレーム信号とが供給される。フレーム信号の立下りエッジに同期してカウンタ142は、カウント動作を開始し、クロック信号を計数した結果を示すカウント信号(Q)を出力する。カウンタ142からのカウント信号(Q)は、各コンパレータ143の一方の入力端子(a)へ出力される。カウンタ142は、フレーム信号の次の立下りエッジに同期してリセットされ、カウント動作を終了する。
また、図12のスキャン回路140において、ROM141からのカウント開始値及び終了値は、対応するスキャン線のコンパレータ対の他方の入力端子(b)へ出力される。 例えば、コンパレータ143−1Sの入力端子(b)には、ROM141からのカウント開始値が、コンパレータ143−1Eの入力端子(b)には、ROM141からのカウント終了値がそれぞれ供給される。コンパレータ143−1Sの出力は、入力端子の信号がa≧bの場合のみHIGHレベルに遷移し、それ以外の場合はLOWレベルを保つ。一方、コンパレータ143−1Eの出力は、入力端子の信号がa≦bの場合のみHIGHレベルに遷移し、それ以外の場合はLOWレベルを保つ。
したがって、図13に示したように、図12のスキャン回路140は、カウント信号(Q)に応じて各コンパレータ143の出力が変化することにより、各スキャン線の電位を、1フレーム期間内で当該スキャン線に割当てた電流印加時間だけ、順次接地電圧(選択)に設定する。
図15は、本発明のディスプレイ駆動回路に係るデータ駆動回路の一例を示す。図14は、図15のデータ駆動回路に係るROM内に保持されるテーブルを説明するための図である。図16は、図14のデータ駆動回路の駆動動作を説明するための波形図である。
図15のデータ駆動回路120は、ROM121と、カウンタ122と、データ線駆動部とを含む。ROM121は、図6の構成におけるROM13と同一のメモリであってもよく、データ駆動回路120の内部、又はデータ駆動回路120の外部に設けることができる。
図14に示したように、ROM121内に保持されるテーブルには、前述のようにして算出された、各スキャン線のデューティ比(パルス幅)と、最大電流波高値と、対応するデューティ比に応じて算出されたカウント開始値及び終了値と、対応する最大電流波高値に応じて算出されたDA値が含まれる。1番目のスキャン線のカウント開始値及び終了値は1及びCであり、データ駆動回路12の出力端子から最も遠いn番目のスキャン線のカウント開始値及び終了値はCn−1及びCである。また、1番目のスキャン線のDA値はDAであり、最も遠いn番目のスキャン線のDA値はDAである。
図15のデータ駆動回路120におけるデータ線駆動部は、複数対のコンパレータ123−1S、123−1E、…、123−nS、123−nEと、各コンパレータ対ごとに接続されるNAND回路124−1、…、124−nと、各NAND回路の出力に接続されるDAコンバータ(DAC)125−1、…、125−nと、各DAコンバータの出力に接続される電流ドライバ126−1、…、126−nとを含む。
各DAコンバータ125の入力には、ROM121からのスキャン線ごとのDA値が出力されており、対応するNAND回路の出力に応じて、各電流ドライバ126へ発光素子駆動電流のDA変換後の信号を出力する。各電流ドライバ126は、対応するNAND回路の出力に応じて、DAコンバータの出力信号を増幅し、ディスプレイ16へ接続される各データ線の駆動電流パルスを設定する。
図15のデータ駆動回路120において、カウンタ122の入力には、クロック信号と、1フレーム期間の開始と終了を規定するフレーム信号とが供給される。フレーム信号の立下りエッジに同期してカウンタ122は、カウント動作を開始し、クロック信号を計数した結果を示すカウント信号(Q)を出力する。カウンタ122からのカウント信号(Q)は、各コンパレータ123の一方の入力端子(a)へ出力される。カウンタ122は、フレーム信号の次の立下りエッジに同期してリセットされ、カウント動作を終了する。
