JP2005061045A - Honeycomb core door and its manufacturing method - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、反りや歪みを生じることが少なく、吸音性、遮音性、断熱性に優れたハニカムコアドア及びその製造方法に関するものである。 The present invention relates to a honeycomb core door that is less likely to be warped or distorted and has excellent sound absorbing properties, sound insulating properties, and heat insulating properties, and a method for manufacturing the same.
特許文献1によれば、図8に示すごとく、断面略波状の形成板9を板状物8に接着剤を介して平面板(フランジ)8に接合した「木質系軽量横架材」が開示されている。
According to
上記波状の成形板9は、「ウェブとしての湾曲凹面部91と湾曲凸面部92とからなり、軽量で安価で座屈強度が大きいものであると開示されている。ウェブの素材は植物片、好ましくは粉末状、繊維状、チップ状の木材からなるものである」ことが開示されている。
The wavy shaped plate 9 is disclosed as “consisting of a curved
そして、特許文献1には、図9に示すごとく、ウェブ91、92は、金型形成プレス7を用いて製造されることが特許文献1における図5により、具体的に開示されている。
In
一方、特許文献2によれば、図10に示すごとく、防音ドア9の中空部内に断面略波状の吸音材93と遮音シート94とが配設されている(特許文献2の図1参照)。
しかしながら、上記従来の技術には、下記に示すような諸課題がある。 However, the above conventional techniques have the following problems.
まず、特許文献1に係る波状の成形板9は、接着剤を介して板状物8に接合されるに当り、垂直状態、即ち図8に例示された状態に維持することが困難である場合が多い。なぜならば、成形板9は、一般に厚さが薄く、軽量であるため、横方向から風などの気流変動により倒れ易いからである。
First, when the wavy shaped plate 9 according to
次に、図9に示すごとく、金型成形プレス7による波状の成形板9の製造は、一般に長尺物、即ち長手方向の長さが長いものに対しては不向きである。なぜならば、原料(素材)が前述のごとく、粉末状又はチップ状、或いは繊維状物の植物片を金型70内に投入することが困難であり、少なくとも連続供給には多大の困難を伴う場合が多いからである。
Next, as shown in FIG. 9, the production of the corrugated forming plate 9 by the
そして、金型70は、比較的高価で複雑形状を有し、その製作には多大の労力及び費用を伴う場合が多い。
The
また、金型70の中央部71と端部又は周縁部72との間では、温度差を生じ易く、局部的な加熱温度のバラツキによる製品不良を生じ易い問題点がある。しかも、バッチ式であり、連続生産が困難である。
Further, there is a problem that a temperature difference is likely to occur between the
一方、特許文献2に係る防音ドア9内の吸音材91は、図10に示すごとく、短形体81の表裏面に板状体82を張り合わせた箱状物8の中空部80内において、吸音材93と遮音シート94とを接合して配設することには、相当の困難を伴う場合がある。なぜならば、箱状物8の中空部80は、いわば閉じこめられた空間であり、たとえ接着剤(図示略)を介しても吸音材93や遮音シート94を接合することは不可能に近いからである。
On the other hand, as shown in FIG. 10, the
そこで、本発明は、前記問題点に鑑みてなされたものであり、本発明が解決しようとする課題は、反りや歪みを生じることがなく、比較的簡単な構造で、連続生産が可能なハニカムコアドア及びその製造方法を提供しようとするものである。 Therefore, the present invention has been made in view of the above problems, and the problem to be solved by the present invention is a honeycomb capable of continuous production with a relatively simple structure without causing warpage or distortion. A core door and a method for manufacturing the same are to be provided.
以下に、本発明の内容を実施例において使用する図面の符号を付して具体的に説明する。 The contents of the present invention will be specifically described below with reference to the drawings used in the embodiments.
