JP2005061847A - 電磁流量計 - Google Patents

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Hironobu Yao
博信 矢尾
Takuya Shibazaki
卓也 柴崎
Keita Okawa
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Abstract

【課題】組立に要する時間が短く、且つ特性の安定性が優れている電磁流量計を提供する。
【解決手段】磁極4aを、励磁コイルが巻かれるコア本体部411および台座42aに形成された貫通孔421に嵌め合わされる位置決め用突出部412を有するコア41aと、測定管の管壁に接触して磁極41aを安定させ、磁場分布を最適化し、且つコア41aの前記位置決め用突出部412が嵌め合わされる貫通孔421を有する台座42aとの2部品で構成し、貫通孔421に位置決め用突出部412を嵌め合わせた状態で、両部品を溶接部45で溶接・一体化して磁極4aとする。
【選択図】図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、電磁誘導を利用して導電性の流体の流量を測定する電磁流量計に関する。
【0002】
【従来の技術】
導電性の流体が磁場内を通過すると、ファラデーの誘導法則に従って、その流速に比例した起電力が発生する。この起電力を測定することによって磁場内を流れる導電性の流体の流量を測定する計器が電磁流量計である。
電磁流量計の検出器は、一般的に、図2および図3に示すように、内部を測定対象の流体が流れる、例えばステンレス鋼からなる測定管1と、測定管1を測定流体から電気的に絶縁するために測定管1の内面および側面に配備されている、例えばフッ素樹脂からなるライニング材2と、測定流体が流れる測定管1内に磁場を発生させるために、測定管1の外壁に対向して配置され且つそれぞれに励磁コイル3が巻かれている一対の磁極4と、漏れ磁束を低減するために磁極4の外側に接して配置されている珪素鋼板からなる磁路5と、一対の磁極4間に形成される磁場の方向および測定管1の軸方向のそれぞれに直交する位置の測定管1の管壁に、測定流体に接触するようにライニング材2を貫通して設けられている、例えばステンレス鋼からなる電極6と、で構成されている。
【0003】
磁極4は、電磁流量計の検出器を小形軽量にし、且つ測定管1内に必要な磁場分布を形成するために、高い透磁率をもつ材料、例えば炭素鋼からなるコアと台座とで構成されている。
従来技術においては、図4に示すように、磁極4は、台座42がコア41とステンレス鋼の位置決め用部材43とに挟まれてステンレス鋼のねじ44で締結された構造となっている。位置決め用部材43は、磁極4を測定管1に取り付ける際に、予め測定管1に設けられている凹部11に挿入されることによって、磁極4の位置決めを容易にする。この従来例では、位置決め用部材43とねじ44は、ステンレス鋼で作られているが、炭素鋼に変えることもできる。
なお、この種の電磁流量計の構造としては、例えば、特開平11−118548号公報(特許文献1参照)に記載のものが知られている。
【0004】
【特許文献1】
特開平11−118548号公報
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
前述したように、従来技術による磁極4は、コア41と位置決め用部材43とで台座42を挟み付けてねじ44によって締め付ける構造となっている。このため、組立作業に要する時間が長く、また、ねじ44の締め付けが不十分な場合には、ねじ44の緩みを発生することがあって、電磁流量計の特性を変動させ、電磁流量計の特性安定性を阻害する要因となっている。
この発明の課題は、上記の問題を解消して、組立に要する時間が短く、且つ特性の安定性が優れている電磁流量計を提供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
請求項1の発明は、測定管内を流れる導電性の流体の流速を、測定管の外壁に対向して配置され且つそれぞれに励磁コイルを巻かれている一対の磁極が測定管内に発生させる磁場による電磁誘導起電力によって測定する電磁流量計であって、前記磁極として、励磁コイルを巻かれるコア本体部および台座に形成された貫通孔に嵌め合わされる突出部を有するコアと、測定管の管壁に接触して磁極を安定させ、磁場分布を最適化し、且つコアの前記突出部が嵌め合わされる貫通孔を有する台座と、が前記貫通孔に前記突出部を嵌め合わされた状態で溶接された一体構造の磁極を備えている。
この発明においては、磁極の部品が突出部を有するコアおよび突出部を嵌め合わされる貫通孔を有する台座の2点と少なくなり、コアおよび台座は溶接一体化されているので、ねじの緩みのような特性安定性を阻害する要因がなくなる。
【0007】
請求項2の発明は、前記コアの突出部の突き出し長さが、前記台座の板厚よりも大きく、測定管の磁極配置位置には、台座から突出している突出部を嵌め合わせるための凹部が形成されている。
この発明においては、測定管の凹部にコアの突出部を嵌め合わせることによって磁極を位置決めすることができるので、磁極を正確に且つ容易に位置決めすることができる。