また、図15のデータ駆動回路120において、ROM121からのカウント開始値及び終了値は、対応するスキャン線のコンパレータ対の他方の入力端子(b)へ出力される。 例えば、コンパレータ123−1Sの入力端子(b)には、ROM121からのカウント開始値が、コンパレータ123−1Eの入力端子(b)には、ROM121からのカウント終了値がそれぞれ供給される。コンパレータ123−1Sの出力は、入力端子の信号がa≧bの場合のみHIGHレベル(H)に遷移し、それ以外の場合はLOWレベル(L)を保つ。一方、コンパレータ123−1Eの出力は、入力端子の信号がa≦bの場合のみHIGHレベル(H)に遷移し、それ以外の場合はLOWレベル(L)を保つ。
したがって、図16に示したように、図15のデータ駆動回路120は、カウント信号(Q)に応じて各コンパレータ123の出力が変化することにより、各データ線の駆動電流パルスのパルス幅と電流波高値の積が一定となり、かつ、1フレーム期間内で各スキャン線に割当てられる電流印加時間を、データ線の配線抵抗と関連付けて順次変化するように制御する。
図10は、本発明の他の実施例に係るディスプレイ駆動回路を備える表示装置を示す。
図10の表示装置は、パッシブマトリクス型有機ELディスプレイ16と、ディスプレイ16からの複数のデータ線に接続するデータ駆動回路12と、ディスプレイ16からの複数のスキャン線に接続するスキャン回路14と、スキャン線数、各スキャン線のデューティ比(パルス幅)及び最大電流波高値のテーブルを、データ駆動回路12の電源電圧ごとに最適なデューティ比(パルス幅)及び最大電流波高値を有するテーブルをそれぞれ格納する複数のROM13(ROM#1、ROM#2、…、ROM#n)と、電源電圧モニタ回路15とを含む。
スキャン回路14は、電源電圧モニタ回路15の出力値に最も近い電源電圧のROM13に格納されたテーブルを参照し、スキャン線数情報と各スキャン線のパルス幅情報に基づいて、各スキャン線が選択されたときに発生するパルス幅(電流印加時間)及び発生タイミングを制御する。
データ駆動回路12は、同様に、電源電圧モニタ回路15の出力値に最も近い電源電圧のROM13に格納されたテーブルを参照し、各スキャン線のパルス幅情報に基づいて、各スキャン線が選択されたときに発生するパルス幅変調用クロックのクロック周波数及び発生タイミング、データ出力タイミングを制御する。
図10の実施例のディスプレイ駆動回路によれば、データ駆動回路12の電源電圧が変化した場合にも、最適なデューティ比(パルス幅)及び最大電流波高値を有するテーブルを格納するROM13を選択することにより、ディスプレイ16の輝度むらを効果的に低減することが可能である。
また、図19は、本発明の別の実施例に係るディスプレイ駆動回路を備える表示装置を示す。
図19の実施例は、マトリクス状に配置されたデータ線とスキャン線の各交点に接続した複数の発光素子を電流駆動するディスプレイ駆動回路であって、各データ線に接続したデータ駆動回路と、各スキャン線に接続し、隣接する複数のスキャン線を同時に選択するスキャン回路と、前記複数のスキャン線が選択されたとき、前記データ駆動回路が該スキャン線とデータ線との交点に位置する複数の発光素子に各々表示すべき複数のデータを平均化処理して前記データ駆動回路へ出力して、同時に複数の発光素子を駆動するよう制御するライン平均化処理回路を備える。ライン平均化処理回路により、複数のスキャン線が選択されたとき、データ駆動回路が同時に複数の発光素子を駆動し、各発光素子に印加される駆動電流パルスの電流波高値を選択本数分の1にすることで、発光素子の電流密度を低下させることを特徴とする。
