JP2005061700A - 空気清浄機 - Google Patents

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Akihiko Setsu
章彦 薛
Kuniji Ishida
国司 石田
Akiko Ri
明子 李
Michio Ishida
美智男 石田
Takuzo Hashimoto
卓三 橋本
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Abstract

【課題】 粗粉塵の除去など、プレフィルタの取り扱いが容易な空気清浄機を提供する。
【解決手段】 空気吸入口3および空気吐出口を有するケーシング1内に、空気吸入口3を覆うように装着された袋状のプレフィルタ10と、空気吐出口に接続された排気用誘引ファン14と、プレフィルタ10と誘引ファン14の間にケーシング内空気流の上流側から順に配置された平板状サブフィルタ11、活性炭入りフィルタ12および平板状HEPAフィルタ13とが設けられている。
【選択図】 図1

Description

本発明は、空気清浄機に関し、さらに詳しくは、とくに、ダイオキシン、粉塵などにより汚染されているごみ処理施設などのメンテナンスや解体工事など、空気汚染場所での工事用に適した空気清浄機に関する。
空気汚染場所での工事の際に使用される空気清浄機として、空気吸入口および空気吐出口を有する箱形のケーシング内に、平板状プレフィルタ、平板状HEPAフィルタ、平板状活性炭入りフィルタおよび排気用誘引ファンがケーシング内空気流の上流側から下流側に順に設けられているものが知られている。この空気清浄機では、プレフィルタにより粗粉塵が除去され、HEPAフィルタにより微細粉塵が除去され、活性炭入りフィルタによりダイオキシンが吸着除去される。
上記のような従来の空気清浄機においては、複数のフィルタが個別にケーシングに固定されているので、その取り外し、取り付け作業が面倒で、時間がかかるという問題がある。プレフィルタでは、その上流側の面に粗粉塵が堆積するが、粗粉塵の除去作業が面倒で、手が汚れるという不備がある。この種の空気清浄機は、工事現場に移動して使用する必要があるが、従来の空気清浄機は、大型で、取り扱いに手間取るというような不便な面がある。活性炭入りフィルタでは、ダイオキシンを吸着した粉塵が発生して、下流側に流れることがあるが、活性炭入りフィルタがフィルタ群の最下流に配置されているので、このダイオキシンを吸着した粉塵が空気清浄機の外部に排出されることがある。
本発明の目的は、粗粉塵の除去など、プレフィルタの取り扱いが容易な空気清浄機を提供することにある。
本発明の目的は、移動などの取り扱いが容易な空気清浄機を提供することにある。
本発明の目的は、ダイオキシンを吸着した粉塵を排出するおそれのない空気清浄機を提供することにある。
請求項1の空気清浄機は、空気吸入口および空気吐出口を有するケーシング内に、空気吸入口を覆うように装着された袋状または筒状のプレフィルタと、空気吐出口に接続された排気用誘引ファンと、プレフィルタと誘引ファンの間に配置された平板状活性炭入りフィルタおよび平板状HEPAフィルタとが設けられていることを特徴とするものである。
プレフィルタは、好ましくは、使い捨てのものである。
活性炭入りフィルタとHEPAフィルタは、とちらがケーシング内空気流の上流側に配置されてもよいが、活性炭入りフィルタが上流側に配置されるのが好ましい。
この空気清浄機において、粗粉塵は、袋状または筒状のプレフィルタにより捕集されて、その内部に溜まるので、内部に粗粉塵の溜まったプレフィルタをケーシングから取り外して捨てればよい。このようにすれば、プレフィルタから粗粉塵を除去する必要がなく、プレフィルタの取り扱いが容易で、手を汚すことがない。袋状のプレフィルタの場合、それに口紐を付け、内部にダストの溜まったプレフィルタをケーシングから取り外すときに、口紐を縛るようにしてもよい。そうすれば、プレフィルタの取り扱いがより容易で安全になる。
