JP2005062265A - 画像表示装置 - Google Patents

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直樹 北岡
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Abstract

【課題】一眼レフカメラ用ファインダの、被写界像に重畳させて焦点検出領域の指標を重畳表示する画像表示装置で、被写界の色が指標の色と似ている場合に焦点検出領域の指標を認識することが困難であるという問題を解決し、被写界の色に係わらず指標を視認し易い画像表示装置を提供すること。
【解決手段】被写界の像を結像面に結像し、該結像面に形成された被写界像を観察可能とする観察光学系と、前記結像面に対して情報画像を前記被写界像が形成される領域の少なくとも一部に重畳する重畳手段とを具え、前記被写界像に前記情報画像を重畳して観察可能とした画像表示装置であって、前記被写界像の色情報を検出する測色部と、前記色情報に基づいて前記情報画像の色又は輝度の少なくとも一つを調節する情報画像調節部とを具える。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、被写界像に画像情報を重畳して観察可能とした画像表示装置、特にカメラのファインダに於ける画像表示装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、カメラ撮影に於いて撮影者は、結像面に形成された被写界の像と前記被写界像上の焦点調節対象の領域を示す画像(以下、本明細書中で、前記被写界像の焦点調節対象の領域を示す画像のことを焦点検出領域の指標と呼ぶ)とを、一緒に重畳表示されたファインダ視野画面内で視認する。
【0003】
撮影者は、このようなファインダ視野画面上で被写界像を観察しながら、主要被写体が所望の焦点検出領域に位置するように構図を決め、レリーズスイッチを半押しすることによって、被写体が前記結像面と光学的に等価な位置にあるフィルム面に結像するように焦点調節を行なう。
【0004】
このとき、ファインダ視野画面には、複数の焦点検出領域のうち実際に焦点調節が行なわれる焦点検出領域の指標が、焦点検出領域の選択時、焦点調節開始時、及び焦点調節完了時に表示される。
【0005】
この焦点検出領域の指標をファインダ視野画面内で表示する為に、従来は、上記タイミングで、ファインダ視野画面内で焦点検出領域の指標として観察される表示体を単色で発光させる構成、又は単色の別光源の光をこの表示体に反射させてファインダ視野画面内で光らせる構成、又は表示体自体を黒色表示する構成をとることが一般的である。このようにすることによって、撮影者はファインダ視野画面内で単色、又は黒色の焦点検出領域の指標を被写界像に重畳して観察することができる。
【0006】
又、従来、ファインダ視野画面内で被写界像に重畳表示される焦点検出領域の指標を、合焦、非合焦に応じて異なる色で表示するカメラが提案されている。(例えば、特許文献1参照。)
【0007】
【特許文献1】
特開平8−286253号公報
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、従来のような、単色又は黒色で焦点検出領域の指標を表示する画像表示装置では、被写界像の種類によっては焦点検出領域の指標を認識することが困難であるという問題があった。
【0009】
例えば、被写界像が夕焼けの空の場合のように、色調が赤くて暗い場合には、赤色表示でも黒色表示でも焦点検出領域の指標を視認することが困難であった。
【0010】
又、焦点検出領域の指標として観察されるマークをファインダ視野画面内で赤色単色で光らせる構成とすると、赤色の花の撮影時のように指標の色と背景の被写界の色とが似通っている場合に焦点検出領域の指標を視認することが困難だった。
【0011】
本発明は以上のような問題を解決する為になされたものであり、被写界の像に重畳された焦点検出領域の指標のような情報画像が、被写界像の色味の種類に係わらず視認し易い画像表示装置を提供することにある。
【0012】
尚、特許文献1に示されるようなカメラは以上の問題を解決するものではなかった。
【0013】
【課題を解決する為の手段】
以上の課題を解決する為に、本発明の第1の態様の画像表示装置は、撮影光学系により結像面に形成された被写界像を観察可能とする観察光学系と、前記結像面の前記被写界像が形成される領域の少なくとも一部に情報画像を重畳する重畳手段とを具え、前記被写界像に前記情報画像を重畳して観察可能とした画像表示装置であって、前記被写界像の色情報を検出する測色部と、前記色情報に基づいて前記情報画像の色、輝度、又は濃度の少なくとも一つを調節する情報画像調節部とを具えるものである。