図19に示した表示装置は、パッシブマトリクス型発光素子ディスプレイ16Aと、データ線に接続するデータ駆動回路12と、スキャン線に接続するスキャン回路14と、RGBデータ信号を(M−1)ライン分保持し、N番目から(N+M−1)番目の合計M本のスキャン線とデータ線との交点にあるM個の発光素子に各々表示させるデータを足し合わせて平均化処理を行うライン平均化処理回路20と、上記平均化データとデータシフトクロックとデータラッチ信号を入力するデータ側シフトレジスタ17と、上記シフトレジスタからラッチされた信号を入力し、電流パルス信号に変調するデータ変調回路19と、走査パルス及び走査クロックを入力するスキャン側シフトレジスタ18とを含む。
本実施例のライン平均化処理回路20は、RGBデータ信号を(M−1)ライン分保持するためのラインメモリ21−1、…、21−(M−1)と、N番目から(N+M−1)番目の合計M本のスキャン線とデータ線との交点にあるM個の発光素子に各々表示させるデータを足し合わせて平均化処理を行う平均化処理部22とを含む。
図19の表示装置は、M本の隣接するスキャン線を同時に選択駆動することを特徴とする。本実施例によれば、パッシブマトリクス型ディスプレイの高精細化による消費電力の増加や発光効率の低下を抑圧することが可能であり、高精細のディスプレイパネルの長寿命化に有効である。
図20は、本発明のさらに別の実施例に係るディスプレイ駆動回路を備える表示装置を示す。
図20の表示装置は、パッシブマトリクス型有機ELディスプレイ16と、データ線に接続するデータ駆動回路12と、スキャン線に接続するスキャン回路14と、RGBデータ信号を(M−1)ライン分保持し、N番目から(N+M−1)番目の合計M本のスキャン線とデータ線との交点にあるM個の有機EL素子に各々表示させるデータを足し合わせて平均化処理を行うライン平均化処理回路20と、上記平均化データとデータシフトクロックとデータラッチ信号を入力するデータ側シフトレジスタ17と、シフトレジスタ17からラッチされた信号を入力し、電流パルス信号に変調するデータ変調回路19と、走査パルス及び走査クロックを入力するスキャン側シフトレジスタ18とを含む。
本実施例のライン平均化処理回路20は、RGBデータ信号を(M−1)ライン分保持するためのラインメモリ21−1、…、21−(M−1)と、N番目から(N+M−1)番目の合計M本のスキャン線とデータ線との交点にあるM個の発光素子に各々表示させるデータを足し合わせて平均化処理を行う平均化処理部22とを含む。
図20の表示装置は、M本の隣接するスキャン線を同時に選択駆動することを特徴とする。本実施例によれば、パッシブマトリクス型有機ELディスプレイの高精細化による消費電力の増加や発光効率の低下を抑圧することが可能であり、高精細のディスプレイパネルの長寿命化に有効である。
図21は、本発明のさらに別の実施例に係るディスプレイ駆動回路を備える表示装置を示す。
図21の表示装置は、パッシブマトリクス型有機ELディスプレイ16と、データ線に接続するデータ駆動回路12と、スキャン線に接続するスキャン回路14と、RGBデータ信号を1ライン分保持し、隣接する2本のスキャン線とデータ線との交点にある2つの有機EL素子に各々表示させるデータを足し合わせて平均化処理を行うライン平均化処理回路20Aと、上記平均化データとデータシフトクロックとデータラッチ信号を入力するデータ側シフトレジスタ17と、シフトレジスタ17からラッチされた信号を入力し、電流パルス信号に変調するデータ変調回路19と、走査パルス及び走査クロックを入力するスキャン側シフトレジスタ18とを含む。
本実施例のライン平均化処理回路20Aは、RGBデータ信号を1ライン分保持するラインメモリ23(RAMなど)と、N番目と(N+1)番目の2点の同一カラム上のデータを加算する加算器24と、加算器24の出力値の平均化処理を行う半値化処理部25とを含む。
図21の表示装置は、2本の隣接するスキャン線を同時に選択駆動することを特徴とする。本実施例によれば、パッシブマトリクス型有機ELディスプレイの高精細化による消費電力の増加や発光効率の低下を抑圧することが可能であり、高精細のディスプレイパネルの長寿命化に有効である。