ケーシングの上面に蓋を設け、ケーシング内のプレフィルタと誘引ファンとの間にフィルタ装着空間を設け、活性炭入りフィルタおよびHEPAフィルタをケーシングの上面開口から取り付け、取り外しができるようにし、しかも、2つのフィルタを重ねた状態でケーシングに固定するようにするのが好ましい。そうすると、ケーシングの蓋を開けて、固定を解除するだけで、フィルタの取り外し、取り付けを簡単に行なうことができる。重ねたフィルタを蝶ボルトなどを使用してケーシングに固定するようにすると、フィルタの取り外し、取り付け作業がより簡単になる。
請求項2の空気清浄機は、請求項1のものにおいて、活性炭入りフィルタが、HEPAフィルタに対して、ケーシング内空気流の上流側に配置されていることを特徴とするものである。
この場合、活性炭入りフィルタからダイオキシンを吸着した粉塵が発生して下流側に流れても、これが下流側に配置されたHEPAフィルタにより確実に除去され、空気清浄機の外部に排出されることがない。
請求項3の空気清浄機は、請求項1または2のものにおいて、ケーシング内のプレフィルタと活性炭入りフィルタおよびHEPAフィルタとの間に平板状サブフィルタが設けられていることを特徴とするものである。
この場合、プレフィルタで捕集されなかった細粉塵がサブフィルタにより除去されるため、活性炭入りフィルタおよびHEPAフィルタの負担が軽減し、それらの寿命をのばすことができる。
この場合も、ケーシングの上面に蓋を設け、ケーシング内のプレフィルタと誘引ファンとの間にフィルタ装着空間を設け、サブフィルタ、活性炭入りフィルタおよびHEPAフィルタをケーシングの上面開口から取り付け、取り外しができるようにし、しかも、3つのフィルタを重ねた状態でケーシングに固定するようにするのが好ましい。
請求項4の空気清浄機は、請求項1〜3のいずれか1項のものにおいて、誘引ファンの吸い込み口が、ケーシング内空気流の下流側に向けて配置されていることを特徴とするものである。
この場合、フィルタを通過した空気が一旦誘引ファンの下流側に流れてから誘引ファンに吸い込まれるので、フィルタを通過する空気流れの均一化を図ることができる。
請求項5の空気清浄機は、請求項1〜4のいずれか1項のものにおいて、プレフィルタが口紐を有する袋状のものであり、ケーシングの空気吸入口に、ケーシングの外側に突出した円筒状の吸入部ダクトが設けられ、プレフィルタの底部側が吸入部ダクトの内側を通してケーシング内に入れられ、プレフィルタの口部が、吸入部ダクトの外側に折り返されて、固定手段により吸入部ダクトに固定されていることを特徴とするものである。
この場合、ケーシングの外側からプレフィルタの取り付け、取り外しを簡単に行なうことができ、また、内部にダストの溜まったプレフィルタをケーシングから取り外したときに、口紐を縛って捨てることができ、プレフィルタの取り扱いがより容易で安全になる。
請求項6の空気清浄機は、請求項1〜5のいずれか1項のものにおいて、ケーシングの下部に、キャスタが設けられていることを特徴とするものである。
この場合、空気清浄機を簡単に移動することができる。
請求項7の空気清浄機は、請求項6のものにおいて、ケーシングが誘引ファンが設けられた下流側部分と、それよりケーシング内空気流の上流側の上流側部分とに分離されて、これら2つの部分を着脱可能に連結する連結手段が設けられ、各部分の下部にキャスタが設けられていることを特徴とするものである。
この場合、2つの部分を分離して、簡単に移動することができる。したがって、空気清浄機全体が大型になっても、その移動および取り扱いが容易である。
請求項1の空気清浄機によれば、プレフィルタに溜まった粗粉塵の除去など、プレフィルタの取り扱いが容易で、手を汚すことがない。
請求項2の空気清浄機によれば、活性炭入りフィルタにおいてダイオキシンを吸着した粉塵が発生して下流側に流れても、これが空気清浄機の外部に排出されることがない。
請求項3の空気清浄機によれば、サブフィルタにより活性炭入りフィルタおよびHEPAフィルタの負担を軽減にして、それらの寿命をのばすことができる。
請求項4の空気清浄機によれば、フィルタを通過する空気流れの均一化を図ることができる。
請求項5の空気清浄機によれば、プレフィルタの取り扱いがより容易で安全になる。
請求項6の空気清浄機によれば、空気清浄機を簡単に移動することができる。