まず、請求項1に記載された発明が採った手段は、縦桟42と横桟43と中央桟44とを少なくとも有するフラッシュドアであって、前記フラッシュドアの中空部40には従横に補強桟41が配設され、該補強桟41の側面部に接合材3を介在して加熱成形素材からなる屈折板状変形体1が蜂の巣状に配設されてなることを特徴とするハニカムコアドア4を提供するものである。
First, means taken by the invention described in
これにより、反りや歪みを生じることが少なく、比較的簡単な構造で連続生産が可能なハニカムコアドア4及びその製造方法を得ることが出来る。
As a result, it is possible to obtain the
次に、請求項2に記載された発明が採った手段は、加熱成形素材は、熱可塑性樹脂板状成形体、繊維強化熱可塑性樹脂板状成形体、不織布板状成形体、竹材板状加工体、熱可塑性樹脂被膜を両面コートした厚紙・ダンボール板状体のいずれか1種又は1種以上からなることを特徴とするハニカムコアドア4を提供するものである。
Next, the means taken by the invention described in claim 2 is that the thermoforming material is a thermoplastic resin plate-shaped molded body, a fiber-reinforced thermoplastic resin plate-shaped molded body, a non-woven fabric plate-shaped molded body, and a bamboo material plate-shaped processing. The
これにより、加熱ロール2を介在して、断面形状が略湾曲波形状の比較的簡単な構造の屈折板状変形体1を得ることが出来る。
Thereby, the refractive plate-shaped
そして、請求項3に記載された発明が採った手段は、熱可塑性樹脂板状成形体は、ポリエチレン樹脂、ポリプロピレン樹脂、ポリカーボネート樹脂、ポリアミド樹脂、メタクリル樹脂、アクリル樹脂、酢酸ビニル樹脂、スチレン樹脂、フッ素樹脂、塩化ビニル樹脂のいずれか1種又は1種以上からなることを特徴とするハニカムコアドア4を提供するものである。
And, the means taken by the invention described in
これにより、略120℃〜400℃位に加熱された加熱ロール2を介在して、断面形状が略湾曲波形状の比較的簡単な構造の屈折板状変形体1を得ることが出来る。
Thereby, the refractive plate-
また、請求項4に記載された発明が採った手段は、繊維強化は、ガラス繊維、炭素繊維、ポリエステル繊維、アクリル繊維、ポリアミド繊維のいずれか1種又は1種以上によるものであることを特徴とするハニカムコアドア4を提供するものである。
Further, the means taken by the invention described in
これにより、諸機械強度などの物理的及び又は化学的物性に優れた屈折板状変形体1を得ることが出来る。
Thereby, the refractive plate-
そして、請求項5に記載された発明が採った手段は、不織布板状成形体は、ニードルパンチ縫製の乾式布又は抄造成形の湿式布のいずれかであることを特徴とする屈折板状変形体1を提供するものである。
The means taken by the invention described in
これにより、前記諸繊維を識機等を介在することなく、布状ないしシート状の屈折板状変形体1を得ることが出来る。
As a result, the cloth-like or sheet-like refracting plate-like
次に、請求項6に記載された発明が採った手段は、竹材板状加工体は、「もうそうちく」、「うんもんちく」、「くろちく」、「はんちく」、「しばちく」のいずれか1種又はい1種以上であることを特徴とする屈折板状変形体1を得ることが出来る。
Next, the means adopted by the invention described in claim 6 is that the bamboo plate-like processed body is “another sockick”, “unmonchiku”, “kurochiku”, “hanchiku”, “shibachiku” It is possible to obtain a refracting plate-like
これにより、現在では余り積極的に利用されていない竹材のうち、比較的直径の大きなものを有効利用することが出来る。 As a result, it is possible to effectively use a bamboo having a relatively large diameter among bamboo materials that are not actively used at present.