【0014】
本発明の第2の態様の画像表示装置は、被写界の像を結像面に結像し、該結像面に形成された被写界像を観察可能とする観察光学系と、前記結像面上の前記被写界像が形成される領域の少なくとも一部に濃度可変の情報表示体とを具え、前記被写界像に前記情報表示体を情報画像として重畳して観察可能とした画像表示装置であって、前記被写界像の色情報を検出する測色部と、前記色情報に基づいて前記情報表示体の濃度を調整する濃度調整部とを具えるものである。
【0015】
本発明の第3の態様の画像表示装置は、第1又は第2の態様の画像表示装置であって、撮影光学系の焦点調節状態を検出する焦点検出装置を具えるカメラのファインダで用いられ、前記情報画像は、前記被写界像において前記焦点検出装置によって焦点検出される焦点検出領域を示す指標である。
【0016】
本発明の第4の態様の画像表示装置は、第1〜第3の何れかの態様の画像表示装置であって、前記色情報は、前記被写界像のうち前記情報画像が重畳される領域の近傍の領域に関するものである。
【0017】
【発明の実施の形態】
[第1実施形態]
本発明の第1の実施の形態の画像表示装置は、図1の一眼レフカメラの中央縦断面図の中で示される。
【0018】
本実施形態の画像表示装置は、ファインダ視野画面内で、複数の焦点検出領域から選定された焦点調節対象の焦点検出領域を表す指標を、例えば選定のタイミング、焦点調節開始のタイミング、焦点調節終了のタイミングで、被写界像に重畳して表示させる画像表示装置である。
【0019】
本実施形態の画像表示装置は、重畳装置であるLED光源の照明色を調整して反射機能を有する微小プリズムに照射し、この微小プリズムの像を色が調節された焦点検出領域の指標としてファインダ視野画面内に表示することを可能とする。
【0020】
以下図1を参照して本実施形態の画像表示装置を説明する。
【0021】
図1に於いて、本実施形態の画像表示装置は、測色装置1と、色判定部2と、情報画像制御部11と、LED光源3と、微小プリズム4と、フォーカシングスクリーン5と、ペンタプリズム9と、接眼レンズ10とから構成される。
【0022】
以下の段落に、本実施形態の画像表示装置の構成要素と、請求項1の画像表示装置の構成要素との対応関係を説明する。
【0023】
本実施形態のフォーカシングスクリーン5とペンタプリズム9と接眼レンズ10とは、請求項1に於ける観察光学系に対応する。本実施形態の焦点検出領域の指標である微小プリズム4の像は、請求項1に於ける情報画像に対応する。本実施形態のLED光源3と微小プリズム4は、請求項1に於ける重畳手段に対応する。本実施形態の測色装置1と色判定部2とは、請求項1に於ける測色部に対応する。本実施形態の情報画像制御部11とは、請求項に於ける情報画像調節部に対応する。
【0024】
撮影レンズ7は、被写界の像をフォーカシングスクリーン5面上に結像する。
【0025】
クイックリターンミラー8は、撮影レンズ7を透過した被写界光をフォーカシングスクリーン5に向けて反射させる。
【0026】
本実施形態の画像表示装置のフォーカシングスクリーン5は、散乱面を有し、この散乱面上に被写界像を結像させる。
【0027】
本実施形態の画像表示装置のペンタプリズム9は、フォーカシングスクリーン5上に結像した被写界像光を接眼レンズ10に入射させる。
【0028】
本実施形態の画像表示装置の接眼レンズ10は、ペンタプリズム9から出射した被写界像光を入射し、接眼レンズ10を覗く撮影者の瞳に被写界像を投影し、被写界像を観察可能とする。
【0029】
本実施形態の画像表示装置の測色装置1は、フォーカシングスクリーン5の散乱面で散乱してペンタプリズム9とミラー13とで反射した測色用被写界像光12を受光し、被写界像の各色成分信号R,G,B14を色判定部2に出力する。測色装置1としては、各色成分信号R,G,Bさえ取得できれば、CCDタイプ、CMOSタイプのいずれでも使用することができ、処理速度やコストの兼ね合いで、画素数が数百から数千のものを好ましく使用することができる。
【0030】