請求項7の空気清浄機によれば、空気清浄機全体が大型になっても、その移動および取り扱いが容易である。
以下図面を参照して、本発明の実施形態について説明する。
図1〜図6は、第1実施形態を示している。図1は空気清浄機を正面から見た垂直断面図、図2は同水平断面図、図3は空気清浄機を右側から見た垂直断面図、図4は図2の一部を拡大した図面、図5は図1の一部を拡大した図面、図6は図5の部分の異なる状態を示す図面である。
以下の説明において、左右は図1および図2についていうものとし、図2の下側を前、同図の上側を後とする。
図1および図2に示すように、空気清浄機は、上面が開口した直方体箱形の本体ケーシング(1)と、ケーシング(1)の上面開口を開閉する着脱可能な上蓋(2)とを備えている。ケーシング(1)の左側板中央部に円形空気吸入口(3)が形成され、ケーシング(2)の前板の右側上部に円形空気吐出口(4)が形成されている。そして、吸入口(3)のある左側がケーシング内空気流の上流側、吐出口(4)のある右側が同下流側となっている。吸入口(3)には、これを貫通して内外に突出した円筒状吸入部ダクト(5)が固定されている。吐出口(4)にも、同様の円筒状吐出部ダクト(6)が固定されている。ケーシング(1)の下面にはキャスタ(7)が設けられて、これを容易に移動できるようになっている。また、ケーシング(1)の左側板および右側板の上部外面に、移動用の取手(8)が設けられている。蓋(2)は、ケーシング(1)の上面開口を密閉した状態で図示しないファスナにより固定され、ファスナを解除することにより、ケーシング(1)から取り外されて、ケーシング(1)の上面開口を開放するようになっている。
ケーシング(1)内に、粗粉塵除去用の袋状プレフィルタ(10)、プレフィルタ(10)を補完する細粉塵除去用の平板状サブフィルタ(11)、ダイオキシンや有害有機ガス除去用の平板状活性炭入りフィルタ(12)、微細粉塵除去用の平板状HEPAフィルタ(13)および排気用誘引ファン(14)が上流側である左側から順に設けられている。ケーシング(1)内は、左側のプレフィルタ収容空間(第1空間)(15)、中間のフィルタ装着空間(第2空間)(16)および右側のファン収容空間(第3空間)(17)に分割され、第1空間(15)にプレフィルタ(10)が、第2空間(16)に3つのフィルタ(11)(12)(13)が、第3空間(17)にファン(14)がそれぞれ配置されている。
プレフィルタ(10)は濾布によって断面円形の袋状に形成された使い捨てのものであり、その口部には口紐(18)が通されて、縛れるようになっている。また、プレフィルタ(10)の底部内面中央に、空気流を均一化するための円形シート(19)が固着されている。シート(19)は、たとえば合成樹脂製で、この例ではポリエチレン製である。また、シート(19)の直径は、たとえば、プレフィルタ(10)の直径の約1/2である。プレフィルタ(10)は、ケーシング(1)の外側から吸入部ダクト(5)内に通されて、その口部側を除く大部分が第1空間(15)内に位置している。プレフィルタ(10)の口部は開かれて、ケーシング(1)の外側に突出したダクト(5)の部分の外側に折り返されている。そして、このプレフィルタ(10)の折り返された口部の外側に空気導入ダクト(20)の下流側端部がはめられて、このダクト(20)の端部外側に装着したバンド(21)を締めつけることにより、吸入部ダクト(5)と空気導入ダクト(20)が密閉状に接続固定されるとともに、プレフィルタ(10)の口部側が吸入部ダクト(5)に固定されている。
第2空間(16)の最も右側のケーシング(1)の内面に、長方形枠状のフィルタ支持部材(22)が固着されている。第2空間(16)の最も左側のケーシング(1)の前板および後板の内面に、前後幅が小さくて上下に長い板状のボルト支持部材(23)が固着され、各支持部材(23)の上下2箇所に固定されたナット(24)にフィルタ固定用蝶ボルト(25)が左側からねじはめられて支持部材(23)の右側に突出している。各ボルト支持部材(23)の上端寄りの部分および下端寄りの部分は、左側に傾斜し、フィルタ支持部材(22)との左右間隔が端にいくにつれて徐々に大きくなっている。フィルタ支持部材(22)とボルト支持部材(23)の間のケーシング(1)の前板および後板の内面の高さの中間部に、板状ゴム製のフィルタ押さえ部材(26)が固定されている。