そして、請求項7に記載された発明が採った手段は、接合材は、十字穴付きタッピングネジ、すりわり付きタッピングスクリューくぎ、太鼓びょう、丸頭スクリューくぎ、逆ユー(U)字状ステープル、逆コ字状ステープル、丸頭ステープル、丸頭バーブのいずれか1種又は1種以上を用いていることを特徴とするハニカムコアドア4を提供するものである。
The means of the invention described in
これにより、比較的簡単な手段により、屈折板状変形体1を補強桟41に接合材3を介在して接合することが出来る。
Thereby, the refracting plate-like
一方、請求項8に記載された発明が採った手段は、熱可塑性樹脂板状成形体、繊維強化熱可塑性樹脂板状成形体、不織布板状成形体、竹材板状加工体、厚紙・ダンボール板状体の形成工程と、加熱成形素材を風乾又は水蒸気下で加熱ロール2を介在して屈曲成形する加熱ロール成形工程と、屈曲成形された成形物を整形又は切断する成形物調整工程と、縦桟42と横桟43と中央桟44を凹凸嵌合接続する桟取付け工程と、補強桟41に接合材を介在した屈折板状変形体1をフラッシュドアの中空部の内部に蜂の巣状に配設するドア内組み込み工程とからなるハニカムコアドア4の製造方法を提供するものである。
On the other hand, the means adopted by the invention described in
これにより、比較的簡単な手段により、断面形状が略湾曲波形状の屈折板状変形体1を迅速容易に得ることが出来る。
Thereby, the refracting plate-like
以上説明したごとく、本発明は、請求項1〜請求項8に記載の発明により構成しているものであるから、下記に示すような諸々の効果を奏すものである。
As described above, the present invention is constituted by the inventions described in
まず、請求項1に記載された発明によれば、反りや歪みを生じることが少なく、比較的簡単な構造で連続生産が可能なハニカムコアドア4及びその製造方法を提供することが出来る。
First, according to the first aspect of the present invention, it is possible to provide a
次に、請求項2に記載された発明によれば、加熱ロール2を介在して、断面形状が略湾曲波形状の比較的簡単な構造の屈折板状変形体1を得ることが出来る。
Next, according to the second aspect of the present invention, the refractive plate-like
また、請求項3に記載された発明によれば、略120℃〜400℃位に加熱された加熱ロール2を介在して、断面形状が略湾曲波形状の比較的簡単な構造の屈折板状変形体1を得ることが出来る。
Further, according to the invention described in
そして、請求項4に記載された発明によれば、諸機械強度などの物理的及び又は化学的物性に優れた屈折板状変形体1を得ることが出来る。
According to the invention described in
また、請求項5に記載された発明によれば、前記諸繊維を織機等を介在することなく、布状ないしシート状の屈折板状変形体1を得ることが出来る。
Further, according to the invention described in
一方、請求項6に記載された発明によれば、現在では余り積極的に利用されていない竹材のうち、比較的直径の多きな直径のものを有効利用することが出来る。 On the other hand, according to the invention described in claim 6, among bamboo materials which are not so actively used at present, those having a relatively large diameter can be effectively used.
また、請求項7に記載された発明によれば、比較的簡単な手段により、屈折板状変形体1を補強桟41に接合材3を介在して接合することが出来る。
According to the seventh aspect of the present invention, the refracting plate-like
そして、請求項8にフラッシュドアされた発明によれば、比較的簡単な手段により、断面形状が略湾曲波形状の屈折板状変形体を迅速容易に得ることが出来る。 According to the invention that is flushed to the eighth aspect of the invention, it is possible to quickly and easily obtain a refracting plate-like deformed body having a substantially curved wave shape in cross section by a relatively simple means.
以上のごとく、本発明によれば、反りや歪みを生じることが少なく、比較的簡単な構造で軽量な吸音性、遮音性、断熱性、圧縮強度などの諸物性に優れたハニカムコアドア4及びその製造方法を提供することが出来る。
As described above, according to the present invention, the
本発明の実施の形態について、実施例1及び実施例2、更には、請求項1〜請求項8に記載の発明と対応させながら、図面を参照して、本発明の各種の実施の態様をも具体的に説明する。 With respect to the embodiments of the present invention, various embodiments of the present invention will be described with reference to the drawings while corresponding to the first and second embodiments and further the first to eighth aspects of the present invention. Will also be described in detail.
