JP2005055290A - 測定条件確認機能を備えた分析装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】 測定開始前に設定条件の確認を容易にできるようにする。
【解決手段】 測定条件保持部8に分析部2の動作を規定する測定条件を変更可能に保持しておき、確認項目保持部10には表示させる確認項目を変更可能に保持しておく。表示制御部12は測定開始前に、確認項目保持部10に保持されている項目に該当する測定条件を測定条件保持部8から読み出して表示装置4に表示させる。操作者が表示された測定条件が正しいことを確認した後に測定動作が開始される。
【選択図】 図1
【解決手段】 測定条件保持部8に分析部2の動作を規定する測定条件を変更可能に保持しておき、確認項目保持部10には表示させる確認項目を変更可能に保持しておく。表示制御部12は測定開始前に、確認項目保持部10に保持されている項目に該当する測定条件を測定条件保持部8から読み出して表示装置4に表示させる。操作者が表示された測定条件が正しいことを確認した後に測定動作が開始される。
【選択図】 図1
Description
本発明は分光光度計、液体クロマトグラフ、ガスクロマトグラフ、電気泳動装置、質量分析装置などの分析装置全般に関し、特に測定条件を設定して分析を行なう分析装置に関するものである。
分析装置を使った分析測定では、測定前に種々の測定条件を設定する必要がある。設定される測定条件の数は複数であることが普通であり、かなり多数にのぼることもある。測定条件は1つでも設定を誤ると正しい測定結果を得ることができないので、誤った測定条件で測定をしてしまうと、再度測定条件を設定しなおして測定をやり直さなければならない。そのため膨大な時間が無駄となる。
そのような測定条件の設定誤りをなくす1つの方法として、測定条件を入力する際、測定条件の全ての項目を入力画面に表示するのではなく、ユーザにとって必要な項目のみを選択して表示できるようにすることにより、ユーザにとって操作性と利便性を高めたものが提案されている(特許文献1参照。)。
しかしながら、その提案されている方法は測定条件を入力する場面において入力を容易にすることはできるものの、その入力設定した測定条件が正しいかどうかを測定開始前に確認することはできない。
そこで、今1つの対策は、測定開始前に、設定された測定条件を表示し、操作者が確認できるようにすることが考えられる。しかし、その場合、表示される画面は予め定められた項目であり、誤りかどうかを確認できる項目はそれぞれの装置により定められたものに固定されていると考えられる。
特開2002−228611号公報
測定開始前に設定条件を表示して確認するようにした装置では、確認する項目が多くて見難く、確認に時間がかかるし、また項目が多いことによって見間違えたりする虞がある。もし確認用の画面に表示する項目を予め少なく設定しておくとすれば、今度は必要な項目が表示されずに設定誤りがそのまま見過ごされてしまう虞が出てくる。
そこで、本発明は測定開始前に設定条件の確認をできるようにするとともに、その確認作業を容易にすることを目的とするものである。
そこで、本発明は測定開始前に設定条件の確認をできるようにするとともに、その確認作業を容易にすることを目的とするものである。
測定条件の設定とその入力の誤りについて検討した結果、設定誤りが起こる項目は、分析の種類に依存していることが分かった。その結果、分析の種類によって、あるいはユーザによって個別に確認画面への表示項目を選択できるようにすることにより、確認画面を見やすくし、設定誤りを見過ごさないようにすることができるとの知見を得た。
すなわち、本発明の分析装置は、図1に示されるように、試料の分析を行なう分析部2と、表示装置4と、分析部2による分析動作を制御するとともに表示装置4による表示を制御する分析制御部6とを備えたものであり、分析制御部6は分析部2の動作を規定する測定条件を変更可能に保持している測定条件保持部8と、表示させる確認項目を変更可能に保持している確認項目保持部10と、確認項目保持部10に保持されている項目に該当する測定条件を測定条件保持部8から読み出して表示装置4に表示させる表示制御部12とを備えている。14は測定条件保持部8に設定する条件を入力したり変更したり、また確認項目保持部10に測定開始前に確認するための項目を設定したり変更したりするための入力装置である。
表示制御部12は測定開始前に分析部2から出力される信号に伴って確認項目保持部10に保持されている項目に該当する測定条件を測定条件保持部8から読み出して表示装置4に表示させるものであることが好ましい。
分析制御部6は確認項目保持部10に保持されている項目に該当する測定条件を表示装置4に表示させた後、測定開始の入力を待って分析部2の測定動作を開始させるものであることが好ましい。
分析制御部6は確認項目保持部10に保持されている項目に該当する測定条件を表示装置4に表示させた後、測定開始の入力を待って分析部2の測定動作を開始させるものであることが好ましい。
本発明では確認項目保持部10にユーザが測定直前に確認したい項目のみを選択して設定しておけば、表示装置4の確認画面にはその設定した項目のみが表示されるので、設定した測定条件の誤りを容易に見つけることができ、誤った測定条件で測定を行なう誤りを防ぐことができる。
またその結果、設定した測定条件の確認に長い時間を要することがなくなるので、分析測定における操作者の負担が軽減される。
またその結果、設定した測定条件の確認に長い時間を要することがなくなるので、分析測定における操作者の負担が軽減される。
表示装置における確認画面の表示は、常時表示する必要はなく、分析部2から出力される信号に伴って表示装置4に表示を行なうようにすれば、この確認のための表示により表示装置4が占有される時間が測定開始前に限定され、表示装置4における他の用途のための表示に支障を及ぼさなくなる。
表示装置4に確認項目を表示させた後、操作者が測定開始を入力するのを待って分析部2の測定を開始させるようにすれば、誤った設定条件で測定動作が開始されるのをより有効に防ぐことができる。
表示装置4に確認項目を表示させた後、操作者が測定開始を入力するのを待って分析部2の測定を開始させるようにすれば、誤った設定条件で測定動作が開始されるのをより有効に防ぐことができる。
図1は本発明を概略的に表わしたものであるが、分析部2としては分光光度計をはじめ、種々の分析装置の分析部が該当する。分析制御部6はそれらの分析装置に備えられた制御装置であることもあるし、又はパーソナルコンピュータなどの外部コンピュータであることもあり、分析部2の動作を制御したり分析部2の測定結果を取り込んで処理するものである。入力装置14はキーボードやパネルスイッチなどであり、動作の開始を指示するほか、分析制御部6に測定条件を設定したり変更したり、また確認項目を設定したり変更したりするためのものである。