サブフィルタ(11)は、たとえば、不織布により板状に形成されている。詳細な図示は省略したが、活性炭入りフィルタ(12)およびHEPAフィルタ(13)は、長方形の外枠付きのものであり、各フィルタ(12)(13)の外枠の右側の面に、ガスケット(27)(28)がそれぞれ固定されている。3つのフィルタ(11)(12)(13)は左右方向に重ねた状態で第2空間内に装着され、各フィルタ(11)(12)(13)の前面および後面が押さえ部材(26)に圧接している。そして、蝶ボルト(25)を締めつけて、サブフィルタ(11)の前部および後部を右側に押すことにより、3つのフィルタ(11)(12)(13)がフィルタ支持部材(22)と蝶ボルト(25)の間に密着状態で固定され、HEPAフィルタ(13)のガスケット(27)がフィルタ支持部材(22)に、活性炭入りフィルタ(14)のガスケット(26)がHEPAフィルタ(13)の外枠にそれぞれ圧接することにより、左右のシールがなされる。
ファン(14)は、モータ直結駆動のものであり、第3空間(17)のケーシング(1)の下板上に防振ゴム(図示略)を介して固定されている。ファン(14)の吸い込み口(30)は、HEPAフィルタ(13)と反対側の右側を向いており、吐き出し口(31)は、ケーシング(1)の吐出口(4)に接続されている。
第1空間(15)内のケーシング(1)の前板の内面に、微差圧計(32)が設けられている。
上記の空気清浄機を運転する際には、蓋(2)が閉鎖位置に固定されてケーシング(1)が密閉された状態で、ファン(14)が駆動される。ファン(14)が駆動されることにより、汚染空気が導入ダクト(20)から吸入口(3)を通ってケーシング(1)内に吸入され、プレフィルタ(10)、サブフィルタ(11)、活性炭入りフィルタ(12)およびHEPAフィルタ(13)を順に通過した後、清浄化された空気が、吸い込み口(30)からファン(14)内に入り、吐き出し口(31)から吐出口(4)を通って、機外に排出される。
プレフィルタ(10)では、約3μm以上の粒径の粗粉塵が捕集されて、これがプレフィルタ(10)内に溜まる。プレフィルタ(10)の底部内面中央にシート(19)が固着されていて、このシート(19)の部分を空気が流れないので、下流側のサブフィルタ(11)への空気流が均一化される。しかしながら、シート(19)は、必ずしも必要ではない。サブフィルタ(11)では、プレフィルタ(10)で捕集されなかった細粉塵が除去される。活性炭入りフィルタ(12)では、ダイオキシンや有害有機ガスなどが吸着除去される。HEPAフィルタ(13)では、フィルタ(10)(11)(12)を通過した微細粉塵が除去される。活性炭入りフィルタ(12)でダイオキシンを吸着した粉塵が発生しても、下流側のHEPAフィルタ(13)によって除去されるため、これが第3空間(17)に排出されることがない。
HEPAフィルタ(13)を通過した清浄空気は、すぐにファン(14)に吸い込まれることはなく、一旦、第3空間(17)の下流側に流れ、下流側を向いた吸い込み口(30)からファン(14)内に吸い込まれるので、フィルタ(11)(12)(13)を通過する空気流れをより均一にすることができる。
プレフィルタ(10)の汚れ具合は微差圧計(32)により検知され、この検知結果に基づいて、プレフィルタ(10)の交換時期が知らされる。プレフィルタ(10)を交換するときには、まず、バンド(21)を緩めて、導入ダクト(20)を吸入部ダクト(5)から外し、プレフィルタ(10)の口部折り返し部分をダクト(5)から外して、口紐(18)を縛り、プレフィルタ(10)をダクト(5)を通して機外に抜き出し、用意したポリエチレン袋などに封入して廃棄する。そして、前記のように、新しいプレフィルタ(10)を装着するとともに、導入ダクト(20)を吸入部ダクト(5)に接続する。このとき、蓋(2)は閉鎖位置に固定されたままでよい。
