JP2005053183A - テープ印刷装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 ネットワーク接続時の印刷抜けを防止して使用性を向上できるテープ印刷装置を提供する。
【解決手段】 ネットワーク接続により受信した印刷データに基づいて文字列をテープに印刷するテープ印刷装置1において、印刷データを格納するバッファメモリを備え、印刷エラーの検知により印刷が停止した際にバッファメモリに記憶された印刷データを保持するとともに、印刷エラーの解除による印刷の再開時にバッファメモリに記憶された印刷データを呼び出して印刷を行う再印刷制御手段を備えた。
【選択図】 図4

Description

本発明は、テープを収納したカセットを装着してテープに文字や図形を印刷するテープ印刷装置に関する。
従来のテープ印刷装置は特許文献1に開示されている。このテープ印刷装置はテープを収納するカセットが装着され、テープ印刷装置とパーソナルコンピュータとがネットワークを介さずに直接接続したローカル接続になっている。テープ印刷装置には印刷データを一時記憶するバッファメモリが設けられる。
バッファメモリの容量を最小限にするためパーソナルコンピュータとテープ印刷装置とのデータの送受信は1頁の印刷毎に行われる。パーソナルコンピュータによって編集された文字や図形の1頁分の印刷データは印刷の指示によりバッファメモリへ格納される。テープ印刷装置はバッファメモリから印刷データを取り出して順にテープに印刷が行われる。
印刷途中にテープの終了等の印刷エラーが発生すると印刷が停止する。テープ印刷装置からパーソナルコンピュータには印刷エラーの発生したことを通知するエラー信号が送信される。カセットの交換等により印刷エラーを解除した後にパーソナルコンピュータから所定のキー操作を行うと、パーソナルコンピュータにインストールされたテープ印刷装置のドライバプログラムによりエラーが発生した頁の印刷データが再送信される。これにより、中止された頁の印刷が再度行われる。その結果、印刷エラーが発生しても印刷抜けの発生することなく複数頁の印刷を行うことができるようになっている。
特開平7−214828号公報(第2頁−第8頁、第8図)
しかしながら、上記従来のテープ印刷装置によると、パーソナルコンピュータとネットワーク接続した際に印刷エラーが発生すると印刷抜けが発生する。即ち、テープ印刷装置はネットワークにプリントサーバーを介して接続される。ネットワークにはレーザープリンタ等の通常のプリンタが接続されており、通常のプリントサーバーは通常のプリンタに対応した機能のみを備えたものが使用されている。
この状態で1頁分の印刷データのバッファメモリしか持たないテープ印刷装置をネットワークに接続すると、1頁の印刷毎に次の頁の印刷データの送受信が行われる。この時に1頁の印刷中にテープ終了等のエラー信号がテープ印刷装置から送信されてもパーソナルコンピュータはエラーか否かを判別できない。
このため、エラーの解除によりテープ印刷装置が通常動作に戻った後、パーソナルコンピュータはエラーが発生した頁の次の頁の印刷データをテープ印刷装置に送信する。従って、複数頁の印刷時に印刷エラーが発生すると印刷抜けが発生し、脱落した頁を再度印刷指示する必要がありテープ印刷装置の使用性が悪い問題があった。
本発明は、ネットワーク接続時の印刷抜けを防止して使用性を向上できるテープ印刷装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために請求項1にかかる発明は、ネットワーク接続により受信した印刷データに基づいて文字列をテープに印刷するテープ印刷装置において、印刷データを格納するバッファメモリを備え、印刷エラーの検知により印刷が停止した際に前記バッファメモリに記憶された印刷データを保持するとともに、印刷エラーの解除による印刷の再開時に前記バッファメモリに記憶された印刷データを呼出して印刷を行う再印刷制御手段を備えたことを特徴としている。
この構成によると、プリントサーバを介してネットワーク接続されるテープ印刷装置は、プリントサーバから受信した1頁分の印刷データをバッファメモリに格納する。印刷コマンドの受信によってバッファメモリから印刷データを取り出して印刷が行われる。印刷中に印刷エラーが発生すると印刷が中止される。印刷エラーが解除されると再印刷制御手段によってバッファメモリから中止した頁の印刷データを呼出して印刷を行い、次の頁の印刷データをプリントサーバから受信して順次印刷を行う。