図22は、図21のディスプレイ駆動回路の動作を説明するための波形図である。
図22は走査線数(スキャン線数)がNの場合の駆動波形を模式的に示している。入力する走査パルスは2ライン分の期間だけLOWとなるパルスであり、走査クロックは1ライン期間を周期とするクロックである。これらの信号によりシフトレジスタ出力は、図22のスキャン回路出力のような波形となる。これにより、隣接する2つの走査線が常に選択される(すなわちLOWレベルになる)ことになる。
例えば、走査線#1及び走査線#2が同時に選択されているときには、データ駆動回路12からは、走査線#1に表示されるデータと、走査線#2に表示されるデータとを平均化したデータが出力され、このデータが同時に走査線#1及び走査線#2の画素上に表示される。
次に、走査線#2及び走査線#3が同時に選択されているときには、データ駆動回路からは、走査線#2に表示されるデータと、走査線#3に表示されるデータとを平均化したデータが出力され、このデータが同時に走査線#2及び走査線#3の画素上に表示される。
一方、走査線#1に表示するデータ及び最後の走査線#Nは平均化処理を行わず、そのまま出力する。
パッシブマトリクス型有機ELディスプレイ16において、走査線数Nが240の場合、デューティ比は1/240(=0.41%)となる。
ディスプレイ16の各発光素子の輝度は(電流波高値)×(パルス幅(電流印加時間))の面積に依存する。本実施例のように2つの走査線を同時に選択した場合、駆動電流パルスは選択された2つの画素に等分されるので、実効的に発光素子にかかる電流密度は半減し、発光素子の端子間電圧が低下することになる。したがって、消費電力が低下し、エネルギー変換効率(発光効率)が向上する。さらに、発光素子の電流・輝度特性の劣化速度が弱まり、従来に比べて長寿命化が期待できる。
図23は、本発明のさらに別の実施例に係るディスプレイ駆動回路を備える表示装置を示す。
図23の表示装置は、パッシブマトリクス型有機ELディスプレイ16と、データ線に接続するデータ駆動回路12と、スキャン線に接続するスキャン回路14と、RGBデータ信号を2ライン分保持し、N番目と、(N+1)番目と、(N+2)番目の同一カラム上のデータを足し合わせて平均化処理を行うライン平均化処理回路20Bと、上記平均化データとデータシフトクロックとデータラッチ信号を入力するシフトレジスタ17と、シフトレジスタ17からラッチされた信号を入力し、アナログ信号に変調するデータ変調回路19と、走査パルスおよび走査クロックを入力するシフトレジスタ18とを含む。
本実施例のライン平均化処理回路20Bは、RGBデータ信号を2ライン分保持するラインメモリ26−1及び26−2(RAMなど)と、N番目、(N+1)番目、(N+2)番目の同一カラム上のデータを足し合わせて平均化処理を行う平均化処理部27とを含む。
図23の表示装置は、3本の隣接するスキャン線を同時に選択駆動することを特徴とする。本実施例によれば、パッシブマトリクス型有機ELディスプレイの高精細化による消費電力の増加や発光効率の低下を抑圧することが可能であり、高精細のディスプレイパネルの長寿命化に有効である。
図24は、図23のディスプレイ駆動回路の動作を説明するための波形図である。
図24は、走査線数がNの場合の駆動波形を模式的に示している。入力する走査パルスは3ライン分の期間だけLOWとなるパルスであり、走査クロックは1ライン期間を周期とするクロックとする。これらの信号によりシフトレジスタ出力は、第24図のスキャン回路出力のような波形となる。これにより、隣接する3つの走査線が常に選択される(すなわちLOWレベルになる)。
例えば、走査線#1、走査線#2及び走査線#3が同時に選択されているときには、データ駆動回路からは、走査線#1に表示されるデータと、走査線#2に表示されるデータと、走査線#3に表示されるデータとを平均化したデータが出力し、このデータが同時に走査線#1、走査線#2、及び走査線#3の画素上に表示される。