まず、本発明に係るハニカムコアドア4は、図7に示すごとく、縦桟42と横桟43と中央桟44とを有するフラッシュドアであって、このフラッシュドアの中空部40には、補強桟41の側面部において接合材3を介在して加熱成形素材からなる屈折板状変形体1が蜂の巣状に配設されて構成されている(請求項1、図3、図6参照)。
First, as shown in FIG. 7, the
ここで、図7はハニカムコアドア4の切開正面図、図3及び図6は屈折板状変形体1を蜂の巣状に接合材3を介在して、補強桟41に対して装着する状態を示す正面図である。なお、ここで注目すべきことは、屈折板状変形体1は加熱ロールによって略湾曲波形状に屈曲成形されていることである。これにより、比較的簡単な構造で反りや歪みを生じることがないハニカムコアドア4を桟取付け工程及びドア内組み込み工程などの手段を通じて、容易に構成することが出来ることである。
Here, FIG. 7 is an incision front view of the
ハニカムコアドア4の「ハニカム」とは、原義は、「蜂の巣」の構造体の名称のことであり、また「コア」とは「芯材」のことである。それ故、ハニカムコアドア4は、略湾曲波形状の屈折板状変形体1を蜂の巣状に配設したドアのことである。ハニカム構造体は、一般にはコルゲートコアともいい、略湾曲波形状の木材、クラフト紙、アルミニウ合金、ステンレス鋼、ガラス繊維強プラスチック材などが用いられている。
The “honeycomb” of the
この点、本発明に係るハニカムコアドア4は、加熱成形素材10(図1、図5参照)は、熱可塑性樹脂板状成形体、繊維強化熱可塑性樹脂板状成形体、不織布板状成形体、竹材板状加工体、厚紙・ダンボール板状体のいずれか1種又はい1種以上から構成される(請求項2〜請求項7参照)。
なお、上記厚紙・ダンボール板状体は、単なるクラフト紙からなるハニカム構造のダンボール紙に止まらず、これらの表裏面において、前記熱可塑性樹脂板状成形体を被覆したもの又は繊維強化熱可塑性樹脂板状成形体及び不織布板状成形体とのサンドイッチ構造のものを含むことを特徴としている。
In this respect, the
The cardboard / cardboard plate-like body is not limited to a honeycomb-structured corrugated cardboard made of craft paper, and the front and back surfaces of the cardboard-coated body are coated with the thermoplastic resin plate-shaped body or fiber-reinforced thermoplastic resin plate. It is characterized by including the thing of the sandwich structure with a shape molded object and a nonwoven fabric plate-shaped molded object.
また、略湾曲波形状の加熱成形素材からなる屈折板状変形体1を得るに当たっては、図1及び図5に示すごとく、蜂の巣状を経て、更には整形又は切断及び成形物調整工程を経て形成される。なお、蜂の巣状は、例えば図2にすごとく、断面形状が中央部において凹凸部(201、202)を有する加熱ロール21、22、23、24が用いられる。
Further, in order to obtain the refracting plate-like
これにより、図2の最下段に示すごとく、中央部において、凹凸曲面(101、102)を有する略湾曲波形状の屈折板状変形体1を得ることが出来る。したがって、図3及び図6に示すごとく、補強桟41の側面部に接合材3を介在して、屈折板状変形体1を装着固定することが容易となる。
As a result, as shown in the lowermost stage of FIG. 2, a substantially curved wave-shaped refracting plate-like
なぜならば、屈折板状変形体1が図2最下段に示すごとく、中央部において、凹部102を有する屈折板状変形体1にあっては、接合材3、例えばスクリューネジやステーブルが打設し易く、屈折板状変形体1を補強桟41の側面部において、迅速容易に取付け固定することが出来るからである。
This is because, as shown in the lowermost part of FIG. 2, the refractive plate-like
次に、図3及び図6に示すごとく、上記屈折板状変形体1は側面形態(形状)が連続的な台形又は湾曲凸形状を有する。そのため、図7に示すごとく、屈折板状変形体1を補強桟41の側面部に取付け固定すると、全体形状としては「蜂の巣状」のハニカム構造体を形成することが出来る。
Next, as shown in FIGS. 3 and 6, the refracting plate-like
なお、図7は、前述のごとく、ハニカムコアドア4の切開正面図を示すものであるが、図面を簡略化するため、「蜂の巣状」のハニカム構造体は、その一部のみか例示してある。