印刷エラーはテープの終了時(請求項2)、開閉カバーの開放時(請求項3)、或いはテープの種類が異なるとき(請求項5)に発生し、テープの交換や開閉カバーの閉鎖によって印刷エラーが解除される。
また請求項4にかかる発明は、上記構成のテープ印刷装置において、前記開閉カバーの開閉状態を検出するカバー検出手段と、装置本体に装着されたテープの種類を検出するテープ種類検出手段とを備え、
前記再印刷制御手段は、前記テープ種類検出手段によって検出されたテープの種類が印刷データに適合しているか否かを判別する判別手段と、前記カバー検出手段により前記開閉カバーの閉鎖を検出するとともに前記判別手段により装着されたテープの種類が印刷データに適合していると判別することにより印刷エラーの解除を検知して再印刷を開始する開始手段とを有することを特徴としている。
この構成によると、印刷エラーの解除後に開閉カバーが閉じられ、テープの種類が印刷データに適合していることを検出すると、開始手段により印刷が開始される。
また請求項6にかかる発明は、上記構成のテープ印刷装置において前記再印刷制御手段はテープ種類検出手段により検出されたテープ幅に応じて文字の大きさを拡大または縮小するサイズ変更手段を有することを特徴としている。この構成によると、再印刷時にテープの幅が異なると文字の大きさの拡大や縮小を行って印刷が行われる。
また請求項7にかかる発明は、上記構成のテープ印刷装置において、ネットワーク接続とローカル接続とを判別し、ローカル接続時に前記印刷エラーを検知した際に前記バッファメモリ内の中止した頁の印刷データを取り出して印刷する再印刷モードに移行しないことを特徴としている。この構成によると、ローカル接続時にエラー信号を送信することによって、パーソナルコンピュータから中止された頁の印刷データが再度送信され、印刷が行われる。
請求項1にかかる発明によると、印刷エラーの解除による印刷の再開時にバッファメモリに記憶された印刷データを呼出して印刷を行うので、ネットワーク接続時の印刷抜けを防止して使用性を向上することができる。
また請求項2にかかる発明によると、テープの終了時に印刷エラーが発生し、テープの交換により印刷エラーを解除して印刷が再開されるので、印刷途中でテープが終了することによる印刷抜けを防止することができる。
また請求項3にかかる発明によると、開閉カバーの開放時に印刷エラーが発生し、開閉カバーの閉鎖により印刷エラーを解除して印刷が再開されるので、開閉カバーが開いていることによる印刷抜けを防止することができる。
また請求項4にかかる発明によると、印刷エラーの解除後に開閉カバーが閉じられ、テープの種類が印刷データに適合していることを検出すると、パーソナルコンピュータからの指示がなくても開始手段により再印刷が開始され、使用性を向上することができる。
また請求項5にかかる発明によると、装着されたテープの種類が印刷データにより指示されたテープの種類と異なるときに印刷エラーが発生し、テープの交換により印刷エラーを解除して印刷が再開されるので、テープ種類が異なった場合の印刷抜けを防止することができる。
また請求項6にかかる発明によると、再印刷時に装着されたテープ幅に基づいて文字の大きさの拡大や縮小を行うので、指定された幅のテープが無かった場合でも印刷して利便性を向上することができる。
また請求項7にかかる発明によると、ローカル接続時に印刷エラーを検知した際に再印刷モードに移行しないので、ローカル接続時の双方向通信によりエラー発生時の印刷データをパーソナルコンピュータから再度受信して印刷抜けを回避できる。
以下に本発明の実施形態を図面を参照して説明する。図1は一実施形態のテープ印刷装置を示す斜視図である。テープ印刷装置1の上面にはカセット(不図示)の着脱時に開閉する開閉カバー8が設けられている。カセットには印字を行うテープとともにインクリボンが収納されている。開閉カバー8の側部には開閉カバー8を開くオープンスイッチ4が配されている。
テープ印刷装置1の前面にはテープが排出される開口部9が設けられている。開口部9の側部には電源スイッチ5及び切断スイッチ6から成る操作部7が配されている。電源スイッチ5はテープ印刷装置1の装置本体の電源のオンオフを行う。切断スイッチ6は開口部9から排出されるテープを手動で切断する。