本実施形態の画像表示装置を設けた一眼レフカメラが具える焦点検出装置6は、フィルム面と光学的にほぼ等価な位置に配置され、撮影レンズ7を透過し、クイックリターンミラー8と反射鏡15とを介した被写界光の一部分を入射させて結像させ、周知の方法で被写界像に対する撮影レンズ7の焦点検出をする。焦点検出の方法は種々あるが、その方法は本発明とは無関係であるので、説明を省略する。この焦点検出は、被写界像面上の異なる5個所の焦点検出領域で行なわれる。この焦点検出領域の位置はマーク27によって図9に示される。焦点検出装置6は検出した焦点信号16をCPU20に出力する。
【0031】
又、本実施形態の画像表示装置が設けられる一眼レフカメラは、焦点信号16を基に得られた焦点調節情報に基づいて不図示の駆動手段によって撮影レンズ7のフォーカシンングレンズの位置を移動させることにより,フィルム面に被写界像を正確に結像させることが可能である。
【0032】
CPU20は、焦点信号16等を基に、周知の方法で焦点調節対象の焦点検出領域を選択し、表示すべき焦点検出領域の選択情報と表示のタイミング情報を含む焦点検出領域選択信号19を色判定部2へ出力する。
【0033】
本実施形態の画像表示装置の色判定部2は、各色成分信号R,G,B14と焦点検出領域選択信号19とを基に、選択された焦点検出領域の近傍の被写界像の色情報を判定する。この色情報は、被写界像の対象領域に位置する全ての画素信号を各色成分について平均した平均色成分について判定されることが好ましい。この色情報として、表色空間上の色度座標を求めても、簡易的に、単に各色成分信号R,G,B14の中で最大の信号値を示す色成分を求めても良い。この比較の際、各色成分に対する比視感度を考慮することが好ましい。色判定部2は選択された焦点検出領域の近傍の被写界像の色情報を含む色情報信号24を情報画像制御部11に出力する。この色情報信号24には表示すべき焦点検出領域の選択情報と表示のタイミング情報も含まれる。
【0034】
本実施形態の画像表示装置の情報画像制御部11は、色情報信号24が示す色と視覚的にコントラストが高い目標の色を求める。この目標の色は、選択された焦点検出領域の近傍の被写界像の色情報が示す色とは、一般には補色関係にされることが好ましい。例えば、選択された焦点検出領域の近傍の被写界像の色情報が赤色傾向を示せば、目標の色即ち指標の色をシアン傾向、又は青色傾向に、選択された焦点検出領域の近傍の被写界像の色情報が緑色傾向を示せば、目標の色をマジェンタ傾向、又は赤色傾向に、そして選択された焦点検出領域の近傍の色情報が青色傾向を示せば、目標の色をイエロー、又は緑色傾向に決めることが好ましい。
【0035】
本実施形態の画像表示装置の情報画像制御部11は、更に前記目標の色の情報を基に目標の色に近い色の光をLED光源3によって発光させて微小プリズム4に照明する為の重畳駆動信号17を生成し、LED光源3に前記タイミング情報により得られた所定のタイミングで出力する。尚、重畳駆動信号17は、前記選択情報に基づいて、LED光源3が有する5組の多色発光部のうち1組の多色発光部のみを選択して発光させるよう信号生成されている。この1組の多色発光部が選択されて発光すると、選択された焦点検出領域に対応する微小プリズム4のみが照明される。
【0036】
本実施形態の画像表示装置のLED光源3は、赤色、緑色、青色の3色で発光可能であり、更に3色の発光輝度比を細かく変えることにより任意の色で発光可能な多色発光部を焦点検出領域に対応させて5組具える。重畳駆動信号17によって、選択された焦点検出領域に対応する1組の多色発光部が選択されて所定の強度の放射光を放射し、ペンタプリズム9を介して、対応する微小プリズムを照明する。本実施形態の微小プリズム4は図9に於いてマーク27で示される異なる5個所に合計5個フォーカシングスクリーンに5に近接して設けられる。これら5個所に設けられた各微小プリズム4の位置は、5組の多色発光部の位置の各々と光学的にほぼ共役になるよう構成されている。照明された微小プリズム4からの反射光18は、ペンタプリズム9を反射し、接眼レンズ10に入射して、接眼レンズ10を覗く撮影者の瞳に被写界像に重畳した焦点検出領域の指標23(図8参照方)として投影される。
【0037】
本実施形態の画像表示装置のファインダ視野画面内の様子を図7に示す。図7に於いて、22は被写界の像が表示される被写界像領域を示す。被写界像領域22内に被写界像は示されていない。23は被写界像領域22内に重畳して表示された焦点検出領域の指標であり、これら5個所の領域で焦点検出をし、焦点調節することが可能なことを示す。図7には説明の為に5つの焦点検出領域を示す5つの指標が表示されているが、一般にこれら5つの領域から選択された1つの領域でのみ焦点調節が行なわれるので、通常は例えば図8に示すように、選択された右方の1つの焦点検出領域の指標のみが表示される。尚、被写界像領域22外に番号28で示される複数の窓は、日付やフィルム残りコマ数等の撮影関連情報を表示する表示部である。