このように、プレフィルタ(10)の交換は、ケーシング(1)の蓋(2)を閉じた状態で、機外から簡単に行なうことができる。また、袋状のプレフィルタ(10)の口紐(18)を縛って廃棄するので、安全性がきわめて高い。
3つのフィルタ(11)(12)(13)の取り外しおよび取り付けは、ケーシング(1)の蓋(2)を開け、蝶ボルト(25)を緩めて左側に移動させた状態で、ケーシング(1)の上面開口を通して行なわれる。蝶ボルト(25)を緩めると、各フィルタ(11)(12)(13)が自由な状態になるので、所望のフィルタ(11)(12)(13)を上方に抜き出して取り外すことができ、第2空間(16)内の空いた空間に所望のフィルタ(11)(12)(13)を上方から挿入して取り付けることができる。
このように、3つのフィルタ(11)(12)(13)はケーシング(1)に個別に固定されていないので、取り外しおよび取り付け作業が簡単である。
ファン(14)や内部装着品の掃除、補修なども、フィルタ(11)(12)(13)の交換と同様、蓋(2)を開いた状態で行なわれる。
上記実施形態では、活性炭入りフィルタ(12)がHEPAフィルタ(13)の上流側に配置されているが、これらの配置は逆であってもよい。また、プレフィルタ(10)を補完するサブフィルタ(11)が活性炭入りフィルタ(12)およびHEPAフィルタ(13)の上流側に設けられているので、活性炭入りフィルタ(12)およびHEPAフィルタ(13)の負担が軽減して、これらの寿命が向上する。しかし、サブフィルタ(11)は、必ずしも必要ではない。
上記実施形態では、1つの蓋(2)でケーシング(1)の上面開口全体を覆っているが、蓋は複数に分割されていてもよい。たとえば、第1空間(15)および第2空間(16)を覆う蓋と、第3空間(17)を覆う蓋とに分割されていてもよい。
図7および図8は、プレフィルタの変形例を示している。
この例では、プレフィルタ(33)は、濾布によって有底円筒状に形成された使い捨てのものであり、その口部には着脱用のフランジ(34)が固定されている。フランジ(34)を円周方向に4等分する位置に、外側に突出した後に右側から見て時計方向にのびたフック部(35)が一体に形成されている。また、プレフィルタ(33)の底部内面に、前記同様のシート(36)が固定されている。
右端に固定用のフランジ(37)が固定された吸入部ダクト(38)がケーシング(1)の吸入口(3)に内側から挿入されて、フランジ(37)をケーシング(1)の左側板内面に固定することにより、ダクト(38)がケーシング(1)から外側に突出した状態で固定されている。そして、ケーシング(1)から外側に突出した吸入部ダクト(38)の外側に導入ダクト(20)がはめられ、その外側に装着したバンド(21)を締めつけることにより、吸入部ダクト(38)と導入ダクト(20)が密閉状に接続固定されるようになっている。
フランジ(37)を円周方向に4等分する位置に、プレフィルタ(33)のフランジ(34)のフック部(35)に対応して、ボルト(39)が右側に突出した状態で固定され、各ボルト(39)に蝶ナット(40)がそれぞれねじはめられている。ている。そして、プレフィルタ(33)のフランジ(34)のフック部(35)にボルト(39)をはめて、蝶ナット(40)を締めつけることにより、プレフィルタ(33)のフランジ(34)がフランジ(37)に固定されるようになっている。
プレフィルタ(33)の交換は、導入ダクト(20)を吸入部ダクト(5)に接続したまま、ケーシング(1)の蓋(2)を開け、蝶ナット(40)を緩めた状態で行なわれる。蝶ナット(40)を緩めると、フランジ(37)に対してフランジ(34)が自由に回転できる状態になるので、フランジ(34)を右側から見て反時計方向に少し回転させることにより、プレフィルタ(33)を簡単に取り外すことができ、逆の操作を行なうことにより、プレフィルタ(33)を簡単に取り付けることができる。なお、使用済みのプレフィルタ(33)は、そのまま用意したポリエチレン袋に封入して廃棄する。
他は、前記実施形態の場合と同じである。
図7および図8には、円筒形のプレフィルタ(33)を示したが、プレフィルタを筒状にする場合、円筒形に限らず、角筒形など、他の任意の形状を採用することができる。