図2はテープ印刷装置1をネットワーク接続した構成を示すブロック図である。テープ印刷装置1はプリントサーバー11を介してネットワーク10に接続される。ネットワーク10にはホストコンピュータ14や、ハブ12を介してパーソナルコンピュータ13が接続されている。ハブ12を介して複数のパーソナルコンピュータ13を接続することもできる。
パーソナルコンピュータ13には印刷データを入力するエディタがインストールされており、エディタの指示によってテープ印刷装置1による印刷が行われる。これによりテープ印刷システムが構成されている。また、図3に示すように、テープ印刷装置1とパーソナルコンピュータ13とをネットワークを介さずに通信ケーブル15により直接接続したローカル接続にしてもよい。
テープ印刷装置1は各部を制御する制御部21を有している。制御部21には、操作部7、駆動部23、印字ヘッド24、通信部25、記憶部26、カバー検出部(カバー検出手段)27、テープ種類検出部(テープ種類検出手段)29、テープエンド検出部30が接続されている。
駆動部23は一または複数のモータを有し、ローラー(不図示)の回転によるテープ送り、カセット着脱時のローラーの移動、テープを切断するカッター(不図示)の駆動を行う。印字ヘッド24はテープ幅方向に配列された複数の発熱素子を有し、発熱素子の発熱によってインクリボンのインクをテープに融着する。通信部25は印刷データ等の受信を行う受信部と、印刷結果やカセットの装着状態等の信号を送信する送信部とから成っており、プリントサーバー11との通信を行う。
記憶部26はROMやRAM等から成り、動作プログラムや設定条件を格納するとともに1頁分の印刷データを一時記憶するバッファメモリを有している。カバー検出部27は開閉カバー8(図1参照)の開閉状態を検知する。テープ種類検出部29は装着されたカセットのテープの種類を検出してテープ幅等を判別する。テープエンド検出部30はテープの終了端に設けられたパターンを認識してテープが終了したか否かを検出する。
上記構成のテープ印刷装置1の動作を図4〜図7のフローチャートを参照して説明する。テープ印刷装置1の電源スイッチ5により電源オンの操作が行われると、図4のメインプログラムが起動する。メインプログラムの起動によってステップ#11で図5に示す初期化処理が呼び出される。
本実施形態のテープ印刷装置1はネットワーク接続時に印刷エラーが発生した際に中止した頁の再印刷を行うことができる。この時、テープの幅が指定された幅と異なる場合に文字サイズの可変等を行って印刷を行うように条件を設定することができる。初期化処理のステップ#31では再印刷時のテープ幅が異なる場合の条件設定があったか否かが判断される。
条件設定がない場合はステップ#35に移行する。ステップ#35ではテープ幅が指定された幅と一致する場合にのみ印刷を行い、異なる場合は印刷を中止してエラーになるように設定される。条件設定があった場合はステップ#32で文字サイズの拡大縮小が指示されたか否かが判断される。拡大縮小が指示された場合はステップ#33で「拡大/縮小」の条件が設定される。「拡大/縮小」の条件はテープ幅が広い場合は文字を拡大して印刷し、テープ幅が狭い場合は文字を縮小して印刷する。
拡大縮小しない場合はステップ#34に移行して「そのまま/スプリット」の条件が設定される。「そのまま/スプリット」の条件は、テープ幅が広い場合は指示された文字サイズのままで印刷し、テープ幅が狭い場合は幅方向に複数頁に分割して印刷するスプリット印刷を行う。
ステップ#36ではネットワーク接続により印刷エラー時に中止した頁の再印刷を行う再印刷モードに移行できることを示す再印刷指令フラグF1が初期化される。ステップ#37では再印刷モードの状態を示す再印刷モードフラグF3が初期化される。ステップ#38では再印刷が行われた回数を示す再印刷回数nが初期化される。
ステップ#39では印刷エラーの発生により何回まで再印刷を試行するかを示す最大再印刷回数が設定され、メインプログラムに戻る。最大再印刷回数は既定値で1が設定されており、ユーザー操作により変更可能になっている。また、最大再印刷回数に0を指定すると再印刷モードに移行しないように設定できる。これにより、ユーザーの使用状況に応じた条件を設定することができるようになっている。