【0038】
通常撮影者は、上記のようなファインダ視野画面で被写界像を観察しながら、主要被写体が所望の焦点検出領域22に位置するように構図を決め、レリーズスイッチを半押しすることによって、焦点検出領域22に位置する被写体に対する焦点調節を行なう。
【0039】
このとき、ファインダ視野画面には、複数の焦点検出領域のうち実際に焦点調節が行なわれる焦点検出領域の指標が、焦点検出領域選択時、焦点調節開始時、及び焦点調節完了時に表示される。
【0040】
以下に本実施形態の画像表示装置の動作例を図2で示されるフローチャートを参照して説明する。この動作例では、選択された焦点検出領域の指標の色が、被写界像の色情報に応じて赤色、緑色、又は青色の3種類に調節される。
【0041】
レリーズボタンが半押しされると、先ず、ステップS1で被写界像の色成分信号R,G,B14を読み込み、動作をステップS2に移行する。必要に応じて各色成分信号のR、G、Bについて該当領域に位置する複数の画素信号に対して平均を取り、各色成分信号の平均値RAVE、GAVE、BAVEを求めても良い。
【0042】
ステップS2でLEDの基準になる発光輝度を決定し、動作をステップS3に移行する。この発光輝度は、例えば、標準反射率18%の灰色の反射体を基準に露光量を決める際に用いられる被写界像の輝度の大きさに応じて決定され、この輝度の測定にあたっては被写界像の色情報は用いられない。そして、この露光量を決める際に用いられる輝度が大きければ、前記発光輝度は大きい値に決定される。
【0043】
ステップS3で、被写界の色情報を得る為に色を識別する。その為に、先ずRの大きさを、G、Bの各々の大きさと比較する。即ち、RがGよりも大きく、且つRがBよりも大きければ、被写界の色は赤味を帯びた色と判定され、動作をステップS4に移行し、大きくなければ動作をステップS5に移行する。
【0044】
ステップS4で、赤味を帯びた色の反対色(おおよそ補色)として青色を決定し、LED光源3を青色に発光させる重畳駆動信号17をLED光源3に出力し、LED光源3を青色に発光させる。
【0045】
ステップS5で、Gの大きさを、R、Bの各々の大きさと比較する。即ち、GがRよりも大きく、且つGがBよりも大きければ、緑味を帯びた色と判定され、動作をステップS6に移行し、そうでなければ、青味を帯びた色と判定され、動作をステップS7に移行する。
【0046】
ステップS6では緑味を帯びた色の反対色として赤色を決定し、LED光源3を赤色に発光させる重畳駆動信号17をLED光源3に出力し、LED光源3を赤色に発光させる。
【0047】
ステップS7では青味を帯びた色の反対色として緑色を決定し、LED光源3を緑色に発光させる重畳駆動信号17をLED光源3に出力し、LED光源3を緑色に発光させる。
【0048】
尚、以上の動作説明では、ステップS3、ステップS5での信号比較を色成分信号R、G、B間で行なったが、必要に応じてステップS1で各色成分の平均値RAVE、GAVE、BAVE を求め、信号比較をRAVE、GAVE、BAVE間で行なっても良い。
【0049】
又、上記動作説明では焦点検出領域の近傍の色情報を簡易的に取得し、焦点検出領域の指標をLED光源の発光色である赤色、緑色、青色の何れかの色で表示する例を説明したが、この方法に変えて、選択された焦点検出領域の近傍の被写界像の色情報を色度座標の座標値として求め、色度座標上でこの座標値の補色に位置する座標値の光を発光するようにLED光源3の発光色を調整すれば、被写界像に重畳した焦点検出領域の指標をより容易に視認することができる。
【0050】
以上、本実施形態の画像表示装置は、多色発光可能なLED光源と微小プリズムとを具え、撮影被写界像の選択された焦点検出領域の近傍の色情報を取得し、この色とは異なる色のLED放射光を微小プリズムに照明し、選択された焦点検出領域の指標を被写界像の色と視覚的にコントラストが高い異なる色で表示することが出来るので、被写界像がどのような色であっても、被写界像上に重畳表示された焦点検出領域の指標の視認性が高い。
【0051】
本実施形態の画像表示装置を具えたカメラは、被写界像の色がどのような色であっても焦点検出領域の指標を高い視認性で確認することができるので、撮影に集中することができる。
[第2実施形態]
本発明の第2の実施の形態の画像表示装置は、図3の一眼レフカメラの中央縦断面図の中で示される。
【0052】