次に、走査線#2、走査線#3及び走査線#4が同時に選択され、同様に、走査線#2に表示されるデータと、走査線#3に表示されるデータと、走査線#4に表示されるデータとを平均化したデータが出力し、このデータが同時に走査線#2、走査線#3及び走査線#4の画素上に表示される。
パッシブマトリクス型有機ELディスプレイにおいて、ディスプレイの各発光素子の輝度は(電流波高値)×(パルス幅(電流印加時間))の面積に依存する。本実施例のように3つの走査線を同時に選択した場合、駆動電流パルスは選択された3つの画素に等分されるので、実効的に発光素子にかかる電流密度は1/3となり、発光素子の端子間電圧が低下することになる。したがって、消費電力が低下し、エネルギー変換効率(発光効率)が向上する。さらに、発光素子の電流・輝度特性の劣化速度が弱まり、従来に比べて長寿命化が期待できる。
(付記1)マトリクス状に配置されたデータ線とスキャン線の各交点に接続した複数の発光素子を電流駆動するディスプレイ駆動回路であって、各発光素子を駆動する電流パルスのパルス幅と電流波高値の積が一定となり、かつ、1フレーム期間内で各スキャン線に割当てられる電流印加時間を、データ線の配線抵抗と関連付けて順次変化するように制御するデータ駆動回路を備えることを特徴とするディスプレイ駆動回路。
(付記2)前記データ駆動回路は、出力端子から各スキャン線の発光素子までのデータ線の配線抵抗と、電源電圧と、発光素子の電圧・電流特性とで決定される最大電流値との積が一定となるように、各スキャン線の前記電流印加時間を設定することを特徴とする付記1記載のディスプレイ駆動回路。
(付記3)前記データ駆動回路の出力端子から1番目及びN番目の各スキャン線の発光素子までのデータ線の配線抵抗と、電源電圧と、発光素子の電圧・電流特性とに基づいて、1番目及びN番目の各スキャン線の最大電流値Imax及びIminが算出され、2〜(N−1)番目の各スキャン線の最大電流値が、前記最大電流値Imax及びIminの差を均等割りすることにより算出され、かつ、前記電流値との積が一定になるように、前記データ駆動回路は各スキャン線の前記電流印加時間を設定することを特徴とする付記1記載のディスプレイ駆動回路。
(付記4)前記データ駆動回路の出力端子から1番目及びN番目の各スキャン線の発光素子までのデータ線の配線抵抗と、電源電圧と、発光素子の電圧・電流特性とに基づいて、1番目及びN番目の各スキャン線の最大電流値Imax及びIminが算出され、2〜(N−1)番目の各スキャン線の最大電流値が、前記最大電流値Imax及びIminの差を均等割りすることにより算出され、かつ、前記データ駆動回路はi番目(i=1〜N)のスキャン線に割当てられる電流印加時間を、(N−i+1)番目のスキャン線の最大電流値に比例して設定することを特徴とする付記1記載のディスプレイ駆動回路。
(付記5)マトリクス状に配置されたデータ線とスキャン線の各交点に接続した複数の発光素子を有するディスプレイと、スキャン線数、各スキャン線のデューティ比及び最大電流波高値のテーブルを格納するROMと、各スキャン線に接続したスキャン回路であって、前記ROMのテーブルを参照し、スキャン線数情報と各スキャン線のデューティ比情報より、各スキャン線が選択されたときに発生するパルス幅及び発生タイミングを制御するスキャン回路と、各データ線に接続したデータ駆動回路であって、前記ROMのテーブルを参照し、各スキャン線のデューティ比情報より、各スキャン線が選択されたときに発生させるパルス幅変調用クロックのクロック周波数及び発生タイミング、データ出力タイミングを制御するデータ駆動回路とを備え、前記データ駆動回路が、各発光素子を駆動する電流パルスのパルス幅と電流波高値の積が一定となり、かつ、1フレーム期間内で各スキャン線に割当てられる電流印加時間を、データ線の配線抵抗と関連付けて順次変化するように制御することを特徴とする表示装置。