表示装置4は液晶表示装置やCRT(陰極線管)などであり、分析装置に備え付けられたものやパーソナルコンピュータに接続された表示装置である。表示装置4は分析制御部6により制御され、設定された測定条件を全て表示したり、測定開始前に確認項目として設定されたものだけを確認のため表示したり、分析部が得た測定データを表示したりする。表示装置4の表示内容は、分析制御部6からの指令により適宜切り替えて表示される。
測定条件の一例を示すと、例えば分光光度計で積分球を用いた反射測定を行なう場合、測定条件として全反射と拡散反射を切り替えて測定が行なわれるが、その全反射と拡散反射の設定条件を間違えることがよく起こる。そのため、測定直前に全反射と拡散反射の条件設定の確認画面だけでも表示されれば、そのような誤りを簡単に見つけることができる。
次に、この実施例の動作について図2から図4を参照して説明する。
図2のフローチャートにおいて、分析装置を起動し、測定条件を設定する。ここまでは通常これまでの分析装置についても共通して行なっている動作であり、その機能はすでに備わっているものである。この実施例においては、次に「条件事前確認画面」が表示される。操作者はその画面で測定開始前に確認をしたい条件を選択する。その「条件事前確認画面」は、例えば図3に示されるようなものであり、選択する条件にカーソルでチェックマークを付けることによって操作者が確認しようとする項目が選択される。
図2のフローチャートにおいて、分析装置を起動し、測定条件を設定する。ここまでは通常これまでの分析装置についても共通して行なっている動作であり、その機能はすでに備わっているものである。この実施例においては、次に「条件事前確認画面」が表示される。操作者はその画面で測定開始前に確認をしたい条件を選択する。その「条件事前確認画面」は、例えば図3に示されるようなものであり、選択する条件にカーソルでチェックマークを付けることによって操作者が確認しようとする項目が選択される。
次に、操作者が「測定」のボタンを押すと、先に「条件事前確認画面」で選択された項目に該当する測定条件を確認するための「確認画面」が表示される。「確認画面」は、例えば図4に示されるようなものであり、設定された分析条件のみが、例えば適当な表現で表示され、それが正しいかどうかを操作者が確認する画面である。
そこで、もし、誤りがあれば「No」のボタンを押すことによって測定条件の設定のステップに戻り、測定条件を修正する。「条件事前確認画面」は先に選択された項目が保持されているので、変更がなければ「測定」ボタンを押すことによって再度図4の「確認画面」が表示される。
「確認画面」で測定条件の設定が正しいことを確認し、操作者が「Yes」のボタンを押すことによって、分析部2が測定動作を開始する。
「確認画面」で測定条件の設定が正しいことを確認し、操作者が「Yes」のボタンを押すことによって、分析部2が測定動作を開始する。
本発明は、分光光度計をはじめ、種々の分析装置において設定した測定条件を確認するために利用することができる。
2 分析部
4 表示装置
6 分析制御部
8 測定条件保持部
10 確認項目保持部
12 表示制御部
14 入力装置
4 表示装置
6 分析制御部
8 測定条件保持部
10 確認項目保持部
12 表示制御部
14 入力装置
Claims (3)
- 試料の分析を行なう分析部と、
表示装置と、
前記分析部による分析動作を制御するとともに前記表示装置による表示を制御する分析制御部とを備え、
前記分析制御部は前記分析部の動作を規定する測定条件を変更可能に保持している測定条件保持部と、表示させる確認項目を変更可能に保持している確認項目保持部と、前記確認項目保持部に保持されている項目に該当する測定条件を前記測定条件保持部から読み出して前記表示装置に表示させる表示制御部とを備えている分析装置。 - 前記表示制御部は測定開始前に前記分析部から出力される信号に伴って前記確認項目保持部に保持されている項目に該当する測定条件を前記測定条件保持部から読み出して前記表示装置に表示させる請求項1に記載の分析装置。
- 前記分析制御部は前記確認項目保持部に保持されている項目に該当する測定条件を前記表示装置に表示させた後、測定開始の入力を待って分析部の測定動作を開始させる請求項1又は2に記載の分析装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003286181A JP2005055290A (ja) | 2003-08-04 | 2003-08-04 | 測定条件確認機能を備えた分析装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2003286181A JP2005055290A (ja) | 2003-08-04 | 2003-08-04 | 測定条件確認機能を備えた分析装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2005055290A true JP2005055290A (ja) | 2005-03-03 |
Family
ID=34365570
Family Applications (1)
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JP2003286181A Pending JP2005055290A (ja) | 2003-08-04 | 2003-08-04 | 測定条件確認機能を備えた分析装置 |
Country Status (1)
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---|---|
JP (1) | JP2005055290A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2021166471A1 (ja) * | 2020-02-20 | 2021-08-26 | テルモ株式会社 | 成分測定装置、成分測定装置セット及び情報処理方法 |
-
2003
- 2003-08-04 JP JP2003286181A patent/JP2005055290A/ja active Pending
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