【0008】
【発明の実施の形態】
この発明による電磁流量計の実施の形態について実施例を用いて説明する。
なお、従来技術と同じ機能の部分には同じ符号を付ける。
この発明は電磁流量計の磁極の構造に関する発明であって、電磁流量計全体の構成は従来技術と同様であるので、全体構成の説明は省略し、磁極の構造とこれに関連する部分に限定して説明する。
図1は、この発明による電磁流量計の実施例の磁極4aの構造を示し、(a)は全体の断面図、(b)はコア41aの外形図、(c)は台座42aの断面図である。
この実施例の磁極4aは、炭素鋼や純鉄等の透磁率の高い強磁性材料からなるコア41aおよび炭素鋼等の透磁率の高い強磁性材料からなる台座42aの2部品からなる。コア41aには、励磁コイルが巻かれるコア本体部411に加えて、それよりひとまわり小さい直径Φdをもつ位置決め用突出部412が形成されている。一方、台座42aの中央には、位置決め用突出部412が嵌め込まれる、直径ΦDの貫通孔421が形成されている。コア41aおよび台座42aは、貫通孔421に位置決め用突出部412を嵌め合わせた状態で、コア本体部411と台座42aとの接触部の外周に沿って溶接され(溶接部45の形成)一体化されている。
【0009】
位置決め用突出部412および貫通孔421の直径は隙間はめ合い公差で製作されている。すなわち、ΦdとΦDは隙間はめ合い公差をもつ関係にある。位置決め用突出部412の長さLは、台座42aの厚さTより大きく、台座42aの下部に突出した部分が、磁極4aを測定管の所定の位置に位置決めするのに利用される。すなわち、従来技術の項で説明したのと同様に、この突出した部分が、測定管に形成されている凹部に嵌め合わされて、磁極4aを測定管の所定の位置に位置決めする。
この実施例によれば、磁極4aは2部品から構成され、その2部品は溶接で一体化されるので、磁極4aの製作に要する時間が短くなる。更に、この磁極4aは溶接で一体化されているので、ねじの緩みのような不安定要因をもたず、電磁流量計の特性を安定させる。
【0010】
【発明の効果】
請求項1の発明においては、磁極として、励磁コイルを巻かれるコア本体部および台座に形成された貫通孔に嵌め合わされる突出部を有するコアと、測定管の管壁に接触して磁極を安定させ、磁場分布を最適化し、且つコアの前記突出部が嵌め合わされる貫通孔を有する台座と、が溶接されて一体化した構造の磁極を備えているので、磁極の部品が突出部を有するコアおよび突出部を嵌め合わされる貫通孔を有する台座の2点と少なくなり、加えて、ねじの緩みのような特性安定性を阻害する要因がなくなる。
したがって、この発明によれば、組立に要する時間が短く、且つ特性の安定性が優れている電磁流量計を提供することができる。
【0011】
請求項2の発明においては、測定管の凹部にコアの突出部を嵌め合わせることによって磁極を位置決めすることができるので、磁極を正確に且つ容易に位置決めすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明による電磁流量計の実施例の磁極4aの構造を示し、(a)は全体の断面図、(b)はコア41aの外形図、(c)は台座42aの断面図
【図2】従来技術による電磁流量計の検出器の一例100の構造を示す流体の流れに平行方向の断面図
【図3】従来例100の構造を示す流体の流れに垂直方向の断面図
【図4】従来例100の磁極4の構造を示す断面図
【符号の説明】
1 測定管
11 凹部
2 ライニング材
3 励磁コイル
4、4a 磁極
41、41a コア
411 コア本体部 412 位置決め用突出部
42、42a 台座
421 貫通孔
43 位置決め部材
44 ねじ
45 溶接部
5 磁路
6 電極
100 電磁流量計

Claims (2)

  1. 測定管内を流れる導電性の流体の流速を、測定管の外壁に対向して配置され且つそれぞれに励磁コイルを巻かれている一対の磁極が測定管内に発生させる磁場による電磁誘導起電力によって測定する電磁流量計であって、前記磁極として、励磁コイルを巻かれるコア本体部および台座に形成された貫通孔に嵌め合わされる突出部を有するコアと、測定管の管壁に接触して磁極を安定させ、磁場分布を最適化し、且つコアの前記突出部が嵌め合わされる貫通孔を有する台座と、が前記貫通孔に前記突出部を嵌め合わされた状態で溶接された一体構造の磁極を備えている、ことを特徴とする電磁流量計。
  2. 前記コアの突出部の突き出し長さが、前記台座の板厚よりも大きく、
    測定管の磁極配置位置には、台座から突出している突出部を嵌め合わせるための凹部が形成されている、ことを特徴とする請求項1に記載の電磁流量計。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2017183492A1 (ja) * 2016-04-20 2017-10-26 ナブテスコ株式会社 圧力センサ
CN112504365A (zh) * 2020-11-25 2021-03-16 合肥工业大学 一种电磁流量传感器的磁路结构优化设计方法

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