(付記6)マトリクス状に配置されたデータ線とスキャン線の各交点に接続した複数の発光素子を有するディスプレイと、スキャン線数、各スキャン線のデューティ比及び最大電流波高値のテーブルを異なる電源電圧ごとに格納する複数のROMと、電源電圧モニタ回路と、各スキャン線に接続したスキャン回路であって、前記電源電圧モニタ回路の出力値に最も近い電源電圧のROMのテーブルを参照し、スキャン線数情報と各スキャン線のデューティ比情報より、各スキャン線が選択されたときに発生するパルス幅及び発生タイミングを制御するスキャン回路と、各データ線に接続したデータ駆動回路であって、前記電源電圧モニタ回路の出力値に最も近い電源電圧のROMのテーブルを参照し、各スキャン線のデューティ比情報より、各スキャン線が選択されたときに発生させるパルス幅変調用クロックのクロック周波数及び発生タイミング、データ出力タイミングを制御するデータ駆動回路とを備え、前記データ駆動回路が、各発光素子を駆動する電流パルスのパルス幅と電流波高値の積が一定となり、かつ、1フレーム期間内で各スキャン線に割当てられる電流印加時間を、データ線の配線抵抗と関連付けて順次変化するように制御することを特徴とする表示装置。
(付記7)マトリクス状に配置されたデータ線とスキャン線の各交点に接続した複数の発光素子を電流駆動するディスプレイ駆動回路であって、各データ線に接続したデータ駆動回路と、各スキャン線に接続し、隣接する複数のスキャン線を同時に選択するスキャン回路と、前記複数のスキャン線が選択されたとき、前記データ駆動回路が該スキャン線とデータ線との交点に位置する複数の発光素子に各々表示すべき複数のデータを平均化処理して前記データ駆動回路へ出力して、同時に複数の発光素子を駆動するよう制御するライン平均化処理回路を備えることを特徴とするディスプレイ駆動回路。
(付記8)マトリクス状に配置されたデータ線とスキャン線の各交点に接続した複数の発光素子を有するディスプレイと、各データ線に接続したデータ駆動回路と、
各スキャン線に接続したスキャン回路と、RGBデータ信号を(M−1)ライン分メモリし、N番目から(N+M−1)番目の合計M本のスキャン線とデータ線との交点にあるM個の発光素子に各々表示させるデータを足し合わせて平均化処理を行うライン平均化処理回路と、前記平均化データ、データシフトクロック及びデータラッチ信号を入力するデータ側シフトレジスタと、前記シフトレジスタからラッチされた信号を入力し、電流パルス信号に変調するデータ変調回路と、走査パルス及び走査クロックを入力するスキャン側シフトレジスタとを備え、前記スキャン回路と前記データ駆動回路がM本の隣接するスキャン線上のM個の発光素子を同時に選択駆動することを特徴とする表示装置。
(付記9)前記ディスプレイは複数の有機EL素子から構成されるパッシブマトリクス型有機ELディスプレイであることを特徴とする付記8記載の表示装置。
(付記10)マトリクス状に配置されたデータ線とスキャン線の各交点に接続した複数の発光素子を有するディスプレイと、各データ線に接続したデータ駆動回路と、
各スキャン線に接続したスキャン回路と、RGBデータ信号を1ライン分メモリし、隣接する2本のスキャン線とデータ線との交点にある2つの発光素子に各々表示させるデータを足し合わせて平均化処理を行うライン平均化処理回路と、前記平均化データ、データシフトクロック及びデータラッチ信号を入力するデータ側シフトレジスタと、前記シフトレジスタからラッチされた信号を入力し、電流パルス信号に変調するデータ変調回路と、
走査パルス及び走査クロックを入力するスキャン側シフトレジスタとを備え、前記スキャン回路と前記データ駆動回路が2本の隣接するスキャン線上の複数の発光素子を同時に選択駆動することを特徴とする表示装置。