ステップ#12では図6に示すカバー確認処理が呼び出される。カバー確認処理のステップ#41ではカバー検出部27の検出によって開閉カバー8が開いているか否かが判断される。開閉カバー8が開いている場合はステップ#56で開閉カバー8が開いていることを示すLEDを点灯し、開放状態を報知する。ステップ#57では開閉カバー8が開いていることを示すカバー開フラグF4に1が代入され、メインプログラムに戻る。これにより、開閉カバー8が開いている間はカバー開フラグF4が1になっている。
開閉カバー8が閉じられているとステップ#42に移行する。ステップ#42では再印刷を行った回数を示す再印刷回数nが最大再印刷回数(ここでは1)よりも小さいか否かが判断される。再印刷回数nが最大再印刷回数以上の場合はステップ#51に移行する。ステップ#51〜#54については後述する。
再印刷回数nが最大再印刷回数よりも小さい場合はステップ#43に移行する。ステップ#43では再印刷モードフラグF3の値により再印刷モードであるか否かが判断される。再印刷モードでない場合(F3=0)はステップ#48に移行し、カバー開フラグF4に閉鎖状態を示す0を代入してメインプログラムに戻る。再印刷モードの場合(F3=1)はステップ#44に移行する。ステップ#44〜#47については後述する。
メインプログラムのステップ#13では再印刷モードフラグF3の値により再印刷モードか否かが判断される。再印刷モードでない場合(F3=0)はステップ#14に移行してデータの受信動作が行われる。ステップ#15では受信したデータが印刷データか否かが判断される。印刷データの場合はステップ#16でバッファメモリに印刷データが格納される。
ステップ#17では受信したコマンドによってテープ印刷装置1がネットワーク接続されているか否かが判断される。ネットワーク接続の場合は印刷エラー時の再印刷を行えるようにステップ#18で再印刷指令フラグF1に1が代入される。ステップ#19では受信したデータが印刷コマンドか否かが判断される。印刷コマンドの場合はステップ#20で印刷フラグF2に1が代入される。印刷コマンドでない場合はステップ#21で印刷フラグF2に0が代入される。
ステップ#22では印刷フラグF2が1か否かが判断される。印刷フラグF2が0の場合はステップ#12に戻り、ステップ#12〜#22が繰り返し行われる。これにより、印刷コマンドを受信するまでデータの受信が繰り返される。
印刷コマンドを受信して印刷フラグF2が1の場合はステップ#23で図7に示す印刷処理が呼び出される。印刷処理のステップ#62ではカバー検出部27の検出によって開閉カバー8が閉じられているか否かが判断される。開閉カバー8が開いている場合は印刷の開始動作を中止し、ステップ#69でエラー情報を記憶してメインプログラムに戻る。
ステップ#63ではテープ種類検出部29の検出によって、装着されたテープの種類が指定されたテープの種類と一致している否かが判断される。テープ幅等のテープ種類が異なる場合は印刷の開始動作を中止し、ステップ#69を介してメインプログラムに戻る。
ステップ#64〜#67では1ラインづつ印刷が繰り返し行われる。ステップ#64ではカバー検出部27の検出によって印刷中に開閉カバー8が開いたか否かが判断される。開閉カバー8が開いた場合は印刷動作を中止し、ステップ#69を介してメインプログラムに戻る。ステップ#65ではテープエンド検出部30の検出によって印刷中にテープが終了したか否かが判断される。テープが終了した場合は印刷動作を中止し、ステップ#69を介してメインプログラムに戻る。
ステップ#66ではバッファメモリから印刷データを取り出して1ラインの印刷が行われる。ステップ#67では1頁の印刷が終了したか否かが判断される。終了していない場合はステップ#64に戻り、ステップ#64〜#67が繰り返し行われる。1頁の印刷が終了すると、ステップ#68で印刷フラグF2に0が代入され、メインプログラムに戻る。
メインプログラムのステップ#24ではステップ#69で記憶されたエラー情報により印刷エラーが発生したか否かが判断される。印刷エラーが発生していない場合はステップ#27で再印刷モードフラグF3に0が代入され、ステップ#12に戻る。