本実施形態の画像表示装置は、ファインダ視野画面内で、複数の焦点検出領域から選定された焦点調節対象の焦点検出領域を表す指標を、例えば選定のタイミング、焦点調節開始のタイミング、及び焦点調節終了のタイミングで、被写界像に重畳して表示させる画像表示装置である。
【0053】
本実施形態の画像表示装置は、濃度変換素子を、焦点検出領域の指標として表示することを可能とする。本実施形態の画像表示装置は、焦点検出領域の指標をその指標の近傍の被写界像の輝度よりも低輝度で表示することに特徴がある。
【0054】
以下図3を参照して本実施形態の画像表示装置を説明する。
【0055】
図3に於いて、本実施形態の画像表示装置は、測色装置1と、色判定部2と、濃度制御部26と、濃度変換素子25と、フォーカシングスクリーン5と、ペンタプリズム9と、接眼レンズ10とから構成される。
【0056】
以下の段落に、本実施形態の画像表示装置の構成要素と、請求項1、2の画像表示装置の構成要素との対応関係を説明する。
【0057】
本実施形態の、被写界像が結像されるフォーカシングスクリーン5とペンタプリズム9と接眼レンズ10とは、請求項1、2に於ける観察光学系に対応する。本実施形態の濃度変換素子25の像は、請求項1、2に於ける情報画像に対応する。本実施形態の濃度変換素子25は、請求項1に於ける重畳手段に、そして請求項2に於ける情報表示体に対応する。本実施形態の測色装置1と色判定部2とは、請求項1、2に於ける測色部に対応する。本実施形態の濃度制御部26は、請求項1に於ける情報画像調節部に、そして請求項2に於ける濃度調整部に対応する。
【0058】
本実施形態の画像表示装置は、第1の実施の形態の画像表示装置とは、微小プリズム4ではなくて濃度変換素子25を、そして情報画像制御部11ではなくて濃度制御部26を設けている点で異なる。本実施形態の画像表示装置は、その他の構成要素は第1実施形態の画像表示装置とほぼ同様であるので、重複部分について再度の説明を省略する。
【0059】
本実施形態の画像表示装置の色判定部2は、各色成分信号R,G,B14と焦点検出領域選択信号19とを基に、又は必要に応じて平均色成分信号を基に、選択された焦点検出領域の近傍の被写界像の色情報を判定する点では第1実施形態の画像表示装置の色判定部と同様である。本実施形態の画像表示装置の色判定部は、選択された焦点検出領域の近傍の被写界像の色が濃い色(別の表現で黒味を帯びた色)であるかどうかを判定し、濃い色であるかどうかを示す色情報信号24を濃度制御部26に出力することに特徴がある。判定の為に、各色成分信号R、G、B14が基準値よりも低いかどうかを判定し、低ければ濃い色と判定しても良いし、或いは、各色成分信号の和、R+G+B又は各色成分信号の積、R*G*Bを各々に対する基準値と比較して基準値よりも低いかどうかを判定し、低ければ濃い色と判定しても良い。
【0060】
本実施形態の画像表示装置の濃度制御部26は、第1実施形態の画像表示装置の情報画像制御部11に対応する機能を有する。濃度制御部26は、選択された焦点検出領域に対応する濃度変換素子25の濃度を所定濃度に制御する重畳駆動信号17を生成して濃度変換素子25に所定のタイミングで出力する。重畳駆動信号17は、濃度変換素子25の濃度を、色情報信号24が濃い色を示すときには基準濃度よりも高い濃度に、色情報信号24が濃い色を示さないときには基準濃度に制御する。尚、重畳駆動信号17が、複数の濃度変換素子25のうち、選択された焦点検出領域に対応する1個の濃度変換素子25のみを選択してその濃度を変換するよう信号生成される点は第1実施形態の画像表示装置の場合と同様である。
【0061】
本実施形態の画像表示装置の濃度変換素子25は、ペンタプリズム9の下方のフォーカシングスクリーン5のスクリーン面(結像面となる)に近接して設けられる。濃度変換素子25は重畳駆動信号17に基づいて光透過率(光学濃度と1対1に対応する)が変化する素子である。濃度変換素子25としては好ましくは液晶素子、エレクトロクロミック素子のような電圧印加によって光学濃度が変化する素子を用いることができる。焦点調節領域の指標と同一形状のマークを液晶素子、エレクトロクロミック素子のような素子で形成すると、この素子を透過した被写界像光量は近傍の被写界像光量よりも小さいので、ファインダ視野画面上で被写界像に重畳して近傍の被写界像の輝度よりも低輝度の焦点検出領域の指標を識別して観察することができる。この濃度変換素子25は図9にマーク27で示され位置に計5個所設けられる。