JP2005061523A - 排気弁 - Google Patents

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JP2005061523A
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哲夫 浅田
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Abstract

【課題】 入口から弁室内に流入する空気流でフロートが吹き上げられないようにする。
【解決手段】 本体1と蓋2から成るケーシングで内部に弁室4を形成する。弁室4の下部に入口5を、上部側方に出口6に通じる弁口8を開けた弁座7を形成する。弁口8を外表面で直接開閉する球形のフロート9を弁室4内に自由状態で配置する。降下位置にあるフロート9が空気流で押し上げられないようにフロート9外周の側部を入口5の一部の上方に位置せしめる傾斜面11を弁室4内に形成する。入口5を弁室4の中心軸上から弁口8とは反対側に偏心せしめて形成する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、冷水や温水等の水配管に取り付けて、水配管内の空気を排出する排気弁に関する。
従来の排気弁は、ケーシングで内部に弁室を形成し、弁室の下部に入口を、上部側方に出口に通じる弁口を開けた弁座を形成し、弁口を外表面で直接開閉する球形のフロートを弁室内に自由状態で配置し、降下位置にあるフロートが空気流で押し上げられないようにフロート外周の側部を入口の一部の上方に位置せしめる傾斜面を弁室内に形成し、入口を弁室の中心軸上から弁口側に偏心せしめて形成したものである。
上記従来の排気弁は、降下位置にあるフロートが空気流で押し上げられないようにフロート外周の側部を入口の上方に位置せしめたものであるが、入口側の流体圧力が高圧であると、また排気能力を高めるために弁口の開口面積を大きくすると、入口から弁室内に流入する空気流でフロートが吹き上げられるために、空気を排出し終わらないうちに閉弁してしまう問題点があった。
実公平5−47331号公報
解決しようとする課題は、入口から弁室内に流入する空気流でフロートが吹き上げられないようにすることである。
本発明は、ケーシングで内部に弁室を形成し、弁室の下部に入口を、上部側方に出口に通じる弁口を開けた弁座を形成し、弁口を外表面で直接開閉する球形のフロートを弁室内に自由状態で配置し、降下位置にあるフロートが空気流で押し上げられないようにフロート外周の側部を入口の一部の上方に位置せしめる傾斜面を弁室内に形成した排気弁において、入口を弁室の中心軸上から弁口とは反対側に偏心せしめて形成したことを特徴とする。
本発明は、入口から弁室内に流入する空気流でフロートが吹き上げられることがないので、空気を排出し終わらないうちに閉弁してしまうことがないという優れた効果を生じる。
本発明の排気弁は、降下位置にあるフロートが空気流で押し上げられないようにフロート外周の側部を入口の一部の上方に位置せしめ、入口を弁室の中心軸上から弁口とは反対側に偏心せしめて形成したものである。そのため、入口から弁室内をフロートに当たらずに真上に直進した空気流が弁室の天井壁に衝突して跳ね返りフロートを下方に押し下げる。そのため、入口から弁室内に流入する空気流でフロートが吹き上げられることがない。空気の排出を完了して入口から弁室内に水が流入してくると、水は空気よりも比重量が大きくフロートを押し上げる力が大きいので、フロートは迅速且つ確実に浮上して弁口を閉じる。
上記の技術的手段の具体例を示す実施例を説明する(図1参照)。本体1に蓋2をボルトで締結してケーシングを形成し、内部に弁室4を形成する。弁室4の下部に入口5を上部に出口6を形成する。蓋2に弁座7をねじ結合する。弁座7は弁室4の上部側方に位置している。弁座7に出口通路3を介して弁室4と出口6を連通する弁口8を開ける。入口5と出口6は弁室4の中心軸上から左側に偏心し、弁口8は弁室4の中心軸上から右側に偏心している。
弁室4内に中空球形のフロート9を自由状態で配置する。フロート9はその外表面で弁口8を直接開閉する。浮上して弁口8を閉じたフロート9を保持する二条のフロート座10を弁座7に溶接して取り付ける。降下位置にあるフロート9が空気流で押し上げられないようにフロート9外周の側部を入口5の一部の上方に位置せしめる傾斜面11を弁室4の底壁に形成する。
入口5から弁室4内に空気が流入する場合、フロート9は図1に示すように、傾斜面11によりその外周の側部が入口5の一部の上方に位置した降下位置にある。弁室4を上昇する空気はその一部がフロート9に当たるが空気は水よりも比重量が小さいので、またフロート9に当たらずに弁室4の天井壁に衝突して跳ね返る空気がフロート9を下方に押し付けるので、フロート9を吹き上げることがなく、弁口8から出口通路3を介して出口に排出される。
空気の排出を完了して入口5から弁室4内に水が流入してくると、水は空気よりも比重量が大きくフロート9を押し上げる力が大きいので、フロート9は迅速且つ確実に浮上して弁口8を閉じる。
本発明の排気弁の断面図。
符号の説明
1 本体
2 蓋
3 出口通路
4 弁室
5 入口
6 出口
7 弁座
8 弁口
9 フロート
10 フロート座
11 傾斜面

Claims (1)

  1. ケーシングで内部に弁室を形成し、弁室の下部に入口を、上部側方に出口に通じる弁口を開けた弁座を形成し、弁口を外表面で直接開閉する球形のフロートを弁室内に自由状態で配置し、降下位置にあるフロートが空気流で押し上げられないようにフロート外周の側部を入口の一部の上方に位置せしめる傾斜面を弁室内に形成したものにおいて、入口を弁室の中心軸上から弁口とは反対側に偏心せしめて形成したことを特徴とする排気弁。
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