ステップ#24の判断により印刷エラーが発生した場合はステップ#25でエラー情報が送信される。これにより、ローカル接続の場合にはパーソナルコンピュータ13から中止された頁の印刷データを再送信して再印刷を行うことができる。ステップ#26では再印刷指令フラグF1が1か否かが判断される。再印刷指令フラグF1が0の場合はローカル接続のためステップ#27で再印刷モードフラグF3に0が代入される。これにより再印刷モードに移行しないようになっている。
ステップ#26の判断により再印刷指令フラグF1が1の場合は再印刷モードの処理を行うため、ステップ#28で再印刷モードフラグF3に1が代入される。そして、ステップ#12に戻る。
以下、再印刷モード時(F3=1)の処理を説明する。上記したように、印刷エラーが発生してネットワーク接続(F1=1)の場合にステップ#24、#26の判断によりステップ#12に戻って再印刷モードに移行する。従って、ステップ#24、#26、#28、#12、#13、#22、#23によって再印刷制御手段が構成されている。
ステップ#12では前述の図6に示すカバー確認処理が呼び出される。開閉カバー8の開放による印刷エラーの場合はステップ#41の判断によってステップ#56、#57を経由してメインプログラムに戻る。開閉カバー8の開放以外の印刷エラーの場合はステップ#42に移行する。
開閉カバー8が閉じられている場合はステップ#42の判断によって再印刷回数nが0回のためステップ#43に移行する。ステップ#43では再印刷モードフラグF3が1か否かが判断され、F3=1のためステップ#44に移行する。ステップ#44ではカバー開フラグF4が1か否かが判断される。再印刷モード時にカバー開フラグF4が0の場合は、印刷エラー発生の後に開閉カバー8が1度も開かれていない。このため、ステップ#48を経由してメインプログラムに戻る。
カバー開フラグF4が1の場合は、印刷エラー発生の後に開閉カバー8が1度開いた後に閉じられている。開閉カバー8の開放による印刷エラーの場合もその後閉じられた状態になっている。これにより、開閉カバー8の開放、カセット未装着、テープ終了等のエラーが解除されていると判断し、ステップ#45に移行する。
ステップ#45ではテープ種類検出部29によってテープの種類が検出される。ステップ#46では再印刷回数nがインクリメントされる。ステップ#47ではテープ幅が指定した幅と異なる場合に前述の図5の初期化処理のステップ#33、#34の設定に基づいて印刷データが加工される。これにより、文字サイズを拡大または縮小するサイズ変更手段が構成される。ステップ#48ではカバー開フラグF4に0が代入され、メインプログラムに戻る。
メインプログラムではステップ#13の判断によりステップ#22に移行する。ステップ#22では印刷フラグF2が1のままであるのでステップ#23で前述の図7に示す印刷処理が行われる。印刷処理ではバッファメモリから印刷データを取り出して印刷が行われる。
この時、ステップ#63において、指定されたテープ幅が装着されたテープの幅と一致する場合はOKと判断される。また、テープ幅が異なっても再印刷条件設定がされている場合はそのままの文字サイズでの印刷や文字サイズの拡大縮小等による印刷が可能であるためOKと判断される。従って、ステップ#63により、再印刷条件に従ってテープ種類が印刷データに適合するか否かを判別する判別手段が構成されている。
ステップ#63の判断によりステップ#64、#65を経てステップ#66で再印刷が開始される。従って、ステップ#62、#63、#66により開閉カバー8が閉じられてテープ種類が印刷データに適合しているとユーザー操作を必要とせずに直ちに再印刷を開始する開始手段が構成されている。
印刷が終了すると、メインプログラムのステップ#27に移行して再印刷モードフラグF3に0が代入される。以上により、印刷エラーにより中止された頁を再印刷モードで印刷することができる。従って、印刷抜けを発生させず、パーソナルコンピュータ13の操作による再印刷を行う必要がないためテープ印刷装置1の使用性を向上させることができる。
また、再印刷モード時に再度印刷エラーが発生すると、ステップ#23〜#26及びステップ#28を介してステップ#12に移行し、図6のカバー確認処理が呼び出される。カバー確認処理ではステップ#42で再印刷回数nが1になっており、最大再印刷回数(ここでは1)以上のためステップ#51に移行する。