図9は、第2実施形態を示している。
この実施形態では、ケーシング(1)が第1空間(15)および第2空間を含む左側部分(1a)と、第3空間を含む右側部分(2b)とに分離され、各部分(1a)(1b)にそれぞれ複数のキャスタ(7)が設けられて、各部分を個別に移動できるようになっている。また、2つの部分(1a)(1b)は、適宜な連結手段によって着脱自在に連結できるようになっている。この例では、左側部分(1a)の右端および右側部分(1b)の左端にそれぞれフランジ(41)(42)が形成され、これらのフランジ(41)(42)を合わせて、ボルト(43)とナット(44)で固定することにより、2つの部分(1a)(1b)が連結されるようになっている。
この場合、ケーシング(1)が2つの部分(1a)(1b)に分離されているので、空気清浄機全体が大型になっても、その移動および取り扱いが容易である。
他は第1実施形態の場合と同様であり、同じ部分には同一の符号を付している。
図1は、本発明の第1実施形態を示す空気清浄機の正面から見た垂直断面図である。 図2は、図1の空気清浄機の同水平断面図である。 図3は、図1の空気清浄機の右側から見た垂直断面図である。 図4は、図2の一部を拡大した図面である。 図5は、図1の一部を拡大した図面である。 図6は、図5の部分の異なる状態を示す図面である。 図7は、プレフィルタの変形例を示す正面から見た垂直断面図である。 図8は、図7のプレフィルタの右側から見た垂直断面図である。 図9は、本発明の第2実施形態を示す空気清浄機の正面から見た垂直断面図である。
符号の説明
(1) ケーシング
(1a) 左側部分
(1b) 右側部分
(3) 空気吸入口
(4) 空気吐出口
(5) 吸入部ダクト
(7) キャスタ
(10) プレフィルタ
(11) サブフィルタ
(12) 活性炭入りフィルタ
(13) HEPAフィルタ
(14) 誘引ファン
(18) 口紐
(21) バンド
(30) 吸い込み口
(33) プレフィルタ
(41)(42) フランジ
(43) ボルト
(44) ナット

Claims (7)

  1. 空気吸入口および空気吐出口を有するケーシング内に、空気吸入口を覆うように装着された袋状または筒状のプレフィルタと、空気吐出口に接続された排気用誘引ファンと、プレフィルタと誘引ファンの間に配置された平板状活性炭入りフィルタおよび平板状HEPAフィルタとが設けられていることを特徴とする空気清浄機。
  2. 活性炭入りフィルタが、HEPAフィルタに対して、ケーシング内空気流の上流側に配置されていることを特徴とする請求項1の空気清浄機。
  3. ケーシング内のプレフィルタと活性炭入りフィルタおよびHEPAフィルタとの間に平板状サブフィルタが設けられていることを特徴とする請求項1または2の空気清浄機。
  4. 誘引ファンの吸い込み口が、ケーシング内空気流の下流側に向けて配置されていることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項の空気清浄機。
  5. プレフィルタが口紐を有する袋状のものであり、ケーシングの空気吸入口に、ケーシングの外側に突出した円筒状の吸入部ダクトが設けられ、プレフィルタの底部側が吸入部ダクトの内側を通してケーシング内に入れられ、プレフィルタの口部が、吸入部ダクトの外側に折り返されて、固定手段により吸入部ダクトに固定されていることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項の空気清浄機。
  6. ケーシングの下部に、キャスタが設けられていることを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項の空気清浄機。
  7. ケーシングが誘引ファンが設けられた下流側部分と、それよりケーシング内空気流の上流側の上流側部分とに分離されて、これら2つの部分を着脱可能に連結する連結手段が設けられ、各部分の下部にキャスタが設けられていることを特徴とする請求項6の空気清浄機。
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