FIG. 7 shows a cutaway front view of the
したがって、本発明に係るハニカムコアドア4は、本来、従来よりよく知られた「蜂の巣状」のハニカム構造体のごとく、フラッシュドアの中空部40には従横に多数の補強桟41が配設されているものである。これに伴い「蜂の巣状」のハニカム構造も多数形成され、屈折板状変形体1も従横に多数形成されたものである。
Accordingly, the
次に、本発明に係るハニカムコアドア4の製造方法について説明する。図4及び請求項8においてフラッシュドアされているごとく、熱可塑性樹脂板状成形体、熱可塑性樹脂板状成形体繊維強化、不織布板状成形体、竹材板状加工体、厚紙・ダンボール板状体の形成工程と、加熱成形素材を風乾又は水蒸気下で加熱ロール2を介在して屈曲成形する加熱ロール成形工程と、屈曲成形された成形物(屈折板状変形体の1のこと)を整形又は切断する成形物調整工程と、縦桟42と横桟43と中央桟44を凹凸嵌合接続する桟取付け工程と、補強桟41に接合材を介在した屈折板状変形体1をフラッシュドアの中空部の内部に蜂の巣状に配設するドア内組み込み工程とからなるハニカムコアドア4の製造方法である。
Next, a method for manufacturing the
ここで図4は、ハニカムコアドア4の製造フローシートを示す説明図であり、上記ハニカムコアドア4の製造方法と対応する物である。
Here, FIG. 4 is an explanatory view showing a manufacturing flow sheet of the
まず、注目すべきことは、屈折板状変形体1は、図1、図2、図5に示すごとく、加熱成形素材10を中央部において、凹部202及び凸部201を有する加熱成形素材2を使用することである。これにより、図2の最下段に示すごとく、中央部において、凹部102及び凸部101を有する屈折板状変形体1を得ることが出来る。
First, it should be noted that the refracting plate-like
したがって、図3及び図6に示すごとく、補強桟41の側面部に対して、上記屈折板状変形体1を接合材3を介在して、取付け固定するに当たっては、迅速容易に屈折板状変形体1を補強桟41の側面部に取付け装着することが出来る。これにより、図7に示すごとく、フラッシュドアの中空部40において、蜂の巣状のハニカム構造体を有するハニカムコアドア4を迅速容易に得ることが出来る。
Therefore, as shown in FIGS. 3 and 6, when the above-mentioned refracting plate-like
なぜならば、ハニカム構造体は、圧縮強度が大きく、断熱効果をも有するため、フラッシュドア内における空気中の水分や熱の移動を抑制することが出来る。 This is because the honeycomb structure has a high compressive strength and also has a heat insulating effect, so that movement of moisture and heat in the air in the flash door can be suppressed.
したがって、ハニカムコアドア4において反りや歪みの発生が少なく、比較的簡単な構造でもって、軽量で、吸音効果、遮音効果にも優れたハニカムコアドア4を容易に得ることが出来る。
Therefore, the
ハニカム構造体は、あたかも多数の独立孔を有する「穴明き板」のような形状を有するため、上記のごとく、吸音効果、遮音効果が優れると共に、軽量で断熱効果をも有することになる。 Since the honeycomb structure has a shape like a “perforated plate” having a large number of independent holes, as described above, the honeycomb structure is excellent in sound absorption effect and sound insulation effect, and is lightweight and has a heat insulation effect.
また、屈折板状変形体1は、熱可塑性樹脂板状成形体、繊維強化熱可塑性樹脂板状成形体、不織布板状成形体、熱可塑性樹脂板状成形体を被覆した厚紙・ダンボール板状体によりなるため、120℃〜400℃位の温度で、水蒸気雰囲気下、又は水漬膨潤の状態において、加熱ロール2を介在して屈曲成形される。
Further, the refractive plate-like
一方、竹材板状加工体は、加熱ロール2によって容易に曲げ加工することが出来ると共に、柔軟性を有するものである。 On the other hand, the bamboo plate-like processed body can be easily bent by the heating roll 2 and has flexibility.