ステップ#51では再印刷指令フラグF1に0が代入される。ステップ#52では印刷フラグF2に0が代入される。ステップ#53では再印刷モードフラグF3に0が代入される。ステップ#54では再印刷回数nが初期化され、メインプログラムに戻る。これにより、再印刷モードが解除され、メインプログラムのステップ#14以降のステップで次のデータの受信が行われる。尚、最大再印刷回数に0を指定した場合は、最初の印刷時に印刷エラーが発生すると再印刷が1度も行われない。
また、再印刷モード時に印刷エラーが解除されていない状態では、図6のカバー確認処理からメインプログラムに戻り、ステップ#13の判断によってステップ#22に移行する。印刷フラグF2は1のままであるので、ステップ#23の印刷処理内で同じ印刷エラーが再度発生する。これにより、ステップ#12、#13、#22、#23、#24、#25、#26、#28が繰り返し行われて待機状態になっている。
本発明によると、印刷データを作成するパーソナルコンピュータとネットワーク接続されるテープ印刷装置に印刷エラーが発生した際に、印刷エラーの解除による印刷の再開時にバッファメモリに記憶された印刷データを呼出して印刷が行われる。従って、ネットワーク接続時の印刷抜けを防止して使用性を向上したテープ印刷装置を得ることができる。
は、本発明の実施形態のテープ印刷装置の外観を示す斜視図である。 は、本発明の実施形態のテープ印刷装置のネットワーク接続時の構成を示すブロック図である。 は、本発明の実施形態のテープ印刷装置のローカル接続時の構成を示すブロック図である。 は、本発明の実施形態のテープ印刷装置のメインプログラムの動作を示すフローチャートである。 は、本発明の実施形態のテープ印刷装置の初期化処理の動作を示すフローチャートである。 は、本発明の実施形態のテープ印刷装置のカバー確認処理の動作を示すフローチャートである。 は、本発明の実施形態のテープ印刷装置の印刷処理の動作を示すフローチャートである。
符号の説明
1 テープ印刷装置
7 操作部
8 開閉カバー
10 ネットワーク
11 プリントサーバー
12 ハブ
13 パーソナルコンピュータ
14 ホストコンピュータ
21 制御部
23 駆動部
24 印字ヘッド
25 通信部
26 記憶部
27 カバー検出部
29 テープ種類検出部
30 テープエンド検出部

Claims (7)

  1. ネットワーク接続により受信した印刷データに基づいて文字列をテープに印刷するテープ印刷装置において、印刷データを格納するバッファメモリを備え、印刷エラーの検知により印刷が停止した際に前記バッファメモリに記憶された印刷データを保持するとともに、印刷エラーの解除による印刷の再開時に前記バッファメモリに記憶された印刷データを取り出して印刷を行う再印刷制御手段を備えたことを特徴とするテープ印刷装置。
  2. 前記印刷エラーはテープの終了時に発生されることを特徴とする請求項1に記載のテープ印刷装置。
  3. 前記印刷エラーはテープの着脱時に開閉する開閉カバーの開放時に発生されることを特徴とする請求項1または請求項2に記載のテープ印刷装置。
  4. 前記開閉カバーの開閉状態を検出するカバー検出手段と、装置本体に装着されたテープの種類を検出するテープ種類検出手段とを備え、
    前記再印刷制御手段は、前記テープ種類検出手段によって検出されたテープの種類が印刷データに適合しているか否かを判別する判別手段と、前記カバー検出手段により前記開閉カバーの閉鎖を検出するとともに前記判別手段により装着されたテープの種類が印刷データに適合していると判別することにより印刷エラーの解除を検知して再印刷を開始する開始手段とを有することを特徴とする請求項3に記載のテープ印刷装置。
  5. 前記印刷エラーは装着されたテープの種類が印刷データにより指示されたテープの種類と異なるときに発生されることを特徴とする請求項1〜請求項4のいずれかに記載のテープ印刷装置。
  6. 前記再印刷制御手段は前記テープ種類検出手段により検出されたテープ幅に応じて文字の大きさを拡大または縮小するサイズ変更手段を有することを特徴とする請求項5に記載のテープ印刷装置。
  7. ネットワーク接続とローカル接続とを判別し、ローカル接続時に前記印刷エラーを検知した際に前記バッファメモリ内の中止した頁の印刷データを取り出して印刷する再印刷モードに移行しないことを特徴とする請求項1〜請求項6のいずれかに記載のテープ印刷装置。
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