そして、この5個所設けられた濃度変換素子25のうち1個が重畳駆動信号17に基づいて選択され、独立に駆動することができ、選択されていれば、その光学濃度を所定濃度に制御して焦点検出領域の指標として観察できるが、非選択の焦点検出領域に対応する濃度変換素子25は光学濃度がほぼ零となるように制御されるので、ファインダ視野画面内で観察されない。選択された濃度変換素子からの透過光29は、ペンタプリズム9を反射し、接眼レンズ10に入射して、接眼レンズ10を覗く撮影者の瞳に被写界像に重畳した焦点検出領域の指標23(図8参照方)として投影される。この選択された濃度変換素子25は、その光学濃度が大きくなるように制御されると、選択された焦点検出領域の指標の黒味が強く、光学濃度が小さくなるように制御されると、選択された焦点検出領域の黒味が弱くファインダ視野画面内で表示される。
【0062】
以下に本実施形態の画像表示装置の動作例を図4で示されるフローチャートを参照して説明する。この動作例では、選択された焦点検出領域の近傍の被写界像の色が黒味を帯びるか非常に濃い色の場合に、濃度変換素子25の濃度を基準濃度よりも高い濃度に調整することによって、選択された焦点検出領域の指標が基準よりも低い輝度に調節されて表示される。
【0063】
レリーズボタンが半押しされると、先ず、ステップS1で被写界像の色成分信号R,G,B14を読み込み、動作をステップS2に移行する。必要に応じて各色成分信号のR、G、Bについて該当領域に位置する複数の画素信号に対して平均を取り、各色成分信号の平均値RAVE、GAVE、BAVEを求めても良い。
【0064】
ステップS2で濃度変換素子の基準濃度を決定し、動作をステップS3に移行する。この基準濃度は、例えば、標準反射率18%の灰色の反射体を基準に露光量を決める際に用いられる被写界像の輝度の大きさに応じて決定され、この輝度の測定にあたっては被写界像の色情報は用いられない。そして、この露光量を決める際に用いられる輝度が大きければ、前記基準濃度は小さい値に決定される。
【0065】
ステップS3で、被写界像の色情報を取得して、被写界像の色が基準値以上に濃いかどうかを判定する。具体的には、各色成分信号R、G、B14が何れも基準値k(例えばこの基準値として8ビット信号のレベル30に決めることができる)未満であるかどうかを判定する。YESならば(満たない)、背景の被写界像が非常に濃い色であると判定し、動作をステップS4に移行する。NOならば、動作をステップS5に移行する。以上の比較は、必要に応じてRAVE、GAVE、BAVE間で行なっても良い。
【0066】
ステップS4で濃度変換素子25の濃度を30%高める(例えば、ステップS2で基準濃度が例えば1.0に決定されているならば、濃度を1.3に高める)ことによって、選択された焦点検出領域の指標の輝度をその分低減させて(別表現で、選択された焦点検出領域の指標の濃度をその分高めて)表示する。
【0067】
ステップS5で、ステップS2で決定された基準濃度に対応する輝度で(別表現で、基準濃度に対応する濃度で)選択された焦点検出領域の指標を表示する。
【0068】
以上、本実施形態の画像表示装置は、フォーカシングスクリーン5に近接させて濃度変換素子25を設け、被写界像の選択された焦点検出領域の近傍の色情報を取得し、焦点検出領域の近傍の被写界像の色が黒味を帯びるか非常に濃い色のときに、濃度変換素子の濃度を基準濃度よりも高くすることによって焦点検出領域の指標を基準よりも低輝度で(別の表現で高濃度で)表示することが出来るので、被写界像上に重畳表示された焦点検出領域の指標の視認性が高い。
【0069】
本実施形態の画像表示装置を具えたカメラは、上記の場合に焦点検出領域の指標を高い視認性で確認することができるので、撮影に集中することができる。
[第3実施形態]
本発明の第3の実施の形態の画像表示装置は、図5の一眼レフカメラの中央縦断面図の中で示される。
【0070】
本実施形態の画像表示装置は、ファインダ視野画面内で、複数の焦点検出領域から選定された焦点調節対象の焦点検出領域の指標を、例えば選定のタイミング、焦点調節開始のタイミング、及び焦点調節終了のタイミングで、被写界像に重畳して表示させる画像表示装置である。
【0071】
本実施形態の画像表示装置は、重畳装置であるLED光源の照明光の照射強度を被写界像の色情報に応じて調整し、反射光強度が調整された微小プリズムの像を焦点検出領域の指標として表示することを可能とする。
【0072】
以下図5を参照して本実施形態の画像表示装置を説明する。
【0073】
図5に於いて、本実施形態の画像表示装置は、測色装置1と、色判定部2と、情報画像制御部11と、LED光源3と、微小プリズム4と、フォーカシングスクリーン5と、ペンタプリズム9と、接眼レンズ10とから構成される。