従来のパッシブマトリクス型ディスプレイ表示装置の構成を示す図である。 従来のパッシブマトリクス駆動方式を説明するための波形図である。 有機EL素子の電圧・電流特性の電流パルス・デューティ比依存性を説明するための図である。 データ駆動回路に接続されるデータ線での電圧降下を説明するための図である。 有機EL素子の電圧・電流特性とデータ線での電圧降下による電流制限を説明するための図である。 本発明の一実施例におけるディスプレイ駆動回路の構成を示す図である。 有機EL素子の電流・輝度特性の電流パルス・デューティ比依存性を説明するための図である。 本発明のディスプレイ駆動回路による電流配分を説明するための図である。 本発明のディスプレイ駆動回路によるパッシブマトリクス駆動方式を説明するための波形図である。 本発明の他の実施例におけるディスプレイ駆動回路の構成を示す図である。 スキャン回路のROM内に保持されるテーブルを説明するための図である。 本発明のディスプレイ駆動回路に係るスキャン回路の一例を示すブロック図である。 図12のスキャン回路の動作を説明するための波形図である。 データ駆動回路のROM内に保持されるテーブルを説明するための図である。 本発明のディスプレイ駆動回路に係るデータ駆動回路の一例を示すブロック図である。 図14のデータ駆動回路の駆動動作を説明するための波形図である。 従来のパッシブマトリクス型ディスプレイ表示装置の構成を示す図である。 有機EL素子の電圧・電流特性の電流パルス・デューティ比依存性を説明するための図である。 本発明の他の実施例におけるディスプレイ駆動回路の構成を示す図である。 本発明の他の実施例におけるディスプレイ駆動回路の構成を示す図である。 本発明の他の実施例におけるディスプレイ駆動回路の構成を示す図である。 図21のデータ駆動回路の動作を説明するための波形図である。 本発明の他の実施例におけるディスプレイ駆動回路の構成を示す図である。 図23のデータ駆動回路の動作を説明するための波形図である。
符号の説明
2 データ駆動回路
4 スキャン回路
6 ディスプレイ
7 データ側シフトレジスタ
8 スキャン側シフトレジスタ
9 変調回路
12 データ駆動回路
13 ROM
14 スキャン回路
15 電源電圧モニタ回路
16 ディスプレイ
17 データ側シフトレジスタ
18 スキャン側シフトレジスタ
19 変調回路
20 ライン平均化処理回路

Claims (6)

  1. マトリクス状に配置されたデータ線とスキャン線の各交点に接続した複数の発光素子を電流駆動するディスプレイ駆動回路であって、各発光素子を駆動する電流パルスのパルス幅と電流波高値の積が一定となり、かつ、1フレーム期間内で各スキャン線に割当てられる電流印加時間を、データ線の配線抵抗と関連付けて順次変化するように制御するデータ駆動回路を備えることを特徴とするディスプレイ駆動回路。
  2. マトリクス状に配置されたデータ線とスキャン線の各交点に接続した複数の発光素子を有するディスプレイと、
    スキャン線数、各スキャン線のデューティ比及び最大電流波高値のテーブルを格納するROMと、
    各スキャン線に接続したスキャン回路であって、前記ROMのテーブルを参照し、スキャン線数情報と各スキャン線のデューティ比情報より、各スキャン線が選択されたときに発生するパルス幅及び発生タイミングを制御するスキャン回路と、
    各データ線に接続したデータ駆動回路であって、前記ROMのテーブルを参照し、各スキャン線のデューティ比情報より、各スキャン線が選択されたときに発生させるパルス幅変調用クロックのクロック周波数及び発生タイミング、データ出力タイミングを制御するデータ駆動回路と
    を備え、前記データ駆動回路が、各発光素子を駆動する電流パルスのパルス幅と電流波高値の積が一定となり、かつ、1フレーム期間内で各スキャン線に割当てられる電流印加時間を、データ線の配線抵抗と関連付けて順次変化するように制御することを特徴とする表示装置。