そのため、上記のごとく、屈折板状変形体1が熱可塑性樹脂板状成形体、繊維強化熱可塑性樹脂板状成形体、不織布板状成形体、熱可塑性樹脂板状成形体が両面に被覆された厚紙・ダンボール板状体などに、勝るとも劣らぬ加熱成形素材10の一つである。しかも、現在では未利用に近い天然資材として、竹材板状加工体の積極的利用は好ましいものである。
Therefore, as described above, the refractive plate-shaped
以上の説明のごとく、本発明に係るハニカムコアドア4は、反りや歪みを生じることが少なく、断熱性、吸音性、遮音性に優れると共に、比較的簡単な構造で軽量なフラッシュドアから構成される。しかもハニカムコアドア4は、加熱ロール成形工程、整形又は切断、成形物調整工程などの諸手段により、比較的迅速容易に形成出来る。
As described above, the
また、縦桟42、横桟43、中央桟44は、蟻掛け凹凸嵌合や鎌掛け凹凸嵌合の採用により、強固で強靱やなハニカム構造のフラッシュドアからなるハニカムコアドア4を、比較的簡単な手段である凹凸嵌合接続、桟取付け工程、ドア内組み込み工程などの連続生産にも適した製造方法によりハニカムコアドア4を容易に得ることが出来る。
Further, the
これは屈折板状変形体1が熱可塑性樹脂板状成形体、繊維強化熱可塑性樹脂板状成形体、不織布板状成形体などの加熱すると容易に塑性変形を起こし、冷却すると可塑的に硬化する加熱成形素材10からなる屈折板状変形体1の性質を巧みに利用することによって、特許文献1や特許文献2に開示されたごときハニカム構造体よりも迅速容易に屈曲成形することが可能な屈折板状変形体1の蜂の巣状コアを有するハニカムコアドア4を得ることが出来るのである。
This is because the refractive plate-shaped
以下、本発明において好ましい実施例1及び実施例2について、図面を用いて具体的に説明する。
Hereinafter,
本発明に係るハニカムコアドア4は、図1〜図4に示すごとく、下記に示すような製造方法によって、比較的容易な手段によって得られるものである。
As shown in FIGS. 1 to 4, the
まず、図1に示すごとく、加熱成形素材10は引出し整形用の加熱ロール21によって予備加熱され、一旦平滑に整形加工される。均一の厚さの加熱ロール10を得るためである。
First, as shown in FIG. 1, the
次に、加熱ロール10は送りロール22、23によって、屈曲成形用の加熱ロール24、25に搬送される。この加熱ロール24、25は、その一部が示されているが、全体としては、加熱ロール25の次には、加熱ロール24の水平位置に、更に屈曲成形用の加熱ロール(図示略)が配設されている。そして、強制冷却されて、図2及び図3に示すごとく、断面形状が湾曲状の凸部101及び凹部102を有すると共に、側面形状が略湾曲台形状の屈折板状変形体1が得られる。ここで最も注目すべきことは、加熱ロール10が屈曲成形されると一時的に加熱ロール24、25は回転を停止し、その間に強制冷却により50℃以下に屈折板状変形体1が冷却され、冷却された所定形状の成形物を加熱ロールの横方向にアームを介して押し出す。これにより、略湾曲台形状に屈曲成形された成形物が得られることである。
Next, the
これは、熱可塑性樹脂が略150℃〜400℃に加熱すると塑性変形し、略100℃〜0℃近くまで急冷することにより、そのままの形状で硬化成形される性質を利用したものである。つまり、押出成形や射出成形においても利用されている原理を、加熱と冷却との間欠的なロール成形にも応用するものである。 This utilizes the property that the thermoplastic resin is plastically deformed when heated to approximately 150 ° C. to 400 ° C., and is rapidly molded to approximately 100 ° C. to 0 ° C. to be cured and molded as it is. That is, the principle utilized also in extrusion molding and injection molding is applied also to intermittent roll forming of heating and cooling.