【0074】
本実施形態の画像表示装置は、LED光源3として、多色発光可能な多色発光部ではなくて、単色で発光する単色発光部を具える点で第1実施形態の画像表示装置と異なる。第1実施形態の画像表示装置と機能が共通である構成要素については繰り返しての機能説明は省略する。
【0075】
本実施形態の画像表示装置の色判定部2は、各色成分信号R,G,B14と焦点検出領域選択信号19とを基に、又は必要に応じて平均色成分信号を基に、選択された焦点検出領域の近傍の被写界像の色情報を判定する点では第1実施形態の画像表示装置の色判定部と同様である。本実施形態の画像表示装置の色判定部は、被写界像の対象領域の色がLED光源3の発光色に近いかどうかを判定し、被写界像の対象領域の色がLED光源3の発光色に近いかどうかを示す色情報信号24を画像情報制御部11に出力することに特徴がある。判定の為に、被写界像の対象領域の色とLED光源3の発光色の表色空間上の色度座標を各々求め、これらの色度座標相互間の距離が基準値を超えるかどうかを判定しても、又は簡易的に、単に被写界像の対象領域の各色成分信号R,G,Bの内の最大色成分信号が示す色がLED光源3の発光色が示す色と同じであるかどうかを判定しても良い。簡易的判定の場合、例えば、最大色成分信号がRであり、LED光源3の発光色が赤色の場合には、同じであると判定する。
【0076】
本実施形態の画像表示装置の情報画像制御部11は、色判定部2から入力した色情報信号24に応じて調整された発光輝度でLED光源3を発光させる為の重畳駆動信号17をLED光源3に所定のタイミングで出力する。ここで、前記発光輝度は、選択された焦点検出領域の近傍の被写界像の色が単色LED光源3の発光色と近ければ、基準値よりも高くなるよう重畳駆動信号17が決定される。尚、重畳駆動信号17が、LED光源が有する5個の単色発光部のうち、選択された焦点検出領域に対応する1個の単色発光部のみを選択して発光させる点は第1実施形態の画像表示装置の場合と同様である。
【0077】
本実施形態の画像表示装置のLED光源3は、赤色、緑色、又は青色の単色で発光可能なLEDからなる単色発光部を焦点検出領域に対応させて5組具える。重畳駆動信号17によって、選択された焦点検出領域に対応する1組の単色発光部が選択されると、LEDを重畳駆動信号17によって、選択された焦点検出領域に対応する応じた発光輝度で発光させて対応する選択された微小プリズム4を照明する。
【0078】
以下に本実施形態の画像表示装置の動作例を図6で示されるフローチャートを参照して説明する。この動作例では、選択された焦点検出領域の近傍の被写界像の色が単色LEDの発光色(この場合は赤)に近く、赤味を帯びている場合には照明光の強度を基準輝度よりも強くして、指標が通常よりも高輝度で表示されるよう調節される。
【0079】
レリーズボタンが半押しされると、先ず、ステップS1で被写界像の各色成分信号R,G,B14を読み込み、必要に応じて各色成分について複数の画素信号に対して平均を取り、各色成分信号の平均値RAVE、GAVE、BAVEを求め、動作をステップS2に移行する。
【0080】
ステップS2でLEDの基準になる発光輝度を決定し、動作をステップS3に移行する。この発光輝度は、例えば、標準反射率18%の灰色の反射体を基準に露光量を決める際に用いられる被写界像の輝度の大きさに応じて決定され、この輝度の測定にあたっては被写界像の色情報は用いられない。そして、この露光量を決める際に用いられる輝度が大きければ、前記発光輝度は大きい値に決定される。
【0081】
ステップS3で、被写界像の色が単色LED3の発光色と近いかどうかを判定する。その為に、色成分信号Rが、Gよりも大きく、且つBよりも大きければ、被写界像の色味は赤味を帯びていて、赤色発光の単色LEDの発光色に近いと判断し、動作をステップS4に移行し、大きくなければ、赤色発光の単色LEDの発光色に近くないと判定し、動作をステップS5に移行する。この比較は、必要に応じて、RAVE、GAVE、BAVE間で行なっても良い。
【0082】
ステップS4で、LEDの発光輝度をステップS2で決定した基準の発光輝度よりも所定割合(例えば30%)増加してLEDを発光させ、選択された焦点検出領域の指標を基準よりも高輝度で表示させる。
【0083】
ステップS5で、LEDの発光輝度をステップS2で決定した基準の発光輝度でLEDを発光させ、選択された焦点検出領域の指標を基準の輝度で表示させる。
【0084】