  3. マトリクス状に配置されたデータ線とスキャン線の各交点に接続した複数の発光素子を有するディスプレイと、
    スキャン線数、各スキャン線のデューティ比及び最大電流波高値のテーブルを異なる電源電圧ごとに格納する複数のROMと、
    電源電圧モニタ回路と、
    各スキャン線に接続したスキャン回路であって、前記電源電圧モニタ回路の出力値に最も近い電源電圧のROMのテーブルを参照し、スキャン線数情報と各スキャン線のデューティ比情報より、各スキャン線が選択されたときに発生するパルス幅及び発生タイミングを制御するスキャン回路と、
    各データ線に接続したデータ駆動回路であって、前記電源電圧モニタ回路の出力値に最も近い電源電圧のROMのテーブルを参照し、各スキャン線のデューティ比情報より、各スキャン線が選択されたときに発生させるパルス幅変調用クロックのクロック周波数及び発生タイミング、データ出力タイミングを制御するデータ駆動回路と
    を備え、前記データ駆動回路が、各発光素子を駆動する電流パルスのパルス幅と電流波高値の積が一定となり、かつ、1フレーム期間内で各スキャン線に割当てられる電流印加時間を、データ線の配線抵抗と関連付けて順次変化するように制御することを特徴とする表示装置。
  4. マトリクス状に配置されたデータ線とスキャン線の各交点に接続した複数の発光素子を電流駆動するディスプレイ駆動回路であって、各データ線に接続したデータ駆動回路と、各スキャン線に接続し、隣接する複数のスキャン線を同時に選択するスキャン回路と、前記複数のスキャン線が選択されたとき、前記データ駆動回路が該スキャン線とデータ線との交点に位置する複数の発光素子に各々表示すべき複数のデータを平均化処理して前記データ駆動回路へ出力して、同時に複数の発光素子を駆動するよう制御するライン平均化処理回路を備えることを特徴とするディスプレイ駆動回路。
  5. マトリクス状に配置されたデータ線とスキャン線の各交点に接続した複数の発光素子を有するディスプレイと、
    各データ線に接続したデータ駆動回路と、
    各スキャン線に接続したスキャン回路と、
    RGBデータ信号を(M−1)ライン分メモリし、N番目から(N+M−1)番目の合計M本のスキャン線とデータ線との交点にあるM個の発光素子に各々表示させるデータを足し合わせて平均化処理を行うライン平均化処理回路と、
    前記平均化データ、データシフトクロック及びデータラッチ信号を入力するデータ側シフトレジスタと、
    前記シフトレジスタからラッチされた信号を入力し、電流パルス信号に変調するデータ変調回路と、
    走査パルス及び走査クロックを入力するスキャン側シフトレジスタと
    を備え、前記スキャン回路と前記データ駆動回路がM本の隣接するスキャン線上のM個の発光素子を同時に選択駆動することを特徴とする表示装置。
  6. マトリクス状に配置されたデータ線とスキャン線の各交点に接続した複数の発光素子を有するディスプレイと、
    各データ線に接続したデータ駆動回路と、
    各スキャン線に接続したスキャン回路と、
    RGBデータ信号を1ライン分メモリし、隣接する2本のスキャン線とデータ線との交点にある2つの発光素子に各々表示させるデータを足し合わせて平均化処理を行うライン平均化処理回路と、
    前記平均化データ、データシフトクロック及びデータラッチ信号を入力するデータ側シフトレジスタと、
    前記シフトレジスタからラッチされた信号を入力し、電流パルス信号に変調するデータ変調回路と、
    走査パルス及び走査クロックを入力するスキャン側シフトレジスタと
    を備え、前記スキャン回路と前記データ駆動回路が2本の隣接するスキャン線上の複数の発光素子を同時に選択駆動することを特徴とする表示装置。
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