上記加熱ロール21〜25は、いずれも回動回転軸20を有し、特に加熱ロール25は下方において、強制冷却用の0℃〜5℃位の強風吹出しノズル26を有する。これにより、加熱成形素材10は、50℃以下まで急冷されて、側面形状が略湾曲台形状の屈曲成形体としての屈折板状変形体1(図2の最下段図及び図3の103、104参照)を得ることが出来る。
Each of the heating rolls 21 to 25 has a rotating
そして、上記加熱ロール24、25は、図2の上段図及び中段図に示すごとく、断面形状が中央部において、凹部201及び凸部202を有する。なお、加熱ロール24、25は、両端部において平滑部203を有する。加熱ロール10の加熱ロール成形時に生じた、いわゆる「耳」と称する余尺物の加圧成形及び「送り出し」又は「引き出し」のためである。
And the said heating rolls 24 and 25 have the recessed
このようにして、断面形状が、図2の下段図に示すごとく、凹部102及び凸部を有する湾曲状の屈曲成形体としての屈折板状変形体1を得ることが出来る。また、側面形状は、図3に示すごとく、連続した略台形状の屈折板状変形体1を呈し、全体として略湾曲波形状の屈曲成形物の形状を有する。
In this way, as shown in the lower diagram of FIG. 2, the refractive plate-like
次に、上記略湾曲波形状の屈曲成形物としての屈折板状変形体1は、補強桟41の側面部において、ボトル31とナット32の接合材3によって間欠的に接続固定される。なお、接合材3は、ボルト31やナット32に代えて、各種形状のタッピングネジ6やステープル61に代えることが出来る(図6参照)。なお、上記補強桟の側面部には、屈折板状変形体1が当接する部分に位置安定用の凹部を形成することが好ましい。
Next, the refracting plate-like
そして、前記屈折板状変形体1は、請求項3〜請求項5に例示の各種の加熱ロール10により構成する。また、補強桟41は、縦桟42、横桟43、中央桟44と共に、各種木材、例えば針葉樹木材、広葉樹木材、集成材、ランバー特殊合板などにより構成する。また、前記屈折板状変形体1は、全体形状として略湾曲波形状の屈曲成形物である。
And the said refractive plate-shaped
また、屈折板状変形体1は、全体形状として、蜂の巣状に接合材3を介在して補強桟41の側面部に取付け固着される。このようにして、略湾曲波形状の屈曲成形物としての屈折板状変形体1は、補強桟41の側面部に接合材3を介在して、全体形状として蜂の巣状に配設され、フラッシュドアの中空部40内において、ハニカム構造体を形成する。
Further, the refracting plate-like
その結果、フラッシュドアとしてのハニカムコアドア4を製造することが出来る(図7参照)。ハニカムコアドア4の製造方法は、図4に示すごとく、(1)加熱成形素材10の形成工程である「原料調整工程」と、この加熱成形素材10を全体形状として略湾曲波形状に屈曲成形された屈折板状変形体1を得る(2)「加熱ロール成形工程」と、(3)屈曲成形を所定の長さや形状に整形又は切断する「成形物調整工程」と、図3に示すごとき「桟取付け工程」と、ハニカムコアドア4の最終工程である「ドア内組み込み工程」(図7参照)とよりなる。
As a result, the
これにより、反りや歪みを生じることが少なく、比較的簡単な構造で連続生産が可能なハニカムコアドア4及びその製造方法を提供することが出来る。
As a result, it is possible to provide a
また、本例によれば、軽量なフラッシュドアとしての比較的簡単な構造で、圧縮強度、吸音性、遮音性、断熱性に優れたハニカムコアドア4(図7参照)を迅速容易に得ることが出来る。そして、加熱成形素材10として竹材板状加工体を使用する態様においては、断面形状が凹凸湾曲物(図2の最下段参照)を容易に得ることが出来る。
Moreover, according to this example, the honeycomb core door 4 (see FIG. 7) having a relatively simple structure as a lightweight flash door and excellent in compressive strength, sound absorption, sound insulation, and heat insulation can be obtained quickly and easily. I can do it. And in the aspect which uses a bamboo board-shaped processed object as the thermoforming
「もうそうちく」や「しばちく」のごとく、直径が比較的大きな竹材を4〜5等分に分割すれば、図3の最下段図に示すごとく、凹部102及び凸部101を有する断面形状が湾曲形状の屈折板状変形体1を得ることが容易だからである。
If a bamboo material having a relatively large diameter is divided into 4 to 5 equal parts, as in “Motosokuchi” and “Shibachiku”, a cross section having a
本例は、図5〜図7に示すごとく、側面形状が実施例1における略湾曲台形状の屈折板状変形体1に代えて、連続エス字状の略湾曲波形状を呈する屈折板状変形体1からなるハニカムコアドア4及びその製造方法を提供するものである。
In this example, as shown in FIG. 5 to FIG. 7, the side surface shape replaces the substantially curved trapezoidal refracting plate-