本実施形態の画像表示装置によれば、選択された焦点検出領域の近傍の被写界像の色がLED光源の発光色に近いときに、単色発光のLED光源3の発光輝度を基準よりも高くするので、被写界像の上に重畳された焦点検出領域の指標が基準よりも高輝度で表示される為に、焦点検出領域の指標が視認しにくい問題が少なく、指標の視認性が高い。
【0085】
更に、本実施形態の画像表示装置によれば、単色発光のLEDは多色発光可能な3色発光LEDよりも安価であるので、本実施形態の画像表示装置は製造コストが低い。
【0086】
本実施形態の画像表示装置を具えたカメラは、例えば指標と同じ赤色の花を撮影する時にも焦点検出領域の指標を高い視認性で確認することができるので、撮影に集中することができ、且つ低コストである。
【0087】
尚、第1〜第3実施形態の画像表示装置の色判定部2等はCPU20の機能の一部として組み込むことができることは言うまでもない。
【0088】
【発明の効果】
本発明の画像表示装置は、画像の色情報を検出し、この色情報に応じて、重畳表示する情報画像の色又は輝度を調節して重畳表示のコントラストを向上させるので、画像上に重畳表示された情報画像の視認性が高い。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施形態の画像表示装置を示す一眼レフカメラの中央横断面図である。
【図2】第1実施形態の画像表示装置の動作のフローチャートを示す。
【図3】第2実施形態の画像表示装置を示す一眼レフカメラの中央横断面図である。
【図4】第2実施形態の画像表示装置の動作のフローチャートを示す。
【図5】第3実施形態の画像表示装置を示す一眼レフカメラの中央横断面図である。
【図6】第3実施形態の画像表示装置の動作のフローチャートを示す。
【図7】第1〜第3実施形態の画像表示装置のファインダ視野画面の、説明の為に5個所の焦点検出領域の指標を全て表示した状態を示す。
【図8】第1〜第3実施形態の画像表示装置のファインダ視野画面の、5個所の焦点検出領域のうち右方の領域が選択されて指標が表示された状態を示す。
【図9】被写界像領域に於ける焦点検出領域の位置をマークで示す図である。
【符号の説明】
1 測色装置
2 色判定部
3 LED光源
4 微小プリズム
5 フォーカシングスクリーン
6 焦点検出装置
7 撮影レンズ
8 クイックリターンミラー
9 ペンタプリズム
10 接眼レンズ
11 情報画像制御部
12 測色用被写界像光
13、15 反射鏡
14 各色成分信号R,G,B
16 焦点信号
17 重畳駆動信号
18 微小プリズム4からの反射光
19 焦点検出領域選択信号
20 CPU
21 重畳制御信号
22 被写界像領域
23 焦点検出領域の指標
24 色情報信号
25 濃度変換素子
26 濃度制御部
27 マーク
28 撮影関連情報表示
29 濃度変換素子からの透過光

Claims (4)

  1. 撮影光学系により結像面に形成された被写界像を観察可能とする観察光学系と、
    前記結像面の前記被写界像が形成される領域の少なくとも一部に情報画像を重畳する重畳手段とを具え、
    前記被写界像に前記情報画像を重畳して観察可能とした画像表示装置であって、
    前記被写界像の色情報を検出する測色部と、
    前記色情報に基づいて前記情報画像の色、輝度、又は濃度の少なくとも一つを調節する情報画像調節部とを具えることを特徴とする画像表示装置。
  2. 被写界の像を結像面に結像し、該結像面に形成された被写界像を観察可能とする観察光学系と、
    前記結像面上の前記被写界像が形成される領域の少なくとも一部に濃度可変の情報表示体とを具え、
    前記被写界像に前記情報表示体を情報画像として重畳して観察可能とした画像表示装置であって、
    前記被写界像の色情報を検出する測色部と、
    前記色情報に基づいて前記情報表示体の濃度を調整する濃度調整部とを具えることを特徴とする画像表示装置。
  3. 前記画像表示装置は、撮影光学系の焦点調節状態を検出する焦点検出装置を具えるカメラのファインダで用いられ、
    前記情報画像は、前記被写界像において前記焦点検出装置によって焦点検出される焦点検出領域を示す指標であることを特徴とする請求項1又は2に記載の画像表示装置。
  4. 前記色情報は、前記被写界像のうち前記情報画像が重畳される領域の近傍の領域に関するものであることを特徴とする請求項1〜3何れか1項に記載の画像表示装置。
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