屈折板状変形体1は、図5に示すごとく、トンネル長方体形状の加熱ロール室5を用いて屈曲成形するものである。加熱ロール室5内には、多数の連続生産用の加熱ロール51を有する。この加熱ロール51は、中央部に回動回転軸50を有し、前半は水蒸気雰囲気下であり、後半はエアーカーテン52を境界として強制冷却用の強風雰囲気下にある。
As shown in FIG. 5, the refracting plate-like
そして、屈折板状変形体1は、図6に示すごとく、補強桟41の側面部において、接合材6としてのタッピングネジ62及び又はコ字状のステープル62を介在して、取付け固定される。そして、このように構成された屈折板状変形体1は、図7に示すごとく、桟取付け工程及びドア内組み込み工程において、縦桟42と横桟43と中央桟44とを少なくとも有するフラッシュドアの中空部40内において、ハニカム構造体として、蜂の巣状に配設される。その他の構成は、実施例1と同様にした。
Then, as shown in FIG. 6, the refractive plate-like
これにより、図7に示すごとく、連続した略湾曲波形状の屈折板状変形体1が従横に多数配設されたハニカムコアドア4を得ることが出来る。このハニカムコアドア4は、実施例1により得られたフラッシュドアと同様に軽量で比較的簡単な構造でありながら、圧縮強度、吸音性、遮音性、断面性などに優れた反りや歪みを生じることが少ないハニカムコアドア4を比較的迅速容易に得ることが出来る。
As a result, as shown in FIG. 7, a
したがって、本例によれば、竹材板状加工体や熱可塑性樹を両面被覆した厚紙・ダンボール板状体などのごとく、比較的に多くの独立気泡を有する多孔体からなる水分(湿分)の吸収能を有する加熱成形素材10を使用することにより、水蒸気雰囲気下で水漬膨潤状態の加熱成形素材10を連続生産が可能である。そして、比較的簡単な構造によるハニカム構造体としてのハニカムコアドア4を、比較的迅速容易に得ることが出来る。
Therefore, according to this example, moisture (moisture) composed of a porous body having a relatively large number of closed cells, such as a bamboo board-like processed body or a cardboard / cardboard board-like body coated on both sides of a thermoplastic tree. By using the
以上、実施例1及び実施例2に基づいて本発明を具体的に説明したが、これらの実施例に限定されるものではなく、本質を逸脱しない限り、更に種々の改良や変形が可能である。 The present invention has been specifically described above based on the first and second embodiments. However, the present invention is not limited to these embodiments, and various improvements and modifications can be made without departing from the essence. .
1……………屈折板状変形体、4……………ハニカムコアドア、43……………横桟
2……………加熱ロール、41…………補強桟、44……………中央桟
3……………接合材、42…………縦桟、5………………加熱ロール室
1 ......... Refractive plate-like deformed body, 4 ............... Honeycomb core door, 43 ............... Horizontal beam 2 ............... Heating roll, 41 ......... Reinforcing beam, 44 ... ………
Claims (8)
前記フラッシュドアの中空部には従横に補強桟が配設され、該補強桟の側面部に接合材を介在して加熱形成素材からなる屈曲板状変形体が蜂の巣状に配設されてなることを特徴とするハニカムコアドア。 A flush door having at least a vertical beam, a horizontal beam, and a central beam,
In the hollow portion of the flash door, a reinforcing bar is arranged laterally, and a bent plate-like deformed body made of a heat forming material is arranged in a honeycomb shape on the side surface of the reinforcing bar with a bonding material interposed therebetween. Honeycomb core door characterized by that.
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---|---|---|---|---|
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US7744143B2 (en) | 2007-01-10 | 2010-06-29 | Federal Mogul Powertrain | Nonwoven panel and method of construction thereof |
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2003
- 2003-08-12 JP JP2003292115A patent/JP2005061045A/en active Pending
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